GM
◆トレーラー◆
敬虔な彼女は祈りを捧げる。
邪悪なものから子供達を守って欲しいと。
敬虔な彼女は祈りを捧げる。
愛する人々が幸せであって欲しいと。
敬虔な彼女は祈りを捧げる。
これから重ねる罪を裁いて欲しいと。

Double Cross The 3rd Edition
「祈りの果てに」

ダブルクロス…それは裏切りを意味する言葉。


GM
◆ハンドアウト◆
PC1…御綿笹霧(PL:優水さん)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkI2lLww
シナリオロイス…シスター・マリ 推奨感情(P:恩義/N:猜疑心)
町外れの児童保護施設で子供達と暮らしているシスター・マリは、とても慈悲深く面倒見の良い女性だ。
君も世話になったことがあり、経営の苦しい施設の手伝いをしている。
そんな彼女が、最近夜な夜なこっそり何処かへ出かけているようだ。
何をしているものか探るべきだろうか。深入りはやめておくべきだろうか。

御綿笹霧:---
御綿笹霧:「はい。御綿笹霧(みわた・ささぎり)だよ。変な名前かい?世の中とは得てしてそういうものさ。」
御綿笹霧:「何かあったら…そう、何かから『護って欲しい』時は…どうか、私を頼ってくれ。…『必ず護る』からさ」
御綿笹霧:25歳。白い長髪を靡かせた、いつもにこやかな好青年。所謂糸目。
御綿笹霧:ワイシャツにネクタイ、ズボンはサスペンダーで吊るのが基本スタイル。常にステッキを持ち歩いている。たまに目が見えないと誤解される。
御綿笹霧:昔はUGN研究員でしたが、チルドレンだった妹がジャーム化したので、今はフリーのボディーガードです。絶対護るマン。
御綿笹霧:性能としては電光石火を起点とした
御綿笹霧:…起点とした、白兵・ドッジ両立型。
御綿笹霧:変わったことはできませんが、ステッキ(決闘者の剣)で華麗に敵と戦い、攻撃を捌くぞ。コンセもなのでミドルから安定!
御綿笹霧:そんな感じで、よろしくお願いします!
GM:柔和に見えるが…肉体6はダテじゃねえ!タフなやつだ。
GM:よろしくお願いします!
GM:続いては…
GM
PC2…薄墨了助(PL:それじゃない方のヒロさん)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1PWXUAw
シナリオロイス…謎のシルエット 推奨感情(P:興味/N:驚異)
君が担当している地区にて、走行中の車が突然消失するという事件が起きている。
現場付近では空を飛ぶ巨大なシルエットが目撃されているという。
君は調査に乗り出す事になる。

薄墨了助:「ぼくは薄墨了助。薄墨桜の薄墨、終わりを助ける、で了助」
薄墨了助:「ぼくには大したことは出来ないけど……、そう、きっと神様が助けてくれる」
薄墨了助:男子中学生!チルドレン!ぼんやりした子!そんな感じです。
薄墨了助:性能的にはぼんやりRC単体攻撃したり、遺産の効果とエンブレムで隠密中のダイスを増やしてぼんやりミドルを突破したり。
薄墨了助:100%を超えると「原初の混沌」で強い武器を持ってきて《ポルターガイスト》できます。パワー!
薄墨了助:今回はサプリありありなので、天の火を狙っています。
薄墨了助:以上、よろしくお願いします!
GM:天の火!き、君はいったい何と戦うつもりだ!
GM:よろしくお願いします!
GM:最後は…
GM
PC3…貴崎世怜(PL:みつさん)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhqGZFQw
シナリオロイス…翔一 推奨感情:(P:幸福感/N:心配)
君は、ひょんな事から翔一という少年と知り合った。翔一は町外れの児童保護施設に預けられている子供らしい。
今度施設に遊びに来て欲しいと無邪気に誘う彼の願いを、君は叶えてあげる事にした。

貴崎世怜:「あ、どうも。呪い師やってる貴崎世怜って者っす。その、なんかこう、おばけ方面で困ってることとかあったら、相談に乗れるかもっすよ。にひひ」
貴崎世怜:なんかオカルト系トラブルシューターとかいう肩書を自称している、胡散臭い元女子大生呪い師です。
貴崎世怜:胡散臭いし、頼りになるのか不安な感じを醸し出しており、客足はあまり伸びない模様。由緒正しい呪術師一族の血を引いているけど、呪術師としては二流です。
貴崎世怜:ただし、Dロイスにもなってる輪廻の獣パワーがものすごいので、なんとかやっている、そういうやつです。あんまり使うとあぶない。
貴崎世怜:性能的にはエグ/ウロのRC攻撃型。100%からヒュドラの怒りで本気出す。それまではちょっとダメ度が高いです。
貴崎世怜:こんな胡散臭いやつだけど、根っこはお人好しなので、多分大丈夫大丈夫!
貴崎世怜:以上です!よろしくおねがいします
GM:お人好しなら、あんしんだね!がんばって呪術っていこうな!
GM:よろしくお願いします!
GM:以上3名のPCでセッションを進めていきます。
GM:----
GM:PC間ロイスは会ってから取るか、今取ってしまうかどちらがいいかね?
御綿笹霧:会ってから取りたい…かなっ!
薄墨了助:会ってからがいいです!
貴崎世怜:会ってからを希望します!
GM:オーケイ。ではそのように!

GM:◆オープニング1◆登場PC…貴崎世怜
GM:登場し、侵蝕率を上げるがよいぞ
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+5(1d10->5)した
GM:まずは32→37ね…ふむ
GM:まだまだ北風は冷たいが、雲も無く日差しの暖かい昼下がり。
GM:キミは街の一角、大きな公園近くの道を歩いている。
GM:ボールを抱えた少年が、キミのすぐ近くを走って追い抜いて行く。
貴崎世怜:元気だなーとか思いながら暢気に見ている
GM:ドゴァ!
GM:少年はつまづき、豪快にすっ転んだ。
少年:「う、ううーー」
GM:少年は膝を抱えて蹲っている。
貴崎世怜:「あっ」おそるおそる近づきながら声をかける「だ、大丈夫……っすか?」
少年:「うー、痛いー」
GM:擦りむいた膝を見せ、べそをかいている。
貴崎世怜:「あー、その、あぁ、えっと」子供の扱いには慣れていない「と、とりあえず消毒……」と、公園の水道を見つける
貴崎世怜:「ばいきんとか入っちゃうすから、洗いにいかなきゃ」水道まで連れて行こうとします
GM:少年はぐすぐす言いながらも、びっこを引きながら素直に君の後ろをついてくるよ
貴崎世怜:では、傷口を洗ってあげて、弟に持たされてたバンドエイドを貼ってあげます「……まだ痛い?大丈夫……かな?」
少年:「痛い…」
貴崎世怜:「そっかぁ、うむむ……」しゃがんで目線を合わせながら。「よし、それじゃあお姉さんがおまじないを教えてあげるっすよ」
少年:「おまじない?」
GM:少年はぱちぱちと目を瞬かせて、不思議そうな顔をしている。
貴崎世怜:うんうんと頷いて「痛いところに手を当てて……」世怜も自分の膝に手を当てる
貴崎世怜:「『痛いの飛んでった!』……って」
少年:「痛いの、飛んでった!」
GM:言われるままに真似をしている。
貴崎世怜:「そうそう、上手っすよ~。にひひ」にっこりと笑う
少年:「あ!ほんとに、痛いの飛んでった!すごい!すごいね!」
少年:「ありがとう。おねえちゃん…おにいちゃん……?おねえちゃん?」
貴崎世怜:「にっひひ。なんせお姉さんは呪い師っすからね~」
貴崎世怜:一瞬お兄さん扱いされたことに固まる「お、お姉ちゃんすよ。お姉ちゃん」
貴崎世怜:服がボーイッシュ寄りなのは自覚している
少年:「おねえちゃん!ぼくは、しょういちです。8歳です」
GM:翔一君はぺこりと頭を下げる。
翔一:「あっ、しょういちは、小学校いちねんせいのことじゃないよ」
翔一:「名前がしょういちなんだよ」
貴崎世怜:「おお、元気な挨拶……。しょういちくんって言うのかぁ、いい名前すねぇ」
翔一:「うん!おねえちゃんの名前は?」
貴崎世怜:「わたしの名前は、世怜(せれん)っす。しょういちくんはしっかりしてるっすねぇ」
翔一:「えへへ……しっかりしてる」
GM:あまりそんな風に褒められる事がないのか、もじもじしている。
貴崎世怜:「親の教育が行き届いてるってやつっすね」
翔一:「親って、お父さんとお母さん?」
翔一:「いないよ!」
貴崎世怜:「……えっ、あっその」言葉が出なくなる「いないっていうのはその……」
翔一:「ちっちゃいときに、リコンして居なくなっちゃったんだー」
GM:どこまで理解しているのか、あっけらかんと言い放つ。
貴崎世怜:「……そうなんすか。あー、じゃあしょういちくんは、今はどうやって暮らしてるんすか」自分の苦い思い出が頭を過り、話題を変える
翔一:「ひだまりえん、っていうところに居るんだよ」
翔一:「シスターがね、お母さんの代わりしてくれるんだよ。だから寂しくないんだ」
GM:翔一君は、指で少し遠くに見える建物を指し示している。
貴崎世怜:「ああ、そうなんすね」寂しくないという言葉に安心 そのまま指の指す方を見る
貴崎世怜:「シスターさん、優しい人なんすね、きっと」
翔一:「やさしい!でも、怒るとこわいー」
貴崎世怜:翔一くんと建物のある方を交互に見やる
貴崎世怜:「あはは。そりゃ優しい人が怒るとこわいっすよー」
GM:それからキミは、翔一君の話を聞きながらボールを投げたり、砂場の砂をカカトでえぐったりする遊びをした
GM:そろそろ夕暮れが迫っている。子供は帰る時間だろう。
貴崎世怜:後半は息も絶え絶えになりながらなんとかついていき、遊びました
翔一:「あ!そろそろ帰んなきゃ」
貴崎世怜:「ぜえ……ぜえ……」肩で息をしている「ああ、もう、夕方……」
翔一:「まだせれんお姉ちゃんと遊びたいのにー」
貴崎世怜:「そう、っす、ね……」なんとか息を整える
貴崎世怜:「でも、あんまり遅いとシスターさんが心配するっすよ」
翔一:「うー。うー。じゃあ、せれんお姉ちゃん、今度ひだまりえんに遊びに来て!」
貴崎世怜:「えっ、わたしが?いいんすか?」
翔一:「うん!おまじないのお礼するから!おいしいおやつも用意してございますから」
貴崎世怜:「あー、じゃあ……」ここ数日の予定がほとんどないことを思い出す「お言葉に甘えちゃうっすかね、にひひ」
翔一:「うんとね、あさっての、次の日がいいよ!シスターがケーキ焼くからね!」
貴崎世怜:「おっ、ちょうどその日は空いてるっすね!ちょうどその日は!」僅かばかりの見栄を張る「じゃあ、明後日の次の日」
翔一:「うん!じゃあ、ねー!またね!ばいばい!」
GM:翔一君は時々振り返り、ぶんぶんと手を振るのを繰り返しながら走って行く。
貴崎世怜:「ばいばい」にこにこしながら手を振る
貴崎世怜:翔一くんが見えなくなるのと、喫煙所の場所を確認し、ごそごそと煙草を取り出す
貴崎世怜:「……」親がいない少年のことをぼんやりと思いながら煙草に火を点け、煙をゆっくりと吐き出す
貴崎世怜:「……シスターさん、いい人なんだろうな」
GM:というところで、シーンを終了します
GM:シナリオロイスは翔一君に推奨感情:(P:幸福感/N:心配)ですが
GM:いかがいたしましょうか
貴崎世怜:推奨感情通りで!
GM:オーケイです。PとN感情はどちらが優位に…?
貴崎世怜:すっごいいい子だけどちょっと気にかけたくなるという感じで、P優位でお願いします
GM:了解しました!
GM:では、シーンカットいたします
GM:◆オープニング1 END◆

GM:◆オープニング2◆登場PC…薄墨了助
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします
薄墨了助:1D10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 9[9]+34 → 43

薄墨了助:ガツンと来た
GM:いきなりガツンときたね
GM:人類の守護者たる組織、UGN。
GM:人とオーヴァードが混じりあい、変わっていくこの世界で、日常を守ろうとする者たち。
GM:そのUGNの拠点の一つが、この街にもある。
GM:UGN支部内 小会議室
霧谷雄吾:「霧谷です」
薄墨了助:「……あ、"ヲルロカ"です」コードネームを告げ、ぺこりとお辞儀。
GM:通信映像。映し出されたスーツ姿の中年男性が、キミへ微笑みを向けている。
霧谷雄吾:「急な呼出しで申し訳ありません」
薄墨了助:「いえ、いつもそうですから」嫌味のつもりはない。
薄墨了助:「……また、緊急事態ですか?」
霧谷雄吾:「はい。そちらの支部付近の調査報告に、少し気になるものがありました」
GM:霧谷はスーツの上着を脱いで椅子にかけ、真剣な表情を作る。
GM:そして映像の一部に、銀色のボディをした車の画像が映し出される。
薄墨了助:「……車、ですか?」
霧谷雄吾:「はい。マツダRX-7……13B型エンジンとツインターボの組み合わせ……小回りの効きの良さといいウエイトバランスといい、すばらしい」
薄墨了助:「はあ」
霧谷雄吾:「この車が一昨日、運転手ごと行方不明になっています」
薄墨了助:「運転手ごと」オウム返し。
霧谷雄吾:「そうです。ちょうど、そちらの支部の管轄内を走行している間にですね」
薄墨了助:「バロールかオルクス……それかエンジェルハィロゥ……」
薄墨了助:言ってから首をかしげる。「それか、普通の事故」
霧谷雄吾:「むろんその可能性も。当然警察も捜索していますが、手がかりはつかめていない。そして」
霧谷雄吾:「……車が消えた時間帯、その付近で妙な物が目撃されている」
薄墨了助:「……」一瞬、何かを探すように宙に視線を走らせる。「妙な、もの」
薄墨了助:「どんな形だったんですか?」
霧谷雄吾:「残念ながら、現状では"空を飛ぶ巨大なシルエット"ということしかわかっていないようです」
霧谷雄吾:「巨大というのがどの程度なのか……少なくとも、蝙蝠かなにかの見間違いというレベルではないようですが」
薄墨了助:「シルエット、ですね」うんうんと頷く。「シルエット。見える」
薄墨了助:「……あ、えっと、つまり今回の任務は、その調査」
霧谷雄吾:「と言う事になります。深刻度も、目撃証言も実に不明瞭ではありますが」
霧谷雄吾:「故に、あなたにお願いしたい…ということです」
薄墨了助:「大丈夫です」ひょこっと席を立つ。
薄墨了助:「神様が、教えてくれるから」
霧谷雄吾:「頼もしい事です。まずは現場付近の情報を集めてみるのが良いでしょう」
薄墨了助:何かに話しかけられたように、ひょいと横を向く。
薄墨了助:「……あ、えっと」
薄墨了助:霧谷さんに向き直り、一礼。「それじゃ、行きます。お仕事ご苦労様です」
霧谷雄吾:「はい。それでは、また」
GM:映像通信は終了した。
薄墨了助:ぼんやりした足取りで退室します。
薄墨了助:「さあ……どこに行くの?」
薄墨了助:そこにいない誰かに話しかけるように、つぶやきながら。
GM:というところで、シーンをカットします
GM:シナリオロイスは謎のシルエット、推奨感情(P:興味/N:脅威)ですが
GM:いかがしましょう
薄墨了助:推奨感情通りで、Pを表にして取得します
GM:興味津々!了解です。
GM:では、シーンカットな。
GM:◆オープニング2 END◆

GM:◆オープニング3◆登場PC…御綿笹霧
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします。
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:29->31)
GM:低い!
御綿笹霧:ふふふ
GM:児童保護施設「ひだまり園」。
GM:身寄りをなくしたり、事情により家族と暮らせなくなった子供たちが生活している施設だ。
GM:建物に付属した礼拝堂の中では、修道服を着た一人のシスターが祈りを捧げている。
シスター:「聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、永遠のいのちを信じます」
シスター:「……アーメン」
GM:物憂げな表情のこのシスターは、子供たちから親しみを込めてシスター・マリと呼ばれている。
御綿笹霧:礼拝堂の入り口から、カツ、カツ、と靴の音が響く。
御綿笹霧:現れたのは、柔和な表情の長身の男性だ。その髪は雪のように白く、腰のあたりまである。
御綿笹霧:「シスター・マリ」
GM:シスターは振り向き、御綿さんへおだやかな微笑みを見せる。
シスター・マリ:「御綿さん」
御綿笹霧:「昼食が出来あがったよ。皆で食べようじゃないか。」
シスター・マリ:「……!もう、そんな時間でしたか?すみません、準備をさせてしまって」
GM:シスター・マリはやや慌てた様子だ。熱心に祈るあまり、時間を忘れていたのかもしれない。
御綿笹霧:「いいや、構わないさ。私も好きでやっていることだからね」
シスター・マリ:「本当に、助かっています。力仕事もそうですし、子供たちも懐いていますし」
御綿笹霧:体重を少しだけステッキに預け、リラックスした体勢だ。マリの言葉に、柔らかく笑う。
御綿笹霧:「ああ。私も楽しいひとときを過ごさせて貰っているよ」
御綿笹霧:「よし、お礼は後だ。せっかくのお昼が冷めてしまうからね!」
シスター・マリ:「……はい。みんなで頂きましょう」
御綿笹霧:そういうと、軽くステッキの先を持ち上げ、道を示す。
GM:シスター・マリは表情をほころばせ、君と共に食堂へと向かいます。
シスター・マリ:「御綿さんはとても善良な方です」
シスター・マリ:「このひだまり園の子供たちにも、御綿さんのように育ってほしいものです」
御綿笹霧:「ふふふ、そうかな?そうだとしたら、嬉しいのだけどね」
御綿笹霧:「……だけど、私のように、など。なるものではないよ」
御綿笹霧:微笑みながら言う、その真意は読めない。
シスター・マリ:「……」
シスター・マリ:何故ですか、とは聞かない。
GM:食堂へ着くと、子供たちがわっと君たちを取り囲む。
子供たち:「シスターおそいー!」「ごはん!ごはんー!」
御綿笹霧:「ははは、すまないね、待ちくたびれたろう?…でも、今は席に着こうか!」
シスター・マリ:「そうですよ。でないと、食事ができませんからね」
子供たち:「「「はーい!」」」
GM:子供たちはいっせいに行儀よく席に着き、分担された役割で配膳を始める。
御綿笹霧:ごく自然に手伝っている。
GM:準備が終わると、席に着いたキミの前にも湯気を立てている野菜と豆のスープ、パン等が並べられ、食事が始まる。
御綿笹霧:手を合わせ、挨拶を済ませてから、丁寧な所作でスープから食べ始めます。
GM:少し離れた場所に座ったシスターは、小さな子供の口元を拭いてあげたりしている。
子供:「ねえねえ」
GM:キミの隣に座っていた子供が小声で話しかけてきた。
御綿笹霧:少し首を傾けて、聞く体勢になります。
子供:「……シスター・マリは、夜に、どこに行ってるの?」
御綿笹霧:「………うん?」小声で聞き返す。
子供:「あのね、昨日の夜ね。眠れなくて窓の外を見てたの。そしたら、シスターがまっくろな服をきて、どこかに出かけていったの」
子供:「ユミちゃんとか、ヒロシくんも見たんだって。昨日だけじゃなくて、一昨日も、その前もなんだって」
御綿笹霧:「………」静かに、それを聞いている。
子供:「それでね、それで、シスターがすごく……怖い顔してたの……」
御綿笹霧:「そうかぁ……」
子供:「うん。いたずらが見つかっちゃった時よりも、怖い顔だったの」
GM:その子は、どうやら本気で不安がっているようだ。
御綿笹霧:「…ふっ」
御綿笹霧:その子の肩をぽん、と軽く叩くと、優しく笑いかけます。
御綿笹霧:「大丈夫、何も心配はいらないさ」
子供:「……ほんとに?」
御綿笹霧:「ああ。そうだとも。何しろ、この私がシスター・マリにはついているのだからね!」
子供:「そっかー!じゃあ、あんしんだー」
子供:「シスターのこと、まもってね!」
御綿笹霧:「勿論さ。『何があっても必ず』護る」
子供:「約束だよー!指切りげんまん!嘘ついたら針千本でなぐる~」
御綿笹霧:「ははは!それは怖いなぁ。それでは……指切った。」
GM:相談してきた子の表情は、いくらか落ち着いたようだ。
GM:シスターは……子供たちと笑い合うシスターの顔は、幾分か陰りがあるようにも見える。
GM:単に疲労の色が濃いのか、それ以外の何かがあるのか。そこまでは分からない。
御綿笹霧:観察や、監視ではなく、ただ、シスターを見る。親しい者に顔を向ける。ただ、それだけ。
御綿笹霧:目が合えば、微笑む。
御綿笹霧:………食事と、片付けも終わり。子供達を昼寝に連れて行き。…ひと段落して。
御綿笹霧:誰もいない、教会の廊下で深く、深く息を吐く。
御綿笹霧:上げられた顔に笑みはない。琥珀色の澄んだ目が、真っ直ぐと前を見据えている。
御綿笹霧:「……そう、…『必ず護る』」
御綿笹霧:「祈りは必要だ。でも、私は」
御綿笹霧:「その前に、できる全てをしよう」
御綿笹霧:そう、呟くと、シスターのもとへと、足を踏み出した。
GM:では、こんな感じでシーンをカットしますが
GM:その前にシナリオロイスだ。シスター・マリ、推奨感情は(P:恩義/N:猜疑心)です
御綿笹霧:ふむふむ
御綿笹霧:では、少し変わりますが、庇護:○/不安 で取りましょう。
GM:ありがとうございます!
GM:では、そのように。
GM:そしてシーンをカットしましょう。
GM:◆オープニング3 END◆

GM:◆ミドルシーン1◆登場PC…貴崎世怜(全員登場可)
GM:登場するPCは侵蝕値を上げい!
薄墨了助:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 7[7]+43 → 50

