GM:◆◆◆◆◆◆◆◆
GM:◆トレーラー◆
犯罪多発都市・東京。
ジングル・ベルが流れる季節を迎えてもヒーローの戦いに休息は無い。
子供たちの、恋人たちの、希望の樹が打ち倒される。
君達はこの夜を守ることができるのか?

Double Cross The 3rd Edition
「聖夜のスター・コレクター」

ダブルクロス…それは裏切りを意味する言葉。


GM:◆ハンドアウト◆
GM:PC1…高橋正恒(PL:猫口)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6NuLQgw
シナリオロイス…"シン・セイバー" 陣内修(じんない・しゅう) 推奨感情(P:信用/N:厭気)
聖剣ヒーロー”シン・セイバー”こと陣内修は、君のよく知る人物。
暑苦しいほど正義感が強く、昼行燈な君になにかと絡んできては世話を焼こうとする困った男だ。
だが、最近FHに重点的にマークされて大変なんだよ、と自慢していた彼がある日突然消息を絶った。
一体、何があったのだろうか。君は調査を開始する事になる。

高橋正恒:はい!高橋正恒、31歳男性ヒーローです!
高橋正恒:ヒーローと言ってもヒーローらしい格好もしてないし、
高橋正恒:超常パワーも持っているわけではない。からあまり人気もなさそうだ。
高橋正恒:エフェクト構成はともかく能力値【精神】の暴力を生かせる構成にしてます。
高橋正恒:【精神】で行動値を上げ、【精神】で射撃判定をし、【精神】で情報収集も行う!
高橋正恒:あとはお金をたくさんもってるよ!
高橋正恒:合理的な考えをする人だけど、情が全くないというわけではない感じの人です。
高橋正恒:シン・セイバーくんも心配だ。調査しなければ!
高橋正恒:と言う感じで、他の人とも仲良くやっていきたいです。よろしくお願いします!
GM:強い精神と金があれば……大抵のことは解決する!
GM:よろしくお願いしますぜ!
GM:ちなみにシン・セイバーくんは設定上、高橋さんと同年齢です
GM:ウザキャラだが、頑張ってつきあってやってほしい。
高橋正恒:付き合おう!
GM:ありがとう!
GM:続いては……

GM:PC2…芙蓉堂浩二(PL:さささ)
https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY9qnsQww
シナリオロイス…謎の少女 推奨感情(P:興味/N:隔意)
街でヒーロー候補生らしい行動を取っていた君は、謎めいた雰囲気の少女と出会った。
しかし少女が「英雄デパート」へ向かった直後、その方向から地響きが聞こえてくる。
事件か、事故か。いずれにせよ、ヒーロー候補生としては犠牲者が出るようならば放っておくわけにはいかない。
君は直ちに現場へ向かう事にした。

芙蓉堂浩二:芙蓉堂浩二、高校二年、ヒーロー候補生やってます!
芙蓉堂浩二:夜来学園に通っているヒーロー候補生。風を操り戦う
芙蓉堂浩二:短い茶髪。制服の中にパーカー。ヒーロー活動時はゴーグル着用。基本、明るく元気で人の良い性格。
芙蓉堂浩二:覚醒時に双子の兄に怪我をさせてしまったことから、誰かを守りたいと思いヒーローを目指すことを決めた。
芙蓉堂浩二:なお、この双子の兄はアカデミア時空にいたりしますがあんまり今回は関係ないと思います。
芙蓉堂浩二:シンドロームはハヌマーンピュア。アタッカーで、リフレックス持ちなんでドッジもできます。
芙蓉堂浩二:やることは、シナリオ一回マシラでぶっこみつつ真空返しで攻撃を防げたらいいな、みたいな感じです。
芙蓉堂浩二:自己支援用だけど援護の風があるのでミドルでも多少はがんばれるはず。
芙蓉堂浩二:とにかく肉体と白兵でがんばります。よろしく!
GM:若者にお金は無い、だが肉体で頑張れる!
GM:一発技が華麗に決まるか楽しみだぜ!よろしくお願いします。
GM:シナリオロイスは、謎の少女です
GM:まったく情報が無いなこのハンドアウト
芙蓉堂浩二:謎・・・
GM:おそらく全国各地のセッションで発生している謎の少女シナリオロイス
GM:そしてお次は……

GM:PC3…リーネ・キューブリック(PL:嗣子)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYxfvlRQw
シナリオロイス…ヒロト 推奨感情(P:庇護/N:不気味)
用事があって都内の「英雄デパート」に来ていた君は、ヒロトという小学生の少年と知り合った。
ヒロトは感情を失くしたような無表情の子供で、デパート前にある巨大なクリスマスツリーの頂点を指さし
「あの星はぼくの物なんだ」と告げる。果たして、それはただの子供の戯言なのだろうか。
その時、君の見ている前でクリスマスツリーが傾き始める……

リーネ:リーネ・キューブリックだ。よろしくな!
リーネ:夜来学園ヒーロー養成科に通うヒーロー志望の女の子。明るく、とくに深いことは考えてない、そんなお気楽少女。
リーネ:一応実年齢が8歳だったり外国のトップヒーローと縁があったりするけど、まあ大したことじゃないので気にしないで接してほしい。
リーネ:基本的には自分の力で褒められたり認められたいっていう思考の甘いやつだが頑張ってお役に立つぞ。
リーネ:能力としては空想による周囲の環境操作。ヒーローというより、手助けする魔法使いとかお姫さまっぽいけど、私はヒーローになるんだかんな!
リーネ:データ的にはオルクス/ソラリスで、そこそこの交渉攻撃と妖精の手+夢の滴セット。
リーネ:後は、ミーミルや相棒による情報能力と、おまけの束縛の領域+マスターズコネクションがあるだけです!
リーネ:ふふ、みんなを頑張って支援してお役立ちしたいのでよろしくなっ。
GM:なにがおまけだ…コワイ!マスターズコネクション!コワイ!
GM:シナリオロイスは、ヒロトくんという少年です
GM:小学校二年生だから…8歳くらい
GM:同い年じゃん
リーネ:見ためは17歳だから(震え
GM:では、お姉さんしてあげてください
リーネ:がんばるぞ!
GM:そしてラスト!

GM:PC4…陽炎律華(PL:里村邦彦)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlZSuRww
シナリオロイス…”ゲマハト・ゲダンケ” 推奨感情(P:有為/N:脅威)
君は、もとFH直系のテロ組織所属に所属していたヴィジランテだ。
君の力を重要視しているFHは刺客として洗脳能力に長けた”ゲマハト・ゲダンケ”なる
初老のエージェントを送り込み、配下と共に君を追い続けている。
なんとかして彼を倒さなければこのまま永遠に逃亡しつづけなければならない。

陽炎 律華:了解。
陽炎 律華:陽炎律華(かぎろい・りつか)。15歳。未登録オーヴァード。
陽炎 律華:小さい頃に誘拐されて、それからFHで、大規模テロのための装置として育てられた。
陽炎 律華:……【濃縮体】と、『Dロイス:裏切りの正義』の専用装備、【Malicia(融合人格)】相当品を持っている。
陽炎 律華:……結局、私を使った計画は失敗したんだけど。
陽炎 律華:詩織が、来たから。来てくれたから。
陽炎 律華:いまは非合法ヒーロー[ヴィジランテ]をやっている。
陽炎 律華:シンドロームはハヌマーン/ウロボロス。やれることは、濃縮体で強化した振動球を撃つだけ。
陽炎 律華:80%以上なら、RWとしてはそこそこ火力が出る範囲攻撃ができる。
陽炎 律華:移動が絡むから、少し邪魔かもしれない。そのときはごめん。
陽炎 律華:以上。
GM:ヤクいものを背負って戦う少女…いいものです
GM:シナリオロイスはゲマハト・ゲダンケ
GM:コードネームは珪素さん命名です。(ありがとうございます)
GM:君を再びFHに取り込もうとしてくるぞ。倒そう。
陽炎 律華:殺す。
GM:ヒュウ…

GM:というわけで、以上四名のPCにて本セッションを開始していきます。
GM:改めてよろしくお願いします!
リーネ:よろしくお願いいたします!
芙蓉堂浩二:よろしくお願いします!
高橋正恒:宜しくお願いします!
陽炎 律華:よろしくおねがいします。
GM:PC間ロイスは、取れそうな人は今取ってもいいですし
GM:実際に会って、様子を見てからでも構いません
GM:高橋さん→芙蓉堂くん→リーネちゃん→律華ちゃん→高橋さん
高橋正恒:会ってから取ります
GM:という取り方になるぞ。
高橋正恒:多分面識なさそうなので
陽炎 律華:様子を見てから、にしておく。
リーネ:陽炎さんとの接点が思いつかないのであってからで!
芙蓉堂浩二:リーネちゃんとは夜来生同士なんで知り合いにしてもいいですか?
リーネ:大丈夫ですよ!
芙蓉堂浩二:では、○連帯感/隔意くらいで取得しておきます。まだそこまでは親しくないくらいの。
リーネ:えー、もっと仲良くしようぜ!
芙蓉堂浩二:これから!
GM:OKOK
GM:それでは準備も整ったところで、オープニングを初めていこうっ

GM:◆オープニング1◆登場PC…高橋正恒
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:37->42)
GM:12月も後半。クリスマスムード一色に染まる街。だが、ヴィランの活動は休むことを知らない。
GM:当然、それに対処するヒーローの活動もまた、休むことを知らない……
ノーヘッド:「うっははははぁ!誰も俺を止められねえ!」
GM:力自慢ヴィラン”ノーヘッド”!
GM:暴力を誇示することだけが目的の、思想も知能もないヴィランだ!
GM:すごく楽しそうに破壊活動を行っている!
ノーヘッド:「うおおおおっ!俺の《フルパワーアタック》を食らえーっ!」
GM:対峙するヒーローは既に満身創痍。膝を着き、苦しそうに喘いでいる。
ディアボロス:「チィーッ!なんと油断できん強敵……」
ディアボロス:「だが……フフフ、来い!それが貴様の最後の攻撃になる!」
高橋正恒:……一方、こちらはヒーロー”レイジーラクーン”の事務所。
高橋正恒:”ノーヘッド”の起こす衝撃で壁や床が軋み、揺れる。
高橋正恒:「………?」アイマスク替わりの大判小説を顔から離し、体を起こす。
高橋正恒:気怠そうな目、無精髭、くたびれたワイシャツにネクタイ。
高橋正恒:この男がヒーロー”レイジーラクーン”である。
高橋正恒:リモコンを手に取り、テレビを付ける。
高橋正恒:丁度そこには、ヴィランが暴れている様子が生中継されている。
高橋正恒:「あーらら、うちの近くじゃないの。」
高橋正恒:戸棚からライフルを取り出し、組立。サイレンサーを着ける。
高橋正恒:スコープを付け、ベランダに出る。
高橋正恒:丁度持ってた大判小説をベランダの柵に載せ、その上にライフルをそっと乗せる。
高橋正恒:右手は引き金に。左手はストックに。
高橋正恒:スコープの先には、ヴィラン。
高橋正恒:”レイジーラクーン”の”ヒーロー活動”には超能力も派手な火力もスーパーヒーロー着地もいらない。
高橋正恒:ただ一瞬の機会と、
高橋正恒:パ   スッ
高橋正恒:ただ一発の弾丸があればいい。
高橋正恒:テレビに振り返る。
高橋正恒:”ノーヘッド”は文字通りの”ノーヘッド”になっていた。
GM:そのまま、前方に倒れるノーヘッド。
ディアボロス:「かかったなアホが!食らえ、復讐の刃………?」
ディアボロス:「あれ……えっ……?」
ディアボロス:「なぜだ…私の!私の獲物がぁああ!!」
高橋正恒:ふーっと長い溜息をつき、ライフルを解体していく。
高橋正恒:そして、ライフルを戸棚に仕舞い、ベッドに横たわる。小説の続きを読まなければいけない。
高橋正恒:尤も、また転寝してしまうかもしれないが…
????:「わははははははッ!とーうっ!」
GM:ガラガラと窓を開け、白銀の甲冑を身に纏った男が部屋に入ってくる。
高橋正恒:「……」身体を起こす。
高橋正恒:「あのねぇ、入口から入ってくれないかなぁ。」
シン・セイバー:「こちらの方が早いのだ!ごきげんよう、"レイジ―ラクーン"!!セイバーッ!!」(手刀をX字に振り回している)
GM:彼は聖剣ヒーロー、シン・セイバー。かっこよく、正義感に厚いので人気も高い。
高橋正恒:「…はいはい。今度は何だい?」
シン・セイバー:「うむッ!実はおいしい饅頭が手に入ったのでおすそ分けに来たのだ!」
シン・セイバー:「食べるか!」
GM:バスケットボールほどのサイズの饅頭を差し出す。
高橋正恒:「半分…いや1/4、いや…1/8分けてもらおうかな。」
シン・セイバー:「1/8……1/8と言ったな!つまり!切り分けねばならない!」
シン・セイバー:「セイバーッ!!」(手刀をX字に振り回す)
GM:饅頭が8等分された。
GM:断面が焦げている……サラマンダー能力による斬撃なのだ……
高橋正恒:「……」包丁を持ってこようと台所に目を向けた瞬間には
高橋正恒:饅頭が切れていた。焼きまんじゅうになって。
高橋正恒:はぁ、とため息一つついて。今度はお茶を持ちに台所へ
高橋正恒:「生憎、麦茶くらいしかないよ。」
高橋正恒:麦茶の入ったコップをシン・セイバーに
シン・セイバー:「いただこうッ!」ヘルムの隙間から器用に麦茶を啜る。
シン・セイバー:「まあ正直、饅頭はついでなのだが」
高橋正恒:こちらも麦茶を飲みながら「……本当の用事は?」
シン・セイバー:「どうもこのところ、FHの連中が私のことを調査しているらしい」さきほどとは打って変わって、神妙な声を出す。
高橋正恒:「……FH、ねえ。」
シン・セイバー:「FHのテロ計画を、何件か派手に潰したからであろう。この私……シン・セイバーがな!わははははッ」
シン・セイバー:「セイバーッ!!」(手刀をX字に振り回す)
シン・セイバー:「あ、今のは成敗!とセイバー!がかかっているのだ」
高橋正恒:「あ、いや、そこはいいんだけど……」
高橋正恒:「それが単なる報復なのか、あるいは別の目的があるのか…。」
シン・セイバー:「そこだ。私にも、奴らの狙いまでは読めない」
シン・セイバー:「……私はキミの腕を買っている。いざという時は、力を貸してもらえるだろうか?」
高橋正恒:あごに手をやり
高橋正恒:「今だよ。今がいざって時だ。」
高橋正恒:「FHが君の周りを嗅ぎまわっているとこちらが感づいたってことは、相手にも伝わってるかもしれない。」
高橋正恒:「そうなると何かリアクションをしてくるはずだ。」
高橋正恒:「念のため、君の周辺とFHの動きを洗ってみるよ。」
シン・セイバー:「やはり君は頼りになる」
高橋正恒:「……君も、油断しない方がいい。陣内君。」
シン・セイバー:「派手なコスチュームや、能力ではない。ヒーローの本質というのかな……うん」
シン・セイバー:「無論だ。易々と悪に屈する私ではないッ」
高橋正恒:「僕が、ヒーローの本質?」上を仰ぐ。散らかった事務所だ。ヤニの跡も天井に張り付いている。
高橋正恒:「君の方がよほどヒーローらしいよ。」
高橋正恒:「こんなところに引きこもってるラクーンよりはね。」
シン・セイバー:「そうかな。私はそうは思っていないんだが……まあ、その話はまた今度ゆっくりとしよう」
GM:シン・セイバーは立ち上がり、窓を開けて身を乗り出す。
高橋正恒:「気を付けてね。饅頭、おいしかったよ。」
シン・セイバー:「そうか!では、次はジャンボサイズを持って来よう」
シン・セイバー:「……街を守り、ヴィランに狙われ、クリスマスプレゼントの調達などもしなくてはならない。実に忙しいなッ」
高橋正恒:「またおいでよ。今度は小さいのを持ってきてね。」
シン・セイバー:「小さいのでいいのか……無欲なやつだ。では、さらば!セイバーッ!!」(手刀をX字に振り回す)
シン・セイバー:「あ、いまのはさらばとセイバーがかかっているのだ」
GM:シン・セイバーはガラガラと窓を開け、ガラガラと窓を閉めて去って行った。
GM:それきり。
GM:シン・セイバーは姿を消した。
GM:人気ヒーローの突然の失踪はマスコミを騒がせたが、真相を知る者は無く。
GM:やがてその話題も、クリスマスの浮かれたムードの中で埋もれていくかのようだった。
高橋正恒:……失踪したシン・セイバーの話題がテレビで流れる。
高橋正恒:(………穴に籠っている場合じゃなくなったみたいだね。)
高橋正恒:ワイシャツの上からショルダーホルスターを付け、リボルバー拳銃を差し込む。
高橋正恒:その上からミリタリーコートを羽織り、部屋の電気を消す。
高橋正恒:(クリスマスくらい冬眠するつもりだったんだけどなあ)
高橋正恒:靴を履き、部屋を出ていく。
高橋正恒:がちり、と部屋の鍵を閉める音と、カンカンカン、と階段を降りていく音が響き、
高橋正恒:やがて、レイジーラクーンの洞穴は静かになった。
GM:----
GM:シーンをカットします。
GM:シナリオロイスは"シン・セイバー" 陣内修(じんない・しゅう) 推奨感情(P:信用/N:厭気)
GM:ですが、いかがでしょうか
高橋正恒:じゃあ推奨感情の通りに盗りましょうか
高橋正恒:取りましょうか
GM:了解です!Nが表ですか?
高橋正恒:”シン・セイバー”/陣内修/○信用/嫌気/ロイス
高橋正恒:これで!
GM:ラジャー!
GM:◆オープニング1 END◆

GM:◆オープニング2◆登場PC…芙蓉堂浩二
GM:侵蝕値の上昇をお願いします
芙蓉堂浩二:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+8[8] → 41

芙蓉堂浩二:ぬう
GM:アガるねえ
GM:----
GM:ジングル・ベルが流れ、赤、白、緑の装飾が街にあふれている。
GM:恋人たちは手を繋ぎ、子供たちはショーウィンドウの中のプレゼントに目を輝かせて。
GM:ふわふわと浮かれた空気が漂っている。
GM:そんな中、夜来学園の生徒・芙蓉堂浩二はというと……
おばあちゃん:「すみませんねえ、お若い人」
芙蓉堂浩二:「いや、いーっすいーっす、全然!」道端で出会ったおばあちゃんを背負い、横断歩道を渡っている。
芙蓉堂浩二:「ヴィランがいなくたって、困った人を守るのもヒーロー活動だし」
おばあちゃん:「おやまあ、じゃあヒーロー候補生なんですか」
芙蓉堂浩二:「です! もうちょっとしてデビューしたらよろしくね。ケストレルって名前!」
おばあちゃん:「消すと出る?不思議な名前ですねえ。でも、きっと立派なヒーローになりますよう」
芙蓉堂浩二:「ほんとに? うれしいなあー」ひょいひょいと歩きながら。
GM:やがて君は、老婆の目的地である洋菓子屋の前に着いた。
おばあちゃん:「本当に、親切にしていただいて」頭を下げる。
芙蓉堂浩二:「よいしょっと。おばあちゃん、ずいぶん軽いししっかり食べなよー」ゆっくりとおばあちゃんを下ろそう。
GM:と、そこで浩二君はすぐ後ろに立っている人影に気づきます。
芙蓉堂浩二:「はー、いいことしちゃったな。……ん?」白い息を吐きながら後ろを向く。
謎の少女:「……」
GM:トレンチコートに細身のパンツ。全身黒づくめの、ショートカットの少女だ。
芙蓉堂浩二:「あ、ども。何か?」用事かな?と声を掛ける。
GM:少女は何やら、小さな袋を手に持って差し出している。
謎の少女:「……落し物」
おばあちゃん:「あらあら!これは親切に!」
GM:それは老婆の持ち物だったらしい。君が背負って運んでいる間に落としたのだろう。
芙蓉堂浩二:「わー、気付かなかった。すいません!」
おばあちゃん:「いえいえ。親切な人ばかりで……ああ、お礼の一つもしないと」
GM:そう言うと、老婆は洋菓子店の店員に向かって何やら呼びかけている。
芙蓉堂浩二:「いやいや、いーっすよ、そんなん!」慌てて手を振る。
謎の少女:「……」
おばあちゃん:「ここ、うちの息子夫婦がやっているお店でね。美味しいから是非、食べてみてちょうだい」
GM:君が止めるのも聞かず、老婆は箱に入ったお菓子を押し付ける。
芙蓉堂浩二:「え、えーと。その。あ、ありがとございます!」ちょっと迷ってから頭を下げる。
おばあちゃん:「それじゃあねえ。メリークリスマス!」
GM:老婆は手を振り、店の奥へと消えていく。あとにはキミと少女だけが残される。
芙蓉堂浩二:「はい! メリークリスマス! おばあちゃんも元気で!」手を振り返す。
芙蓉堂浩二:これ、少女はお菓子もらってます?
謎の少女:「……」無言で手を振っている。
GM:貰っています。同じやつを
芙蓉堂浩二:「はは、なんかもらっちゃったねえ。ラッキー」少女に話しかける。
GM:少女は君のことをガン無視し、箱を開けて中身を確認している。
謎の少女:「……ケーキだ」
芙蓉堂浩二:「あっ、ケーキ? やったね。家族で食おうっとー」ガン無視をガン無視するぞ。
GM:突然、少女は手づかみでケーキを貪り食べ始める。
芙蓉堂浩二:「うえっ!? ちょっとちょっと、せめてその辺に座ろうぜ!」
謎の少女:「……」
GM:がつがつと食べ終えると、少女はクリームのついた手を舐めている。
GM:そして君が手に持っている箱を食い入るように見つめている…
芙蓉堂浩二:「……あー、えーと。ハンカチ使う? っていうか……」呆然。
芙蓉堂浩二:「これ、欲しいの?」
芙蓉堂浩二:ケーキの箱を見せる。
謎の少女:「ケーキ……ケーキは大事」
謎の少女:「わたしは、ケーキを食べないと……」
芙蓉堂浩二:「しょーがねえなあー。よくわかんないけど、ほら、どうぞ」差し出す。
GM:少女はお礼も言わずに箱を開け、また手づかみで食べ始める。
芙蓉堂浩二:「あとこれ。ティッシュあったから使って」道端で配っていたやつも差し出す。
芙蓉堂浩二:「……これも一応人助け、だよな……?」頭を掻く。
謎の少女:「……ありがとう」
GM:少女は手を拭いて、今度はそう言った。
芙蓉堂浩二:「お」礼を言われるとは思っていなかったので、少し驚く。
芙蓉堂浩二:「ま、いーよ。美味かった? 今度はここにちゃんと買いに来ようかな」にっと笑う。
謎の少女:「おいしいかどうかは問題じゃないの」
謎の少女:「わたしはケーキを食べなきゃいけない」
芙蓉堂浩二:「……」
芙蓉堂浩二:「……そういうのはさ。作ってくれた人に良くない」説教を始めようとするぞ。
謎の少女:「行かなきゃ」
GM:少女はくるりと方向を変えて歩き出す。
芙蓉堂浩二:「一生懸命心を込めて毎日……えっ、あれっ?」
芙蓉堂浩二:「ちょっ、少しは聞いてくれてもいいじゃんか!」
GM:少女は全く意に介さないようにすたすたと歩いて行く。
GM:その先にあるのは「英雄デパート」だ。今は都内でも有数の、巨大なクリスマスツリーが展示されて賑わっている。
芙蓉堂浩二:「ま、待てよ。ちょっと、なーあー!」
GM:少女の足取りは決して早くはない。でも、君はいつの間にかその姿を見失ってしまうぞ。
芙蓉堂浩二:きょろきょろと辺りを見渡してから、デパートの建物を見上げる。
芙蓉堂浩二:(ここに入ってったのかな……?)
芙蓉堂浩二:(……変な子だったな。気にはなるけど、探して説教するってのもアレだよな……)
芙蓉堂浩二:デパートの入口付近でうろうろとしている。
GM:君がどうすべきか迷っていた、その時。
GM:ズズン……と、腹の底に響くような音。
GM:明らかに何か、巨大な物が動いたことを示す振動。
GM:続いて人々の悲鳴が聞こえてくる。
GM:クリスマスツリーが展示されている、デパートの中庭方面からだ。
芙蓉堂浩二:「!」ぱっと顔を上げ、中へと飛び込む。
芙蓉堂浩二:(何があったのか知らないけど、何かが起こってる! 事故? 事件?)
芙蓉堂浩二:(守らないと……!)猛禽のような素早さで、人を掻き分けて駆け抜けていく。
芙蓉堂浩二:(守らないと!)
GM:----
GM:シーンをカットします
GM:シナリオロイスは謎の少女 推奨感情(P:興味/N:隔意)ですが
GM:いかがいたしますか
芙蓉堂浩二:興味/○隔意で取りたいと思います。
GM:わかんねえもんな
芙蓉堂浩二:うんw
GM:では、以上!
GM:◆オープニング2 END◆

