GM:◆トレーラー◆
学園島から南に数十km、徒歩で一周できる小さな小さな無人島。
夏休みを利用し、学生達は浮かれ気分でキャンプに訪れる。
日常の延長線上、楽しいひと時。
に、なるはずだった…!

気がつけば学園島は影も形もなし、
乗ってきた船もなし、荷物もなし。
身につけているのは水着だけ!
果たして君たちは謎の秘宝が眠るというこの島を脱出し、元の生活に戻れるのか!?

Double Cross The 3rd Edition
「果てなきサマーデイズ ~アカデミア漂流記~」

ダブルクロス…それは裏切りを意味する言葉。


GM:◆ハンドアウト◆
PC1…エリス・トリオン(PL:アスハル)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYoJOFdAw
シナリオロイス…湯島谷保(ゆしま・やほ) 推奨感情(P:同情/N:心配)
キミは抽選により勝手に無人島キャンプのメンバーに選ばれてしまった。
君と同じクラスの湯島谷保もキャンプのメンバーだが、
ずっと勉強ばかりしていて誰とも打ち解けようとしない。
突然船が消え、漂流した事が明らかになって、その態度は変わるのだろうか。

エリス・トリオン:はーい! PC1、今日もみんなと一日一善! エリス・トリオンでーっす!
GM:誰だこいつ
エリス・トリオン:冗談はともかく、何度も出てきて恥ずかしくないのか、いつもの生徒会不良生徒だ!
エリス・トリオン:属性は混沌・夏になったので実質新キャラといえます。
エリス・トリオン:打ち解けようとしない態度~~? 俺を前にしても同じことが吐けるかな~~?
エリス・トリオン:そんなやつです。
GM:プロだ
エリス・トリオン:能力は防護・攪乱・支援。Sランクとかいう気負いを捨てた結果、それなりに効率的なムーヴに仕上がっており、
エリス・トリオン:前よりは柔軟な動きが出来るかも。財産点と社会もそれなりにある!
エリス・トリオン:今日もみんなのために敵の攻撃を防いだり、敵の体内に侵入してデバフをかけたりしたいです
GM:怖いこと言った
エリス・トリオン:わぁい
エリス・トリオン:ひさびさなのでロールがガタついてないか心配です。よろしくお願いします!
GM:よろしくネ!
GM:シナリオロイスの湯島谷保は、キミと同じクラスの女子です
エリス・トリオン:クラスメイト! 
GM:勉強熱心であり、割と物怖じしない性格なので
GM:エリス君に対してもビビらず接するでしょう
エリス・トリオン:へえ・・・面白い女じゃねえか 俺が怖くねえのか?
GM:似合いすぎる台詞やめろ
エリス・トリオン:ふふふ、干渉したりしなかったりしてやるぜ~
GM:普通…!
GM:そんなわけで次に行ってみましょう。

GM:PC2…神奈ひより(PL:さささ)
https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYx7WdQgw
シナリオロイス…謎の呼び声 推奨感情(P:興味/N:恐怖)
楽しい無人島キャンプのメンバーに選ばれたキミだが、
島に着いた瞬間から何者かの呼び声が聞こえ始める。
その声は君にこう呼びかけている。
「願い事を言え。どんな願いでも叶えてやる」
果たして、声の主は何者なのか?

神奈ひより:神奈ひよりです!
神奈ひより:アカデミア初等部6年生。Bランクアタッカー。美化委員。
神奈ひより:でっかい箒を持ったちびっこで、清掃魂は誰にも負けません。
神奈ひより:なんか名家の生まれらしいので少し世間知らずなところがありますが、前向きで元気なやつです。
神奈ひより:最近の趣味はドッジボール。
神奈ひより:シンドロームはピュアオルクスでバステ付与型RCアタッカー。Dロイス申し子で《リミットブレイク》取得。
神奈ひより:バステ三個付与させつつ《完全なる世界》が100%未満でも使えます。使う機会があるといいな。
GM:バステまみれになっちゃう…
神奈ひより:べたべた!
神奈ひより:《ミーミルの覚書》があるので社会もまあいけるはず。
神奈ひより:そんな感じでちょこちょことがんばりたいです。
GM:ちょこちょこしてほしい!
神奈ひより:ちまちま!
GM:そんなひよりちゃんのシナリオロイスは、謎の呼び声
神奈ひより:あやしいぜ
GM:誰なのかわからない…
神奈ひより:こわいぜ
GM:君は願い事を言ってしまうのか…言わないのか…それも自由さ…!
神奈ひより:葛藤!
GM:そんなわけで、よろしくお願いします。お次は番長枠!

GM:PC3…井村山茶花(PL:それじゃない方のヒロ)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYn5aHWQw
シナリオロイス…無道ささき 推奨感情(P:敬意/N:辟易)
総番長・無道ささきと共にこの無人島キャンプの監督役として参加することになったキミ。
サバイバル適性の高いささきは楽しそうだが、
いつ眠りにつくかわからない彼女のサポートをするキミはすごく大変。
そうこうしているうちに漂流の事実が明らかになり……

井村 山茶花:番長連の三年生、真夜中の番長、Sランクスペシャリスト。井村山茶花。
井村 山茶花:広域殲滅型番長は巨乳という伝統があり、山茶花も範囲RCなので巨乳です。
井村 山茶花:ランクとか学年とかの肩書きにやや気負いすぎていますが、基本的には真面目な番長。
GM:なるほど
井村 山茶花:性能は至近範囲へのRC攻撃ですが、シナリオ1回だけシーン攻撃できます。
井村 山茶花:あと、セットアップにHP全損して《ラストアクション》する奥の手も使える!
井村 山茶花:侵蝕効率が悪かったり社会性が死んでたりするので、そのあたり何卒……
井村 山茶花:という感じで、よろしくお願いします!
GM:みんなで助け合ってね!
GM:ダンジョンからの変化も見どころよ
井村 山茶花:してるかな……
GM:変わってない可能性…
GM:そんなあなたのシナリオロイスは、みんなご存知無道ささき
GM:ブレーキの壊れたゆかいな総番長だよ
井村 山茶花:こちらを向いていなければ、ゆかい。
GM:手綱は任せた
井村 山茶花:頑張る!Sランクとして……!
GM:よろしくね!そして最後は風紀委員枠にして新キャラ枠!

GM:PC4…村神操(PL:ファサズ)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrJz_dAw
シナリオロイス…ベアトリス・ハックマン 推奨感情(P:敬意/N:侮蔑)
風紀委員長・ベアトリス・ハックマンと共にこの無人島キャンプの監督役として参加することになったキミ。
夏の海でも風紀を守る事に熱心なベアトリス・ハックマンだが、
女子の水着姿にうつつをぬかす彼女のサポートをするキミはすごく大変。
そうこうしているうちに漂流の事実が明らかになり……

村神操:アカデミア高等部1年生。風紀委員Aランクアタッカーの村神操です。
村神操:見た目は普通、中身も普通、真面目で前向きがんばり屋、
村神操:ひょんなことから風紀委員に入って無人島キャンプに参加したら、水着で漂流することになってさあ大変!
村神操:でも持ち前の明るさで頑張るぞ!一応ヘラクレスでもあるし!そんな子です、よろしくおねがいしますー
村神操:! ヘラクレスは『普通』の中身じゃない!!
GM:そうだね、普通じゃないね
GM:それからキャラシを読みますと、この、
GM:>Rファイト『キックボクシング天文学』で優勝
GM:???
村神操:天文学とキックボクシング、それとアカデミア特有の各人のオーヴァード能力をミックスした
村神操:全く新しい知的格闘スポーツです
GM:中身、普通かな?
村神操:……ふ、ふつうです!ちょっと個性的なスポーツに通じてるだけなんです!
GM:じゃあ…そういう事にしておこう…
GM:そんなあなたのシナリオロイスは、泣く子も黙る風紀委員長ベアトリス・ハックマン
村神操:お手数お掛けします……(ありがとうございます!)
村神操:委員長!
GM:なぜかこのシリーズではかわいい子に目が無いベアトリス・ハックマンです
GM:設定に準拠して進めます。
村神操:「委員長!仕事してくださいよぉ!」
GM:あっ、真面目。初々しくていいですね。
GM:そんなわけでよろしくお願いします!
GM:以上のメンバーでセッションを進めていきます。
村神操:よろしくお願いしまーす!あ、性能的には、白兵能力特化型、近付いて殴ることが得意です!それでは!
GM:ウイウイ!

GM:◆オープニング1◆登場PC…エリス・トリオン
GM:侵蝕値の上昇をお願いいたします。
エリス・トリオン:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 9[9]+34 → 43

エリス・トリオン:oh
GM:幸先がいいぜぇ
エリス・トリオン:そんなに登校したくなかったのか
GM:----
セミ:「みーんみんみんみんみんみんみんみんみん」
セミ:「じーーーーーー」
セミ:「みーん!みんみんみんみんみんみんみん!みんみん!みん!」
セミ:「じーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
GM:うだるような暑さの中、蝉の声もやかましく。
GM:ここは学園島、オーヴァードアカデミア。夏休み真っ最中だが、今日は指定の登校日であり生徒の数も多い。
GM:生徒会役員の一人であるエリス・トリオンは……
エリス・トリオン:「クソあちぃ…………」
エリス・トリオン:早々に授業をフけ、書架室のソファに寝転がってサボっていた
GM:と、その書架室のドアが開いて一人の少女が顔を見せる。
湯島谷保:「……ん」
GM:君と同じクラスの女子生徒、湯島谷保。
GM:いつも勉強ばかりしていて、あまりクラスメイトと会話しているのを見た事は無い。
エリス・トリオン:「あぁ……?」 顔に載せていたタオルを上げ、ちらりと見る。
エリス・トリオン:「生憎だが、ここは使用中だ。帰れ」
湯島谷保:「サボってるくせに堂々としないでよね」
GM:谷保はずかずか歩き、キミを跨いで越え、本棚に手を伸ばす。
エリス・トリオン:「戦士の休息だ。……つか、誰だテメー」
湯島谷保:「湯島谷保。……クラスメイトの名前くらい覚えなさいよ、エリス・トリオン」
GM:そう言いつつ、難しそうな数学の本を何冊か手に取っている。
エリス・トリオン:「クラス? ……」見覚えがあるような、ないような。
エリス・トリオン:「知るかよ。くだらねえ。そういうテメーもサボリじゃねえのか」
湯島谷保:「一緒にしないでよね。先生に許可は貰ってあるの」
湯島谷保:「あなたのはただのサボりでしょ。それって、余裕?」
エリス・トリオン:「わざわざ先公に許可取ってヨソでお勉強? 理解に苦しむな」
エリス・トリオン:「バカと一緒にすんな。最低限必要な内申(てん)は取ってる。……なんでンなこと言わなきゃいけねーんだよ」
湯島谷保:「ふーん。サボっても生徒会だから内申はバッチリってことね……」
エリス・トリオン:「御希望なら、お譲りするが?」 バッジを弄ぶ。
エリス・トリオン:できるものなら、という優越の響きがある。
湯島谷保:「冗談。アカデミアの生徒会なんて、奇人変人じゃなきゃ務まらないでしょ」
エリス・トリオン:「普通人(ノーマル)が、言ってくれんな」
エリス・トリオン:文句を言おうかと思ったが、「——もっとも、その通りではある」
湯島谷保:「ん……認めるの?」ちょっと意外そうな顔。
エリス・トリオン:「俺以外はな。実際、あそこは変人奇人の巣窟だ」
湯島谷保:「自分だけ除外するとかいい性格してる……」
エリス・トリオン:「事態を掻き回すしかしねえ会長、アカデミアじゃなきゃ即ブタ箱行きのクソ女、機械より融通効かねえ後輩……」
エリス・トリオン:「つーわけでだ。俺ァ今日もそいつらのサポート業務こなして疲れてる」
エリス・トリオン:「よって、ここで休んでるのは正当な代価だ。OK? 分かったら資料持ってさっさと消えろ」
湯島谷保:「はいはい分かりました。一般生徒はお邪魔のようなので退散します」
エリス・トリオン:しっしっ、と手を振る。
GM:その時!
GM:轟音と共に書架室の壁が破壊され、巨大な円盤に身体を括りつけた生徒会長・雲雀宏一が現れた!
雲雀宏一:「ぐ、ぐわー!!!」
エリス・トリオン:「…………」
湯島谷保:「噂をすれば、奇人変人の長だわ」
エリス・トリオン:「いや、あれはアカデミアに出てくる堕妖精の類だ」
エリス・トリオン:「妖怪、円盤亀甲縛り糸目眼鏡。運が良いな、滅多に観れるもんじゃねえぞ」
エリス・トリオン:つかつかと、破壊された壁に歩み寄り、
エリス・トリオン:円盤を抜いて外に落とそうとする。
雲雀宏一:「エリス君ちょっと……これ、上にして!上っていうのは、僕の頭を上にしてくれまいか」
エリス・トリオン:謎の妖怪の頭を踏みつけて、円盤を外へと押し出そうとしている。
雲雀宏一:「ぐわーっやめろ!暴力はいけない!」
GM:上下逆さになった雲雀宏一が泣き叫ぶ!
湯島谷保:「堕妖精と知り合いなのね」
エリス・トリオン:「いや。こりゃコイツの鳴き声だな」
雲雀宏一:「堕妖精じゃないぞ。今の僕はルーレットマンだ!」
エリス・トリオン:掌の中に火花が散る。壁の破壊を広げて引っ掛かりをなくそうとしているのだ
雲雀宏一:「僕が括りつけられているこのルーレットを回すと、豪華景品が当たるかもしれないよ」
エリス・トリオン:「業務時間外だ。俺は眠い。世迷言はあの世で閻魔様にでも聞いて貰え」
エリス・トリオン:ぐっぐっと、円盤の端を掴んで押す。
GM:ピコーン!
GM:円盤が回転を始める!
雲雀宏一:「ルーレットスタート!」
エリス・トリオン:「あァ?」
GM:choice[南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ]
DoubleCross : (CHOICE[南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ]) → 南の島キャンプ

GM:パッパラッパーパパラパーン
GM:けたたましいファンファーレの音!
雲雀宏一:「おめでとうエリス君!景品は南の島キャンプだ!」
エリス・トリオン:狂人!
エリス・トリオン:「何がしてェんだよこのドグサレ会長どもはよォ!」
エリス・トリオン:我慢の限界!眼鏡を掴んで引っ張る!
雲雀宏一:「よせ!僕の唯一の弱点が!」
雲雀宏一:「学園島の南にちょっと行ったところに、無人島があるから。夏休み最終週にそこで二泊三日のキャンプね」
エリス・トリオン:「よし分かった。テメェのいつもの気紛れだな? オラ吐けや。このギミックにいくら使った? 」
雲雀宏一:「ははははは」
湯島谷保:「いつもこういう事やってるのね……」
エリス・トリオン:「素直に吐けばクリスタル囲碁相撲部に『碁盤として使って下さい』って張り紙つけて縛って放置するだけで済ませてやる」
雲雀宏一:「まあまあ。いいじゃないか。今年度の予算はまだ1/4くらい残ってるから」
雲雀宏一:「ちなみにこれ、一応学校既定の行事だから。サボったら内申に大ダメージだからよろしく」
エリス・トリオン:「今夏だろうが! 正気か!」 眼鏡を使ってガックンガックン揺さぶる
エリス・トリオン:「お前よォ・・・その出たての芸人みたいな人生、生まれつきか……?」
雲雀宏一:「あ、そこの君もどうぞどうぞ」ガックンガックン揺れながら湯島谷保にルーレット挑戦を促す。
エリス・トリオン:『内申に大ダメージ』のあたりでやや諦め顔になる
湯島谷保:「私……?」
湯島谷保:おそるおそるルーレットを回す。
GM:choice[南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ]
DoubleCross : (CHOICE[南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ]) → 南の島キャンプ

GM:パッパラッパーパパラパーン
GM:けたたましいファンファーレの音!
雲雀宏一:「おめでとう!君も南の島キャンプ参加権を得た!」
湯島谷保:「ええ……!?」
エリス・トリオン:「お前今なんで回した?」
湯島谷保:「な、なんかこう勢いに押されて」
雲雀宏一:「キャンプは助けあいが大事だ!仲良くするんだぞう!」
雲雀宏一:「それでは、さらばだ!日程とか詳細は生徒会ホームページの行事欄をチェックしてね」
GM:雲雀宏一はゴロゴロ転がりながら去っていく。
エリス・トリオン:「通知もHPでしろよ!!!!」
湯島谷保:「……」
エリス・トリオン:「あっクソ逃げやがった……! 常に一発ネタしかない芸人みたいな登場退場の仕方しやがって……!」
湯島谷保:「困る……」
エリス・トリオン:「あァ?」
湯島谷保:「無人島ってwifi通じるのかしら。参考書持っていくしかないかな」
エリス・トリオン:「そりゃそうだ。別にテメーまで素直に従う必要はねえよ、アレは大体、九割フザけ……」
エリス・トリオン:「思ったより前向きに検討してやがるコイツ」
エリス・トリオン:「チッ……好きにしろよ。一度は巻き込まれとくのも、記念にはなるんじゃねえのか」
湯島谷保:「記念……?記念ね」
湯島谷保:眼鏡をかけなおし、思案顔になっている。
エリス・トリオン:「アカデミアの阿呆らしさを覚えておく良い機会だ」
エリス・トリオン:「いつもの気紛れイベントだとして……一人は生徒会のお目付けが必要って判断したってことか」
エリス・トリオン:「かったりぃ……」
GM:◆オープニング1 END◆

GM:◆オープニング2◆登場PC…神奈ひより
GM:侵蝕値の上昇をお願いいたします。
神奈ひより:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 1[1]+32 → 33

GM:ひかえめ
GM:----
セミ:「みーんみんみんみんみんじー!!!!みんじー!みんじみんじ!」
GM:オーヴァードアカデミア 初等部校舎
GM:夏の熱さもなんのその、初等部は元気いっぱいの子供達であふれている。
初等部生徒:「なーなー、休み中どっか行った?」「俺、山!」「俺、地底世界!」「俺、もう一つの地球!」
初等部生徒:「うそだー!」「うそじゃねーよ!五百兆円かけるよ!」
GM:そんな他愛のない会話があふれる登校日、アカデミアの美化委員会所属、神奈ひよりはというと……
神奈ひより:「ふんふんふー びーかいーいーんー」鼻歌を歌いながら、廊下を箒で掃いている。
神奈ひより:夏休みの間にたまった埃を少しでも片付けるのだ!
GM:なんと立派な美化委員根性だ。
GM:そんな君は、前方からゴロゴロと巨大な円盤が転がって来るのに気が付くだろう。
神奈ひより:「はい、ちょっとごめんなさい。美化委員通りまーす……!?」
神奈ひより:円盤に気づきぴゃっと驚く。
雲雀宏一:「と、止めてくれー!誰か―!やさしくゆっくり回転を止めてくれー!」
GM:円盤に身体を括りつけられているのは高等部の生徒会長、雲雀宏一だ!
神奈ひより:「あれは……ゴミじゃないわ。ひより知ってる! 生徒会長さんね!」駆け寄る。
神奈ひより:「なぜああも回ってらっしゃるのかは知らないけど……」止めてというのだから止めないと、と思う。
雲雀宏一:「き、キミ!危ないぞ!できればこの回転を止めてほしいが……無茶はするな!」
神奈ひより:「え、えーい!」箒でアタック!
GM:円盤は急停止!
神奈ひより:「え、えいっえいっ」念のため、続けて何回かアタック。
雲雀宏一:「あ、もういい、大丈夫だから。いたっいたっチクチクする、箒チクチクする」
神奈ひより:「止まりまして……?」恐る恐る様子を見る。
神奈ひより:「もうっ、ダメです会長さん。あんな風にゴロゴロ転がったら、埃が舞ってしまってよ!」
雲雀宏一:「いやあごめんごめん。君はたしかあれだ、ドッジボール大会に出ていた神奈ひよりちゃんだったかな?」
神奈ひより:「高校生なんだから、皆の規範になってくださらないといけないのよ……あっ、はい。ひよりはひよりです!」
雲雀宏一:「皆の規範か……日々努力しているんだけれどね。難しいものさ」
雲雀宏一:「おっとそうだ。助けてもらったお礼をしなくては。このルーレットを回してみたまえ」
神奈ひより:「また転がりません……?」不審げに見る。
雲雀宏一:「大丈夫大丈夫。サイドブレーキを引いてあるから」
神奈ひより:「サイドブレーキがあるなら安心ね! えいっ!」回す!
GM:choice[南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ]
DoubleCross : (CHOICE[南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ,南の島キャンプ]) → 南の島キャンプ

GM:パッパラッパーパパラパーン
GM:けたたましいファンファーレの音!
神奈ひより:「わあ」耳をふさぐ。
雲雀宏一:「おー、おめでとう。これは特賞の南の島キャンプ権だよ」
神奈ひより:「特賞! ひより、今まで皆勤賞とがんばったで賞しかもらったことなくてよ」
神奈ひより:「すごいすごい!」
雲雀宏一:「そりゃあめでたいね!この島から少し南に行ったところに、無人島があるから。そこでキャンプを楽しんでおいで」
雲雀宏一:「頼りになるお兄さんお姉さんも一緒だから安心だよ」
神奈ひより:「うわあー!」無人島という言葉は、小学生には非常に魅力的である!
神奈ひより:「ありがとうございます、会長さん! すごいわ! サバイバルよ!」
神奈ひより:「キャンプファイアーの火の始末とかしなくちゃ!」
雲雀宏一:「やる前から火の始末を真っ先に考えるとはさすが美化委員だね…」
雲雀宏一:「そうそう。島には、秘宝が眠っているという伝説まであるんだぜ。どうだすごいだろう」
神奈ひより:「秘宝!!!」小学生わくわくゲージがMAXにまで高まった!
神奈ひより:「すごいわ……情けは人のためならずってお母様もおっしゃっていたけど、本当なのね!」
雲雀宏一:「反応がピュアすぎてまぶしい」
雲雀宏一:「じゃあ、気を付けて楽しんできてねえ!詳細を記したURLはここ!」
GM:画面下部を指で示しながら、雲雀宏一はゴロゴロ転がって去っていった。
神奈ひより:「はあい! 神奈ひより、無人島でも折り目正しくキャンプを楽しみます! あと、あとあと秘宝を探しに行きます!」
神奈ひより:「……また止まらなくなったりしないのかしら?」ちょっと首を傾げる。
GM:わくわく、ドキドキしながら日は過ぎ……無人島キャンプ当日。
GM:君は送迎のフェリーに乗って、いよいよその島へと向かっている。
GM:陽は眩しいが潮風は涼しく、カモメの声も爽やか。
GM:絶好のキャンプ日和と言えるだろう。
神奈ひより:「うふふ、キャンプー。無人島ー」うきうきしながら甲板で風を浴びている。
GM:しかし、その時である。
GM:どこからともなく声が聞こえてくる……
謎の声:「…が…か……」
神奈ひより:「お写真もたくさん撮るのよ……あら?」声にふと気づく。
謎の声:「力が欲しいか……」
謎の声:「いや違うわ……」
謎の声:「願い事を言え。どんな願いでも叶えてやる……」
神奈ひより:「む?」辺りをきょろきょろと見回す。
GM:誰かが話しかけてきている様子はありません。
神奈ひより:「……何かしら。誰かがエフェクトでも使っているの?」
謎の声:「願い事を言え……」
GM:島が近づいてくるにつれて、声もはっきりと聞こえるようになってくる。
神奈ひより:「……島に、何かあるのかしら?」
神奈ひより:「ももももしかして、秘宝を守るなにか、古代の、すごい、えーとえーと、すごいものがいるのかもしれない!」
謎の声:「聞いてる?これちゃんと聞こえてる?」
神奈ひより:「あっ、ごめんなさいひよりったら興奮してしまって!」
神奈ひより:「ひよりのお願い事、聞いてるの?」
謎の声:「そうだ……願いを家。どんな願いでも叶えてやる……」
謎の声:「家じゃない。言え……」
神奈ひより:「か、数はいくつかしら? あのね、ひより、お願いたくさんあるの……」
謎の声:「なんとか一つにしろ……」
神奈ひより:「えっとね、まず校舎を綺麗にしてほしいでしょ、それから、みんなが積極的に美化活動にいそしむようになってほしいでしょ、
それから、あと掃除道具が結構古いのが多いから新品がほしいでしょ、それからそれからええと」

謎の声:「多い多い」
神奈ひより:「うーん、ひとつ! ひとつ!」
神奈ひより:「あっ」
神奈ひより:「………」
神奈ひより:「ある、けど、これは、たぶんだめなお願いだから」
神奈ひより:「いいお願いを、もうちょっとがんばって絞るから、待っててくださらないこと?」
謎の声:「……」
謎の声:「いいだろう。では、いずれまた……」
GM:それきり声は聞こえなくなる。
神奈ひより:「はあい」とりあえず虚空に手を振る。
神奈ひより:「……何だったのかしら。今の」
GM:深まる謎。近づく島。
GM:果たして無人島キャンプは無事に終われるのだろうか……?
GM:というわけでここでカットとなります。
GM:シナリオロイスは謎の声に対して
GM:推奨感情(P:興味/N:恐怖)ですが、いかがいたしますか
神奈ひより:○興味/恐怖で取得します!
GM:了解!
GM:ではカットな。
GM:◆オープニング2 END◆

GM:◆オープニング3◆登場PC…井村山茶花
井村 山茶花:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 2[2]+34 → 36

GM:侵蝕値の上昇をお願いいたします。
GM:もう振ってた!
セミ:「みーん……みんみん……みん……じー……」
GM:オーヴァードアカデミア 番長連詰所
GM:アカデミアの平和を守り日夜戦う番長連。夏休み中といえども、その勤めは果たさねばならない
GM:総番長・無道ささきの不満は限界に達しようとしていた!
無道ささき:「遊びたいーーーーーー」
無道ささき:「山に行きたい!海に行きたい!時代はサバイバルだぞ!」
GM:床に転がって手足をじたばたさせている。
井村 山茶花:「総番長、皆に示しがつかないよ」読んでいる本から顔も上げずに言う。
無道ささき:「示しも酢飯もあるか!番長だって人の子!」
無道ささき:「井村だって遊びたいだろ。砂浜でビーチバレー!西瓜割り!バーベキュー!」
井村 山茶花:「……私は、海はちょっと」声色が少しだけ低くなる。相変わらず視線は本の上。
無道ささき:「……ん?海は苦手なのか?」
井村 山茶花:「海っていうか、あれだよ。水着。ビーチだと、着てくでしょ」
無道ささき:「そうだな。水着、いいじゃないか。水着だとなんと、水の中でも遊べるんだぞ」
井村 山茶花:「そうじゃなくて!……目立つから。ほら」
無道ささき:「?」
井村 山茶花:「その、なんていうか……あれだよ」
井村 山茶花:「……胸! 水着だと普段より目立つし! じろじろ見られる気がするし!」
無道ささき:「あー!なるほど、そうか!」
無道ささき:「確かに井村の胸は大きいからな!巨大だからなあ」
井村 山茶花:「巨……」
井村 山茶花:「ささき! もう少し言い方、あるでしょ!」
無道ささき:「すまん!みんなには内緒にしておくから!」
井村 山茶花:「声の大きさ、自覚ないの?」
無道ささき:「内緒にしておくから」(せいいっぱいの小声)
井村 山茶花:「全くもう……行きたいなら海でもなんでも行ってくればいいよ」片手に持った本で虫でも払うようなジェスチャ。
無道ささき:「えー。一人で行ってもつまんないぞ。一緒がいいー」
井村 山茶花:「……」
井村 山茶花:「そもそも海なんて珍しくもないでしょう。島なんだから」
無道ささき:「それはそうなんだけどなー。何か新鮮に感じられる方法はないかなあ」
GM:そこへ、雲雀宏一が普通にすたすた歩いて登場する。
雲雀宏一:「はっはっは!お困りのようだね」
無道ささき:「おお、暇人ゲス会長」
井村 山茶花:「困ってる所に、悩みのタネが歩いてきたね」
井村 山茶花:「これ以上面倒を増やさないでほしいけど……」
雲雀宏一:「奇抜な登場を自粛したのに存外当たりが強い」
井村 山茶花:「頭の中身が一番奇抜だから」
雲雀宏一:「はっはっは、冗談がきついなあ」
井村 山茶花:「首から上を置いてくれば、少しは優しくしてあげるよ」
雲雀宏一:「目が笑ってないのはなぜだろう……」
雲雀宏一:「今日は君たちにいい話を持ってきたんだぜ!南の島で無人島キャンプ、興味ない?」
井村 山茶花:「あったとしてもなくなるよ。きみから持ってこられた話じゃ……」
無道ささき:「行くー!」ノータイム決断!
井村 山茶花:「……ちょっと待って」
雲雀宏一:「さすが総番長。話が早くて助かるなあ」
井村 山茶花:「せめて少しぐらい悩む素振りを見せて……このろくでなしの考えること、何か裏があるに決まってるんだから」
無道ささき:「うーんうーん。よし決めた、行く!」
井村 山茶花:「ほんとに素振りだけ!?」
雲雀宏一:「これ、日程表とメンバーね。いやー、番長連から二人も監督役が出てくれると助かるよ」
井村 山茶花:「待って。ちょっと待って」
井村 山茶花:「二人?」
雲雀宏一:「二人」ささきと、井村さんを指さして頷く。
井村 山茶花:「私は……」会長とささきを交互に見る。
無道ささき:「任せておけ!あたし達が参加するからには、このキャンプ!絶対成功間違いなしだ!」
井村 山茶花:監督役? ささき一人で? むしろ監督される側では?
無道ささき:「わっはっはっはっはぐー……すやすや」
無道ささき:勢いよく眠り始める。
井村 山茶花:無理だ。こんなものを野放しにすれば番長連の沽券に関わる。
井村 山茶花:「……行くしかない、みたいだね」
雲雀宏一:「頼むね!僕は行かないけど」
井村 山茶花:「帰ってきたらたっぷりお土産を渡すから」
井村 山茶花:「逃げるなよ」
雲雀宏一:「あれれ、こわい」
雲雀宏一:「何故お土産から逃げる必要が……」
GM:雲雀宏一は後ずさりして去っていく。
GM:詰所には、キミと、すやすやと眠っているささきが残された。
井村 山茶花:ため息をついて日程表を確認し始める。引き受けたからには最低限、卒なくこなそう。
井村 山茶花:なにせ自分は三年生でSランクで番長なのだから。
GM:では、シーンをカットしましょう
GM:シナリオロイスは無道ささき 推奨感情(P:敬意/N:辟易)
GM:ですが、どうしましょう
井村 山茶花:ささきには初期ロイスで取っているので、そのままで
GM:イエッサー!
GM:ではこれにて終了!
GM:◆オープニング3 END◆

GM:◆オープニング4◆登場PC…村神操
GM:侵蝕値の上昇をお願いいたします。
村神操:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 1[1]+35 → 36