御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:31->39)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+10(1d10->10)した
貴崎世怜:グワーッ!
御綿笹霧:たかまる
GM:50、39、47か…
薄墨了助:神様も昂ぶってる
貴崎世怜:わたしの中の獣が
GM:子供たちが午後の勉強を終えて遊び始め、ひだまり園には賑やかな時間が訪れている。
GM:おやつの時間が来るまで、子供たちの真剣な遊戯はノンストップなのだ!
御綿笹霧:子供とチャンバラとかして過ごしてます。
子供:「ウオオオオオ!」「ドカーンドカーン!」「バリバリバリ!」
子供:「ラッセーラー!」「グ……ズ……ギャアアアム!」
御綿笹霧:「はっはっは!そんなものかな!私はまだまだやれるぞぅ!」
貴崎世怜:「げ、元気だなー」子どもたちの声に圧倒されつつ門をくぐって翔一くんをキョロキョロ探す
シスター・マリ:「見学の方ですか?」
御綿笹霧:爆風で髪が舞い上がっている。
貴崎世怜:「あっ、あー、その、ここの子と約束が……」頬を人差し指でぽりぽりとかく
貴崎世怜:「しょういちくんって子なんですけど」
シスター・マリ:「翔一君……」
GM:その名前を聞いて、シスターの顔が強張る。
シスター・マリ:「どういったご用件でしょうか?」
貴崎世怜:「あ、その」強張る顔を見てすこし気圧される「遊びに来てほしいって、言ってくれたすから、その……」
御綿笹霧:「まあまあ。そう、怖い顔をするものではないよシスター」
御綿笹霧:いつの間にか、ステッキを持った青年がシスターの横にいる。
GM:御綿さんに言われてハッとして振り返り、口ごもる。
御綿笹霧:頬は少し焦げ、髪は一部ハネている。子供達との遊びではしゃぎすぎたようだ。
シスター・マリ:「あの、ですが……あまり不審な人物を、子供たちに会わせるわけにも……」
貴崎世怜:「うっ、不審」自覚はある
翔一:「あー、せれんお姉ちゃんだー」
御綿笹霧:「うん?不審な人物…って、どこにいるのかな。私には可愛いお嬢さんの姿しか見えないんだが」
GM:小さな男の子が貴崎さんに駆け寄ってくる。
貴崎世怜:「……かわっ」顔を赤くして固まる。しょういちくんに気づいていない
翔一:「おねえちゃーん!おねえちゃーん?おーい」
御綿笹霧:「おや」
貴崎世怜:「……ハゥッ、し、しょういちくん!」顔は赤いままである
御綿笹霧:「翔一くんじゃないか」
翔一:「しょういちだよー」
御綿笹霧:そっとシスターの肩に手を置いて、耳元で囁きます。
御綿笹霧:「……大丈夫。決して、万が一は起こらない。そのために私がここにいるのだから」
シスター・マリ:「ん……は……はい。そう、ですね……」
GM:シスターは狼狽し、ぎこちない笑いを浮かべる。
貴崎世怜:「んんっ」咳払い
貴崎世怜:「約束通り、来たっすよしょういちくん。にひひ」にっこり笑う
翔一:「やったー」
御綿笹霧:「安心して。シスター」 そして顔を上げて、
御綿笹霧:「おお、こんなお嬢さんを連れてくるなんて、翔一くんもなかなかやるじゃないか!」
御綿笹霧:そして貴崎さんに顔を向けて、
御綿笹霧:「ようこそお嬢さん。私はここでボディーガードをやっている御綿笹霧だ。すまないね、少しシスターも疲れているのだろう」
シスター・マリ:「……」
御綿笹霧:「何、子供達を思ってのことだ。お互いに気にやむことはないさ」
御綿笹霧:先程のシスターの態度が引っかかりながらも、それを口にすることはない。
貴崎世怜:「あっ、ご、ご丁寧に……。き、貴崎世怜です」美形お兄さんの前なので緊張している シスターの態度についてはあまり気にしていない
翔一:「せれんお姉ちゃんも遊ぼう!おやつも一緒に食べようよー。いいでしょ、シスター?」
シスター・マリ:「え?ええ……そうね。施設の見学ということで、手続きをしていただければ……」
貴崎世怜:「手続き!手続きっすね、了解っす」シスター・マリに「ってことなんで、ちょぉっとだけ待つっすよー、しょういちくん」
御綿笹霧:「貴崎世怜。うん、いい名前だね。…じゃあ、世怜。私が案内しよう」
薄墨了助:「あのー、こんにちはー」
シスター・マリ:「今度は何……!?」
御綿笹霧:「というわけで、少しお姉ちゃんをお借りするよ、翔一く…」そこで、新しい来訪者に気がつきます。
薄墨了助:「あー、お取り込み中でしたか……?」のんびりした感じの少年が門のあたりに立っている。
薄墨了助:「ちょっとですねー……」少しだけ、考えるように視線を彷徨わせる。
薄墨了助:「えっと。この辺で起きた事件について、訊きたいんですけど」
御綿笹霧:シスターの方をそっと伺う。
GM:緩みかけたシスターの表情がまた強張る。
貴崎世怜:「……事件?」あんまりピンときていない
シスター・マリ:「何も知りません。何も事件なんて起きていません」
薄墨了助:「……」その表情を観察しながら、言葉を続ける。「あれ、おかしいな。学校だと皆、噂してたんだけど……」
御綿笹霧:「…ふむ。」
薄墨了助:「出たっていうじゃないですか、UFO」
御綿笹霧:「シスター。ここは私に任せて、中に入っていなさい。」
貴崎世怜:「……UFO」専門外だなーとかそういう事をぼんやり考えている
シスター・マリ:「でも……」翔一くん、薄墨くん、御綿さんと視線を慌ただしく動かして困惑している。
薄墨了助:「……」視線を宙に走らせ、眉をひそめる。「あのー」
御綿笹霧:「大丈夫。先にみんなとおやつを食べているといい。そうだな、カモミールティーを今日持って来たのが置いてあるから、それも淹れて」
シスター・マリ:「あ……はい。じゃ、じゃあ、行きましょう翔一くん。貴崎さんも、書類の記入が終わってからいらしてください」
GM:シスターは翔一君の手を引いて、逃げるように建物の中へ入って行く。
薄墨了助:「あ、ちょっと待って下さいよー」やや強引に、敷地内に踏み込んでいきます。
貴崎世怜:「ああ、はい、そうさせてもらいます」なにか不穏な空気を感じながらシスターを見送る
御綿笹霧:シスターが行ったのを見届けると、薄墨くんの前に立ちます。
貴崎世怜:御綿さん待ちである
御綿笹霧:ただ、立っているだけだが。
御綿笹霧:そこから先には踏み入らせないという意志を発している。
御綿笹霧:「…本当に申し訳ない。だが、今は追わないでやってくれないかな」
薄墨了助:「……」足を止め、御綿さんをじっと観察する。
御綿笹霧:「理由は解らないが…今、彼女…シスターは非常にナーヴァスになっているようでね。…うん?」観察されているので、首を傾げて、少し笑ってみせる。
薄墨了助:「……はぁい」答えてふにゃっと頬を緩める。
薄墨了助:「えっと……怒らせちゃったみたいで、すいません」
御綿笹霧:「…いいや、構わないよ。ただ少し、間が悪かったかな」
御綿笹霧:「君の言っていた、UFO?だったか…には、私も本当に心当たりがないんだが」
貴崎世怜:「……」何か言うべきか言わぬべきかと口をすこしぱくぱくさせている
薄墨了助:「そうですか。このへんだと思うんだけど……それに、神様が……」後半は独り言のように。
薄墨了助:「そっちの、お姉さんは?」
御綿笹霧:ステッキを身体の前に置き、両手をその上に重ねて置いている。…少し、考え込むように。
貴崎世怜:「うぇ、わたし?」突然振られて驚く「あ、そのわたしはここの子と約束がっすね……」
貴崎世怜:自信なさげに言う
薄墨了助:「ああ、えっと」UFOのことについて訊きたかったんだけど、知らないみたいだな、と判断。
薄墨了助:「……いい人ですね」にっこり笑う。
貴崎世怜:「あぁ、その、どうもっす……?」完全に了助くんのペースに翻弄されている
御綿笹霧:(…考え過ぎなら、いいんだけどね…)何も事件なんて起きていない、という強い言葉。シスターが夜中に出歩いているという噂。
薄墨了助:「相談や説明じゃなくて、約束。うん、いい人」
薄墨了助:「……えっと、それじゃあぼくはUFOを追いかけます」
御綿笹霧:「おや。そうか。」
貴崎世怜:「がんばって、ください……?」
御綿笹霧:「それじゃあ、また遊びに来てくれたまえ。シスターも優しい人だからね。説明すれば許してくれるさ」
薄墨了助:「うん。……謝ってたって、伝えてください。ボディガードのお兄さん」
御綿笹霧:「何より、彼女の焼くケーキは絶品なんだ」
薄墨了助:「お姉さんも、またね」ひらひら手を振る。
御綿笹霧:「ああ。伝えておこう。それではね、少年くん」
御綿笹霧:軽く手を上げて挨拶をする。
貴崎世怜:「ああ、うん、また……」流されるまま手を振る
貴崎世怜:「不思議な子だったなあ」ぼんやりと手をポケットに入れ、煙草の箱を取り出す
貴崎世怜:取り出すがすぐハッとして戻す
GM:では、このシーンはこんな所で切ります
GM:翔一君と遊んだ詳細とかは、まあ次のシーン冒頭ででも触れるぜ!
GM:ロイスと調達が可能です
GM:あの邂逅のみでPC間ロイスを必ず取れとは言わねえぜ!でも取ってもいいぜ!
御綿笹霧:GMの優しみ…
貴崎世怜:多様性……尊重……
薄墨了助:まだ名前も聞いてないしなぁ……
薄墨了助:そういうわけで、保留!
GM:おう!
御綿笹霧:薄墨くんの名前聞くまで行ったら取ろうと思います
GM:了解!
御綿笹霧:そして調達か!
貴崎世怜:御綿さんに○憧憬/劣等感で取りたいです!
GM:ロイス承認!
御綿笹霧:憧憬!
貴崎世怜:ヤッター!
御綿笹霧:わーい
薄墨了助:美形への憧れ……
GM:さあ調達するものがあれば買ってみるがいい!
御綿笹霧:これは、裏切り者の舞踏会である!
GM:なにww
御綿笹霧:じゃあ何はともあれ応急手当!
薄墨了助:ボディアーマーを狙いますが
貴崎世怜:美形で緊張するのもあるけど、子どもたちに慕われてるのだなあ的な憧憬……
御綿笹霧:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 9[1,9] → 9 → 成功

御綿笹霧:よーしよし
薄墨了助:《陽炎の衣》で隠密状態になり、遺産とエンブレムの効果でダイス+5個します!
GM:ヒエーッ
薄墨了助:侵蝕50→53
薄墨了助:6dx>=12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 10[1,5,7,7,8,10]+3[3] → 13 → 成功

薄墨了助:ヤッター!装備!
GM:やるじゃん…
貴崎世怜:応急手当にちゃれんじしよう
貴崎世怜:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

貴崎世怜:社会弱者!
GM:そういうこともある…!
貴崎世怜:財布の中が……
薄墨了助:ヒモ生活には厳しかった……
GM:では以上かな!
薄墨了助:はい!
貴崎世怜:以上で!
御綿笹霧:以上!
GM:オーケイ!シーンをカットしよう
GM:◆ミドルシーン1 END◆

GM:◆ミドルシーン2◆登場PC…御綿笹霧(全員登場可)
GM:登場するPCは侵蝕率を上げて登場してくださいませ
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:39->48)
御綿笹霧:うっす
薄墨了助:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 9[9]+53 → 62

薄墨了助:高い!
GM:カラッと揚がるなあ
貴崎世怜:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 4[4]+47 → 51

GM:----
GM:ひだまり園へ見学という形で侵入を果たした貴崎世怜……
GM:遊んだり、子供たちの勉強につきあったり、おやつを食べたり。
GM:楽しい時間はあっという間に過ぎ、気が付けば窓の外はすっかり暗くなっている。
シスター・マリ:「さあ、子供達はもう寝る時間ですよ」
子供達:「えー、まだ遊ぶ—」「もっと遊ぶー」「ぶー」
翔一:「僕ねるよ!しょうとう、の時間だもんね!」
貴崎世怜:「うわっ、もうこんな時間っすか……。時間経つの早いなぁ」窓の外を見る
御綿笹霧:「こーら、これからはオトナの時間なんだからね!子供は大人になった時のことを楽しみに休みなさい。子供でいられるのは今しかないのだからね」
貴崎世怜:よそ者なのでちょっとだけ離れたところにいる。そろそろ帰ろうかなと思っているところ
貴崎世怜:御綿さんの言うことにうんうん頷く
子供達:「ちぇー」「しかたないなー」「ねるかー」
翔一:「みわたお兄ちゃんも、せれんお姉ちゃんも、おやすみなさい!」
翔一:二人に向かってぶんぶん両手を振る。
貴崎世怜:「あ……うん。おやすみっす、しょういちくん!」小さく手を振る
御綿笹霧:「うん、おやすみ。皆、いい夢を」
シスター・マリ:「それでは。おやすみなさい」
GM:シスターは子供達を連れて寝所へ向かう。
貴崎世怜:みんなもおやすみーと、にへにへ手を振る
GM:あっという間に、騒がしかった園内に静寂が訪れる。子供は寝るのが…早いのだ…
御綿笹霧:「さてさて。すっかり暗くなってしまったが、世怜はどうするのかな?来客用の寝所もあるにはあるが」
貴崎世怜:「あっ、い、いえ、思ったより長居しちゃったすから。そろそろ帰ろうかなって……」遅くなると家には連絡してあるが、無断外泊は気が引けるのだ
御綿笹霧:「ふむ、そうか。本当は送って行きたいのだが、子羊たちの番も私の役目でね…」少し笑う
貴崎世怜:「あはは……ありがとうございます。なんというか、その、御綿さんはみんなのお父さんみたいっすね」頬を指でぽりぽりとかきながら言う
御綿笹霧:「オカルトじみた話とは言え、事件が起こってると言う話もある。帰るならば十分に用心して…」
御綿笹霧:「お父さん」目をパチクリさせる。
貴崎世怜:「あっ、あ、なんかわたし変なことを」御綿さんの表情を見て焦りだす
御綿笹霧:「あ、いや、……ふふ。そんなことを言われたのは初めてでね」口元に手をやり、眉尻を下げて笑う
御綿笹霧:「そうか……そう、見えるのか」穏やかな表情。
GM:では、そんな風に会話をしていると
GM:君たちは窓の外、園の入り口のほうへ何かが移動していくのがわかるだろう
シスター・マリ:「……」
GM:修道士服の上に真っ黒なストールをかぶったシスター・マリ。
GM:それから
翔一:「……」
GM:シスターよりも前を歩いているのは翔一君です
GM:二人は静かにひだまり園を出ていきます。
御綿笹霧:話しながらもずっと、窓を視界に入れていた。
貴崎世怜:「……あれ」窓の外の2人を見る「しょういちくんとシスターさん……?」
御綿笹霧:子供から聞いたシスターの噂話。…園の出口が見える窓を、ずっと
御綿笹霧:先ほどと打って変わって険しい顔になり、椅子を引いて立ち上がります。
御綿笹霧:「世怜。どうやら楽しい歓談はここまでのようだ。私は行かなくてはならない」
貴崎世怜:「……御綿さん?」険しい顔にただならぬ様子を見て取る
御綿笹霧:「スタッフたちに少し出ると伝えて…ああいや、それはメールの一本でも雪菜さんに入れておけばいいか」
御綿笹霧:※雪菜さん…なんか園の事務とかこう、詰所にいるみたいなそんな人
GM:居ます。
御綿笹霧:居るのだ。
貴崎世怜:居ました(書類書いた)
御綿笹霧:「慌ただしくてすまないね。…今日は楽しかった。また遊びに来てくれると嬉しいな…!」そう言って、入り口から出て行きます。
御綿笹霧:メジャー使って全力移動したりして。
貴崎世怜:「あっ、待って!」急いで立ち上がり、追う
GM:肌寒い空気の中を、翔一君とシスターは静かに歩いている。目的地は決まっているようだ。
御綿笹霧:えーと、走って追いつけそうですか?
GM:追いつけるでしょう。二人は歩いて移動していますので!
GM:そして二人は、とある交差点へたどり着いて立ち止まります。
御綿笹霧:じゃあ走って追いつこうとします!
貴崎世怜:がんばって追いつこうとします
御綿笹霧:後ろから肩を叩いて声をかけたい。
GM:人通りもなく、車も通っていないので、あたりは静まりかえっている。
GM:いいですよ
御綿笹霧:では、シスターの肩に後ろから優しく手を置きます。
御綿笹霧:「シスター・マリ。」
シスター・マリ:「!!」
御綿笹霧:「外出には、少々遅すぎるのではないかな?何より、目が覚めて君がいないことに気づいたら子供達が心細いだろう?」
GM:シスターは慌てて、翔一君を抱きかかえるようにして飛び下がっている。
貴崎世怜:少し遅れて追いつき、息を整えている
シスター・マリ:「御綿さん……!?なぜ、あなたがここに……」
御綿笹霧:ピュアハヌ(行動値6)の私から飛び下がるとは…できるな
GM:それほどでもないな!?
御綿笹霧:「やれやれ。何故も何も、私は君のボディーガードだよ?」
御綿笹霧:「クライアントに降りかかる危険を未然に防ぐのも、私の役目だ」杖で地面をコツコツと叩く。
GM:シスターは青ざめた顔で、小刻みに震えながら言葉を返す。
シスター・マリ:「私なら、平気です。戻ってください。すぐに……!お願いします!」
貴崎世怜:翔一くんの様子はどんな感じですか?
GM:どこかぼうっとした表情で、君たちに語りかけてきます。
翔一:「ねえ。じゃまするの?」
翔一:「ぼくのこと、じゃましに来たの……?」
御綿笹霧:「それは、できない。……そこに見えている危険を見逃すことだけは」
薄墨了助:「シスターさん、やっぱり嘘が苦手ですね」
シスター・マリ:「だめよ、翔一君!この人たちは……」
シスター・マリ:「!」
貴崎世怜:「し、しょういちくん?邪魔って……何を言って……」
薄墨了助:御綿さんとシスターの間、街灯の光の下に立っている。
薄墨了助:「平気って人の顔じゃないですよ、それは」
御綿笹霧:「ああ。昼間の。…全く同感だよ、少年」
薄墨了助:「驚かないんですね、ボディガードさん」柔らかく笑う。
御綿笹霧:少し思案したのち、首を軽く傾けて、微笑み。
御綿笹霧:《ワーディング》を使用します。
GM:《ワーディング》を使用すると、非オーヴァードは無力化されます
GM:が、この場では誰一人として影響を受けないぞ。
薄墨了助:一瞬、僅かに身構える。
貴崎世怜:動揺していたものの、《ワーディング》を受けてだんだんと状況を理解する
シスター・マリ:「御綿さん、あなたは……!?」
翔一:「じゃましないで……ね?ぼくは、許さないから」
GM:シスターも、翔一君も。ワーディング下で平然と会話を続けている。
御綿笹霧:「……やっぱり。その筋の人だったね。…世怜もそうだったのには驚いたけど」
御綿笹霧:「…そして、シスター」
御綿笹霧:「貴女が、今この時を認識しないでいた方が、物事は単純にすんだだろうなあ、と、今結構凹んでいるよ」
シスター・マリ:「……」
御綿笹霧:「私の見識の薄さにもね」
GM:御綿さんの言葉に、シスターは少し哀しげに目を伏せる。
御綿笹霧:無音の空間。
御綿笹霧:御綿のワーディングは、オーヴァード、あるいはAWFを持ったもの以外の音を無効化する。
貴崎世怜:翔一くんに何か言おうとして、何を言うべきかまとまらない
御綿笹霧:「…まあ!とは言え、私は君の味方だシスター!安心するといい」
御綿笹霧:手を大げさに広げて、にっこりと笑いかける。
シスター・マリ:「御綿、さん」
GM:シスターの表情は暗いままだ。
翔一:「許さない……許さない……」
翔一:「じゃまをするなら、消しちゃおう……!」
GM:Eロイス<衝動侵蝕>が使用されます
御綿笹霧:ゲェーッ?!
GM:PC全員に衝動判定が発生。難易度は9
貴崎世怜:「しょういちくん……!」まるで昼間とは別人の翔一くんに気圧される
薄墨了助:ぎゃー
GM:がんばれー
御綿笹霧:「………翔い、」彼にも語りかけようとして、『それ』にこわばる。
薄墨了助:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 4[1,3,4]+1 → 5 → 失敗

御綿笹霧:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[9,10]+6[6] → 16 → 成功

貴崎世怜:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 5[1,2,3,5]+1 → 6 → 失敗

御綿笹霧:すげえ!
GM:おお!?
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+12(2d10->6,6)した(侵蝕率:48->60)
御綿笹霧:しかもジャスト60
薄墨了助:2d10+61 侵蝕
DoubleCross : (2D10+61) → 9[1,8]+61 → 70