GM:◆オープニング3◆登場PC…リーネ・キューブリック
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします
リーネ:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36

リーネ:よしよし。
GM:英雄デパート。普段から買い物客の多い大型デパートだが、今の時期は特に大賑わいだ。
リーネ:はー、と息をつき。多い荷物をベンチに載せてぐったり座っている。
リーネ:「…むぅ…。クリスマス会だからって調子に乗りすぎたか…?」どかどかと載せられた袋を見る。
GM:社会見学か何かだろうか?小学生の集団がわあわあと声を上げ、はしゃぎながら移動しているのが目につく。
リーネ:「カードも、ケーキも、ろうそくもクラッカーも欠かせないもんなあ」とぼやきつつ周りの賑わいをほほえましげに見ています。
リーネ:うんうん。ああいうのを見ると、クリスマスだって気がするよな!
GM:と、その中に一人だけぽつんと取り残されている少年が居る。
リーネ:「さて、後必要なのは…」と、そこで少年に気が付く。…時間には、余裕があるな。
リーネ:すたすたと少年の近くへ。「どーかしたのか、そこのぼーず」
GM:呼びかけられた少年はキミの方へ振り向く。
GM:が、その表情はどこかおかしい。何の関心もなさそうな目。
GM:ただ呼ばれたから機械的に振り向いただけという感じだ。
リーネ:「ん?なんだ、はぐれたって感じでもないな。辛気臭い顔しやがって」とその表情も気にせずずかずかと隣に。
リーネ:こーいう目というか、周囲に関心をなくしてしまうやつ、というのも結構いたもんだよなあ、と少し懐かしささえ覚えて。
少年:「お姉ちゃんは、楽しい?」
少年:「クリスマス、好き?」
リーネ:「うん?おう、楽しめる奴らと一緒に騒げるからな!楽しいぞ!」
少年:「そうなんだ……」
リーネ:クリスマスも好きだな、とにっと笑いつつ。
リーネ:「どーした。オマエはつまんないのか?」と顔を覗き込むように近づく。
少年:「つまんないよ」
GM:君が近づいても、少年はやはり表情一つ変えない。
リーネ:ふーん、と自分から聞いておいて気もない応えをしつつ。「じゃあ、楽しめるようなことをやらなきゃな」
少年:「楽しめるようなこと」
GM:興味があるというより、ただおうむ返ししたような返事。
リーネ:「楽しくないなら、楽しくしようって自分から何かやるんだ。だからオレは楽しい!」
少年:「……」
GM:少年は無言で視線を移す。中庭に展示されているクリスマスツリーの、その頂点。
リーネ:こういう反応の薄さも、懐かしさがある。「別に、そう難しく考えなくても、美味いモノくってりゃ楽しいもんだけど…」と気にせず続けて。
リーネ:「お。クリスマスツリーに興味があるのか?」
少年:「星……」
GM:少年は、ツリーの頂点にある星型の飾りを指さしている。
リーネ:「おお。立派なもんだよなー」
GM:その飾りはライトアップされてキラキラと輝いている。
リーネ:「星、好きなのか?」初めての反応。これかな、と思い。
少年:「好き」
GM:そう言った少年はわずかに微笑んだように見える。
リーネ:合わせるようににっと笑みを深めて。「なんだ、いい顔するじゃないかよ」
GM:少し照れたように顔を伏せ、少年はさらに続ける。
少年:「……あの星は、ぼくの物なんだ」
リーネ:「東京は高い所が多いから、そこから天体観測とかすると一杯星が見えそうだなあ」
リーネ:と、そこでその言葉を聞いて。「ん…?アレ、オマエの家のやつとかなのか?」それなら随分立派だけど。
少年:その問いには、ふるふると首を横に振る。
少年:「これからぼくの物になるんだよ」
リーネ:頭を傾げて不思議そうにしている。「ん-…。買うのか、アレ?」
リーネ:売り物だったっけアレ。
GM:当然ながら売り物ではないのだ。
リーネ:ですよねー。
少年:「なるんだよ。ほら……」
GM:少年が言う。星が、動いている。
リーネ:「ふうん…じゃあ、後で見せてくれよ。近いところで見たらどんなのか、興味ある」と全然わかってない。
GM:星の飾りだけではない。クリスマスツリーそのものが傾いでいる。
リーネ:「…。…あれ?っておい…!」
リーネ:GM、イージーテレキネシスで支える事は可能ですか
GM:ほほう、そんなものが
リーネ:オルクスのイージーで一つのものを動かせるやつです。
GM:物品というにはあまりに巨大すぎて、無理な感じですね
GM:ただ、このツリーはとりあえず建物にぶつかって止まります。完全に倒れはしません
リーネ:むぐぐ、仕方ない!被害はどんな感じでしょう!あるならレスキューアクションを使いたいです。
GM:ふむ。それでは、君はツリーが建物にぶつかった事による被害…たとえば
GM:瓦礫の崩落などを防ぐことができる
リーネ:ありがとうございますっ
GM:ズン、と腹に響くような音。傾いだツリーがデパートに激突した音だ。
リーネ:では≪レスキューアクション≫起動!ぱん、と手を打ち鳴らし。瓦礫や硝子の
リーネ:崩落が、不自然に、時が止まったように動きを止める。
リーネ:「ん、ぐぐ…!くっそ、いきなりなんだちくしょーっ…!」
GM:君が瓦礫を押しとどめている間に、買い物客たちが慌てて避難を始める。
リーネ:首筋に汗の玉が浮く。あまり、そう長くは止められない。「あーもー、今のうちに避難してくださーい!」
教師:「ヒロト君、早くこっちに!みんなといっしょに避難して!」
GM:引率の教師らしき女性が、さきほどの無表情な少年に呼びかけ、手を引いて連れて行く。
リーネ:その様子を、必死に止めながら一瞥します。
ヒロト:「やっぱり、僕のなんだ……」
GM:ヒロトと呼ばれた少年は、そのまま手を引かれて退場していきます。
リーネ:その言葉に不可解なものを覚えつつ。連れられて行く内に、瓦礫や他の物をゆっくりと誰もいないところに降ろしていく。
GM:一方で、壁によりかかったツリーがズルズルとその位置を下げ続けている。
GM:中庭からは、断続的に悲鳴が聞こえる。
リーネ:「くあー…もう。アレは止めらんないな、仕方ない」がしがしと頭を引っ掻き。中庭へむかい駆け出そうとします。
リーネ:最後、クリスマス会の買い出し荷物を一瞥し。…ああもう、と一応持って来ていた杖だけ引っ掴んで駆け出します。
リーネ:迷う時間も、今は惜しい。
リーネ:「ほんっとう、災難だな!」
GM:----
GM:シーンをカットいたします。
GM:シナリオロイスはヒロト 推奨感情(P:庇護/N:不気味)ですが、どうでしょう
リーネ:ヒロト 〇庇護/不気味 に取得します!
GM:了解です!
GM:◆オープニング3 END◆

GM:◆オープニング4◆登場PC…陽炎律華
GM:侵蝕値の上昇をお願いいたします
陽炎 律華:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 10[10]+37 → 47

陽炎 律華:うん。
GM:ホットスタート…
GM:大通りから外れた、人けの少ない路地。
GM:複数の足音がキミを追っている。
GM:訓練され、統率の取れた足音。君の退路を塞ぐように包囲を狭めてくる。
陽炎 律華:冬の大気の中、白い息を弾ませながら走っている。
陽炎 律華:声が聞こえる。予測。体力限界。最悪の未来。五分後に包囲完成。
陽炎 律華:目を細める。足を止める。
陽炎 律華:「……ダンスカー。起動」
陽炎 律華:折りたたまれていた影が、黒い光になって体にまとわりつく。
陽炎 律華:一瞬おいて、体は奇妙なデザインのアーマーに覆われている。
陽炎 律華:「…………」予測。声が聞こえる。もっとも"相手の数が多く"、"一般人が一人もいない"方向は。
陽炎 律華:指揮杖型のコントロールデバイスを、剣のように構え、突き出す。
陽炎 律華:影の衝撃波が貫通する。その向こうにいたFHの戦闘要員ごと。
陽炎 律華:「……よし」
陽炎 律華:走り出す。強行突破だ。この方法が、もっとも"悪い未来"から遠い。
GM:慌てて群れの穴を閉じようとする戦闘員だが、間に合わない。
陽炎 律華:こいつらはどうでもいい。順調なら振り切れる。
陽炎 律華:軽く生きをためる。選んだなかの"最悪の未来"は、このあとだ。
GM:突破したその先に、新たなプレッシャーが立つ。
GM:もう何度目になるかわからない。マスクで顔を隠した、声からすると初老の男。
ゲマハト・ゲダンケ:「”ダンスカー”……実に。実にすばらしい力だね」
GM:FHのエージェント、”ゲマハト・ゲダンケ”。君を”連れ戻す”ために用意された人員。
陽炎 律華:「こうして見えるも何度目か、ゲマハト・ゲダンケ」
陽炎 律華:剣のように構えたコントロールデバイスを虚空に叩き込む。
陽炎 律華:引き裂かれた空間から、黒い触腕が迸る。
陽炎 律華:【カゲ ノ トビラ】
GM:その腕は何者かによって阻まれる。不可視の斬撃が走り、逸らされる。
GM:”ゲマハト・ゲダンケ”自身の力ではない。何者かにその身を守らせている。
陽炎 律華:追撃で来た不可視の突き返しを、"知っていたかのように"身を反らして回避。
ゲマハト・ゲダンケ:「そろそろもう少し、穏やかに話ができると嬉しいのだが」
ゲマハト・ゲダンケ:「私はとても悲しい。FHはキミを必要としているのにね。誰かに必要とされるということは、とても大事な事だ」
陽炎 律華:「千を数える贄を積み、私を前によく言った。また新しい人形か」
陽炎 律華:「それでまた千を殺すのかッ! 最早許されぬ身だといえ、そんな始末は願い下げだッ!」
陽炎 律華:コントロールデバイスを構え直す。早々に突破しなければ、他の連中が追いついてくる。それは"知っている"。
ゲマハト・ゲダンケ:「ああ、それはひどい誤解だ。そんなことはさせない。私は、君が本当に望むものを与えるよ」
陽炎 律華:「夢と望みを捻じ曲げられて、喜ぶほどには奇特ではない」
ゲマハト・ゲダンケ:「では、君は何を喜ぶ?君の喜びとは何だろう」
陽炎 律華:脳裏に、彼女たちの顔が過る。
陽炎 律華:「穢すな、奸物ッ!」
ゲマハト・ゲダンケ:「フフフ。今、君は一人だ。孤独だ。孤独は良くないね。とても、寂しいだろう」
陽炎 律華:もはや答えない。
陽炎 律華:ぐるり、と円を描くようにロッド型デバイスを振るう。空間が、円状に引き裂かれる。
ゲマハト・ゲダンケ:「ああ、いけない。それでは、また君と離れ離れだ……」
陽炎 律華:能力制御の限界とほぼ等しい。先程までとは文字通り桁違いの量の黒の茨が、こちらと"ゲマハト・ゲダンケ"を遮るように奔流する。
陽炎 律華:【イバラ ノ ソノ】
ゲマハト・ゲダンケ:「仕方がないな。またすぐに会えるだろう」
GM:そう言って、護衛の気配と共に退く。
陽炎 律華:黒の茨が消滅したあと、大穴だけが残されている。
陽炎 律華:------ややあって。
陽炎 律華:1kmばかり離れた河原にある下水の放水口から、疲労した足取りで出てくる。
陽炎 律華:「……あいつ。他にも目的がある?」
陽炎 律華:空を見る。時間は……
陽炎 律華:ラジオのスイッチを入れる。
ラジオ:『……セイバーの行方は未だわかっておりません。<進化放送が午後5時をお知らせします>』
ラジオ:『さて。次のナンバーは、クリスマスシーズンの新曲。朝霧声奈の……』
陽炎 律華:パーカーのポケットに電源を入れたままのラジオを投げ込む。
陽炎 律華:……"ゲマハト・ゲダンケ"との因縁を、そろそろ精算してもいい時期だ。
陽炎 律華:こういう感じかな。
GM:まさしく。
GM:では、シーンを切ってもよろしいでしょうか
陽炎 律華:OK。で、ロイスは指定通り「ゲマハト・ゲダンケ 有為/■脅威」。ネガティブ表にしとえく。
GM:了解です。
GM:ではシーンカットな!
GM:◆オープニング4 END◆

GM:◆ミドルシーン1◆登場PC…芙蓉堂浩二、リーネ・キューブリック(全員登場可)
リーネ:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+7[7] → 43

高橋正恒:出ます!
芙蓉堂浩二:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+9[9] → 50

高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:42->50)
芙蓉堂浩二:ぎゃあ
陽炎 律華:出ます。
陽炎 律華:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 7[7]+47 → 54