GM:ひかえめー
村神操:1!
セミ:「…………」
GM:ここはオーヴァードアカデミア。夏休みとあって、生徒もどこか浮かれ気味。
GM:必然、風紀も乱れ気味となる。このような時こそ、風紀委員の働きが肝心!
GM:アカデミア一年、風紀委員の村神操は……
村神操:「こーらー!列は乱さないで!順番に!順番に並んでくださーい!」
村神操:拡声器片手に叫ぶ。今日は島外の業者からの出張販売、伝説のデリバリーランチセレクト展だ!
ベアトリス・ハックマン:「ふむ。列の乱れは心の乱れ、心の乱れは風紀の乱れ」
ベアトリス・ハックマン:「さすが村神だ。風紀委員の名に恥じぬ見事な列整理」
GM:風紀委員長、ベアトリス・ハックマン直々の賞賛である。
村神操:「委員長。お疲れ様です。ふぅー暑いですね」汗をぬぐいぬぐい
ベアトリス・ハックマン:「水分補給を怠らないように。着衣の乱れにも注意することだ」
ベアトリス・ハックマン:「生徒の範たる我々風紀委員が見苦しく制服を着崩すなど、もっての他だからな」
村神操:「わ、わ、ありあとうございます。へへ、でも中々。他の皆に比べると、まだまだ上手く行かなくて」
村神操:「はい(襟正し)どうですか、こちらは概ねなんとかなりそうですけど、他の方面は」
ベアトリス・ハックマン:「ふむ。さすがに夏休み中は、仮面の連中の活動も控えめではあるようだ」
ベアトリス・ハックマン:「生徒に紛れ、生徒を唆すのが奴らの強みだからな。油断は禁物ではあるが、今の所問題ないと見ていいだろう」
GM:きりりとした表情で列の様子を見守りながら考察を述べるベアトリス・ハックマンだ。
村神操:「……そう、ですか。うん、でもいいことですよね。悪巧みが控え目なのは!では、私たちもその間にどんどん仕事をこなしちゃいましょう!」
ベアトリス・ハックマン:「その通りだ。これこそが我々風紀委員の、本来の職務なのだからな」
村神操:「……ところで会長。あのう、こちらの列は女子にも人気な和スィーツ冷やしたい焼きな訳ですけど」
ベアトリス・ハックマン:「うん?」
村神操:「会長?ええと、もしかしてですけど……」きりりとした視線の会長の様子を窺いつつ
村神操:「……(何かを察し)そうだ!ここは落ち着きましたから、一旦むこうの男子垂涎アツアツ夏ラーメンの列整理行きませんか?」
村神操:「ほら、向こうの担当の巴くんも苦戦してるって聞きましたし!」
ベアトリス・ハックマン:「いや……そっちはどうでもいい」
ベアトリス・ハックマン:「私はこっちの列を見たい……いや列整理を、これはあくまで風紀の仕事」
GM:キャッキャッと声を上げる女子達を見守るベアトリス・ハックマン。
GM:心なしか呼吸も荒くなっている。
村神操:「……あー、やっぱり!ちょっと、ダメですよ風紀委員長がそんなよこしまな!ほら、もう……もう、よしてください!」
村神操:視線を遮るように身を乗り出す。ガード!ガード!
ベアトリス・ハックマン:「よこしまではない!そ、そこをどけ村神!私の天使たちがそこに!」
村神操:「ダーメーでーすー!この、この……もう!」
ベアトリス・ハックマン:「あっ、もしかして……私だけを見て、と言う意味か?かわいいやつ……トクン」
村神操:「そうです!こんな罪もない生徒の皆さんをねめつける位なら、せめてそういうのは私くらいにしてくださいー!」
GM:君たちが押し合いへし合いしているところに、生徒会長の雲雀宏一がスキップしながら現れる。
雲雀宏一:「ハァーイ!風紀してる?」
村神操:「あ、生徒会長。何ですか、いまちょっと立て込んでるんですけど」相手が相手なので返事も連れない
ベアトリス・ハックマン:「そうだぞ。鬼畜無能どゲス会長に用はない」
雲雀宏一:「輪をかけて辛辣」
雲雀宏一:「とはいえ、これは風紀委員に対する正式な協力依頼だぜ。受けてもらわなくては困る」
村神操:「委員長が言わないでください。……まぁ、風紀してるのはその通りですけど。お暇なら手伝って……えっ」
村神操:「依頼ですか?」
GM:会長は君たちに「キャンプのしおり」と書かれたプリントの束を配布する。
雲雀宏一:「このたび無人島キャンプを開催することになってねえ。風紀から監督役を出してほしい」
ベアトリス・ハックマン:「キャンプに風紀の監督が要るのか……?」村神さんを抱っこしながら応じる。
村神操:「キャンプ……学校行事ですか?学校の議事は通して……ありますね……(ぴららっとめくって)楽しそう……(小声)」
GM:めくられたキャンプのしおり……ベアトリス・ハックマンの目が光った!
ベアトリス・ハックマン:「ほう……このキャンプ、基本的には水着での活動になるというわけか」
村神操:「熱いです離れてください(ぐいぐい押しのけつつ)。でも確かにそうですね、」
村神操:「監督役が必要なのですか。見た所そこまで大がかりなものでもない様な……」
雲雀宏一:「いやー、無人島で男女が過ごす夏……大胆なアバンッチュール……みたいな、過ちがあってもいけないからねえ」
ベアトリス・ハックマン:「確かに、ンンッ、水着の女子を守る必要があるな」
村神操:「あっ(委員長の様子を見、会長の返事を聞き)。……そうですね!監督役が必要ならこちらからも幾人かにお願いしてみます!」
雲雀宏一:「いい返事だ!ありがたい」
雲雀宏一:「じゃあ、そんなわけだからよろしくね!」
村神操:「お返事はすぐにでも出来ると思いますので!はい!あっ、また列が乱れて来ました!整理に戻らないと!」
村神操:「委員長も、油売ってないで業務に戻ってください!」焦り焦り。委員長が妙な気を起こす前に話をまとめなくては!
ベアトリス・ハックマン:「フッ……任せておけ。列整理も、キャンプも。この私が完璧に風紀してみせよう」
ベアトリス・ハックマン:「風紀の乱れはジュル……絶対に許さなジュルい……!」
ベアトリス・ハックマン:口の端から涎をこぼしながら、決意の眼差しを見せる。
村神操:「委員長!ええと、残念ですがキャンプの日程は委員長にぜひにと言うお仕事が——」
ベアトリス・ハックマン:「絶対に……絶対にだ……」
村神操:「ああああああ……」
村神操:がっくり。最早こうなっては止められない——!
GM:というわけで、シーンをカットします
GM:シナリオロイスはベアトリス・ハックマン 推奨感情(P:敬意/N:侮蔑)ですが
GM:どうしますか?
村神操:いいと思います!謹んでロイスを頂きたく。敬意/侮蔑○で!
GM:N優位にもなろうというもの
GM:では、カットな!
村神操:オス!
GM:◆オープニング4 END◆

GM:◆オープニング5◆登場PC…全員登場(侵蝕上昇なし)
GM:照りつける太陽。白い砂浜。寄せては返すクリアブルーの波と、空。
GM:風に揺れる椰子の葉の下を、カニがちまちまと横歩きで歩いている。
GM:キャンプの舞台となる無人島は、徒歩でも歩いて一周できるほどの小さな島だ。
GM:学園島からは十数キロ離れている程度
GM:何かあればすぐに連絡も取れる。安全な日常の延長、と言えるだろう。
GM:そんな島に、君たちを乗せた船は到着した。
無道ささき:「うりゃーっ!一番乗りだー!!」
井村 山茶花:「総番長、はしゃがない」その襟首を捕まえる。
無道ささき:「むー!何だよう!はやく走ったり泳いだりしよう!」
井村 山茶花:「一応監督役なんだから、皆を待ってから。小学生に笑われるよ」
エリス・トリオン:「…………」船の端の柵に寄りかかって、うつ伏せのまま動かない。
神奈ひより:目を輝かせてきょろきょろと辺りを見ている。
湯島谷保:「何してんのエリス・トリオン。船酔い?」
エリス・トリオン:「おご……ぐ……」
エリス・トリオン:「うるせえ……クソ……島から出るなら飛行機だろ普通……」
エリス・トリオン:青い顔で睨みつける。「着いたか……つか、出た時もうちょい船なかったか……?」
湯島谷保:「そういえばなんか少ない……?まあ、とりあえず着いたみたいだから、降りた方がいいんじゃない」
村神操:「ふう……ここまでの航路は順調。今のところ、特に問題はなさそうかな」手で自分を仰ぎつつ
ベアトリス・ハックマン:「よし、撮影機材にも不備はない。準備は万端だ」
村神操:「もう、撮るなとは言いませんけど。ちゃんと相手に断りは入れてくださいね。風紀委員の面目にかけて」機材に冷ややかな視線を送りつつ
神奈ひより:「ビーチ、キャンプ、宝探し、砂浜のゴミ拾い……!」わくわくそわそわ
エリス・トリオン:「もう揺れねえなら、俺は船室で寝んぞ……キャンプ終わって帰る時になったら起こせ」
エリス・トリオン:霧になる能力持ちでヨーロッパ出身なので、暑さにも弱い
湯島谷保:「でも、エリスが船に居るとみんな着替えられないみたいなんだけど」
GM:女性陣の視線が集中する。
井村 山茶花:「はい、総番長。威厳を持ってゆっくり歩こう。番長連の面目を潰さないでね」ささきを捕まえて船から降りる。
エリス・トリオン:「クソ……水蒸気になっちまう……」
井村 山茶花:「……着替え」
エリス・トリオン:「は……?」何言ってんだコイツは、という視線を向け、周りを確認する。
村神操:「あ……」そうですね、と制服の自分を見>着替え
エリス・トリオン:風紀委員。番長。小学生。
エリス・トリオン:めんどくせー船に乗っちまってた、という顔をする。「……なんつうめんどくせートコに乗っちまってたんだ俺ァ」
エリス・トリオン:だが、今の状態で毒づく余裕もなく、「夏も日差しも海も砂も死ね……」
村神操:「あの、エリスせんぱい、ですよね。暑い所すいません、そういう話なので、すこし船から席を外していただければ……」
井村 山茶花:「やっぱり着替えないとだめかな……」
村神操:ちょっとだけ尻込みしつつ、お願いする
エリス・トリオン:じろり、と村神さんを見返す。
エリス・トリオン:「……他の船にしとくんだったぜ」しぶしぶといった様子で、自分の荷物だけを持って先に降りる。
ベアトリス・ハックマン:「うむ。男はいらない」
村神操:きゃっ、と引きつつ、でもおずおずと、負けじと見つめ返す
無道ささき:「井村、制服で泳ぐのはまずいと思うぞ」
村神操:「……ありがとうございます!」降りるエリスくんにぺこりとおじぎ。
井村 山茶花:「……はぁ」ため息ひとつ、着替えに戻る。
神奈ひより:「?」とりあえず着替え用に巻きタオルをかぶっててるてる坊主みたいになってる。
エリス・トリオン:あ、エリスは既に(暑過ぎて)水着です。パーカーにハーパン系。
GM:----
GM:数十分後。着替えの終わった女性陣が船から降りてくる。
エリス・トリオン:木陰の岩場を早々に確保し、寝ていた。
無道ささき:「よーし、遊ぶぞー!」
無道ささき:着用しているのは胸に大きく”ささき”と書かれたスクール水着だ。
湯島谷保:「暑っつ……」
湯島谷保:一応水着は着ているようだが、上から丈の長いTシャツを着ている。詳細不明。
井村 山茶花:「ささきは自由だね……」すぐにでも走り出しそうなささきの腕を掴んで、失踪しないようにしている。
井村 山茶花:ビキニタイプではあるが、布面積が広く谷間も見えない水着を着ている。かんぺきな対策!
エリス・トリオン:「総番長まで来てやがんのか。意気軒昂で何よりなこった」
神奈ひより:「遊ぶぞー!」箒は大事に握りつつ、セーラーカラーのワンピース水着姿。
井村 山茶花:「まあ、半分休暇みたいなものだね。私はその付き添い。こんなのどかな島には過剰戦力だけど」
エリス・トリオン:「どうだかな。島が空に浮かんできた時の対策でもしてんじゃねえのか」
エリス・トリオン:「UGNの奴に、そういうジャームがいたって聞いたことがある」
ベアトリス・ハックマン:「まずは準備運動を……いや、その前に記念撮影を……?」
ベアトリス・ハックマン:興奮しているが、本人も青いラインの入ったホワイトの競泳水着でなかなかの脚線美を披露している。
村神操:「準備運動です。記念撮影が必要なら私がやりますから、委員長はその鼻息を静めてください」
村神操:空色のトロピカル花柄フレアトップワイヤー(上の方の胸部部分に、フレア状の覆いが付いているやる)の上下ビキニ
村神操:カワイイ系だが、派手過ぎず地味すぎず。ある意味「ふつう」
神奈ひより:「あっ、ダメよ。あんまりはしゃぎすぎちゃいけないのよね。先輩方の指示に従わないと!」途中で足踏みしている。
エリス・トリオン:「ハックマン……無道……」
エリス・トリオン:(これ、本島のほうは大丈夫なのか・・・戦力・・・?)
エリス・トリオン:「テメーも行ってきたらどうだ、インドア派」
エリス・トリオン:湯島さんに親指で示す。
湯島谷保:「って言っても、船は揺れるし、外は暑いし……これ、どこで勉強したらいいの」
エリス・トリオン:「お前、マジで何しに来た……?」
エリス・トリオン:「砂浜に数式でも書いてくりゃいいんじゃねえのか」
湯島谷保:「生徒会ではそういう勉強法が流行ってるの?」
エリス・トリオン:「天然かお前。いいからあっち混ざって適当に遊んでろ! 居……」
エリス・トリオン:言いかけて口を抑える。
村神操:「神奈さんはお行儀がいいなあ。すごく助かる……。ええっとそれじゃ、スケジュールは……」ほぅっとしみじみ息をつきつつしおりを確認>足踏み
神奈ひより:「六年生だから、ちゃんとするの!」とことこと村神さんのところへやって来る。
井村 山茶花:(生徒会のエリス・トリオン……聞くところでは結構な問題児のはずだけど)
エリス・トリオン:船酔いから醒め、今更ながら、状況に気付きはじめる。
井村 山茶花:「この分なら、番長連から人を出さなくてもよかった、ってことになりそう」
エリス・トリオン:(————————クッソ居辛ェ……! なんだこれ……!)
ベアトリス・ハックマン:「神奈ひよりちゃんか……うんうん」
エリス・トリオン:「ふざけやがって……他の奴ら、どんだけ到着遅れてんだ……!」
エリス・トリオン:呪うように小さく呟く。
無道ささき:「うっひょおー!たーのしーい!」ざばざば波を蹴っている
村神操:「えらい!よし、それじゃあ私が見てるから、少しくらいならその辺りで遊んでてもいいよ。何かあったら呼ぶから」
村神操:にこにこ笑顔でひよりちゃんと
村神操:「…………」そしてそんなひよりちゃんを見る委員長に、汚物に向けるような視線
GM:その時。誰ともなく気が付くだろう。
GM:つい先ほどまで、君たちが乗ってきた船は確かにそこにあった。あったはずなのだ。
GM:だが、しかし……
湯島谷保:「……え?」
ベアトリス・ハックマン:「待て、みんな。何かおかしいぞ」
無道ささき:「ぐう……」水面に浮かんでいる。
村神操:「……あれ?」何らかの違和感に気付く
神奈ひより:「あら?」駆け出そうとしたところで振り返る。
エリス・トリオン:「なんだってんだ、一体……」
井村 山茶花:「……!」ささきを引き揚げようとして、異常に気づく。
GM:船が消えている。君たちの着替えやキャンプ用の荷物を一式積んでいた船が……
GM:忽然と、姿を消しているのだ。
エリス・トリオン:「…………ささきァ!」
無道ささき:「ふにゃっ!?寝てない、寝てないよ」
エリス・トリオン:井村さん達の方に叫びたてて、じゃぶじゃぶと海に潜っていく。
井村 山茶花:周囲に視線を走らせる。去ったのならば航跡、沈没したのならば水の濁り、その他何らかの痕跡を探して。
エリス・トリオン:「テメー、船どうした! 寝ぼけてるうちに沈めてんじゃねえだろうな!」
神奈ひより:「えっ、えっ? お船は?」
無道ささき:「し、知らないぞ!あたしは何もしてない!たぶん!」
エリス・トリオン:「んなわけねーだろが! だったら、さっきまでそこにあった船がなんで消えてんだよ!」
井村 山茶花:「総番長は寝てただけだよ、トリオンくん。私が見てたから」
村神操:ハッ、とみんなからワンテンポ遅れて船の消失に気付く
井村 山茶花:「そもそも馬鹿力でうっかり沈めたなら、それなりに派手な音も出る」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。特に大きなものが沈んでいくような反響はない」水面に手を当てて探っていたベアトリスも保証する。
井村 山茶花:「……それでもまだ難癖をつける?」
エリス・トリオン:「……っ!」 正論だ。表情を歪めるが、その程度は普通に考えれば分かることだ。
村神操:「なっ、え、船は——(落ち着け、落ち着け、落ち着き)え、ない……海に無道総番長さんも、特に何もない——」
エリス・トリオン:「チッ!」 伸ばしかけ、彷徨わせていた手を引いて、振り返る。
村神操:事態をかみ砕いて理解しつつ
エリス・トリオン:「だったらなんだ。沖に流されたっつうのか?」
エリス・トリオン:水平線上に目を凝らす。
GM:異変はもう一つ。本来、ここからなら水平線に学園島が小さく見えているだろう。
GM:それさえ見えない……水平線は完全にフラットで何もない。
神奈ひより:「そんなに早く流されるかしら……?」船に残した荷物を心配している。お気に入りのパジャマとか。
湯島谷保:「……携帯、さっきまで通じてたのに繋がらないんだけど」
村神操:なんとか落ち着きつつ、流されたのかと沖を見ていると、もう一つの異常に気付く
村神操:「え——」
井村 山茶花:「船……どころか、戻る先も消えてるね」
村神操:「ない……?学園島も、ない……?」
井村 山茶花:「ううん、むしろ逆か。消えたのは私たちの方かな……」
エリス・トリオン:「おいおい……」
神奈ひより:「えええー!」
村神操:「うそでしょ……」唖然。どういうことか
ベアトリス・ハックマン:「なるほど。認めたくはないが、つまりこれは、私達は漂流している状態ということか……」
エリス・トリオン:何か起きるとは思っていた。アカデミア生徒で大人数がキャンプして、何も起きないわけがないと。
エリス・トリオン:だが——まさか、それでもまだ想定が甘かった。まさか、まさか、第一手から。
エリス・トリオン:「漂流っつか……遭難だろ。いや、どっちでもいいがよ、オイ……」
エリス・トリオン:「おい、デコ」と、井村さんに呼びかける。
井村 山茶花:「……井村山茶花」軽く首を傾げる。「名前」
井村 山茶花:「ほら、呼んで」
エリス・トリオン:「知るかよ。……あれから来た奴ァ、ここにいる奴らで全員か?」
井村 山茶花:「……」肩をすくめる。「名簿に載ってる人なら、これで全員」
エリス・トリオン:「…………」こめかみを抑えて肩を落とす。
村神操:「取り敢えず、全員無事ってことですか。『逆に考えれば』になりますけど、それだけはよかったです」
エリス・トリオン:「…………戻ったら、あのクソ会長、絶対殺す……」
村神操:脇できいて、そこだけはほっと胸をなでおろす
ベアトリス・ハックマン:(村神はまじめカワイイなあ。水着も似合っているし)
エリス・トリオン:「俺が、何したってんだ……」
井村 山茶花:「……どこも大変みたいだね」寝ぼけ眼のささきを海から引っ張り上げつつ。
村神操:(嫌な視線を感じたが、今回はスルーする。非常事態だ)
井村 山茶花:風紀委員会のベアトリス・ハックマン、ここにはいない生徒会の雲雀宏一。
井村 山茶花:「どうしてこうなのかな、アカデミアは……」
GM:では、オープニングを終了します
GM:エリス君は取れそうならシナリオロイスの取得をお願いしたい
GM:PC間ロイスも、ここで取れそうな人は取ってもいいです
エリス・トリオン:了解です! OPとりわすれた
GM:湯島谷保(ゆしま・やほ) 推奨感情(P:同情/N:心配)
GM:です。どうするかはお任せするよ
エリス・トリオン:クラスメイトらしい/湯島谷保/同情/呆れ:○/ロイス
GM:オーケイ
エリス・トリオン:基本的に『こんなとこで勉強にかまけて何になるってんだ……』の同情です
GM:なるほどな
村神操:ひよりちゃんに取ってもいいでしょうか!○好意/悔悟で。わたしの小さい頃よりしっかりしてる・・・
GM:いいでしょう
神奈ひより:あんまり絡めてないので後で取らせてもらってもいいでしょうか!
井村 山茶花:こちらも後で取ります!
村神操:全然大丈夫ですよ!こちらがまずひよりちゃんに感心したってイメージでございます
GM:オーケイ。ではシーンカットな
GM:◆オープニング5 END◆

GM:◆ミドルシーン1◆登場PC…エリス・トリオン(全員登場可)
エリス・トリオン:なんてこったシーンに登場せず空気のように生きる筈だったのに
エリス・トリオン:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 10[10]+41 → 51

井村 山茶花:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 7[7]+36 → 43

エリス・トリオン:そらまあ、上がるよな……
神奈ひより:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 8[8]+33 → 41

村神操:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 9[9]+36 → 45

GM:波の音が聞こえる椰子の木陰に、君たちは集まっている。
GM:無道ささきは、とりあえず水上を走って学園島の方角へ救助を呼びに向かった。
GM:辿りつけなければ戻ってくることになっている。
エリス・トリオン:むちゃくちゃしやがる
ベアトリス・ハックマン:「……さて。助けを呼ぶのはささきに任せるとして」
村神操:「総番長ってすごいんですね……わたし、Rファイトでもあんな人そうそう見なかったです……」
ベアトリス・ハックマン:「まあ、な」ややぎこちなく同意する。
井村 山茶花:「文字通り、総ての番長を束ねる存在だからね。どの番長よりも強いよ」少しだけ自慢げに。
村神操:「(あ、少し表情が柔らかくなった。綺麗なだけじゃなくてかわいらしい顔……)」あたたかい視線
エリス・トリオン:「戻ってくりゃいいがな」
湯島谷保:「怖い事言わないでよ」
村神操:「さて、当面の方針、ですね。船はありませんけど、しばらくはこの島で凌ぐことになるかもしれませんし」>任せるとして
井村 山茶花:「凌ぐ、っていうのは消極的だね」
エリス・トリオン:「あの脳筋が、海上で方角の概念を理解してるかどうか」
エリス・トリオン:少し離れた位置の、椰子の木にもたれかかって立っている。
村神操:「……助けは来ないかも、自分達で帰ることも視野に入れる、ということですか?」
井村 山茶花:「当然。番長連のやり方ならこういうときは」人差し指を立てる。
井村 山茶花:「島内を探索してこの状況の原因を探し出し、叩きのめす。シンプルが一番」
神奈ひより:「原因がいるの?」
井村 山茶花:「原因が既に島内になくても、『対処のしようがない』ってことが分かるだけ前進でしょう?」さも当然と言わんばかりに。
神奈ひより:「……あ」
村神操:「確かに……(考え考え)明らかに異常事態、ですもんね。待っていても、どうにもならない可能性は高い」
神奈ひより:「そうだわ! これ、先に言った方がいいかもしれないので、言います!」
ベアトリス・ハックマン:「なんだい」(優しい微笑み)
神奈ひより:「あのね、船に乗っている時におかしな声がしたの。お願い事を叶えてくれる、って」
井村 山茶花:「お願い事? ……きみ、まさかそれに」
神奈ひより:ぷるぷる首を横に振る。
村神操:「……はい、原因は特定するべきだと思います。そこは」納得したように頷いて
神奈ひより:「保留にしたわ! でも、何か関係してるかもしれないから、ご報告しました!」
湯島谷保:「もし、その声の主のせいでこんな事態になってるならはた迷惑だわ」
エリス・トリオン:「アホくせえ。ガキが暑さで幻聴でも聞いたんじゃねえのか」
井村 山茶花:「えらいね、きみは」ひよりちゃんに頷く。「そんなの、いいとこ猿の手だ」
神奈ひより:「ちゃんと聞きましたー!」
村神操:「……お願い?ありがとうひよりちゃん、今はよく分からない状況だし、そういう引っ掛ったことがあったら、何でも教えてね」
村神操:にっこり
エリス・トリオン:「叫ぶな!キンキンうるせえ!」
ベアトリス・ハックマン:「エリス・トリオン……口のきき方には気を付けるんだな」
神奈ひより:「はあい」
ベアトリス・ハックマン:「いたいけな少女に暴言を吐くなど許される事ではないぞ」(妙な迫力)
神奈ひより:「先輩、私あんまり気にしてなくてよ。エリス先輩もきっと不安なのだと思うの」
エリス・トリオン:「は。この状況で一番役に立たねえノイジーが吠えやがる」
神奈ひより:「みんなと同じなのよ、きっと」
井村 山茶花:「ぷふ」ひよりちゃんの態度に思わず吹き出す。
湯島谷保:「ふふ」
村神操:「せんぱい、大丈夫です。今はピンチですけど、冷静に、適切に対処できれば、きっとみんな元気に帰れますから!」
村神操:エリスくんに温かく、力強い視線
井村 山茶花:「よかったな、トリオンくん。皆きみの味方だよ」
井村 山茶花:意地の悪い笑みを浮かべながら。
エリス・トリオン:「て、め、えら……!」
エリス・トリオン:ギリギリと奥歯を噛み合わせて睨みつける。
ベアトリス・ハックマン:「とにかく、その声の主も含め、島内の探索は必須か」
ベアトリス・ハックマン:「探索が長期化することを考えると、雨風を凌げる拠点が欲しいな」
ベアトリス・ハックマン:「さすがにこの木陰では厳しい」
井村 山茶花:「確かに。それと、水や食料の確保かな」
エリス・トリオン:「……飯。水。寝床」
村神操:「そうですね。学園島の近くならまだしも、今はここがどこかも判りませんし。急に天気が崩れたら大変です」
エリス・トリオン:「しばらくサバイバルすんなら、そうなる。だ、が……」
エリス・トリオン:「……もうひとつ。もしもと思って聞くが……お前ら、荷物と着替えは?」
湯島谷保:「……」
ベアトリス・ハックマン:「……船の中だ」
井村 山茶花:「……」自分の服装を見て、エリスくんに視線を戻す。
村神操:「……はい、そこです。当面の旅行セットは、船の中で……」
神奈ひより:「お洋服、なくなってしまったわ……」
井村 山茶花:「つまり……ここを出るまで、水着のまま」
エリス・トリオン:「悪い。俺、用事を思い出したから帰るわ」
湯島谷保:「どこに」
井村 山茶花:「それはいい。帰路があるならね」
村神操:「だ、大丈夫ですせんぱい!なるべくその、私たちも先輩の気になる所は侵害しないよう、努力しますから!」
エリス・トリオン:「気遣うんじゃねえ! その眼をやめろ!」
ベアトリス・ハックマン:「みだりに発情しないようにな」
井村 山茶花:「まあ、正直……緊急事態だ。お互い多少の不快は我慢しよう」
村神操:「す、すみません!」
エリス・トリオン:「有難すぎて涙が出てくる」
神奈ひより:「まあ、先輩大丈夫? ハンカチはなくなってしまったけど……」
村神操:「……なるほど、確かに『凌ぐ』なんて待ちの姿勢じゃいけませんね。早く原因を見つけ出して、速やかに帰れる算段をつけませんと」
井村 山茶花:「……」エリスくんの反応に複雑な表情を浮かべる。何を言っていいのか分からない、という顔。
エリス・トリオン:「……上着っつか、羽織る何かと、足を守る奴。必要事項に入れとけ。散策するなら、裸足だと死ぬぞ」
エリス・トリオン:顔を覆ったままひよりさんの手を柔らかくかわす。
湯島谷保:「なんか、慣れてるの?こういうの」
井村 山茶花:「……ビーチサンダル程度なら持ってるよ。柔らかいから防護の意味では心もとないけど」
エリス・トリオン:「無人島じゃなくていいならな。思いだしたきゃねーが」
エリス・トリオン:湯島さんを見て思いだす。「……あと、オーヴァードの奴は手ェ上げろ」
村神操:挙手
井村 山茶花:片手を上げる。
神奈ひより:「はあい」手を挙げる。
ベアトリス・ハックマン:当然だが無言で挙手。
湯島谷保:「あ……私だけか」手を挙げていない。
エリス・トリオン:「一人だけか」
エリス・トリオン:「つまり、放置されたら真っ先に死ぬのがお前ってことだ」
エリス・トリオン:「精々、そいつらに気ィ使って貰うんだな」
井村 山茶花:「気が回るね、エリスくん」
湯島谷保:「まあ、せいぜい気を付けるけど」
湯島谷保:「逆にオーヴァードだから、自分の能力を過信して……ってこともあるんじゃないかな」
エリス・トリオン:「ハ、そう思うんなら思っとけ。俺は手伝わねェってのは言っとく」
湯島谷保:「別に頼んでないし」
井村 山茶花:無言でため息をつく。
エリス・トリオン:「いちいち口が減らねーな」
湯島谷保:「お互い様でしょ」
村神操:「だ、大丈夫ですよ湯島先輩。放ってなんかおきませんからっ」
井村 山茶花:「それで、協力する気のある人は?」二人の諍いに構わず話題を移す。
エリス・トリオン:視線を逸らし、言うことは言ったからと議論から離れる。
神奈ひより:「はいっ」手を挙げる。
ベアトリス・ハックマン:「もちろん、我ら風紀委員は!我ら風紀委員は協力を惜しまない!」
村神操:ああーもう……、と二者に視線をやった後、山茶花ちゃんに挙手
井村 山茶花:「元気がいいね」ひよりちゃんに。「……あなたも、元気はいいけど」こちらはベアトリスさん。
井村 山茶花:「うん、助かる」三人に、軽く首を傾げて微笑む。
村神操:「はい。風紀委員だから……と言うのは抜きにしても、手伝います。私だって、きっと島で野外生活なんてなったら色々不安ですし」
神奈ひより:「こういう時は勝手な行動をとると良くないのよ! 知ってるわ!」
村神操:「大事です、協力」ふんす!
井村 山茶花:「そう、誰だって不安だよ。見栄を張ったり、弱みを見せまいとして気丈に振る舞ってはいてもね」
湯島谷保:「私も……まあ、オーヴァードじゃないし。できることなんて限られるけど」
湯島谷保:「やれる事は手伝います」
エリス・トリオン:「適当にするさ」
村神操:「お願いします。正直その、わたし殴ったりとか蹴ったりとか、自慢できるくらい優秀なのってそれ位しかないので」
村神操:「だから、湯島先輩の出来ることだって、きっとみんなの助けになると思うんです」ぺこり
湯島谷保:「真面目ね、あなた」ちょっと驚いたような顔で。
村神操:きっとみんなの助けになると思うんです→きっとわたし以上にみんなの助けになると思うんです
井村 山茶花:「ああ……私も戦闘以外はめっきりで」村神さんの言葉を受けて、少し安心したように。
井村 山茶花:「今必要なのはそういう能力じゃないと思うから……えっと、協力ありがとう」
神奈ひより:「ひよりは……ええと、お掃除ができます」
村神操:「よく言われます。そんなつもりも、ないんですけど」はは、とちょっと困ったような笑み>真面目ね
井村 山茶花:言葉はかけずに、視線だけをエリスくんの方に向ける。「……」
村神操:えへへ、と笑顔>山茶花さん
ベアトリス・ハックマン:「お掃除!えらいなあ。清潔は風紀理念にも通じる大切なことだ……」
エリス・トリオン:井村さんの視線に気付く。「……テメーらはテメーらで好きにしろ。俺は自分でやる……」
エリス・トリオン:「…………って、言いたいトコだがな」
エリス・トリオン:「そこのガキの言うこっちゃないが、この状況で孤立した奴は死ぬってのが定番だ」
村神操:「うん、いいと思う。きれいにするのは大事だよ。頼りにしてるね……て委員長にも言われちゃったけど」>お掃除
エリス・トリオン:「手は尽くすよ。皆さんからお許し頂けるならな」
井村 山茶花:「物分かりがよくて本当に助かるよ、トリオンくん」
エリス・トリオン:「ハ。よろしく頼むよ、デコ」
神奈ひより:「じゃあ、みんな一緒なのね。よかった。ほっとしてよ」
井村 山茶花:「……」眉を寄せる。「記憶力もいいと嬉しいんだけど」
村神操:「……やった!不便は掛けないようにしたいと思うので、早く帰れるよう頑張りましょう!」
GM:というわけで、次のシーンからはサバイバル判定が登場します。
GM:詳細はシーン開始前に説明するとしよう。
エリス・トリオン:わぁい
GM:あと、無道ささきも帰ってきます。
無道ささき:「ただいまー!!!」
GM:砂煙を巻き上げながら急停止!ささきが帰還!
無道ささき:「いやー、だめだな。いくら走っても走っても学園島にはつかないぞ」
無道ささき:「気が付いたら逆側の画面端に移動してた!」
井村 山茶花:「無限ループってこと? トーラスか球状か……とにかく、一周してきた」
村神操:「そ、そうでしたか。いや、ダメそうな予感はしてましたし……取り敢えず、ここから帰る為に色々協力することになりました」
村神操:「総番長も、手伝ってください!」
無道ささき:「そうかわかった!手伝う!」
井村 山茶花:「思考時間ゼロだったね」
村神操:「やった!」にっこり「話が早くて助かります、総番長。よろしくおねがいします!」
神奈ひより:「おねがいします」一緒にぺこり。
GM:というわけでシーンを終了します
GM:ロイス調節、それから調達も可能とします
GM:無人島でものが購入できる謎については…不思議なこともあるとしか…
村神操:ふしぎだぜ・・・
井村 山茶花:エリス・トリオン/有為/憤懣○ ロイス取得します
エリス・トリオン:デコ女/井村山茶花/連帯感/嫌気:○/ロイス  
神奈ひより:井村先輩に○尊敬/不安で取得させてください。
エリス・トリオン:井村さんと全く同じ内容でロイス取りそうになった
GM:もろもろオッケーなのだ
村神操:わたしもエリスせんぱいに。庇護/不安○とかでも大丈夫です……?
エリス・トリオン:庇護される・・・
GM:GM的には問題ないぜ
村神操:やったぜ!周囲に対するハラハラ度がもう少し低かったら、庇護が表になる所だったのだ・・・!
エリス・トリオン:年下に守られる男です
村神操:年上を守るの、オールオッケーです!このシーンはこれで!
GM:みんな買うものはないかねー
井村 山茶花:調達はとりあえず応急手当
井村 山茶花:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 10[10]+4[4]+1 → 15 → 成功