薄墨了助:はやくも70
貴崎世怜:2d10+51
DoubleCross : (2D10+51) → 11[8,3]+51 → 62

GM:なお今回の衝動判定はこの一回のみとします。この後はない!
薄墨了助:あ、71だ!
御綿笹霧:おおっ
御綿笹霧:あ、ちなみになんの衝動でしょう
GM:そう、衝動侵蝕で失敗した場合は指定した衝動が発生する
GM:今回は「恐怖」となっております
御綿笹霧:恐怖…!
御綿笹霧:込み上げてくる感情。衝動。この感覚は知っている。「あの子」も、こうして語りかけて来た。
御綿笹霧:だが、「……今は、すまない。護らなければ、ならないんだ。私は」
御綿笹霧:静かに、その衝動を退ける。
GM:少年の身体から、真っ黒な光の輪が膨れ上がる。
薄墨了助:「……ッ!」衝動に呑まれ、身が竦んでいる。胃の中からせり上がってくるものを必死で抑える。
薄墨了助:口の中でぶつぶつと、自分以外には見えない神様へ祈っている。
貴崎世怜:「待っ……」街灯に照らされ、世怜から伸びる影が沸々と煮えるように蠢く「……!」
貴崎世怜:「ダメだ……って、ここじゃあ……!   」影が足元からゆっくりとせり上がり、世怜の身体を覆っていく。
貴崎世怜:いつも感じる飢餓感とは違う、なにかを恐れる感情が世怜の意識を霧散させていく。伸ばそうとした手は既に黒い影に飲まれ、白い骨めいた仮面が形成される。
貴崎世怜:「  、   !」何かを叫んだが、ノイズが交じり言葉として機能しない。そこには不定形じみた人形が立っている。
御綿笹霧:衝動に飲まれた二人に交互に視線を送ります。
薄墨了助:ぎょっとした顔で世怜さんを見つめる。通常のオーヴァードとは違う禍々しい何かを感じる。
御綿笹霧:「…『輪廻の獣』」世怜さんの姿には、昔、資料で見たその言葉を呟いて。
御綿笹霧:「安心しなさい。君たちのせいじゃない。私たちは人ならざるものなのだから」
御綿笹霧:ゆっくりと、落ち着いたトーンで二人と、シスターに語りかける。
御綿笹霧:「…それで。君は……何を、隠しているのかな。翔一くん」
翔一:「……」
GM:少年は答えない。黒い輪は明滅しながら空へと広がる。臨戦態勢、らしい。
御綿笹霧:深くため息をつく。
御綿笹霧:「…それならば、少し眠ってもらうとしようか。安心したまえ、骨までは折りはしないさ……そこの少年!」了助くんに
薄墨了助:「っ、は、はい!」
御綿笹霧:「苦しいだろうが、手伝ってくれないか!私も凡庸なオーヴァードだからね!」
薄墨了助:「……お互い、その方がよさそうですね」凡庸? アレの前で平然としている人のどこが?
御綿笹霧:そして、さっきまで世怜の姿をしていたモノの、手に当たるであろう場所に触れる。
薄墨了助:内心はおくびにも出さず、臨戦態勢。
御綿笹霧:「…大丈夫だ。…だから、君にも、力を貸して欲しい」
貴崎世怜:「  、たさ」その声はノイズが酷いが、"手"の震えが僅かにおさまるのを御綿さんは感じるだろう
GM:ではミドル戦闘に入りますが準備はいいかなっ
貴崎世怜:いいぜ(イケボ)
薄墨了助:はーい!
御綿笹霧:来ませい!
GM:エンゲージは以下の通り
GM:(シスター・マリ/翔一)-5m-(PC達)
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
GM:エネミー側、何もありません
薄墨了助:特になし!
御綿笹霧:なし!
貴崎世怜:《原初の黄:得意領域》でRC判定ダイス+3します! 侵蝕+3 周辺の雰囲気が深夜二時のそれに変わる
GM:具体的!
貴崎世怜:丑の刻……
GM:他に演出などあればどうぞなのだ
御綿笹霧:だいじょうぶだよー
薄墨了助:大丈夫です!
GM:では行ってみよう!
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速はシスター・マリ
シスター・マリ:待機します
GM:次が行動値13の翔一
御綿笹霧:よかった…いきなり殺意全開で殴りかかってこられたらどうしようかと思った
翔一:マイナー《ダークマター》
翔一:メジャー《コンセントレイト:バロール》《インビジブルハンド》
翔一:PC3名に攻撃します。
薄墨了助:暴走でリア不!
翔一:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,7,9]+4[2,4]+4 → 18

貴崎世怜:リア不だ!
御綿笹霧:んー、これならリフレックス噛ませなくてもいけるか?
GM:ま、まじかよ
御綿笹霧:《電光石火》でドッジを試みます。
GM:どうぞ!
御綿笹霧:13dx>=18 どうなる
DoubleCross : (13R10[10]>=18) → 10[1,1,1,1,3,3,3,4,5,7,7,7,10]+5[5] → 15 → 失敗

御綿笹霧:つらい
GM:あぶねえ
薄墨了助:惜しい……
貴崎世怜:回避技能足しても16か……
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+3した(侵蝕率:60->63)
御綿笹霧:回避1あったな…
GM:では1d10のフィードバックをお受けくださいませ
GM:ダメージも出します
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-6(1d10->6)した
翔一:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 7[5,2]+5 → 12

GM:12ダメージ。装甲は有効なのだぞ
御綿笹霧:装甲などない…
薄墨了助:ボディアーマーで8防いでHP残り24!
翔一:「みんな消えちゃえ……」
GM:黒い光輪から幾本もの手が伸びる。君たちを掴み、内部に引きずり込もうとしてくる。
貴崎世怜:ライフで受ける!残りHPは18
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-12した(HP:28->16)
御綿笹霧:手に持ったステッキで、素早く…オーヴァードでなければ知覚できないほど素早く、その手を捌く!
御綿笹霧:…が、
御綿笹霧:「……く、……甘く見積もりすぎたなこれは……!」
御綿笹霧:物量に押し負ける。体が軋む。
薄墨了助:「ぐうっ……!」無数の手に掴まれ、引き込まれそうになりながらも抵抗する。
貴崎世怜:「   ! 、  ん……!」身体を覆う影が、腕に毟られるように削れていく
GM:続いて、世怜さんの手番
貴崎世怜:マイナーはなし メジャーでコンボ『呪典之参"五寸釘"』対象はシスターと翔一くんの2人で!
GM:来なさいカモン
貴崎世怜:8dx8+3 ドッジダイスは-1です!
DoubleCross : (8R10+3[8]) → 10[1,1,3,3,5,6,8,10]+10[2,8]+7[7]+3 → 30

GM:ウッ高い
GM:シスターはイベイジョン固定値以上なので自動命中です
GM:翔一君はドッジ。
翔一:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[2,5,6,8,10]+9[9]+2 → 21

GM:おしい。
貴崎世怜:あぶない……
薄墨了助:あぶなっ
シスター・マリ:《カバーディフェンス》。翔一君を庇います
貴崎世怜:ではダメージ出します
御綿笹霧:シスター、なんの弱みを
GM:カモーン
貴崎世怜:4d10+5
DoubleCross : (4D10+5) → 17[5,3,7,2]+5 → 22

GM:むう、二倍ダメージでシスターが戦闘不能に
シスター・マリ:《リザレクト》
シスター・マリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

貴崎世怜:「  、く  !」ノイズまみれの言葉、それら全てが呪詛として機能する。それが、貴崎一族が数百年を経て作り出した"獣"。
貴崎世怜:足元から細い煙が2本立ち、それらが相対する2人の姿を象った瞬間、2人の影が槍のように蠢き、心臓を目掛けて襲いかかる
シスター・マリ:「だめ……!」
GM:シスターは腕を広げて翔一君の前に立つ。
GM:影が突き刺さり、血を吐いて苦しむ様を翔一はただ無感情な顔で見ている。
GM:次は薄墨君の手番ですね
薄墨了助:マイナーで《陽炎の衣》。隠密状態に。侵蝕71→74。
薄墨了助:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》。対象は翔一くん。侵蝕74→78
GM:判定カモンだぜ
薄墨了助:8dx8+2 とうっ
DoubleCross : (8R10+2[8]) → 10[2,3,3,6,7,9,10,10]+10[1,1,9]+10[8]+1[1]+2 → 33

薄墨了助:高っ
薄墨了助:ガードするならガード値-5で計算!
GM:高いんだよもうっ!
貴崎世怜:つよい……
GM:ええい仕方ない。ドッジです
翔一:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 7[2,2,2,5,6,7]+2 → 9

GM:だめ!
シスター・マリ:再度《カバーディフェンス》。翔一君を庇います
薄墨了助:ダメージいきます
GM:ドーゾ!
薄墨了助:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 14[7,4,1,2]+8 → 22

GM:耐えられるはずもなく死!
シスター・マリ:《リザレクト》
シスター・マリ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

薄墨了助:「……神様は、目に見えない。神様は、喋らない。……だから」口の中でぼそぼそと呟く。
薄墨了助:「顕れるのは『跡』だけなんだ」
薄墨了助:ずしん、と地面を振動させ、巨大な不可視の『何か』が了助の眼前に落ちてくる。
薄墨了助:目に見えないそれが、アスファルトの破砕痕を引きながら、一直線に翔一に迫る。
シスター・マリ:「やめて!」
GM:見えないながらも、脅威が迫っている事はわかる。翔一君を突き飛ばすように、攻撃からそらす。
薄墨了助:「あっ」
薄墨了助:質量がシスターを跳ね飛ばす。
シスター・マリ:「あ、ぐっ…」
GM:無様に地面を転がり、それでもなお立ち上がって少年の前に。
御綿笹霧:「マリ…!!」
シスター・マリ:「この子は……悪くないの……」
薄墨了助:「誰も、悪くないですよ」
GM:では、御綿さんの手番!
御綿笹霧:はい!
御綿笹霧:「………」じっと、戦況を見ていた。少年は自分たちに敵意を向け、害をなす。さりとて、彼を止めようとすれば…
御綿笹霧:マイナーで戦闘移動。シスターと翔一くんのエンゲージに。
GM:こっちに来た!
御綿笹霧:「…マリ。じっとしていて。大丈夫、彼に危害は加えない」穏やかに、語りかける。
御綿笹霧:メジャーで応急手当キットをシスターに使用します。
シスター・マリ:「……」
シスター・マリ:息を呑み、御綿さんの瞳を見据える。
御綿笹霧:懐からもしもの時のために買っておいた、応急手当用のキットを取り出す。持っていてもあまり目立たないポータブル、しかし本格派の優れものだ。
御綿笹霧:「ああ、こんなに傷ついて……だめじゃないか、無理をしちゃあ。私たちとて、不死身ではないのだからね」
御綿笹霧:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[1,7] → 8

御綿笹霧:良くもなく悪くもなく
シスター・マリ:「御綿さん……あなたは」
シスター・マリ:「あなたは、本当に……私たちを助けようと…」
御綿笹霧:器用ではないが、丁寧に、傷に消毒液を塗り、布を巻いていく。
GM:シスターの目に、みるみるうちに涙が溜まって行く。
御綿笹霧:「ん?当たり前じゃないか」笑顔で答える。
シスター・マリ:「でも、ダメなんです……そうでしょう」
シスター・マリ:「あなたが、どうでも……この世界はこの子を許さない」
御綿笹霧:「………」目を細め、翔一くんに視線を移す。
シスター・マリ:「だから、私は。私はまだ、罪を重ね続けなければいけないんです」
GM:手当を施された腕を押さえ、シスターは後ずさる。
御綿笹霧:「…何を、言っている?」問いかけるように、視線をシスターに投げかける。
シスター・マリ:「翔一君。わかるでしょう。この人たちは、違うの。あなたが消したいものじゃない」
翔一:「違う……これじゃない」
シスター・マリ:「そう。だから、行きましょう」
御綿笹霧:「待て……」
GM:戦闘の途中ですが、シスターと翔一君は《瞬間退場》で撤退します。
御綿笹霧:シスターに、白髪の自分とよく似た少女の姿が重なる。
御綿笹霧:「駄目だ、行っては駄目だ……!」
GM:みんな声をかけるなら今のうちなのだ
御綿笹霧:——『だから、私はまだ、戦い続けなければならないの。わかるでしょう、兄さん』
貴崎世怜:「  !」手のようなモノを伸ばす。不定形だったそれは徐々に人の形へと収束していく
御綿笹霧:過去の光景が、目の前に映る。
薄墨了助:「待って、その子はもう——」シスターに手を伸ばそうとする。
御綿笹霧:シスターへのロイスの感情を変更します。
御綿笹霧:恩義/シスター・マリ/懐旧/悔悟:○/ロイス
GM:少年の身体から生まれた黒い光輪が、黒い渦となって吹き荒れる。
御綿笹霧:足を踏み込み、手を伸ばす、
GM:キミ達の視界を遮り、二人の姿は遠く離れていく。
シスター・マリ:「……ごめんなさい」
シスター・マリ:「さようなら」
GM:聞こえるか、聞こえないかというほど小さな声で別れが告げられた。
御綿笹霧:「細雪………!!」
GM:◆戦 闘 終 了◆
御綿笹霧:夢中で叫んだ名は、かつて失った妹のものだった。
GM:再び、周囲には夜の静寂が満ちる。
貴崎世怜:戦闘が終わり、暴走状態がゆっくりと解ける
薄墨了助:「……」警戒を解かず、残された二人に目をやる。
貴崎世怜:「あ……わ、たし」元の姿に戻り、腰が抜けたようにぺたんと座り込む
薄墨了助:「あの……もう大丈夫ですか?」世怜さんに声をかける。口調だけは丁寧。
御綿笹霧:少しの間、呆然と彼らの去った方を眺めていたが、二人の方に首を傾けると、へにゃっと笑う。
薄墨了助:もう近づいても危険はないか、というニュアンスが含まれている。
御綿笹霧:「いや……すまなかったね、二人とも。巻き込んでしまったようで。その上止められなかった。何てザマだ!」額を押さえて。
貴崎世怜:「その……わたし……」口に手を当て、呆然としている。薄墨くんの方をちらっと見るが、言葉では答えられない
御綿笹霧:「……ん。」一旦口を噤んで、世怜の傍に近づく。
御綿笹霧:腰を屈めて、そっと背中をさすろう。
御綿笹霧:「大丈夫。もう大丈夫だ。」
御綿笹霧:「少年は……フリーランスかい?それともイリーガルかな?それともギルドやFH…これはないか。多分。うん」
御綿笹霧:顔を上げて、了助くんに問いかけます。
貴崎世怜:びくりと小さく跳ねる。「わたし、ああ……」さすられて落ち着くが、まだうつむいている
薄墨了助:「……」二人をまじまじと見つめる。少しして、ため息。「えっと……ごめんなさい」
薄墨了助:「僕はUGNですよ。コードネームは……いや」
薄墨了助:「名前は、薄墨了助です」
御綿笹霧:「…UGN。…そうか。……では、薄墨くんは、『輪廻の獣』については聞いたことはないかな」世怜さんの背をさすりながら
薄墨了助:「『輪廻の獣』……ええ、名前だけ」
御綿笹霧:「さっきのが、それだ。…まあ、詳しい説明はUGNの資料室に任せるとして」
御綿笹霧:「彼女は、人の姿で活動している。…つまり、ジャームではない。姿が変わろうとも、その心を喪うことはない…だから、怯えることは全然ないのさ」
薄墨了助:「……」世怜さんの前にしゃがみ込む
薄墨了助:「ごめんなさい、お姉さん」
貴崎世怜:「……だ、大丈夫っす」声には覇気がない
貴崎世怜:2人を攻撃してしまったことへの罪悪感に打ちのめされている
薄墨了助:「大丈夫って声、してないです」
御綿笹霧:「無理はしないことだよ」
御綿笹霧:「ほら。…立てるかい、世怜」手を差し伸べる。
貴崎世怜:「う、その……」御綿さんの手をとり、立ち上がる
御綿笹霧:「よーしよし。いい子だ。」
貴崎世怜:何も言えずに二人を見る。その目はわずかに涙ぐんでいる
御綿笹霧:「……うむ。これは大丈夫じゃないな!」
御綿笹霧:「薄墨くん……了助も手伝ってもらえるかな。いや、先ほども手伝ってもらったんだが」
御綿笹霧:「何処か落ち着いた場所に彼女を連れて行きたい。…そうだな、明るい、飲食店がいい」
薄墨了助:「もちろんです」笑顔で答える。
御綿笹霧:「よし、そうと決まれば…っと、すまないすまない、私の自己紹介の方がまだだったね」
御綿笹霧:頭を軽くかき、笑顔を向ける。
御綿笹霧:「"シロフォン"御綿笹霧。元UGN研究員のボディーガードだ。よろしく頼むよ」
薄墨了助:「御綿さん。よろしくお願いします」立ち上がって、ぺこりとお辞儀。
薄墨了助:「お姉さんの名前は……えっと、差し支えなければ……」遠慮がちに、世怜さんに視線を向ける。
貴崎世怜:「貴崎……」小さく手を上げて「貴崎、世怜っす……」
貴崎世怜:すこし落ち着いてきた様子が見えるだろう
薄墨了助:「きさき」首をかしげる。「クイーン?」
貴崎世怜:「あ、えっと……貴い崎って書いて、貴崎っす」
薄墨了助:「おお、なるほど」
薄墨了助:「よろしくお願いします、貴崎さん」こちらにも、ぺこっとお辞儀。
貴崎世怜:「よろしく、っす。その……了助、くん」指で頬をかきながら軽くお辞儀を返す
御綿笹霧:「よし。それじゃあ移動するとしようか。暖かいココアでもコーヒーでも紅茶でも飲んで親交を深めよう」
GM:ではシーンをカットする前に
GM:ロイスや、調達なんかもしちゃったりなんかして
GM:どうぞなのだ。
薄墨了助:協力者/貴崎世怜/○庇護/恐怖/ロイス
協力者/御綿笹霧/○尊敬/脅威/ロイス 取得します

GM:承認しよう
御綿笹霧:ロイスを取りましょう。
御綿笹霧:後輩/薄墨了助/慈愛:○/不思議/ロイス
御綿笹霧:お嬢さん/貴崎世怜/行為:○/憐憫/ロイス
貴崎世怜:不思議な子/薄墨了助/◎幸福感/恐怖/ロイス で取得します
GM:いいよぉ
御綿笹霧:行為→好意
GM:好意!
御綿笹霧:かわいいなーって
御綿笹霧:ライトな好意です
GM:だってよ世怜ちゃん
GM:調達もしたければいいのよ
薄墨了助:応急手当狙います
貴崎世怜:はわわ
薄墨了助:2dx>=8 隠密なし、技能もなし
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 7[2,7] → 7 → 失敗

薄墨了助:ぐえー
御綿笹霧:応急手当ー
薄墨了助:以上!
御綿笹霧:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 8[2,3,8] → 8 → 成功

御綿笹霧:そして使うぞ
貴崎世怜:応急手当っ
貴崎世怜:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 5[2,5] → 5 → 失敗

御綿笹霧:御綿笹霧のHPを+8(2d10->5,3)した(HP:16->24)
貴崎世怜:やはり社会弱者
GM:ではみんなオッケーかな?
貴崎世怜:デース!
御綿笹霧:OK!
薄墨了助:はい!
GM:カットしまーす
GM:◆ミドルシーン2 END◆

GM:◆ミドルシーン3◆登場PC…薄墨了助(全員登場可)
GM:情報収集の項目を貼ろう
GM:それを見て、出るか出ないかを決めるといいぜ
御綿笹霧:親切!
GM:項目は…こちら!
・周辺で起きている事件について<情報:UGN><情報:警察>7
・周辺の聞き込み情報<情報:噂話>6/10<交渉>5/9
・シスター・マリについて<情報:噂話><情報:UGN><情報:FH>9

御綿笹霧:え、FH
薄墨了助:不穏だ
薄墨了助:1d10+78 出ます!
DoubleCross : (1D10+78) → 10[10]+78 → 88

薄墨了助:ぎゃー
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:63->66)
GM:上がるなあ
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+2(1d10->2)した
貴崎世怜:前回で攻撃時の侵蝕+6を上げ忘れていたので上げました
GM:ういうい。合計で73?
貴崎世怜:のはずです!
GM:了解!
GM:というわけで、各自調べたい項目を宣言し判定をするといいだろう
御綿笹霧:今気づいたけど、これ社会強者いねえな?!
薄墨了助:UGNならコネがあるので
御綿笹霧:おお
GM:侵蝕ボーナスも付いたしな!
貴崎世怜:噂話コネと技能ならギリギリ……
薄墨了助:侵蝕と併せて5d+1振れます。隠密すればさらに+5d!
御綿笹霧:技能もコネもない…
御綿笹霧:おお!
貴崎世怜:つよい……
GM:こそこそする!
御綿笹霧:じゃあ、事件についてをやろうかな。
薄墨了助:ふーむ
薄墨了助:シスターについてやります
御綿笹霧:おまかせ!
貴崎世怜:聞き込みをやります
御綿笹霧:3dx>=7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 10[3,5,10]+8[8] → 18 → 成功

GM:高っ
御綿笹霧:ここで
薄墨了助:強い
貴崎世怜:つよさ
薄墨了助:マイナーで《陽炎の衣》、侵蝕88→91
GM:さらに上がる!
薄墨了助:コネ使用して<情報:UGN>で
薄墨了助:10dx+1>=9
DoubleCross : (10R10+1[10]>=9) → 10[3,3,4,4,5,6,9,9,9,10]+10[10]+9[9]+1 → 30 → 成功

御綿笹霧:30
GM:なにそれ
貴崎世怜:めっちゃわかる
薄墨了助:がんばりすぎでは
貴崎世怜:シスターのすきな食べ物もわかる
GM:何かボーナスとかをつけよう…
薄墨了助:やったー
貴崎世怜: 〈情報:噂話〉でコネ使用で
貴崎世怜:4dx+3>=6
DoubleCross : (4R10+3[10]>=6) → 5[1,2,4,5]+3 → 8 → 成功

御綿笹霧:1枚目突破!
貴崎世怜:財産2使うべきか……
GM:フフッどうするかな
貴崎世怜:情報気になるから使っちゃいましょう!持ってけぃっ
薄墨了助:おおっ
御綿笹霧:ひゅー
GM:では…オール突破!
貴崎世怜:これで一文無し
GM:全情報を開示しよう。
GM:・周辺で起きている事件について
さほど車の交通量が多くはない通りで、一昨日、昨日合わせて少なくとも三名が行方不明になっている。
被害者の共通点は不明だ。
被害者1:大学生。乗っていた車はマツダRX-7。いつも相当なスピードで走っていたようだ。
被害者2:商社に勤めるサラリーマン。大事な用事があり、帰宅を急いでいた。
被害者3:大型バイクを所有している女性。度々キップを切られており、免停が解除されたばかりだった。

GM:・シスター・マリについて
いずれの組織にも属していない、フリーランスのオーヴァード。
過去にFHから勧誘を受けたこともあったが拒否して身を隠した。その際にUGNとも接触経験がある。
シンドロームはエンジェルハィロゥ/ブラム=ストーカー。

GM:達成値が高かったので所持エフェクトも教えちゃう。
GM:《カバーディフェンス》《抱擁》《見えざる死神》《主の恩恵》など。
御綿笹霧:抱擁!
御綿笹霧:ひえー
GM:→・二人の行方<情報:警察><情報:UGN>11 が調査可能になりました。
GM:また、この項目は本来難易度11なのですが
GM:前シーンでの御綿さんとシスターのやり取りを考慮して
GM:・二人の行方<情報:警察><情報:UGN>9 としましょう
御綿笹霧:おおお
薄墨了助:イケメン力!!
貴崎世怜:御綿さんのやさしさパワー……
GM:逃げ足も鈍ろうというものよ
GM:・周辺の聞き込み情報
夜間に子供を連れて、修道服を着た女性が目撃されている。
また、空を飛ぶ巨大なシルエットを目撃したという目撃情報がある。