GM:なんかみんな高目!
GM:----
GM:英雄デパート中庭。
GM:巨大なクリスマスツリーが傾ぎ、デパートの壁にぶつかってずるずると下降していく。
GM:その下には逃げ遅れた人々が!
人々:「きゃあーっ!」「た、助け……!!」
芙蓉堂浩二:「あっぶねえ!」走りながら集中。周囲にゴウ、と強い空気の流れが生じる。
芙蓉堂浩二:ばっと制服のジャケットを脱ぐ。パーカーの胸にはヒーローズクロスのバッジ。
芙蓉堂浩二:「守る! 助ける!」強い風がツリーに吹き付け、体勢を立て直そうとする!(援護の風のイメージで)
芙蓉堂浩二:「"ケストレル"見参! 今のうちに早く逃げて!」
人々:「あ、あれは……ヒーロー?」「ケストレルって知ってる?」「知らない」「ともかく、助かった!」
GM:慌てて避難を始める人々!
リーネ:そして、そこに響く声。
リーネ:--この地に遍く存ずる、地の霊に願い奉る。
リーネ:かん、と杖が地面を叩く音。その音と共に、木を支えるように。アスファルトが、ガラスが、カーテンが鎖となって木に巻き付き、縛り支える!
リーネ:「おい、大丈夫か!?」思わず手助けに入っちゃったけれど。
芙蓉堂浩二:「あ、リーネ! ちょうど良かった!」固定されたのを確認して風を止める。
リーネ:「ってコージじゃんか!お前こそこんなとこで…!」
人々:「やった……なんとか逃げ切れたぞ!」「ありがとう、名も知らぬヒーロー達!」被害を防いだ二人に向かって拍手が送られる。
芙蓉堂浩二:「俺ひとりじゃ時間稼ぎしかできなかったよ。助かった!」ふう、と息をつく。
リーネ:「…ん。オレはまず、間に合わなかったからな。お前の功績だよっ」
芙蓉堂浩二:「いやいや、どーもどーも」少し照れて拍手を受け止める。
リーネ:ひょい、と杖を振返し。周囲にまだ危ない人がいないか確認。
芙蓉堂浩二:「とりあえずあのツリー、撤去なりちゃんと固定なりしないと……」
リーネ:「まあ、これじゃあ急造もいいとこだしなあ。警察呼ばないとどうしようもないぞ、こんなの」
芙蓉堂浩二:まあでも、年末のヒーロー納め的にはわりといいことしたんじゃないの、と少し得意げだ。
リーネ:ぎりぎり、と悲鳴を上げている鎖をげんなりと見つつ。
芙蓉堂浩二:「そだな。まずデパートの人に知らせっか」
GM:と、そんな会話をしていると
リーネ:「そーだな。オレとお前じゃどーしよーもない」連絡しようとして。
GM:芙蓉堂浩二の背後に、地面から立ち上がったおぼろげな影が近付いていく。
リーネ:「…コージ、後ろっ!」
芙蓉堂浩二:「店員さんとか近くにいないかねー、誰か来てても良さそう……」
芙蓉堂浩二:「えっ!?」ばっと振り向き、素早く飛びすさる。
GM:刃が空を切る。続いて二撃、三撃と追ってくる。
GM:物陰から、銃を構えたモブヴィランもリーネに狙いを付けて姿を現す。
リーネ:「…この、」浩二を助けようとして狙われていることに気付く。こいつら!
ゲマハト・ゲダンケ:「夜来の生徒あたりかな。余計な事をしてくれる」
芙蓉堂浩二:「わっ、とっ、なんだっ!?」パーカーのフードの紐が浅く斬られる。
リーネ:「いきなり出てきて余計とはなんだ余計とは!」がーっと。
GM:マスクをかぶった男が現れ、肩をすくめて笑った。
芙蓉堂浩二:(……そう、そうか。あれだけのツリーだ。疑うべきだったんだ)
芙蓉堂浩二:(誰かに無理に倒された可能性を……!)
ゲマハト・ゲダンケ:「少し痛い目を見て勉強しなさい。最期の勉強になるがね。……やれ、”エグゼナ”」
リーネ:とはいえ、まずい。浩二はまだなんとかなる。アイツの身体能力は本物だ。…周りの避難者と、
リーネ:(オレは、どうしようもねーな…!)
芙蓉堂浩二:「みんな、逃げて!!」叫ぶ。
リーネ:杖を構える。テレキネシスで、なんとか避難者に遮蔽だけでも…。
GM:影の斬撃速度が上がる。周囲の兵も、引鉄を引く……!
高橋正恒:避難者の中にいた、くたびれたコートを着た気だるげな男がいつの間にかモブヴィランの背後にいる
芙蓉堂浩二:射線とリーネの間に割って入りたいが、隙が……。
高橋正恒:吸っていた煙草を眼球に押し付け、その隙にヴィランの持っていた拳銃を奪い取る。
モブヴィラン:「ぎゃあああ!?」
リーネ:浩二に視線をやる。オレはいいから、という視線。…そこで、周りの様子が少しおかしいことに気付く。
高橋正恒:至近距離でヴィランに発砲!
高橋正恒:甲高い銃声がモールに響く!
芙蓉堂浩二:「!」発砲音にちらりとそちらを見る。ヴィラン側のものではない。彼らも動揺している。
リーネ:精神を集中していた。なんとか浩二に支援と、遮蔽を考えていたから。…一体なんだ!?
高橋正恒:ヒーロー候補生たちに対して遮蔽を取っていた、ということは
高橋正恒:こちらからは丸見えと言う事だ。
高橋正恒:遮蔽物に隠れたモブヴィランたちを撃つ。
陽炎 律華:ガラスが割れる音。
陽炎 律華:自然、そちらに注意が向く。そのタイミングを狙ったように、"ゲマハト・ゲダンケ"の周囲に、黒い茨が降り注ぐ。
ゲマハト・ゲダンケ:「おや。これはこれは」
陽炎 律華:【カゲ ノ トビラ】
高橋正恒:ヴィランたちを排除した後ガラスの割れる音に反応、銃口をそちらに向ける。
GM:黒い甲冑を着た騎士が、崩れかかったクリスマスツリーの頂点から飛び出して茨を切り裂く。
ゲマハト・ゲダンケ:「君の方から逢いに来てくれるとは、嬉しいね。”ダンスカー”」
陽炎 律華:「ヒーロー。ダンスカー。そこの"悪漢[ヴィラン]"どもに用がある」
高橋正恒:「ヒーロー?ああ、奇遇だね。」銃口をヴィランに向け直す
リーネ:なんだかよくわからない状況。ごっちゃごちゃだ。だけど。(…まあなんでもいい!これは、起死回生のチャンスだってことだな!)
高橋正恒:「”レイジーラクーン”、現着。はいはーい!逃げる人は逃げてー!」
陽炎 律華:「休暇の警官かと思ったけど」
芙蓉堂浩二:("レイジ—ラクーン"! ヒーローじゃん)腰に下げたスネークブレードを握る。
GM:戦況の変化を感じ取り、エグゼナと呼ばれた影はゲマハト・ゲダンケの下へ退いている。
高橋正恒:「コスチュームもマスクもない不良ヒーローさ。」
人々:「ヒーローだ!ヒーローが来てくれたぞ!」「あとは安全なところで観戦しよう!」
リーネ:「”レイジーラクーン”、…あの通好みな。…まあいいや!そこのお二人さん、とにかく連中とは敵なんだよな!?」声を掛ける。
高橋正恒:「逃げろって言ってんのに。仕方のない野次馬だ。」
芙蓉堂浩二:「はい、もっと後ろの方下がって! できたら逃げて!」手で指図をする。
高橋正恒:「ん?ああ、クロスを下げているところからすると、君らはヒーローか、候補生かな?」
陽炎 律華:「そこの子たちはまあいいとして。物見高いのはいただけない」バイザーが降りる。
リーネ:野次馬はめんどくさくなってきたのでさっさとテレキネシスでベンチ等を投げ、さっさと区切っておきたい。
芙蓉堂浩二:「あ、候補生っす」"レイジ—ラクーン"……わりと地味なんだよな、この人、などと思いながら。
リーネ:「ん、まだ候補生だけど役には立つぜ!」
高橋正恒:「それで?あんたは、ヴィランさん?クリスマスのプレゼントでも買いに来たのかい?」
ゲマハト・ゲダンケ:「いい勘だ。なかなかいい勘をしている。まさに、そういう用事だ」
陽炎 律華:「子供を攫う専門家がよくも言う」
芙蓉堂浩二:「へ? マジでプレゼント買いに来たの?」
リーネ:「ばか!何かを奪いにきたってことだろ!」
ゲマハト・ゲダンケ:「まあ、私のものではないがね」ちらりと黒い甲冑の騎士を見やる。
黒い甲冑の騎士:「…………」
芙蓉堂浩二:「あ、あー。そっか。そういう……許せないぜ!」
高橋正恒:「プレゼントを買うのにこれはいらないよなあ。」弾倉が空になった銃を投げ捨てる。
ゲマハト・ゲダンケ:「そうだね。人は言葉と金銭をやり取りし、それでも足りぬ時に鉛玉を使うものだ。すぐに暴力に頼るのは、まったくよくない」
高橋正恒:「今日のところは諦めてまた後日、ちゃんと財布を持って買いに来るのはどうだ?」
ゲマハト・ゲダンケ:「残念だが、それでは泣く子も居るものでね」
高橋正恒:「泣く子にはヴィランも勝てないか。」銃を構える。
高橋正恒:「鉛玉でやり取りする時間だ。」
陽炎 律華:ロッド型デバイスを構える。
ゲマハト・ゲダンケ:「そうかね。私は荒事は苦手なので、この場は部下に任せるとするよ。予定も詰まっている」
芙蓉堂浩二:「あっ、逃げるつもりかよ!」
ゲマハト・ゲダンケ:「大人は忙しいんだよ。クリスマスシーズンは特に……”エグゼナ”。適当に足止めをしておけ」
リーネ:「…チッ。とっとと行っちまえ」敵戦力が減るのは、避難者がいる中ではありがたい。…すっっっごく気に入らないが!
ゲマハト・ゲダンケ:《瞬間退場》で退場します。
黒い甲冑の騎士:《瞬間退場》で退場します。
高橋正恒:「……」二人を見送り「さて、候補生諸君。やれるかい?」
芙蓉堂浩二:「やります」即答。
リーネ:くるん、と回した杖を肩に担ぐ。「とーぜんっ!」
陽炎 律華:「来る」
エグゼナ:影が実体を持つ。身体にぴたりとフィットするスーツを着た、女性のシルエット。手には、艶の無い黒の短刀。
リーネ:…そこでちら、と奇妙なアーマーを纏う少女を見て。「…まあいいや。今は、よろしくなっ」
陽炎 律華:軽く頷く。
高橋正恒:「じゃあ、やろうか。」
GM:準備が出来たらミドル戦闘に入るよー
リーネ:こちらは大丈夫です!
芙蓉堂浩二:大丈夫です!
高橋正恒:大丈夫です!
陽炎 律華:はい。
GM:では…
GM:そのまえにエンゲージの説明
GM:(モブヴィラン・エッジ1とシューター1)(エグゼナ)(モブヴィラン・エッジ2とシューター2)
GM:()内は同エンゲージです
GM:PC側エンゲージとは10m離れていると思ってください
GM:何か質問ある方居ますか?
リーネ:特にありません!
芙蓉堂浩二:大丈夫です
高橋正恒:こちらも大丈夫です
陽炎 律華:はい。
GM:では、改めて
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
GM:何かある人~?
リーネ:ありません!今後もなし!
芙蓉堂浩二:ないですね
高橋正恒:なし!
陽炎 律華:なs.
GM:エネミー側も無いんだな。
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速は高橋さんだぜっ
高橋正恒:はい!
高橋正恒:マイナーでパワーランチャーの効果発動。
高橋正恒:メインプロセスで行う攻撃の対象を範囲(選択)に
高橋正恒:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:射撃》!対象は左の1のエンゲージ!
GM:来やがれッ
高橋正恒:12dx7+8
DoubleCross : (12R10+8[7]) → 10[2,3,3,5,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,3,3,4,6,7,7,8]+3[1,3,3]+8 → 31

GM:むむっ、さすがの安定感
GM:《イベイジョン》持ちでは避けられません。命中
高橋正恒:4d10+15 装甲・ガード有効
DoubleCross : (4D10+15) → 36[10,10,8,8]+15 → 51

高橋正恒:凄いダメージが出たぞ!
GM:うおっ、高い
GM:なにその出目!
GM:モブ二人瞬殺!!
高橋正恒:携帯でどこかに連絡する。「例のもの頂戴。そう、それだ。」
高橋正恒:ツリーが倒れたことによって穴が開いた窓から投げ込まれてきたのは…
高橋正恒:M202ロケットランチャー!
高橋正恒:それを肩に担ぎ「耳を塞いでた方がいいよ」と候補生二人に声をかける。
リーネ:慌てて耳をふさぎ目を伏せる。
芙蓉堂浩二:素直に従って耳を塞ぐ!
高橋正恒:シュ ッ !!
高橋正恒:四連装ロケットがヴィラン向けて発射される!
高橋正恒:そして
高橋正恒:KA BOOOOOM!!!
モブヴィラン:「マイガッ!ホーリーシット!」「ノー!クレイジー!ユーアークレイジーーーッ!」
高橋正恒:遮蔽物など関係ない破壊力、火力。圧倒的な暴力でヴィランたち一角を崩す。
高橋正恒:「ヒーローが装備も持たずに線上に来るわけないでしょ。」
高橋正恒:線上→戦場
高橋正恒:ガコン!とロケットランチャーを置く。
GM:では、エグゼナの手番
GM:《縮地》を使用して…マイナーは《陽炎の衣》《光芒の疾走》
GM:隠密状態でPC達のエンゲージへ移動します
エグゼナ:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》《主の恩恵》《見えざる死神》《居合い》《光速の剣》
エグゼナ:《光速の剣》の効果で、ガード不可だよ
エグゼナ:対象は…リーネちゃん
リーネ:き、きさまーっ!こい!
エグゼナ:9dx8+8
DoubleCross : (9R10+8[8]) → 10[1,3,3,5,5,6,6,9,10]+6[4,6]+8 → 24

高橋正恒:ワンチャン!
陽炎 律華:雫も込みならいけるか
リーネ:ドッジいくぞ!
GM:トライ!
リーネ:1dx+1=>24
DoubleCross : (1R10+1[10]>=24) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

リーネ:無理だな!ダメージどうぞ!
GM:そうか…回避は1dxだったか…
GM:ならば無慈悲に。
リーネ:命の盾が欲しい!
エグゼナ:34+3d10
DoubleCross : (34+3D10) → 34+21[10,2,9] → 55

高橋正恒:たっか!
リーネ:装甲もない!死ぬ!リザレクト!
GM:《バックスタブ》が乗っているので攻撃力が高いのだ
リーネ:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+2[2] → 45

エグゼナ:「……」ナイフを持つ手が一瞬、揺れる。同時にその姿が消え失せている。
エグゼナ:リーネ・キューブリックの背後に立っている。ナイフを突き刺している。
リーネ:杖を突き、戦場の把握と援護の一瞬へと集中している。本人は無防備だ。
リーネ:「ぎ、か、は…、この、やろ…!」睨む程度しかできない!
エグゼナ:「……」
エグゼナ:身体を蹴って突き放す。再び、ナイフを構え直す。
リーネ:そのまま吹っ飛ぶ。
GM:そして律華さんの手番!
陽炎 律華:「…………」一種、リーネの方に注意を払った、ように見える。
陽炎 律華:さて。移動エフェクトはないから……
陽炎 律華:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト》《振動球》。モブのシューターを狙う。
陽炎 律華:7dx7+9
DoubleCross : (7R10+9[7]) → 10[1,3,4,5,5,9,10]+10[7,9]+6[3,6]+9 → 35

陽炎 律華:達成値35。
GM:十分に高い…命中です!
陽炎 律華:4d10+20 装甲無視
DoubleCross : (4D10+20) → 29[2,9,8,10]+20 → 49

陽炎 律華:装甲無視の49点。侵食が5上がって49に。
GM:ウーン高い。シューター死亡!
陽炎 律華:「歌え、影の門」
陽炎 律華:鏃のように影の茨が数条打ち出される。ひとつ。
陽炎 律華:「……後は任せた」
モブヴィラン:「ぬ、ぬかったわぁ……」無念の表情で崩れ落ちる。
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+6した(侵蝕率:50->56)
GM:次はモブヴィラン・エッジの行動
モブヴィラン:マイナー《イオノクラフト》でPC達のエンゲージへ。
モブヴィラン:メジャー《コンセントレイト》《ペネトレイト》《カスタマイズ》《アタックプログラム》
モブヴィラン:装甲無視の攻撃で狙うのは…芙蓉堂浩二君!君だ!
芙蓉堂浩二:うおお
モブヴィラン:8dx8+6
DoubleCross : (8R10+6[8]) → 10[1,2,2,4,6,7,8,8]+7[6,7]+6 → 23

芙蓉堂浩二:うーんお高め。ドッジします。
芙蓉堂浩二:コンボ『蹴爪返し』《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》。侵蝕値3上昇。
GM:むう、出たな
芙蓉堂浩二:いきまっす
芙蓉堂浩二:6dx8+9=>23
DoubleCross : (6R10+9[8]>=23) → 10[4,6,7,8,8,10]+4[2,3,4]+9 → 23 → 成功

芙蓉堂浩二:うおっ
GM:同値成功かよ!
芙蓉堂浩二:リフレックスのレベルを3から2に下げて振ってしまっていました。すいません!
GM:まあ…より一層高くなるだけなので、よし!
芙蓉堂浩二:次から気をつける……!
モブヴィラン:「キエエエエーッ!我が愛刀の錆となれィ!」
GM:モブヴィランが気合と共に剣を構え、斬りつけてくる!
芙蓉堂浩二:敵の接近を許し、動かない。
芙蓉堂浩二:斬撃の瞬間……
芙蓉堂浩二:キィン! 腰のスネークブレードを抜き放ち、攻撃を逸らす!
モブヴィラン:「ぬう!?お、おのれ。なんと面妖な刀よ……!」
芙蓉堂浩二:「刀じゃねーよ。俺がすごいの!」びっと親指で自分を指差し。
GM:そのまま芙蓉堂くんの手番なのだ
芙蓉堂浩二:(でもちょっとギリギリだったな、今のは……。やっぱり訓練とは全然違うや)額の汗を拭う。
芙蓉堂浩二:では、マイナーはなし。
芙蓉堂浩二:メジャー、コンボ『ガラスの爪跡』《音速攻撃》《コンセントレイト:ハヌマーン》。対象はエグゼナ。侵蝕値4上昇。
芙蓉堂浩二:さらにオートで《援護の風》を自分に使用。ダイス数6個増加。侵蝕値2上昇。
芙蓉堂浩二:あと《クロックアップ》未使用のため、ダイスが1個減ります。
芙蓉堂浩二:命中判定いきます。
芙蓉堂浩二:14dx8+9
DoubleCross : (14R10+9[8]) → 10[2,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,9,9,9]+3[1,1,3]+9 → 22

リーネ:その判定に≪夢の滴≫。達成値+10してください!
芙蓉堂浩二:ありがたい。いただきます!
リーネ:侵食を48へ。
芙蓉堂浩二:では達成値は32になりました。
GM:32か…
エグゼナ:《神の眼》使用。知覚でドッジに挑戦。
エグゼナ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 9[1,1,1,4,5,5,8,9]+2 → 11

GM:駄目!ダメージをどうぞ
芙蓉堂浩二:はい!
芙蓉堂浩二:4d10+8 もろもろ有効
DoubleCross : (4D10+8) → 30[8,4,10,8]+8 → 38

芙蓉堂浩二:うむ
エグゼナ:痛い…が、まだ耐えるぞ
芙蓉堂浩二:モブヴィランの攻撃を払った返す刀で、今度はエグゼナに向かう。
芙蓉堂浩二:その足取りが風に乗り、徐々に速く。一歩を大きく踏み込む!
リーネ:そこに、ぽつりと一言。「--遍く空を統べる風精よ」それだけで、風は抗わず背を押し。地はその足を支え、その血潮は熱く沸き立つ。
リーネ:その技を、業を。ただ”一段上”のものへと引き上げる。
芙蓉堂浩二:(今度は隠れるなよ……。速く! 速く!)支援を受けたことを身体で感じ、小さく頷く。
芙蓉堂浩二:「うりゃああっ!」スネークブレードを振り下ろし、エグゼナに真っ向から斬りつける!
エグゼナ:「……ッ」歯を食いしばり、押し殺した声。斬撃を受けた腕から血が零れている。
エグゼナ:後ずさり、再び短刀を構え直す。
芙蓉堂浩二:「痛いだろ。お前らはその痛みを、もっと大勢に与えるかもしれなかったんだ!」こちらも剣を構える。
芙蓉堂浩二:「だから、阻止する!」
GM:次はリーネちゃんの手番
リーネ:了解です。ではいくぞ。
リーネ:マイナーなし。メジャー≪コンセントレイト:ソラリス≫≪絶対の恐怖≫≪神の御言葉≫。エグゼナへ。
リーネ:7dx7+12
DoubleCross : (7R10+12[7]) → 10[1,2,3,9,9,10,10]+10[1,6,7,7]+10[5,8]+6[6]+12 → 48

GM:な…
リーネ:ははは。リアクションどうぞ。
GM:なっ…ばっ…
GM:や、やってやる!この最強エフェクト《神の眼》で!ドッジを!
エグゼナ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 9[2,3,5,5,6,7,7,9]+2 → 11

GM:同じじゃねーかさっきと
リーネ:ではダメージに。
リーネ:5d10+20 装甲無視。
DoubleCross : (5D10+20) → 35[9,4,9,5,8]+20 → 55

リーネ:おお、いい出目。
GM:うーん、これはもたない…!倒れます。なお《蘇生復活》そして《瞬間退場》します
リーネ:うぬぅ。では演出に。
リーネ:杖を、エグゼナへ向ける。「…さっきの。痛かったぜ」だから。
リーネ:「お返しだ、この野郎…!」かん、と杖を地に打ち付ける。--遍く地に根差す霊に命ずる!
リーネ:エグゼナの足元、その地面が揺れ--巨大な拳となってカチ上げる!
リーネ:侵食を+8.56へ。
エグゼナ:回避も何も無い。吹き飛ばされ、地に落ちる。
リーネ:「ふん。懲りたら、真っ当に働くんだな」
エグゼナ:震えながら身体を起こす。撤退の姿勢…その最中、ふと足元に転がっているものに目を止める。
エグゼナ:「……ケーキ」
GM:避難する買い物客が落としたらしきケーキ。その、潰れた箱。
リーネ:む、と少しばつの悪そうな顔になる。…もう少し、周りに気を使えって会長も煩かったな…。
GM:エグゼナはケーキを手で掴み取り、マスクの口元を開けて詰め込みながら去っていきます。
リーネ:「って食べながら行くのかオマエ!ちょっと待ておい!」
芙蓉堂浩二:「……?」その様子に少しだけ不審を抱く。
陽炎 律華:「…………」バイザーの下で顔を顰める。
高橋正恒:「……撤退したか。」ケーキに執着するその姿を少し不審に思いつつ、残り一人に向き直る
モブヴィラン:「あ、あわわわ……残るは拙者のみか」
GM:◆クリンナップ◆
GM:何も無いと思います
GM:◆
GM:◆ROUND 2◆
GM:◆セットアップ◆
GM:何も無いよな
陽炎 律華:あ。前クリンナップ、侵蝕率が上がっているので、上げておく。(装備の呪い)
GM:おっとっと
陽炎 律華:62に。
GM:シツレイしました
芙蓉堂浩二:セットアップはなし!
高橋正恒:セットアップなし!
リーネ:今後ともセットアップなし。
陽炎 律華:セットアップなし。
GM:ヘイヘイ!
GM:◆イニシアチブ◆
GM:例によって最速は高橋さんだ
高橋正恒:はい!
高橋正恒:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:射撃》
高橋正恒:対象はヴィラン・エッジ!
GM:カマン!
高橋正恒:12dx7+8
DoubleCross : (12R10+8[7]) → 10[1,3,3,4,5,5,6,6,8,8,9,10]+10[8,8,8,10]+10[5,8,8,10]+6[5,5,6]+8 → 44

GM:!?
高橋正恒:ヨー回った!
GM:高いんだけど!
GM:たか…たかいんですけど!
GM:当たります。
高橋正恒:ダメージ!
高橋正恒:5d10+15
DoubleCross : (5D10+15) → 28[8,8,1,4,7]+15 → 43