井村 山茶花:うわっ買えた
村神操:同じく手当を狙います
村神操:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

GM:ファンブル……!
エリス・トリオン:調達はえーっと
井村 山茶花:漂着物発見ということにしておこう
村神操:ファンブル!!だめでした
神奈ひより:同じく応急手当キットを
神奈ひより:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 7[4,4,7,7]+1 → 8 → 成功

神奈ひより:やったぜ
エリス・トリオン:UGNアーマーはなあ
エリス・トリオン:戦闘用きぐるみ(相当の何か)。
エリス・トリオン:ホワイトメダル合わせて、
エリス・トリオン:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 10[1,2,3,10]+1[1]+5 → 16

エリス・トリオン:hahaha
エリス・トリオン:素打ちで買える
GM:なんて奴だ
村神操:すごいぜ!リッチ・・・!
エリス・トリオン:欲しい物があったら言ってくれ
エリス・トリオン:あとは盾買えば十分だしなー
GM:キャーエリスサーン
GM:では、以上かな
井村 山茶花:はい!
エリス・トリオン:はいさい
神奈ひより:はーい
GM:◆ミドルシーン1 END◆

GM:次のシーンに入る前にサバイバル判定の説明をしておこう
GM:◆サバイバル判定◆
どの判定も1~6で失敗、7以上は成功。12以上なら大成功となります。
成功でアイテムを1つ、大成功で2つ獲得。失敗すると2d10のHPダメージを受けます。

・食糧調達A…<白兵>、<知識:海産物>
・食糧調達B…【肉体】、<知識:植物>、<情報:学問>
・飲料水調達…<知覚>、<知識:化学>

GM:◆開発&探索◆
拠点開発、島内探索にはサバイバル判定で手に入れた
食糧もしくは飲料水を2個消費します。
・拠点開発…【肉体】、<知識:建築>、<情報:学問>
・島内探索(外周)…【精神】、<情報:アカデミア>
・島内探索(内陸)…<知覚>、<情報:アカデミア>、<情報:噂話>

3シーン終えると一日が経過します。
「拠点開発」を行わずに一日が経過すると全員侵蝕が1d10上昇します。

GM:◆NPC同行者ボーナス◆
1シーンに一人だけ、NPCを同行させることができます。
無道ささき……肉体系判定ダイス+2
ベアトリス・ハックマン……精神系判定ダイス+2
湯島谷保……<知識:><情報:>判定達成値+2

GM:1.各自で分担してサバイバル判定でアイテムを手に入れ
GM:2.拠点開発しつつ、島内の探索を行う
GM:こんなイメージです。
村神操:なるほど了解!
エリス・トリオン:ふむふむ

GM:◆ミドルシーン2◆登場PC…神奈ひより(全員登場可)
神奈ひより:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 9[9]+41 → 50

神奈ひより:ギャー
井村 山茶花:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 3[3]+43 → 46

エリス・トリオン:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 9[9]+51 → 60

村神操:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 7[7]+45 → 52

エリス・トリオン:ダイス増えた
GM:では、取る行動とこのシーンの同行NPCを選んでね。
GM:シーンプレイヤーのひよりちゃんが宣言してくれるとスムーズかな
神奈ひより:はいっす
神奈ひより:では食糧調達Bを、湯島さん同行で行います。
GM:了解!
GM:・食糧調達B…【肉体】、<知識:植物>、<情報:学問>
GM:難易度…~6/失敗 7以上/成功 12以上/大成功
GM:食糧調達Bは、植物系の食材をゲットするチャレンジだ。
GM:行動値順に判定をするといいでしょう。
神奈ひより:ではお先に。
神奈ひより:判定は〈情報:学問〉。で、イージーエフェクト《成長促進》を使用したいです。
GM:ではダイス+2のボーナスを差し上げましょう
神奈ひより:いただきます!
GM:NPC効果により、達成値にも+2入ります
神奈ひより:さらにアイテム《学園の腕章》《ラッキーメダル:ホワイト》《ミーミルの覚書》使用で、ダイス+2個、達成値+2。
神奈ひより:判定しまっす
GM:ごーごー
神奈ひより:8dx+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 10[3,4,5,6,7,9,9,10]+1[1]+4 → 15

GM:大 成 功
神奈ひより:やったー!
GM:食糧B×2獲得です。
神奈ひより:いただきます!
GM:ロールはまとめてやりましょうねえ
GM:次は井村さん。
GM:おや
井村 山茶花:はっ
井村 山茶花:〈情報:学問〉で、技能はないけどNPCの+2もらって判定します!
井村 山茶花:あっ
GM:どうなすった!
井村 山茶花:〈知識:植物〉だった!
井村 山茶花:で、判定します!
GM:おうよ!
井村 山茶花:3dx+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[4,8,9]+2 → 11

GM:成 功
村神操:高い!
GM:食糧B×1獲得!
神奈ひより:やったー
井村 山茶花:いただきまし!
GM:続いては、操ちゃんだ!
村神操:はい!【肉体】判定で。特に技能はないので湯島さんの+2をもらうのみで
GM:あっ、待ってくれ
GM:湯島谷保のボーナスが付くのは知識・情報判定のみなのだ…!
村神操:オス
村神操:アイヤー。よ、よしじゃあ素【肉体】だ。元よりほかに選択肢はない・・・!
GM:がんば!
村神操:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,6,7,9] → 9

GM:成 功
村神操:9!やった
GM:食糧B×1獲得!
井村 山茶花:みごと!
GM:さて、エリス君
村神操:あざます!いただきますー
エリス・トリオン:へへへ・・・皆が順当にこなしたか・・・
エリス・トリオン:いいことだ
GM:ゴクリ…
エリス・トリオン:あ、<情報:学問>で振ります。ホワイトメダルがあるのでな・・・
エリス・トリオン:そして侵蝕60なのでダイスも増えます
エリス・トリオン:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[1,6,6,10,10]+7[1,7]+3 → 20

GM:!
GM:大 成 功
井村 山茶花:すごい
村神操:ハワァーッ
GM:食糧B×2獲得!
エリス・トリオン:なんだこれ
神奈ひより:たかい
GM:合計6個!素晴らしい成果だ
神奈ひより:では、その辺りをぶらぶら歩いていると、一本の木を発見します。
神奈ひより:「あっ、これ! 図鑑で見たことあってよ。バナナの木!」ただ、実はまだ青いようです。
神奈ひより:「そしたら……えーい!」木を通して《成長促進》を使用。実を熟させることに成功した!
神奈ひより:「あっ、採るのは木登りしなきゃよね。えいっえいっ」がんばった。
GM:黄色く熟し、甘い芳香を放つ美味しそうなバナナ!行動食としても最適だ!
村神操:「バナナ……バナナ……青いけど実がついてる……それって……あ!」
村神操:樹のまわりで小さな影を見つけた。それでピンときた、影を追って森に入ります
村神操:そこにあるのは蜂の巣……バナナに受粉させたハチだ!
村神操:「ちょっと危ないけど……」ボックス(パンチの構え)じりじりと近付いて……拳!落とす!
村神操:小一時間後。「蜂の巣です!ハチミツがありましたーっ!」
村神操:これが俺の食糧だ!
GM:カロリーも高く、甘味は疲れを癒す!バナナとの組み合わせもバッチリだ!
井村 山茶花:山茶花は、腕に色とりどりの果実を抱えて戻ってくる。できるだけ多くの種類を選んで、葉や茎ごと集めてきたものだ。
井村 山茶花:「私はこういうの詳しくないけど……」
井村 山茶花:湯島さんに果実を見せる。「どれが食べられるとか、分かる? 次からはそれを採ってくるから」
湯島谷保:「あ、はい。実だけじゃちょっと不安だけど、これなら……」
湯島谷保:「こっちの赤いのは、かぶれるのでやめた方がいいです。オレンジのやつは平気ですね」
井村 山茶花:という感じで、食べられる実を確保!
GM:分担協力!コンビネーションで食料を効率よくゲットだ!
エリス・トリオン:そのうちに、木々の隣から、土で汚れた顔を出す。
エリス・トリオン:「あぁ、だりぃ……しょっ、っと」
湯島谷保:「わあ!?」驚いて飛び退く。
エリス・トリオン:ツタを持って引きずってきたのは、ジャガイモやら長芋やらの根菜類である。
エリス・トリオン:ざらざらと近くの地面に放って積み上げ、顔を拭う。
エリス・トリオン:「こんなモンか。サラマンダーがいりゃ話が早いんだがな」
村神操:「すごい!大漁じゃないですか!」ぱあっと輝く顔
エリス・トリオン:とりあえず腹に溜まるようなものを優先している。
湯島谷保:「……なるほど、炭水化物ね。エネルギー元として必要だわ」
井村 山茶花:「ジャガイモか……ちょっと嬉しくなるな。火星でだって生き延びられそう」
エリス・トリオン:「芋蔓式だからな、そりゃ一個みつかりゃいくらでもあるさ」
神奈ひより:「よかった、こっちのはデザート向きだもの。お芋はごはんにできそう!」
エリス・トリオン:「いや、何カ月サバイバルするつもりだよ」と、井村さんに
エリス・トリオン:「流石に育てるレベルになる前には脱出してえもんだ」といいつつ、集められた果物を一つかっぱらっている。
井村 山茶花:「通じるんだ」SFなんか興味なさそうなのに、と思っている。
湯島谷保:「どうなる事かと思ったけど、色々見つかるものね」少し顔をほころばせる。
村神操:「これならすぐに食べ物心配をするとかそういうのはしなくてすみそう。ふふっ、幸先がいいかも……」ひとり、ほくほく顔
エリス・トリオン:「興味はねえよ。前に、知り合いが話してたの、たまたま聞いただけだ」
湯島谷保:「知り合いね……ふーん」
エリス・トリオン:「この場にアイツがいりゃ、……いや、役に立たねえか。あいつ(物理)だしな……」
エリス・トリオン:呟いて、果物を齧りながら先行する。
GM:たっぷり食料をゲットし、このシーンを終了だ。
GM:ロイス調節、調達などあるかな?
村神操:応急手当てを狙います
村神操:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 8[8]+1 → 9

村神操:あ、目標値を入れてなかったけど、成功です。やった!
GM:イエース
井村 山茶花:ロイスなし、調達はボディアーマー的な何か!
村神操:ロイスはなしです。以上!
井村 山茶花:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

井村 山茶花:以上!
エリス・トリオン:今なら行ける気がする・・・クリスタルシールド!
神奈ひより:ロイスはなしで、UGNボディアーマーいきます
エリス・トリオン:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 9[3,4,4,7,9]+5 → 14

エリス・トリオン:財産点全部吐き・・・は流石にきつい!
エリス・トリオン:諦めます!
神奈ひより:4dx+2=>12 ラッキーメダルホワイト使用
DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 8[6,6,7,8]+2 → 10 → 失敗

神奈ひより:ううーん、買えないこともないけどやめておきます。
GM:着るものを買わせないという宇宙の意志…
GM:では、以上なり!
エリス・トリオン:以上です
GM:◆ミドルシーン2 END◆

GM:◆ミドルシーン3◆登場PC…井村山茶花(全員登場可)
井村 山茶花:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 4[4]+46 → 50

井村 山茶花:上がらないなぁ
神奈ひより:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 8[8]+50 → 58

神奈ひより:ぴー
GM:井村さんの落ち着き…
GM:では、行動と同行NPCの指定をお願いいたします
井村 山茶花:島内探索(外周)
井村 山茶花:で、NPCは湯島さん!
GM:了解!
GM:島の周辺を探索し、何か怪しい物がないか確認しよう。
GM:ただし!
GM:島内探索には……恐怖のハプニングチャートが登場するのだ
井村 山茶花:なんと
神奈ひより:ひゃー
GM:代表一名が1d100を振ってくれ
GM:結果次第では難易度が変化……恐ろしい事が起きるかもしれない
井村 山茶花:振っていいですか
神奈ひより:どうぞ!
井村 山茶花:1d100 えいっ
DoubleCross : (1D100) → 26

GM:26!
GM:プレッシャー。このシーンで判定を行うキャラクターは重圧を受けます
GM:オートアクションのエフェクトが使用不可…
GM:どうでもよさそうだ
井村 山茶花:ラストアクションができなくなるなぁ
GM:ヤ、ヤローなめやがって
GM:・島内探索(外周)…【精神】、<情報:アカデミア>
GM:判定技能を選び、一人でも7以上を出せば成功です
GM:行動順だとひよりちゃんからかな
神奈ひより:はーい
神奈ひより:えーでは、判定は〈情報:アカデミア〉。
神奈ひより:アイテム《学園の腕章》《ラッキーメダル:ホワイト》《ミーミルの覚書》使用。ダイス+2個、達成値+2。
神奈ひより:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 8[3,4,4,6,6,8]+5 → 13

神奈ひより:よしっ
GM:成功!
井村 山茶花:見事!
GM:井村さんも判定をするがよかろう
井村 山茶花:では同じく〈情報:アカデミア〉で
井村 山茶花:「コネ:学園通の友人」を使用、ダイス+2個。
井村 山茶花:3dx+6
DoubleCross : (3R10+6[10]) → 9[6,8,9]+6 → 15

神奈ひより:おおー!
GM:こちらも成功!
GM:君たちは外周を探索した結果次のような情報を得る。
GM:1.この島自体におかしなところはないが、周辺数キロにわたって何らかのエフェクトが発動しており、
 時間的・空間的に外部から切り離され閉じた状態となっている。

GM:2.この状態を変えない限り、島から出ようとしても元の場所に戻ってしまうだけだろう。
GM:3.海岸に真新しい漂着物の樽がある。中には英語の本や葉巻が入っていた。
GM:なお、このシーンにおいてひよりちゃんにはイベントが発生するぞ。
神奈ひより:なにっ
GM:まあそこは後々な…まずは探索成功のロールをするといい
井村 山茶花:てくてくと海岸線沿いに歩いている。島内にも目は向けるが、主に意識しているのは海側。
井村 山茶花:「……うん、やっぱり」
井村 山茶花:「水平線程度の距離だと普通に見えるけど、その向こう、空模様がおかしいね。空気の流れと雲の動きがずれてる」
神奈ひより:「むむむ」手をかざして遠くを見る。「先輩の言う通りだわ!」
神奈ひより:「ささき先輩もなんだかおっしゃってたし、空間がおかしくなっているのかしら」
湯島谷保:「よく気づきますね、そんなこと」
井村 山茶花:「そういう事件には事欠かないからね、アカデミアは」首を傾げる。「実際に巻き込まれたのは初めてだけど」
神奈ひより:「ひよりはドッジボールをしたくらいよ!」
井村 山茶花:「だから聞いた話でしかないけど、こういうのはがむしゃらに出ていこうとするより、原因を断つべきだって」
井村 山茶花:「ドッジボール? ……あの、おおごとになったドッジボール大会?」
湯島谷保:「あれ、実はけっこう本気で危なかったって聞いてるけど」
神奈ひより:「そうよ! 先輩たちと一緒に出場したの」その辺の石を海に向かって投げる真似をする。
神奈ひより:「でも、どうにかなったし、きっと今回もどうにかなると思うのね。先輩たちもいらっしゃるし」
井村 山茶花:「……うん、そうだね。大船に乗った気でいて。何と言っても私はSランクのオーヴァードだ」
神奈ひより:「Sランク! すごい! ……あら?」ふと、視線の先、海岸に何かを見つける。
井村 山茶花:「何か?」
神奈ひより:「何かあるわ。ゴミにしては大きい気がするの」
湯島谷保:「そうね。なにか浮いてる」
井村 山茶花:率先してそちらに歩いていこう。「……樽? どこかから流れ着いたのかな」
神奈ひより:「島はおかしいのに……? その前に来たのかしら?」
湯島谷保:「……なんか変ですね。何年もこのままだったって感じじゃないし」
井村 山茶花:「とりあえず開けてみようか。気になったらそのままにはできないでしょ?」
神奈ひより:「賛成です!」
井村 山茶花:というわけで、樽を引き上げて軽率に開けます。
GM:樽を開けると、中からは英語の本や葉巻などが出てきます。
井村 山茶花:「英語だ。……得意?」湯島さんに。
湯島谷保:「だいぶ古い本ですね。どれも、海洋関係の書籍みたいです」
湯島谷保:「あと……これ、包みに1862年の英字新聞が使われてます」
神奈ひより:「せんはっぴゃく……ええと、たくさん前ね」
井村 山茶花:「……素敵な謎掛けだね。誰が何のためにこの樽に入れたのか」こんこん、と樽をつまさきで小突きながら。
井村 山茶花:「こっちの葉巻は?」
湯島谷保:「さすがに詳しくないですけど、結構貴重そうなものですね」
GM:そんな事を話していると
GM:突然、神奈ひよりの耳にあの声が聞こえてきます。
謎の声:「……願い事を言え。願い事を言え」
謎の声:「その中に、お前の望むものはあるか?」
神奈ひより:「ぴゃっ!?」びっくり
井村 山茶花:「どうしたの?」
神奈ひより:「えっ、えっ、なに、なに?」
GM:声はひよりちゃんにだけ聞こえています。
神奈ひより:「あの、前に言った声が急に聞こえてきて……」
湯島谷保:「なんて言ってるの?」
神奈ひより:「この中に、ひよりが欲しいものはあるかって」
井村 山茶花:「っ……!」目つきが険しくなる。周囲に以上がないか視線を走らせる。
GM:辺りに不審な物は無いようだ。
謎の声:「無ければ、示すがいい。お前の願いは何か。望むものは何か……」
神奈ひより:「ないなら何が欲しいのかって聞かれてる……」困った顔で井村さんを見ます。
井村 山茶花:人差し指を唇に当てる。「答えちゃだめ。押し売りは碌なものを寄越さないって決まってるんだよ」
神奈ひより:こくこくとうなずく。
湯島谷保:「……」
神奈ひより:「ひよりたちの遭難と関係あるのかしら……」
謎の声:「願いを言え……願いを……願い…………」
謎の声:「ね……」
井村 山茶花:「さあ。私から話ができれば、文句のひとつでも言ってやるのに……」
GM:声は遠くなり、次第に聞こえなくなってしまった。
神奈ひより:「……静かになったわ」
神奈ひより:「怪しいわ! 気になるわ! 何なのかしら!」
井村 山茶花:「……私には相変わらず、何も分からない。厄介なものだね」
湯島谷保:「願いを言ってしまったら、どうなるんだろう」ぼそりと呟く。
井村 山茶花:ひよりちゃんの様子に、くすりと笑う。「タフだね、きみは」
神奈ひより:「だって、ひよりばかりびっくりしてて、なんだか悔しいんだもの!」
神奈ひより:「お願い……お話だと、普通に叶えてはもらえなかったりするのよね?」
井村 山茶花:「そうだね……とんでもなく意地悪な叶え方をされたり、対価にかけがえのないものを奪われたり」
神奈ひより:「そう。……なら、お願いしなくて良かったんだわ」少しだけ目を伏せる。
井村 山茶花:「何か、願い事が……」訊きかけて首を振る。「それはきみだけの問題、かな」
神奈ひより:こくんと頷く。
井村 山茶花:「……心配しなくていいからね」ひよりちゃんの頭に、ぽんと手を乗せる。
井村 山茶花:「大丈夫だから。私は高校生でSランクで、真夜中の番長なんだ」
神奈ひより:「はい。心配してないわ。先輩たちがいるもの。今のお話もみんなに教えなくちゃね!」にっこり笑う。
井村 山茶花:「うん、ひよりちゃんはすごいね」笑顔を返す。「それじゃ、皆の所に戻ろう」
湯島谷保:そんな二人の様子を横目で眺め、密かに、少しだけ憂鬱そうに溜息をつく。
GM:というわけでシーン終了!
GM:ロイスとか!調達とか!あるか!
井村 山茶花:ロイス! 下級生/神奈ひより/庇護○/隔意 取得します!
神奈ひより:わーい
神奈ひより:ロイスはなし、UGNボディアーマー調達します。
神奈ひより:4dx+2=>12 ラッキーメダル:ホワイト
DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 6[1,2,3,6]+2 → 8 → 失敗

神奈ひより:失敗!
井村 山茶花:調達はボディアーマー!
井村 山茶花:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

井村 山茶花:全然ダメ!以上!
GM:着るものは…買えない!
井村 山茶花:呪いの水着……
GM:では、カットなー
GM:◆ミドルシーン3 END◆

GM:◆ミドルシーン4◆登場PC…村神操
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします。
村神操:はい!
村神操:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 3[3]+52 → 55

井村 山茶花:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 4[4]+50 → 54

GM:では、一日目最後の行動を選択してね
村神操:こちらは二人とも低めで落ち着いている……!
村神操:では、拠点づくりを実行しようと思います。力仕事!
GM:OK。では、続けて同行NPCを選択してください
村神操:ここはやはり総番長で。パワーで助けてもらおう
GM:OK。【肉体】を使用する判定にダイス+2のボーナスが付きます
GM:----
GM:まずは恐怖のハプニングチャートを振ってもらおう。
村神操:なっ
GM:代表一名が1d100を振ってね
GM:結果次第では難易度が変化……恐ろしい事が起きるかもしれない
井村 山茶花:村神さんお願いします!
村神操:はい!
村神操:1d100
DoubleCross : (1D100) → 47

村神操:ど、どうだ……?
GM:47:膠着した進行。修正は特に無い
GM:ちっ!
村神操:よかったような残念なような!
GM:FS判定のハプニングチャートを流用したのが裏目に出たわ!
村神操:では、次は建築の判定……で大丈夫で?
GM:そうですね
GM:・拠点開発…【肉体】、<知識:建築>、<情報:学問>
GM:食料を調達し、探索を進める君たち。
GM:だがしかし、安全に寝泊りする場所を作る事も必要だ。
GM:寄り添って生きていく場所が欲しい……スイートホーム……!
GM:というわけで判定をどうぞ
村神操:あたたかい城……アルカディア……では!
村神操:あ、所でGM、わたしイージーエフェクトで《軽快なる積荷》持ってるんですが、何かに使えたりしませんでしょうか……!
GM:ほほお
村神操:重いものも、数が多くても、楽々運べるエフェクトです!
GM:拠点開発に…最適じゃない?
GM:では、ダイス+2のボーナスをどうぞ
村神操:漂流シナリオと聞いたので……ゲフンゲフン、やったー!
村神操:では【肉体】で。総番長のボーナスと《軽快なる積荷》でダイス+4個!
GM:難易度は7です
村神操:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[1,1,5,5,6,6,8,9] → 9

村神操:てやっ。9!
GM:危なげなくクリアー!
GM:井村さんも判定をしていいのよ
井村 山茶花:山茶花も一応【肉体】で振ります。総番長ボーナス込みで
井村 山茶花:3dx>=7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 9[2,3,9] → 9 → 成功

井村 山茶花:やった!
GM:お揃いクリアー!
GM:ナカヨシかよ
村神操:す、すげえー!
井村 山茶花:「ほら、ささき。キョロキョロしない。こっち支えてるから……」ささきを作業に駆り出すということで、心配なのでついてきた。
無道ささき:「キョロキョロなんてしてないぞ!」キョロキョロしている。
村神操:「ありがとうございます、井村先輩。すいません、総番長をお借りすることになってしまって……」
井村 山茶花:「してるしてる。これ終わったら海でも森でも行っていいから……」
村神操:ちょっぴり申し訳なさそうに会釈。やってきたのは島を流れる川辺からほど近く
井村 山茶花:「ああ、うん。うちはこういうの慣れてるからね。何せ、ほら」苦笑気味に村神さんに頷く。
井村 山茶花:「個性的な連中が集まってるから。いちいちやることも手広くなる」
無道ささき:「そうそう。番長連はおもしろい奴が集まってるからな。大変なんだ」なぜか得意げに胸を反らす。
村神操:崖からちょうどいい具合に開いている洞穴だ
村神操:「ああ、なるほど。……ふふっ、大変ですね。お互いに」>井村さんと、あと胸を反らす総番長を交互に見て
村神操:「ここです。どうしても寝る所は必要で、どうしようと思ってたんですけど……」
村神操:「さっきハチミツを取りに行った時、見つけたんです。ここ、上手く使えないかなって思って……」
井村 山茶花:「へえ……充分広いし、雨風もしのげそう。よく見つけたね」
無道ささき:「偉いぞ!ほどよくサバイバルだし、ワクワクな感じだ!」
村神操:「ありがとうございます>偉いぞ! ……偶然ですけどね>よく見つけ」
無道ささき:「でも、ちょっと狭いな。広げるか!」
GM:バゴォン!ドゴフ!バキョ!
GM:ささきはパンチで無理やり洞窟を拡張していく。
村神操:「それで、木とか草とか色々運び込んで色々改修すれば……えっ」
井村 山茶花:「ああ、もう……仕方ないか」
村神操:「そ、総番長!?」
村神操:見る間にどんどこ削れ、掘られ、広まっていく洞窟!
無道ささき:「ふう……すまない。あたしはとうとう限界みたいだ。あとは頼むぞ」
GM:ひとしきり暴れ終わったささきはいい笑顔で眠りにつくのであった。
井村 山茶花:「まあ、広いに越したことはないか……生き埋めにならないように補強はしないといけないけど」
村神操:「ちょ、ちょっと!さすがに危ないですよ!崩れたりしたら……」
村神操:だがそこは天然の計算か総番の剛運がなせる業か
村神操:キセキ的なバランスで強度と居住性が両立しているのだ!!
井村 山茶花:「えっと、村神さん。土砂とささきを運び出すから、手伝ってもらえるかな」
村神操:「(中をキョロキョロ見回りながら)すごい、ちゃんと出来てる。さすが総番長……あ、はい!ただいま!」
村神操:たたっと総番長と土砂に駆け寄り「では失礼して……」
村神操:土砂を両手で抱える様に握り込むと、如何なる技術か、グッグッと器用に大きなボール型へと圧縮されていく!
村神操:その上に寝てる総番長を乗せると、軽々持ち上げて運び出します。
村神操:なお、抱えきれなかった土砂も、ふわふわと私の周囲に浮かび上がって一緒に移動して行きます
井村 山茶花:「便利なものだね……細いし大柄でもないのに」
村神操:「少し揺れますからねー。我慢してくださいねー」楽しそうに、ボールの上の総番長に語りかけつつ
井村 山茶花:「大丈夫、震度7でも起きないよ」
井村 山茶花:村神さんがほぼ片付けてしまったので、やや手持ち無沙汰になりながら。
村神操:「まあ、数少ない取りえという物で。己の体を宇宙となし、周囲の宙(アトモスフィア)と合一し、そして世界へ至る」
村神操:「……キックボクシング天文学の基礎にして骨子、と言うものらしいです。眉唾物ですけどね(苦笑しつつ)」
井村 山茶花:「え……キック、何?」一瞬冗談かと思って、すぐ考え直す。
村神操:「それは……ふふっ。ありがたいですね>起きないよ うちの委員長は黙っても、もうあれですから」
村神操:「ちょっとうらやましいかも」
井村 山茶花:「ああ、ベアトリス・ハックマン。あれは……うん。お互い苦労するね」
井村 山茶花:「なんなら番長連に来てもいいんだよ」口調は冗談っぽく、目つきは真面目に。
井村 山茶花:「きみ、意外とこっち向きの人間みたいだし……」
村神操:「え、ええっ。番長連にですか!」
村神操:「……ううーん」歩いて運び出しつつ、考え考え
村神操:「ありがとうございます。でも多分……わたし、今のこの仕事が向いてると思うんです」
村神操:「わたし、その、何といいますか。自分の中にこれ!と言った芯が中々ないもので」
村神操:「番長連って、みんなバラバラのようで、それが自分の中にそれぞれが決めた魂みたいなものがあると思うんです」
村神操:「総番長も……井村先輩も」
井村 山茶花:「自分の芯、か」村神さんの言葉に、少しだけ考える。「……そういうの、結構あやふやだったりするよ」
村神操:「だから、今のわたしじゃ多分皆さんとは並べ立てませんよ。きっと」言葉を誤魔化すように、自分に向けた苦笑
村神操:「……あやふや、ですか?」
井村 山茶花:「自分ではふわふわしてるけど、外側から固められてなんとか体面を保ってる人とか、ね」
井村 山茶花:「自分自身でどう思ってても、周りの視線は変えられないなんてこともある。例えばさ、うちの馬面番長なんか、見た目あれでしょ」
村神操:「……それは」
井村 山茶花:ごまかすように早口になっている。「要するに、うーん、人それぞれっていうか」
村神操:「………………え、ええ……」>馬面番長
井村 山茶花:「だから、内側ばっかりで決めなくてもいいんじゃない? ってこと」
井村 山茶花:「まあ、その気になったら詰め所に来てよ。番長連は来るものを拒まず」
村神操:「……そう、そうですね。(洞窟の外。どすんとボールと総番長を下ろし)……うん、そうかもしれません」
村神操:(ぱっと申し訳なさそうな笑顔になり)「い、いやすいません!せっかく誘ってくれたのに、何だか妙なこと言っちゃって!」
井村 山茶花:「いいよ。そんな肩肘張らなくて」笑って手を振る。
村神操:「いきなりこの島で漂流生活ってことになって、知らず知らず不安になってたのかもしれません。忘れてください」
村神操:……ふっと息をつき、気力と活力を戻した顔になって「……よし」
村神操:「では中は一旦片付きましたので、向こうにちょうどいい林と、あと竹の見つけたんです!」
村神操:「改修に使えそうです。一緒に集めに行きましょう!」
GM:シーンをカットします。
GM:ロイス調節や調達もあればどうぞ。
井村 山茶花:うーん……悩ましいけどロイスは保留!
井村 山茶花:調達はダメ元でスペリオルミックス!
井村 山茶花:1dx+1>=15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

井村 山茶花:ダメ!以上!
GM:操ちゃんはいかがー?
村神操:こちらも未だ一旦保留で!調達は……も、もう一個応急手当狙ってみようかな……!
GM:ごーごー
村神操:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

村神操:ダメ!!
GM:ではカットするぜー
GM:◆ミドルシーン4 END◆

GM:◆ミドルシーン5◆登場PC…全員登場
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします。
井村 山茶花:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 6[6]+54 → 60