GM:今から3日前の夜、周辺の住民がこの道路のあたりから甲高い急ブレーキの音を聞いた。
事故か何かかと思って駆けつけてみたが、現場にはタイヤのスリップ痕と子供用のボールだけが残されていた。

GM:情報は以上!
GM:----
GM:ここはファミリーレストラン「貴様がみんなを」
GM:深夜0時まで営業しており、ビジネスなどにも使えるよう個室も完備している。
御綿笹霧:個室だ!
貴崎世怜:事案の恐れ
御綿笹霧:だいじょうぶだいじょうぶ
GM:君たちはここで、落ち着いて話ができるというわけだ。
御綿笹霧:じゃあまず、世怜さんをエスコートして座らせましょう。
御綿笹霧:なんかきっとソファ席もあるだろうからソファ席に
薄墨了助:紳士だ
GM:出イケメンか
貴崎世怜:申し訳なさそうにソファ席に座ります
御綿笹霧:これ、ウエイトレスさんとか来るんですかね…?端末で注文制?
ウェイトレス:「いらっしゃいませ。本日は”貴様がみんなを”をご利用いただき、ありがとうございます」
薄墨了助:御綿さんがやりやすい方で
ウェイトレス:「ご注文はお決まりでしょうか」
御綿笹霧:「ああ、そうだね…私はコーヒーを飲むけれど、二人はどうする?」
薄墨了助:「山盛りポテトひとつとドリンクバーで」
貴崎世怜:「わたしも、コーヒーで……」
薄墨了助:「……やっぱりコーヒーで」
ウェイトレス:「かしこまりました。山盛りポテトがおひとつ、コーヒーが三つですね」
GM:程なくして、君たちの前には本当に山盛りのあつあつポテトと、薫り高いコーヒーが運ばれる。
御綿笹霧:ウエイトレスさーん!!
貴崎世怜:本当に山盛り……
ウェイトレス:「それでは、ごゆっくり」
御綿笹霧:「あ、そうだ世怜。この部屋は煙草が吸えるよ」
御綿笹霧:「君にとっては、それも落ち着くためのいい方策なのだろう?」灰皿を世怜さんに寄せる。
貴崎世怜:「えっ、あっ、その」灰皿と、御綿さんの顔、了助くんの顔を交互に見る
薄墨了助:ポテトをつまんでさくさく食べている。「……ん」
薄墨了助:「どうぞ、吸ってください。それでリラックスできるなら」
御綿笹霧:「園では気を遣ってくれていたからね。…了助くんもありがとう」
薄墨了助:「戦闘より体に悪いってことはないですし」指先についた塩をぺろっと舐める。
御綿笹霧:了助くん→了助
貴崎世怜:「あ、じゃ、じゃあその、お言葉に甘えて……」ごそごそと煙草と年季の入ったライターを取り出し、火をつける
貴崎世怜:一口ゆっくりと吸い、ふうと煙を吐く。だいぶ落ち着いてきた
御綿笹霧:微笑んでその様子を見守る。
薄墨了助:「えっと……落ち着いたところで、改めてお二人に話しておきたいことがあります」ぽんと手を合わせる。
薄墨了助:「さっきもお話した通り、僕はUGNの者です。ひだまり園……というか、あの近辺で起きた、ある事件の調査をしていました」
薄墨了助:ここまではいいかな、という風に首をかしげる。
貴崎世怜:かしこまって聞いている
御綿笹霧:頷いて、了助くんの方に顔を向けて聞いている。
御綿笹霧:「なるほど。その為の聞き込みに来ていたんだね」
薄墨了助:「ええ、さすが元UGN」
御綿笹霧:「はは。まあ私は裏方だったけれどもね」
薄墨了助:にっこり頷く。「その事件というのが、あの近辺で発生した行方不明と、同時に目撃された未確認飛行物体のこと」
薄墨了助:「夜間に道路を走っていた車が忽然と姿を消し、現場近辺で正体不明の飛行物体を見たという証言が上がった」
貴崎世怜:「言ってたUFO……のことっすね」
薄墨了助:「その通り。そして今日の状況からして、多分……」
薄墨了助:「あの少年、翔一くんはジャーム化していて、エフェクトによって事件を起こした、と考えるのが妥当でしょう」
貴崎世怜:「ジャーム化……って、ことは、その」
御綿笹霧:「翔一くんが、」
御綿笹霧:言葉を詰まらせる。
貴崎世怜:「助から、ない?」
御綿笹霧:「………側にいたと……言うのに」呻くように、微かな声で。
薄墨了助:「……もう、以前の彼ではない、と思うべきです」少しだけ目をそらす。
貴崎世怜:「だって、そんな……。お昼だって一緒に、遊んで……」ショックを受ける
御綿笹霧:「……ああ。その通りだ」すでに、落ち着いた様子に戻っている。
薄墨了助:「……僕は、彼とシスターを止めます。任務ですから。でも」
御綿笹霧:「『ジャーム化したオーヴァードは二度と元には戻らない』…少なくとも、私はその方法を見つけることができなかったよ」
薄墨了助:「お二人には、そうする義務はありません。深入りしたら……多分、傷つきます」
薄墨了助:「きっと、さっきみたいに戦闘にもなります。体に悪いです」世怜さんをちらりと見る。戦闘後の様子を思い出す。「それに心にも」
薄墨了助:「だから、えっと」
貴崎世怜:「わ、わたしは」
薄墨了助:「……?」
貴崎世怜:「わたしは、その……」少し大きく息を吸って吐く「止めたい、です。しょういちくんのこと」
薄墨了助:「……危ないです」
貴崎世怜:「だって、あの子は、いい子で、素直で、その……わたしなら」手を握りしめる
貴崎世怜:「わたしなら、”アレ”ならもしかしたら」頭にあるのは獣のことと、翔一くんの笑った顔
貴崎世怜:「それに、もし、もしもしょういちくんがもとに戻ったら」
貴崎世怜:「あの子と、シスターさんにちゃんと謝りたい……」戦闘で攻撃を止められなかったことを後悔している
御綿笹霧:穏やかな表情で、その言葉を聞いている。
御綿笹霧:「希望は、人が生きる為の糧だ」静かに、言う。
御綿笹霧:「希望を糧に、人は歩む。だからね世怜、私は君の希望を否定したりしないよ」
御綿笹霧:「絶望した男の、ささやかな祈りみたいなものだけれどね」
薄墨了助:「……」その"もしも"はあり得ない。攻撃の意志を鈍らせるだけの、偽りの希望だ。教練でも現場でも、嫌というほど分からされてきた。
薄墨了助:だけど、そんな現実を突きつけるには、目の前の女性は余りにも頼りなく見えた。どうすればいいのか分からない。
薄墨了助:「……自分の安全を第一にしてくださいね。危ないですから」ここで伝えなくても、現実は向こうからやってくるはずだ。これは単なる保留にすぎない。
薄墨了助:「ごめんなさい。……協力してくれるなら、嬉しいです」
貴崎世怜:了助くんの言葉に頷く。
御綿笹霧:現実を突きつけるのはたやすい。今まで一度も例のない『奇跡』が、今回都合よく起こるとも思えない。
御綿笹霧:だが、それでも今は、杖が必要だ。彼女が依って歩く為の、希望という名の杖が。
御綿笹霧:(……思い知ればいい)
御綿笹霧:浮かんだ、その思考を打ち消すように、笑う。
御綿笹霧:「私はもちろん協力するとも。私はシスターのボディーガードだからね」
御綿笹霧:「このままでは彼女も長くはない。そうなる前に、彼女をジャームから解放しなくては」
薄墨了助:「それじゃあ、作戦会議です」世怜さんが何か言う前に、明るい声で告げる。
御綿笹霧:頷いて、冷めかけたコーヒーを一口、飲んだ。
貴崎世怜:一瞬何かを言いかけるが、黙って頷く。目線は灰皿から細く昇る煙に向いている
薄墨了助:「まずは手分けして情報収集ですね。こういうときは——」話題を個別の問題に切り替え、それぞれの行動を提案していく。
薄墨了助:終着点を意識させない。目の前のことに集中させる。それは保留にすぎないけれど。
貴崎世怜:希望がまるでないことはなんとなくわかっている。それでも言葉に出す。
貴崎世怜:これは”おまじない”だ。自分は呪術師の端くれだ。だから、言葉に出す。
貴崎世怜:”もう手遅れだ”とは、少なくとも、自分の口から出してはいけない。絶対に。
GM:では、シーンをカットしましょう
GM:ロイスの調整や、購入したいものがあればどうぞなのだ
御綿笹霧:ロイスはこのままで、購入をしておきましょう
御綿笹霧:応急手当!
御綿笹霧:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[7,9,10]+5[5] → 15 → 成功

御綿笹霧:よく回るな…
御綿笹霧:で、使います。
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを+6(2d10->2,4)した(HP:24->30)
御綿笹霧:うむ!
貴崎世怜:応急手当を
薄墨了助:応急手当!
GM:応急手当が大人気
貴崎世怜:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 7[5,7]+1 → 8 → 成功

貴崎世怜:買えた……
薄墨了助:あ、いや
薄墨了助:《陽炎の衣》してボディアーマー狙います
貴崎世怜:貴様がみんなを応急手当プレート
GM:応急しない…!
薄墨了助:次は休むしこれぐらい!
薄墨了助:侵蝕91→94
薄墨了助:8dx>=12
DoubleCross : (8R10[10]>=12) → 10[1,1,1,5,5,7,7,10]+4[4] → 14 → 成功

GM:やるじゃない…!
御綿笹霧:ひええもう94
薄墨了助:世怜さんにプレゼント!
貴崎世怜:わあい!
貴崎世怜:着込む……
GM:以上でよろしいかな…?
貴崎世怜:応急手当使っときます
貴崎世怜:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[8,2] → 10

貴崎世怜:以上で大丈夫なはず
薄墨了助:以上!
GM:オッケイ!
GM:◆ミドルシーン3 END◆

GM:◆ミドルシーン4◆登場PC…御綿笹霧(全員登場可)
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:66->70)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+9(1d10->9)した
GM:というわけで、次のシーンに
貴崎世怜:たかい……
GM:現在82ですね
GM:残る情報項目は一つ!
GM:・二人の行方<情報:警察><情報:UGN>9
GM:調べちゃって!
GM:どっちが調べるかは、相談して決めてよいのだぞ
御綿笹霧:ふむふむ ダイスも固定値も同じかな
御綿笹霧:じゃあ先ず私が
貴崎世怜:財産だけこっちが素寒貧です
御綿笹霧:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 4[2,3,4] → 4 → 失敗

御綿笹霧:ぜんぜんだめ!
貴崎世怜:エイッエイッ
御綿笹霧:世怜ちゃんお願いします
貴崎世怜:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[3,4,10]+3[3] → 13 → 成功

GM:ヤルジャン
貴崎世怜:やったぜ!
御綿笹霧:ヒューッ
GM:情報を…大公開!
GM:・二人の行方
車の消失事件が発生したのは、ひだまり園からさほど遠くない公園との間の道路に集中している。
二人はまた同じ場所に姿を現す可能性が高い。
シスター・マリはエフェクトを使用して身を隠しているようだ。
また、FHが今回の事件の調査を開始しているらしい。
腕利ききのエージェントを投入し、シスターと翔一君の捜索を開始している。

GM:以上!
貴崎世怜:FH……
GM:FHとは、ファルスハーツのことです
御綿笹霧:しってる!
GM:しられていたか…
貴崎世怜:しってる……
GM:なお、「二人の行き先」の調査が終わったことで
GM:次のシーンからはFS判定により実際に二人の捜索を行うぞ。
御綿笹霧:おお
貴崎世怜:FS判定だ!
GM:しかも、この判定はファルスハーツも行う。
GM:先を越されないように頑張りましょう。
薄墨了助:がんばれー
御綿笹霧:まじかー
貴崎世怜:おのれFHめ……ダイスが回らない呪いをかけてやる……
GM:----
GM:三人は、薄墨了助の所属するUGNの支部を訪れていた。
GM:表向きは洗練された都会的なオフィスビルにしか見えない。
GM:君たちが案内された会議室も普通で、何もおかしなところはない。
GM:何の変哲もないコーヒーと灰皿が用意されている。
貴崎世怜:そわそわしながらコーヒーに口をつけている
御綿笹霧:なんの変哲も無いコーヒーを飲んでいます。
御綿笹霧:「…UGN。少し久しぶりだな。」
御綿笹霧:そう言いながら机の上に置いた資料を眺めている
御綿笹霧:薄墨了助から渡されたシスター・マリの調査結果だ。
御綿笹霧:…もう一口、コーヒーを飲み、カップを机に置いて、世怜を見る。
貴崎世怜:あまり綺麗でない字で埋まった手帳を机の上に開いている
貴崎世怜:「そういえばなんすけど」
御綿笹霧:「うん」
貴崎世怜:「わたしたち以外にも、あの2人を調べてる人が居たって話、どう思うっすか」目線は手帳と資料をゆっくり行き来している
御綿笹霧:「……FHのことだね」ステッキは椅子に立てかけている。
御綿笹霧:「了助くんにもらった資料を読んだときから、そんな気はしていたよ」
貴崎世怜:「その、やっぱり、FHが先に見つけたら……」御綿さんの顔をちらりと見る
御綿笹霧:「マリにはFHが欲するだけの何かがあったのかもしれないね」
御綿笹霧:「まあ。あまりよろしくない事態になるであろうことは想像に難くない」
貴崎世怜:「ですよ、ね……」指で頬をとんとんと突いている
御綿笹霧:「全員が全員、悪だとは言わないが。それでも、彼らはUGNよりも手段を選ばない傾向にある」
御綿笹霧:「…今のマリには会わせたくない」
貴崎世怜:「……本当に大事な人なんすね、マリさん」
御綿笹霧:「それはどうだろう」首を少し後ろに傾けて、遠くを見るような目になる。
御綿笹霧:「彼女とは、そんなに繋がりが深いわけじゃない。実際、オーヴァードであることも知らなかったしね。…少し、本当に少しだけ、世話になった程度だ」
貴崎世怜:「どう、って」指が止まる
御綿笹霧:「…納得が行かない、という顔だね」
貴崎世怜:「……バレちゃいますか」にへ、と笑う
御綿笹霧:「うん」微笑む。
御綿笹霧:「いいんだよ?思っていることを言ってご覧」
貴崎世怜:「うーんと……」目を少しだけ泳がす
貴崎世怜:「……やっぱり大丈夫っす」ごまかすように笑う
御綿笹霧:「おや」瞬きをして、いいのかい、と言いたげな顔をするが、それ以上は追及しない。
貴崎世怜:「了助くんが戻ったら、早速あの2人を探しに行かなきゃ、っすね」と言いながら席を立つ
御綿笹霧:「ああ。それまで、私たちは暫しの休息とさせてもらおう」そう言いつつ、手帳を広げて情報の整理を始める。
貴崎世怜:会議室を出てちょっとだけ歩き、壁に持たれる
貴崎世怜:「しょういちくんは、戻ってくる」少しだけ虚しさを憶えながら、一人呟く
貴崎世怜:黒い影に飲み込まれた兄が頭を過り、兄の顔が翔一くんの顔に変わっていく 
貴崎世怜:頭を振り、縋るように煙草を取り出し、火を点けた
GM:シーンをカットします。
GM:ロイスの調整、調達などあればどうぞ
御綿笹霧:ロイスはこのままで
貴崎世怜:ロイスは追加なしで
御綿笹霧:ボディーアーマーを試します。
GM:ゴッゴー
御綿笹霧:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 7[3,3,7] → 7 → 失敗

御綿笹霧:ふるわない
御綿笹霧:以上!
GM:そんな日もある…
GM:世怜ちゃんはどうしますかな
貴崎世怜:うーん、なしでいいかなあ
貴崎世怜:ですかね
GM:オッケー。では、シーンをカットします
GM:◆ミドルシーン4 END◆

GM:◆マスターシーン◆PC登場不可
GM:夜の公園。人目を避けるように、遊具の陰に座っている修道士服の女性が居る。
GM:傍らには小さな男の子が寄り添い、夢中でパンをかじっている。
翔一:「シスターはたべないの?」
GM:差し出された食べかけのパンを見て、シスターは優しく微笑む。
シスター・マリ:「私はいいから。食べなさい」
GM:やがて、空腹が満たされた少年はうとうとし始める。
翔一:「シスター。ひだまりえん、帰らなくていいの?」
シスター・マリ:「……ええ。もう少し、一緒に外で遊びましょう」
GM:ぎこちなく笑顔を作って返す。
翔一:「いいよ。でも、せれんお姉ちゃんともまた遊びたいな……」
GM:翔一君がロイスを取得します。
GM:せれんお姉ちゃん ○P:たのしい/N:さびしい
シスター・マリ:「遊べるわ。きっとまた、いっしょに遊びましょうね」
GM:返答も無く、すやすやと寝息を立て始めた少年の頭を撫でてシスターは溜息をつく。
シスター・マリ:(こうして眠っていると、信じられない……)
GM:それでもわかっている。どれだけ祈ってもこの子が助かる事はない。
GM:たった8歳の子供でも、化け物になってしまえば"世界を守る"者たちが処分しにやってくる。
シスター・マリ:(だから、隠すしかない)
シスター・マリ:(隠して。少しでも、この子の傷つけるものが少なくなるように……)
GM:それが自分なりの責任の取り方だと、シスターは考えている。
シスター・マリ:「御綿さん……」
GM:包帯が巻かれた自分の腕を眺める。
GM:彼は守ると言ってくれた。でも、それを期待してはいけない。
GM:そう自分に言い聞かせて、夜空を仰ぐ。
シスター・マリ:(私は、許されない事をしてしまったのだから)
GM:眠っている少年を抱きしめ、シスターは目を閉じる。
GM:無駄だとわかっていても、祈りの聖句を口にする。
シスター・マリ:「聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり……」
シスター・マリ:「……罪のゆるし」
シスター・マリ:「からだの復活。永遠のいのちを信じます」
シスター・マリ:「アーメン」
GM:月が照らす白い横顔は、悲愴な決意に満ちていた。
GM:◆マスターシーン END◆

GM:◆ミドルシーン5◆登場PC…御綿笹霧(全員登場可)
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:70->78)
御綿笹霧:ヘイヘイ!
GM:登場するPCはダイスをふって侵蝕を上げよう!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+7(1d10->7)した
薄墨了助:うーどうしよう
薄墨了助:出る!出ます!
薄墨了助:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 2[2]+94 → 96

GM:そうこなくちゃよ…!
薄墨了助:ほっ
GM:世怜ちゃんは89ね
GM:それでは、FS判定のお時間です
貴崎世怜:デス!表記をまた忘れてしまっていた……
GM:■FS判定
二人を探し出せ!
終了条件…4ラウンド経過
判定…<情報:噂話><情報:UGN> 難易度7
支援判定…<知覚><知識:地理>
最大達成値…30
目標値…13

GM:まずは二人の隠れていそうな場所の絞り込みからだ。
GM:そして、このFS判定にはFHのとても優秀なエージェントも挑戦する
GM:先を越されると大変な事になるかもしれない。がんばろう。
御綿笹霧:ひええ
薄墨了助:とても優秀だと
GM:とても優秀なので行動値が12もあります
薄墨了助:怖い……
薄墨了助:ハヤイ!
御綿笹霧:はやいー
GM:君たちより先にダイスを振り、圧をかけようというわけです
貴崎世怜:こわいぜ!
御綿笹霧:圧!
FHエージェント:<情報:噂話>で判定
FHエージェント:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[3,5,5,6,8] → 8

GM:難易度7なので…クリア!さすがに優秀ですね
御綿笹霧:優秀だぜ
貴崎世怜:優秀や……
GM:しまった。ハプニングチャート振ってない
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 35

GM:35…幸運が微笑む。このラウンド中に行う進行判定は全てC値-1される
薄墨了助:にっこり
GM:出目の最大が8だから結果が変わらない!
御綿笹霧:わーい
貴崎世怜:優秀だぜ……
GM:FHエージェントの獲得進行値は1点か…
GM:駄目じゃねーか
GM:というわけで、続いて薄墨君か世怜ちゃん!
薄墨了助:ふーむ
貴崎世怜:ムムン
御綿笹霧:む、無理はしないでね?
GM:支援判定をする人はしてもいいぜ
貴崎世怜:そうだぜ!無理は禁物ぜ!
御綿笹霧:とくに了助くん
薄墨了助:無理はしない!
御綿笹霧:支援はしませんぬ
薄墨了助:支援してみよう
薄墨了助:世怜さんに支援!技能は<知覚>
薄墨了助:5dx9>=7
DoubleCross : (5R10[9]>=7) → 6[3,5,5,6,6] → 6 → 失敗

薄墨了助:ぎゃ
GM:マイガッ
薄墨了助:神様が助けてくれなかった……
GM:そんなことも…ある!
貴崎世怜:よーし、〈情報:噂話〉で判定しよう コネは使えますでしょうか!
GM:使えるよォ
貴崎世怜:ありがたくつかうぜ!
貴崎世怜:5dx+3>=7
DoubleCross : (5R10+3[10]>=7) → 8[1,3,7,8,8]+3 → 11 → 成功

GM:オオーッ
GM:進行値2獲得!
貴崎世怜:ありがとう探偵ワークス、ありがとう固定値3
GM:進行値…2/13
薄墨了助:なんて優秀な探偵
御綿笹霧:ぱちぱち!
貴崎世怜:彼の浮気相手を調べて呪って欲しいとかそういう依頼も来るんだろうな……
GM:あっ、C値-1が入ってなかったけど結果は変わらないのでこのままいきます
GM:次は御綿さんの番!
御綿笹霧:うっす!
御綿笹霧:情報:噂話!
御綿笹霧:3dx9>=7
DoubleCross : (3R10[9]>=7) → 8[6,6,8] → 8 → 成功