高橋正恒:どうかな?
高橋正恒:装甲有効だ!
GM:はい死ー!
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+6した(侵蝕率:56->62)
高橋正恒:芙蓉堂君に刀を弾かれて出来た隙にサイドアームに持ち代える。
高橋正恒:ショルダーホルスターから現れたのは無骨なリボルバー。
高橋正恒:対オーヴァード用大口径リボルバーだ。
高橋正恒:剣士と真っ向に戦う必要はない。ただ射程外から…
高橋正恒:BLAMBLAMBLAMBLAMBLAM!
高橋正恒:一方的に攻撃すれば、それで事足りる。
モブヴィラン:「グオーッ!け、剣で勝負せよ!」
高橋正恒:「誰がするかよ。」倒れたヴィランの利き腕の腱目掛けて残った一発を撃つ。
高橋正恒:BLAM!
モブヴィラン:「ぐわああーー!!」
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ!
芙蓉堂浩二:やったー
高橋正恒:やった!
リーネ:やったぜ。
陽炎 律華:よし。
GM:警察や、救急もそろそろ到着する頃だ。
高橋正恒:「お疲れさん。三人とも。」
芙蓉堂浩二:「あ。お、お疲れ様です!」びしっと姿勢を正す。
高橋正恒:シリンダーをスイングアウトしながら三人に声をかける
リーネ:ぐでーっとして。「うん、お疲れ様ー…」血が足りない…
高橋正恒:「ええと、そっちの彼女は怪我、大丈夫かな?」
芙蓉堂浩二:(何が地味だよ! 超格好いいじゃんこの人!)剣をしまいながら。
陽炎 律華:サイレンが聞こえたあたりで顔をしかめる。高橋にカード的なものを投げて渡す。
高橋正恒:受け取る。
陽炎 律華:「……あれを追うなら協力できる。必要なら呼び出して」
高橋正恒:(訳アリだな)
芙蓉堂浩二:「ああっ、そうだよ。さっきの! 平気だったか?」リーネに。
リーネ:「ん…すこし応急治療とかすればだいじょぶ。気にしない気にしない…」ひらひらと手を振る。
陽炎 律華:「大丈夫。当分死なない」リーネを見て、断定するように。
陽炎 律華:そのまま踵を返して、姿を消す。
芙蓉堂浩二:「死……とかそういう問題じゃ!」抗議しかけたところで消えられる。
リーネ:「いや、そーだけど。…アンタこそ、一人でやんのかよ」
高橋正恒:「…おっと、逃げ足が速い。」
リーネ:「…あーあ。逃げなれてんな、もう行っちまった」
高橋正恒:「さて、候補生諸君。」
リーネ:…気になるというか、ああいう張りつめ方をしてる奴は放っておきたくなかったんだけど。
高橋正恒:「どうやら、お互いに厄介な事件に巻き込まれてしまったようだ。あの子を含めてね。」
リーネ:「む…そうですね」実力を魅せられたので敬語だ!
芙蓉堂浩二:「はい。今回は協力してもらって助かりました」
高橋正恒:「うちの事務所でお互いに情報を交換するのがいいと僕は思うんだが…君達はどう思う?」
高橋正恒:「無論、治療できるスペースもあるよ。」
リーネ:「んー…プロヒーローですし、こっちは引っ込んでた方、が…」と言いかけて。
芙蓉堂浩二:「事務所……あっ、ぜひ行きたいです! 行きたい!」目を急に輝かせる。
リーネ:「…良いのか…いや、いいんですか?ありがたいですけど」
高橋正恒:「いいよ、あくまで情報を交換するだけだ。闘いには巻き込まない。」
高橋正恒:「ドンパチするのは面倒だろう?特に、怪我なんてすると。」リーネさんの怪我を指さす。
リーネ:「…さっきので、力は見せたと思うんですけど」むすっ、としつつ。彼の言う事はいちいちもっともだ。
芙蓉堂浩二:「俺、面倒とかないですよ。人を守れるならいくらでも戦いますって」
リーネ:「実際、けがは面倒ですし。…ありがたく好意に預かります」ぺこ、と頭を下げる。
リーネ:「コージ、お前ってやつは…。いつか騙されないかオレ、心配だぞ」
芙蓉堂浩二:「えっ、そ、それくらい俺自衛できるって!」
リーネ:「いや、そういうのじゃなくてさ。詐欺とか…」大丈夫かなあ…?
高橋正恒:「ともかく、一旦事務所に行こうか。」
高橋正恒:「夜来学園にはこっちから伝えておくよ。ちょっと候補生を借りるって。」
人々:「やったー!ヒーローがヴィランをやっつけたんだ!」「すごかったね!」「正義は勝つ!」「ヒューッ!」
GM:ポップコーンやコーラを手に観戦していた人たちから、去っていく君たちに惜しみない拍手が送られる。
高橋正恒:「……勝手なこと言ってらあ」リーネさんに肩を貸しつつ、その場を後にする。
リーネ:手を振り返す。…気楽だな、と思うと同時。こう気楽に思っていられるようじゃないと息が詰まるなあとも思う。
芙蓉堂浩二:照れながら二人の後をとことことついていく。
リーネ:「いーんですよ。お気楽なくらいで」…最後に思うのは、このこえを受け取るべきひとは、もう一人いるのにな、ということだけだ。
芙蓉堂浩二:ふと、視界の端にケーキの残骸が映る。(……まさかな)
芙蓉堂浩二:そのまま、ここを出ていきましょう。
GM:----
GM:ほなシーンカットや!調達、ロイスは今がチャンスやで!
高橋正恒:やった!じゃあアンチマテリアルライフル買うで!
GM:買うてやで!
陽炎 律華:購入なし。ロイスは「ヒーロー:レイジーラクーン:敬意/■隔意」だけで止めておく。
芙蓉堂浩二:ロイス! 高橋さんに○憧憬/疎外感で取得するでやで!
高橋正恒:手配師+ブラックカードを使い、
リーネ:ロイス 同級生 芙蓉堂浩二 〇いいやつ/心配。 高橋正恒 〇プロっぽい/地…味…? 
高橋正恒:《コンセントレイト:ノイマン》《スキルフォーカス:調達》で判定
高橋正恒:9dx7+14
DoubleCross : (9R10+14[7]) → 10[2,3,3,4,4,6,6,7,10]+10[4,10]+10[8]+4[4]+14 → 48

GM:ウ、ウワア…
高橋正恒:買うたで!
リーネ:ダンスカー 〇庇護/心配 で取得するんやで。
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+2した(侵蝕率:62->64)
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+2した(侵蝕率:64->66)
GM:そら買えるやで…
陽炎 律華:金を持ってる。
芙蓉堂浩二:では、ダメ元アヴォイドマントに挑戦してみましょう
リーネ:何か欲しいモノある人—。ない場合医療トランクか強化ビジネスかいます。
芙蓉堂浩二:2dx=>21
DoubleCross : (2R10[10]>=21) → 6[4,6] → 6 → 失敗

芙蓉堂浩二:ぜんぜんだめ
高橋正恒:芙蓉堂君にロイス
GM:これが学生と社会人の違いか…
リーネ:ミーミルを手配師として起動。
リーネ:医療トランクに挑戦。
リーネ:10dx+2=>20
DoubleCross : (10R10+2[10]>=20) → 8[1,2,3,4,4,5,6,6,8,8]+2 → 10 → 失敗

陽炎 律華:あー。強化キットひとつ挑戦してみるか。
リーネ:む…。財産全ぶっぱは怖いな。以上で。
陽炎 律華:1dx>=9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 7[7] → 7 → 失敗

陽炎 律華:無理。以上。
高橋正恒:候補生/芙蓉堂浩二/○庇護/不安/ロイス
GM:以上でオッケーかな?
高橋正恒:以上!
芙蓉堂浩二:はい!
GM:◆ミドルシーン1 END◆

GM:◆ミドルシーン2◆登場PC…高橋正恒(全員登場可)
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:66->73)
リーネ:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+5[5] → 61

芙蓉堂浩二:登場します
芙蓉堂浩二:56+1d10
DoubleCross : (56+1D10) → 56+8[8] → 64

芙蓉堂浩二:うお
陽炎 律華:登場したい。ちょっと出遅れたほうがいいかな。(話題切り替え用)
陽炎 律華:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 3[3]+62 → 65

GM:英雄デパートを離れ、ここは高橋正恒の個人事務所。
GM:一階部分が応接用で、二階部分が居住スペースだ。
高橋正恒:2人を一階部分の応接兼事務スペースに案内する。
高橋正恒:ここはまだ綺麗な方だ。少なくとも、上の階よりは…。
芙蓉堂浩二:きょろきょろと辺りを見回しながら案内される。
リーネ:きょろきょろと物珍しそうに見ている。…何だか、男の人ってこういう感じなのかな?
芙蓉堂浩二:(うわあ、これがプロの事務所かあ。年季入っててそれっぽい!)という顔。
高橋正恒:「まあ、掛けてよ。」
高橋正恒:「二人とも、名前は?それとコードは…まだ決まってないか?」
芙蓉堂浩二:「あ、はい。失礼しますっと」ソファに腰かける。スプリングが軋んだ。
リーネ:適当に椅子を見つけて座ります。「じゃあ遠慮なく。…私はリーネ・キューブリックです。コードは、”エーレイン”」
芙蓉堂浩二:「芙蓉堂浩二って言います。花の芙蓉に堂々の堂。コードネームは"ケストレル"!」
高橋正恒:「僕は」麦茶を持ってきて二人の前に置く
高橋正恒:「高橋正恒。”レイジーラクーン”って呼ばれてる。名前の通り、怠け者だ。」
高橋正恒:「よろしくね。」
リーネ:ぺこ、と頭を下げる。「こちらこそ」
芙蓉堂浩二:「よろしくお願いします。あっあの、でも、さっき、めっちゃ格好良かったっす!」身を乗り出す。
リーネ:「コージ」こら、と額にぴしっと。
芙蓉堂浩二:「うえっ」
高橋正恒:「そうかい?いやあ、あんまりそんな風に言われたことないから、照れちゃうな。」
高橋正恒:鼻の頭を掻く
高橋正恒:「それで、だ。」
リーネ:「でも…。実際、あの時は本当にすごい手並みでした。助けてくれてありがとうございます」
高橋正恒:「二人とも先に現場にいた訳だけど…何か気になったことはあったかい?」
芙蓉堂浩二:「んんん、えーと、俺が着いた時にはツリーが倒れかけてて……」
高橋正恒:「リーネさんは?」
芙蓉堂浩二:「リーネの方が先にいたよな。なんかあった?」
リーネ:「オレのときは…」と最初の最初。男の子と話していたら…というところから話しましょう。
高橋正恒:「なるほど…」手帳に情報を書き連ねていく
芙蓉堂浩二:「なるほど。えーっと、そもそも俺がデパートに来たのは変なケーキ食ってる子追っかけてなんだけど」
芙蓉堂浩二:「あっ、そういやあの子無事だったかな。慌ててて確認できなかったんだよな……」
高橋正恒:「……敵の一人も、ケーキ食べてたねえ………。」
高橋正恒:ペンが止まる
芙蓉堂浩二:「シーズンっすしね」
リーネ:「…まさか、だよなあ」
陽炎 律華:窓がノックされる。
高橋正恒:「……」窓の方をみやる
芙蓉堂浩二:「んえ? 何、なんか疑って……」ノック音に気づく。
陽炎 律華:もっさりした服装で手を振る。
高橋正恒:「どうして僕の周りには、こう…普通に玄関から入ってこない人間が多いのか…」
リーネ:「……。えええっ!?」一度見。もう一度見る。
芙蓉堂浩二:「……さっきの」目をぱちくり。
高橋正恒:窓を開けて陽炎さんを中に入れる。
陽炎 律華:「お邪魔します」
陽炎 律華:「インターフォンが壊れてると思う。押しても鳴らなかった」クツをぶら下げて入ってくる。
高橋正恒:「正月が明けたら電気屋にでも見てもらうよ」
高橋正恒:「それで…君は一体?」
陽炎 律華:「ダンスカー、非登録ヒーロー[ヴィジランテ]をやっている。"ゲマハト・ゲダンケ"を……」
陽炎 律華:「あのデパートで逃げた小児誘拐[キッドナップ]を追うなら、協力したい」
高橋正恒:「ヴィジランテ……。」
リーネ:「…それであの時は」警察が来たからか。
高橋正恒:「………実はね、僕もFHを追っている。」
高橋正恒:「シン・セイバーが消えた一件でね。」
芙蓉堂浩二:「あーっ、あの!」
リーネ:「あー、聖剣ヒーローの。ご友人だったのですか?」
高橋正恒:「FHを追っている者同士、協力できると思うよ。」
芙蓉堂浩二:「俺わりとショックで。結構憧れてたんですよ。シン・セイバー」
高橋正恒:「…まあ、友人と言うか…腐れ縁、かな?」
陽炎 律華:「セントラルドグマ直轄のエージェントとなると、そう数はいない。GGが関わっている可能性は高いと思う」
リーネ:ぎ、と椅子に体重を預け。「…FHが深く関連してる?」随分厄介そうな。
高橋正恒:「交換だ。」陽炎さんに
高橋正恒:「そちらで握っているFHの情報と、”ゲマハト・ゲダンケ”の情報。」
高橋正恒:「……どうかな?」
陽炎 律華:「十分すぎる」手を差し出す。
高橋正恒:こちらも手を差出し、握手。
陽炎 律華:手を握る。
芙蓉堂浩二:「む」取引の様子を見て。「はいっ、俺も、俺もなんか調べます!」手を挙げる!
GM:現在調査できる情報収集の項目は…これだ!
GM:・ゲマハト・ゲダンケ <情報:ヴィラン><情報:UGN>8/12
・エグゼナ <情報:ヴィラン><情報:UGN>6/12
・シン・セイバー <情報:噂話><情報:ヒーロー>7
・事故の被害状況 <情報:噂話><情報:UGN>9

高橋正恒:「じゃあ、君は”エグゼナ”と呼ばれてたエージェントについて。」
高橋正恒:「リーネさんは事故の被害状況について調べてもらえるかな?」
芙蓉堂浩二:「ういっす! がんばります!」
陽炎 律華:演出的には情報やりとりだけど、私はシン・セイバーについて調べておく。と。
リーネ:なんというか、所在なさげにもじもじしていた。「え、あ、はい!」ぴくっと伸びる。
高橋正恒:「頼むよ。」そう言ってどこかに電話をかけ始める。
陽炎 律華:ああ。で、勝手に上がり込んだ家が私の「ハイドアウト」なので起動しておく。
リーネ:被害状況について。ミーミルをコネ:UGNへ。相棒の効果起動。
陽炎 律華:情報収集判定+1d。全員に乗る。
リーネ:あ、オレもオレがいるところが領域なので、ハイドアウト起動。
リーネ:更に+1d10だ。
高橋正恒:ゲマハト・ゲダンテについて。マイナーでユニバーサルフォン起動。
高橋正恒:メジャーで《生き字引》!
陽炎 律華:シン・セイバーについて。パッシブもろもろの効果とコネを使って+4dの達成値+2(技能と合計+4)
陽炎 律華:8dx+4>=7
DoubleCross : (8R10+4[10]>=7) → 10[1,2,3,5,5,8,8,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

リーネ:被害状況について、上記に加えマイナーユニバーサルフォン起動。
リーネ:10dx+3=>9
DoubleCross : (10R10+3[10]>=9) → 10[1,2,2,6,6,7,8,9,10,10]+6[1,6]+3 → 19 → 成功

高橋正恒:精神10+ハイドアウト2+生き字引1でダイスは13個。固定値は2。
高橋正恒:13dx+2
DoubleCross : (13R10+2[10]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,7,7,8,9,10]+8[8]+2 → 20

高橋正恒:成功!
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+1した(侵蝕率:73->74)
GM:アバッ、アバババ
芙蓉堂浩二:オートで《援護の風》使用。ダイス数6個増加。ハイドアウトと足して8増加かな。
GM:情報がゴンゴン抜かれていく…
芙蓉堂浩二:で、エグゼナについて調べます。
芙蓉堂浩二:11dx=>12
DoubleCross : (11R10[10]>=12) → 10[2,2,2,5,8,9,9,10,10,10,10]+6[1,2,4,6] → 16 → 成功

芙蓉堂浩二:よーし成功
芙蓉堂浩二:侵蝕値2上昇。
GM:全員突破とはね…フ、フフフ
GM:やるじゃない…!
陽炎 律華:まあヒーローだから。
GM:では、一つずつ開示しよう。
GM:・ゲマハト・ゲダンケ
直接的な戦闘能力よりも弱みを突いて洗脳を行う技術に長けているFHエージェント。
洗脳の際には「キー」となるものを設定し、それを与え喜ばせる、
または取り上げて恐怖を味わわせる事で対象をコントロールする。
彼の直属の配下は洗脳を受けているものが多い。

GM:少し前にはヒーローの”シン・セイバー”、およびヴィジランテ”ダンスカー”の
情報を集めており、シン・セイバーについては決定的な弱味を掴むことに成功したようだ。

GM:----
GM:・エグゼナ
光学迷彩能力を持ち、奇襲を得意とするFHチルドレン。
シンドロームはエンジェルハィロゥ/オルクス/ハヌマーン。

GM:自分の失敗で妹を亡くしたという過去のトラウマから、
ゲマハト・ゲダンケの洗脳を受け操られている模様。

GM:トリガーイベントが発生します。
項目”エグゼナ”を調査した人は、次シーンでエグゼナの襲撃を受けます。

芙蓉堂浩二:ヒイ
GM:----
GM:・シン・セイバー
高熱のエネルギーブレードを生み出して操る聖剣ヒーロー!
特に対象をX字に切断する必殺技、ギャリック・ジ・エンドの威力は抜群だ!
普段は白銀の甲冑を身に纏っているが、ボディカラーは任意に変更できるぞ!
小学生に通っている子供が居るけれど、仕事が忙しくてあまり家に帰れないのが最近の悩みなんだ。

GM:→・シン・セイバーの子供 <情報:噂話><情報:ヒーロー>9 が調査可能になりました。
GM:----
GM:・事故の被害状況
現場に居合わせたヒーローの活躍により、ツリーの倒壊による被害者はゼロ。
倒壊したクリスマスツリーの根元はX字型に切断されていた。切断面には熱による融解が見られる。
また、ツリーの頂点に飾られていた星形の飾りがなぜか無くなっている。
今回倒れたものと同規模のクリスマスツリーが都内に二カ所。
ハイソサエティヒルズと大本営博物館にある。

GM:----
GM:→ハイソサエティヒルズ、大本営博物館のアドレスを入手しました。
次シーン以降向かう事が可能です。

GM:----
GM:情報は以上です。
高橋正恒:「……はいはい。ありがとう。それじゃ、またね。」
高橋正恒:電話を切る。
高橋正恒:そして陽炎さんに向き直る。
陽炎 律華:「裏が?」
高橋正恒:頷く「”ゲマハト・ゲダンケ”は洗脳に長けたエージェントだってね?」
高橋正恒:「最近は君の動きと、シン・セイバーについて調べていたことが分かった。」
高橋正恒:「……シン・セイバーは、残念ながら”キー”となる情報を握られてしまったようだ。」
高橋正恒:陽炎さんにはわかるかもしれない。
陽炎 律華:「……あいつの得手。子供を狙う」
高橋正恒:”ゲマハト・ゲダンケ”に”キー”となる情報を握られるという意味が
高橋正恒:「子供を?」
陽炎 律華:「FHの中枢メンバーは少ない。たとえばあいつの部下はほとんど"チルドレン"……洗脳した子供ばかり」
陽炎 律華:「それだけじゃない。誰かを引き込むなら……狙うのは、たとえば、親子の情」
リーネ:顔を顰める。「ぞっとしないな、それ…」
芙蓉堂浩二:「……」外に飛ばしていた、風でできた透明の猛禽が帰ってきた。腕に止まらせてやる。
芙蓉堂浩二:「あの。さっきのエグゼナもそういうチルドレンみたいでした」少し躊躇いがちに。
陽炎 律華:「あのデパートでやりあったのもたぶんそう。何かに異常なほど執着してる。それと……いつでも腹を空かせてる」
陽炎 律華:「飼いならすうえで一番確実で、手っ取り早いのは、"必要なものを与えない"ことだから」
芙蓉堂浩二:「弱み……妹を亡くしたっていう……それを握られてるって。そんで、多分、それ、さっきのケーキのことっすよね」
リーネ:「あの手の拷問は本当に効くからなあ。…気分悪い手合いだ」
芙蓉堂浩二:エグゼナと妹。自分と兄。少し重ね合わせて……気分が悪くなる。
高橋正恒:「自分に投影するのはやめるんだ、二人とも。」
芙蓉堂浩二:「……!」びくっとする。
陽炎 律華:肩をすくめる。
高橋正恒:「あくまで、他人事だと割り切るんだ。じゃないと…心が壊れるよ。」
芙蓉堂浩二:「あ、いや。俺。その……すいません」しょんぼりと頭を下げる。
リーネ:「コージ。変に気にするなってことだから、そう気にしない」
高橋正恒:「謝らなくてもいい。」
高橋正恒:「それで、リーネさんは何か見つけたかな?」
芙蓉堂浩二:「うぐぐ。が、がんばる……」頬をぺちぺちと叩く!「おっし、大丈夫!」
リーネ:「事件の状況ですけれど…」と情報を。おそらくシン・セイバーも…
リーネ:「…っとまあ。こんなところ。多分、あのツリーの星…それを集めようとしてる」どうしてか、は分からないけれど。
高橋正恒:「”ケーキ”に、今度はツリーの”星”か。」
芙蓉堂浩二:「クリスマスーって感じですけど」叩いた頬が少し赤い。
陽炎 律華:「ぞっとしない。サンタクロース気取り」
リーネ:「ははは。B級ホラーでありそうなサンタだ」冷たく笑う。
高橋正恒:「次に同じようなツリーを狙うとするなら…ハイソサエティヒルズと大本営博物館のどちらかかな?」
リーネ:「多分、そのはずです。それ以上は、調査が足りない感じですね」
高橋正恒:「ありがとう、敵の行先が大分絞れたよ。」
リーネ:「お役に立てたならよかった」
高橋正恒:「さてと…あとは……」(シン・セイバーの子供か)
リーネ:「…星を、欲しがっていたのは、あの子だったっけ」あの、星のことだけに興味を示していた彼を思い出す。
高橋正恒:「僕はちょっと、出かけるよ。すぐ戻る。」
リーネ:「どちらに?」
高橋正恒:「調査だよ。外に出るのはあまり安全じゃないからね。3人はここで待ってて欲しい。」
芙蓉堂浩二:「あ、はい。そういうことなら……」頷く。
陽炎 律華:「私を残して構わないの?」
リーネ:「む…」外回りは、確かに。「…お気をつけて」
高橋正恒:「君がいれば万一ここが襲われた時に対応できるだろう?」
陽炎 律華:「了解。最悪の事態は防ぐ」
リーネ:なんというかすごく。気を使われてるということへの苛立ちとくすぐったさがある。「ぐむむ…」
高橋正恒:「ん、じゃあ行ってくる。」
陽炎 律華:手を振る。
高橋正恒:ドアを開けて外へ
リーネ:ぺこり、と一礼。
芙蓉堂浩二:「……」俺たちだって対応できるのになー、と頭の後ろで手を組む。
陽炎 律華:「休んでおいたほうがいい」ソファに体を沈める。
リーネ:「そういう”ダンスカー”こそ…ってなんか変な気分になるな」と二人に持ってきてたペットボトルを渡しつつ。
陽炎 律華:「?」首を傾げる。というあたりで
芙蓉堂浩二:(他人事と割り切る、かあ……)サンキュ、と受け取りながら。
芙蓉堂浩二:(できるかな。できそうにねえな……)苦笑いして、一口ぐびりと飲む。
GM:ではシーンカットな~。
GM:ロイス、調達、そのチャンス!
リーネ:ロイスは実は埋まっちゃったんだなあ。購入、高性能治療キット。
高橋正恒:アンマテ!買います!
GM:どうぞ(ブルブル)
高橋正恒:スキルフォーカスのみ使用。
高橋正恒:3dx+14>=35
DoubleCross : (3R10+14[10]>=35) → 8[2,7,8]+14 → 22 → 失敗