神奈ひより:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+7[7] → 65

神奈ひより:ぴえー
村神操:1dx+55
DoubleCross : (1R10+55[10]) → 4[4]+55 → 59

エリス・トリオン:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 9[9]+60 → 69

GM:トップは譲らないか…
エリス・トリオン:・・・10と9しか出してなくない?
GM:つよい
井村 山茶花:ヤバイ
GM:----
GM:日も暮れ、探索や調達作業も難しくなったため、君たちは拠点に集まっている。
GM:拠点とした洞窟の入り口付近では、集めてきた薪によるたき火がぱちぱちと音を立てている。
無道ささき:「これはこれで、キャンプファイヤーみたいだな!」
村神操:「よかったですね、ごはんも、寝る所も上手く確保できました。上々です」暖かい火にあたり、嬉しそうに
神奈ひより:「火の始末はきちんとしないといけないのよ! キャンプのしおりに書いてあったもの」
湯島谷保:「遭難した割にはまともに生活できてますね……今のところ」
井村 山茶花:「もともとがキャンプだったからね。これはこれで、予定通りじゃない?」
エリス・トリオン:「お泊り気分は結構だがな。閉じ込められてるってこと、忘れてねえだろな?」
神奈ひより:「ひより覚えてます!」はいっと手を挙げる。
ベアトリス・ハックマン:「ひよりちゃんは偉いなあ」
井村 山茶花:「もちろん」少しだけ得意げに。「当面の生活だけじゃなく、島の周囲の探索も抜かりなし」
井村 山茶花:「だよね?」ひよりちゃんに。
エリス・トリオン:「ガキと色ボケはともかく。で、どうだったんだよ。何か分かったのか?」
村神操:「(あっ!)>閉じ込められてる ……そうですね、はい!油断なく、油断なく……!」ふんす
村神操:「ひよりちゃん、さすがだね!」
神奈ひより:「はい! あのね、おかしなものが見つかったのよ」樽の話と、声が聞こえてきた話を共有しましょう。
無道ささき:「ふーん?樽、樽か……そんなもの誰が流したんだろう」
井村 山茶花:「それに、外部と断絶した状況で語りかけてくる声。どちらも一方的にこちらに干渉している……とも取れる」
エリス・トリオン:「……二度目か。となると、幻聴ってわけじゃねぇか」流石に顔を歪める。
エリス・トリオン:「まず、その本と新聞見せてみろよ。英語だっつったろ」
村神操:「それに、願いって……気味が悪いね。この英語の本も……何か、どんな関係があるのかな……」
神奈ひより:「はーい」エリスくんに渡しましょう。
エリス・トリオン:「…………」海洋書籍を開き、即座に、ベアトリスに投げる。
村神操:「委員長も、読めますよね。一緒に見て……え、エリスせんぱい!?」
村神操:>投げる
ベアトリス・ハックマン:「こら、本を投げるな。どういう教育を受けている」
エリス・トリオン:「生憎、アカデミア以外で教育なんざ受けてねーよ」新聞を、読み辛そうに顔を傾けている。
ベアトリス・ハックマン:「まったく……これは航海や海洋生物学の書籍か。かなり古い、1860年代のものだな」
村神操:「大分古いですねこの新聞……う、ううん……」こちらも学校教育の範囲では太刀打ちできない模様
井村 山茶花:じゃあビーちゃんが本に目を通してる隙に、エリスくんに話しかけよう。
エリス・トリオン:新聞には何か書いてありますか?
GM:新聞の内容は、当時のニュースとしてありふれたものです。
井村 山茶花:「トリオンくん、葉巻の方はどう? ……この面子じゃ、きみが一番詳しそうだけど」
エリス・トリオン:「……こっちも、普通の内容だな。古いだけの、ただの包み紙だ」
エリス・トリオン:「葉巻か。酒ならともかくな……」と言いつつ、受け取って、葉巻の方も調べます。
エリス・トリオン:何か分かりますか?
GM:んー、そうですね。<RC>か<知識:タバコ>で7以上出せば
GM:何か分かる事にしましょう
エリス・トリオン:精神!
エリス・トリオン:だがやるしかない・・・侵蝕値ボーナスの力を見よ!
エリス・トリオン:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[2,6] → 6

GM:だめでした
神奈ひより:こちらで別途振ってもいいですか?
GM:いいよ
神奈ひより:やった!
神奈ひより:6dx+4 RC
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 9[6,6,6,8,8,9]+4 → 13

神奈ひより:やったぜ
井村 山茶花:すごい
GM:なんなんだこの小学生は
エリス・トリオン:ひよりちゃん、危ない仕事に首突っ込んでない?
神奈ひより:お父様が吸ってたんでしょう……たぶん……
村神操:さすがいい所のおうち……
エリス・トリオン:「駄目だな。探偵じゃねぇんだ、分かるかよ」同封されていたシガーカッターを手持無沙汰に弄びながら首を振る。
GM:では、この葉巻はそうとう古いもので100年以上経っていますが、非常に状態が良く
GM:何らかのエフェクトでも使わなければここまで鮮度を保てない、と言う事がわかります
神奈ひより:「……これ、日付ではないかしら?」箱の内側の表記を指差す。
神奈ひより:「だとしたら、えーと、すごく昔のものだと思うの。それなのに新しそう」
神奈ひより:「何か、エフェクトが使われてる……?」
村神操:「新聞も、150年は前の物だよね。え、同じ時代の物……?新品みたいなのに……」
井村 山茶花:「……よく気づいたね」ひよりちゃんの指摘に。
神奈ひより:「えへん」
湯島谷保:「……すごい。私、そんなこと気付かなかった」
エリス・トリオン:「……見りゃ分かることだろうが」負け惜しみっぽく吐き捨てる。
井村 山茶花:「可能性は……バロールか、モルフェウスでの複製? ああ、もっと早くに気づいてしかるべきだったな……」
井村 山茶花:「つまり『犯人』はオーヴァード……150年前から生きているか、150年前のものを精巧に作り出せるほど詳しく知っているか」
エリス・トリオン:「……共通してるのは、とにかく古いってこった」
エリス・トリオン:「ただの漂着物じゃねーとして、何の意味がある? おちょくられてんじゃねえだろうな」
エリス・トリオン:ひよりちゃんに向けて言う。これは彼女への贈り物のはずだ。
神奈ひより:「むー……」首を傾げる。
井村 山茶花:「小学生へのプレゼントとしては、センスがよくないね」
エリス・トリオン:「いっそ、応えてやったらどうだ」
エリス・トリオン:「ここから出たいだとか、適当に願いを言って。そうすりゃ声の主がノコノコ出てくるかもしれねえ」
神奈ひより:「おびきだし作戦ね! ……でも」井村さんを不安げに見る。「大丈夫なのかしら?」
井村 山茶花:「私は……賛同できないな」眉間に皺を寄せる。
井村 山茶花:「それで彼女が危険に晒された場合は? 私やきみならともかく」
村神操:「ひよりちゃんが聞いた『願い』の声に、この葉巻……」
村神操:「願いを聞くことと、150年前の葉巻、その『犯人』さんが使う能力と、どんな関わりがあるんだろう……」考え考え
湯島谷保:「私も、止めた方がいいような気が……する」
ベアトリス・ハックマン:「そうだな。ひよりちゃんが危険な目にあったら、私が悲しむ」
エリス・トリオン:「ガキでもオーヴァードだ。最悪なのが”こいつが願いに応じるまで出られない”ってパターンだ」
村神操:「その、もう少し情報を集めてから、と言うのはどうでしょうか」
エリス・トリオン:「分かってんのか? 今、ここにはな、アカデミアの風紀委員長と総番長が監禁されてンだぜ?」
村神操:「何らかの形で接触しなくてはならないのはほぼ確実だと思いますけど」
井村 山茶花:「オーヴァードでも女の子は女の子。そんな、組織のために短慮で危険な目に合わせるなんて……」
エリス・トリオン:どこか、状況を愉しむように論理を並べている。
井村 山茶花:目を細めてエリスを睨む。イージーエフェクト《七色の直感》を使用。
井村 山茶花:感情や体調変化などを読み取ることができる!
GM:エリス君が抵抗するなら対決ですな
村神操:「今はまだ判らないことが多い気するんです。ひよりちゃんしか返事が出来ないなら、より慎重に行った方が、わたしもいいと思うんです」
エリス・トリオン:ああ、そうか、対決できるのか。
エリス・トリオン:それはまあ対決します。項目なんでしたっけ
井村 山茶花:こちらが知覚でそちらが意志!
エリス・トリオン:了解! 先にどうぞ。
井村 山茶花:5dx 知覚
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,2,3,4,8] → 8

エリス・トリオン:意志は技能値2+思い出の一品!
エリス・トリオン:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 7[4,7]+3 → 10

井村 山茶花:あっ負けた
GM:では、七色の直感による読み取りは失敗
井村 山茶花:「……」眉間の皺を深くする。「とにかく」
井村 山茶花:「湯島さんや村神さんもこう言っている以上、今は我慢してもらう」
エリス・トリオン:ほんの少し、瞳が鋭く尖ったあと、笑みを浮かべる。
エリス・トリオン:「ああ。別に俺ァ、それでいいぜ」
エリス・トリオン:「こっちも”焦ってるわけじゃない”。選択肢と、要素を例示しただけだ」
井村 山茶花:「提案、どうも。だけど次からはもう少し穏便に」ため息をつく。
井村 山茶花:「不安に思う人もいる」
エリス・トリオン:「気をつけるとするよ。お心遣い、お疲れ様」
村神操:「エリスせんぱい……」不穏なエリスくんに厭な空気を感じつつ
湯島谷保:「……」二人の様子を固唾をのんで見守っている。
無道ささき:「ねむい」うつらうつらしている。
GM:----
GM:夜も更け、床に就く者も出始めた。(というかささきが寝た)
GM:村神さんにベアトリス・ハックマンが声をかけてくる。
ベアトリス・ハックマン:「村神……少しいいだろうか」
村神操:「ん……なんですか。トイレならつき合いませんよ」うとうととした目をこすりつつ
ベアトリス・ハックマン:「いや、トイレではなく!お前と二人きりで話がしたい……」
ベアトリス・ハックマン:真剣な眼差しだ!
村神操:「その目、何だか尚のこと嫌なんですけど…………真面目な話ですか?」雰囲気を察しつつ
ベアトリス・ハックマン:「当然だ。少し外に出よう」
GM:先導して洞窟の外へと歩き出す。
村神操:「分かりました。それでは」委員長について外に出るよ
GM:ベアトリスは少し離れた場所の海岸で立ち止まり、咳払いをする。
ベアトリス・ハックマン:「コホン。話というのはだな」
ベアトリス・ハックマン:「村上は今日、ささきと、井村と三人で作業をしていたようだな?」
村神操:「はい。あの洞窟を掘って、木材を色々運び込んで……」
村神操:それが、何か?と言うまなざし
ベアトリス・ハックマン:「その時……ささきは、私のことを何か言っていなかっただろうか」
ベアトリス・ハックマン:「肝心なところで役に立たないとか、風紀委員長として相応しくないとか……」
村神操:「……総番長が?いえ、特に何も……」わたしは委員長について話しましたけど、の言葉をすんでで飲みこみ
ベアトリス・ハックマン:「そうか。いや、別に心配はしていないんだが」
村神操:「いえ、全く……委員長、もしかして気にされてるんですか?」
ベアトリス・ハックマン:「学園抗争で番長連と風紀が争ったから、それ以来なんとなく気まずいとか、そう言う事はないんだが!」
村神操:「は、はあ。……くすっ、大丈夫ですよ委員長、わたしも総番長と接するのはこの島に来のが初めての機会ですけど」
村神操:「総番長は影で知り合いのことを悪く言う人じゃありません。……ない、と思います。ええ」
ベアトリス・ハックマン:「そうか。……うん。それならいいんだ」
村神操:「不満があったら、正面から委員長に文句を言いに来るタイプですよ。総番長はきっと」笑って
ベアトリス・ハックマン:「そうかもしれない。うん。私としたことが……これは恥ずかしいな」
村神操:「ええ。……心配なら、明日から委員長も総番長と色々話してみるといいですよ。わたしも学園抗争については色々聞いてますけど」
村神操:「この島に漂流してしまったのも、いいチャンスだと思います」
ベアトリス・ハックマン:「漂流がチャンスか。……大胆な事を言うな、村神は」
ベアトリス・ハックマン:「だが、そう考えた方が得られるものは多いかもしれないな……」
ベアトリス・ハックマン:(さりげなく村神さんの肩を抱く)
村神操:「えへへ。すいません何だかのんびりしてて。でもせっかくですから、楽しめるものは楽しみましょう、うん!」
村神操:困ったように笑って。表情はそのまま、肩に乗った手はすげなく払う。べしっ!!
GM:----
GM:一方、その頃。
エリス・トリオン:「…………ったく、アイツら脳沸いてんじゃねえのか」
エリス・トリオン:洞窟——の入り口から少し離れた位置にある木々の麓で、椰子の葉を重ねて寝ている。
エリス・トリオン:雨避け能力はないが、洞窟の中で水着女子と川の字で寝るよりよほどマシである。
エリス・トリオン:(・・・というか)
エリス・トリオン:(問題は、脱出した後じゃなく)
エリス・トリオン:(事件の内容をどう隠蔽するかじゃねえか……?)
エリス・トリオン:「ベアトリスと無道だぞ。出来るか……いや、やるしかねえ。間違ってもあいつには……」
エリス・トリオン:満点の星空を見上げながら、口封じの算段を考えている。
GM:そんなエリス君の下に、静かに近づいてくる気配がある。
湯島谷保:「……何してるの。こんな所で」
エリス・トリオン:「…………テメーか」一瞬、警戒態勢に入っていた身体が霧散から元に戻る。
エリス・トリオン:「何って、寝てんだよ。見てわかりませんかねぇ」
湯島谷保:「せっかく拠点作ったのに?」洞窟を指さす。
エリス・トリオン:身を起こし、枕にしていた丸めたジャケットを羽織り直す。
エリス・トリオン:「お前が逆の立場なら、素直に寝るか?」
湯島谷保:「そういうの気にするんだ」
エリス・トリオン:「あいつらが気にしなさすぎなんだよ」
エリス・トリオン:「お前も含めてな。この場で襲ってやろうか?」言いながら、手足を投げ出して幹に凭れかかる。
湯島谷保:「そんな気、ないくせに」
湯島谷保:「……エリス・トリオン。あなた、少し変わったよね」
エリス・トリオン:「当たり前だろ、この状況でんなことすりゃ……」「……何が?」
湯島谷保:「言う事が刺々しいことは刺々しいけど、ちょっとだけゆるくなった」
エリス・トリオン:「そこまで、テメェと話してた記憶はねーんだが」
湯島谷保:「まあ、あなたにとっては。私はクラスに居るかどうかもわからないくらいの存在だっただろうし」
湯島谷保:少し苦笑して、足元の砂を蹴る。
エリス・トリオン:「分かってんじゃねえか。ガリ勉のくせに」
湯島谷保:「でも、私にとってはそうじゃなかったから」
エリス・トリオン:「…………?」
湯島谷保:「取っつきづらくて、素直じゃなくて。あなたは私に近い人のような気がしてた」
湯島谷保:「……だからよく見てた」
エリス・トリオン:「そりゃ、随分と自己評価の高いこったな」
エリス・トリオン:「実際はどうだった?」
湯島谷保:「……今はちゃんとわかってるよ。あなたは、私なんかとは違うってこと」
エリス・トリオン:「…………」横目で湯島さんを見遣る。
湯島谷保:「この島に来てから、もっとわかったかも」
エリス・トリオン:「そりゃ誤解だ。こんなクソみてーな状況下の俺を判断して欲しくないね」
湯島谷保:「学校に居る時と一緒だよ。なんだかんだで、あなたは人の注目を集めるし、諍いはあっても、どこか信頼されてる」
湯島谷保:「私にはそう見えてる」
エリス・トリオン:「はっ、だったら、眼鏡を買い直した方が良いな」
エリス・トリオン:「卑屈になってんのか?」
エリス・トリオン:唐突に、尋ねる。
湯島谷保:「今は、素直になってるつもりだけど」
エリス・トリオン:「素直と卑屈は矛盾しねえだろ」
エリス・トリオン:「お前だって、少しは役に立ってるだろ。学校のお勉強しかしてねえノーマルの割には、よくやってる」
湯島谷保:「慰めてくれてるの?」
エリス・トリオン:「ってことは、傷ついてる自覚があるってことだ」
湯島谷保:「……なんか誘導されてる気がするな」エリス君に背を向ける。
エリス・トリオン:「他人と比較して、あれと比べて自分はなんて、って思うほど不毛なことはねえぞ」
湯島谷保:「そんな事は……わかってるけど、そうじゃなくて」
湯島谷保:「いいや。私が変な事言った。ごめんなさい」そのまま歩き出す。
エリス・トリオン:「俺が変わったっつうんなら、そこの認識が変わったんだよ」
湯島谷保:「……」
エリス・トリオン:「俺の周りにあるのは、そこまでステキなもんじゃない。」
エリス・トリオン:「だから、多少はこっちから気い使ってやるのさ」
エリス・トリオン:「俺みてーになりたいなら、そのくらい上から目線でいるこった」
エリス・トリオン:冗談めかして笑い、再び椰子の葉をかぶる。
湯島谷保:「……そういうことじゃ、ないもの」
湯島谷保:ごく小さな声で呟き、歩いて離れていく。
GM:----
GM:そしてそのまま、湯島谷保は姿を消してしまった。
GM:----
GM:ロイスの調節、調達などをする方はどうぞなのです。
井村 山茶花:ロイスはこのまま!調達はスペリオル!
エリス・トリオン:湯島さんのロイスをネガティブからポジティブメインに。同情:○/呆れ:
井村 山茶花:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 4[2,4]+1 → 5 → 失敗

井村 山茶花:以上!
エリス・トリオン:えっ
エリス・トリオン:スペリオルミックス買って良いのか
エリス・トリオン:買うよ!
GM:いいぞ
村神操:調達は再び応急手当キット、ロイスはある意味いつものビーちゃん通りなので変化なし!
村神操:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 9[9]+1 → 10 → 成功

エリス・トリオン:6dx+5>15
DoubleCross : (6R10+5[10]>15) → 10[1,4,8,8,9,10]+4[4]+5 → 19 → 成功

村神操:成功、買う!
GM:買った!?
エリス・トリオン:なんで最初に思いつかなかったんだ! 買って、飲む!
神奈ひより:エリスくんに○連帯感/恐怖で取得。UGNボディアーマーいきます。
神奈ひより:5dx+1=>12
DoubleCross : (5R10+1[10]>=12) → 6[1,3,5,5,6]+1 → 7 → 失敗

エリス・トリオン:クリスタルシールド買える値だったが後悔は無い
神奈ひより:失敗。以上ー
GM:じゃあみんなOKかな
エリス・トリオン:OK!
井村 山茶花:OK!
神奈ひより:OKー
村神操:OK!
GM:イエス。シーンをカットします
GM:◆ミドルシーン5 END◆

GM:◆ミドルシーン6◆登場PC…村神操(全員登場可)
GM:登場するPCは侵蝕率の上昇をお願いいたします。
村神操:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 7[7]+59 → 66

井村 山茶花:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 2[2]+60 → 62

村神操:山茶花ちゃん、抑え目だ。私の方はこれでそこそこ周りとバランスとれた感じになって来たぞ
神奈ひより:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 3[3]+65 → 68

エリス・トリオン:1d10+69-1
DoubleCross : (1D10+69-1) → 1[1]+69-1 → 69

神奈ひより:よしよし
エリス・トリオン:よっしゃ!
エリス・トリオン:1上げて70です
GM:やる!
GM:姿を消した湯島谷保の捜索は全員で手分けして行うこととなった。
GM:それはそれとして、必要な物資の確保や島内の探索もすすめなくてはならない…
GM:というわけで、このシーンでの行動を選択してください
GM:また、現在同行NPCとして湯島谷保は選択できませんのでご注意を
エリス・トリオン:最強の女が
村神操:湯島さん、貴方はちゃんと役に立っていましたよ……
GM:じゃあシーンプレイヤーの操ちゃんどうぞ
村神操:はい!では食糧調達Bで。まだ若干余裕はあるけど、今後に備えて再び食べ物を探すのだ
GM:念入り!
GM:同行NPCはいかがいたしますか
村神操:わたし(【肉体】が得意)は比較的イケそうなので、今回は委員長で
村神操:精神系の手助けになったげて欲しい・・・!
GM:了解です。ではベアトリス・ハックマン。精神系の判定にダイスボーナス+2が付きます
GM:----
GM:・食糧調達B…【肉体】、<知識:植物>、<情報:学問>
GM:1~6で失敗、7以上は成功。12以上は大成功。
成功でアイテムを1つ、大成功で2つ獲得します。
失敗すると2d10のHPダメージを受けます。

GM:行動値順でひよりちゃんからだね
神奈ひより:はーい
神奈ひより:まず、またもイージーエフェクト《成長促進》使用したいです。
GM:どうぞなのだ。ダイスボーナス+2を進呈しよう
神奈ひより:ありがたく!
神奈ひより:判定は〈情報:学問〉。《ラッキーメダル:ホワイト》《ミーミルの覚書》使用してさらにダイス+2、達成値+1。
神奈ひより:11dx+1
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 9[2,3,4,4,6,7,7,7,8,9,9]+1 → 10

神奈ひより:ほっ
GM:成功!
GM:食糧Bを1個獲得!
神奈ひより:やったねー
GM:続いては井村さーん
井村 山茶花:では<知識:植物>で!
井村 山茶花:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[2,2,4,5,7,8] → 8

GM:成功!
井村 山茶花:なんとか!
GM:食糧Bを1個獲得!
GM:次は操ちゃん!
村神操:【肉体】振りで!侵蝕値でダイス一個増える
村神操:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[2,4,6,8,8] → 8

村神操:やった!
GM:成功!
GM:食糧Bを1個獲得!
GM:最後はこの男!
GM:エリス・トリオン!
エリス・トリオン:はいさい!
エリス・トリオン:情報!
エリス・トリオン:ホワイトメダルと浸蝕率込みで、
エリス・トリオン:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[2,2,4,5,9,9]+1 → 10

エリス・トリオン:もんだいなし
GM:成功!
GM:食糧Bを1個獲得!
GM:トータル4個獲得です!
GM:手持ちと合わせて6個ですね
村神操:いいぞ、本日分が賄えた!
村神操:「ふふふ、昨日のはちみつから、今日は素でハチノコが獲れた……」ほくほく
GM:シーンカットな
GM:調達あればしてもいいぜ!
エリス・トリオン:あ、盾
エリス・トリオン:盾かう。クリスタルシールド相当の何か
エリス・トリオン:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 8[2,3,5,7,8,8]+5 → 13

エリス・トリオン:muri
神奈ひより:UGNボディアーマー!
井村 山茶花:ボディアーマー的なものを
村神操:あ、ボディアーマー!白兵ガールなわたしも欲しい!
井村 山茶花:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

神奈ひより:5dx+2=>12 ラッキーメダル:ホワイト使用
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 9[2,3,4,6,9]+2 → 11 → 失敗

井村 山茶花:むり!
神奈ひより:あっ、財産点1使用して買います
村神操:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 4[2,4]+1 → 5 → 失敗

GM:ついにボディアーマー購入者が!
村神操:ダメっ・・・村神操圧倒的ダメっ・・・
GM:では以上のようだな!悪魔的にカットするぜ!
GM:◆ミドルシーン6 END◆

GM:◆ミドルシーン7◆登場PC…井村山茶花(全員登場可)
井村 山茶花:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 4[4]+62 → 66

GM:上がらないねー!
井村 山茶花:テンションの低いダイスだ……!
エリス・トリオン:出よう
エリス・トリオン:1d10+70-1
DoubleCross : (1D10+70-1) → 6[6]+70-1 → 75

神奈ひより:出ましょうか
神奈ひより:68+1d10
DoubleCross : (68+1D10) → 68+6[6] → 74

神奈ひより:むむ
GM:----
GM:まずは恒例のハプニングチャートを振ってもらおう
GM:代表一名
GM:1d100を振ってね
井村 山茶花:はーい
井村 山茶花:1d100
DoubleCross : (1D100) → 71

GM:71:チャンス到来。判定ダイスが+5される
井村 山茶花:でかい
神奈ひより:すごい
GM:スッゴォイ
エリス・トリオン:山茶花ちゃんの引きが強い
GM:・島内探索(内陸)…<知覚>、<情報:アカデミア>、<情報:噂話>
GM:島の中央部、鬱蒼と樹木の茂った森林地帯。
GM:あちこちから鳥、猿、なんだかよくわからない生き物の鳴き声が聞こえてくる。
GM:一番調査が進んでいない場所でもある。何かが見つかるかもしれない…
GM:判定は、行動順ならばひよりちゃんからですね
神奈ひより:はいっ
神奈ひより:では〈情報:アカデミア〉で《ミーミルの覚書》《ラッキーメダル:ホワイト》使用します。ダイス+2、達成値+1。
神奈ひより:12dx+2
DoubleCross : (12R10+2[10]) → 10[1,3,3,4,5,6,7,9,10,10,10,10]+5[1,2,2,5]+2 → 17

神奈ひより:やった
GM:ひよりアイスにはハズレがない
神奈ひより:あたりの代わりにひよりって書いてある
エリス・トリオン:ほしい
GM:かわいい
GM:じゃあ井村さんも振ってもらおう
井村 山茶花:<情報:噂話>で「コネ:噂好きの友人」を使用します。ダイス+2個。
井村 山茶花:9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[1,4,5,5,6,6,7,7,10]+6[6]+4 → 20

井村 山茶花:ぎゅんぎゅん
GM:スッゴォイ
エリス・トリオン:ぐるぐる回る
GM:こうなると、エリス君はさらにこの上を行っちゃうのかな
神奈ひより:なんでプレッシャーを……
エリス・トリオン:ハハハ任せとけって 
エリス・トリオン: 能力値3侵蝕1ボーナス5+「情報:アカデミア2」にホワイトメダル!
エリス・トリオン:9dx+3
DoubleCross : (9R10+3[10]) → 10[2,2,4,6,6,6,7,8,10]+10[10]+9[9]+3 → 32

GM:まじか
神奈ひより:すげー!!
井村 山茶花:行った!
エリス・トリオン:何がしたいんだお前は
GM:負けず嫌いだなあ
GM:調査の結果……かなり深そうな洞窟を発見。
・島内探索(洞窟)が可能になりました。
※判定は不要です。食糧もしくは飲料水を消費すればOKです。

GM:洞窟の入り口付近にはアルファベットの「D」の中に
もう一つ「D」が入っているような、独特な印が描かれている。

GM:・情報項目「Dの印」…<知識:歴史><情報:裏社会>8 が調査可能になりました
GM:さらに、何かの破片のようなものがたくさん落ちているのも見つかります。
GM:・情報項目「何かの破片」…<RC><情報:アカデミア>9
エリス・トリオン:いっぱい出てきた
井村 山茶花:裏社会。不穏な……
GM:情報項目はメジャーアクションを消費すればどのシーンでもできると思ってくださいな
GM:◆そのまま次シーンへ!◆

GM:◆ミドルシーン8◆
GM:登場するPCは侵蝕値の上昇をお願いします
井村 山茶花:1d10+66 はいっ
DoubleCross : (1D10+66) → 8[8]+66 → 74

エリス・トリオン:1d10+75-1
DoubleCross : (1D10+75-1) → 3[3]+75-1 → 77

神奈ひより:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 7[7]+74 → 81

村神操:1d10+66 出ます!
DoubleCross : (1D10+66) → 3[3]+66 → 69

GM:----
GM:情報収集項目は以下の二つ。
GM:・情報項目「Dの印」…<知識:海賊><情報:裏社会>8
・情報項目「何かの破片」…<RC><情報:アカデミア>9

GM:得意な人がチャレンジするといいだろう。
井村 山茶花:<情報:アカデミア>ならまかせろー
GM:あ、まちがえた
GM:・情報項目「Dの印」…<知識:歴史><情報:裏社会>8
GM:・情報項目「何かの破片」…<RC><情報:アカデミア>9
GM:こうだね
エリス・トリオン:続けて何か出る可能性もあるからな
神奈ひより:とりあえず待機してます
GM:情報収集をする人は、するべし
井村 山茶花:では何かの破片を<情報:アカデミア>で!
GM:カマン!
井村 山茶花:「コネ:学園通の友人」を使用してダイス+2個
井村 山茶花:4dx+4>=9
DoubleCross : (4R10+4[10]>=9) → 8[4,5,6,8]+4 → 12 → 成功

GM:ムン。ナイス
村神操:さすが
エリス・トリオン:見事なり
神奈ひより:わー
GM:じゃあまずこっちを開けよう
GM:・何かの破片
ディオゲネスクラブが用いている仮面の破片と思われるもの。
この島はかつて、ディオゲネスクラブが失敗作の仮面の廃棄場として用いていたようだ。
ゴミのようなものだが、中には力を残しているものもあるかもしれず、注意が必要だろう。

井村 山茶花:危ない
村神操:ヒェッ
エリス・トリオン:めちゃくちゃ危ないがな
GM:以上なのだ
GM:さて、もう一つの項目はどうするかね
村神操:よし、では次はもっとも不得手なわたしがDの印に突撃を
村神操:ダメだった時のカバーは任せた!
GM:カカッテコンカ!
村神操:<情報:歴史>で振ってみます。アイテムなし、侵蝕値ボーナスのみの素振り!
村神操:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[3,3,6,8] → 8

村神操:8!ちょうど!
GM:ジャスト!ヤラレタ!
GM:情報を公開しよう。
GM:・Dの印
1860年代に活動していた海賊、ダカールの使用していた印。
ダカールは所持する潜水艦ダイモーン号を用いて商船などを襲い、略奪を繰り返していた。
明らかに人智を超えた力を有しており、オーヴァードだったものと思われる。
ある日「超人の伝説が眠る島を探す」と言い残し、数名の部下と共に姿を消したという。