御綿笹霧:よ、よし
GM:成功…!進行値1獲得!
GM:進行値…3/13
GM:ロールがあったらまとめてやるといいでしょう。
御綿笹霧:ふーむ
御綿笹霧:では、UGN支部の資料室で、消失事件についてのデータを詳しく調べたりします。
御綿笹霧:「…まだ、足りないか」
貴崎世怜:じゃあ同じく資料室で御綿さんと別の棚をガサガサ調べます
御綿笹霧:人差し指でキーボードを叩いている。
御綿笹霧:「…だけど。少し、近づいたかな」
御綿笹霧:尚、人差し指タイピングだが、速度はとても早い。
薄墨了助:「僕は……なんにも見えないですね」資料を手に取るでもなく眺めている。
薄墨了助:「きっと『跡』が……どこかに……」
貴崎世怜:「この時刻のこの場所の……んーっとこれで……?」資料を一つ一つ抜き出している
GM:クリンナップ…そして次のラウンドへ
GM:◆ROUND 2/5◆
GM:判定…<情報:噂話><情報:UGN> 難易度7
支援判定…<知覚><知識:地理>
最大達成値…30
進行値…3/12

GM:◆セットアップ◆
GM:ハプニングチャート!
GM:1D100
DoubleCross : (1D100) → 82

GM:82…緊張がレネゲイドを活性化。そのラウンド中に進行判定を行ったキャラクターは、1D10侵蝕値が増加
薄墨了助:ぬわーっ
GM:やってくれるぜ
貴崎世怜:なんとォッ
御綿笹霧:支援、支援なら!
薄墨了助:支援なら大丈夫!?
GM:そうですね。あくまで進行判定を行ったキャラの侵蝕増加です
GM:支援なら上がらない
薄墨了助:よかった
FHエージェント:まずは優秀なFHエージェントが最速で優秀な判定をします
御綿笹霧:許せないぜ
FHエージェント:<情報:噂話>
FHエージェント:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[4,9,9,9,10]+10[10]+8[8] → 28

FHエージェント:優秀……
御綿笹霧:なっばっ
GM:進行値3点を獲得…合わせて、4!
薄墨了助:ひえっ
貴崎世怜:くっ
GM:さあ次は君たちの番だ!
薄墨了助:支援します!
薄墨了助:あっ
薄墨了助:御綿さんにやった方がいいのかな……
御綿笹霧:そうかも…
薄墨了助:そうしよう
御綿笹霧:肉体が来ない限りは貧弱マンなので
GM:そこには自由がある
薄墨了助:御綿さんに支援!技能は<知覚>!
薄墨了助:5dx>=7
DoubleCross : (5R10[10]>=7) → 8[2,3,7,7,8] → 8 → 成功

貴崎世怜:ぼんやりパワーだ!
GM:成功じゃー!
薄墨了助:セーフ!
貴崎世怜:いえー!
御綿笹霧:ありがとう!
GM:御綿さんの達成値に+3されます
GM:お次は世怜ちゃん!
貴崎世怜:いえーす!〈情報:噂話〉にコネも足して振ります!
貴崎世怜:侵蝕は判定後でしょうか!
GM:です!
貴崎世怜:了解です!
貴崎世怜:5dx+3>=7 〈情報:噂話〉コネ使用
DoubleCross : (5R10+3[10]>=7) → 9[3,6,6,7,9]+3 → 12 → 成功

御綿笹霧:ぱちぱちぱち!
薄墨了助:強い!
GM:ヒューウ!進行値2獲得!
貴崎世怜:強いなお前……
貴崎世怜:ただのヒモ女子ではない……
GM:では、侵蝕1d10常勝をお願いいたします
GM:常勝…上昇。
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:89->97)
GM:ワオ…
貴崎世怜:おっふ
GM:進行値…5/12
GM:ここで判定技能が変わります。
薄墨了助:なんと
貴崎世怜:おっとぉ
御綿笹霧:かわる!
GM:キミ達の行く手にFHの構成員がウロウロしている。
シスターの隠れ場所を探っているのだ。
まだ目星はついていないようだが、放置すると後々面倒な事になるだろう。

御綿笹霧:優秀な構成員?
GM:判定…【肉体】 難易度7
支援判定…<知覚><交渉>
最大達成値…30

御綿笹霧:肉体!!
御綿笹霧:私の時代
GM:ショウタイムだ
御綿笹霧:じゃあなんか判定します
GM:どうぞ!
御綿笹霧:7dx+3>=7 支援判定の分を入れてと
DoubleCross : (7R10+3[10]>=7) → 9[1,2,3,5,8,9,9]+3 → 12 → 成功

御綿笹霧:うむ
薄墨了助:やった!
GM:ムウーッ成功!進行値2獲得!
貴崎世怜:ヒュー!
GM:進行値…7/12
GM:ロールガアレバイマノウチ!
貴崎世怜:「こっちっす!多分2人はここを通ってるはず!」と路地を指差す
御綿笹霧:「…よし。」息を潜めて路地の様子を伺う
薄墨了助:「……あそこ」路地の物陰、何やら怪しい人影を見つける。「あの人、FHですよ」
薄墨了助:「根拠は、えっと……神様なんですけど」
御綿笹霧:「大丈夫、信じるよ」
御綿笹霧:そう、静かに言った次の瞬間には姿を消している。
薄墨了助:「……慣れてるんですね」
貴崎世怜:すこしはらはらしながら2人を見ている
FH構成員:「やはりこの方面か?」「ああ。なんなら少し派手にエフェクトを使ってあぶりだすか……」
GM:接近すると、物騒な会話が聞こえてくる。
御綿笹霧:では、まずは一人、背後から素早くステッキで首の後ろを殴打して昏倒させます。
GM:戦闘訓練も受けているであろうFHの構成員が、悲鳴を上げる事すらなく崩れ落ちる。
御綿笹霧:「すまないね。君たちに、個人的な恨みはないんだが」
FH構成員:「エッ」
御綿笹霧:身を翻して、そのままもう一人にステッキを叩き込む!
FH構成員:「ご……は」
GM:もう一人もその場に倒れ込む。命にこそ別状はないが、当分目を覚ますことはないだろう。
御綿笹霧:「……私には私で、護らねばならないものがあるのでね」
御綿笹霧:ステッキをつき、足で軽く地面をとんとん、と叩く。
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:78->80)
GM:というわけでこのラウンドは終了!
GM:◆ROUND 3/5◆
GM:判定…【肉体】 難易度7
支援判定…<知覚><交渉>
最大達成値…30

GM:進行値…7/12
GM:◆セットアップ◆
GM:ハプニングチャート!メイクアーップ!
GM:1D100
DoubleCross : (1D100) → 73

貴崎世怜:キラキラキラキラ
GM:73…チャンス到来!このラウンドの進行判定はダイス+5されます
薄墨了助:わーお
御綿笹霧:いえいいえい
貴崎世怜:つよいぜ!
FHエージェント:しかしそれは…優秀なFHエージェントの優秀なダイスも優秀に+5されるということ!
薄墨了助:ほほう、ではその優秀さ見せてもらおう
FHエージェント:<情報:噂話>で判定します
貴崎世怜:ふーん、あんたが優秀なエージェント?
FHエージェント:何でまだ技能が変わってないんだ…
FHエージェント:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,2,3,4,5,5,7,8,10,10]+10[6,10]+7[7] → 27

御綿笹霧:は?
GM:優秀…
貴崎世怜:優秀
薄墨了助:優秀だった……
GM:進行値3獲得!
御綿笹霧:許しがたい
GM:合わせて7です
貴崎世怜
[優秀な]
∩(・e・)∩

GM:食らいついて行く!
GM:さあ君たちも判定をするがいい。ダイス+5の恩恵を受けて…
薄墨了助:世怜さんからどうぞ!
貴崎世怜:では進行判定行きます! 肉体でダイスはいろいろ足して10……?
薄墨了助:10ですね
貴崎世怜:いっぱい…… 【肉体】で行きます
貴崎世怜:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,2,7,7,7,8,9,9,10,10]+4[3,4] → 14

貴崎世怜:うむ
GM:クリア!進行値2獲得
貴崎世怜:やったぜ!
GM:進行値…9/12
GM:再び判定技能が変わります。
GM:二人は、おそらくこの近くに潜伏している……が、シスターのエフェクト《天使の外套》で姿を隠しているようだ。
なんとかして見つけ出すしかない。

GM:判定…<知覚> 難易度8
支援判定…【肉体】、<RC>
最大達成値…30

御綿笹霧:難易度8に上がるか
薄墨了助:<知覚>で判定します。ダイスはいろいろあって10個。
薄墨了助:10dx>=8
DoubleCross : (10R10[10]>=8) → 10[1,2,2,2,3,3,4,7,10,10]+4[4,4] → 14 → 成功

御綿笹霧:ぱちぱち
GM:ぬうん…突破!進行値2獲得!
貴崎世怜:いえーい!
薄墨了助:いえーい
GM:進行値…11/12
GM:これは…まずい!御綿さんが決めてしまうかも!
御綿笹霧:やってやる!
貴崎世怜:やっちまってくだせぇ!
御綿笹霧:<知覚>で判定!なんと固定値があるのだ!
御綿笹霧:9dx+1>=8
DoubleCross : (9R10+1[10]>=8) → 10[1,1,3,7,8,8,10,10,10]+6[5,6,6]+1 → 17 → 成功

貴崎世怜:ヤッター!
薄墨了助:ヒュー!
GM:ぐわーっ
FHエージェント:ぐわーっ
御綿笹霧:いえーい
GM:進行値2獲得…クリア!
GM:仲間が定位置に戻ってこない事を訝しんだFH構成員の一人が路地へとやってくる。
FH構成員:「何やってるんだ?あいつら。まさか、やられちゃいないだろうな」
FH構成員:「ふふ……有り得んな。FH三鬼神と謳われた俺たちだ。リーダーの俺が居なければ、多少格は落ちるがな……ふふふ」
貴崎世怜:足音に気づいていたので、息を潜めて隠れている
FH構成員:「おーい!いつまでサボってんだー?」
GM:無警戒に呼びかけながら、男はずかずかと歩みを進める。
貴崎世怜:「……あと半日くらいじゃないすか、ねっ!」構成員が前を通り過ぎた瞬間、全力で体当たりだ!
FH構成員:「こひゅん」
GM:情けない叫び声を上げながら、構成員は壁に吹っ飛ばされて壁に激突!
貴崎世怜:「はぁ、はぁ……」息を整え、構成員の様子を伺いつつ近づく
GM:男は大の字にのびて、完全に意識を失っているようだ。
貴崎世怜:「FH三鬼神……手強い相手だったっすね……」安心からか少し軽口を叩く
薄墨了助:ちょんちょん、とその背中をつつく。
貴崎世怜:「わひゃっ」急につつかれて驚く
薄墨了助:「わっ、びっくりした」
貴崎世怜:「おっ、り、了助くんすか……びっくりしたのはこっちっす!」
薄墨了助:「えっと……あの二人、こっちの方に行ったみたいですね、って伝えようと思って」
薄墨了助:「間隔の狭い足跡がふたつ、靴もたぶん女物で……」
御綿笹霧:その後ろから小さく足音を立てて歩いてくる。
貴崎世怜:「ああ、その、ありがとうっす。……よく見てるっすねぇ」
薄墨了助:「……あの、気をつけてくださいね。僕だからよかったですけど」心配半分、からかい半分。
貴崎世怜:「あ、はい……」少し申し訳なさそうに笑い、足音の方を見る
薄墨了助:「御綿さんはどうですか? 手がかりになるようなものとか」
御綿笹霧:世怜ちゃんには安心させるように微笑んで。了助くんには真面目くさった顔で、
御綿笹霧:「手がかり、と、言うかだね」
御綿笹霧:そのまま、歩を進める。そして、ある地点で
御綿笹霧:ぴたり、と立ち止まり、こつこつ、とステッキで地面を叩く。
御綿笹霧:「……マリ。今はかくれんぼの時間ではないよ?」
GM:風景の一部がカーテンのように揺れ、その向こうから二つの人影が姿を現す。
シスター・マリ:「……もう、逃げられないみたいですね」
GM:くしくもその場所は、三日前に貴崎世怜が翔一君と出会った公園のほど近くだ。
翔一:「あ!せれんお姉ちゃんと、みわたお兄ちゃんだ!!」
貴崎世怜:「……あ」シスターと翔一くんを見て、思わず声を漏らす
GM:喜んで駆け寄ろうとする翔一君を、シスターは抱きかかえるようにして引き止める。
御綿笹霧:「…一体、なぜ逃げるんだい。何から、きみは逃げている」
シスター・マリ:「それは勿論……むろん、あなた達からです」
シスター・マリ:「”世界の守り手”から」
薄墨了助:「……うーん」小さく手を挙げる。「ちょっとだけ、訂正しますね」
薄墨了助:「それは僕だけです。御綿さんや貴崎さんはUGNとは無関係で、言ってしまえば巻き込まれただけなので」
シスター・マリ:「?」
薄墨了助:「あなたの発言次第では……えっと」世怜さんをちらっと見る。
薄墨了助:「誰と誰が敵対するか、くるっとひっくり返るかもしれません」
シスター・マリ:「……!」
GM:翔一君は、緊張したシスターの表情を不思議そうに見上げている。
薄墨了助:「御綿さんも、そう。守っているのは"世界"なんてものじゃない……はず」
薄墨了助:そう言って、御綿さんに視線を送る。
御綿笹霧:「……そうだね」
貴崎世怜:「……」緊張した顔で口を真一文字に閉じている
御綿笹霧:「私は、ボディーガードだ。だから、依頼人は必ず護る」
シスター・マリ:「それなら、私の事はいいんです。この子を守ってほしい」
御綿笹霧:「翔一くんを…」
シスター・マリ:「まだ、こんな小さな子供なのに……人ではなくなってしまった」
シスター・マリ:「いえ。私が、してしまった……」
貴崎世怜:少し驚いた顔でシスターを見、翔一くんを見る
御綿笹霧:目を細める。了助が持ってきた資料。確かそこには彼女の能力についても…
御綿笹霧:「…君は、翔一くんを助けようとしたんだね。いや、助けたんだ」
シスター・マリ:「傷を……治すだけのつもりだったんです」
シスター・マリ:「夜も遅いのに、翔一君が外に出ていくのが見えて。慌てて探しに出たら、その時にはもう」
シスター・マリ:「この子を轢いた車が逃げていくところだった……」
御綿笹霧:「………」
翔一:「あのね。公園にボールを忘れちゃったの」
翔一:「怒られるかなって思ったんだけど、誰かがボールをもって行っちゃったら困るから……」
御綿笹霧:「そうか。それは困るなあ。」穏やかに翔一くんに笑いかける
御綿笹霧:そして、シスターに向き直り、
貴崎世怜:「……!」資料のこと、事件のこと、翔一くんと遊んだ日のことが頭のなかで繋がる
御綿笹霧:「…ねえシスター。それで君は、彼に手を差し伸べたことが間違いだったと思っているのかな?」
シスター・マリ:「間違ってなんかいない。あのまま放っておいたら、この子は死ぬだけだった!でも」
シスター・マリ:「私は神に祈りを捧げながら、可能性に賭けた……その、結果は……!」
御綿笹霧:「そうだ、間違ってなどいない。そして、」
御綿笹霧:「それは、罪でもない。いいかいマリ」
御綿笹霧:「愛しい者を救いたい。その願いと行いに、罪などないよ」
シスター・マリ:「御綿さん」
GM:シスターの両目から、頬を伝って滴が落ちる。
シスター・マリ:「罪ならば。その後にも重ねました」
シスター・マリ:「私はこの子の、歪んだ、復讐の願いを肯定した」
御綿笹霧:穏やかな表情を崩さず、シスターの言葉を聞いている。
薄墨了助:「……」翔一くんの様子を注意深く観察している。何かおかしい。
GM:翔一君は話の内容についていけず、目を瞬かせている。
シスター・マリ:「UGNの方ならば…既に、調べはついているのでしょう?」
薄墨了助:「……ええと、翔一くん」
翔一:「なーに?」
薄墨了助:「僕のことは覚えてない?」
薄墨了助:「僕と君が会うのは、ここが初めてじゃないはずなんだけど」
翔一:「えっと…お昼に、ひだまりえんに来てた。ゆーふぉーの話してた」
薄墨了助:「うーん……それだけ……?」困った顔でシスターに視線を移す。
シスター・マリ:「……?」
GM:シスターもどこか困惑した表情を浮かべている。
薄墨了助:「シスターさん、えっと……」
薄墨了助:「これは、どういうことです?」
貴崎世怜:了助くんの言葉を受け、ハッとした顔でシスターと翔一くんを見る
御綿笹霧:目を瞬かせている。
貴崎世怜:「……じゃあ、じゃあその」
貴崎世怜:「しょういちくん、その、さっき何か、その、怖いものに襲われたり……しなかったすか?」
翔一:「こわいもの……?」
GM:少年は首をかしげている。
貴崎世怜:「……!」目に少し希望が戻る「その、黒くてドロっとしてる感じの……その……」
貴崎世怜:「見てない?」
翔一:「うーん?見てないとおもう。いたいのとか、こわいのとか、みんなとんでけーってしちゃうから平気だよ」
貴崎世怜:「……おまじない、効いてるみたいっすね。にひひ」もしかしたら、”まだ”、戻ってこれるかもしれない
シスター・マリ:「そんなはずは……。一度堕ちた者は、決して元に戻る事はないと!それが、絶対のルールだと」
シスター・マリ:「そうではないの……?」
貴崎世怜:「わかんないっすよ。けど」
貴崎世怜:「『しょういちくんは、戻ってくる』っす」希望を持って口に出す
GM:と、ここで強制イベントが発生するよ
貴崎世怜:わぁいイベント
GM:具体的には
GM:真っ赤なスポーツカーが突っ込んできます
御綿笹霧:おう
御綿笹霧:「…うむ。何が何やらさっぱりではあるが、……!」
GM:けたたましいエンジン音と共に、猛スピードで君たちの方へ突っ走ってくる一台のスポーツカー!
GM:ランボルギーニ カウンタック LP500
御綿笹霧:シスターと翔一くんを庇う!
薄墨了助:車種まで!
御綿笹霧:こだわり!
薄墨了助:世怜さんを抱えて飛び退きたい!
貴崎世怜:抱えられたい!
薄墨了助:きゃっ
GM:間一髪!君たちは車との激突を回避した!
貴崎世怜:きゃっきゃっ
GM:きゃっきゃしてやがる
FHエージェント:「はははははは!」
FHエージェント:「いささか遅れを取ってしまったようだが……まあいい!ここから取り戻す!」
GM:車のドアが開き、姿を現したのは…スーツに眼鏡、そしてオールバックの男!
春日恭二:「この春日恭二のオンステージ!というわけだ!」
御綿笹霧:ど、どこかでみたことある!
御綿笹霧:ゆ、優秀なエージェント!!
薄墨了助:「ああ、びっくりした。危なかったですね」世怜さんを放して車の方を見る。
御綿笹霧:「大丈夫かい、マリ、翔一くん」
シスター・マリ:「はい……すみません、御綿さん」
貴崎世怜:「お、おうふ……」いろいろなことが起きてちょっと混乱するが、とりあえず車の方を見る
翔一:「……」
GM:翔一君は無言で車の方を見つめている。
薄墨了助:「あの、こういうのよくないですよ」春日に。
春日恭二:「ふんっ、一人くらい仕留められるかと思ったが、さすがはUGNとその仲間たち!」
御綿笹霧:「…私は、もし彼が戻らないとしても、君と、彼を護るつもりだ」シスターの耳元に囁いて、エージェントの方に向き直る。
貴崎世怜:しょういちくんをちらっと見、エージェントをキッと睨む
春日恭二:「さて、ビジネスの話をしよう。UGNに君たちの居場所はないぞ。来るべきはFHだ」
GM:春日は手櫛で髪を整え、大仰に手を開いてシスターと翔一君に語りかける。
御綿笹霧:「何だ。二人の命を取りかけて、そのまま勧誘かい?それは少し、行儀が悪いね」
薄墨了助:「轢かれかけた相手の勧誘を聞く人、いないと思うんですけど」
春日恭二:「う、うるさいっ。ちょっと手順を間違えて失敗しただけだ」
貴崎世怜:「信用される気概ってのを、微塵も感じられないっすよ」
シスター・マリ:「何度来られても丁重にお断りします」
御綿笹霧:「はあ。噂に違わずドジっ子さんなんだね、君は…”ディアボロス”」
春日恭二:「誰がドジっ子だ!かわいく言うな!」
貴崎世怜:こんな感じで何度も来てたのかと、ちょっとだけ呆れ顔になる
春日恭二:「ふん。それに、どうやら、まんざらでもない奴も居るようだぞ?」
翔一:《光芒の疾走》を使用。春日恭二の近くへと移動します。
貴崎世怜:なんてこった!
翔一:「おじさんについていったら、もっといっぱい消せる?」
春日恭二:「おお、好きなようにやるがいい。戦力として使えそうならばうまく使ってやる」
貴崎世怜:「……!し、しょういちくん!ダメっす行っちゃあ!」
GM:たぶんみんなの予想している通り、春日と翔一君は《瞬間退場》で退場しますので
GM:何か言いたい事があれば言うがいいのだ
御綿笹霧:予想もしてなかった…不憫で先見性がない
薄墨了助:「神様は……」攻撃動作を取ろうとし、一瞬迷う。どちらを狙うべきか。
薄墨了助:明確な敵であるFHか? なんとしても止めるべき翔一くんか?
御綿笹霧:「……うーん。"ディアボロス"。君は、その子をどう扱うつもりかな」
貴崎世怜:呪具となる煙を出す時間はない。が、翔一くんに輪廻の獣の力を見せることに躊躇う
春日恭二:「良い質問だ!我々はUGNのように、手に追えぬオーヴァードとて簡単に処分するわけではないぞ」
御綿笹霧:二人と対照的に、ステッキは手に持っているものの、攻撃する姿勢は見せていない
春日恭二:「この少年の特性をじっくりと観察し、必要に応じて様々な方法で役に立ってもらう」
御綿笹霧:「うんうんなるほど。…………そうか……」
御綿笹霧:「『簡単に処分』、ね」
春日恭二:「何か違ったかな」
御綿笹霧:「ああ…違うとも」その声は、驚くほど低い。
御綿笹霧:「……今もアイツは彷徨っている。保護も、『処分』すらされずに」
御綿笹霧:「それでも、『UGN』は、持てる手を尽くした。あらゆる方法を使って、救おうとした」
御綿笹霧:次の瞬間、御綿は春日に肉薄している。
春日恭二:「……!」
御綿笹霧:白いステッキの先が春日の顎に当たる。
御綿笹霧:エメラルドの瞳が険しく悪魔を睨む。
御綿笹霧:「…気が変わったよ。元々『私情』でやっている仕事だ」
御綿笹霧:「きみには、渡せないな」
GM:春日はニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
GM:次の瞬間、スーツのジャケットがばさりと翻って御綿さんに覆いかぶさる。
御綿笹霧:「うあっ!?」
春日恭二:《瞬間退場》
翔一:同じく《瞬間退場》
GM:来た時と同じような勢いで車が走り出し、あっという間に遠ざかっていくのだ。
シスター・マリ:「待って!その子を連れていくのは……!」
GM:手を伸ばしても、もはや遅い。
薄墨了助:「……ああ」がっくりと肩を落とす。
御綿笹霧:「くそ……っ」ジャケットを引き剥がし、地面に叩きつける。
貴崎世怜:「……っく」躊躇っていなければ、と拳を握る
シスター・マリ:「ああ……結局、何も変わらない」
シスター・マリ:「いくら神に祈りをささげようとも、こんな結果しか……」
薄墨了助:「神様は」
薄墨了助:「全知である神様は、全てお見通しです」妙に間延びした声色で語り始める。
薄墨了助:「いい行いも、悪い行いも。僕たちの心の中も」
薄墨了助:「だから、言葉を伝える必要なんてないのに」シスターに向かって首を傾げる。
シスター・マリ:「……?」
薄墨了助:「どうして人は、祈りを口にするんだと思います?」
シスター・マリ:「それ、は……」
貴崎世怜:「自分に聞かせるためっすよ」拳をほどきながら、ぼそりと言う
薄墨了助:「……」世怜さんの言葉に、ぱちぱち目を瞬かせる。
貴崎世怜:「祈りの言葉は、自分のためにある。言葉には力がある。だから、その……なんというか」指で頬をかく
貴崎世怜:「ダメだって言うより、大丈夫って言う方が、きっといいんすよ。だから、えっと」
貴崎世怜:「『しょういちくんは、戻ってくる』って、シスターさんも、言葉にしてみてください……っす」言葉のおまじない 呪術としてはもっとも簡単なもの
貴崎世怜:「シスターさんが、そう願っているなら」
シスター・マリ:「……」
GM:シスターは涙を拭き、立ち上がる。
シスター・マリ:「そうね……祈る事は、主に救いを求める事ではないと。最初に、そう教わったのだった」
シスター・マリ:「シスター失格ね」
シスター・マリ:「翔一君はきっと戻ってくる。無事に戻ってくる。そのために……力を貸していただけますか」
貴崎世怜:「当然っすよ、その、わたしでよければ」にへ、と笑う
御綿笹霧:「…………ああ。勿論だとも」世怜の言葉を聞いて、暫し目を閉じていたが、問われればいつもの笑みでそう答える。
薄墨了助:「祈りましょう。あなたは、あなたの神様に」シスターに笑顔を向ける。
薄墨了助:(僕は、僕だけの神様に)心の中で、つけ加える。
御綿笹霧:(…細雪は、戻ってくる)再び目を閉じて、呟く。
GM:シーンをカットします
GM:ロイス調整、調達などあればどうぞ
御綿笹霧:強化素材を調達します。
御綿笹霧:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 7[1,6,7,7] → 7 → 失敗