リーネ:7dx+2=>9
DoubleCross : (7R10+2[10]>=9) → 9[2,2,5,6,7,9,9]+2 → 11 → 成功

陽炎 律華:ロイス、「ヒーロー:芙蓉堂浩二:期待/■不安」。
高橋正恒:財産13使って購入。
高橋正恒:39→26
GM:何も失敗じゃないんだなあ
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+2した(侵蝕率:74->76)
陽炎 律華:金銭だ。
リーネ:使用してもよろしいですか!
GM:どうぞ!
GM:家で回復するのは道理だ。
陽炎 律華:で、購入判定だ。高性能キット。
リーネ:2+3d10
DoubleCross : (2+3D10) → 2+13[5,2,6] → 15

芙蓉堂浩二:ロイスは保留で。アヴォイドマントを俺は買うぞ!!
リーネ:まあまあ。
陽炎 律華:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[6,9,10,10]+6[3,6]+1 → 17 → 成功

陽炎 律華:買った。リーネに渡す。
芙蓉堂浩二:3dx=>21
DoubleCross : (3R10[10]>=21) → 10[6,8,10]+5[5] → 15 → 失敗

芙蓉堂浩二:回ったけど!
リーネ:ありがとうございます…!
芙蓉堂浩二:以上です。
リーネ:使ってもいいでしょうか
GM:イイヨー
高橋正恒:アンマテを装備して、アンマテ一本とパワーランチャーをウェポンケースに収納。
リーネ:15+3d10
DoubleCross : (15+3D10) → 15+8[1,3,4] → 23

高橋正恒:ロイスは保留!以上!
GM:高橋さん着々と武装がパワーアップしてる…
陽炎 律華:以上。
リーネ:ありがとうございます!1たりないがほぼ全快だ!以上で!
GM:おk!シーン終了!
GM:◆ミドルシーン2 END◆

GM:◆ミドルシーン3◆登場PC…芙蓉堂浩二(全員登場可)
GM:登場する人は侵蝕値の上昇をお願いするぜ。
芙蓉堂浩二:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+10[10] → 76

芙蓉堂浩二:ヒイ
GM:ウヒョー
リーネ:では一応振っておきます
リーネ:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+5[5] → 66

陽炎 律華:1d10+65 出待ち……しようかな。
DoubleCross : (1D10+65) → 5[5]+65 → 70

高橋正恒:こちらは出ません!
リーネ:では、先に続き高橋さんの事務所にて。
リーネ:二人には気分に浸ろうと買っておいたケーキやジュースを渡しつつ、自分はさっさと手当をすませ。
芙蓉堂浩二:ケーキ、なんとなくいろいろ考えてしまってちまちまとだけ食べている。
陽炎 律華:美味くもなさそうにスナック菓子を食べている。食べるのは妙に速い。会話がない。
リーネ:そこで今ケーキはまずかったかなあ…と今更気づく。
芙蓉堂浩二:そもそも女子2に男子1だから若干気まずいのだ!
リーネ:…。…。
リーネ:「いや、ここで黙ってるよりもっと建設的なことしよう」
陽炎 律華:「休憩は必要なこと」
芙蓉堂浩二:「建設的?」
リーネ:「えーと、いや、それはそうなんだけどさあ!もっとこう親密さがないといざという時体が動かないだろ!」
陽炎 律華:「……歌でも歌う?」
芙蓉堂浩二:「親密っつっても……ゲームでもやんの?」
リーネ:がーっと。「…合コンとかオリエンテーションかっ!」
陽炎 律華:「オリエンテーションしようという提案じゃないの」
芙蓉堂浩二:「じゃあなんだよ、もっといい案あるの?」
リーネ:「あーもう、一本気なコージはともかく!”ダンスカー”もさ、なんかこう、一緒に戦う相手のことしらないって不安じゃないのかよ!?」
リーネ:「そもそも”ダンスカー”って!コードじゃないかよもう!名前は何だーっ!」
芙蓉堂浩二:「ああ、そういうやつか……」ちらりと"ダンスカー"の方を見る。
芙蓉堂浩二:確かに、何も知らないから今こうやって気まずいのだ。
リーネ:ぶすっとしている。
陽炎 律華:「使……名前は、陽炎律華」つか、と言いかけて答える。
陽炎 律華:「不安はあまりない。まだ、死ぬ未来が遠いから」
リーネ:「カギロイ…リッカ。うん、ちゃんといい名前があるじゃないか」
芙蓉堂浩二:「……」こいつ、死ぬとか結構すぐ言うよなーと思う。
リーネ:うんうん、と頷きつつ。「オレは不安だよ。死ぬよりもっとひどいことなんて、いくらでもあるからな」
芙蓉堂浩二:「陽炎、だとなんか呼びにくいな。律華でいい? 俺も浩二でいいからさ」
陽炎 律華:「わかった。浩二……と、リーネ?」
リーネ:「さっきも言ったけど、オレはリーネ・キューブリック。リーネでいい」苗字なんて使ってないしな、と。
リーネ:「ん。リッカだな、うん。こっちのがなじむ」
陽炎 律華:「よろしく」新しいスナックの袋を開ける。
芙蓉堂浩二:「んじゃ、律華。律華はさあ。なんでヴィジランテやってんの?」素朴な疑問だ。
リーネ:おま、と思い切り顔が引き攣る。事情とかあるだろ!?と声なき声。
芙蓉堂浩二:?とリーネの引き攣った顔に首を傾げる。
陽炎 律華:少し考える。
陽炎 律華:「FHチルドレンだった。友だちに……助けてもらったけど、ヒーロー登録で門前払い」
芙蓉堂浩二:「う」さすがに突っ込みすぎたかと気付く。
芙蓉堂浩二:「……あの、ごめん」
陽炎 律華:「でも。私も……誰かを助けたかったから」拳をにぎる。
陽炎 律華:「謝ることじゃない。調べればすぐわかるから」
芙蓉堂浩二:「……」学校では、ヴィジランテなんてヴィランと似たようなものだと教わる。でも。
リーネ:「……」その姿に、素直に賞賛を抱く。そして、少しの妬心も。
芙蓉堂浩二:「助けたい、かあ」
芙蓉堂浩二:「なんだ。じゃあ、そこは俺と一緒だ」にっと笑ってみせる。
陽炎 律華:「そう。なら十分」
リーネ:「…無欲な奴ら」ずず、とコーヒーを啜りつつ。眩しい気がして、目がそれる。
芙蓉堂浩二:「うん。助けたい。守りたい。ここはとりあえずそれでいいんじゃね?」ソファに寄り掛かる。
陽炎 律華:「ああ。それで、あの誘拐魔は私への追手を兼ねてる。だから私利私欲の面でも問題ない」
リーネ:「いやそれ、私欲というか自衛だろ…?」
芙蓉堂浩二:「……そういう事情だったんかよ」
芙蓉堂浩二:「なら、なおさらあいつ……ゲなんとか! どうにかしなきゃじゃん」
陽炎 律華:「レイジーラクーンは知っていると思う。調べれば、すぐにわかる」ペットボトルを呷る。
リーネ:「ゲマハト・ゲダンケな」
芙蓉堂浩二:「そう、そのゲマゲマ!」
陽炎 律華:「あの誘拐魔[キッドナップ]野郎」
リーネ:「…調べりゃ分かるからって、人のそういうこと調べるのはよくないだろ」とぼそりと言いつつ。
芙蓉堂浩二:「そうそう。細かいこといちいち嗅ぎ回るのは行儀良くないぜ」
陽炎 律華:「……みたいなことを言う」少し笑ったように見える。
GM:少しだけ。事務所の中に、緩んだ空気が流れる。
GM:まさにその瞬間。
エグゼナ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[1,1,2,4,6,7,7,10]+7[7]+2 → 19

GM:シーンに登場している人は<知覚>で判定してください。
GM:19以上出せればエグゼナの襲撃を察知できます。
芙蓉堂浩二:オート支援は使えますか?
GM:使えます!
リーネ:夢の滴等は使用可能ですか?
GM:使えます!
陽炎 律華:なら平目で。
リーネ:やった—!では感覚1の私はふるだけふる!
リーネ:1dx=>19
DoubleCross : (1R10[10]>=19) → 9[9] → 9 → 失敗

陽炎 律華:5dx>=19
DoubleCross : (5R10[10]>=19) → 9[3,4,4,5,9] → 9 → 失敗

芙蓉堂浩二:では《援護の風》使用。ダイス数6増加。侵蝕2上昇。
芙蓉堂浩二:9dx=>19
DoubleCross : (9R10[10]>=19) → 10[1,1,2,3,3,6,6,7,10]+9[9] → 19 → 成功

芙蓉堂浩二:うおお
GM:マジか!?
GM:ちくしょう…殺せない!
芙蓉堂浩二:殺されてたまるか!
GM:ソファに座った芙蓉堂浩二の首筋に、姿を消したエグゼナの刃が迫る。
芙蓉堂浩二:ぴくり、と眉が動く。瞬間。
芙蓉堂浩二:ケーキを食べていたフォークを背後に向け差し出す!
GM:ガ キン!
GM:甲高い金属音。
芙蓉堂浩二:「光学迷彩だっけ。さっきしっかり調べたんだから。警戒すんのは」フォークをぐい、と押しやる。
芙蓉堂浩二:「当たり前だろっ!」
GM:極度の集中が乱れ、エグゼナが姿を現す。
エグゼナ:「………」
リーネ:「な、っ…!」気付いてなかった。ようやく椅子から飛び起きる。
陽炎 律華:コントロールデバイスだけを抜いて突きつける。
エグゼナ:「候補生だからといって……」
エグゼナ:「前線に出て来なければ安全、などと思ったのなら間違い……」
エグゼナ:「あなたたちは既に、排除すべき障害」
芙蓉堂浩二:「候補生だからって、簡単にやれると思ったのも大間違いだ!」
芙蓉堂浩二:リーネと律華を守ろうと両手を広げる。
リーネ:「ちょ、ばか…!」なんでそんなこと。
エグゼナ:「それはわかった……ならば、私は何度でも”削り”に来る」
エグゼナ:「あなたが限界を迎えるまで、何度も、何度も、こうして来る」
陽炎 律華:「浩二」
芙蓉堂浩二:「……」冷や汗が滲む。
陽炎 律華:「話して」
芙蓉堂浩二:「そしたら……ケーキ! ケーキ何度でも食わせてやるっ!」話すって何を?とヤケになりつつ。
芙蓉堂浩二:「あんたの……妹さんの分まで! だ!」
エグゼナ:「……!」
GM:妹という単語に、傍から見てもわかるほど露骨に反応する。
芙蓉堂浩二:(ああ……これ、多分言われたくないよな……わかるよ)
芙蓉堂浩二:(わかるけどさ。俺今、言葉を武器にするしかないんだ!)
エグゼナ:「愛美は……もう、死んだ。私が殺した……」
GM:短刀を握る手が細かく震え、呼吸も荒くなっている。
芙蓉堂浩二:事情は何も知らない。だから、何も言うことができない。
エグゼナ:「だから私は……ケーキを、食べなくてはいけなくて……い、命は、ケーキよりも、軽い……」
GM:支離滅裂なことを呟き、息苦しそうにマスクを外す。
GM:その顔は、洋菓子店の前で会った黒ずくめの少女。
芙蓉堂浩二:「……!」フラッシュバック。あの時の。
芙蓉堂浩二:「やっぱり……君だったんだ」
エグゼナ:「ハァッ!ハァッ!私は!ケーキを食べる!命は!軽い!ケーキよりも!愛美の命は!」
GM:エグゼナはパニックになり、下がって行く。
GM:このまま《瞬間退場》します。何か言うのならば、今のうちだ。
芙蓉堂浩二:「……ケーキ」食べかけのケーキを乗せた皿を差し出す。
芙蓉堂浩二:「もうやめろよ。そんなの。ケーキ。一緒に食おう」
芙蓉堂浩二:「命は軽くなんてない。ケーキを食って美味しいって笑う笑顔が、軽いはずなんかない!」
GM:その皿に、一度手を伸ばしかけ。エグゼナは絶叫と共に、窓ガラスを破って逃走する。
芙蓉堂浩二:「重いから、みんなで分け合うんだろ。そういうもんだろ!」
エグゼナ:「う……う、う、あああああああーっ!!」
エグゼナ:《瞬間退場》を使用。シーンから退場します。
芙蓉堂浩二:「あ……あいつ!」割れた窓から外を見る。既に姿はない。
リーネ:その後ろから確認。…いない。「…コージの方は、大丈夫か?」少し心配そうな目で見ます。
陽炎 律華:「言うだけのことはあるね」
芙蓉堂浩二:「ん、大丈夫。いや、ちょっとショックだったけどさ」笑う。
芙蓉堂浩二:「ん、いや、だいぶショックだったかも……つうか、よく俺あれ受け止められたよな!?」
リーネ:はあ、と息を吐いて。「…こっちのがびっくりしたぞ、もう…」その様子なら、大丈夫かな。
芙蓉堂浩二:後から思い出してびびっている。
リーネ:その姿に少しおかしくなって。「結構かっこよかったぞ、コージ」くすり、と普段見せない柔らかい微笑みで。
芙蓉堂浩二:「マジかー。ヒーローみたいだった?」
陽炎 律華:「ヒーローじゃないの?」
リーネ:「そう言わなきゃな」
芙蓉堂浩二:「まだ候補生だからなあー」
芙蓉堂浩二:「んでも、候補生だって結構やるよな。ははっ」
GM:では、シーンをカットしてよろしいかしら
GM:情報収集をしても良いのだぞ
リーネ:では情報収集を。
リーネ:ミーミルをコネ;ヒーローオタクに。ユニバーサルフォン起動。
GM:残り項目は
GM:シン・セイバーの子供 <情報:噂話><情報:ヒーロー>9
GM:でしたね
リーネ:子供さんの項目を情報ヒーローにて挑戦します。
リーネ:9dx+4=>9
DoubleCross : (9R10+4[10]>=9) → 8[1,1,2,2,3,3,6,7,8]+4 → 12 → 成功

GM:おおー
リーネ:よし。
芙蓉堂浩二:やったー
GM:では情報を開示しましょう
GM:・シン・セイバーの子供
本名、陣内ヒロト。シン・セイバーこと陣内修の息子。
元々は明るくてよく笑う子供だったが、仕事に明け暮れてちっともヒロトとの約束を守らない
父親に絶望し、無感情になりつつある。
クリスマスツリーのてっぺんにある星が大好きで、プレゼントに欲しがっていたようだ。

GM:→ヒロトのアドレスを入手しました。次シーン以降接触することが可能です。
GM:以上!
リーネ:さて。浩二はきちんとやってみせた。なら、オレも仕事はしなくちゃな。
リーネ:と、杖を突き地に満ちる諸霊より情報を取得します。
リーネ:はあ、と息を吐く。「…次に連中が出てくる場所。調べる算段がついた、かもしれない」
GM:----
GM:ロイス調達可能だ!
リーネ:ロイスなし。調達はアヴォイドマント。
リーネ:8dx+2=>21
DoubleCross : (8R10+2[10]>=21) → 9[1,2,3,5,5,6,6,9]+2 → 11 → 失敗

リーネ:いいか。財産10点すべて使用。コージにプレゼント。
芙蓉堂浩二:えええ
芙蓉堂浩二:いいんですか!!
陽炎 律華:「ヒーロー:リーネ:友情/■隔意」でロイス設定。
陽炎 律華:そこは防御の要だからね。
リーネ:いいよ。
芙蓉堂浩二:うわあ、がんばる……ありがとうございます。
芙蓉堂浩二:装備!
陽炎 律華:4dx+1>=20 ブルーゲイル調達を試みて。
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 8[1,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

陽炎 律華:無理。以上。
リーネ:男気を見せてくれたしねっ!以上です。
芙蓉堂浩二:ロイス、律華さんに○共感/隔意で取得します。
芙蓉堂浩二:調達はどうしようかな
芙蓉堂浩二:強化素材を狙います。
芙蓉堂浩二:3dx=>15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 8[6,7,8] → 8 → 失敗

芙蓉堂浩二:うん、失敗。
芙蓉堂浩二:以上です。
GM:シーンカットな!
GM:◆ミドルシーン3 END◆

GM:◆ミドルシーン4◆登場PC…リーネ・キューブリック(全員登場可)
リーネ:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+1[1] → 67

芙蓉堂浩二:78+1d10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+2[2] → 80

高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:76->84)
高橋正恒:うぐー
GM:落ち着いてるねリーネちゃん
陽炎 律華:だいぶ伸びる……
リーネ:落ち着いてる…なぜか…
陽炎 律華:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 3[3]+70 → 73