GM:以上!
村神操:1800年代に民間で潜水艦!すごい、確かにオーヴァードの力だ……
井村 山茶花:オーヴァード海賊……
エリス・トリオン:じゃあ、なんか、湯島さんを探しつつ、内陸の調査をしていたところで
エリス・トリオン:妙に人為的っぽい感じの洞窟を発見しました
エリス・トリオン:「——おい、テメーら! こっちきてみろ!」と、声を張り上げる。
井村 山茶花:「自分は呼ばれたらそっぽ向くだろうに……」小声でぶつぶつ言いながらそちらへ。
村神操:「——どうかしました、何かありましたかっ」声からしばらくのち、近場で木の実を探していたわたしも駆けつけます
神奈ひより:「なあになあに、エリス先輩何か見つけたの?」
村神操:「……これ……」洞窟を見
井村 山茶花:「これは……また、見るからに怪しい」
エリス・トリオン:「どこほっつき歩いてたんだ」と言いつつ、一人でかなり先行していた。「ん」と親指で示す。
エリス・トリオン:ただの自然物というには、入口周りに、何やら補強、整えられた形跡がある
神奈ひより:「すごい! 秘密基地みたい!」
井村 山茶花:「自然の洞窟に多少人の手を入れて……私たちと同じようなことを、ずいぶん前にやってた連中がいるってことかな」
村神操:「わたしたちの拠点(発見時)とは大分違う……この島、人が住んでたんだ……!」
神奈ひより:「その方たちも遭難したのかしら?」
井村 山茶花:「どうかな。これ、表札代わりじゃない?」刻まれた『D』の印を指す。「つまり、少なくともある程度長い期間、ここを使うつもりでいた」
エリス・トリオン:「どーにもキナ臭いな・・・ヤな感じだ」といいつつ、中に入っていこうとする。
井村 山茶花:「まあ、どこのDさんかまでは分からないけどね」
村神操:「そうかもね。少なくとも、村や港を作ってって感じとは大分……大分……自然の島に秘密基地みたいな拠点……?」
村神操:「そんな事する人って、わたしたちみたいに遭難しちゃったか、そうじゃなかったら……」表情が不穏を帯びる
エリス・トリオン:「……いっつ!」何かを踏んで、飛び下がる。
井村 山茶花:「……トリオンくん、それ」足元に落ちていたものを見て、目つきが鋭くなる。
エリス・トリオン:尖った石、ではない。「なんだこりゃ。皿か・・・?」
村神操:「エリスせんぱい、大丈夫ですか!洞窟なんです、足下には気を付けて……」駆けより、下を見る
エリス・トリオン:がしがしと土を蹴って掘り起こそうとする
井村 山茶花:掘り起こされたところでひょいと手を伸ばし、それをつまみ取る。「D。頭文字ならあるいは——」
井村 山茶花:「ディオゲネス?」顔の前にかざすと、丁度割れた仮面の一部であることが分かる。
神奈ひより:「ひゃっ」その名前に声を上げる。
エリス・トリオン:「な——」目を見開く。「バカ、離せ! 危ねえぞ!」
井村 山茶花:「大丈夫だよ。"これ"は何の力も感じない」と答えつつ、言われたとおり手を離す。
井村 山茶花:「心配したの?」
神奈ひより:「本当に? 先輩、大丈夫?」井村さんと仮面の欠片を交互に見る。
エリス・トリオン:「っ……するかよ、アホ。こっちがあぶねえって意味だ!」
井村 山茶花:「ああ、うん……ごめんね、驚かせた」ひよりちゃんに両手を振って、平気だよーというジェスチャ。
村神操:「だっ、大丈夫ですか?本当に、調子悪いとかはないですかっ。——よかったぁ」大丈夫そうで、ホット一息
神奈ひより:「よかったぁー」村神さんと一緒にほっとする。
エリス・トリオン:「コントか」
エリス・トリオン:改めて、周囲を見回す。「……こんなもんがホイホイ埋まってるってことは……」
村神操:「危ないのなら、それは確かにエリスせんぱいもですね。足切っちゃってるんですから、危ないならそっちの方がよっぽどです」
村神操:安心ついでにちょっと笑顔。
村神操:「後で消毒、しておきましょうね」
エリス・トリオン:「要らねーよ。かすり傷だ、こんなん……」と言いつつ、似たようなものがないか周りを探す。
村神操:そしてエリスと同様辺りを見回し「ディオゲネスクラブの、隠し砦……ううん、廃棄場——!」
神奈ひより:「先輩、こっち、こっちにもあってよ!」エリスくんの後をついて回りましょう。
神奈ひより:「いらない仮面を捨てていたの? ゴミはちゃんとまとめて廃棄しないとダメなのに!」
井村 山茶花:「私たちがこれだけ嗅ぎ回っても妨害に現れないってことは、"元"がつくかな。あるいはたまたま留守にしたタイミングで隔絶されたか」
エリス・トリオン:「触んじゃねえぞ。……どっちにしろ、陶芸工場じゃねーんだぞ……」
井村 山茶花:「——ううん、あの会長がキャンプをやるって言いふらしてたんだ。今も使ってる施設なら止めに入らないはずはない」
エリス・トリオン:「どことどこが関係してるか、だ」
エリス・トリオン:「だいたい、ディオゲネスがあんなデザイン印使ってるの見た覚えなんかねーぞ」
村神操:「それ、なんですけど」>デザイン印
エリス・トリオン:「なんだよ?」
村神操:「この印、わたしどこかで見た覚えがあって、モヤモヤしていたんですが……これ、多分昔の海賊の印です」
井村 山茶花:「海賊?」
村神操:「はい、本で読んだ……でも、この学園島の領海に洞窟とは中々結び付かなかったんですけど、ダカール——150年くらい前の海賊です」
村神操:ダカールについての情報を伝えるよ
エリス・トリオン:「なんだそりゃ。150年・・・?」
神奈ひより:「じゃあ、そのダカールさんの作ったところなの? ここ……」辺りを見渡す。
井村 山茶花:「ひよりちゃんへのプレゼント——樽の中身の年代とも一致するね、その話なら」
村神操:「はい。不思議な力を持ってる、実在したのに、おとぎ話みたいなうわさが絶えなかった海賊。何でこんな所に——」
村神操:今ならその力もオーヴァードの物だったのかもとは感じますけど、とつけたし
エリス・トリオン:「・・・一気にぐちゃぐちゃしてきたな。いきなり消えたあの馬鹿といい・・・!」
井村 山茶花:「むしろ、話はシンプルになったよ」落ちている仮面の破片をつま先で弾いて。「正体が何であれ、疑わしいものが二つもここに揃ってるんだから」
村神操:「……うん、ただの廃棄場にしては、生活のための作りが整えられ過ぎてる気がして。元々が海賊が秘密基地として作った所」
井村 山茶花:「まずは乗り込んで、ここの秘密を暴いてみることじゃない?」
村神操:「なら、辻褄も……ううん、今はまず、そっちが先ですね!」>暴いて
村神操:「すみません、考え込む前に、まずはどんどん調べてみましょう!」やる気
エリス・トリオン:「怖いもの知らずかよ……」
GM:その時!
村神操:「風紀委員ですから。怖いものなら、アカデミアでそこそこ遭ってますからねっ」ふんす!
エリス・トリオン:「ま、それしかねーか。逸れるなよ」
GM:神奈ひよりの脳内に、またしてもあの声が響き始める。
謎の声:「下がらせろ……」
神奈ひより:「きゃっ」頭を押さえる。
井村 山茶花:「……また、なの?」
神奈ひより:「えっ、えっ、なあに? 今度はお願いの話じゃないの?」
謎の声:「そいつらは、呼んでいない。下がらせろ……」
謎の声:「一人は、手に入った。あとはお前だ。他の奴に用はない……」
神奈ひより:「ええと、皆さんは呼んでないから、下がってねって……」
神奈ひより:「……一人は?」
エリス・トリオン:「また声か? おい色ボケ——はいねえか、くそ、肝心な時に!」
神奈ひより:「あの、聞きそびれてたのだけど、あなたは一体誰なの? どうしてひよりだけ呼ぶの?」
謎の声:「……」
GM:その質問には、答えるつもりはないようだ。
エリス・トリオン:「下がらせろ? ってことは……」
井村 山茶花:「なるほど、ここが当たりってわけ」
神奈ひより:「もう! ちゃんとお話しないとだめなのよ!」
神奈ひより:「ええとね、それに、なんだか一人手に入ったって言ってるわ」みんなに。
井村 山茶花:「!……それって」
村神操:「呼んでない、下がってって……!むっと来る物言いだね、それ……!」
神奈ひより:「ひより、ちょっと嫌な予感がしてよ……」
村神操:「うん、でもそれなら、やっぱりわたしたち、すごくいい所に来てると思います!」
村神操:「……尚のこと、引き下がれなくなりましたね。はきりさせないと。湯島先輩……!」
エリス・トリオン:(一人・・手に入った。呼んでない。ガキだけ・・・)
井村 山茶花:「呼ばれていようといなかろうと、不審者に言われて下級生を置き去りにするなんて、できるわけがない」
神奈ひより:このまま進むことはできますか?
GM:先に進もうとすると、声がさらに続きます
謎の声:「下がらないのならば、やむを得ない。力づくで止めることになる」
神奈ひより:「力づく!」
GM:洞窟の奥から、生臭い臭気とともに半透明のうねる触手が這い出てくる。
GM:そして君たちを睨む巨大な眼球。
神奈ひより:「たたたたたた大変!」
GM:これは……アカデミアでも時折目撃されるという、洞窟大王イカだ!
村神操:「……ひよりちゃん、大体わかったよ。その声のヒト、無理やりにでもわたしたちを下がらせようって言ってるんだよね」
神奈ひより:「そう! そんな感じです!」
井村 山茶花:「ますますシンプル」口の端を吊り上げる。
エリス・トリオン:「こりゃまた、でけえ刺身が出来そうだな・・・」
井村 山茶花:「つまり向こうには、私たちを押しとどめる手段があんな魚介類しかないってこと!」
井村 山茶花:「呪いや幽霊ならともかく、ただのイカを番長連が恐れるものか!」
神奈ひより:「先輩、食べたらお腹壊してよ?」
村神操:「うん!いいじゃない、却って分かりやすくなったよ!大丈夫、あんなイカちゃんになんて、負けないよ!」
エリス・トリオン:「分かってるわ! もののたとえだ!」
GM:イカは大王のオーラを漂わせながら君たちに向かってくる。
GM:その額には、申し訳程度にディオゲネスクラブの仮面もくっついているのだ!
エリス・トリオン:「・・・単純ついでに、謎の声、あのイカがテレパシーで話しかけてきてるってことはないか?」
謎の声:「それはない……」
神奈ひより:「それはないって言ってるわ!」
GM:ミドル戦闘に入ります。準備はよろしいか!
エリス・トリオン:OKです!
村神操:よいです!
井村 山茶花:OK!
神奈ひより:はい!
GM:では戦闘を開始しよう。
GM:エンゲージは以下の通り
GM:(PC達)-10m-(イカゲソ1、イカゲソ2、洞窟大王イカ)
GM:それでは……
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
洞窟大王イカ:《支配者の瞳》を使用。イカゲソ1、2の達成値をプラスします
エリス・トリオン:《バタフライエフェクト》。侵蝕値3。
洞窟大王イカ:さらにEロイス《唯我独尊》でセットアップエフェクトをもう一つ使用
井村 山茶花:コンボ「TANSTAAFL」を使用。《原初の黄:苛烈なる火》。ラウンド間攻撃力+9、HP-5。侵蝕74→77。
洞窟大王イカ:《装甲強化》で自身の防御力を上げます
エリス・トリオン:井村さんに『達成値5上昇(ラウンド間、1回)』のバフを付与
エリス・トリオン:「チッ、なんだよ。サービスが行き届いてねえなァ」 謎の声に文句を言いつつ、
エリス・トリオン:体中から細長く伸ばした霧を、枝状にを展開する。
井村 山茶花:「There Ain't No Such Thing As A Free Lunch」ぼそりと呟く。黒髪から影が流れ落ち、足元に闇溜まりを作る。
エリス・トリオン:霧の枝は、敵味方の動線を無差別に遮っているが、井村さんの射線のみが空いていることが分かる。
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速はひよりちゃん!
神奈ひより:はい!
神奈ひより:マイナーで5m後退。エンゲージを離脱します。
神奈ひより:コンボ『ハタキとブラシ』《コンセントレイト:オルクス》《完全なる世界》《リミットブレイク》《荊の戒め》《縛鎖の空間》《能力訓練:精神》使用。
神奈ひより:対象はイカゲソ1。侵蝕率15上昇。
神奈ひより:ダメージが通れば硬直・重圧・放心を付与。
神奈ひより:判定いきます。
GM:カモン!
神奈ひより:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[1,2,4,5,5,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[4,4,5,5,5,9,10,10]+6[2,3,6]+5 → 31

GM:イベイジョン固定値以上!命中します。ダメージをどうぞ
神奈ひより:4d10+16
DoubleCross : (4D10+16) → 25[9,5,7,4]+16 → 41

GM:オゲッ
GM:イカゲソ1が何もしないうちにしんだ!
神奈ひより:あっバステww
GM:不甲斐ないゲソ野郎ですまない
神奈ひより:いいのよ
神奈ひより:では、特に書いてなかったけど肌身離さず持っていた箒を振り上げる!
神奈ひより:「ちょっと縛りますからね!」箒の枝はするすると伸び、イカゲソにきつく巻きつく。黄色い花が咲く!
イカゲソ:(喋る事はできない)
神奈ひより:「えいやー!」
神奈ひより:「ふー、よし!」イカゲソがなんだか嫌な感じにぐったりしていることには気づかない!
神奈ひより:以上!
GM:続いては怒りに震えるイカゲソ_2の行動!
イカゲソ:マイナーでPC3名のエンゲージへ移動
イカゲソ:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》で村神操ちゃんを攻撃します。
村神操:む、わたし!来いです!
イカゲソ:8dx8+1
DoubleCross : (8R10+1[8]) → 10[1,1,5,6,7,9,9,10]+6[3,4,6]+1 → 17

村神操:回避を試みます!
村神操:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[3,5,6,7,9]+1 → 10

村神操:ダメだった
エリス・トリオン:カバーなどはしませんー
イカゲソ:ではダメージを出そう。
イカゲソ:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 10[7,3]+5 → 15

村神操:装甲などはなし、素通し!HP31→16!
GM:イカは足が10本あるように見えるが、そのうち足は8本。
GM:あとは獲物を捕るために使う「触腕」と呼ばれる2本の腕を持っている!
GM:その木の葉状になった先端には通常4列の吸盤を有し、
GM:カップ状になった吸盤の内側にはキチン質の歯が環状に並んでいるのだ。
GM:吸盤が吸い付き、歯が切り刻む!
村神操:「うぇっ!」ゲソのコンビネーションに惑わされた一瞬の隙を突かれ、触腕が腕に巻きつく!
村神操:「~~~っっ!!」いたい!腕が切り刻まれる!だがまだ大丈夫!
村神操:「~っ……骨には、行ってないもん!」
GM:続いては井村山茶花さんの手番です
井村 山茶花:マイナーなし、メジャーでコンボ「Nightfall」。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《原初の赤:災厄の炎》《光の手》《滅びの光》、対象はゲソ2!
井村 山茶花:判定時に《バタフライエフェクト》の効果を使用して達成値+5。
井村 山茶花:判定行きます!
GM:カモン!
井村 山茶花:8dx8+5
DoubleCross : (8R10+5[8]) → 10[2,3,4,6,6,7,7,8]+10[8]+7[7]+5 → 32

GM:イベイジョン以上!命中します。ダメージをどうぞ
井村 山茶花:4d10+12+9
DoubleCross : (4D10+12+9) → 21[5,4,3,9]+12+9 → 42

井村 山茶花:42の装甲有効!
GM:ヌギャー、ゲソ2が落ちます
井村 山茶花:侵蝕77→89
井村 山茶花:「私の後輩に手を出した落とし前……」影が沸き立ち、ゲソを這い登る。
井村 山茶花:「つけさせてもらうッ!」その表面をびっしりと覆った次の瞬間、着火! 闇色の炎がこんがりゲソを焼き上げる!
イカゲソ:(苦しげにのたうつ暇もなく動きを止める)
井村 山茶花:「……刺し身にはならなかったね」
GM:続いては洞窟大王イカのターン!
村神操:ゲソが燃え落ちるもこちらは全くの無傷。そして「——助かりましたっ!」ぱあっと明るい表情!
洞窟大王イカ:マイナー《骨の銃》《形状変化:剛》
洞窟大王イカ:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《異形の祭典》《うごめく弾丸》《オールレンジ》で村神さん、エリス君、井村さんを攻撃します。
洞窟大王イカ:この攻撃でHPダメージを与えた場合、重圧を付与します
井村 山茶花:ラストアクションが使えなくなっちゃう
洞窟大王イカ:11dx8+3
DoubleCross : (11R10+3[8]) → 10[2,3,3,4,5,6,7,7,7,8,8]+4[4,4]+3 → 17

GM:待てや…!
GM:なんだその貧弱な達成値は…!
エリス・トリオン:C値8では・・・
井村 山茶花:ドッジしてみます
エリス・トリオン:ガード。
井村 山茶花:3dx>=17
DoubleCross : (3R10[10]>=17) → 9[2,4,9] → 9 → 失敗

村神操:17なら、低ダメージを期待してガードで。駄目ならリザレクトる
エリス・トリオン:あ、エフェクトは特になしで
GM:了解。ダメージを出そう
洞窟大王イカ:2d10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 11[8,3]+17 → 28

GM:装甲有効です
井村 山茶花:戦闘不能!《リザレクト》!
井村 山茶花:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 8[8]+89 → 97

村神操:たけーよ!死ぬ!起き上がる!《リザレクト》
井村 山茶花:ここに来て高いな……!?
村神操:1D10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 6[6]+69 → 75

エリス・トリオン:装甲で12減らして、《デモンズウェブ》。
エリス・トリオン:16-5d10
DoubleCross : (16-5D10) → 16-18[4,1,6,2,5] → -2

GM:で、出やがった
井村 山茶花:硬い!
エリス・トリオン:侵蝕が2も上昇してしまった
GM:このやろう
村神操:しかも侵蝕率2!
GM:イカの墨は鰓の間にある墨袋から排出される。
GM:自分の体と似た形のものを出し、敵がそちらに気を取られているうちに逃げるためのものと考えられている。
GM:だが、この洞窟大王イカにあっては……高圧で敵を切り刻む、攻撃の手段と化す!
GM:さながら黒い閃光!
井村 山茶花:「……ッ!」イカスミが皮膚をえぐり、その勢いで髪をひと筋斬り飛ばす。
エリス・トリオン:無数のイカスミが、宙に留まって浮いている。
村神操:「い……たぁっ!」イカスミが直撃する。漆黒の隅が辺りを埋め尽くす中、体が再生する。おーヴぁーどでなければ死んでいた
エリス・トリオン:水に弾かれる油のように、霧の壁を越えられずに水滴の姿を晒している。
エリス・トリオン:「調味料にゃ、使えなさそうだな」指でつついた後、べちゃりと地面に放り捨てる。
村神操:さすが、生徒会幹部は違う!
GM:続いては村神さんの手番です
村神操:はい!ではマイナーアクションで戦闘移動、イカにエンゲージします
村神操:そして……みんなも侵蝕値高いので、ちょっと無理してでもこれでわたしが倒すつもりで思いっ切り殴ります
GM:うおっ
エリス・トリオン:やれー!
村神操:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《アームズリンク》《ライトニングリンク》!対象はイカ!
GM:来いッ
村神操:9dx8+4 侵蝕値ボーナス込み!
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,2,2,3,5,6,8,8,9]+6[3,5,6]+4 → 20

村神操:+学生王者!ダイス一個達成値増やす!
村神操:1D10+20
DoubleCross : (1D10+20) → 10[10]+20 → 30

エリス・トリオン:!?
GM:豪運…!
井村 山茶花:すごい
村神操:10が出た!?
神奈ひより:おお!
GM:ド、ドッジだ!うおー!
洞窟大王イカ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[3,5,8,8,8,9,10,10]+6[1,6]+2 → 18

GM:あかんな!ダメージくれたまえ!
村神操:4d10+17 当たった!では
DoubleCross : (4D10+17) → 22[10,1,7,4]+17 → 39

村神操:39、装甲無視。う、微妙か
GM:うむ。これだとまだ残る
村神操:チクショウ!
エリス・トリオン:では私の出番のようだが
村神操:オッス!黒い墨の中、一瞬で距離を詰め、殴る!閃光のような拳だ。だがトドメには至らない!
洞窟大王イカ:「ソノテイドカ……ニンゲン……フシュルシュル」
村神操:握りこんでなお、光が漏れるその拳の中には陽子、中性子、電子、ガンマ線の高密度ガスが詰まっている。所謂宇宙創成の物質だ
村神操:無明の闇たる世界の中で尚輝きを失わないその拳の軌跡は、キックボクシング天文学における彼女だけの得意技
村神操:流星痕(starliner)と呼ばれている!だが、なおそれでもこのイカは倒れない!
村神操:お待たせしましたごめんなさい、エリスくんどうぞ!
GM:エリス君の手番なのだ
エリス・トリオン:そしてすみません、行動値2ゆえ
エリス・トリオン:10m先の対象を素殴りすることすら敵わない!
エリス・トリオン:行動放棄します!
GM:そ、それがあったか
GM:◆クリンナップ◆
GM:◆ROUND 2◆
GM:◆セットアップ◆
洞窟大王イカ:《装甲強化》で自身の防御力を上げます
洞窟大王イカ:防御力ってなんだ。装甲値ですね
井村 山茶花:特になし!
神奈ひより:なしです
村神操:ないです!
エリス・トリオン:ないです
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速ひよりちゃんから
神奈ひより:待機します!
GM:次は井村さん!
井村 山茶花:こちらも待機!
GM:ナ、ナメやがってー!
GM:ブッ飛ばしてやるぁー!
洞窟大王イカ:マイナーなし、《コンセントレイト:エグザイル》《うごめく弾丸》《オールレンジ》で井村さんを攻撃します
洞窟大王イカ:11dx8+3
DoubleCross : (11R10+3[8]) → 10[1,2,3,4,4,6,8,8,9,10,10]+10[1,2,5,9,10]+10[1,10]+3[3]+3 → 36

GM:フフ……これこれ、これですよ
井村 山茶花:むー!ドッジ!
井村 山茶花:3dx>=36
DoubleCross : (3R10[10]>=36) → 10[4,6,10]+3[3] → 13 → 失敗

エリス・トリオン:では、井村さんを行動放棄カバーしまーす。
GM:ヤ、ヤロー
エリス・トリオン:ガード。《鋼の氷》および《Aランクディフェンダー》使用。侵蝕+4、ガード値+14。
GM:ならばダメージを算出…勝負!
洞窟大王イカ:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 24[9,10,2,3]+17 → 41

GM:装甲は有効です
エリス・トリオン:うわっ
エリス・トリオン:ガード値と装甲で26軽減。残り15
エリス・トリオン:《デモンズウェブ》。
エリス・トリオン:15-5d10
DoubleCross : (15-5D10) → 15-39[9,5,8,9,8] → -24

GM:なんだこいつ…
井村 山茶花:うわっ
GM:いやいやいやいや
エリス・トリオン:なんだおまえ
村神操:ひえっ……
GM:荒れ狂う洞窟大王イカの雄叫びが洞窟を揺るがす!先ほどよりも収束し、より高圧になったイカスミレーザーの攻撃!
GM:井村山茶花を貫かんと襲いかかる!
井村 山茶花:「ッ……!!」
エリス・トリオン:「やれると」
エリス・トリオン:霧の帯が、井村さんの周囲に瞬時に展開。
エリス・トリオン:放たれた墨を、受け流し、一周させて勢いを殺す。
エリス・トリオン:「やれると、思ったか? 骨なしが」
井村 山茶花:「……トリオンくん」ひとつ息を吐いて、平常通りの声色で。
エリス・トリオン:レーザーを受け流し、球体になったイカスミを、バスケットボールじみて指先の集めた霧で回している。
井村 山茶花:「気が回るね」
村神操:「……せんぱい!」感嘆のまなざし
GM:攻撃を完璧に阻む未知の存在を恐れ、洞窟大王イカは僅かに後ずさった……!
エリス・トリオン:「ハ。ジラクジギルを速度で越えてぇなら、どこぞの自称魔法使いの拳でも持ってこいってんだ」
エリス・トリオン:村神さんに指で手招きする。「テメェが一番余裕あんだろ。片してこい。」
村神操:「! ……はいっ!」力強い返事!
井村 山茶花:「……」その指示に眉を寄せる。「本当に、気が回る」
GM:次は村神さんの手番なのだ
エリス・トリオン:「もう少し感謝の言葉でもねえのか?」と呆れ顔。
村神操:はい!ではマイナーはなし、《コンセントレイト》《漆黒の拳》《アームズリンク》で殴ります
GM:カマン!
村神操:9dx8+4 先程と同じく。学生王者は……迷ったけどなしで。では
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,1,5,5,5,7,7,8,10]+7[6,7]+4 → 21

GM:ドッジに賭けようか…
洞窟大王イカ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[5,6,7,8,8,9,10,10]+3[1,3]+2 → 15

GM:おしい
村神操:う、低め……ハラハラ……やったあー!
GM:ダメージを!どうぞ!
村神操:3d10+5
DoubleCross : (3D10+5) → 18[7,3,8]+5 → 23

村神操:23点装甲無視。後ずさるイカの脚を弾けるようなローキックが襲う!
GM:うむ。これで落ちます
エリス・トリオン:みごと!
村神操:「すぅーっ……せい!」体勢が崩れたイカに、星の如き光のコンビネーションが叩き込まれる!イカは完全に沈黙した!
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ!
村神操:や、やった……よかった……!
神奈ひより:やったー!
エリス・トリオン:紙一重の勝利だった
井村 山茶花:やった……!
村神操:これが160点環境のミドル敵か……
GM:お疲れ様でございました
井村 山茶花:「……」村神さんの様子を、やや渋い顔で見つめる。それからエリス・トリオンを。
エリス・トリオン:「終わったか。……お前ら、全体的に攻撃手段がえげつねえな……」
エリス・トリオン:焼け焦げ、あるいは花の苗床になったイカの残骸を見ながら。
神奈ひより:「ちょっとやりすぎちゃった……」動かないイカを見ながら。
井村 山茶花:「……Sランクの殲滅特化型(スペシャリスト)だからね。これぐらいならお安い御用」
村神操:「これ、どういう仕組みなのかな……」黄色の花をめずらしそうに
井村 山茶花:「トリオンくん」渋い顔が戻らないまま、話しかける。
エリス・トリオン:「なんだよ、先輩?」
井村 山茶花:「……っ」反射的につっかかりかけて、言葉を飲み込む。
井村 山茶花:「……」眉間を指で抑えてもみほぐす。「……っはぁー」
エリス・トリオン:「なにやってんだお前」
井村 山茶花:「冷静な判断、どうも、ありがとう」
井村 山茶花:「……私、そんなに余裕がないように見えた?」
エリス・トリオン:「あ? 通常営業だよ、こんなもん」
井村 山茶花:「通常……通常かあ……」
エリス・トリオン:「なんだよ。気にしてんのか。影使いは、身近に知り合いがいるもんでな」
エリス・トリオン:「身体に反動あるタイプだろお前。見りゃ、それくらいは分かる」
井村 山茶花:「まあ、気にはするよ。……殲滅特化型だから、戦闘で遅れを取ったんじゃあね」
エリス・トリオン:「Sランク……殲滅特化、ねぇ」
エリス・トリオン:じろじろと、井村さんの髪やら影やらを見る。
井村 山茶花:「……何?」
エリス・トリオン:「お前、そこまでじゃねえだろ」
井村 山茶花:「なっ……」
井村 山茶花:「私の実力に、疑問があるってこと?」感情を抑え、努めて落ち着いた口調で問いただす。
エリス・トリオン:「さっきのが全力じゃないにしても。単純な火力って話なら、もっと上の奴はいくらでもいる」
エリス・トリオン:「疑問はある。実力じゃねえな——お前の自己認識に」
井村 山茶花:「……それでも、十人並みのオーヴァードではないつもりだけど」
井村 山茶花:「……それは、どういう」
エリス・トリオン:「まず、殲滅特化のスペシャリストなんているかよ。だったらアタッカーに分類されるだろ」
井村 山茶花:「っ……」
エリス・トリオン:「殲滅番長。魔法番長。風紀委員に”いた”流れ星。見たことも聞いたこともないか? んなわけないだろ」
井村 山茶花:「確かに」また、眉間に皺が寄っている。「確かに、アタッカーの風魔みたいな破壊力はないけど、でも……」
エリス・トリオン:「…………?」よく分からない。こいつが何にこだわっているのか。
エリス・トリオン:「戦闘に特化したいのか?」
井村 山茶花:「わ、私が、この力でできることは」
井村 山茶花:一瞬口をつぐんで、言い直す。「私の能力は、こういう形で使うのが、最も実用的だから」
井村 山茶花:「Sランク。スペシャリスト。それである以上、特化した一芸を持たないと」
井村 山茶花:「その意地があるから……結局、戦闘に特化するしかない」
エリス・トリオン:「ん? ああ—— んん……?」
エリス・トリオン:「マジで言ってんのか、お前」
エリス・トリオン:「誰かに言われたのか」
井村 山茶花:「何……ああ」
井村 山茶花:「冗談の余裕は、ないから」
井村 山茶花:「貼られたレッテルに相応しい中身にならないと」
井村 山茶花:「……ささきみたいに」
エリス・トリオン:「確かに、そうだ。見たところ。テメェの能力はそういう用途に向いてるんだろうさ」
エリス・トリオン:「で。テメェ自身はどうなんだよ」
井村 山茶花:「私自身……?」
エリス・トリオン:「俺は、好きでやってる。相手が、これで決まった! って思った攻撃を、狙いを、片手間で撃ち払ってやる」
エリス・トリオン:「これで邪魔者は全て始末した! 全て目的を達成した! ってクズ共が、その思惑を外された時に浮かべる表情を見るのが、楽しくて仕方ねえ」
エリス・トリオン:「守るんじゃねえ。他者の意図を破壊する。だから俺はディフェンダーに分類されてる」
井村 山茶花:「……案外に、想像以上の性格だね」
エリス・トリオン:「逆に、お前はどうだ?」
エリス・トリオン:「何が何でも、敵を焼きつくしたいって思ってるか? 」
井村 山茶花:「私だって、好きでやっていること……」
エリス・トリオン:「その黒影で、相手の体の内側から影の炎で焼き払って悶え苦しむ様を想像して楽しめるか?」
エリス・トリオン:「地平いっぱいの敵を、一発で更地にする想像してはしゃげるか?」
井村 山茶花:「……そんな下衆じゃあないけど、私だって」
井村 山茶花:「能力で敵を焼き払ったとき。この影が誰よりも速く敵を捕らえるとき。最高の瞬間だと思う」
井村 山茶花:「私はその瞬間、間違いなく頂点に立っている。誰よりも……認められるに、相応しい」
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:これは。続けて良い会話なのか。
エリス・トリオン:こんなふざけた漂流島で、大イカと戦った後に、水着姿でするべき話か?
エリス・トリオン:正規の教師による、カウンセリングを受けさせた方が良いのではないか。
エリス・トリオン:「お前、さっき俺に何しようとした?」
エリス・トリオン:「掃除当番のガキを、囮にしようっつった時だ」
井村 山茶花:「……野生動物より勘が利くね」
井村 山茶花:「何ってほどのこともない。ただ、どこまで本気か見ようとしただけ」
エリス・トリオン:「育ちが悪くてな。近づこうとする人間には警戒する癖がついてる」
井村 山茶花:「感情は生命力にゆらぎを与える。そのゆらぎは私のレネゲイドから僅かな影響を受けて影に漏れ出す」
井村 山茶花:「だから影のある生命体ならたいていは、感情の動きぐらい読めるんだけど」
エリス・トリオン:「それ、自分に使ってみろよ」
井村 山茶花:「……本当に、ひどい警戒心だね」
井村 山茶花:「……」
エリス・トリオン:「今言ったこと、もう一回言って、読みとってみろ」
井村 山茶花:「……何を、偉そうに」
井村 山茶花:能力は使わない。使うまでもない。言われたことの意味ぐらいは分かる。
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:少し困った様子で、睨んでくる井村の目を見返す。
エリス・トリオン:以前なら、挑発を重ねていた。
エリス・トリオン:「……悪かったよ」
井村 山茶花:「……何も」
エリス・トリオン:距離を離し、近くの岩に座る。「落ち着こうぜ。お互い。ムキになりすぎた」
井村 山茶花:「きみは、何も、悪くないよ」ゆっくりと、いっそ平板に聞こえる声で。
井村 山茶花:「ああ、少し……お節介だ、と思うけど」
井村 山茶花:大きく息を吸って吐く。
井村 山茶花:「私は、どうにも余裕がない先輩なんだ。悪いね」
エリス・トリオン:「それこそ、悪く思う必要なんかねえよ」
エリス・トリオン:「一つだけ、分かってることがある」
エリス・トリオン:「知ってるか。アカデミアは——アカデミアはな」
エリス・トリオン:「雑だ」
井村 山茶花:「は」「……?」
エリス・トリオン:「生徒会長が適当だとか、よく分からねえイベントが多いとか、そういうこっちゃねえ」
エリス・トリオン:「お前がおもうより、遥かに、雑で、適当で、曖昧だ。この漂流から戻ったら滅んでても、何もおかしかねえ」
エリス・トリオン:「そうなったらどうする? Sランクも何も、無くなるぜ?」
井村 山茶花:「は、いや……何?」
井村 山茶花:「……」ぽかんとした表情を晒す。徐々に言われたことの意味を理解する。
エリス・トリオン:「お前のこだわりはその程度だとか、そうは言わねえよ。そこまで、俺はお前に興味がねぇ」
エリス・トリオン:「別に、なんだっていいんだよ」
井村 山茶花:「……ああ、うん」
エリス・トリオン:「余裕がない先輩だろうが。特化できねえがしたいSランクだろうが」
エリス・トリオン:「アンタの眉間の皺が、俺が一言言うごとに深くなって、渓谷みたいになろうが」
井村 山茶花:「っ!!」眉間に手をやる。
エリス・トリオン:自分の眉間に指を当てて、呆れたように告げる。「自由だ。一切問題なく、アカデミアは受け入れる」
井村 山茶花:「はっ」笑いのような、ため息のような、半端な吐息。「それじゃあ」
井村 山茶花:「このまま、今のままってこと」
井村 山茶花:「こんなジタバタしたやり方が、いつまでも『それもあり』ってことか」
井村 山茶花:「は……はぁ」
エリス・トリオン:「俺がお節介っつったな? 見る目がねえ」
井村 山茶花:「……嫌だなぁ、それは」額を抑えて、弛緩した笑いを漏らす。
エリス・トリオン:「ちぐはぐなまま、悩んでろよ」
井村 山茶花:「分かった、そう。訂正するよ、エリス・トリオンくん」
井村 山茶花:「案外に、ものすごく、想像以上にいい性格だね……」
井村 山茶花:「……はぁ」
エリス・トリオン:「お褒めに預かり光栄の限りだ、先輩」
エリス・トリオン:「……ああ。そうだな、あとは……」
エリス・トリオン:「窒息番長。知ってるなら、話して見たらどうだ」
井村 山茶花:「窒息……夏澄と?」
エリス・トリオン:「本人から似たような話を聞いたことがある。『せねばならぬ』系の馬鹿だ」
エリス・トリオン:「胸のサイズも似通ってるし、良い話相手になるんじゃねえか?」
井村 山茶花:「……ッ、な」
エリス・トリオン:「そりゃなんだ。番長陣営の範囲攻撃番長はみんなそうなのか?」
井村 山茶花:「胸は関係ないでしょう!? なんで! 今、それを出すの!」
井村 山茶花:自分の胸を抱くように隠して、顔を真っ赤にする。
井村 山茶花:「みんな!? き……きみも、そういう目で見てるわけ!? 皆を!?」
エリス・トリオン:「体格と事実の話だろうが。安心しろ、趣味じゃねえから」
井村 山茶花:「……っ!!」趣味じゃない、と言われるとそれはそれで腹が立つのだ。許せないのだ。
エリス・トリオン:「だいたい、女の相手は一人だけで手一杯なんだよ、本当に何でこんなことに……」ぼそぼそ後半が薄れる。
井村 山茶花:言葉も出ずに口をパクパクさせている。
GM:シーンをカットします。
GM:ロイスの調整、調達などあればどうぞ
井村 山茶花:エリスくんへのロイス感情を変更。
GM:そらそうやな
エリス・トリオン:馬鹿な
井村 山茶花:感嘆/恥辱・憤懣・そして侮蔑○ Nを表で。
GM:すごいN感情が出た
村神操:恥辱・憤懣・そして侮蔑
エリス・トリオン:すごいリズムが良い
エリス・トリオン:あ、こっちも山茶花先輩変更で
エリス・トリオン:眉間の皺/井村山茶花/面白い/普通にヤバい:○/ロイス
GM:どんなロイスやねん
村神操:眉間の皺 普通にヤバい
井村 山茶花:普通にヤバい
エリス・トリオン:あ、リアクティブシールド購入で
エリス・トリオン:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 5[1,1,1,2,5,5]+5 → 10