薄墨了助:協力者/シスター・マリ/○憐憫/隔意 取得します。最後の1枠!
御綿笹霧:むり
GM:オウケイッ
薄墨了助:それから、謎のシルエットへのロイス感情を「執着/○脅威」に変更。Nが表です。
GM:ラジャーっ
薄墨了助:ダメ元でメイド服狙います。
貴崎世怜:シスターさん/シスター・マリ/庇護○/不安 で取ります
薄墨了助:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 8[3,7,8] → 8 → 失敗

GM:OKOK
薄墨了助:全然駄目!以上!
貴崎世怜:あと翔一くんの感情を幸福感/○心配に Nを表にします
GM:了解!
貴崎世怜:調達はまあ、大丈夫かなあ
GM:了助くんにメイド服を買ってあげてもいいんですよ
貴崎世怜:買いましょう(即決)
薄墨了助:!?
GM:完全に事案
貴崎世怜:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 10[4,9,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

貴崎世怜:!?
薄墨了助:惜しかった
GM:惜しいww
御綿笹霧:おしいい
貴崎世怜:あと1……お金があれば……
GM:以上で全員オッケーかな?
薄墨了助:はーい
貴崎世怜:オッケーです!
御綿笹霧:OK!
GM:ではシーンカットな~
GM:◆ミドルシーン5 END◆

GM:◆ミドルシーン6◆登場PC…御綿笹霧(全員登場可)
GM:情報項目を貼ります
GM:・翔一君の状態<RC><情報:UGN>9
GM:これのみよ。
薄墨了助:とりあえず様子見します!
GM:この項目の調査が終わればクライマックスシーンへ突入しますので
御綿笹霧:ふっ坊ちゃんは寝てな
御綿笹霧:ちょちょいと終わらせてやるからよ
貴崎世怜:地味にぼくもヤバイのか
GM:ヒューッ
貴崎世怜:キャーカッコイイー!
御綿笹霧:ていうか世怜ちゃんの方が侵蝕高いな
GM:登場する人は侵蝕をアゲて登場するがいい
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:80->82)
御綿笹霧:低い
GM:落ち着き~!
薄墨了助:大人の落ち着き
貴崎世怜:落ち着きだぜ
GM:登場は笹霧さんのみか!
貴崎世怜:とりあえず様子見します!
GM:では調査を…するがいい!
御綿笹霧:する!
御綿笹霧:とりあえず情報:UGNで振ります
御綿笹霧:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[2,3,5,8] → 8 → 失敗

御綿笹霧:うなれ!財産ポイント!
GM:キラリーン
御綿笹霧:1消費します。
貴崎世怜:キャバァーン
GM:ああっと!8点の達成値に…財産ポイントが加算され、9点に!
GM:突破だーっ!
GM:情報を開示しよう!
貴崎世怜:ヤッター!
御綿笹霧:テーブルについてにやりとする
GM:・翔一君の状態
交通事故にあった翔一君は、シスター・マリのエフェクト《抱擁》によってオーヴァード化した。
その際、翔一君が受けた強い苦痛、自分を轢いた車に対する憎悪がレネゲイドビーイングとして独立。
このRBは既にジャーム化しており、放置しておけば翔一君の侵蝕もどんどん進んでいくだろう。
現在は春日恭二と共に首都高へ向かっているようだ。

GM:以上!
御綿笹霧:レネゲイドビーイングにはそう言うタイプもいたのだった
御綿笹霧:なるほど…
GM:雑然と今回の事件資料が積み上げられた、薄暗い資料室。
GM:PCのディスプレイが放つ光が、青白く部屋を照らしている。
御綿笹霧:キーボードを人差し指で叩きながら、食い入るようにディスプレイを見つめている。
御綿笹霧:普段はかけていない眼鏡をしている。(ブルーライトカット眼鏡)
御綿笹霧:「……やっぱりそうだ。以前、似たケースを見たことがあったが…」
御綿笹霧:了助たちの指摘でわかった、翔一くんの異常。
御綿笹霧:…知識としては知っていた。だが、鈍感な自分だけでは気づくことはできなかった。
御綿笹霧:「協力型レネゲイドビーイング。…あの状態を説明できるのはそれしかない」
御綿笹霧:そして、ふ、と打鍵をやめる。
御綿笹霧:眼鏡を外すと、少し顔を上に傾け、鼻根を軽くつまむ。
御綿笹霧:(……あれが翔一くん本人でないことがわかったのはいい)
御綿笹霧:(いや、翔一くんが手遅れでないことがわかった、と言った方がいいか)
御綿笹霧:閉じられた瞼の裏に、シスターと翔一くんの姿が浮かぶ。
御綿笹霧:(翔一くんの感情、心から生まれたレネゲイドビーイング。……マリは、それを知った上でも彼に祈りを捧げるのだろうか)
御綿笹霧:(翔一くんではない"翔一くん"は、……)
御綿笹霧:そこまで考えて、首を振る。
御綿笹霧:「……本当に、難儀な性格をしているものだよ私も」
御綿笹霧:「でもね、……細雪」
御綿笹霧:かつてジャームになった、双子の妹の名を呟く。
御綿笹霧:「私は今でも……今のお前も、護りたいのだよ」
御綿笹霧:……資料室から、灯が消える。
GM:シーンをカットします
GM:ロイス、調達あればどうぞ
御綿笹霧:ロイスを取得します。
御綿笹霧:迷子/"翔一くん"/懐旧/憐憫:○/ロイス
GM:迷子…!
GM:Okです。調達は何かありますでしょうか
御綿笹霧:調達は…強化素材狙いましょう。
御綿笹霧:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 4[2,2,2,4] → 4 → 失敗

御綿笹霧:ぜんぜんだめ
御綿笹霧:最低限の社会性で生きてる
GM:是非もないネ
貴崎世怜:下心があれば買えた可能性……
GM:シーンをカットするヨ
御綿笹霧:はーい
GM:◆ミドルシーン6 END◆

GM:◆クライマックスシーン◆全員登場
薄墨了助:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 9[9]+96 → 105

御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:82->89)
薄墨了助:ぎゃっ
GM:来ますねえ
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:97->104)
貴崎世怜:おっふ
御綿笹霧:今回もう衝動判定すませてる上に出ずっぱりなのにこの数値はちょっとおかしい
御綿笹霧:むしろ二人が普通だ!
貴崎世怜:大人の落ち着きパワーすごい……
GM:大人の余裕が出ちゃったな
GM:なお、このクライマックスシーンについて
薄墨了助:さすが頼れるお兄さん
御綿笹霧:出ちゃったか〜〜〜
GM:君たちはシスター・マリを連れていくかどうかを選択できる。
御綿笹霧:なんと
薄墨了助:ほほう
貴崎世怜:ふぅむ
GM:連れていった場合、彼女の残り一回の《カバーディフェンス》を好きなタイミングで使用してよいものとします
御綿笹霧:盾?!
GM:盾だぜ
貴崎世怜:やさしさ……
薄墨了助:御綿さんが攻撃しなかった1回分
御綿笹霧:ああ…
御綿笹霧:うーむ、PL的には連れて行きたいような気もするが
貴崎世怜:あのムーブがものすごく影響を……
貴崎世怜:世怜はシスターさんがついてくるって言うなら多分止めません
御綿笹霧:関係ないところですべてを終わらせたくない感じはあるな…
薄墨了助:了助はシスターの意思次第、かなぁ
御綿笹霧:あ、もちろんシスターの石を尊重します
薄墨了助:危険ではあるけど、そもそも彼女は最初から危険を承知で動いてたわけだし
GM:STONE…
御綿笹霧:やめてwww
貴崎世怜:CITY…
GM:やめろww
薄墨了助:不意打ちでw
GM:では、ちょっとそのへんの会話を入れさせてくださいな
貴崎世怜:はーい
御綿笹霧:了解でーす
薄墨了助:はーい
GM:----
GM:疑問は解けた。向かうべき場所もわかった。あとは、行動するのみ。
GM:君たちはその準備を整えている。
シスター・マリ:「……皆さんに、お願いがあります」
GM:君たちに向かって、シスターが唐突に切り出す。
御綿笹霧:リラックスした姿勢でコーヒーを飲んでいるが、真剣な眼差しをシスターに向けている。
薄墨了助:「お願い、ですか?」
貴崎世怜:シスターの方を向く
シスター・マリ:「はい。これから行われる戦いの場へ、私も連れていっていただきたいのです」
御綿笹霧:カップを静かに置く。
御綿笹霧:「…理由を、聞いてもいいかな」
シスター・マリ:「一つは、あの子をオーヴァードにしてしまった責任を取るためです」
シスター・マリ:「そしてもう一つ。あの子の力の、犠牲になった人が居るのは事実です。私が見殺しにした人達です」
シスター・マリ:「その罪は、どうしても償えるとは思えませんが」
シスター・マリ:「せめて何か一つ、あの力を止めるために手を尽くしたい」
御綿笹霧:「……責任か。偉いな……きみは」少しの間、遠い目をすると、柔らかく笑む。
御綿笹霧:「うん。きみの願いを叶えよう」
御綿笹霧:事も無げに言う。
シスター・マリ:「いいんですか、御綿さん……」
シスター・マリ:自分で願っておいて、少し驚いたような表情で尋ねる。
御綿笹霧:「きみは多分、『正しい』ことをしようとしているんだと思う」「でもね」「私にはそんな事はまあ、いいんだ。重要じゃない」
御綿笹霧:「私が願うからだよ。あの子をずっと護ってきたきみが、何もできずに終わらないようにと、」
御綿笹霧:「"あの子"の最期に、きみがそばにいてくれるようにと」
シスター・マリ:黙して頷く。
薄墨了助:「えっと……危ないですよ。言うまでもないとは思いますけど」
シスター・マリ:「それも、覚悟の上です。決して足手まといにはならないよう努めますし」
シスター・マリ:「自分の身は、自分で守ります」
御綿笹霧:それを聞いて何か言いたげにシスターを見るが、すぐにやめる。
薄墨了助:「……思い詰める人ですね、シスターさん」
シスター・マリ:「いけませんか」
薄墨了助:「でも、嬉しいです。翔一くんのことをよく知るあなたが来てくれたら、頼もしい」にっこり笑う。
薄墨了助:「くれぐれも無茶はしないでくださいね。UGNが守る日常は、あなたたち皆のものですから」
貴崎世怜:やり取りを見て、少しホッとしたように笑う
シスター・マリ:「……ごめんなさいね。貴方が最初、園に来た時。あんな態度を取ってしまって」
薄墨了助:「……次からは、相談してくださいね」
シスター・マリ:「……ええ。気を付けます」微笑みを返す。
貴崎世怜:「あ、そういえば」
貴崎世怜:「しょういちくんが言ってたんすよね。『シスターは優しいけど、怒るとこわい』って」冗談ぽく笑う
シスター・マリ:「まあ。子供達を怒るのは、いくら言っても聞かないときや悪戯をしかる時だけですよ」
貴崎世怜:「ふふ、やっぱり、すっごい優しい人っすねぇ、シスターさん」
シスター・マリ:「いいえ。優しいというのは、あなたのような人」
貴崎世怜:「はぇ、わたし?」不意をつかれ、変な声が出る
シスター・マリ:「ええ。ごく最近知り合った子供のために、力を尽くしてくれるような人のことです」
貴崎世怜:「ああ、いやあ、それは、その」照れてしどろもどろになる
貴崎世怜:「困ってるなら、その、ほっとけないというか……」
シスター・マリ:「それを優しいと言わずして何と言うのですか……ねえ」二人にも同意を求める。
薄墨了助:「僕も、困ったときには頼っちゃいますね」冗談ぽく言う。
御綿笹霧:「そうだね。世怜はいい子だ」にこにこしながら世怜ちゃんを見ている。
貴崎世怜:「はっ、ふ、二人まで……」顔が赤くなる
GM:----
GM:首都高速道路付近、とあるビルの屋上。
GM:スーツの男と少年が、闇を裂いて進む眩い車のヘッドライトを眺めている。
春日恭二:「さあ、獲物だ。お前の力を見せてみろ」
春日恭二:「衝動を抑える必要は無い。存分に振るえ」
翔一:「……」
GM:少年の身体から漆黒の輪が生み出され、大きく広がっていく。
GM:輪の縁からはいくつもの巨大な腕が伸び、翼のように羽ばたいている。
御綿笹霧:「……随分と、君と違って可愛くない天使だねえ」その背後から、気の抜けた声がかかる。
GM:声を掛けられた少年と春日恭二は素早く振り向く。
御綿笹霧:「や。翔一くん。ちょっと言い忘れてたことがあったから、来たよ」かるく手を上げて微笑む。
翔一:「いらない。全部消して、終わり」
御綿笹霧:「おやおや。悪い子だ。んー、でも、そうつっけんどんにされると結構寂しいぞう」
御綿笹霧:ステッキを横にして後ろ手に持ちながら笑う。
春日恭二:「は。ジャーム相手に小言とは、ずいぶんヒマを持て余していると見える」
春日恭二:肩をすくめてせせら笑う。
薄墨了助:「気持ちいい夜ですから。話し相手もほしくなります」
薄墨了助:「心に余裕のある大人なら、ですけどね」
薄墨了助:「ところで……えっと」翔一くんに向き直る。「全部消して、終わり。でしたっけ」
翔一:「……」
翔一:観察するように、無機質な視線を向ける。
薄墨了助:「それが君の望みですか」小さく首を傾げる。「翔一くんとは随分違いますね」
翔一:「僕は、僕とは違う」
翔一:「僕を苦しめるもの、僕を殺そうとするもの、全部許さない」
薄墨了助:「そう。それは翔一くんじゃない、新しく生まれた君の望み」
薄墨了助:「君は翔一くんから生まれたけれど、彼自身じゃない。そんな君のわがままに、彼を巻き込まない方がいいと思いますよ」
春日恭二:(何の事だ……?)
春日恭二:話についていけず、眉をひそめる。
薄墨了助:「神様は、君を見ています」
貴崎世怜:穏やかな表情で煙草に火を点け、ふうと煙を吐く
貴崎世怜:その目は翔一くんを見ている
貴崎世怜:「……ふたつ、ふたつだけ謝りたいことがあるんすよ」
翔一:「……」
貴崎世怜:「ひとつは、さっき。君を呪い殺そうとしたこと」
貴崎世怜:「もうひとつは」短くなった煙草を影の中に捨てる
貴崎世怜:「今からわたしは、しょういちくんを助けるために」
貴崎世怜:「君を、呪う」足元の影が、今にも昇らんと蠢き出す
翔一:「呪いなんかで、僕は死なない。おまじないなんか信じない」
翔一:頭上の黒い光輪が回転し、腕がぞろりと動く。
春日恭二:「ははは!そうだなあ。お前の目的の為、まずは邪魔なこいつらを排除せねばな」
御綿笹霧:「あーあー、もう!わかったよ、仕方ないなあ!」大仰に手を上げる。
御綿笹霧:「じゃあ、きみの望む通りにしよう!私を消してみるがいい!…ただし」
御綿笹霧:「私も、そう簡単には消されないがね」
御綿笹霧:すらりと、しなやかにステッキを構える。
春日恭二:「ふん。ではやるか、少年。……という呼び名も締まらんな」
春日恭二:「この私がゴッドファーザーになってやろう。お前の名は”テリオステュリス”、以後それをコードネームとする」
テリオステュリス:「勝手にすればいい……」
GM:二人が構え、臨戦態勢を取る。
GM:というわけで戦闘に入ってもいいかな
薄墨了助:はーい!
御綿笹霧:やるぜ
貴崎世怜:アイアイサー!
GM:OK。予告した通り、衝動判定はありません
GM:エンゲージは(PC達)--
GM:(PC達)-10m-(エネミー達)のシンプルな状態
GM:それでは行くぞ!
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
テリオステュリス:《爆裂重力》
テリオステュリス:このラウンド間に行う攻撃のダメージを、60点プラスします
薄墨了助:ヤバい
貴崎世怜:ウワーッ
テリオステュリス:(エネミーがダメージを受けた時点でこの効果は解除されます)
御綿笹霧:行動値!
GM:春日は何もありません
薄墨了助:僕は何もなし!
御綿笹霧:こちらもなし
貴崎世怜:セットアップあります!あとちょっとだけ演出したいけど手番の時でもいいです
GM:ゴーゴー
貴崎世怜:コンボ:『呪典之弐"丑の刻"・外典』《原初の黄:得意領域》+《ヒュドラの怒り》 〈RC〉ダイス+4 メジャーアクションダイス+3 攻撃力+18 暴走
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速はテリオステュリス。
テリオステュリス:マイナー《オリジン:ヒューマン》
テリオステュリス:メジャーで隠密状態になります。
GM:黒い円環が少年の身体を包み、夜の闇の中に姿が消えていく。
御綿笹霧:メジャーで隠密に!
薄墨了助:なんと!
貴崎世怜:なんてこったなのだ!
GM:くくく…これでメジャーアクションの対象にならないという寸法よ!
GM:そして春日の手番です。
どどんとふ:「薄墨了助」がログインしました。
春日恭二:マイナー《破壊の爪》《ハンティングスタイル》
春日恭二:武器作成し、PC達のエンゲージへ。
春日恭二:メジャー《渇きの主》《吸収》《オールレンジ》《獣の力》《コンセントレイト:キュマイラ》で攻撃します
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3

GM:対象は世怜ちゃーん。
貴崎世怜:ウワ~ッ!暴走なのだ~!
薄墨了助:紅一点になんてことを
GM:戦場に男も女も無いさ…
GM:判定します。
春日恭二:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,4,4,8,9,9,10]+10[4,5,9,10]+4[2,4]+4 → 28

貴崎世怜:ダイペナがうれしくない……早速シスターさんに頑張ってもらうか……?
GM:そう、ダメージ時、ラウンド間の判定ダイス-2の効果があるんですなあ
貴崎世怜:あとダメージ的にちょうど死ぬのか……シスターさんもらっていいのだろうか
GM:まだダメージ判定は出してないス!これは白兵の達成値
貴崎世怜:あ、ほんとだ!暴走なのでリア不です!
GM:ダメージも出そう
春日恭二:3d10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 12[5,2,5]+14 → 26