GM:高橋さんは…態度は落ち着いてるのに侵蝕は!
GM:都内某所。当然秘匿されているが、シン・セイバーこと陣内修の家がある場所。
GM:シン・セイバーは現在行方不明。妻と、息子のヒロトだけが暮らしている。
GM:ヒーロー候補生とヴィジランテだけでは門前払いを食らうだろうが、正規のヒーローならば話は別。
高橋正恒:陣内家のチャイムを押し、しばし待つ。
陣内和子:「はい。……どちら様でしょう」
GM:疲れ切った様子の女性が姿を現す。
高橋正恒:「どうも、高橋です。高橋正恒。えーと…」
高橋正恒:「陣内修さんの知り合いです。」
陣内和子:「ああ!あなたが!主人がよく、あなたの事を話していて……!」
陣内和子:「そう、”レイジ―ラクーン”!かわいいコードネームですよね!」
高橋正恒:「あはは…そうでしたか。」頭を掻く
高橋正恒:「………。」背後に気配を察知する。
リーネ:ではその後ろ、少し所在無げにしている少女が。
陣内和子:「……そちらは、お連れの方?」
高橋正恒:幾つかの襲撃パターンを頭の中で思い描き、銃を抜きかけたところで…
高橋正恒:「え?」
高橋正恒:振り返る。
リーネ:「えっと、マ…こほっ。高橋さん、すみません…」後からいきなり来てしまった申し訳なさからか、少し声も背も縮こまっている。
陽炎 律華:手を振る。
芙蓉堂浩二:その横でポケットに手を入れて立っている。
高橋正恒:「どうしてここに?」
高橋正恒:銃をしまい、ため息一つついてから聞く
リーネ:「ええと、あの後にですね…」とささっと簡潔に、尚且つ危ないところは奥さんに聞こえない様に話します。
高橋正恒:「なるほど…そちらに来たか。迂闊だったな。」
高橋正恒:「ああ、奥さん。」
陣内和子:「はい?」
高橋正恒:「こちら私の助手達です。陣内君の事件の調査を行ってまして…。」
高橋正恒:「大所帯ですみませんが、上がってもかまいませんか?」
陣内和子:「まあ、それはそれは。どうぞ上がってください、お茶でもお出ししましょう」
芙蓉堂浩二:ポケットから手を出し、ぺこりと頭を下げる。
リーネ:「なんだか本当にすみません…」
陽炎 律華:「お邪魔します」
芙蓉堂浩二:「あ、あの。失礼します」
リーネ:「お邪魔いたします」
高橋正恒:「お邪魔します。」
GM:家へ上がり、お茶を飲みながら話した結果、陣内和子はさほど目新しい情報は持っていないようだった。
GM:やはり息子の陣内ヒロトに話を聞いてみるしかなさそうだ。
GM:君たちは子供部屋に案内される。
陣内和子:「……私は外します。何かありましたら呼んでください」
GM:すごく空気を読んで陣内和子は去っていった。
陽炎 律華:「ヒーローの家族も大変だ」
リーネ:その後ろ姿にぺこり、と頭を下げて。
高橋正恒:「…君がヒロトくんかな?」
GM:ヒロトは……部屋の隅に毛布やクッションを積み上げて、それを背中に庇うようにしている。
ヒロト:「……」
高橋正恒:「僕はお父さんの…友達の高橋だ。よろしく。」
ヒロト:「友達……ヒーロー?」
高橋正恒:「こう見えてもね。」
ヒロト:「僕、ヒーローって好きじゃない……」
GM:無表情のままで呟く。
陽炎 律華:目を凝らすようにして眇める。
高橋正恒:「そうかい。ごめんね。」
リーネ:高橋さんの後ろからひょこりと顔を出し。「ん…また会ったな」と声を掛けます。
ヒロト:「おねえちゃんもヒーローなの?」
芙蓉堂浩二:「……?」入り口付近に立っている。ヒロトの背後が少し気になる。
リーネ:「ん…実は違うな」今は言うべきじゃないか。
ヒロト:「ヒーローじゃないほうがいいよ。ヒーローなんて、うそつきなんだよ」
高橋正恒:「……」リーネさんの言葉にいちいち訂正を入れない。
ヒロト:「みんなを助けるって言って、ぼくのことは放っておくんだもん……」
高橋正恒:この場はリーネさんに任せる。ヒロトから言葉を引き出すのは、ヒーローである自分には出来ない事だと判断した。
リーネ:「そっか。…ヒロトには、そうなんだな」否定しない。彼には、確かにそうなんだろう。
リーネ:そっと傍に。こんな時は、ただ傍にいてやる方が、きっといいと思うから。
リーネ:「助けてほしいのに、助けてもらえないのは。苦しいよな」
ヒロト:「そうだよ。パパはすごいヒーローだっていうけど、僕のことは助けてくれないじゃん」
ヒロト:「約束も、守ってくれないし。遊びに行くっていったのに、いつも居ないし……」
リーネ:「…他の誰かより、こっちのことを見てくれって思うよな」視線を合わせる。同じ高さで、同じ視線で。
ヒロト:「そうだよ」
ヒロト:「……そうだよ」
リーネ:ヒロトの言葉に頷きを返す。
リーネ:「…一緒にいて欲しいもんなあ」
ヒロト:「みんなのヒーローじゃなくて。僕のヒーローだったらいいのに」
GM:ヒロトは言いながら、ぽろぽろと涙をこぼし始める。
リーネ:かつての己を思い出す。あの、どうしようもなく渇望していた、あの日々を。
リーネ:「うん…。うん。わたしのこと、見て欲しいよね」そっとヒロトを抱き寄せる。
ヒロト:「うん……」
リーネ:「わたしがつらい時。一緒にいて欲しい時に、一緒にそばにいてほしいよね…」そっと肯定を返す。
GM:ぐすぐすとべそをかきながら、何度も頷いている。
リーネ:別段、むずかしいことじゃない。たまに除く、弱気の虫になったわたしと。妹たちのそれで、何度も見たから。
リーネ:落ち着くまで、そっと傍にいましょう。
GM:しばらく沈黙が続く。
ヒロト:「……でもね。パパのこと、ぜんぶ嫌いじゃないよ」
リーネ:「うん」
ヒロト:「星の約束は、ちゃんと覚えててくれたんだ」
リーネ:「そっか。きちんと守ってくれたんだ」そっと背を撫ぜながら。
GM:ヒロトは背後に積んでいたクッションと毛布の中から、ごそごそと何かを取り出す。
ヒロト:「これ。窓の外に、置いてあったんだ」
ヒロト:「きっとパパがくれたんだよ」
リーネ:確認しましょう。…きっと、これは。
GM:それは英雄デパートの、クリスマスツリーの天辺にあったもの。
GM:きらきらと輝く、星形の飾り。
リーネ:…確認が取れた。物証も。
リーネ:でも、今は。そっとヒロトの背をぽん、ぽんと緩やかに優しいリズムで叩きながら。
リーネ:「ちゃんと、パパは。きみとの約束をちゃんと叶えてくれたんだ」ふわりと、優しげに微笑む。
ヒロト:「……うん。クリスマスツリーのてっぺんの星は、みんな僕のものって言ったんだ」
ヒロト:「だから、パパのこときらいじゃないよ……」
ヒロト:ぎこちなく微笑む。
リーネ:「うん。…うん」…そんなことがあるものか。当人からすれば、なにを無茶なと思うだろうけれど。
リーネ:憧れて、守られる側からすれば。自分なんてまるで目にも入らないんじゃないかって、どうでもいいんじゃないかって。ずっとずっと、不安なのだ。
リーネ:この子は、父親のことを。きっと、嫌いになんてなりたくないんだ。
リーネ:「じゃあ、次はどの星が来てくれるんだろうね」
GM:ヒロトは、雑誌の切り抜きを集めたらしいファイルを持ちだしてきて、指で示す。
ヒロト:「これ」
GM:ハイソサエティヒルズのクリスマスツリーの写真だ。
リーネ:「綺麗だね…」
リーネ:その後、そっと彼が話疲れてしまうまで。ずっとため込んでいたであろうものを、少しでも吐き出せるまで。そっと傍にいましょう。
高橋正恒:「………お疲れ様、リーネさん。」
リーネ:「Silent night, holy night,…」そっと、眠りついてしまうまで。そっと唯一歌える歌を。
リーネ:「sleep in heavenly peace.…」
高橋正恒:「………。」ふぅ、とため息を吐き、歌が終わるのを待つ。
リーネ:ほう、と息を吐く。「…なんか、時間をかけすぎてしまいましたね」
陽炎 律華:「いい声だった」
芙蓉堂浩二:「……その、時間かけて、良かったと思うよ」ずっと力で守ることだけを考えてきたけど。ああいうやり方もあるんだなと思った。
リーネ:「…は、はずかしいなおい。なんだどうした、わるいものでもたべたか?」コージにプルプル震えながら。
高橋正恒:「リーネさん。他者に、自分を投影しない方がいい。」
高橋正恒:「少なくとも、ヒーローになる前にその癖を無くした方がいいよ。」
リーネ:そこで、高橋さんの声を聴く。
芙蓉堂浩二:「……」さっきも言われたな、と思う。
リーネ:力無く笑う。「ええ、きっと。貴方の言う通りなんでしょう。きっと、その方がよくて」誰に対しても、きっと正しくて。
リーネ:「でも」
陽炎 律華:「でも」
リーネ:「”わたし”が、最初にヒーローになろうなんて、思ったのは--」
リーネ:「ああして、泣くことさえできずに泣いている、わたしと妹たちの。涙を拭ってやりたかったからなんです」
リーネ:だから、それはできないと。言下に、けれどはっきりと返す。
高橋正恒:「………そうかい。」
リーネ:「ご忠告を無碍にして、申し訳ありません」困った笑みとともに、頭を下げる。
陽炎 律華:「傷つく方法だけど。それでなければ助からない人はいる」
芙蓉堂浩二:(高橋さんは、正しい。リーネは、優しい)ぐっと手を握る。
芙蓉堂浩二:(じゃあ、でも、俺はどうすればいいんだろう。俺はどっちになれるんだろう……?)
高橋正恒:「君はやさしいね。リーネさん」
リーネ:「…ありがと。そう言ってくれるだけ、リッカは優しい」
高橋正恒:「もう何も言わないよ。…僕は、怠け者だから。」
リーネ:「うえ、ええ!?いや、やりたいようにやってるだけで…」しどろもどろに高橋さんに返す。
高橋正恒:「君は君の信じるようにやるといい。押し付けがましく言ってごめんね。」
リーネ:「…いいえ。正しさも、きっと必要なんです。わたしには、担えないだけで」
リーネ:「貴方のような方に、その分背負わせているだけです」
高橋正恒:「……」脱いでいたコートを羽織る。
高橋正恒:「僕はハイソサエティヒルズに行く。」
高橋正恒:「本来なら候補生なんて連れて行くべきじゃないんだけど…」
高橋正恒:「僕は怠け者だからね。取りこぼしや目こぼしもある。」
高橋正恒:「誰かが着いてきても気付かないかもしれない。」
芙蓉堂浩二:リーネと顔を見合わせる。
リーネ:くす、と微笑む。
陽炎 律華:「大丈夫。もしものときは、ヴィジランテもそう悪くないから」目を細めて笑う。
高橋正恒:ヒロトの寝顔を一瞥し「さて、行こうか。」わざとらしく呟くのだった。
GM:----
GM:シーンカットです。調達、ロイスがあればどうぞ。
高橋正恒:欲しいものある人!
高橋正恒:おじさんが何でも買ってあげるよ!
GM:こわい
リーネ:ロイスは…高橋さんのロイスを変更。 〇信頼/嫉妬 で。ヒロトのロイスを 〇慕情/執着へ。
リーネ:うーん。一応強化ビジネスに挑戦します。
芙蓉堂浩二:おじちゃん強化素材ちょうだい!(他に優先度の高いものがあったらそちら先で)
陽炎 律華:あ。私は特に希望購入品なし。
陽炎 律華:で、ロイスは埋まってる。……振るだけ振るか。ブルーゲイル。
芙蓉堂浩二:あとリーネのロイスを○感服/隔意に変更します。
リーネ:ミーミルを手配師に。
リーネ:やったぜ!
陽炎 律華:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,4,5,10]+6[6]+1 → 17

高橋正恒:惜しいなー
リーネ:11dx+2=>19
DoubleCross : (11R10+2[10]>=19) → 9[1,2,2,4,5,6,7,8,8,9,9]+2 → 11 → 失敗

陽炎 律華:ん、3足りない。財産点もないから……
リーネ:財産はもうない!以上です
芙蓉堂浩二:あ、強化素材も先に自分で振ります!
芙蓉堂浩二:援護はまあいいか……
芙蓉堂浩二:4dx=>15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 10[4,5,10,10]+7[6,7] → 17 → 成功

芙蓉堂浩二:!?
高橋正恒:じゃあリーネさんの代わりに強化ビジネススーツ買いましょうか
陽炎 律華:で、あとは、PC向けのロイス、ネガだった表向きを全てポジに
リーネ:もし他に誰もいなければ強化ビジネスお願いしても…あっありがとうございます!
芙蓉堂浩二:成功したのでスネークブレードの攻撃力を+1します……
高橋正恒:《スキルフォーカス:調達》使用。
高橋正恒:5dx+14>=19
DoubleCross : (5R10+14[10]>=19) → 10[2,6,9,9,10]+5[5]+14 → 29 → 成功

GM:おお、律華さんが…
高橋正恒:ほい成功!
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+2した(侵蝕率:84->86)
GM:GMに向かってなんだその調達達成値は
リーネ:きゃーっ!ありがとうございます!
高橋正恒:ロイス取得!
高橋正恒:候補生/リーネ/○庇護/羨望/ロイス
高橋正恒:以上!
GM:では、みんなオッケーかな
陽炎 律華:以上以上
芙蓉堂浩二:はーい
リーネ:大丈夫ですー
GM:◆ミドルシーン4 END◆

GM:◆ミドルシーン5◆登場PC…全員登場
リーネ:67+1d10 でますっ
DoubleCross : (67+1D10) → 67+9[9] → 76

陽炎 律華:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 10[10]+73 → 83

高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:86->95)
芙蓉堂浩二:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 9[9]+80 → 89

芙蓉堂浩二:みんな高い
GM:なんだこのハイテンションは
GM:----
GM:ハイソサエティヒルズ クリスマスツリー前。
GM:ライトアップされたクリスマスツリーは美しく輝いている。
GM:英雄デパートの一件を受け、展示を自粛すべきでは?との声もあったが
GM:「このクリスマスツリーが襲撃されるという確証があるのかね君ィ」
GM:「展示を自粛することによる経済的損失は計り知れんのだよ君ィ」
GM:「もしもの時は何とかするためにヒーローが居るんじゃないのかね君ィ」
GM:などという、経営陣の楽観視によりそのままだ。
陽炎 律華:キャスケットを目深にかぶって人混みに紛れている。
高橋正恒:プレゼントボックスを抱えている。まるで荷物持ちのお父さんのようだ。
芙蓉堂浩二:待ち合わせの風を装ってツリー前に立っている。
リーネ:いざという時周囲を把握できる高台--その人込みの陰にスポーツ帽を被って立っている。
GM:申し訳程度に警備の人員は増えている……が、避難誘導の役割だ。
GM:襲撃があれば対処するのは君たちの役目となる。
高橋正恒:(ことがあったらヒーロー任せか。)警備の手薄さを見て(気楽なもんだ)
リーネ:(…まあ、余計な手出しがないっていうのは。助かるけどな)帽子を被り直しつつ。
陽炎 律華:ぼんやりとジングルベルを聞いている。予兆は……
芙蓉堂浩二:(来るなら来いっ!)
GM:買い物を抱えてはしゃぐ子供連れ。ツリーをバックに写真を撮るカップル。
GM:そんな幸せな時間が、突如轟音と共に破られる。
GM:ガァンッ!
GM:建物の一部が破砕し、壁を破って黒い甲冑の騎士が姿を見せる。
リーネ:その様子を見て、白い息を吐く。どうせなら、と一瞬思って。轟音と共に飛び出す。
GM:君たちは、既にその正体を知っている。
高橋正恒:「……」ツリーの前にさりげなく移動する。
黒い甲冑の騎士:「ウウ……ウウウ」
陽炎 律華:コートの下でロッド型デバイスを握る。来たならば捉える、が。
シン・セイバー:「ウオオオオオオ……!」
芙蓉堂浩二:「!」ジャケットを脱ぎ捨てる。
リーネ:「…なにやってんだ、あんた」その様を見て、思わず言葉が零れる。
GM:あちこちで悲鳴があがり、人々が一斉に非難を開始する。
GM:非難→避難
高橋正恒:「どうした。いつもの君らしくもない。」
高橋正恒:プレゼントボックスを床に置く。
シン・セイバー:「ウウ……私は。私は……!」
GM:シン・セイバーは頭を抱えて苦悶する。
陽炎 律華:「リーネ」
リーネ:目を鋭く睨んで--いたところで。「リッカ…」
ゲマハト・ゲダンケ:「今度は先回りされている……本当に困った人たちだ」
リーネ:「…わりい。今は、そうじゃなかったな」眉尻を下げて、一言。
GM:シン・セイバーの後ろから姿を見せるのはゲマハト・ゲダンケ。
陽炎 律華:「伝言……の前に、片付けなきゃいけないね」
芙蓉堂浩二:「ゲマゲマ! お前も来たのかよ」
高橋正恒:「”ゲマハト・ゲダンケ”」
陽炎 律華:「キッドナップ野郎で十分」
リーネ:「おうッ。一発、あのロクデナシ共に叩き込んでやらにゃあ」ひゅん、と杖を抜く。
高橋正恒:「また性懲りもなく”プレゼント”を求めにやってきたってわけか」
ゲマハト・ゲダンケ:「フフフ。可愛そうな子供のために、星を集めに来たのさ。なあ?」
シン・セイバー:「ウ、ウウウ……」
芙蓉堂浩二:エグゼナの様子を思い出す。そして、シン・セイバー。
高橋正恒:「ああ、そうだ。誰かに自分を投影する事なんてやめた方がいい。」自分に呟くように
芙蓉堂浩二:「お前は気に入らん」腰のスネークブレードを抜く。
ゲマハト・ゲダンケ:「エグゼナが世話になったようだね。あれは再調整が必要だ。師走に仕事を増やしてほしくないな」
高橋正恒:「その時からみんなのためのヒーローはただのエゴイストになる。」
リーネ:「ふざけたことを言いやがって。本当に必要なものからは遠ざけて。…渇きにあえぐ人に、海水を飲ませるような真似ッ…!」
陽炎 律華:高橋に、ちらりと驚いたような目線を向ける。
高橋正恒:「その黒い甲冑は何だ。今君は何をしている。」
高橋正恒:「みんなのヒーローたる君はどこへ行ったんだ?”シン・セイバー”。」
シン・セイバー:「私は、罪を……もう私にヒーローの資格など無い……」
芙蓉堂浩二:「……」高橋さんの言葉を片耳で聞きながら。
高橋正恒:「誰が決めた」
高橋正恒:「罪を背負ったからヒーローになれないなんて、」
高橋正恒:「誰が決めたんだ。」
シン・セイバー:「私自身、だ。誰が許しても、たとえ神が許しても、私が許せない……!」
高橋正恒:「頑なだな君は。いい意味でも、悪い意味でも。」
シン・セイバー:「そうだ。だから……せめて、ヒロトの望みだけは……」
リーネ:ざ、と一歩前に踏み出す。…彼から聞いたんだから。わたしは、それを伝える義務がある。
リーネ:「…なにがヒロトの望みだよ。あの子がずっと、望んでいることは--」ぎ、と一瞬歯を噛み締めて。
リーネ:「あんたが。…父親が、一緒に傍に、いて欲しいってことだ!」
リーネ:「そんなふうに。”みんな”のヒーローでさえなくなって。ヒロトのヒーローにもなりきれてねえ!…あの子の、父親だろ!?」
シン・セイバー:「ウウ……あああ……私は、私は父親だ……それなのに、何も気付かずに!」
リーネ:杖を突きつける。「いい加減、あの子に頭下げて会いにいけよ。…あんたが資格がないだ何だいったって。…ヒロトの父親は、アンタしかいないんだよ」
リーネ:父親に迎えに来てほしかった娘として。…彼から聞いた、人として!「資格、じゃねえ。親ってのは…もう、なったら一生そのままなんだ」
陽炎 律華:「気付かなければ、堕ちるものか。その外道は、人の心の疵を抉る手合だ」
陽炎 律華:「あなたは、父親であろうとしていた」リーネの横に立つ。
リーネ:ぐ、とこれ以上言い募りそうになる自分を抑える。…これ以上は、ヒロトが言うべきことだから。
芙蓉堂浩二:「まだ、間に合います。シン・セイバー」
芙蓉堂浩二:「お願いします。俺、俺、あなたに憧れてた。どうか、止めてください!」
シン・セイバー:「……!」
GM:君たち4人の言葉が届いたのか、シン・セイバーは一歩、君たちの方へと足を踏み出す。
GM:ゲマハト・ゲダンケがその肩に手をかける。
ゲマハト・ゲダンケ:「いけない、いけない。どうもいけないな。君たちは洗脳が得意なのかな」
陽炎 律華:「どの口で言うか外法使いッ」
芙蓉堂浩二:「お前っ」
リーネ:「…オマエに言われたら御仕舞だ」
ゲマハト・ゲダンケ:「私は彼に目標を達成してほしい。そのお手伝いをしているだけさ」肩を竦め、楽しそうに笑う。
リーネ:「はん--心にもねえことを」
高橋正恒:「君に言われたくはないがね。」
ゲマハト・ゲダンケ:「君たちに大人しくしていてもらわなければ、仕事が片付かないようだ……」
高橋正恒:「どうも、君を倒さないとこの場は収まりそうにないね。ヴィラン、”ゲマハト・ゲダンケ”」
ゲマハト・ゲダンケ:「簡単に出来ると思っているのかね。”レイジーラクーン”」
高橋正恒:「出来ないと思ったことは口にしない。」
ゲマハト・ゲダンケ:「ならばやってみせてもらおう。動ければ、な」
ゲマハト・ゲダンケ:《蝕む声》《スキルフォーカス》を使用します。対象はPC全員
ゲマハト・ゲダンケ:こちらの達成値に<意志>で対抗してください。
リーネ:て、てめー!束縛がまだ使えないのに!どうぞ!
ゲマハト・ゲダンケ:7dx+9
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 9[1,2,4,5,8,8,9]+9 → 18

GM:一人でも成功すれば敵は撤退します。
GM:全員が失敗した場合、ツリーは倒され星が奪われます。
高橋正恒:12dx+1>=18
DoubleCross : (12R10+1[10]>=18) → 10[1,1,1,2,4,5,6,7,7,7,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

陽炎 律華:さすが。
高橋正恒:よっしゃ
リーネ:同値…!流石!
GM:つええww
芙蓉堂浩二:すごい!!
陽炎 律華:11dx+2>=18
DoubleCross : (11R10+2[10]>=18) → 9[1,1,2,3,4,5,7,7,9,9,9]+2 → 11 → 失敗

陽炎 律華:さすがに届かないけど、プロがいるから大丈夫だった。
芙蓉堂浩二:4dx=>18
DoubleCross : (4R10[10]>=18) → 10[3,3,6,10]+1[1] → 11 → 失敗

芙蓉堂浩二:回った
リーネ:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

リーネ:まあ知ってたぜ。
GM:侵蝕ボーナス分が入ってないかも?
リーネ:あっ
GM:振り直しどうぞ
リーネ:ありがとうございます。
リーネ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[4,6] → 6

リーネ:まあそうだな…!w
GM:うむ
GM:ゲマハト・ゲダンケは会話をしながら微妙に声の調子を変え、手を揺らし、足を鳴らし、既に攻撃を開始している。
GM:全員の身体動作を拘束する催眠。
高橋正恒:プレゼントボックスの包装を開ける。
高橋正恒:動作を見せ、声色を流し、脳を揺らすのであれば
高橋正恒:その全てを台無しにする。
高橋正恒:手に持ったのは…閃光手榴弾。
高橋正恒:ピンを抜き、ゲマハトの足元に投げる
ゲマハト・ゲダンケ:「……ッ!」
高橋正恒:FLASSHH!!!
高橋正恒:「させるかよ」
高橋正恒:耳鳴りの中呟く
高橋正恒:爆音の余波と閃光が晴れたころ、銃を抜いてゲマハトを撃つ!
ゲマハト・ゲダンケ:「おいおい……傷つくね。いきなり乱暴すぎるじゃないか」
ゲマハト・ゲダンケ:シン・セイバーの陰に隠れるようにして回避する。
高橋正恒:「みんな、立てるかい?」
リーネ:「…ッ」一瞬とはいえ、術中に嵌っていた。「…もち、ろんっ」杖を突いて立ち上がる。
芙蓉堂浩二:「な、ななななんとか……」くらくらしながら立っている。
陽炎 律華:「……凄い」頭を振って姿勢を正す。
高橋正恒:「乱暴?君のやってる事の方が随分乱暴に見えるけどね。」
高橋正恒:「勝手に人の願い事を決めつけて、勝手に手助けして、勝手に被害を拡大させる。」
高橋正恒:「そういうのをいらぬお節介と言うんだ。」
ゲマハト・ゲダンケ:「価値観の相違だね。一度距離を置いて、冷静になった方が良さそうだ」
GM:ゲマハト・ゲダンケが耳元で何かを囁くと、シン・セイバーの体の震えが止まる。
ゲマハト・ゲダンケ:「また会おう。……”ダンスカー”、君のことも諦めたわけではないよ」
リーネ:「てめえ…!まだッ」
陽炎 律華:「次は殺す」
ゲマハト・ゲダンケ:「フフフ……」
芙蓉堂浩二:「シン・セイバー!」
ゲマハト・ゲダンケ:《瞬間退場Ⅱ》でシン・セイバーと共に退場します
GM:ヴィランは去った。ツリーは無事だ。君たちの勝利と言っていいだろう。
高橋正恒:炸裂した閃光手榴弾を回収し、プレゼントボックスを拾い上げる。
陽炎 律華:「……次の手は?」
高橋正恒:「大本営博物館のツリーかな。」
芙蓉堂浩二:「被害が少なかったのはいいけど、腹立つな、あいつ……」ぶつぶつと言っている。
リーネ:「くそっ…」ここで、何とかしたかったのに。ぎり、と杖を握りしめる。
芙蓉堂浩二:「……俺、何もできなかったし」
陽炎 律華:「レイジーラクーンじゃないけど。気をつけて。あいつは心の傷を広げてくる」
陽炎 律華:「最後に勝てばいい。次で終わりにするけど」
高橋正恒:「次で終わりにしたいものだねえ。もうじき…」時計を見て、クリスマスツリーを見上げる。
高橋正恒:「クリスマスだもの。」
リーネ:少し力のない笑みを作って。「そーだな。散々な奴だよ、ほんと」次。…釣られ、ツリーを見上げる。
リーネ:「…クリスマスは、笑って楽しむものだもんな」
芙蓉堂浩二:「……うん」家族のことを思い出す。
芙蓉堂浩二:「そだな。みんなが笑って過ごせないとな」
陽炎 律華:頷く。以上。
GM:ここで、高橋さんの携帯に連絡が入ります。
GM:連絡先は、内閣府レネゲイド関連対策室。
高橋正恒:「……はい、”レイジーラクーン”」
高橋正恒:携帯を取る
霧谷雄吾:「内閣府R対策室室長、霧谷です」
霧谷雄吾:「”シン・セイバー”の件についてお話ししたい」
高橋正恒:「はい。」
高橋正恒:続きを促す。
霧谷雄吾:「映像の繋がる場所へ移動していただけますか?お見せしたいものもあるので……」
高橋正恒:「了解しました。ではまた後程かけ直します…。」
高橋正恒:電話を切る。
高橋正恒:「みんな、事務所に戻ろう。R対策室室長殿から、何やらありがたい話があるようだ。」
陽炎 律華:「決め手になるといいけど」
リーネ:「R担から?…リッカは大丈夫なのか?」心配そうに。
芙蓉堂浩二:「あ、はい。了解です……なんだろ」
陽炎 律華:「少し息を潜めてれば問題ない」
リーネ:「そっか。それなら大丈夫…かな?」とそのままついていきましょう。
GM:----
GM:ロイスを変えたり調達したりするチャンスなり
芙蓉堂浩二:ロイスはなし。調達どうしようかな……。
リーネ:ロイスは…もう埋まってるので。調達。何かありますか?徹甲弾かホローポイントとか?
陽炎 律華:ブルーゲイルだけ狙う。ロイスは宣言なし。
陽炎 律華:5dx+1>=20
DoubleCross : (5R10+1[10]>=20) → 8[1,2,2,6,8]+1 → 9 → 失敗