エリス・トリオン:omae
エリス・トリオン:まあいいや! 財産8点使って購入!
井村 山茶花:ボディアーマー購入します
井村 山茶花:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 9[4,4,9]+1 → 10 → 失敗

村神操:同じくボディーアーマー狙いで
井村 山茶花:財産全部突っ込んで購入!
GM:ついに……服を着た!
村神操:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 4[4,4,4]+1 → 5 → 失敗

エリス・トリオン:ああ、胸の事に突っ込んだから服を来てしまった
GM:あと応急使いたい人は使ってもええよ
村神操:井村先輩が遂に着衣の文明を手に入れる中、その隣で後輩は未だ裸
神奈ひより:あっじゃあ代わりにボディアーマー試します
神奈ひより:自分の分はもうあるし
井村 山茶花:応急は村神さんに渡そうかな
神奈ひより:6dx+2=>12 ラッキーメダル:ホワイト
DoubleCross : (6R10+2[10]>=12) → 10[1,2,5,5,8,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

井村 山茶花:山茶花どうせ自損するし……
神奈ひより:おおっ
神奈ひより:では村神さんにボディアーマーを渡します。
村神操:あ、使います、持ってる応急手当!
村神操:わ、わーすごい!
村神操:ありがとうございます!超助かります……!
村神操:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 4[1,3]+1 → 5

村神操:回復。使えるのは一個だけでしょうか!
GM:あるだけ使えばいいぜ!
村神操:やった!もう一つ!
村神操:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 11[2,9]+5 → 16

神奈ひより:あ、こちらの応急手当も差し上げましょう!
村神操:や、やったー!皆がわたしを助けてくれる……ありがたい……
村神操:2d10+16 頂きますふります!
DoubleCross : (2D10+16) → 7[3,4]+16 → 23

GM:これでみんなOKかな?
井村 山茶花:はーい
村神操:はい!取り敢えず山茶花さんの応急手当キットは今手に持ってるけど、展開次第で幾らでもお返し可能です!
GM:ではシーンをカットします
GM:◆ミドルシーン8 END◆

GM:◆ミドルシーン9◆登場PC…エリス・トリオン(全員登場可)
エリス・トリオン:1d10+88-1
DoubleCross : (1D10+88-1) → 4[4]+88-1 → 91

村神操:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 7[7]+93 → 100

村神操:100!
GM:ジャスト…
GM:----
GM:君たちは、洞窟の中を歩いて進んでいく。
GM:うまい具合に亀裂などから光が差し込んでいるのか、ある程度は前と足元を確認しながら進むことが可能だ。
エリス・トリオン:憮然とした表情で、大股で先行する。
村神操:エリスせんぱいにやや圧されるような形で、とてとてと後に続く
エリス・トリオン:「ったく、なんなんだあの女……ワッケわかんねえ所で絡んできやがって……」
GM:ふいに、君たちの頭の中に声が響く。
謎の声:「もう一度言う。引き返せ」
村神操:「…………」(ぁぁ~……)若干気まずげ、な感じで、声は掛けられない
エリス・トリオン:「!」
謎の声:「先ほどけしかけたイカはただの警告だ。ここに来ればあの程度ではすまない」
エリス・トリオン:「……。」一瞬、足を止める。「…………」元通りに進み始める。
謎の声:「引き返せ……引き返せ……」
村神操:「……わ」初めて聞く声。「びっくりした……思ってたよりダンディ……?な声ですね」
エリス・トリオン:(だったら、俺達をここから出せや)と心中で返そう。
村神操:「引き返しません。こういう時引かないのが、風紀委員ですから」それでもついつい、敬語
謎の声:「ならば、条件を付けよう」
エリス・トリオン:「——なんだ、テメェも聞こえてんのか」
エリス・トリオン:と、村神さんに。
村神操:「……はい。やっぱり先輩も?いよいよ、“あたり”が近そうですね」
エリス・トリオン:「条件ってのァなんだ」
謎の声:「……今すぐ引き返すならば、お前達だけは島から出してやる……それでどうだ」
村神操:自分を鼓舞するような言い方。謎の黒幕相手に、不安と言えば不安なのだ
村神操:「うーん」歩きながら、大仰に腕を組んで見せ
エリス・トリオン:「具体的に言えよ。テメェの目的はどいつだ?」
村神操:「……ダメですね。わたしは風紀委員で、監査役なので。わたし……とエリスせんぱいだけ返されても意味がありません」
村神操:「もちろん、誰か一人でも置いていけません。当然!」ふんす
謎の声:「その、小さな少女だけだ……あとは、その子が居ればいい。それで十分だ……」
GM:これはひよりちゃんのことを示しています。
エリス・トリオン:「……」後ろを振り返る。暗闇で見辛いが、さほど遠くない距離をついてきているはずだ。
村神操:「…………」納得いかない、と言う沈黙
エリス・トリオン:「あとはってこた、あの生意気眼鏡も、そっちにいるのか」
謎の声:「そうだ。彼女は既に、契約を終えている」
村神操:エリスくんの後方確認を見たあとに、声に「どうしてです?ひよりちゃんと、湯島先輩に何の用があるんです。目的は何ですかっ」
GM:洞窟の中はゆるく下り坂になっており、その途中にいくつも十字架が立てられている。
GM:その下には「航海士」「機関士」「船医」などの役職名と氏名、没年らしきものが刻まれた碑もある。
謎の声:「何も望まない。ただ、ここに居てくれさえすればいいのだ……それで私の孤独は癒される」
エリス・トリオン:「ロリコンで誘拐犯か。救えねぇな」
村神操:「お墓……」ぎょっとしながらも、ずんずん進む。こういうのは苦手だ。内心びくびくしてる。でも進む
エリス・トリオン:ちらりと墓標群を見ながらも構わず進む。だが、歩幅は少し小さくなっている
エリス・トリオン:ところで、声から性別くらいはなんとなくわかるもんなんでしょうか
GM:年老いた男性の声ですね
エリス・トリオン:「売り買いなら艶街でも行ってろ、ジジイ」
謎の声:「……必要な物は手に入る。だが、どこへも行けない」
謎の声:「あの娘は似ている。故郷に置いてきた、我が娘……」
村神操:「……ええと、おばけ、幽霊さんですか?やっぱりだめです。さびしいのは……まあ分かるとして、だからって」
エリス・トリオン:「…………。」
村神操:「ひよりちゃんみたいな小さな子を差し出せません。先輩もです。……当然です」
村神操:「……どこの。どこの人ですか?」
村神操:「お化けさん、どこの生まれの人ですか?」
エリス・トリオン:横目で村神さんを見て、気付かれない程度に小さな溜息。
謎の声:「ブンデールカンド……おお。懐かしき、我が故郷……今はいかなる姿か……」
GM:やや感慨にふけるような声。
エリス・トリオン:「お前をそうしたのは誰だ?」
謎の声:「……何?」
村神操:「お化けさんのことが判るようなもの、あるなら渡してください。……わたしが、そこに返します」
エリス・トリオン:「この先にお前が居るとして。それだけじゃねえよな」
村神操:「だから、ひよりちゃんを連れていくようなことはやめてください。……お願いですから」
エリス・トリオン:足もとを蹴飛ばし思い出す。入口に散乱していた仮面の残骸。
村神操:ずんずん、前の一点だけを見つめて歩きながらいう。冷静になったら引き込まれる。引き込まれたら押し負ける。気を張っているのだ
エリス・トリオン:「…………」僅かに先行した村神さんの首根っこを掴む。
村神操:エリスくんが蹴飛ばす仮面に気付く「あ……」
村神操:「わひゃっ!」首を引っ張られ
エリス・トリオン:「少し落ちつけ、馬鹿」
エリス・トリオン:「俺が居る以上、奴の害意がテメーに辿りつくことはねェ」
村神操:「うぇっ!そん、わたし、何かミスっちゃって、ええと、うん、そん、ばかな……!」わたふた。わたふた
村神操:「……ああー」少しづつクールダウン「……すみません……」色々重い辺り
村神操:思い当たり
エリス・トリオン:「……………」息を吐き、周りを見渡す。
エリス・トリオン:「寂しいんだろ? あのガキと言わず、全員で行ってやるっつってんだよ」
村神操:「いけませんよね、ついつい……恥ずかしいな」ちょっぴり俯き、ほっぺたを掻き
謎の声:「愚かな……後悔するぞ」
エリス・トリオン:「そこまで期待しちゃいねェよ」
エリス・トリオン:あ、これは村神さんに向けてです
エリス・トリオン:「こいつの申し出はいいのか?」
エリス・トリオン:と、首根っこを掴んだ村神さんを引き上げる。「亡霊なら、海に骨でも撒いてやるよ」
謎の声:「私は亡霊ではない。今は、まだな」
エリス・トリオン:「じゃあ簡単だな。」
エリス・トリオン:「これからそうしてやるよ」
村神操:「……むぅ。先輩の人となりは、短いなりに島の暮しで何となくわかりましたけど」
村神操:「どっちかっていうと、こちらのやる気の問題です。やるぞって所でつまずいちゃった、気持ちの問題ですよーっ」
村神操:首根っこを引っ張られたまま、ぷりぷり言い
村神操:「…………お化けじゃないんですか!!!?!?」
謎の声:「……」
エリス・トリオン:「テメェは人が決めてる横でピーチクパーチク囀ンな! 小鳥か!」
村神操:「だったら、尚のこと小さい子を引き込むのはやめてください!事情があるならちゃんと話して!」
謎の声:「話して分かるものでもあるまい。孤独は、他人には計れぬものだ……」
村神操:「というか自分の足で帰って!大人でしょ……わーっすいません!!(ごめんなさいーっと首竦め)」>エリスくんに
GM:それきり、声は聞こえなくなる。潮の匂いと機械の低いうなり声、そして何らかの照明の光が見えてくる。
GM:そこが声の主の居る場所だろう。
エリス・トリオン:「機械の駆動音……?」
エリス・トリオン:「まあいい。さっさと、このクソくだらねえ無人島生活とオサラバだ」
エリス・トリオン:と、恐縮する村神さんを引っ張りながら向かいます。
村神操:「もうすっかり、自然のものじゃないですね。……行きましょうせんぱい。わたしもなんだか腹立ってきました」
村神操:ととっ、とエリスせんぱいに着いて小走りで向かう。やる気!
GM:シーンをカットします。
GM:ロイス調節可能、調達は最後のチャンス
エリス・トリオン:諸事情によりナイフ買います
村神操:では謎の呼び声にロイス取ります。同情/憤懣○で
エリス・トリオン:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 9[4,6,7,8,8,9]+5 → 14

エリス・トリオン:OK
エリス・トリオン:村神さんにロイス取ります 有為:○/不安 で
GM:ナイフ…なるほどな
GM:ロイスは二人ともOKよ
村神操:危なっかしい後輩とはわたしのことだ・・・
エリス・トリオン:能力が怖い
エリス・トリオン:以上で
GM:操ちゃんはどうでしょう
GM:(何か買うものがあるかどうか)
村神操:主に能力面!さすがエリスせんぱい・・・!あ、わたしは……山茶花先輩に貰った手当キット、使っちゃって大丈夫でしょうか
GM:いいよぉ
村神操:やった!買い物は特にありません。使い切りの物はもう買う必要ないしね……!
村神操:1d10+23
DoubleCross : (1D10+23) → 8[8]+23 → 31

村神操:あ、2dだった。もう一つ
村神操:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 5[5]+31 → 36

村神操:すいません、一個の時点でどちらにせよ全快でした!以上です
GM:オーケー
GM:ではシーンカットしまーす
GM:◆ミドルシーン9 END◆

GM:◆クライマックスシーン◆登場PC…全員登場
エリス・トリオン:1d10+91-1
DoubleCross : (1D10+91-1) → 7[7]+91-1 → 97

エリス・トリオン:ぐげー
井村 山茶花:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 4[4]+97 → 101

神奈ひより:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 6[6]+96 → 102

村神操:1d10+100
DoubleCross : (1D10+100) → 2[2]+100 → 102

井村 山茶花:超えた
GM:みんな同じくらいになった
GM:----
GM:洞窟の中に急に開けた場所があり、そこには海水が満ちている。
GM:そして、蒸気を噴き上げる巨大な鋼鉄の塊。
GM:水中から僅かに上端をのぞかせているそれは、巨大な潜水艦のようだ。
エリス・トリオン:「何だこりゃ」
エリス・トリオン:待ちうけていた予想外のものに目を丸くする
神奈ひより:「ええと、声さんは……?」きょろきょろと見回す。
村神操:「潜水艦……?ダカールの、潜水艦!」
GM:Dの印が刻まれた潜水艦はゴウン、ゴウンと唸りを上げている。材質は古そうだが、質感は異様に新しい。
GM:ハッチは固く閉ざされ、普通の人間では通れないほどのわずかな隙間しかないだろう。
井村 山茶花:「蒸気駆動する150年前の潜水艦……? まるでスチームパンク」
エリス・トリオン:「なんだそりゃ」と村神さんに
村神操:「海賊ダカールが使っていた、ダイモーン号と言う潜水艦です。これでなわばりの海域で略奪を繰り返していたって……」
村神操:「150年前に、こんなしっかりした造りの物で……」
井村 山茶花:「……そしてそれが今も朽ち果てず動いている。新品同様に」
井村 山茶花:「あのプレゼントと同じ、ってことかな」
エリス・トリオン:「んな話あるなら最初に言っとけや!……どっちにしろ予想は出来ねーが」
エリス・トリオン:何も無ければ無闇に近づきます。
GM:特に反応するものはありません
村神操:「ダカールは、人知を超えた力を持っていたっていう伝説があります。今ではオーヴァードだったかもなんて話もありますが……」
井村 山茶花:「……」近づこうかと思っていたが、エリスくんの動きを見てやや躊躇う。
神奈ひより:「声さーん。ひより、そちらに行くわけにはいかないけれど、みんなと一緒に来てよー」呼びかける。
村神操:「もう、笑えな感じですよね……」
エリス・トリオン:装甲を蹴る。
エリス・トリオン:「オラッ出てこいや声!」ガンガン
GM:反応は無いよ
村神操:「すみませーんっ、さっき(洞窟)でダカールの話をした時、伝え忘れてましたーっ」恐縮!
井村 山茶花:「……」粗暴なエリスくんにため息をつく。「その隙間、きみでも入れないの?」
エリス・トリオン:「ああ?」
井村 山茶花:ハッチの僅かな隙間を指差す。
エリス・トリオン:「……」舌打ち。「入口はそこか。たまには気がつくじゃねえか」
井村 山茶花:「節穴じゃあないからね」きみと違って、と付け足しそうな雰囲気。
エリス・トリオン:「鍛えてるってわけか? 普段から眉間に皺寄せてるだけのことはある」
エリス・トリオン:皮肉に皮肉で返し、《鍵要らずの歩み》で滑りこもうとします。
GM:内部に入り込むことができます。内側からなら、ロックも解除できる。
エリス・トリオン:では内部に入り込み、ハッチを開けます。
井村 山茶花:ハッチが開いたことを確認すると、率先して近づいていきます。
エリス・トリオン:ないぶはどんなもんでしょうか
GM:潜水艦の内部は広く、略奪品と思われる宝石や金貨、美術品などがコレクションめいて飾られている。
神奈ひより:とことこと近寄ります。
GM:通路はさらに奥へと続いています。
村神操:ひよりちゃんの近くで周囲に気を配りつつ、同じく後に続きます
GM:通路の途中には大きな肖像画も飾ってある。
エリス・トリオン:「いよいよ意味が分からねえ」といいつつ、宝石や金貨やらをジャケットに仕舞いこむ。
GM:どことなくひよりちゃんに似た異国の少女を抱く、眼帯の精悍そうな船乗り。
GM:傍らには、眼鏡をかけた生真面目そうな婦人も描かれている。
神奈ひより:「……」肖像画を見つめる。
神奈ひより:「……寂しかったのね、声さん」ぽつりと呟く。
井村 山茶花:「自分の肖像飾るのってどんな気持ちなんだろうね」特に感慨もなさそうに言う。「真似できないな」
村神操:(「このひと……」)とエリスせんぱいにジト目>仕舞い込む そして肖像画を見上げ
神奈ひより:「でも……」と言いかけ、口を閉ざす。直接言わなければならないことがある。
村神操:「……偽お化けさんがこの、仮にダカールだったとして」
村神操:「でも、やはりいけません。湯島先輩も、ひよりちゃんも、この絵の人達じゃない」決意を込めて
神奈ひより:村神さんの言葉に、こくりと頷く。
エリス・トリオン:「ハ。つまんねえな、やっぱり亡霊じゃねえか」
村神操:「……うん」ひよりちゃんに、微笑み返し
エリス・トリオン:「過去の未練と栄光に、必死に縋りついてるってわけだ」
井村 山茶花:「……行こうか。探し出して現実を分からせよう」
井村 山茶花:そう言って通路の先に進んでいきます。
GM:最初のハッチとは違い、まるで君たちを歓迎するかのように途中の扉は全て開いている。
エリス・トリオン:(お前がそれ言うのかよ……)と背中に視線を投げつつついていく。
GM:そしてその最奥の部屋には……
GM:杖をつき、眼帯めいた形状の仮面を着けた老人と、湯島谷保が君たちを待っている。
エリス・トリオン:「……これはこれは」
眼帯の老人:「……ようこそ、我が船へ」
神奈ひより:「あ、あなたが声さん……?」
エリス・トリオン:「こんなところにいたか。優等生が長じて、老人介護にでも目覚めたか?」
GM:声の主は、この老人で間違いないだろう。
湯島谷保:「エリス・トリオン……」
湯島谷保:呟いて、顔を背ける。
井村 山茶花:「……?」湯島さんの態度に釈然としないものを感じる。具体的に何故かは分からないが。
眼帯の老人:「この娘は契約を済ませた。ゆえに、我が命に従う」
神奈ひより:「……お願いのこと?」
眼帯の老人:「その通りだ。小さな娘よ、お前も願いを言えば叶えてやる」
GM:データ的にはEロイス《愚者の契約》により、湯島谷保は眼帯の老人に絶対服従することになっています。
村神操:なんてことだ
神奈ひより:「ひよりね、ずっと考えてたの。言ったらダメな……ほんとのお願いのこと」ゆっくりと口を開く。
井村 山茶花:「ひよりちゃん……!?」
神奈ひより:「でも、でもね。お爺さんのこと少しわかって、それで、寂しいってことがわかって……それで」
村神操:「ひよりちゃん?」はっとひよりちゃんを見る。同じく、驚きのムーブだ
神奈ひより:「それでね、やっぱりダメなんだってわかったの。お爺さんには叶えられないの」
眼帯の老人:「何だと……?」
神奈ひより:「ひよりのお願いはね、お家に帰りたいってことなの。それで、お父様とお母様とお兄様と、みんなで暮らすことなの」
神奈ひより:「お爺さんは、ひよりの家族じゃないの……!」
眼帯の老人:「ふ。ふふ。ははははは」
神奈ひより:「だから、ダメ。お願い聞いてもらわなくていいの。ひより、湯島先輩も連れて一緒に帰る!」
眼帯の老人:「面白い……娘よ、お前の願いはこちらの娘とは真逆というわけだ」
GM:老人は湯島谷保を指で示す。
エリス・トリオン:「馬鹿が」
エリス・トリオン:「ベタな誘いに乗りやがって。何を願った?」
眼帯の老人:「この娘は、一番先に願いを言ったとも。”この島から帰りたくない”とな」
エリス・トリオン:「——はあ?」
エリス・トリオン:表情を歪め、首を傾げる。
眼帯の老人:「故に、島を閉じた。同じ船に乗っていたお前達は巻き添えを食った形だな……」
エリス・トリオン:「——おい待て。島を閉じた? 船?」
エリス・トリオン:「……最初っからか!」
湯島谷保:「……」顔を背けたまま動かない。
エリス・トリオン:「おちょくってやがったのか! おい! 何とか言え!」
エリス・トリオン:叫びかけながら近づこうとする。
井村 山茶花:「トリオンくん」それを手で制する。
エリス・トリオン:「何しやがる!」
井村 山茶花:「きみはもう少し落ち着け」
湯島谷保:「こんな機会、無いから……あなたと、きちんと話ができるかもしれないと思ったから」
エリス・トリオン:「おま……」
湯島谷保:「だから願ってしまった」
湯島谷保:「こんな事になるとは思っていなかったの。それは、ごめんなさい」
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:「?」
エリス・トリオン:井村さんの方を向く。
井村 山茶花:「……」きょとんとした顔をしている。
井村 山茶花:「そのためだけに、そんな願いを?」
湯島谷保:「……」黙って頷く。
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:「あ゛ー……」向き直り、がしがしと頭を掻く
エリス・トリオン:「タチ悪いのに捕まりやがって……」
村神操:「……んんんん……」湯島さんの話を聞きつつ眉間を抑え
エリス・トリオン:「自分が何もせずに、叶う願いなんざ、あるわけねーんだよ」
湯島谷保:「分かってる。バカなことしたって……でも、もう遅いみたい」
眼帯の老人:「いずれにせよ、契約は成立した。この娘は返すわけにはいかない。いや……」
眼帯の老人:「もはや君たちも帰ることは叶わんだろう」
エリス・トリオン:「どういうことだ」
GM:潜水艦が鳴動する。
GM:少しずつ、船体が水中へと沈んでいく。
神奈ひより:「えっ? えっ?」
村神操:「!? ひゃっ!」
井村 山茶花:「ちっ……!」
眼帯の老人:「長い航海の最中に、仲間たちもみな死んでしまった。この船を我が棺としたい」
眼帯の老人:「だが……沈み、逝くのにも、一人では寂しい」
眼帯の老人:「その無念から死ねずにいた……この仮面と出会ったのは、そんな時だったよ」
GM:老人の眼がぎらつく。衝動を異常に増幅された狂気の目つき。
エリス・トリオン:「仮面だ……?」
眼帯の老人:「この島に放り出されていた仮面。見向きもされず、捨て去られた仮面……それを拾い、組み直した」
井村 山茶花:「よくもそこまで馬鹿なことばかりを……」
エリス・トリオン:「……そういうことか。あのディオゲネス愉快犯ども、後始末も出来ねえのか!」
村神操:「これはちょっと、ますます帰らなきゃですね。(ディオゲネスクラブに)思いっ切り文句言ってやらなくちゃ。というか叩きたい」
神奈ひより:「もうっ、だからゴミはちゃんと捨てなきゃダメなのに!」
神奈ひより:「リサイクルも、していいものとダメなものがあってよ、お爺さん!」
エリス・トリオン:「ここまで小学生のガキの言い分に共感したことはかつてねえ」
眼帯の老人:「ふふふ。そう怒るな。おかげで私はようやく、死の伴侶が見つかったというわけだ。そしてこんな事もできる」
GM:老人が仮面に手を翳す……
GM:船体に衝撃が走り、音を立てて軋む。
GM:潜水艦の窓からぎょろりとした多数の目がのぞく。
GM:洞窟大王イカ……その数、百体以上!潜水艦を締め上げ破壊しようとしている。
エリス・トリオン:「傍迷惑な」
井村 山茶花:「ッ……船ごと藻屑になる気か……!」
GM:データ的には、所持する仮面の効果によりEロイス《さらなる絶望》を使用したイメージです。
エリス・トリオン:苛立たしげに床を踵で蹴る。
神奈ひより:「海を汚しちゃダメだし、ひよりたちは帰るのー!!」
眼帯の老人:「それは叶わんだろう。むろん、私も君たちを黙ってここから出すつもりもない」
GM:老人のレネゲイド圧が膨れ上がる!
井村 山茶花:「そんなざまの船長じゃあ、地獄で船員に笑われるよ」
神奈ひより:「もうっ、もうっ、さすがに怒ってよ!」精一杯頬を膨らます。
エリス・トリオン:「女の横で死にてえだけのジジイが偉そうに。俺帰って良いか?」
眼帯の老人:「帰れるものならばな……!」
GM:既に亀裂の入った船体のあちこちから、海水が浸入しはじめている。
村神操:「ダカールさん……でいいよね、もう。今回はちょっとうちの学校の生徒の気の迷いという事もありましたし、」
エリス・トリオン:「……チッ」軽口を止める。水場は得意ではない。
村神操:「一旦契約は白紙という事で解散ってことにさせてくれないですか?……というかさせてもらいます!もう、付き合って!られない!」むきーっ!
ダカール:「名を呼ばれるのは、久しいな……だが、むろん却下だ」にやりと笑う。
GM:だがその時!
GM:どかーん!ぼごーん!
GM:マヌケな衝撃音と共に、船体にとりついていたイカが一匹、また一匹と剥がされていく。
GM:水中を泳いでイカを蹴り、殴りつけ、決めポーズを取るその人は!
井村 山茶花:「ああ……今起きたのかな」
無道ささき:「ばんぼーべんぼーぼぼ!ぶぼぼばばびばー!」
GM:水中なので何を言っているかわからない!
エリス・トリオン:「驚いた」
エリス・トリオン:「海坊主だ。アカデミアでも、本物を見るのは初めてだぜ」
村神操:「さすが海賊、ペテンと横紙破りは大得意だ……ようし(どかーん!ぼごーん!マヌケな衝撃音)わぁっ!え、ええ……」ビックリだ
井村 山茶花:「海坊主より無茶だと思うよ、総番長の大暴れは」
神奈ひより:「すごい! あんなにいたイカさんが!」
エリス・トリオン:「底の抜けた柄杓があっても意味はなさそうだな」
村神操:「総番長ー!助かりまーす!」大きく手を振り
GM:逆側のイカも、痙攣しバラバラと剥がれていく。
ベアトリス・ハックマン:「聞こえるか?こちらベアトリスだ」
ベアトリス・ハックマン:「振動操作で、うまい具合に声が届いていると思うのだが……」
村神操:「委員長……」久しぶりにちゃんと仕事している委員長だ!うれしそう
ベアトリス・ハックマン:「外のイカ共は私達に任せろ。お前達は中を頼む」
エリス・トリオン:「やべえぞ、更に貴重だ」
エリス・トリオン:「仕事してる風紀委員長だ。お前ら、カメラは持ってるか?」
エリス・トリオン:嫌そうな顔だ。他者に助けられるのは嫌いである。
井村 山茶花:「乗ってきた船の中」鼻を鳴らす。「残念なことにね」
神奈ひより:「思い出は胸に焼き付けるものってお母様はおっしゃってたわ!」
村神操:「めずらしいですけど、風紀委員にいればたまには見られますよ。おもしろいんで、帰ったら前の動画、お見せしますね」
エリス・トリオン:「死ぬほど要らねえからお前らだけで見てろ……」
村神操:「問題ありません、はい、大丈夫です。……任せてください」こちらの返事も、しっかり届いてると信じてる
ベアトリス・ハックマン:「うむ。村神!」
ベアトリス・ハックマン:「ここは学園外、今は夏季休暇。だが風紀委員の務めは学園の治安を維持する事……それは生徒を守る事に他ならない」
ベアトリス・ハックマン:「お前を信じ、任せるぞ!」
村神操:「了解っ、村神操、風紀委員夏季休暇臨時業務、臨みます!」ぱん!包拳!
無道ささき:「井村ー!ひょっとしたらこっちより、そっちの方が大変かもなー!」
無道ささき:「でも、お前なら大丈夫だろー!任せるぞ……”真夜中の番長”!」
井村 山茶花:「外の方が楽しそうだけど」目を細める。「恋する少女につけこむ爺を懲らしめるのも、悪くない」
井村 山茶花:「任せてよ、総番長」
エリス・トリオン:井村さんの言葉に、一瞬顔をしかめつつ。
エリス・トリオン:「おい、堅物女」
湯島谷保:「!」
エリス・トリオン:「最初に”島から帰りたくない”って願ったのは、本当なんだな」
湯島谷保:「それは……本当」
エリス・トリオン:「今もまだ、そう思ってるか」
湯島谷保:「今は、もう、消えてなくなりたい」
エリス・トリオン:「……ああ、成程。そりゃ、良い願いだ。最高の望みだ」
エリス・トリオン:「馬鹿が。反省なんかしてんじゃねえよ」
湯島谷保:「え……?」
エリス・トリオン:「お前の願いは、俺には理解できねえが——」
エリス・トリオン:「好き勝手に願ってろ。違えるな。たかだか亡霊に利用されたくらいで、翻すなよ」
湯島谷保:「エリス・トリオン……」
エリス・トリオン:「妻子と共に死にたい。島から帰りたくない。消えてなくなりたい。——大いに結構」
エリス・トリオン:「——そういう、他人の必死の意図をブチ壊すのが、俺の最高の娯楽なんだ」
エリス・トリオン:身体が分解され、末端が霧に溶ける。
湯島谷保:「本当に。あなたって人は……」
湯島谷保:身体はあくまで隷属状態にある。手には銃が握られている。
湯島谷保:それでも、かすかに微笑む。
エリス・トリオン:「嘲笑(かた)ってやるから、掛かってこい」口の端を釣り上げる。銀の枝めいた霧が艦内を蹂躙し、戦場を掌握する。
ダカール:「様々、思惑はあるようだが……」
ダカール:「ここは私の船だ。思うようにはいかんよ、学生諸君」
GM:ダカールの目が怪しく光る……衝動判定だ!
GM:<意志>で9!失敗すれば暴走!
エリス・トリオン:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 8[4,6,8]+3 → 11