春日恭二:「なるほど。身を隠して確実に仕留める、という動きか」
春日恭二:闇に消えた少年の姿を認め、ほくそ笑む。
春日恭二:「ならばこちらは……かき乱すのが上策」
GM:そう言った次の瞬間、獣化した腕を振り上げ貴崎世怜の眼前まで踏み込んでいる。
春日恭二:「見た所、貴様だけが素人だ。引っ込んでいるんだな!」
GM:巨大な鉤爪を振り下ろす一撃!
貴崎世怜:「つ、あっ」影が胸あたりまでを飲み込んでいる。回避行動が追いつくはずもなく、鉤爪に切り裂かれる!
御綿笹霧:「世怜!」
貴崎世怜:傷口を無理矢理影が塞いでいく。肉体が徐々に獣へと変異し、輪郭がほどけていく
薄墨了助:「っ……」変容に息を呑む。
薄墨了助:すぐに視線を彼女から離す。今、意識するべきはそこではない。神様が示している。
GM:次は了助君の手番!
薄墨了助:「……神様は、全てを見ています」
薄墨了助:オートアクションで原初の混沌を使用、ユニークアイテム天の火を取得。マイナーで《陽炎の衣》《ポルターガイスト》、天の火を破壊して攻撃力+40、あと隠密状態に。
GM:なんか来た…
薄墨了助:侵蝕105→112
薄墨了助:メジャー アクションで《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》。《光と闇の眼》の効果で対象にできるので、テリオスチュリスを狙います!
薄墨了助:テュリス
GM:ひいい…隠密なのに!見つかる!
薄墨了助:謎のシルエットへのロイスをタイタス化して昇華、判定ダイス+10しよう。
GM:容赦ねえ!?
薄墨了助:判定行きます!
GM:カモン!
薄墨了助:20dx+2
DoubleCross : (20R10+2[10]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,5,6,6,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+9[2,5,8,9]+2 → 21

薄墨了助:あ
薄墨了助:C値入れてなかった!
GM:ち、ちくしょう
GM:もう一度どうぞ!
薄墨了助:すみません!
薄墨了助:20dx7+2
DoubleCross : (20R10+2[7]) → 10[1,1,1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,3,3,5,7,10,10]+5[1,4,5]+2 → 27

薄墨了助:さほど変わらない……!
御綿笹霧:うん・・・
GM:リアクションすると隠密が解ける…が、解けても一緒だな!
テリオステュリス:ドッジします
貴崎世怜:そういうこともある……
テリオステュリス:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[5,5,6,9,10]+5[5]+2 → 17

御綿笹霧:こわっ!
GM:チクショーッ!
薄墨了助:せーふ
薄墨了助:ではダメージ!
GM:ふっ、まあ大したダメージじゃああるまい
薄墨了助:3D10+49
DoubleCross : (3D10+49) → 15[8,2,5]+49 → 64

GM:痛い
貴崎世怜:火力
御綿笹霧:強さ
GM:ぬおおお!こうなれば《ワームホール》で同じだけのダメージをお返し…
GM:できない…隠密だから…
御綿笹霧:リアクションで解けたのでは…?
薄墨了助:こっちが隠密なので!
貴崎世怜:了助くんが隠密……!
御綿笹霧:あっ、なるほど
御綿笹霧:そっちかー
GM:そう、了助くんが隠密なので対象にできない
GM:一方的にやられる!
貴崎世怜:返し手が、効かない!
御綿笹霧:隠密どうも慣れないぜ
薄墨了助:隠密同士だったのでややこしい
薄墨了助:「神様は目に見えない。神様は喋らない。だけど、神様は『跡』を残す」誰向けてでもなく、独り言のように語り始める。
薄墨了助:「それは特別なものじゃない。いつもの景色に、人々の暮らしに。僕たちが目をこらせば、その『跡』は世界に溢れているのに」
薄墨了助:「なのに、誰もそれに気づく人がいないから」ふと、天を見上げる。都会の空に、いくつか小さな星が瞬いている。
薄墨了助:「見えるものを。聞こえるものを。分かりやすい『奇跡』を見せる必要があるんです」
薄墨了助:風が巻き上がる。天に向けて、不可視の巨大な『何か』が舞い上がっていく。そして。
薄墨了助:「これが、神様の奇跡です」
春日恭二:「なんだこいつ……何を?」思わず後ずさる。
薄墨了助:巨大な光条が、姿を消していたテリオステュリスに正確に降り注ぐ。
テリオステュリス:「ぐあっ、はっ!!」
薄墨了助:「神様の前で、自分を隠しておくことはできないんです」当たり前のことが起こっただけ、という風に、首を傾げてみせる。
GM:闇が晴れ、膝を着いた少年が姿を現す。
薄墨了助:侵蝕112→115
GM:テリオステュリスがダメージを受けたため《爆裂重力》の効果が解除されます
貴崎世怜:ヤッター!
御綿笹霧:よかったー!
薄墨了助:安心!
GM:とはいえ、まだ生存!
GM:そして次は世怜ちゃんの手番なのだ
貴崎世怜:ハーイ!
貴崎世怜:マイナーはなし、メジャーでコンボ:呪典之参”五寸釘” 侵蝕+6
貴崎世怜:対象は春日とテリオステュルスの二人!
GM:お、隠密が解けたから対象にされちゃう
貴崎世怜:テュリスか
GM:判定をどうぞ
貴崎世怜:12dx7+3
DoubleCross : (12R10+3[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,6,7,7,7,9,9]+10[1,2,4,6,10]+10[7]+6[6]+3 → 39

GM:高いわ
春日恭二:《イージスの盾》ガードします
貴崎世怜:ドッジダイスは-1です!
テリオステュリス:《魔人の盾》を使用。ガードします
貴崎世怜:こしゃくだぜ
GM:ダメージヲ算出セヨ
貴崎世怜:4d10+24 ピガー ケイサンチュウ ケイサンチュウ
DoubleCross : (4D10+24) → 31[9,9,3,10]+24 → 55

GM:!?
GM:だ、ダメージダイスの出目が…おかしい…ぞ!
春日恭二:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 14[5,9]+1 → 15

GM:すごいぜ春日!ガード値15!
貴崎世怜:野性解放したから……
テリオステュリス:こちらはガード値+30
貴崎世怜:かったい……
御綿笹霧:ひええ
GM:二人とも何とか生存!
薄墨了助:タフだ
御綿笹霧:でも魔人は1シーン1回だから結果オーライ
貴崎世怜:セットアップで104→111 今回で111→117
貴崎世怜:レネゲイドの暴走。それによって世怜の肉体、その輪郭は完全に解け、貴崎の創り出した輪廻の獣たる不定形の人型に成り果てる……かに見えた。
貴崎世怜:「   いじょうぶ、だい  うぶ」微かに、左半身の輪郭が貴崎世怜の形を、取り戻す。
貴崎世怜:欠けているものを埋めたいという、強烈な飢餓衝動。獣がもたらすそれらを、”自分のもの”と認識する。
貴崎世怜:半人半獣の異形は、左手で春日恭二とテリオステュリスをそれぞれ指差す。
貴崎世怜:すると、二人の影がそれぞれ無数の針と化し、彼らを喰い殺さんとする。
春日恭二:「ぬうっ!?まさか……この力は!!」
テリオステュリス:「うう……ううう!」
GM:ガードを掻い潜って、針が突き刺さる。
貴崎世怜:「だい、じょう、ぶ」自分に向けたまじない言葉を、異形が呟く
春日恭二:「チッ。素人かと思えば、厄介な」
GM:続いて御綿さんの手番
GM:…の前に!
テリオステュリス:そう、《加速する刻》だ
貴崎世怜:ヌワーッ!
薄墨了助:ぎゃー!
御綿笹霧:だよね!
GM:本来ならここで爆裂重力の載った痛い攻撃をぶっ放す予定だったが…仕方あるまい
テリオステュリス:マイナー《ダークマター》《主の恩恵》
テリオステュリス:メジャー《コンセントレイト:バロール》《インビジブルハンド》《魔王の理》《幻惑の光》《ピンポイントレーザー》《レネゲイドスマイト》
テリオステュリス:PC三名に攻撃します。
テリオステュリス:15dx7+9
DoubleCross : (15R10+9[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,5,7,7,8,9,9,10,10]+10[3,4,5,6,7,8,9]+6[1,6,6]+9 → 35

御綿笹霧:ヘーイ!ドッジするネー!
GM:この攻撃は装甲無視&命中時放心付与なのでな
GM:ドッジできたらする方がいいネー!
御綿笹霧:《リフレックス:ハヌマーン》+《電光石火》で、守護天使もつけるぞ。ダイス+5!
GM:おお…
薄墨了助:ドッジ!
貴崎世怜:ドッジ……できぬ!我が名は暴走でリア不丸……
GM:リア不丸ーっ!
御綿笹霧:17dx7+1
DoubleCross : (17R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,5,7,7,7,9,10,10,10,10]+10[2,3,3,4,5,5,6,7]+10[9]+10[9]+2[2]+1 → 43

御綿笹霧:よっしゃあ!
薄墨了助:すごっ
GM:うおあ!?
貴崎世怜:すげー!
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+5した(侵蝕率:89->94)
薄墨了助:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,2,4,6,9,10]+1[1]+1 → 12

御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-7(1d10->7)した(HP:30->23)
御綿笹霧:守護天使は残り2回。
GM:ダメージを出します
テリオステュリス:4d10+21
DoubleCross : (4D10+21) → 26[9,2,6,9]+21 → 47

貴崎世怜:シスターさんに世怜をカバーしてもらいます!
GM:OK
シスター・マリ:《カバーディフェンス》を使用。世怜さんのダメージを0にします
貴崎世怜:ありがとうシスター……
テリオステュリス:「みんな、みんな邪魔ばっかり……どうして?悪いのは僕じゃないのに」
テリオステュリス:「許せない。みんな消えちゃえばいい!」
GM:巨大な黒い腕がメチャクチャに暴れ出し、周囲の地面を毟り取って引きずり込む。
テリオステュリス:「わあああああああ!」
薄墨了助:「ぐはっ……」腕の暴威に巻き込まれて甚大なダメージを受ける。
薄墨了助:シスターへのロイスをタイタス化して昇華、復活!
シスター・マリ:「させない……!」
GM:エフェクトで身を隠していたシスターが飛び出し、異形の貴崎世怜の盾となる。
GM:荒れ狂う腕が髪の毛を引きちぎり、腕を折る。それでも庇い続ける。
貴崎世怜:「  し、すたー、さ」左目を見開く
シスター・マリ:「戦う力、強さを持った人……せめて、あなたのために…!」
GM:猛攻を凌いだ直後にフラつき、そのままその場に倒れる。
貴崎世怜:-シスターさん/シスター・マリ/○誠意/劣等感 で!
貴崎世怜:とりたいです!
GM:OK!
御綿笹霧:「——やれやれ、ままならないものだ…!『必ず護る』と嘯いておきながらこのザマとはね!」
御綿笹霧:視界の端でシスターが倒れるのがわかる。それでも、自分には、これしかできない。
御綿笹霧:襲い来る腕を、全てステッキでいなして行く。ステッキの白と、髪の白がひらめく。
御綿笹霧:「生憎と、私が長けているのはこの杖を操る、それだけでね!………だから!」
御綿笹霧:……腕の嵐が過ぎ去った中で、真っ直ぐに立ち、そのステッキを上げ、テリオステュリスを指す。
御綿笹霧:「斃させて貰うよ。もうひとりの"翔一くん"。私たちの力で、ね」
GM:そのまま手番にどうぞ!
御綿笹霧:OK!
御綿笹霧:接敵しているのでマイナーは特になし。
御綿笹霧:メジャー、コンボ『ステップ:攻撃』。《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》、守護天使を使って春日に攻撃だ!
GM:来ませい!
御綿笹霧:武器はステッキ(決闘者の剣)。参る…
御綿笹霧:…あ、その前に。"翔一くん"へのロイスをタイタスにして昇華、C値を-1します。
GM:ひええ
御綿笹霧:17dx6+1
DoubleCross : (17R10+1[6]) → 10[1,2,3,3,3,4,5,6,6,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,3,4,4,6,7,7,8,10]+10[3,5,9,10,10]+10[5,8,9]+10[1,9]+10[8]+4[4]+1 → 65

GM:!!
御綿笹霧:よし
GM:ア…アアア
薄墨了助:すごい……
貴崎世怜:つよさ……
春日恭二:チクショーッ!ドッジしてみせる!
春日恭二:9dx+3
DoubleCross : (9R10+3[10]) → 8[1,2,3,5,5,6,7,7,8]+3 → 11

GM:よし
GM:ダメージはいかほどかな…!
御綿笹霧:7d10+11
DoubleCross : (7D10+11) → 33[8,5,1,1,9,3,6]+11 → 44

御綿笹霧:まあまあ!
GM:春日、ダウン!
御綿笹霧:やったぜ!
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+5した(侵蝕率:94->99)
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-6(1d10->6)した(HP:23->17)
御綿笹霧:まだ100じゃない…
GM:何だこの人…
御綿笹霧:では演出を
御綿笹霧:そのまま、テリオステュリスに向かって歩き出そうとしたところで、行く手を阻む春日に気付く。
御綿笹霧:「すまないが、通してくれないかな?」
春日恭二:「そう言われて通すと思うのか?」
御綿笹霧:「思うよ。この世界には色んな人……意思持つものがいるからね」
春日恭二:「それは楽観というものだな。這いつくばって後悔するか」
春日恭二:指で眼鏡を上げ、口元を歪める。
御綿笹霧:「うーん。そうか。君は通してくれないタイプの人なんだなあ」顔をがくりと下に向ける。まるでがっかりするように。
御綿笹霧:「それじゃあ、」
御綿笹霧:次の瞬間、春日の目の前から笹霧の姿が消える。
春日恭二:「バカが。隙だらけ……!?」
春日恭二:悠々と突き立てようとしていた爪の行き場がなくなる。
御綿笹霧:春日の背後を、幾十にも渡る打突が襲う。
春日恭二:「ぐあああああああっ!」
御綿笹霧:「——どいてもらうよ。邪魔だからね」倒れる春日を背に立つ。
御綿笹霧:そして、敵を見据える。彼に近付く、そのタイミングをはかる。
御綿笹霧:守護天使は残り1回。
GM:◆クリンナップ◆
GM:特に行動はないはず
GM:◆ROUND 2◆
GM:◆セットアップ◆
GM:エネミー側、何もなし
薄墨了助:ナッシン!
貴崎世怜:さっきと同じくコンボ:『呪典之弐"丑の刻"・外典』《原初の黄:得意領域》+《ヒュドラの怒り》 〈RC〉ダイス+4 メジャーアクションダイス+3 攻撃力+18 侵蝕+7
御綿笹霧:なし!
GM:世怜ちゃんは124か…高まってきたねえ
貴崎世怜:高まり……
GM:◆イニシアチブ◆
テリオステュリス:当然《加速する刻》
テリオステュリス:マイナー《ダークマター》《主の恩恵》
テリオステュリス:メジャー《コンセントレイト:バロール》《インビジブルハンド》《魔王の理》《幻惑の光》《ピンポイントレーザー》《レネゲイドスマイト》
テリオステュリス:PC三名を攻撃します。
貴崎世怜:うーむ、アレ切ろうかな……
薄墨了助:おお、アレを
貴崎世怜:IC見る限り判定直後ぽいので見てから考えます
GM:クレバーな判断よ
GM:では判定をします
テリオステュリス:15dx7+9
DoubleCross : (15R10+9[7]) → 10[1,1,3,4,5,5,5,5,6,6,6,8,8,8,10]+10[4,5,9,9]+6[5,6]+9 → 35

GM:リアクションすべし!
貴崎世怜:よし、輪廻の獣切ります
御綿笹霧:イエーイ!
薄墨了助:わーい!
GM:ギャー!
貴崎世怜:切るロイス迷う……
貴崎世怜:よし、了助くんのロイスを切って輪廻の獣使用、判定を失敗させます
貴崎世怜:怖がられることをもう躊躇しないぜ
GM:こ、これはどうしようもねえ!判定失敗です
テリオステュリス:「まだ、残ってる……!」
テリオステュリス:不快感を顕わに、無数の手を円環の中へ引きこむ。
テリオステュリス:次の瞬間には、倍量以上の数が現れ君たちへと掴みかかる!
御綿笹霧:「!」ステッキを両手で受けるように構え、攻撃に備える。
貴崎世怜:「    。」左手をさっと振り、言葉にならない言葉を発する
貴崎世怜:一瞬、世界の全てが静止し、また動き出す
貴崎世怜:そこに”手”の姿は跡形もない
テリオステュリス:「……?」
テリオステュリス:起こったことが理解できず、呆然と世怜さんを見つめる。
薄墨了助:「っ……あ、れ?」
御綿笹霧:「………ん?」
御綿笹霧:瞬きする。
薄墨了助:「今、何が……」きょとんとした顔で周囲を見回し、ようやく誰の仕業か理解する。
テリオステュリス:「なんで……なんで、なんで」
貴崎世怜:「やら、せ、ない」絞り出すように言う
薄墨了助:「……すごいな。あんな状態で、こんなコントロール」
御綿笹霧:「世怜」
御綿笹霧:目の前にある異形と、その意志。
御綿笹霧:手を、握りしめる。
GM:続いてテリオステュリス本来の手番!
テリオステュリス:何度でも、マイナー《ダークマター》《主の恩恵》
テリオステュリス:変わりなく、メジャー《コンセントレイト:バロール》《インビジブルハンド》《魔王の理》《幻惑の光》《ピンポイントレーザー》《レネゲイドスマイト》
テリオステュリス:PC三名を攻撃
GM:訂正!
テリオステュリス:メジャー《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《魔王の理》《幻惑の光》《ピンポイントレーザー》《レネゲイドスマイト》
GM:対象は御綿さん一人に変更します。
御綿笹霧:来やがれーッ
テリオステュリス:15dx7+9
DoubleCross : (15R10+9[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,5,5,7,7,9,9,9,9,10]+10[1,2,2,7,7,9,9]+10[2,4,7,7]+6[3,6]+9 → 45

GM:フハハハハ!
薄墨了助:高い……!
貴崎世怜:つよいぞ
御綿笹霧:コンボ『ステップ:防御』《リフレックス:ハヌマーン》+《電光石火》でドッジ!
GM:来るか!
御綿笹霧:最後の守護天使も切ります。
GM:ヌオー!?
貴崎世怜:全力!
御綿笹霧:17dx7+1>=45
DoubleCross : (17R10+1[7]>=45) → 10[2,2,2,2,4,4,4,5,6,6,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,2,3,4,9,9,9]+10[2,3,9]+10[7]+10[9]+10[10]+5[5]+1 → 66 → 成功

GM:カモン!
GM:えええええ
御綿笹霧:よっし
GM:えええええええ!?
貴崎世怜:うおおおお!
薄墨了助:すごい
薄墨了助:圧倒的ドッジ力……
テリオステュリス:「ううううう……うあああああ!ああーっ!あー!」
貴崎世怜:めっちゃかっこいい……
テリオステュリス:少年の身体を借りたものの、憎悪と憤怒が膨れ上がる!
テリオステュリス:翔一君の身体が前に倒れ、そのあとに真っ黒に染まったシルエットが立ち上がっている。
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+5した(侵蝕率:99->104)
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-8(1d10->8)した(HP:17->9)
御綿笹霧:目を細めて、その姿を見据える。
テリオステュリス:上方の黒円から、そして無数に枝分かれした自身の腕も伸ばして御綿笹霧を襲う!
御綿笹霧:「————ふ、っ」
御綿笹霧:短く息を吐いて、集中する。神経を全身に張り巡らせる。
御綿笹霧:襲い来る腕のひとつひとつを、ステッキで去なし、叩き落とし、身を翻して躱していく。
御綿笹霧:(……ああ、)
御綿笹霧:(これが、彼の怒りか)
御綿笹霧:…過ぎ去った黒い嵐の後に、白い風のごとく、男は立つ。
御綿笹霧:息は上がっていたが、それでも悠然と、笑って。
御綿笹霧:「……うん。じゃあ改めて、私たちの声を君に届けよう」
GM:続いては、世怜さんか薄墨くんだ
薄墨了助:はいはーい!
GM:カマン!
薄墨了助:マイナーで《陽炎の衣》 侵蝕115→118
薄墨了助:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》、対象はテリオステュリス
GM:ならば、判定をどうぞ
薄墨了助:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[3,5,6,7,7,9,10,10,10,10]+10[2,3,4,6,7,9,9]+10[6,10,10]+6[4,6]+2 → 38

薄墨了助:いい値!
テリオステュリス:むむむ…ドッジします
テリオステュリス:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 6[1,2,3,3,6]+2 → 8

GM:無理やね…!
薄墨了助:ダメージ出します
薄墨了助:4d10+49
DoubleCross : (4D10+49) → 31[9,10,2,10]+49 → 80

GM:おげええ
薄墨了助:わお
貴崎世怜:ダメージダイスがえげつない
テリオステュリス:《黒星招来》。ダメージをゼロにします
御綿笹霧:そいつがあったか!
薄墨了助:そう来たか……!
貴崎世怜:くっデビルストリングがあれば……
御綿笹霧:いやデビストでも無理だ…!
貴崎世怜:(あっても無駄)
薄墨了助:演出行きます!
GM:どうぞ!
薄墨了助:「テリオステュリス。呪われて生まれたあなたの未来は、初めから閉ざされている」
薄墨了助:「だから祈ってください、あなたはあなたの神様に。天国か、転生か、永遠の解脱か」
薄墨了助:「せめて死後に安らぎがあるように」テリオステュリスを指差す。再び天から一直線に光が降り注ぐ。
テリオステュリス:「いやだ……」
テリオステュリス:「ぼくは、生まれたんだ。ぼくが、ぼくを生んだんだ。だから、ぼくは」
テリオステュリス:無数の腕が収束し、少年の頭上に開いた窓が光を飲みこんでいく。
テリオステュリス:「ぼくはここに居ていいんだ!それをゆるさないなら、全部消しちゃえばいいんだ!」
薄墨了助:「……今の世界はそれを許さない、ですよ」少しだけためらうように告げる。
薄墨了助:侵蝕118→122
御綿笹霧:「………」
GM:となると次は世怜ちゃんの番ね
貴崎世怜:うぃっす
貴崎世怜:マイナーはなし
貴崎世怜:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《無機なる四肢》 侵蝕+3 対象はテリオステュリス
GM:カマン!
貴崎世怜:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,2,3,3,3,3,4,4,4,5,6,7,9,10]+10[3,5,8]+6[6]+3 → 29

テリオステュリス:ドッジいけるかーッ
テリオステュリス:《無機なる四肢》はドッジダイス-1でしたね…
テリオステュリス:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 7[4,4,5,7]+2 → 9

GM:はい
GM:ダメージを出したい気持ちがあれば、出してください
貴崎世怜:ダメージを出します
貴崎世怜:気持ちを込めて出します
GM:はい
貴崎世怜:3d10+24
DoubleCross : (3D10+24) → 16[5,10,1]+24 → 40