陽炎 律華:失敗。以上。
高橋正恒:うーん
高橋正恒:どうしようかなー
芙蓉堂浩二:じゃあブルーゲイル試してだけみようか
芙蓉堂浩二:4dx=>20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 10[4,5,9,10]+1[1] → 11 → 失敗

芙蓉堂浩二:しっぱい
高橋正恒:ヘヴィマシンガン買おうかな。
芙蓉堂浩二:以上です
リーネ:うーん。じゃあ一応徹甲弾を。ミーミルを手配師に。
GM:あ、リーネさん
高橋正恒:コネ:手配師とブラックカードを使って判定します。
リーネ:どうしました
高橋正恒:10dx+4>=24
DoubleCross : (10R10+4[10]>=24) → 8[1,1,2,3,3,3,3,5,6,8]+4 → 12 → 失敗

高橋正恒:財産12使って買います。26→14
GM:ミーミルの覚書ってどこに載ってたっけな…
高橋正恒:アンマテ、ヘヴィマシンガン、パワーキャノンをウェポンケースに。アンマテを装備しておきます。
高橋正恒:ミーミルは
陽炎 律華:ルール上は問題ない。あれは。
リーネ:ICのオルクスユニークアイテムです
高橋正恒:ICのP76です
リーネ:徹甲弾を。ミーミルは使用不可なので使わず。
リーネ:8dx+4=>10
DoubleCross : (8R10+4[10]>=10) → 10[1,5,6,6,7,7,9,10]+3[3]+4 → 17 → 成功

リーネ:よし。高橋さんに。
高橋正恒:やったー!ありがとう!
GM:買えてる!
GM:重武装高橋!
リーネ:役立ててほしい!
リーネ:以上です。
GM:よし。みんなオッケーかな
高橋正恒:OK!
陽炎 律華:OK
リーネ:大丈夫です!
芙蓉堂浩二:OK!
GM:ではシーンカットな!
GM:◆ミドルシーン5 END◆

GM:◆ミドルシーン6◆登場PC…高橋正恒(全員登場可)
GM:登場侵蝕…控えめな目が出てほしい…!
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:95->99)
高橋正恒:ひかえめー
芙蓉堂浩二:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 3[3]+89 → 92

リーネ:一応私も出ておきます。
リーネ:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+6[6] → 82

GM:うむ。
GM:----
GM:事務所へ戻った君たちは、再度、霧谷雄吾へと連絡を取ることになる。
高橋正恒:プロジェクターを設置し、パソコンと繋げる。
高橋正恒:カメラを高橋の顔に向け、通話を開始する。
GM:映像の霧谷雄吾が一礼する。
霧谷雄吾:「まずはお疲れ様です。”レイジ―ラクーン”」
高橋正恒:「いえ、こちらこそ……」
霧谷雄吾:「ハイソサエティヒルズのツリーについては、被害もなく抑えられたようで。さすがですね」
高橋正恒:「偶然ですよ、偶然。」
霧谷雄吾:「偶然、ですか。しかし、必要な人員も色々と確保しているようで」
高橋正恒:「…お耳が早い事で。」
霧谷雄吾:「……余談はこのくらいにしておきましょうか。本題は”シン・セイバー”についてです」
高橋正恒:「……」
霧谷雄吾:「まだ、正確な情報を掴んでいるわけではありませんが…」
霧谷雄吾:「彼がヴィランに屈し、破壊活動を行っているという話があります」
高橋正恒:「ええ、事実です。概ね。」
霧谷雄吾:「……やはり、そうなのですね。困ったことです。世間に明らかになればヒーローのイメージダウンは計り知れない」
高橋正恒:「”シン・セイバー”は”ゲマハト・ゲダンケ”なるヴィランに洗脳され、操作されているようです。」
高橋正恒:「それで?僕に”シン・セイバー”をどうしろと?」
霧谷雄吾:「R対策室としては……彼がヴィランに利用されているとしても、ヒーロー登録を抹消することになります」
霧谷雄吾:「それが政府の決定です」
高橋正恒:「………。」
芙蓉堂浩二:そんな、と声を出そうとして慌てて口をつぐむ。
霧谷雄吾:「その上で」
霧谷雄吾:「彼がもし、人としての理性までも失ってしまっているようならば」
霧谷雄吾:「UGNへ依頼し”処分”しなくてはなりません」
リーネ:「…。」理性は、冷たく賛同を示す。…掌に、爪が食い込んでいることに気が付かない。
高橋正恒:「あなた方はそういう判断を下しますか。実に妥当です。実に合理的ですねえ。」
霧谷雄吾:「……」
芙蓉堂浩二:「……」自分のヒーローズクロスを見やる。オレンジ色に染まったバッジを。
高橋正恒:「もし、我々の調査とは裏腹に」
高橋正恒:「”シン・セイバー”がヴィランを打ち倒すように動いていたら?」
霧谷雄吾:「……有り得ないことではないでしょうね。利用されているフリをしてヴィランを叩く」
霧谷雄吾:「その場合は。単独行動に対する処罰はあるでしょうが、ヒーローとしては続投できるでしょう」
高橋正恒:「………」こめかみに指を当てる。
高橋正恒:「わかりました。ヴィラン、”ゲマハト・ゲダンテ”を倒しましょう。」
高橋正恒:「”シン・セイバー”に関しては、こちらで確認します。」
高橋正恒:「必要な場合は、処分します。」
霧谷雄吾:「よろしくお願いします……それから、こちらから提供できる情報が2つ」
リーネ:ぎ、と軋む音。必要なことは、分かっていて。…それが納得いくかどうかは、また別だ。
霧谷雄吾:「一つは、大本営博物館でクリスマスツリーの展示を取り下げたようですね」
高橋正恒:「ほう」
霧谷雄吾:「被害を未然に防ぐためには賢明な判断と言えるでしょう」
霧谷雄吾:「しかし、これで敵の次の動きを探るために情報収集判定の必要がありそうですがね」
高橋正恒:「もう一つは?」
霧谷雄吾:「FHに潜入しているヒーローから、”ゲマハト・ゲダンケ”の映像が送られてきました」
霧谷雄吾:「転送しましょう。では、私はこれで。くれぐれも気を付けて、よろしくお願いいたします」
高橋正恒:「こりゃどうも…。では、”レイジーラクーン”。任務に移ります。」
高橋正恒:送られてきた映像を確認し、通話を切る。
GM:映像を再生します。
GM:----
GM:薄暗い部屋。ショートカットの少女が床にうずくまり、すすり泣いている。
GM:マスクをした初老の男……ゲマハト・ゲダンケが肩に手をかけ、優しい声で語りかける。
ゲマハト・ゲダンケ:「そんなに泣くことはないよ。もう一度話してごらん。君のクリスマスの思い出をね」
エグゼナ:「わ、わたし……わたしは……愛美と手をつないで、ケーキを……ケーキを買いに行って」
ゲマハト・ゲダンケ:「そうだね。ケーキを買えた。二人で帰ってきたんだね」
芙蓉堂浩二:映像を食い入るように見つめている。
エグゼナ:「愛美が、はしゃいで、……危なかったの。ケーキが……箱が揺れて」
ゲマハト・ゲダンケ:「ケーキは大事だものね。クリスマスのケーキだ」
エグゼナ:「だから、だから私……手を、離して、先に……う、ううーっ」
GM:エグゼナは床に突っ伏して泣きじゃくっている。
ゲマハト・ゲダンケ:「うん。そのせいで、愛美ちゃんは車に轢かれてしまったんだね」
ゲマハト・ゲダンケ:「君は妹の命よりもケーキが大事だったんだ。そういう人間なんだ」
エグゼナ:「あーっ、わあああああ」
高橋正恒:(卓越した刷り込みだ…上手く罪悪感を煽っている。流石はFHエージェントと言ったところか。)
ゲマハト・ゲダンケ:「泣くことはないんだよ。ほら、ケーキをあげよう。君の大好きなケーキ」
GM:ゲマハト・ゲダンケがテーブルの上のケーキを床に落とす。エグゼナは慌ててそれを手づかみで貪る。
リーネ:「…ッ」そんなことがあるものか。…罪の意識を、自責を煽り。意識をズラして…。辛さを、苦しみをそのまま固定するような。
リーネ:魂を、穢すやり方だ。
芙蓉堂浩二:「……」無表情でじっとその様子を見ている。あの時も。あの時も。彼女はこうやってケーキを。
ゲマハト・ゲダンケ:「ケーキを食べたら、人を殺しに行こう。躊躇う事はないんだよ。人の命はケーキよりも軽い。君はそう考えているんだからね」
高橋正恒:(アメとムチの使い分けも上手い。だが、ただ一点。)”ゲマハト・ゲダンケ”の表情を注視する。
高橋正恒:(自分の感情を隠しきれていない。人を穢し堕す愉悦を。)
GM:ゲマハト・ゲダンケは、部屋の片隅で震えている黒い甲冑の騎士の下へ歩いて行く。
ゲマハト・ゲダンケ:「君も、君のやるべき事をしなくてはね」
黒い甲冑の騎士:「やるべき……こと……」
ゲマハト・ゲダンケ:「笑顔を失くしてしまった子供のために、君ができる事は一つ」
ゲマハト・ゲダンケ:「星を集めよう。今までで一番大きな星だよ。きっと喜ぶだろう」
黒い甲冑の騎士:「星を……星を……」
GM:騎士は譫言のように繰り返す。
GM:ゲマハト・ゲダンケは騎士の鎧の中に仕舞われたネックレスをつまみ上げる。
GM:赤く染まった、ヒーローズクロス。
GM:マスクから露出した口元が満足げに微笑んで。
GM:映像は、そこで途切れた。
リーネ:がり、と鳴る。--苦しみは、そのままの形で、抱えてはいられない。だから、それを吐き出したり整理しなくちゃいけない。
芙蓉堂浩二:「……」表情のないまま、ただ小さくカタカタと震えている。
芙蓉堂浩二:手のひらには小さな傷。握り締めた爪でついたものだ。
リーネ:…凝り固まって、そのまま固ゆで卵のように変質しきってしまう前に。
高橋正恒:「彼は」
高橋正恒:「”シン・セイバー”はまだヒーローズクロスを持っている。」
高橋正恒:「いかに自分では否定していても、それだけは捨てきれなかったんだろう。」
高橋正恒:「間に合う可能性はある。」
リーネ:「…あったりまえだ。捨てたりしてたら、
芙蓉堂浩二:顔を上げる。
リーネ:本気でぶん殴らなくちゃいけなかったからな」
芙蓉堂浩二:「間に合いますか」徐々に表情が戻ってくる。必死な、泣きそうな顔に。
高橋正恒:「断言できるほど僕は全知全能じゃない。」
高橋正恒:「可能性はあると言ったまでだ。」
芙蓉堂浩二:頷く。
高橋正恒:「早く彼らの居場所を見つけないとね。」
高橋正恒:「幸い、映像にはヒントがあった。」
GM:敵の次の目的地を知るためには、《情報:》による難易度12の判定が必要です。
GM:誰でも判定していいぜ!
高橋正恒:リーネさんが駄目だったら僕が振ろう
リーネ:ではまずハイドアウト起動。残1.
リーネ:ミーミルをコネ:ヒーローオタクへ。
リーネ:マイナーユニバーサルフォンを起動し。判定します。
GM:ゴーゴー
リーネ:12dx+6=>12
DoubleCross : (12R10+6[10]>=12) → 10[2,3,5,5,5,7,8,8,8,9,9,10]+6[6]+6 → 22 → 成功

高橋正恒:すげー
リーネ:ふはは
芙蓉堂浩二:やった!
GM:たけえ
リーネ:では、杖を介して土地に接続。--ビデオに映った場所等を探り当てる。
GM:ではゲマハト・ゲダンケの拠点、そこから移動した場所も探り出せるだろう。
GM:先に狙われた英雄デパートやハイソサエティヒルズのクリスマスツリーよりも大きなものは、物理的には存在しない。
GM:だが今夜、都内のセントブラッドビルにて、プロジェクションマッピング……
GM:ビル壁面に巨大なクリスマスツリーの映像を投影する催し物が開催される。
GM:映像の星が、手に入れられるはずもない。しかし今のシン・セイバーにそんな理屈は通じない。
GM:ゲマハト・ゲダンケの命じるまま、ツリーを打ち倒しに行くだろう。
高橋正恒:「なるほど、一番大きな星か。」
リーネ:杖より走る波紋が相互に響き合い、ゆっくりと立体的な地図を描き上げる。
リーネ:「…物理的なものじゃなく。映像。これなら、大きさは」でも、こんなものを手に入れようとする時点で。
高橋正恒:「……芙蓉堂君。君から見てシン・セイバーはどんなヒーローかな。」
芙蓉堂浩二:「へ、え? そりゃ、強くて、格好良くて、キリッとしてて、みんなが憧れるような……」
芙蓉堂浩二:そういう、ヒーローだった……いや。もしまだ間に合うのなら。そういうヒーローなのだ。今も。
高橋正恒:「ははは、随分慕われているじゃないか。僕にもファンの一欠けらくらい分けて欲しいね。」
高橋正恒:「芙蓉堂君、シン・セイバーになってみるかい?」
芙蓉堂浩二:「俺、"レイジ—ラクーン"のファンですよ」真顔で。
芙蓉堂浩二:「……って、え?」
高橋正恒:調達判定を先にしてしまいたいんですが、よろしいでしょうか?
高橋正恒:レプリカコスチュームを狙いたいです。
GM:いいですよー
高橋正恒:5dx+4>=5
DoubleCross : (5R10+4[10]>=5) → 8[2,2,3,8,8]+4 → 12 → 成功

高橋正恒:成功。では、
高橋正恒:どこからか調達したシン・セイバーの甲冑を手渡す。
高橋正恒:無論、レプリカだ。
芙蓉堂浩二:「え、あの。これ、どういう……」まだ把握ができていない。
高橋正恒:「いいかい。このままヴィランを倒しても、シン・セイバーはヒーローとしての道を閉ざされる。」
芙蓉堂浩二:「……はい」神妙に頷く。
高橋正恒:「だから、君がシン・セイバーになり、”シン・セイバーがヴィランを倒した”という手柄を造るんだ。」
芙蓉堂浩二:「……」目を見開く。
芙蓉堂浩二:「ふりをする、ってことですか。俺が。シン・セイバーの……」
高橋正恒:「幸い、あっちのシン・セイバーは黒甲冑。観客から見たら君の方をシン・セイバーと誤認するだろう。」
芙蓉堂浩二:「で、でも、能力とか、戦い方とか全然違いますよ?」
芙蓉堂浩二:そう言いながらもレプリカの甲冑をあちこち眺めている。
高橋正恒:「そこは何とかする。僕が合図をしたら技を出し終わったかのようなポーズをとるんだ。」
高橋正恒:「いいかい。この作戦が上手くいけば、シン・セイバーはヒーローとして復帰する。」
高橋正恒:「ヒロトくんのお父さんも戻ってくる。」
高橋正恒:「ヒーローは一般人を助けるものだが…」
高橋正恒:「今回は”ヒーロー”(キミ)が”ヒーロー”(シン・セイバー)を助けるための戦いだ。」
芙蓉堂浩二:「……はは」手をX字に作って見せる。「責任重大じゃないですか」
芙蓉堂浩二:「やります」
芙蓉堂浩二:「俺しかできないなら。俺が誰かを助けられるなら……」
芙蓉堂浩二:「やらないでいられるわけがない」
高橋正恒:「ん。頼んだよ。」
高橋正恒:「シン・セイバー。」
芙蓉堂浩二:「はい!……じゃなくて、あれか」
芙蓉堂浩二:「任せたまえ、"レイジーラクーン"!」
高橋正恒:頷く。「それでいい。」
高橋正恒:「リーネさん、”ダンスカー”を呼んできて。」
高橋正恒:「すぐに向かおう。セントブラッドビルに。」
リーネ:すこしぽかん、としていたが。「っ、はい!リッカを呼んできます!」
GM:というわけでシーンをカットします
GM:クライマックス前なので調達はラストチャンスだよ
高橋正恒:さっきやったので調達は無し
リーネ:ロイスなし。調達は…何かあります?
高橋正恒:じゃあ徹甲弾を!
リーネ:了解です。徹甲弾を!
リーネ:9dx+4=>10
DoubleCross : (9R10+4[10]>=10) → 10[1,3,4,4,6,8,8,9,10]+2[2]+4 → 16 → 成功

リーネ:成功!高橋さんへ!
芙蓉堂浩二:ロイスなし。ブルーゲイルをまた試します。
高橋正恒:ありがとう!これで徹甲弾は二個!
GM:ヒイ…
芙蓉堂浩二:4dx=>20
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 10[2,5,8,10]+4[4] → 14 → 失敗

リーネ:おしい。私は以上で。
芙蓉堂浩二:んー、失敗。以上です。
GM:オーケイ!シーンをカットします。
GM:◆ミドルシーン6 END◆

GM:◆クライマックスシーン◆登場PC…全員登場
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:99->102)
リーネ:82+1d10
DoubleCross : (82+1D10) → 82+3[3] → 85