井村 山茶花:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 10[3,4,4,5,7,10]+3[3] → 13 → 成功

神奈ひより:8dx+1=>9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 7[1,2,3,3,3,6,6,7]+1 → 8 → 失敗

神奈ひより:ぎゃー!
村神操:3dx+1 思い出の一品こみ!
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[1,4,8]+1 → 9

GM:ひよりちゃんのみ暴走か。あとは各自侵蝕率+2d10してね
エリス・トリオン:97+2d10
DoubleCross : (97+2D10) → 97+15[8,7] → 112

井村 山茶花:2d10+101
DoubleCross : (2D10+101) → 12[10,2]+101 → 113

神奈ひより:102+2d10
DoubleCross : (102+2D10) → 102+18[8,10] → 120

神奈ひより:ごわ
井村 山茶花:ひえ
村神操:2d10+102
DoubleCross : (2D10+102) → 15[9,6]+102 → 117

GM:なんかみんな高い…
神奈ひより:「うううう、やだやだやだ!」嫌悪衝動発動!「お家……ううん、その前に!」
神奈ひより:「アカデミアに帰るのっ! お爺さんなんて大っ嫌い!」
井村 山茶花:衝動が掻き立てられる。体内のレネゲイドが意志をほしいままにしようと暴れる。
井村 山茶花:侵蝕は既に危険域だろう。非効率な戦闘法は避け、可能ならば力を使うべきではないが——
井村 山茶花:「全力で潰そう」癪だ。
村神操:ビリビリと肌に刺さる眼光。辺りの全てに虫唾が走りそうになる。——が。
村神操:「ッ、ひよりちゃん……っ!」 構える。集中
エリス・トリオン:「ケッ」 ビリビリと響く、慣れた悪寒。問題なく自然体。
村神操:「わたしは……風紀委員だからねっ……」学園のため、生徒のため。目の前の海賊を打倒する。それが自分の務めだ
GM:戦闘に入ります。
GM:エンゲージは[PC達]-10m-[ダカール、湯島谷保]
GM:なお、湯島谷保はデータ的に「叡智の仮面」を与えられた状態となっており
GM:一時的にオーヴァードと同様の力を得ているものとして扱います
GM:それでは…
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
ダカール:セットアップで《虚無の城壁》を使用。ガード値+9
GM:湯島谷保は特にありません
神奈ひより:特になしです。
井村 山茶花:コンボ「Self reference-ENGINE」使用。《原初の黄:苛烈なる火》《マキシマイズ》。
井村 山茶花:ラウンド間攻撃力+12、判定のC値-1。そしてHPを25点失う。
井村 山茶花:HPがゼロになるので、コンボ「Speed of dark」使用。《ラストアクション》。
GM:は、始まった
村神操:《雷神の降臨》。行動値を0に。攻撃力を+20.出し惜しみはなしで
井村 山茶花:即座にメインプロセスを行います。
井村 山茶花:マイナーアクションでダカールたちのエンゲージへ。
井村 山茶花:メジャーアクションでコンボ「Nightfall」。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《原初の赤:災厄の炎》《滅びの光》《光の手》。対象はダカールと湯島さん。
井村 山茶花:更にSランク:スペシャリスト使用。判定ダイス+5個。
ダカール:《隠された世界》を使用。対象:単体でない攻撃を対象:単体に変更
井村 山茶花:判定行きます!
井村 山茶花:なんと
GM:攻撃対象は攻撃者が改めて選択してください。
井村 山茶花:ではダカールで
GM:了解。判定をどうぞ
井村 山茶花:15dx6
DoubleCross : (15R10[6]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,4,5,6,7,7,7,9,10]+10[1,4,6,8,9,10]+5[2,3,3,5] → 25

井村 山茶花:むう、回らない……
GM:ドッジにチャレンジ…はしない
ダカール:《魔人の盾》《グラビティガード》でガードします
ダカール:3d10+39
DoubleCross : (3D10+39) → 15[2,8,5]+39 → 54

井村 山茶花:ダメージ振ります
井村 山茶花:3d10+30
DoubleCross : (3D10+30) → 16[2,5,9]+30 → 46

GM:うむ。ガード値で抑え込んだ
井村 山茶花:硬い……!
井村 山茶花:演出行きます
GM:カモン!
井村 山茶花:「くらやみの速さはどれくらい?」山茶花の言葉とともに、足元の影が広がっていく。否。
井村 山茶花:井村山茶花の能力評価をSランクたらしめる特異性は、その加害範囲でも火力でもない。
井村 山茶花:実体のなきがゆえに一切の運動法則に縛られない影を、物質には不可能な超光速で展開する速度。
井村 山茶花:そして、その影を実体のないまま物質的に振る舞わせるウロボロス能力により、相対性理論に従った超光速運動——限定的な時間逆行を発生させること。
井村 山茶花:「くらやみの速さはどれくらい?」山茶花の影は、自身の意志すら超えて発動前に攻撃を完了する。
井村 山茶花:船室内を"既に"満たしている影が、爆発的に燃焼する!
ダカール:「……防御機構展開。"バテン・カイトス"」
ダカール:ダカールが手にした杖から床面、壁面へと光の筋が伸びる……老海賊の姿が消失する。
井村 山茶花:「……っ!」
ダカール:無人の空間を炎が舐め、消え去った後に再びその姿を現す。
井村 山茶花:「(反応された……否、読まれた!?)」
井村 山茶花:影の炎は一瞬に消え、後には熱の余韻すら残っていない。
ダカール:「驚かなくともよい……奥の手の一つを使わされた」
ダカール:「実に危険な娘だな」
井村 山茶花:「くそッ……また、私は……」がくり、と膝をつく。能力反動は大きい。
井村 山茶花:侵蝕113→132、HP0
井村 山茶花:戦闘不能になるので、ダカールに 好奇心/脅威○ でロイスを取得、即昇華して復活します。
GM:OKです
井村 山茶花:湯島さんにも 庇護○/隔意 で取ります!
GM:そちらもOK
エリス・トリオン:(何っだこいつら……! どういう速度で攻防してやがる……!)
エリス・トリオン:《バタフライエフェクト》+《ファンアウト》。
エリス・トリオン:単体になりますが、村神ちゃんに掛けます!
村神操:ありがとうございます!
エリス・トリオン:「チッ、これだから領域系どもはタチ悪ィ!」
エリス・トリオン:対象は戦闘移動、さらにラウンド間、達成値+5(一回)、更にを与える!
エリス・トリオン:枝状に霧が広がり、ほとんどの視界と行動を遮るとともに、
エリス・トリオン:村神さんにのみ、敵への最短航路を指し示す。
村神操:セットアップの行動も行動値順なら、こちらの行手番の時点で行動値は0になっているので、5m戦闘移動!
GM:(エリス・トリオン、神奈ひより)-5m-(村神操)-5m-(ダカール、湯島谷保、井村山茶花)
村神操:ちょうど彼我の間の地点に移動します
ダカール:「ほう……厄介な霧が出ているな」
ダカール:髭を擦って渋い顔をする。
エリス・トリオン:「ハッ、彷徨うのは十八番だろ、海賊殿?」
GM:◆イニシアチブ◆
村神操:「…………」極限の集中。しかし指示は耳に届いている。流れるような移動だ
ダカール:おなじみ《加速する刻》のお時間です
井村 山茶花:ひぃ
エリス・トリオン:そんなおなじみは要らない!
ダカール:マイナー《斥力の矢》
ダカール:メジャー《コンセントレイト:バロール》《因果歪曲》《巨人の斧》《魔人の弩》《瞬速の刃》《フォース》
ダカール:範囲攻撃。対象はエリス君とひよりちゃん
神奈ひより:ひえー
エリス・トリオン:きませい!
村神操:お な じ み 。こ、こい!
村神操:あ、対象じゃなかった。失礼!
ダカール:13dx7+3
DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,3,5,5,5,6,9,10,10,10]+10[2,7,8,9]+10[2,4,7]+10[8]+10[9]+6[6]+3 → 59

エリス・トリオン:やーん
神奈ひより:リア不です!!
エリス・トリオン:ガード。《Aランクディフェンダー》《鋼の氷》『リアクティブシールド』使用!
エリス・トリオン:4+10+6+1d10
DoubleCross : (4+10+6+1D10) → 4+10+6+1[1] → 21

エリス・トリオン:さらにカバーリングで《崩れずの群れ》!
エリス・トリオン:侵蝕+6
GM:ではダメージを出そう
ダカール:26+6d10
DoubleCross : (26+6D10) → 26+38[10,2,7,3,9,7] → 64

エリス・トリオン:21減らして残り43・・・・・。
エリス・トリオン:あ、いや、違うわ
エリス・トリオン:カバーリングしたから二倍して86。
エリス・トリオン:あ、いや違う
エリス・トリオン:装甲値で12減るから、31×2で、62。
エリス・トリオン:まあいいや。素受けしとこう。
エリス・トリオン:そのまま死にます。  ダカールに 興味/敵意:○ で取得し、そのまま昇華して復活。
GM:OKです
ダカール:「この船は潜水艦だ。霧で迷っては格好がつかん」
ダカール:「砲撃機構展開。"デネブ・アルゲヌビ"」
ダカール:床板と天井が剥がれ、現れた無数の砲台による一斉射撃がエリス君とひよりちゃんを襲う。
神奈ひより:「や、やだったら!」衝動に呑まれ、動きが取れない!
エリス・トリオン:「チッ——伏せてろ!」  全身を濃密な霧と化し、ひよりちゃんを床に押しつける。
神奈ひより:「ふぐっ」
エリス・トリオン:一斉射撃が霧を貫通しつつも軌道を逸らされ、倒れたひよりちゃんの周囲にのみ弾痕を残していく。
エリス・トリオン:やがて、硝煙の中から血煙と共に立ち上がる。「ゲッホ……こンの……引きこもり爺が」
ダカール:「おお。今のを一人で受けきるか、立派なものだ」ゆっくりと手を叩いて賞賛する。
神奈ひより:「せっ、先輩!」
エリス・トリオン:「150年生きたオーヴァード……それも仮面ボーナスのオマケつきか」
エリス・トリオン:「騒ぐなガキ。こんなもん老い先短い老人への、軽いサービスだ」 額の血を拭い、前を指差す。
GM:神奈ひよりちゃんの手番です
井村 山茶花:計算間違えてました、現在侵蝕正しくは142
エリス・トリオン:同じく間違えてました、セットアップとカバーで合わせて15上昇、127です
GM:了解です
神奈ひより:動きます。まずマイナー、暴走を解除。
神奈ひより:メジャー、コンボ『箒とちりとり』。《コンセントレイト:オルクス》《完全なる世界》《荊の戒め》《縛鎖の空間》《能力訓練:精神》使用。
神奈ひより:対象はダカール。侵蝕11上昇。ダメージで硬直・重圧・放心。
神奈ひより:判定!
ダカール:《ジャミング》。判定ダイス-2してください
神奈ひより:ぐえー
神奈ひより:まけないもん!
神奈ひより:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[1,1,4,4,5,6,8,9,9,9,10,10,10]+10[2,2,4,7,8,9,9]+10[3,6,9,9]+10[4,9]+4[4]+5 → 49

神奈ひより:よっし
GM:うおっ厳しい
GM:食らいたくないがドッジの目はないなこれは…
ダカール:《ピンポイントガード》《グラビティガード》でガードします。
ダカール:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 17[5,5,7]+15 → 32

GM:ダメージをどうぞ
神奈ひより:5d10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 32[7,2,8,6,9]+22 → 54

GM:ぬおー。あ、虚無の城壁分+9もあった…けど、食らう!
神奈ひより:しゃー!
神奈ひより:嫌悪に歪んだ顔が、ふと緩む。
神奈ひより:(先輩、先輩はあんなになってまでひよりを庇ってくれたのに)きっと前を向く。
神奈ひより:(なのにこんな……ダメ! 美化の一歩は元気からだもの!)箒を振りかざす。
神奈ひより:「えーい!!!」箒の枝はみるみる伸び、海賊を締め付け、そこに黄色い花を咲かせる!
神奈ひより:「わかってる、お爺さんが寂しいのはわかるけど……でも、こんなのはダメっ!」
ダカール:「うむ……!?」手足を縛りつける枝に顔をしかめる。
ダカール:「こんな海中に花が咲くとはな。それも、可憐なばかりではないらしい……!」
GM:ダカールの手番です。
ダカール:マイナーで重圧を解除。
ダカール:放心、硬直はそのままにするしかない…
ダカール:メジャー《コンセントレイト:オルクス》《空間歪曲射撃》《完全なる世界》《巨人の斧》《魔人の弩》《瞬速の刃》《フォース》
ダカール:対象は井村さん。
井村 山茶花:ぎゃあ
村神操:《時の棺》いります?
エリス・トリオン:まだ大丈夫
村神操:了解です!
ダカール:達成値を出そう
井村 山茶花:来いっ
ダカール:19dx7+3
DoubleCross : (19R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,5,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[3,5,5,6,7,8,9]+6[4,5,6]+3 → 29

井村 山茶花:ドッジ試みます
井村 山茶花:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,4,4,6,9] → 9

井村 山茶花:無理!
エリス・トリオン:《崩れずの群れ》《命のカーテン》で10mカバーリング。
エリス・トリオン:更に《》
エリス・トリオン:《鋼の氷》で防御力上昇!
ダカール:ダメージ算出
ダカール:35+3d10
DoubleCross : (35+3D10) → 35+20[8,6,6] → 55

GM:装甲は有効です
エリス・トリオン:装甲12、鋼の氷10、シールドで6減らし
エリス・トリオン:《デモンズウェブ》!
エリス・トリオン:55-28-6d10
DoubleCross : (55-28-6D10) → 55-28-33[6,8,4,5,1,9] → -6

GM:や、やりやがった
井村 山茶花:さすが
神奈ひより:キャー!
エリス・トリオン:相手が単体ならばこんなものよ!
村神操:す、すげえー・・・!
エリス・トリオン:侵蝕値、系10上昇
ダカール:「こうも散られると厄介だ。一人ずつ片付けていくか」
ダカール:「狙撃機構展開。"デネブ・アル・シャマリー"」
ダカール:杖を前方へ掲げると、がしゃがしゃと形が組み変わり、ライフルの形状に。
ダカール:狙いを定めて井村さんへ弾丸を撃ち出す。
井村 山茶花:「ち……っ」避けられるはずもない至近距離!被弾を覚悟するが——
エリス・トリオン:銀の枝めいて真横から割り込んだ霧が、ライフルをはじき返す。
エリス・トリオン:「日和ったな」
井村 山茶花:「……トリオンくん」安堵と苦々しさの入り混じった表情。
ダカール:「……もはや驚いたという言葉では済まんな。異常なまでの執念だ」
エリス・トリオン:「馬ァ鹿が! 俺の特質は堅さじゃねえ。”広さ”だ」
エリス・トリオン:「テメェごときに、ジラクジギルは越えられねえ!」
エリス・トリオン:片腕を霧化させ、枝葉のように伸ばしている。潜水艦内の狭い空間ならば、十二分に届く!
井村 山茶花:「……」眉間に皺を寄せる。エリス・トリオン。自らの能力特性を知悉し、乗りこなしている。ならば自分はどうか。
GM:井村さん本来の手番です
井村 山茶花:待機します。
GM:deha,
GM:では、湯島谷保の手番
湯島谷保:マイナーなし。メジャー《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《急所狙い》
GM:対象は…
湯島谷保:村神操!
村神操:うお!
湯島谷保:達成値を出します
村神操:死んでも未だ平気……なので、こい!
湯島谷保:7dx8
DoubleCross : (7R10[8]) → 10[1,2,3,5,5,5,8]+1[1] → 11

ダカール:この判定に《妖精の手》を使用
湯島谷保:1dx8+20
DoubleCross : (1R10+20[8]) → 10[9]+4[4]+20 → 34

村神操:ぐえー
村神操:うーむむむ……ガード!
ダカール:ダメージ算出前に《力の法則》を使用
湯島谷保:9+7d10
DoubleCross : (9+7D10) → 9+20[2,1,7,6,1,2,1] → 29

GM:装甲は有効です
村神操:い、いいぜ受けたらぁ!あ、そこまで高くない!
村神操:装甲8点+ガード値5で13点減。ダメージ16!
村神操:31→15
ダカール:「私一人では手に余るな。手伝ってもらおう」
GM:ダカールの言葉と同期するように、湯島谷保が村神さんに銃を向ける。
湯島谷保:「っ……いや!」
GM:意志に反し、勝手に指はトリガーを引く!
村神操:「大丈夫です、湯島先輩」真っ直ぐ彼女を見据え、力強く言う
村神操:「問題、ないっ!」自分の目の前、縦横にジャブが走る
村神操:「……ね?……痛た……」ぎゅるぎゅるぎゅる。まだ回転しているが、開いた手でライフル弾は全て止められている
湯島谷保:「村神さん……!」涙ぐみながら、その光景を見る。
湯島谷保:「ごめんなさい。私を止めて……殴っても蹴ってもいいから!」
村神操:「なるべく痛くしないようにします。お任せを!後腐れなくまとめるのが、風紀委員ですから!」
GM:続いてはエリス・トリオン君の手番
エリス・トリオン:了解。
エリス・トリオン:直前のイニシアチブに『裁定者』を発動します
GM:その効果とは…!
エリス・トリオン:対象に任意のバステを付与・・・てめえだ! ダカールでゴザール!
エリス・トリオン:暴走しやがれェーッ
GM:ドゲェー!!
エリス・トリオン:そして! これが俺の必殺技!
エリス・トリオン:メジャーアクションで、必殺の素撃ちナイフ投げだーっ!
GM:ハッ!ボスにバステが効くかよぉ!
GM:「この効果で与えるバッドステータスはエフェクトやアイテムでは回復できない」
GM:効くー!!
GM:リアクション不可です。判定をどうぞ
エリス・トリオン:ダイスは100パーセント以上で+3!
エリス・トリオン:死なァーッ!
エリス・トリオン:4dx-1
DoubleCross : (4R10-1[10]) → 9[2,2,7,9]-1 → 8

エリス・トリオン:2+1d10
DoubleCross : (2+1D10) → 2+4[4] → 6

エリス・トリオン:これは・・・倒れるか・・・!?
GM:ダメージが通ります
エリス・トリオン:「海賊野郎……悪意も! 支配も! テメェの専売特許じゃねえぞ!」
ダカール:「何だと……?」
エリス・トリオン:銀の枝が縦横無尽に船内を走り、ダカールを貫く!
エリス・トリオン:実体のある攻撃ではない……だが、悪意ある霧の影響に晒され、レネゲイドの動きが鈍る!
ダカール:「ぐっ……く……おお!?何だこれは。こんなものは、受けた事が……」
エリス・トリオン:ひゅんっと、動きの鈍ったダカールの頬を、稚拙な投げナイフが掠める。
エリス・トリオン:「……ハ。今日はこのくらいで勘弁しといてやるよ」
ダカール:頬から血を垂らし、不敵な男を睨みつける。
エリス・トリオン:止まった的にすら当たらない。攻撃の才能は無い。「だが、お楽しみはこれからだぜェ」
ダカール:「クッ、カカカ。面白いぞ、お前。若い頃を思い出すようだ。荒れ狂う海を制した、あの時を!」
GM:では村神さんの手番だ
村神操:あ、待機した場合、低い方から順番に、でしたね
GM:そうですね
村神操:ではマイナーで戦闘移動。エンゲージ
村神操:ダカールを殴ります。井村さんがまとめて焼く手はずだから、これで問題ないはず
GM:(エリス・トリオン、神奈ひより)-10m-(村上操、井村山茶花、ダカール、湯島谷保)
村神操:《コンセントレイト》《漆黒の拳》《アームズリンク》《ライトニングリンク》、そして学生王者。結果に関わらず判定値にダイス一個振り足す形で!
GM:うむ。判定をどうぞ
村神操:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,5,7,8]+10[8,9]+2[1,2]+4 → 26

GM:暴走中につき、リアクション不可。ダメージを出してください!
村神操:1d10+26 学生王者分
DoubleCross : (1D10+26) → 3[3]+26 → 29

村神操:く、くそ。Aランクアタッカーも乗せます。では
村神操:3d10+47
DoubleCross : (3D10+47) → 19[10,5,4]+47 → 66

GM:ドゴェ!?
GM:こ、これは一旦倒れます
ダカール:そしてEロイス《不滅の妄執》を使用。効果としては、一度だけHPを全回復します。
村神操:66装甲無視! ゆらりと滑るように接近した村神が、ダカールの腹部に必殺の肘を叩きこむ!
村神操:銀河の肘(ネビュラエルボー)!星のように輝く腕から繰り出される、キックボクシング天文学奥義の一つだ!
村神操:「……!!」しかし手ごたえがない。ダカールの力に不安と驚愕を隠せないぞ!
ダカール:口の端から一筋、赤い糸を垂らす。
ダカール:「それは……まともに喰らえんな。消し飛んでしまう」
ダカール:「ゲホ!ガホッ!」激しく咳込み、たたらを踏む。
GM:井村さんの手番です
村神操:「……さすがですね」冷や汗。さすが伝説の海賊は違う。しかし
村神操:「先輩、お願いします!」まだ次がある
井村 山茶花:マイナーなし、メジャーで先ほどと同じコンボ「Nightfall」。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《原初の赤:災厄の炎》《滅びの光》《光の手》。対象も同じくダカールと湯島さん。
井村 山茶花:振ります!
GM:カモン!
井村 山茶花:11dx6
DoubleCross : (11R10[6]) → 10[1,1,2,4,7,7,7,8,8,9,10]+10[4,5,6,8,9,9,9]+10[1,2,5,7,9]+10[2,7]+10[9]+5[5] → 55

GM:キャー
GM:リア不なので食らうしかない…
GM:ダメージを出してくださいませ
井村 山茶花:6d10+30
DoubleCross : (6D10+30) → 25[1,1,8,9,5,1]+30 → 55

井村 山茶花:装甲有効です
GM:ふ、二人一撃死
GM:打つ手なし…これにて投了です!
井村 山茶花:やったー!
井村 山茶花:侵蝕は154に。
井村 山茶花:「言われなくても、もう既に」影がざわめく。山茶花の足元だけでなく、船室の床全てが。
井村 山茶花:影とは光の欠缺、遮蔽により生じる輝度の穴。深い霧によって全てが遮られたこの密室内においては、自らの影を潜ませることなど容易い。
井村 山茶花:そして、今度こそ——
井村 山茶花:「焼けろ、生きた亡霊!」一切が燃え上がる!
ダカール:「おお……我が名はダカール!波濤を潜り、海溝に潜み、略奪を繰り返した海賊の名を!」
ダカール:「しかと、刻み込め!忘るるなかれ!」
ダカール:叫びながら炎に包まれる。眼帯を模した仮面が割れ、砕け、宙に舞った。
井村 山茶花:「忘れるよ。そんなものは過去だ。ただの歴史上のできごとだ」
井村 山茶花:「私たちには今があるから」
GM:◆K.O◆
GM:Finisher...井村山茶花
GM:Finishing move...《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《原初の赤:災厄の炎》《滅びの光》《光の手》
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ!
湯島谷保:「……!」炎は握った銃と、長いTシャツを少し焼いたのみ。その場にへたり込む。
井村 山茶花:「っ……、はあ、はぁ……」影の炎が消えた後、その場に崩れるように倒れ込む。
井村 山茶花:「またこんなザマかぁ……少し、考えないとな……」
エリス・トリオン:「消えた……? なんだったんだアイツぁ……」
神奈ひより:「お爺さん……」炎が消えた後を少し眺め、そうして湯島さんと井村さんの方へとことこ走っていく。
神奈ひより:「先輩たち、大丈夫でして? 痛くない?」
村神操:「……山茶花せんぱい!」倒れ込む山茶花さんの方に駆け寄る。「湯島せんぱいも、大丈夫ですか!」こちらも心配そう
湯島谷保:「もう何が何だか……色々なことがありすぎて」
井村 山茶花:「……私は大丈夫だよ。こう見えて……Sランクのオーヴァードだから」
神奈ひより:「村神先輩も! エリス先輩も! もう、みんな、ほんとに、もう……」すん、と鼻をすする。
井村 山茶花:「それを言うならきみだって」ひよりさんに。「そんなに小さいうちからこんなこと、するもんじゃないよね」
神奈ひより:「……よかった」きゅっと傍にいた村神さんの手を握ろう。
神奈ひより:村神さんにロイス、○憧憬/脅威で取得したいです。
GM:OKです
村神操:「Sランクって言ったって、でもせんぱいはそんな大変そうにして……もう、もう!」なんて言ったらいいのか分からない。色んな感情が渦巻いてる
井村 山茶花:「うん……分かる、分かるけど」
エリス・トリオン:「思いやりは大変結構だがな、安心するのは早ェんじゃねえか」実体化して、弾丸を落とす。
井村 山茶花:「心配されたほうが堪えるんだよ、私の場合」そう言って、無理に体を引き起こす。「ありがとう」
村神操:「……ひよりちゃん……」何時のまにか握られてる手に気付き「うん……うん。ひよりちゃんも、ありがとね。がんばったね」
村神操:ふと張りつめていた緊張が緩んだ、心からの微笑み
神奈ひより:にっこり笑い返してから、エリスくんの言葉に目を瞬かせる。
ベアトリス・ハックマン:「おい!お前達!早く脱出しろ!」
無道ささき:「沈むぞ!っていうか、沈んでるぞこの潜水艦!なう!」
エリス・トリオン:「どう見ても領域系の能力者だった。ってことは——」
GM:イカ100匹斬りを達成したベアトリスとささきが、船の外で騒いでいる。
井村 山茶花:「船体のダメージと能力の消失——、もう保たないか」
エリス・トリオン:「チッ、やっぱりそういう話か!」
村神操:「エリスせんぱい……そうですね。ここはまだ——」(ビーちゃんの警告)「っ、——はい!やっぱり!」
GM:船はボロボロと錆び、朽ち果て始めている。
神奈ひより:「? 潜水艦は沈むものでしょ……違う!?」
井村 山茶花:「トリオンくん、非オーヴァードの湯島さんはきみに任せる」
井村 山茶花:「ここで見捨てたらあの爺さんの"望み通り"になるからね」
エリス・トリオン:「任せ、って……」周りを見回す。「分かってるよ、んなこたァ!」
エリス・トリオン:「テメーこそ立てるんだろうな、Sランク!」
村神操:「沈むけど、わたしたちは沈んじゃダメだよ!急ぎましょう、速やかに脱出できそうな所は——!」
井村 山茶花:「誰を舐めている」壁に手をついて立ち上がる。
神奈ひより:「きゃー! 溺れるのはいやー!」
湯島谷保:「……」座り込んだまま、ぱちぱちと目を瞬かせる。
エリス・トリオン:「負けず嫌いSランクか。……まあいい、呆けてんな、テメーだよ!」二の腕をひっつかんで、湯島さんを立たせる。
湯島谷保:「わ……ちょ、ちょっと待って」
湯島谷保:ボロボロになっていたTシャツを脱ぎ捨て、髪をまとめる。
湯島谷保:「……これでよし。行きましょう」
エリス・トリオン:「あーはいはい女性は身だしなみに時間掛かるもんなーってアホか! この状況で誰が……」
エリス・トリオン:言葉が少し途切れる。
湯島谷保:「どうしたの?呆けている場合じゃないと思うけど」
エリス・トリオン:「ッッ~~っせぇ!」
エリス・トリオン:「目があるとは思ってなかっただけだ! ビビらせやがって!」
エリス・トリオン:心底屈辱そうに表情を歪めてそっぽを向き、崩れる壁を弾きながら駆けだす。
GM:◆クライマックスシーン END◆

GM:◆バックトラック◆
GM:Eロイスは4つ!
GM:《唯我独尊》《さらなる絶望》《愚者の契約》《不滅の妄執》
GM:振りたい者は振るがいい!
井村 山茶花:振る!
神奈ひより:振ります!
井村 山茶花:154-4D10
DoubleCross : (154-4D10) → 154-29[7,10,6,6] → 125

井村 山茶花:いい目
神奈ひより:131-4d10
DoubleCross : (131-4D10) → 131-27[6,8,3,10] → 104

村神操:振っておきます!
エリス・トリオン:ふるぜ
神奈ひより:よしよし
エリス・トリオン:137-4d10
DoubleCross : (137-4D10) → 137-18[5,6,2,5] → 119

村神操:136-4D10
DoubleCross : (136-4D10) → 136-11[1,6,3,1] → 125

GM:あとはロイス分か二倍か!振るがいい!
井村 山茶花:残ロイスは5つ……倍振りします!
井村 山茶花:125-10d10
DoubleCross : (125-10D10) → 125-36[2,5,1,5,3,9,1,2,5,3] → 89

神奈ひより:一倍で。
神奈ひより:104-6d10
DoubleCross : (104-6D10) → 104-34[9,3,5,6,6,5] → 70

神奈ひより:うおお
エリス・トリオン:不安だ! 二倍!
エリス・トリオン:119-10d10
DoubleCross : (119-10D10) → 119-68[10,9,4,10,1,5,6,9,4,10] → 51

村神操:丸々残っているけど……等倍で。くそっ!Eロイス分、もっと減ってろよ!
エリス・トリオン:これが日常ガチ勢の力だ
村神操:125-6d10
DoubleCross : (125-6D10) → 125-33[3,10,3,7,3,7] → 92