GM:ぐおお
GM:死ぬが……貴様も道連れだッ
テリオステュリス:《ワームホール》!受けたのと同量のHPダメージを返します
貴崎世怜:ヌワーッ!
テリオステュリス:その後《蘇生復活》で復活します
貴崎世怜:そういえば持ってたーっ!
貴崎世怜:では気持ちを込めて演出を
GM:イエスどうぞ
貴崎世怜:異形の影が蠢く。それと同期するように、テリオステュリスの影もまた蠢く。
貴崎世怜:双方の影が沸き立ち、湯気のように黒い煙が昇る。
貴崎世怜:「  めん、ね」開いた左手を突き出し、ぐっと握る。すると、テリオステュリスの影でできた黒煙が鋭い針に姿を変え、四方八方から刺し貫く。
テリオステュリス:「う、ぐああううう!」痛みに吠えながらも、同じように貴崎世怜の身体を影で貫く。
GM:黒い力の応酬。刺し貫く音が辺りに響く。
貴崎世怜:「あ、がぐ」全身を刺し貫かれ、異形が呻く
テリオステュリス:「痛い……痛い!痛いのは、いやだ!あああ!」
貴崎世怜:シスターのロイスをタイタスにして昇華復活します
GM:オーケーです
貴崎世怜:「いた、いの  」
貴崎世怜:「とん  」
貴崎世怜:全身を貫かれながらも、世怜はまだ立っている
GM:そして御綿さんの手番へ続く…
御綿笹霧:続かれたぜ
御綿笹霧:では、マイナーで戦闘移動、テリオステュリスに接敵。
GM:ひっ、来た
御綿笹霧:コンボ『ステップ:攻撃』でテリオステュリスに攻撃します。エフェクトは《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》。判定前に了助くんのロイスをタイタスにして昇華、ダイス+10します。
GM:オ、オワー
GM:それでは判定を…どうぞ!
御綿笹霧:23dx7+1
DoubleCross : (23R10+1[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,4,7,8,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,3,3,3,6,8,9]+10[5,7]+10[10]+1[1]+1 → 42

GM:おおう…
テリオステュリス:ドッジをしよう…
テリオステュリス:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 7[4,5,6,7,7]+2 → 9

GM:うむ
御綿笹霧:ではダメージを
御綿笹霧:5d10+11
DoubleCross : (5D10+11) → 30[3,3,10,10,4]+11 → 41

御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+5した(侵蝕率:104->109)
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-3(1d10->3)した(HP:9->6)
GM:うむ。なすすべ無し
GM:バックファイアにもキッチリ耐えたね…!
GM:テリオステュリス撃破です。
貴崎世怜:ヤッター
御綿笹霧:勝った。
薄墨了助:やったー!
御綿笹霧:では、演出を
GM:どうぞどうぞ
御綿笹霧:「……マリは、言ってたね。『この世界』はきみを『許さない』、と」
御綿笹霧:ステッキを少し地面から浮かせたまま、片手で携え、ゆっくりと、黒い少年に歩み寄る。
テリオステュリス:「……」油断なく、憎悪にギラギラと光る眼で御綿さんを睨んでいる。
御綿笹霧:「正直な所、ね。私はきみのことを憎んでもいないし、許したって構わないんだ」
御綿笹霧:「もしかしたら、きみが私を雇っていたかもしれないしね」
テリオステュリス:「……だったら、邪魔しないで」
テリオステュリス:表情を変えずに、つぶやくように言う。
御綿笹霧:「……きみは生まれたんだ。『ここにいていい』ときみがそう決めたのなら、そう振る舞うのだって、きみの自由だ」
御綿笹霧:「だけどね、少年」
御綿笹霧:「私はきみの存在を、生きようとする意志を認めている。許している。だが、それと同時に!」
御綿笹霧:「それは私を含めたきみ以外の存在が、きみに『消されないようあらがう自由』も、認める、ということなんだよ」
御綿笹霧:とん、と小さい音と共に、笹霧の姿が消える。
テリオステュリス:「!」
御綿笹霧:「————フィーネ」
御綿笹霧:打突の、雨が降る。
御綿笹霧:「終わりだ、少年」
テリオステュリス:目を見開いて、攻撃を受ける。受ける、躱す、掴みとる。そのどれもがかなわず打ち抜かれる。
テリオステュリス:「ぼくは」
テリオステュリス:「ここにいていい、はず、だったのに」
テリオステュリス:御綿笹霧の身体を掴もうとした腕が、届くことなく地に落ちる。
御綿笹霧:「……おやすみ、"テリオステュリス"。きみは、確かにここにいた」
GM:◆K.O◆
GM:Finisher...御綿笹霧
GM:Finishing move...《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ。
GM:◆クライマックス END◆

GM:◆バックトラック◆
GM:今回のEロイスは《衝動侵蝕》でダイス2個分!
GM:振る人は、振る!
薄墨了助:振る!
GM:振らない人は、振らない!
貴崎世怜:ヤッター!振るます!
薄墨了助:122-2D10
DoubleCross : (122-2D10) → 122-8[1,7] → 114

貴崎世怜:127-2d10
DoubleCross : (127-2D10) → 127-13[8,5] → 114

GM:仲良しか
御綿笹霧:振らない!
貴崎世怜:おそろい……
GM:ではあとはロイス数分なり、二倍なりで
GM:振るがいい!
御綿笹霧:109-4d10 1倍振りでごんす
DoubleCross : (109-4D10) → 109-18[6,4,6,2] → 91

御綿笹霧:よしよーし
薄墨了助:残りロイス4つ、等倍で!
薄墨了助:114-4D10
DoubleCross : (114-4D10) → 114-20[6,6,5,3] → 94

薄墨了助:よかった
貴崎世怜:ロイス4枚分等倍でいっちゃおう
貴崎世怜:114-4d10
DoubleCross : (114-4D10) → 114-17[3,6,2,6] → 97

GM:うわっ、全員等倍で帰還!
御綿笹霧:いえーい
貴崎世怜:良い戻りっぷりだ
GM:春日のやろう、もっと頑張れ
GM:ともかくおめでとうございます!
貴崎世怜:(歓声)
薄墨了助:わーい!
GM:オメデトウ!オメデトウ!
御綿笹霧:タノシイ!タノシイ!
GM:◆バックトラック END◆

GM:◆エンディング1◆登場PC…薄墨了助、貴崎世怜
GM:事件は解決を見せ、薄墨了助は支部にて日本支部長・霧谷雄吾への報告を行うことになった。
GM:表向きは洗練された都会的なオフィスビルにしか見えないUGN支部。
GM:取り立てて特筆すべきところも無い普通の会議室。
GM:事件の解決に貢献した貴崎世怜もまた、報告の為にこの場に居る。
GM:やがて壁のスクリーンに通信映像が映し出される。
貴崎世怜:「……」緊張した面持ちでスクリーンを見る
霧谷雄吾:「あー、マイクチェック、ワンツーワンツー」
霧谷雄吾:「お疲れ様です。霧谷です」
貴崎世怜:「あ、ど、どうもっす」
薄墨了助:「"ヲルロカ"です」ぺこりと頭を下げる。
薄墨了助:「えっと、こちらは今回の事件で尽力してくれた貴崎さんです。あと——」
薄墨了助:「報告書にあると思いますけど、当事者であるシスター・マリ、翔一くんの他にもう一人」
薄墨了助:「御綿笹霧さん、というオーヴァードが協力してくれました。所用で今日はこちらにいらっしゃらないそうですけど」
霧谷雄吾:「……」少々、物思いにふけるように黙り込む。
薄墨了助:「あれ、まずかったですか……?」
霧谷雄吾:「いや……問題ありません。この度は、ご協力頂き感謝します」世怜さんに向かい、にこやかに一礼する。
貴崎世怜:「あ、は、はいっ。とんでもないっす」偉い人の前なのでとても緊張している
霧谷雄吾:「”オルロカ”も、手がかりの少ない中解決のため尽力していただきましたね」
薄墨了助:「いつものことですから」
霧谷雄吾:「優秀なチルドレン、エージェント、イリーガルの皆さんによって成り立っている仕事です。今後ともよろしくお願いします」
貴崎世怜:おそるおそる会釈し、ズレた眼鏡を直す
薄墨了助:ぺこりと頭を下げる。
霧谷雄吾:「あ、むろん私もできるだけのことは頑張りますけれどね」
薄墨了助:「あの、それで……ですね」
霧谷雄吾:「はい、なんでしょう」
薄墨了助:「今回の件の当事者の処遇、なんですけど……」どう言おうか悩んでいる。
霧谷雄吾:「ああ……その件ですね」
貴崎世怜:「あっ、ええと」すっと手を挙げる
霧谷雄吾:「どうぞ。貴崎さん」発言を促す。
貴崎世怜:「その、しょういちくんが消失事件の犯人ってことには、ならないです、よね」
霧谷雄吾:「ふむ。彼は確かにオーヴァード化していますが」
霧谷雄吾:「消失事件を引き起こしたのは、彼の意識から発生したレネゲイドビーイング…それがジャーム化したものである」
霧谷雄吾:「というのが分析班の見解です。現場の目線から見ても違和感などはありませんか?」
貴崎世怜:「あ、はい。違和感とかは、ないです」
貴崎世怜:違和感はないが、
貴崎世怜:翔一くんの意識が生んだテリオステュリスの事を思い出し、寂しさを覚える
霧谷雄吾:「あの少年、翔一君は事件の事をほぼ覚えていないようですし」
霧谷雄吾:「検査の結果では侵蝕の度合いも安定しているようです。事件の責を問うことはしません」
貴崎世怜:「……よかった」
霧谷雄吾:「とはいえ、あのまま”ひだまり園”に置いておくこともできません。彼はUGNの施設へ入ってもらう事になります」
貴崎世怜:「じゃ、じゃあ」
貴崎世怜:「シスターさんとも、他のみんなとも離れ離れってことっすか」
霧谷雄吾:「オーヴァードとなった以上、なにも対処をせずに今まで通りというわけにはいきません」
霧谷雄吾:「その理由は、よくわかるはずです」
貴崎世怜:「っ……」霧谷さんの言葉に押し黙り、自分の右手をちらっと見る
霧谷雄吾:「オーヴァード、UGNについて理解できるようになってからどうするかは、本人の意思が固まり次第ということになるでしょう」
霧谷雄吾:「……翔一君については、以上でよろしいですか?」二人に向けて尋ねる。
貴崎世怜:「……はい」
薄墨了助:「えっと……はい」
霧谷雄吾:「では、もう一人。シスター・マリについてです」そう言うと、これまでよりも重い表情を作る。
霧谷雄吾:「彼女はジャームの行動を知りながら看過し、隠蔽しようとさえしました。許されざる行為です」
薄墨了助:「……そう、ですね」
霧谷雄吾:「彼女自身はひだまり園への復帰を希望していますが……」
貴崎世怜:「……」辛い表情で聞く
霧谷雄吾:「一つ、お二人に尋ねましょう」
霧谷雄吾:「もしも今回と同じように、彼女にとって大事な人がジャームになってしまった時」
霧谷雄吾:「彼女はそれを我々UGNに、素直に報告してくれるでしょうか?同じことを繰り返さないと思えますか?」
貴崎世怜:「そ、れは……」
薄墨了助:「……」しばし考えて、首をかしげる。「僕には分かりません」
薄墨了助:「僕はあの人のことを、そんなに知りませんから。普段何を考えていて、今回の事件があの人にとってどれくらい特別だったのか」
薄墨了助:「でも、えっと……」
薄墨了助:「自分自身だってそうだと思います。自分の大事な人がジャームになったとき、自分がどうするか、なんて、僕は分からないです」
薄墨了助:「……霧谷さんは、違うんだと思いますけど」
薄墨了助:「だから僕は……そうですね。僕自身が何をしでかすか分からないのと同じくらい、マリさんの危険性も分かりません。それだけです」
霧谷雄吾:「成程。私の事をよくご存知です」苦笑し、頭を搔く。
霧谷雄吾:「貴崎さんはいかがでしょう」
貴崎世怜:「あ、」
貴崎世怜:「その……」
貴崎世怜:「わから、ないです」兄が獣に呑まれる様が脳裏を過る。
貴崎世怜:「でも」
貴崎世怜:「……シスターさんには、チャンスがあってもいいんじゃないかなって、その、思うんす、けど……」語気がどんどん弱まる
霧谷雄吾:「……不躾な質問でしたね。お許しください」
薄墨了助:「えっと、じゃあ、僕も貴崎さんに賛成です」間延びした声で言う。
薄墨了助:「僕よりは貴崎さんの方が、シスターをよく見てると思いますから」にこっと笑う。「その貴崎さんの意見は、きっと参考になります」
霧谷雄吾:「……チャンスですか。いい言葉です」
霧谷雄吾:「シスターには、当面、監視付でUGN内の児童養護施設で就労していただく事になっています」
薄墨了助:「UGN内?」
霧谷雄吾:「ええ。オーヴァードの子供達の面倒を見るにも、人材は足りていませんからね」
貴崎世怜:「UGN内って、ことは」
霧谷雄吾:「子供達を育て、保護する役割を持つ人材が、身内のジャームに対し”どうすべきかわからない”という立場ではいけない」
霧谷雄吾:「と、私は思っています」
霧谷雄吾:「その答えを出すためにも、身近に相談できる人物が多い方が良いでしょうからね」
霧谷雄吾:「おっと、そろそろ次の予定が。シスターについても、以上でよろしいですか?」
貴崎世怜:「わたしは、以上で大丈夫っす」
薄墨了助:「はい」
霧谷雄吾:「では、また。ああ…それから、シスターから皆さんに伝言を預かっています」
霧谷雄吾:「”ありがとう”と、それから……”ここから、皆さんの幸せを祈ります”との事です」
霧谷雄吾:「ここに居ない方にも、お伝えください。それでは」
薄墨了助:霧谷さんの通信が切れるのを待って席を立つ。「貴崎さん、ロビーまで送りますね」
貴崎世怜:「あ、ありがとっす了助くん」
薄墨了助:「あ、真っ直ぐ帰りますか?なんなら途中、喫煙所もありますけど……」
貴崎世怜:「い、いやあ今は大丈夫っすよ、たぶん」
薄墨了助:「じゃあこちらへ」にっこり笑って通路を先導する。
薄墨了助:「……あの、貴崎さん。ありがとうございました」
貴崎世怜:「えっ、い、いやあ」目をそらして頬を指で掻く。照れている
薄墨了助:「あなたがいなかったら、僕はテリオステュリスに気づかなかったかもしれない。御綿さんやシスターとも衝突していたかも」
薄墨了助:「そしたらきっと、事件はもっと悪い結末を迎えていました。だから」
薄墨了助:世怜さんに向き直り、頭を下げる。
薄墨了助:「諦めないことを選んでくれて、ありがとうございました」
薄墨了助:「そういうの、僕たちチルドレンの一番苦手なことなんです」やや苦笑するように。
貴崎世怜:「あ、ああ。そういう」にへ、と笑う
貴崎世怜:「……実は、その……、わたしも、半分くらい諦めちゃってたんすよね」
薄墨了助:「へ?」
貴崎世怜:「でも、わたしは呪い師だから」
貴崎世怜:「たとえ嘘でも、信じたいことを信じるのが、得意なんすよ」
貴崎世怜:「本当になって、よかったっす」
薄墨了助:「……自分に聞かせるための言葉」
薄墨了助:「そのおまじない、効果抜群でしたね。貴崎さんは凄腕だ」
貴崎世怜:「ふぇっ、いや、そんな、いつも全然っすよわたしは」突然褒められてやっぱり挙動不審になる
薄墨了助:「ふふ、何かあったら、またお願いしますね。凄腕呪い師さん」
貴崎世怜:「そ、それは、買いかぶりというか……いや頼られたら全然力になるすけども」
薄墨了助:「ああ、それじゃあ早速ひとつ——」冗談半分で相談を始める。
貴崎世怜:「いきなり頼られるっ」メモとペンを懐から取り出す。
GM:◆エンディング1 END◆

GM:◆エンディング2◆登場PC…御綿笹霧、貴崎世怜
GM:人通りの激しい駅の構内。
GM:遠目にも目立つ長い白髪をなびかせて一人の青年が歩いている。
御綿笹霧:すらりとした長身と、手に持つステッキ。見る者が見れば、直ぐにわかる。
御綿笹霧:彼こそが、”シロフォン”——受けた依頼は必ずこなす、ボディーガードであると。
御綿笹霧:そんな風評を、疎ましく思ったことがないわけではない。自分が本当に出来るのは戦うことだけなのだから。
御綿笹霧:それでも、そのように在れたなら。…そんな願いも込めて、自分はこの仕事を続けている。
御綿笹霧:……それは、贖罪でもなんでもない。
御綿笹霧:『彼女』は過ぎ去った過去ではない。
御綿笹霧:『彼女』は終わった存在ではない。
御綿笹霧:だから………
御綿笹霧:(お前を護る為ならどこへだろうと行こう、細雪)
御綿笹霧:(そして、いつか——)
御綿笹霧:いつか。その先の思考が埋まることはない。
御綿笹霧:その空白に、最近よく触れていた声が、響く。
貴崎世怜:「御綿さーん!」息を切らしながら手を振って走ってくる
御綿笹霧:ぴた、と立ち止まり、くるりとそちらを向く。
貴崎世怜:「はぁ、はぁ、ふう」目の前までついて、息を整えている
御綿笹霧:「世怜」
御綿笹霧:少し驚いたような顔で、世怜を見下ろす。
貴崎世怜:「いや、ひだまり園に居ないから……。その、二人のこととか、伝えなきゃって」
御綿笹霧:「ああ………そうか。それで。」眼を細める。
貴崎世怜:「その……どこか行っちゃうんすか」
御綿笹霧:「うん。妹の居る場所の手がかりがね。掴めそうだったからね」
貴崎世怜:「妹さんが……」
御綿笹霧:穏やかな表情で頷く。
貴崎世怜:「えっと……」右手を開いたり閉じたりする「……見つかると、いいっすね!」
貴崎世怜:「家族とか、兄弟とかは、なくなっちゃったら戻んないっすから」
御綿笹霧:「戻らない……」
御綿笹霧:「そうだね、戻らない。あいつも、おそらく『元に戻ることはないだろう』」
貴崎世怜:「え……?」
御綿笹霧:遠くを見るような、懐かしむような目で、微笑んでいる。
御綿笹霧:「……きみは、私に言ったね。マリのことが大切なのだと」
貴崎世怜:「……はい」
御綿笹霧:「だが、それは違う。私にとって大切なのは、昔から変わることはない」
貴崎世怜:「それが、妹さん……」
御綿笹霧:ゆっくりと、頷く。
御綿笹霧:「彼女は生まれつきのオーヴァードでね。UGNチルドレンだった」
御綿笹霧:「………中々の激務のようだった。私もそれをサポートしたくて研究員になったが、」
御綿笹霧:困ったように笑って、「……なんの助けにもならなかったよ。あいつは、戦いすぎて、ジャームになってしまった」
貴崎世怜:「じゃあ、御綿さんは、妹さんを見つけたら……」
御綿笹霧:「うん。護ってやるつもりだよ。……今度こそ」
御綿笹霧:風のような軽やかさで。なんでもない、というように。
貴崎世怜:「っ……」目を見開く
御綿笹霧:「まあ、当然私も死にたくはないからね!殺されそうになったら全力で躱すとも!」
貴崎世怜:「……ジャーム、なんすよね?」
御綿笹霧:「うん?そうだよ?」
貴崎世怜:「いや、その……」てっきり、自らの手で殺すものと思っていたのに、予想外の返答に固まる
貴崎世怜:「護る……か」
御綿笹霧:「……私があいつにしてやれることで、残っているのはそのぐらいだからね」
御綿笹霧:空いている手を開いて、握る。その手を、じっと見ている。
御綿笹霧:手は、確かに尽くした。考えうる限りの方法を用いて、彼女を『戻そうとした』。
御綿笹霧:…結果は、自身の覚醒。
御綿笹霧:「ジャームになったら、手遅れ。それは、現在の共通見解だ」
御綿笹霧:「何もせずにそう結論づけられたわけじゃない。あらゆる手を使って……本当に、あらゆる手を使って、皆、ジャームになった者を戻そうとした」
御綿笹霧:——封印指定を受けたプロジェクト。UGNを出奔してから知ったこと。それでも、成し遂げられなかったこと。
御綿笹霧:「だけどね、世怜。…私は、思うんだよ」
御綿笹霧:戸惑った様子の彼女に、穏やかに語りかける。
御綿笹霧:「共生出来ない存在になったとしても——彼らが、生きて、そこに在ることに変わりはないんじゃないか、って」
御綿笹霧:視線を向ける。君はどう思う?と問うように。
貴崎世怜:「……」なにかを言おうとし、口ごもる。
貴崎世怜:兄の死に顔は思い出せない。獣に呑まれて消えていったから。兄がジャームへと堕ちたとき、あれは兄ではなくなってしまっていた。
貴崎世怜:何もかもを際限なく飲み込み続けるのがジャームならば、引導を渡すことこそが救いであると、今までは思っていた。
貴崎世怜:「わたしは……」
貴崎世怜:「わからないっすよ、御綿さん」
貴崎世怜:僅かに涙をにじませる。
貴崎世怜:「わたしは、大事な人を、兄ぃを……」
貴崎世怜:右手が僅かに震えている
御綿笹霧:そっと、その肩に手を置く。
御綿笹霧:「……すまない。…少し、意地悪だったね」
御綿笹霧:「……いいんだ。何も、間違いじゃない。きみの選択だって」
御綿笹霧:「大切だからこそ……終わらせたいことだって、あるさ」
貴崎世怜:「……っ、う、うう」涙が零れ落ちる
御綿笹霧:「………うん」そのまま、自分の胸にもたせかけるように、世怜の体を抱き寄せる。
貴崎世怜:身体を預け、静かに泣く
御綿笹霧:その背中を、そっとさする。
GM:行き交う人々の影が、二人の影を通り過ぎていく。
GM:いつ、二度と戻らないものへ変わってしまうかわからない。
GM:この街で、世界中で、そんな戦いが繰り返されている。
GM:これはそうした戦いの記録の一つにすぎない。
GM:◆エンディング2 END◆
GM:Double Cross The 3rd Edition 「祈りの果てに」
GM:~Fin~