GM:おおー
GM:見事!全員帰還成功です。
GM:おめでとうございます!
GM:◆バックトラック END◆

GM:◆エンディング1◆登場PC…村神操
セミ:「ツクツクホーシ!ツクツクホーシ!ツクツクホーシ!」
GM:無人島の遭難騒ぎも一件落着し、夏休みが終わる。
村神操:「……あつい……もう夏休みも終わったのに……」
GM:まだまだ日差しも厳しい中、風紀委員室に向かう君であった。
GM:一方その頃、風紀委員室のベアトリス・ハックマンは……
GM:----
ベアトリス・ハックマン:「ふうむ……」
GM:机の上に並べた数々の写真を前に腕組みし、満足げな微笑みを浮かべるベアトリス。
ベアトリス・ハックマン:「すばらしい。我ながら見事な写真の数々」
GM:水着姿の神奈ひより、井村山茶花、村神操の写真である。
村神操:つかつかつか。そんな風紀委員室に今まさにやって来ようとするわたし!
ベアトリス・ハックマン:「この笑顔……日常の輝く一コマを切り取った芸術性……いや、もちろん被写体が素晴らしいからこそなのだが」
村神操:「……んんんー、まだ本調子じゃないかも。夏休みの終りは毎年つらいなあ……」
村神操:でも風紀委員として、緩んだ所は見せられない。つらくとも、だるくとも、ねむくとも。大変だぜ、風紀委員
村神操:「……という訳で」風紀委員室前
村神操:「セイッッッ!!」扉に掌を叩きつける!扉は無事!しかし、破れ散る写真!!
ベアトリス・ハックマン:「ああーっ!?!?」
村神操:「お久しぶりでーす失礼しまーす!!」
ベアトリス・ハックマン:「こんにちは村神!今日もかわいい!」
ベアトリス・ハックマン:「じゃなくて写真が……あああああ!!」
村神操:がらがらがらっ!宇宙と化した体より繰り出される遠当ての技術の一つ!キックボクシング天文学の拳の一つだ!
GM:そこらじゅうに散らばった、さっきまで写真だったものを前に呆然とするベアトリス!
村神操:「こんにちは!うわーいやっぱり!そんな事だろうと思ってました!」陽気なあいさつと、そんな声に反するように秘められた怒気!
ベアトリス・ハックマン:「こんな事が……私はこれから何を心の支えに生きていけば……」
村神操:「……委員長。今更これがどうしたとは言いませんけどね。こういう写真はですね、みんなに配ってみんなで楽しむ物だと思うんです」
村神操:委員長の前に仁王立ち。言い含める様に
村神操:「楽しい夏の思い出なら、楽しい夏の思い出として扱ってください。隠し撮りじゃあるまいし、犯罪行為みたいな楽しみ方しないで!」
ベアトリス・ハックマン:「無論みんなに配るつもりだったとも。その前に少し入念なチェックを行っていただけだ」
ベアトリス・ハックマン:(すごい勢いで目を泳がせながら)
村神操:「……へーえ。まあいいでしょう。今の写真は処分しましたけど、フィルム自体をどうこうはしませんからね」
ベアトリス・ハックマン:「そ、そうか……」
GM:ベアトリスは何やら制服のポケットに手を当てて庇うようにしている。
村神操:「わたしも立会いの下、現像して皆さんに配ります。これでいいですね?……ちょっと、わたしの目を見て言ってください」
村神操:「……委員長、お願いです。どうかこれ以上罪を重ねないで……」悲しそうな声
村神操:そんな声のまま、キックボクシング天文学の構え
ベアトリス・ハックマン:「い、いや!違う!これはそういうのじゃないから!」
GM:あわてた拍子に、ポケットから飛び出した写真が一枚、ひらひらと宙を舞う。
GM:映っているのはベアトリスと、無道ささき。二人並んで笑顔でカメラにVサインを出している。
村神操:チュイン!弾丸の如きジャブ!写真を取りに……行こうとして手が止まる
村神操:ひらひらと舞っている写真にそのままゆっくり手を伸ばし、取ると、そのまま委員長に手渡す
村神操:「…………はい」
ベアトリス・ハックマン:「……ん」咳払いして写真を受け取る。
村神操:「楽しかったですよね。あの島での臨海学校……かな。臨海学校」
ベアトリス・ハックマン:「まあ……そうだな。色々、メチャクチャではあったが」
ベアトリス・ハックマン:「村神の言う通り、話してみてよかったよ。いい機会だった」
村神操:「本当に。わたし総番長があんな無茶苦茶だとは思いませんでしたよ。思っていたよりずっといい人でしたけど」
村神操:「よかった。そうだったら、わたしも嬉しいです」
村神操:「この写真、総番長は?」持ってるんです?的な目
ベアトリス・ハックマン:「ささきも持っているよ。そもそもあいつは、最初から何も気にしていなかったみたいだしな……」
村神操:「そうですか。なら、うん、大丈夫ですよ。今まではちょっと気まずい所があったかもですけど、これからの委員長と総番長なら大丈夫です!」
ベアトリス・ハックマン:「……うん。そうだといい」
GM:少し照れくさそうに笑っていたベアトリスが、一転して真面目な表情になる。
ベアトリス・ハックマン:「村神。私はこれからも、進むべき道に迷ったり、誤ったりすることがあるだろう」
村神操:「ええ。お話出来て、写真も渡せてるんなら、大丈夫です。これからも、きっとなんとか出来ます」
村神操:「……はい」今もその趣味的に、絶賛道を間違ってる所では?とはさすがに口に出さない
ベアトリス・ハックマン:「そんな時に、お前が居てくれれば心強い。これからも風紀のため、学園のために力を貸してくれるか」
村神操:「それはもう。最初は頼まれて入った風紀委員ですけど、やるからには本気で行かないとですからね」
村神操:「わたしにこの学園で何ができるか、皆の為にどんなことができるか、それはまだわかりませんけど」
村神操:「出来ることは、精一杯やらせていただきます」
ベアトリス・ハックマン:「ひたむきで可愛い……もう結婚するしかないな……」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。よろしく頼むぞ村神」
村神操:「ええ(どんと来い、と胸を反らし)。結婚は、他の人としてもらいますけど」
村神操:「……それじゃあ、島の写真、現像しに行きましょうか!」
村神操:思い立ったらすぐいかないと、後日どうなってるか分かりませんからね!な含み
GM:こうして、夏休みでウカレポンチ化した生徒達を叩き直し、
GM:学園の自由と平和を守る風紀の戦いが、再び始まるのだった……!
村神操:アツい二学期が始まるぜ!
GM:◆エンディング1 END◆

GM:◆エンディング2◆登場PC…井村山茶花
セミ:「ツクツクホーシ!ホーシツクツク!」
GM:ここは番長連詰め所。
GM:扇風機がゆっくりと首を振るゆるい空気の中、
GM:すっかりだらけきった無道ささきが、番長をダメにするクッションの上でごろごろしている。
無道ささき:「はあ……海楽しかったな……」
井村 山茶花:「……」いつもの席に座って、小説に視線を落としている。さっきから同じページを開いたまま、読み進めている気配はない。
井村 山茶花:ささきの声に視線を上げる。目だけで「話がある」という合図。
無道ささき:「む」転がって井村さんの所まで来る。
無道ささき:「どうした井村。休みボケか?」
井村 山茶花:「……そんなに楽しかった?」少しだけ怒っているような、困ったような顔。
無道ささき:「んん?まあ色々トラブルもあったけど、最終的には何とかなったし……」
無道ささき:「井村は楽しくなかったのかー?」
井村 山茶花:「私は」ぱたんと本を閉じる。
井村 山茶花:「私は……」ゆらーっと体がゆっくり傾き……
井村 山茶花:そのまま机に額をぶつける。「……だめかもしれないー」
無道ささき:「!?」
無道ささき:「ど、どうした井村ー!しっかりしろー!」
井村 山茶花:机に顔をつけたまま、ささきを睨む。「大声出さないで。目立つ」
無道ささき:「どうした井村ー しっかりしろー」(せいいっぱいの小声)
井村 山茶花:「……お気遣いありがとう」
井村 山茶花:「えっと、さ。下級生の前で、みっともないとこ見せちゃったんだ」
井村 山茶花:「ダンジョンの一件でもやっちゃったけど、今回はそれ以上かも」
井村 山茶花:机に手をついてゆっくり体を起こす。
無道ささき:「あー。ふむふむ、なるほど。そういうやつか」
井村 山茶花:「エリス・トリオン」
井村 山茶花:「あいつに何もかも見透かしたようなこと言われて……ほんとに、見透かされてたのかもだけど」
井村 山茶花:「ちょっと自信喪失中」
無道ささき:「うーん。あいつもたいがい、口が悪い方向に達者だからなあ」
井村 山茶花:「口は悪いけど、目端は利くみたいじゃない」
井村 山茶花:「……ささきー」茹ですぎたマカロニのような口調。
井村 山茶花:「私、番長向いてないよ」
井村 山茶花:「そう思わない?」
無道ささき:「またそういう事を言うー。あたしはそうは思わないぞ」
井村 山茶花:「……」口をとがらせて、次の言葉を待っている。
無道ささき:「井村は立派に務めを果たしてるだろ。聞いたぞ、海賊にトドメを刺して大活躍だったって」
井村 山茶花:「うん……」
無道ささき:「井村はよく頑張った、偉いぞ。よしよし」
無道ささき:抱きついて頭をなでる。
井村 山茶花:「よしよしって」表情が緩む。「私、子供じゃないんだけど」
井村 山茶花:「……ささき」
無道ささき:「んー?」
井村 山茶花:「頼りにしてくれる?」抱きつかれたまま尋ねる。
無道ささき:「いつでもしてるぞ。これからもする」
井村 山茶花:「そっか」
井村 山茶花:「だったら、やめるわけにはいかないね」
井村 山茶花:ささきをぐっと引き剥がす。
井村 山茶花:「うん、立ち直った。大丈夫」
無道ささき:「んむ!よかった、よかった」
井村 山茶花:「これからも役に立つから。番長連の一員、真夜中の番長として」
井村 山茶花:「さて!」元気よく椅子から立ち上がる。「私向きの事件でも起きてないかな」
井村 山茶花:「できれば今度は開放的なとこで……ダンジョンとか、洞窟とか、そういうのはこりごり」
無道ささき:「あはは!そう都合よくいい場所で事件が起こるかー?」快活に笑う。
GM:その時、部屋のドアが開いて雲雀宏一が意気揚々と姿を見せる。
雲雀宏一:「やあやあ!ちょっと凄く面白い事思いついちゃって!番長連から人を貸してほしいんだけ……ど……」
井村 山茶花:「……」にっこり。笑顔を作る。「ああ、会長。そういえば約束があったね」
雲雀宏一:「フフフ……僕は会長にして会長ではない謎の存在」
雲雀宏一:へたくそなムーンウォークでじりじりと後退する。
井村 山茶花:「それはそれは」
井村 山茶花:じりじり前進して距離を詰める。「捕まえて正体を確かめないと」
雲雀宏一:「総番長!ちょっと井村君を押さえて!」
無道ささき:「グーグー!」
雲雀宏一:「だよね!!」脱兎のごとく退散!
井村 山茶花:「待てえっ!!」全速力で追いかける!
井村 山茶花:そのまま詰め所を飛び出していきます。
GM:風紀のみならず、番長連の戦いもまた幕を開ける。夏の終わりはまだ遠いのだ…!
GM:◆エンディング2 END◆

GM:◆エンディング3◆登場PC…神奈ひより
セミ:「ツクツク……」
GM:青く晴れた空の下。二学期を迎えた初等部の校舎は、日焼け跡を自慢しあう子供達でいっぱいだ。
一般生徒:「俺の日焼けのほうがつよいー」「俺の日焼けはひゃくまんパワーあるし」「じゃあおれひゃくおくパワーだし」
神奈ひより:「まったくー、みんな子供なんだから!」と言いつつ、かなりこんがりと日焼けしている。
GM:子供達が笑い合い、ばたばたと走り去っていく……その後に、一人の老人が姿を見せる。
神奈ひより:いつも通り箒を持って校舎に入ろうとしたところで、ふと立ち止まる。
GM:杖をつき、眼帯をしたその姿は忘れるはずもない。
ダカール:ひよりちゃんに向かって、深々と礼をする。
神奈ひより:「……お爺さん」
ダカール:「この老いぼれのために、色々と手間をかけさせた事。詫びようもないが」
ダカール:「黙って去るわけにもいかんと思ったものでな」
神奈ひより:きゅっと目を閉じ、また開ける。
神奈ひより:「あの……あのね」あの肖像画のこと。家族のこと。話したいことはたくさんあって。
神奈ひより:「あのね、お爺さん。ひより、ひとつだけお爺さんにありがとうって言いたいことがあるの」
ダカール:「おや。それは何かな」目を細め、穏やかな表情で聞く。
神奈ひより:「お爺さんのおかげで、ひよりのお願い事がわかったの。ずっと、なんだか寂しくて、考えないようにしてたけど」
神奈ひより:「だからひより、自分でお願い事、叶えるようにがんばろうと思うの。それも、ずるっこじゃなくて」
神奈ひより:「ちゃんとアカデミアでお勉強して、大きくなって、立派なオーヴァードになって、お父様と、お母様と、お兄様に会いに行くの」
ダカール:頷きながら、それを聞いている。
ダカール:「それは良い。誰もが家族と共に過ごすべきとは限らないが……大切な家族ならば、望むようにするのが良い」
神奈ひより:「……お爺さんも、一緒が良かったでしょう。ひより、ごめんなさいは言わないけど、残念だと思うわ」
ダカール:「仕方のないことだ。逆恨みはしないよ」
神奈ひより:「……」少し考え、箒に手をやる。
神奈ひより:イージーエフェクト《成長促進》を使用、箒の枝を一本伸ばし、黄色い花を咲かせます。
神奈ひより:「これ、あげる」花を摘んで、ダカールさんに差し出します。
ダカール:「……ありがとう」花を受け取り、また目を細めてそれを眺める。
神奈ひより:「ひよりは一緒に行けないけど、この花が一緒よ」
ダカール:「それは心強いな。……では、お返しというわけではないが、君に一つ贈り物をしたい」
神奈ひより:「え?」目をぱちぱちと瞬く。
GM:ダカールは懐から、Dの刻印が施された金色の鍵を取り出してひよりちゃんに差し出す。
ダカール:「ダイモーン号の鍵だ。今となっては、船が無くなってしまったが」
ダカール:「まあ、ひと夏の思い出にはなるだろう?」
神奈ひより:「……」そろそろと手を差し伸べ、鍵を受け取る。
神奈ひより:「ありがとう、お爺さん。ひより、宝物にしてよ」
神奈ひより:「本物の海賊のお宝だもの。すごいわ!」
ダカール:「喜んでくれるか。老人は忘れられるのが寂しいのものでな、ついこういう事をしてしまう」
神奈ひより:こくこくと頷く。「絶対、忘れないわ! だって……」
神奈ひより:「大変だったけど、ちょっと楽しかったもの、あの島の大冒険!」
ダカール:「大冒険ときたか?豪胆なことだ。その意気ならば、これから先の苦難も乗り越えていくのだろう」
神奈ひより:「ふふ、だって、先輩たちも一緒で、とっても心強かったし。ひより、ちょっとしか泣いてないのよ!」笑顔になる。
ダカール:「結構、結構。……さて、私はそろそろ行くとしよう」
神奈ひより:「……ええ」こくりと頷く。鍵を握り締める。
GM:雲の彼方から、巨大な質量の何かがこちらに迫ってくる。
GM:舞い降りたそれは、船体のあちこちから蒸気を噴出する飛空艇だ。
神奈ひより:「……!」目を丸くする。
GM:校庭を走って何かから逃げていた雲雀宏一が下敷きになる。
雲雀宏一:「ギャアアア!」
ダカール:「ネオ・ダイモーン号といったところかな。まずは故郷を、それからどこを見て回るか……」
GM:ダカールは悪戯っぽく笑い、タラップを上って行く。
神奈ひより:一生懸命に手を振る。
ダカール:「さらばだ、強き娘よ。願わくばまた、冒険の最中に会おう」ゆるく手を振って船内に消えていく。
GM:やがて飛空艇のプロペラが一斉に旋回し、上昇していく。
神奈ひより:「お爺さん、さよなら!」声を限りに叫び、ぴょんぴょんと飛び跳ねる。
神奈ひより:「ひより、元気でがんばるからー!!」
神奈ひより:「ええと、あと、か、会長、大丈夫ですかー!?」ぱたぱたと小走りで会長の方に近寄ろう。
GM:ひと夏の冒険が終わり、また次の冒険が始まる。長い人生に、あといくつの冒険が待っているのだろうか?
GM:◆エンディング3 END◆

GM:◆エンディング4◆登場PC…エリス・トリオン
セミ:「ツクツクホーシ!ツクツクホーシ!意外とまだまだツクツクホーシ!」
GM:二学期が始まり、校舎内には久々に再開したクラスメートたちの賑やかな声が響く。
GM:そんな中でも書架室は静かなものだ。
エリス・トリオン:「あちぃ……まだ夏なんだから休みだろ……」
エリス・トリオン:顔に適当な本を開いて載せ、寝ている。
湯島谷保:「……やっぱり、ここに居た」
GM:湯島谷保が、扉を開けてひょいと顔を出す。
エリス・トリオン:「…………」ちら、と本の下から見遣る。
エリス・トリオン:また被せる「あー、ただいま使用中だ。他をあたれ」
湯島谷保:「サボってるくせに堂々としないでよね……って、これ、同じやりとりしたな」
湯島谷保:くすくすと笑う。
エリス・トリオン:「覚えがねえな。テメェは誰だ、生意気眼鏡」
湯島谷保:「"湯島谷保。……クラスメイトの名前くらい覚えなさいよ、エリス・トリオン"」
GM:谷保はわざと同じセリフを言いながら、歩いてエリス君へと近付く。
エリス・トリオン:「…………」溜息と共に本を退ける。
エリス・トリオン:事件後、会うのは初めてだ
エリス・トリオン:「また調べものかよ」
湯島谷保:「いいえ」
エリス・トリオン:「だったら何しに来た」
湯島谷保:「あなたに会いに来たの」
エリス・トリオン:半身を起こす。形容しがたい表情をしている。
湯島谷保:「結局、島に居る間にちゃんと話せなかったからね」
GM:エリス君の目の前までやってくる。
エリス・トリオン:ソファに座ったまま見上げる。彼女が操られていた時のことを思い出す。
エリス・トリオン:「先に言っとくが」
エリス・トリオン:「俺は、テメェのことなんざ興味がなかった」
湯島谷保:「でしょうね」
湯島谷保:「あ、でも、なかった、って事は。今は多少は興味を持ってくれてる?」
エリス・トリオン:「さァな」
エリス・トリオン:「だが、まぁ、話くらいは聞いてやる程度にはな」
湯島谷保:「あ、そう。ありがたい事」
湯島谷保:「私は前からあなたに興味があった。何かと目で追ってしまうくらい」
エリス・トリオン:「ハ。……まあ多少は見る目があるとは認めてやるさ」
エリス・トリオン:「ただ、知っての通り、俺はお人好しじゃねえ」
エリス・トリオン:「お前の望む答えは、返せない」
湯島谷保:「……そうね。あなたは、性格も言葉も乱暴だし」
湯島谷保:「というか生き方自体がなんていうか、歪な感じ」
エリス・トリオン:「余計な世話だ」
湯島谷保:「でも、私はそこに惹かれたの。何故か、綺麗だと思った。だから」
エリス・トリオン:「…………」
湯島谷保:「……だから」
湯島谷保:平然を装っても、指は震えている。声も。
湯島谷保:「私、あなたが好きなんだと思う」
エリス・トリオン:「……」
エリス・トリオン:たとえば、勘違いだ、だとか。
エリス・トリオン:見る目がない、だとか。正気じゃない、理解できない、と。
エリス・トリオン:切って捨てることは出来た。正直昔ならば、そう返していたと思う。
エリス・トリオン:「……考え直せ、っつって」
エリス・トリオン:「聞くわけも、ねえんだろうな」
湯島谷保:「それはもちろん。分かるでしょ」
エリス・トリオン:「だろうな。つまり、俺も同じ言葉を繰り返すしかねえ」
エリス・トリオン:「先約がある。お前の望む答えは返せねえ」
湯島谷保:「でしょうね……っと」
湯島谷保:「ああ、緊張した。告白なんて初めてしたから」
湯島谷保:照れくさそうに頭を搔く。
エリス・トリオン:「そういうもんだ」
エリス・トリオン:「俺も告白されたのは初だ。きちんと返したから言うが、お前のセンス、相当だぜ」
湯島谷保:「それはどうも」
湯島谷保:「ちなみに先約ってどんな子?かわいい?」
湯島谷保:ニヤニヤしながら尋ねる。
エリス・トリオン:「……俺は詳しくねえがよ」
エリス・トリオン:「そういうの、傷深くなるだけじゃねーのか」
湯島谷保:「……そういうとこ、気遣うのずるいな」
エリス・トリオン:「遣ってねェよ。どいつもこいつも……」
湯島谷保:「話は終わり……うん。やっと全部終わり」くるりと背を向ける。
湯島谷保:「最初から言えてたらこんな騒動にならなかったのにね。ごめんなさい」
エリス・トリオン:「アカデミアじゃよくあることだ」
湯島谷保:「よくあること、か」
湯島谷保:扉に手をかけて立ち止まる。
湯島谷保:「……じゃあ、すぐに忘れる?」
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:「最悪の、想定外だぜ」
エリス・トリオン:「……敵だよ」
湯島谷保:「敵?」
エリス・トリオン:「俺は、アイツを振り向かせなきゃならねぇ」
エリス・トリオン:「俺の人生で最初に俺のことを『好き』って言う物好きは、アイツになるはずだったんだ」
エリス・トリオン:「その計画が台無しだぜ。とんでもねぇことしてくれやがったな、湯島」
エリス・トリオン:憎たらしそうに吐き捨て、ふたたびソファに寝転がる。
湯島谷保:「……」振り返り、しばし面食らった顔で佇んでいたが。
湯島谷保:ふ、と小さく笑って扉を開ける。
湯島谷保:「……ざまーみろ」
湯島谷保:そのまま外へ出て扉を閉める。
GM:足音が遠ざかっていく。
エリス・トリオン:「……冗談じゃねえ」
エリス・トリオン:「ざけんなよ、アカデミア」顔を手で覆って愚痴った。
GM:----
GM:学園島から十数キロ。生徒達がキャンプに訪れ、その一部は奇怪な事件に巻き込まれた島。
GM:ディオゲネスクラブによって仮面の廃棄場となっていた事が明らかになり、
GM:詳細な調査の必要が生じていた。
エリス・トリオン:「ったく。なんで俺サマがこんな雑用を……」
エリス・トリオン:洞窟の入口で、欠片の仮面を一か所に集めている。
山縣亜鷺:「仕方がないじゃないですか。貴重な証人なんですから」
山縣亜鷺:厚手のエプロンに、麦わら帽子の少女が、ゴミ袋を広げている。
エリス・トリオン:「……なんでテメェが連れなんだよ……」
エリス・トリオン:地獄の底から吐き出すように。
山縣亜鷺:「……そんなにお嫌ですか?」
エリス・トリオン:「べーーーつーーーにーーーィ。お仕事ですからァ」
エリス・トリオン:「あのクソ会長、どっかで空から降ってきた船に潰されてねえかなァ」
山縣亜鷺:「またそうやって会長を……じゃあ、誰ならよかったんですかー?」
エリス・トリオン:「……つーかよ。どこまで、話聞いてる?」
山縣亜鷺:「報告書なら、ちゃんと読みましたけど」
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:報告書は必要最低限のことだけだ。
エリス・トリオン:巻き込まれた人員。倒した敵。島の性質。
エリス・トリオン:内部で何日経過していたとか、そういう詳細は書いていない。
山縣亜鷺:「だからこそ、こうやって来てるんじゃないですか。万が一にも再発したら大変ですからね」
山縣亜鷺:「遺棄されている仮面の性質によっては、より大きな被害をもたらすものもあるかもしれませんし」
エリス・トリオン:「まあ。そうだな……」
エリス・トリオン:仮面の、何割かを残したものを、一つ手に取る。
山縣亜鷺:「……あ、分かりましたよ」手を打つ。
山縣亜鷺:「エリスくん、さては意図的に書いてないことがあるんでしょう」
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:「まあな。いちいち真面目に書いてなんてられっかよ」
山縣亜鷺:「当ててみましょうか?そうですね……ホントは負傷してる、とか?」
エリス・トリオン:「あの程度で怪我なんかしてたまっかよ……」
エリス・トリオン:……逆に言えば、報告書でも、人員と経緯くらいは書いているのだ。
エリス・トリオン:「……まあ、お前はそういう奴だよな」
エリス・トリオン:ぱし、と額に仮面を冗談めかして当てたあと、肩を竦める。
山縣亜鷺:「ちょっと……」
山縣亜鷺:「危ないですよ、そんな」
エリス・トリオン:「大したことじゃねえよ。真夜中のだって、同じことしてた」
エリス・トリオン:ゴミ袋に投げる。
山縣亜鷺:「そういうものなんでしょうか」袋を広げる。
山縣亜鷺:「確かに、仮面の性質については全然分かっていないですもんね」
山縣亜鷺:「無差別に、ただ被れば作用するわけでもないのかもしれませんし」
山縣亜鷺:「それで?じゃあ、何を隠してたんですか?」
エリス・トリオン:「それにしたって無闇に被るもんでもねーけどな……」
エリス・トリオン:「別に。そういう、危険物みてーな水着の女子6人に囲まれて、こちとら死ぬ思いだったってだけだ」
山縣亜鷺:「えっ」
エリス・トリオン:がしゃ、と白い袋を背負う。
エリス・トリオン:「メンバーは読んだろうが。ベアトリスに無道に……他の奴らもロクな奴らじゃねー」
山縣亜鷺:「あ、そうか。当然そうですよね。装備はすべて流されたんですもんね」
山縣亜鷺:「……そっか。そうなりますね」
エリス・トリオン:「井村とは色々と話したが、普段は真面目な責任感ある奴に見せ掛けて行動原理がヤベェし」
エリス・トリオン:「村神は扱いやすい後輩だったしベアトリス抑えててくれたが、時折言い放つ単語が洒落にならねえし」
エリス・トリオン:「神奈は、ガキらしくすーぐに敵の半ジャームに感情移入するし、そもそも俺ァガキは苦手なんだ」
エリス・トリオン:「ありゃ、フブキが三人いた方がまだマシ……あ、いやそれはねぇな」
山縣亜鷺:「それはまずないですよね。しかし、エリス君」
エリス・トリオン:「湯島は……」言い掛けて、振り向く。「ん?」
山縣亜鷺:「意外です。短期間で、かなりみなさんと仲良くなられてるみたいで」
エリス・トリオン:「はァ? 今の聞いて何がどーしてそうなるんだよ」
山縣亜鷺:「ふふ。だって」
山縣亜鷺:「そもそもそんな話をすること自体、しないじゃないですか」
エリス・トリオン:「……そうだったか?」
エリス・トリオン:確かに、そもそも生徒会外の活動をすることが少ないし、その内容を話すことはなかった。
エリス・トリオン:「そういう時もある」
山縣亜鷺:「あ、すみません、話を折ってしまって。続けてください」
山縣亜鷺:「湯島さんはどんな人だったんですか?」
エリス・トリオン:「——……」
エリス・トリオン:「口の減らねえ変な女だったよ。クラスメイトだが、あんな奴がいたとは気付きもしなかった」
エリス・トリオン:「戦争の前に会わなくて良かった」
山縣亜鷺:「と言いますと?」
エリス・トリオン:「……絶対ロクなことにゃならなかったからな」
山縣亜鷺:「そうなんですか?」
エリス・トリオン:「なあ、学園天使サマ。興味本位なんだが、お前、コクられたことあるか?」
山縣亜鷺:「えっ?」
山縣亜鷺:「えーと」唇を指で押さえる。
山縣亜鷺:「その……」
山縣亜鷺:「……一度です」
エリス・トリオン:「躊躇うこっちゃねえだろ。誰もの憧れ、我らが学園天使サマが」
エリス・トリオン:「なんだ、一度だけかよ? いつ頃だ?」 にやにやと、からかうように追求する。
山縣亜鷺:「いつ頃って……え」
山縣亜鷺:「あ」
山縣亜鷺:「すみません、カウントしちゃダメでしたか、あれ」
山縣亜鷺:「じゃあゼロです。すみません」
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:頭にハテナマークを浮かべ、首を傾げた後。内容を理解する。
エリス・トリオン:「そういう話してんじゃねーよ!」顔を赤くして叫ぶ。
エリス・トリオン:「っつか、一回も無いのかよ! ハァ! なんで!」
山縣亜鷺:「だ、だって!私、それ以外の経験ないですもん!」
山縣亜鷺:「知らないですよ!無いとダメですか!」
エリス・トリオン:「ないわけねーだろ! その顔でその性格でその能力だったら!」
エリス・トリオン:「ヘタレしかいねえのかこの学校……!」
山縣亜鷺:「無いものは無いんですもん!仕方ないじゃないですか!」
山縣亜鷺:「どうしてそんなこと聞くんですか!」
エリス・トリオン:顔を抑えて距離を取る。「……いや。ゼロだったら意味ねえ」
山縣亜鷺:「?」
エリス・トリオン:「普通の奴は、どうやって言うモンなのかと思っただけだ」
山縣亜鷺:「どうでしょうね。人にはよると思いますけど……」
山縣亜鷺:「……」
山縣亜鷺:「……エリスくん、なんでそんなこと気にするんです……?」
エリス・トリオン:「……忘れろ」
エリス・トリオン:「今の一連のやり取りはなかった」
山縣亜鷺:「それは無理な相談ですね」
山縣亜鷺:「亜鷺は悪い女なので。観念してください」
エリス・トリオン:「…………」
エリス・トリオン:「……そんなに気になるかよ」死にかけの抵抗。
山縣亜鷺:「そんなに気にしない女に見えます?」
エリス・トリオン:「それは、割と」
山縣亜鷺:「えっ」
山縣亜鷺:「そ、そうです……?そんなに……?」
エリス・トリオン:「俺が誰にコクられようが、そう関係ねえだろ」
エリス・トリオン:素で頷き、言ってから口を抑える。
山縣亜鷺:「告られたんですね」
山縣亜鷺:「……えっ?」
エリス・トリオン:「あ」
山縣亜鷺:「え?誰ですか、誰なんです?」
エリス・トリオン:「…………」観念したように目元を抑える。「その、湯島」
山縣亜鷺:「湯島さん、湯島さん……」資料を取り出し捲る。
山縣亜鷺:「あ、この人」
エリス・トリオン:「今持ってんのかよ。真面目か」
山縣亜鷺:「島の情報もありますから。常に携帯してますよ」
山縣亜鷺:「ああ。それで、人がどうだったか知りたかったんですね」
エリス・トリオン:「冷静に分析するな、死にたくなる」
山縣亜鷺:「別に、恥じ入ることではないでしょう」
エリス・トリオン:「テメェは参考にならねえし。まあいい、そういうわけだよ」
山縣亜鷺:「茶化しているように聞こえたらすみません。でも、そういう意図はないですよ」
エリス・トリオン:「だから言ったろ、お前には関係ないって。これで、この話は終わりだ」
山縣亜鷺:「……いえ。聞けてよかったとは思ってますよ」
エリス・トリオン:ゴミ袋を背負い、森を抜ける。砂浜に出る。
山縣亜鷺:エプロンを外しながら、それに続く。
エリス・トリオン:「人の意志を挫くのは、ライフワークだったんだがな」
エリス・トリオン:「だが、ありゃ別だ。二度とやりたくねえ。日和っちまったもんだ、俺も」
山縣亜鷺:「それは——」そうですよ、の言葉を飲み込む。
山縣亜鷺:「私には一度もさせるまい、ってことですか?」少しだけ悪戯げに笑う。
エリス・トリオン:「…………」肩越しに振り向く。嫌そうな顔。
エリス・トリオン:「本当にタチ悪くなったなお前……」
山縣亜鷺:「エリスくんが優しくなった分、バランスを取ってるのかもしれません」
エリス・トリオン:「そりゃ責任重大だな。お前が悪くなったせいでアカデミアが滅んだら、俺のせいになるのか」
山縣亜鷺:「アカデミアはそんなことで滅ばないですよ。安心してください」
山縣亜鷺:「ただ、一人の女の子を変えただけですよ」前に手を伸ばして、エリスくんの手を取る。
山縣亜鷺:「あ、二人なんでしたっけ?」クスクスと笑う。
エリス・トリオン:「……させねーよ。お前の経験が今まで一度しかないなら、俺が最初で最後だ」
エリス・トリオン:握られた手を見下ろすと、それを一端外し、自分から握り返す。
エリス・トリオン:「……しかし、アレだな。二度と御免だ、とは言ったが」
山縣亜鷺:「はい?」
エリス・トリオン:「もしも、お前から言われる時が来たら、二度目をやっても良いかもな」
エリス・トリオン:「考えてみたら、俺は、お前の意志を挫けたことだけは、一度もねえ」
エリス・トリオン:本家本元、呆れが混ざった、意地が悪い笑みを返す。
山縣亜鷺:「私は、そっちの二度目は御免ですからね」
山縣亜鷺:「その時は、あなたに挫かれない、最初で最後の女になります」
エリス・トリオン:「……そうかよ」 山縣さんの眼を見返す。
エリス・トリオン:ああ、やはり、この関係は、敵といった方が近いと感じる。
エリス・トリオン:「どっちが勝つか見物だな。——逃げられると思うなよ、愛しの仇敵どの」
山縣亜鷺:「そうですか。じゃあ」手を離し、数歩前へ出て。
山縣亜鷺:砂浜の真中、振り向く。「走っちゃいますから。捕まえてくださいね」
エリス・トリオン:「は? おい、待てコラ」 仮面ゴミを背負っているのはエリスの方だ。
エリス・トリオン:砂を蹴立てて追い掛ける。
エリス・トリオン:「結局こうなるのか……!」と、含み笑いしながら追った。
GM:永遠に続くような夏の日差しの中で。
GM:二人の生徒はどこへ行くのか、そしてどこに辿り着くのだろうか?
GM:◆エンディング4 END◆

GM:Double Cross The 3rd Edition
GM:「果てなきサマーデイズ ~アカデミア漂流記~」
GM:~Fin~