芙蓉堂浩二:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 2[2]+92 → 94

陽炎 律華:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 8[8]+83 → 91

GM:いい感じ。
GM:言い忘れていましたが
GM:データ的にゲマハト・ゲダンケはEロイス《歪んだ囁き》を
GM:エグゼナとシン・セイバーに使用して、ロイス感情を○P:崇拝/N:恐怖に書き換えています。
高橋正恒:やろう~ッ!
GM:つまり現時点でEロイスが二つ。参考にしてね
リーネ:きさまーっ
GM:----
GM:セントブラッドビル前。
GM:ジングル・ベルが流れ、既にプロジェクションマッピングのイベントが開始している。
GM:ビル壁面にはソリを走らせるサンタクロースや、巨大なプレゼントの包みが乱舞している。
GM:映像が切り替わるたび、見物客たちの間から歓声が上がる。
高橋正恒:「……」見物客の間に身を潜める。
リーネ:かつ、かつ、とその映像と、それに沸き立つひとたちを見る。ゆっくりと、でも遅れないように歩む。…こういうように、ずっと過ごせるように。
陽炎 律華:高架のベンチに座っている。落ちてきた何かに手をかざす。
高橋正恒:その手にはアタッシュケース。傍から見ればくたびれたサラリーマンに見えなくもない。
GM:やがて映像はクライマックスを迎える。美しく輝く白銀の樹が地面近くから生え、伸びていく。
リーネ:鈴の音が、観客の歓声が響いてくる。こうしていると、自分もその一員になれたみたい。
GM:無数のアドベントが樹を彩り、ふわふわとしたリースが巻き付く。
GM:そして、その頂点に……空から舞い降りるように星が灯った。
陽炎 律華:「"reach for unreachable star..."」小声で歌う。ごく短く。
GM:突如、地面にX字型の亀裂が入る。
GM:悲鳴を上げて人々がその場を離れ、割れた地面から影が飛び出す。
高橋正恒:「…さぁて、来たかい。陣内くん。」
GM:エグゼナ。黒い甲冑のシン・セイバー。
GM:さらに護衛を伴って、後から悠々と現れるのはゲマハト・ゲダンケ。
リーネ:では、そこで≪レスキューアクション≫。が、と杖を回し突き立てる。奔る波紋が、方陣と無数の脈を描き、人々を誘導する。
高橋正恒:「また会ったね。”ゲマハト・ゲダンケ”。生憎だがもう逃げ場はない。」
リーネ:ヒーローと、ヴィランだけを残すように。決闘場のように。円状のリングと、そこへ至るいくつものライン。
ゲマハト・ゲダンケ:「逃げ場とは、おかしなことを言う。パーティーの会場に来たばかりだというのに」
高橋正恒:「お開きだよ。お前の悪趣味なパーティは。」
ゲマハト・ゲダンケ:「ヒーローの権威が地に落ちる、最高の出し物を用意したんだ。披露せずには終われない」
高橋正恒:「こっちも最高の助っ人を用意した。」
ゲマハト・ゲダンケ:「ほう?それは楽しみだ。いったい誰かな」
????:「わははははははッ! とーうっ!」
シン・セイバー?:白銀の甲冑のヒーローがその場に現れる!
高橋正恒:「みんなー!シン・セイバーが助けに来てくれたぞー!」
高橋正恒:観客に聞こえるような大声でその名を呼ぶ。
人々:「うおーっ!」「本物初めて見るー!」「カッコイイー!」
シン・セイバー?:「黒い甲冑の君! 私を真似てなかなか暴れてくれたようだな!」
シン・セイバー?:「許すことはできん! 成敗してくれる! セイバーッ!」×の字の手刀を振り回す!
芙蓉堂浩二:できるだけ。できるだけ自分の中のあの格好いいヒーローを真似て。
人々:「出たーっ!」「待ってました!」「セイバーッ!」
シン・セイバー:「シン・セイバー……」
シン・セイバー:「あれが……本物……?」
シン・セイバー:「では私はいったい……」
ゲマハト・ゲダンケ:「ち、違う違う違う!」
GM:ゲマハト・ゲダンケが慌ててシン・セイバー(本物)の頭を叩く。
ゲマハト・ゲダンケ:「……よくもヌケヌケと。やってくれる」
陽炎 律華:高架から、薄暗い筒状の影が落ちてくる。
陽炎 律華:「外道働きもこれまでだ。お前の人形、一つ残らず連れ戻す」
ゲマハト・ゲダンケ:「……まだ、意志は変わらないようだね」
ゲマハト・ゲダンケ:「こんなところでいくら活躍をしようとも。治安維持組織にとって、君はヴィランと変わりない」
ゲマハト・ゲダンケ:「君の働きに祝福は無い。ならば、こちらに付いてもいいだろう?」
陽炎 律華:「それがどうした」
陽炎 律華:「私はここにいることを決めたんだ。誰が何をしようが、へいき、へっちゃら、だ。外道ッ!」
リーネ:動揺するシン・セイバーを見る。…ここで動揺するってことは。「いつまでそっちにいるんだよ」
リーネ:「いー加減にしろ。…そろそろ、ヒロトも待ちかねてるんだ--さっさと甲冑、脱いじまえ」
シン・セイバー:「私は……ヒロトへ、あの星を届ける」
シン・セイバー:「罪で汚れたこの身を、晒すわけにはいかない……ならばせめて。せめてあの星を……」
リーネ:「馬鹿か。ヒロトは、あんた自身が欲しいんだ。…アンタの意思なんざ、関係ない」
リーネ:「父親だろうが。--いつまでも、逃げられるなんて思ってんじゃねーぞ!」杖を構える。
ゲマハト・ゲダンケ:ぱん、と手を打つ。
ゲマハト・ゲダンケ:「よろしい。ここからは、少しばかり鉛玉と刃を交えながら語るとしよう」
ゲマハト・ゲダンケ:「無論、私以外がね」
リーネ:「戦場でよく抜かす!」
GM:一気に敵側のプレッシャーが膨れ上がる。君たちの中の、レネゲイドをざわめかせる。
GM:衝動判定だ!
ゲマハト・ゲダンケ:衝動判定前にEロイス《堕落の誘い》を使用します。
GM:この衝動判定に失敗すると侵蝕率が即座に100%になるぞ。
GM:難易度は9!
陽炎 律華:9dx+2>=9 衝動判定
DoubleCross : (9R10+2[10]>=9) → 9[1,1,1,3,4,6,8,8,9]+2 → 11 → 成功

高橋正恒:イヨッシャー
リーネ:まず≪ビーコン≫起動。意思達成値+10.ぐにゃ、と波紋が服を歪め。
陽炎 律華:成功。
陽炎 律華:といっても……
陽炎 律華:2d10+93
DoubleCross : (2D10+93) → 14[4,10]+93 → 107

高橋正恒:13dx+1>=9
DoubleCross : (13R10+1[10]>=9) → 10[1,1,2,2,2,5,6,7,8,9,9,10,10]+8[6,8]+1 → 19 → 成功

芙蓉堂浩二:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[2,5,6,8] → 8 → 失敗

芙蓉堂浩二:げ
リーネ:3dx+10=>9
DoubleCross : (3R10+10[10]>=9) → 10[6,9,10]+6[6]+10 → 26 → 成功

リーネ:穢れなき白金のドレスと、朱のヴェールを纏う。
リーネ:85+2d10
DoubleCross : (85+2D10) → 85+7[5,2] → 92

リーネ:ではコージに夢の滴!達成値を+10したまえ。侵食は95へ。
芙蓉堂浩二:ありがとうございます!!18で成功!
芙蓉堂浩二:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+18[10,8] → 112

高橋正恒:102+2d10
DoubleCross : (102+2D10) → 102+7[1,6] → 109

GM:すげえ上がったな浩二君!
芙蓉堂浩二:が、がんばる
芙蓉堂浩二:「ぐっ……!」自傷衝動が湧き上がる。だが、視界の端にドレスを纏ったリーネの姿がちらりと映る。
芙蓉堂浩二:(そうだ……俺、今ヒーローなんだよな)
芙蓉堂浩二:(格好悪いところ見せたら、シン・セイバーに悪い。そうだよな!)
GM:戦闘に入ります。エンゲージは
GM:(ゲマハト・ゲダンケ、モブ・ヴィランシューター×2)がPCエンゲージから15m
GM:(シン・セイバー、エグゼナ)がPCエンゲージから10m
GM:PCが全員同エンゲージですね
GM:というわけで行きます!
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
陽炎 律華:《原初の黄:氷の茨》を宣言。
陽炎 律華:「開け。影の門」
ゲマハト・ゲダンケ:《戦術》。エネミー全員のダイスに+3します
リーネ:セットアップなし。
シン・セイバー:《不死身の炎》《先陣の火》
シン・セイバー:HPと行動値がアップ!
芙蓉堂浩二:なしです
GM:高橋さんは無しですね?
高橋正恒:なしです
GM:◆イニシアチブ◆
ゲマハト・ゲダンケ:《加速する刻》
GM:最速高橋さん…だが、ゲマハト・ゲダンケが割り込み失礼します
高橋正恒:うげー!こいよ!
ゲマハト・ゲダンケ:《神機妙算》《言葉の刃》《スキルフォーカス》《彫像の声》
GM:PC全員に攻撃。装甲無視で
GM:命中時、シーン間行動値を-10します。(マイナーアクションで解除可能)
陽炎 律華:なるほど。
GM:対応が無ければ判定を…するぜ!
リーネ:どうぞ!
ゲマハト・ゲダンケ:7dx+9
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 10[1,2,3,4,7,8,10]+10[10]+8[8]+9 → 37

GM:回るじゃん…
高橋正恒:回すなあ
芙蓉堂浩二:高いぜ
リーネ:コンセなしの癖に
高橋正恒:ドッジ!
陽炎 律華:キツい。リアクション、ドッジ。
リーネ:ドッジ。
芙蓉堂浩二:ドッジします。
高橋正恒:4dx+1>=37
DoubleCross : (4R10+1[10]>=37) → 10[1,9,10,10]+10[3,10]+10[10]+5[5]+1 → 36 → 失敗

高橋正恒:?!
リーネ:3dx=>37
DoubleCross : (3R10[10]>=37) → 9[8,9,9] → 9 → 失敗

芙蓉堂浩二:コンボ『蹴爪返し』《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》。侵蝕値3上昇。
高橋正恒:夢の雫!ください!
陽炎 律華:12dx7+9>=37
DoubleCross : (12R10+9[7]>=37) → 10[1,2,2,4,4,4,4,6,6,8,8,8]+10[2,5,7]+5[5]+9 → 34 → 失敗

高橋正恒:妖精でもいいけど!
GM:みんな高いな!?
リーネ:これは。夢の滴を高橋さんに。侵食を98へ。
陽炎 律華:雫と手貰えれば二人は避ける?
芙蓉堂浩二:8dx7+9=>37
DoubleCross : (8R10+9[7]>=37) → 10[4,5,6,7,8,9,9,9]+10[2,2,6,8,9]+10[3,8]+5[5]+9 → 44 → 成功

芙蓉堂浩二:やった!!
リーネ:ではリッカに妖精の手を!
高橋正恒:流石だ芙蓉堂君!
リーネ:侵食を101!
陽炎 律華:ありがとうリーネ。確定回避!
GM:素で避けた…!?
GM:当たったのはリーネちゃんだけか。ダメージを出します。
リーネ:こいっ
ゲマハト・ゲダンケ:4D10+1
DoubleCross : (4D10+1) → 22[2,9,5,6]+1 → 23

GM:装甲無視です
リーネ:くそ、満タンだったら…!死ぬ!クラスメイトのロイスを昇華!復活します。
ゲマハト・ゲダンケ:「一流の戦士であってもね。戦場では足が鈍るものだ。それが人として正しい反応だよ」
ゲマハト・ゲダンケ:「君たちはどうかな?」
ゲマハト・ゲダンケ:尋常ならざる威圧感を放つ。
陽炎 律華:「…………一人ならば」
リーネ:「--ぼさっとやらせるか、こんの野郎!」カン!打ち鳴らす音が弾き逸らす!
リーネ:コージは、アレでもどうせ間に合う。そーいうやつだ。だから、後はマサツネとリッカだ。…毛筋一本でも、触れさせるかこの野郎!
高橋正恒:「リーネさん。”たまたま”君がいてくれて助かったよ。」
芙蓉堂浩二:ただの候補生ならば、あるいは。でも今は自分は、ヒーローだ。
シン・セイバー?:「セイバーッ!!」叫びが恐れをかき消す!
高橋正恒:一歩もその場を動かない。回避行動を取らない。が、リーネさんが威圧感を緩和してくれる。
リーネ:「、ふん。見直しただろ?」けほ、と青い顔で強がる。弾いた分、自分に直撃したが、まあ安い。
ゲマハト・ゲダンケ:「……」
ゲマハト・ゲダンケ:(目算よりも遥かにダメージが少ない……)
ゲマハト・ゲダンケ:(何なのだ、こいつらは)
GM:高橋さんの手番です
高橋正恒:マイナーで徹甲弾使用!
高橋正恒:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:射撃》《神機妙算》《戦闘嗅覚》
高橋正恒:対象はゲマハトのエンゲージ!
GM:カモン!
高橋正恒:15dx7+10
DoubleCross : (15R10+10[7]) → 10[2,4,4,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,1,1,2,3,4,4,5,6,8,8,9]+10[9,9,10]+10[5,6,7]+1[1]+10 → 51

GM:高いからァ!
高橋正恒:対応ありますか!
高橋正恒:ちなみに装備は
高橋正恒:アンチマテリアルライフルなのでガード不可ですよ!
GM:このエンゲージの三人は《イベイジョン》持ちなので当たります。モブ1が《献身の盾》でゲマハトをカバーリング。
高橋正恒:装甲弾の効果で装甲も-5ですね。
高橋正恒:ゲー、やっぱりカバーリング要員だ
高橋正恒:ダメージ出しますね!
GM:どうぞ!
高橋正恒:6d10+35
DoubleCross : (6D10+35) → 36[8,4,8,10,5,1]+35 → 71

GM:71……カバーした方が142ダメージか…
GM:耐えられるわけも無し!死!
高橋正恒:高橋が一歩も動かなかった理由。それは…
高橋正恒:彼の持っているアタッシュケース…否、レーザー誘導装置にある。
高橋正恒:アタッシュケースの持ち手にあるボタンを押す。
高橋正恒:「出るぞ!シン・セイバーの必殺技が!」
高橋正恒:合図だ!それとともに…
高橋正恒:———
高橋正恒:上空1000m
高橋正恒:———
UCAV:無人攻撃機がシグナルをキャッチする。
UCAV:砲口を遥か下界、”ゲマハト・ゲダンケ”がいる位置に向け…
UCAV:全ての火器を発射!
高橋正恒:———
高橋正恒:地上
高橋正恒:———
UCAV:”ゲマハト・ゲダンケ”たちの頭上に降り注ぐのは…空対地ヘルファイアミサイル!
高橋正恒:X字の炎の軌跡を描き、爆発!
シン・セイバー?:「ギャリック・ジ・エンド!!!」同時に叫ぶ!
モブ・ヴィラン:「わあああーッ!」ゲマハト・ゲダンケの盾になりつつ爆発に吹っ飛ばされる。
人々:「決まったぁー!」「ギャリック・ジ・エンド!!」「いつもながら最高だぜー!!」
シン・セイバー?:腕は大きくX字を描き、ポーズを決める!
高橋正恒:「陣内くん。罪を背負ったから、なんだ。」
高橋正恒:「君のそれは、ただの逃避だぞ。」
高橋正恒:「罪を背負ったと感じたなら、償え。」
ゲマハト・ゲダンケ:「盾が。なくなってしまったな」服に付いた埃をはらう。
シン・セイバー:「逃避……私が、逃げている……私は、戦う……!」
高橋正恒:「君は百の人々を悲しませたかもしれない。大事な息子を泣かせたかもしれない。」
高橋正恒:「なら」
高橋正恒:「千の人々を幸せにさせろ。ヒロトの傍に戻って、笑顔をとりもどせ。」
高橋正恒:「それがヒーローじゃないのか!それが償いじゃないのか!」
高橋正恒:「陣内修!」
ゲマハト・ゲダンケ:「耳を貸す必要は無い。やれ」指を鳴らす。
GM:その音を聞いて、弾かれるようにシン・セイバーは動き出す。
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+14した(侵蝕率:109->123)
GM:行動値が上がったシン・セイバーの手番。
シン・セイバー:マイナー《氷炎の剣》《氷の回廊》武器作成しつつ移動
GM:PC側エンゲージへ。
GM:(ゲマハト・ゲダンケ)-5m-(エグゼナ)-10m-(シン・セイバー、PC達)
シン・セイバー:メジャーアクションで《セレリティ》
シン・セイバー:メジャーアクションを2回行います。
シン・セイバー:メジャー《コンセントレイト:サラマンダー》《結合粉砕》《エネルギーブレイド》《炎の刃》
シン・セイバー:対象は…
シン・セイバー:1d4
DoubleCross : (1D4) → 2

シン・セイバー:芙蓉堂君
芙蓉堂浩二:ぐえ
GM:何もなければ判定をします
シン・セイバー:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,3,3,3,5,6,7,7,9,10,10]+10[1,6,8,8,9]+10[6,7,8]+10[7,9]+10[5,7]+6[6]+4 → 60

芙蓉堂浩二:ぐぐぐ、それでもドッジするしかない!
芙蓉堂浩二:コンボ『蹴爪返し』《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》。侵蝕値3上昇。
芙蓉堂浩二:9dx7+9
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[4,4,6,6,6,8,9,10,10]+10[6,6,7,10]+10[5,10]+1[1]+9 → 40

芙蓉堂浩二:だめだー
GM:ダメージを出します。
シン・セイバー:《エネルギーブレイド》の効果でダメージダイス+2d
シン・セイバー:9d10+17
DoubleCross : (9D10+17) → 39[4,6,7,4,1,10,2,4,1]+17 → 56

GM:装甲無視
芙蓉堂浩二:もう全然ぶち抜かれて倒れます。
芙蓉堂浩二:律華さんへのロイスをタイタス昇華して復活!
シン・セイバー:炎を吹き上げながら駆け、光り輝く手刀を振りかぶる。
シン・セイバー:「ギャリック・ジ・エンドとは……こういう……技、だ!」
シン・セイバー:X字の炎が芙蓉堂浩二の身体に叩きつけられる。
シン・セイバー?:「ぐ、は……!」レプリカの甲冑がぶすぶすと焦げた嫌な臭いを立てる。
リーネ:「コージ…ッ、おい、大丈夫か!?」あいつが当てられるなんて。…伊達に人々から聖剣の持ち主、なんて言われてる訳じゃないのか!
陽炎 律華:「まだ……来る」
シン・セイバー?:「や、やるではないか……だがっ! 私は!」
芙蓉堂浩二:「あなたを助けに来たんだっ!」
シン・セイバー:「助けなど……救いなど、もはや私には……!」
シン・セイバー:二回目のメジャーアクション。《コンセントレイト:サラマンダー》《結合粉砕》《エネルギーブレイド》《炎の刃》
シン・セイバー:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

シン・セイバー:対象は律華さん
陽炎 律華:来い。
シン・セイバー:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[3,3,4,4,5,5,6,6,8,8,10]+4[1,3,4]+4 → 18

陽炎 律華:《リフレックス》《浄玻璃の鏡》
ゲマハト・ゲダンケ:低いな。《妖精の手》
陽炎 律華:12dx7+9
DoubleCross : (12R10+9[7]) → 10[3,4,4,5,5,5,6,6,7,8,8,10]+10[1,5,8,10]+10[8,10]+10[6,9]+10[9]+6[6]+9 → 65

GM:ぬおっ
陽炎 律華:おっと。振り足しを。すいません。
GM:いえいえ。一応振り足す!
GM:この《妖精の手》はEロイス《ありえざる存在》で取得しています。
シン・セイバー:1dx7+24
DoubleCross : (1R10+24[7]) → 10[10]+10[7]+10[7]+6[6]+24 → 60

GM:足りない!
高橋正恒:あっぶねええ
陽炎 律華:きわどかった。
芙蓉堂浩二:うわあ
リーネ:流石リッカ!
シン・セイバー:返す刃が、陽炎律華を襲う。
陽炎 律華:手をかざす。背後に開いた影の門から、シン・セイバーのものとよく似た斬撃が打ち出される。
陽炎 律華:激突。相殺。
シン・セイバー:「……ハアッ!ハアッ!」
陽炎 律華:「練り上げた業を、よくも穢す。"ゲマハト・ゲダンケ"ッ」
ゲマハト・ゲダンケ:「さすがは”ダンスカー”。うん、ますます君が欲しくなる」
GM:続いてエグゼナの手番
エグゼナ:《縮地》使用。《陽炎の衣》《光芒の疾走》でPCエンゲージへ移動
GM:(ゲマハト・ゲダンケ)-15m-(シン・セイバー、エグゼナ、PC達)
エグゼナ:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の舞踏》《主の恩恵》《見えざる死神》《居合い》《光速の剣》
エグゼナ:対象は高橋さんにしておきましょう
高橋正恒:こいっ!
エグゼナ:10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,5,6,6,9]+10[9]+10[8]+3[3]+10 → 43

高橋正恒:うげ…
高橋正恒:一応ドッジ!
高橋正恒:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[5,6,9,10]+10[10]+8[8]+1 → 29

高橋正恒:なんかすごい回る
高橋正恒:けど失敗だ!
エグゼナ:ではダメージを出します
高橋正恒:どうぞ!
エグゼナ:3d10+39
DoubleCross : (3D10+39) → 19[6,3,10]+39 → 58

高橋正恒:死ぬ!
エグゼナ:「……」
高橋正恒:”ゲマハト・ゲダンケ”にロイスを取ってタイタス昇華!感情は感服/○嫌悪!
エグゼナ:無言のまま、ゆらりと揺れて姿を消す。高橋正恒の背に回る。短刀を突き刺す。
エグゼナ:「あなたの命も、軽い……」柄に手を添えて捩じり込む。
高橋正恒:「……が、はっ………!」
高橋正恒:「命が軽い、だと?はは。」
高橋正恒:「軽いと思ってないから苦しんでるんだろう?」
エグゼナ:「……!」
エグゼナ:警戒するように飛び離れる。
高橋正恒:「本当に軽いと思っている人間は、もっと無感情に刺す。」
高橋正恒:「何で離れた?ここに命があるぞ。」
高橋正恒:「軽いと思ってるなら、簡単に消し飛ぶものだと思ってるなら、」
高橋正恒:「取ってみろ。」
高橋正恒:エグゼナを、そして背後にいる”ゲマハト・ゲダンテ”を睨む
エグゼナ:「私は……私が、命を…」
ゲマハト・ゲダンケ:「ほら。いちいち反応しない」また指を鳴らす。
GM:律華さんの手番!
陽炎 律華:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト》《振動球》《原初の赤:災厄の炎》《原初の白:斥力の鎚》。
陽炎 律華:11dx7+9
DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[2,3,4,5,5,7,8,9,9,10,10]+10[2,2,3,3,7,7]+10[7,8]+10[3,10]+10[9]+2[2]+9 → 61

GM:た、たけえ
陽炎 律華:達成値61で範囲攻撃。対象はシン・セイバーとエグゼナ。
陽炎 律華:侵食率129に。
エグゼナ:ドッジは《神の眼》
エグゼナ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 8[3,3,4,6,7,8,8,8]+2 → 10

シン・セイバー:《灼熱の結界》でガード値+10
GM:ダメージをどうぞ!
陽炎 律華:7d10+28 装甲無視
DoubleCross : (7D10+28) → 48[5,1,8,7,9,10,8]+28 → 76

陽炎 律華:出目もいい。装甲無視の76点。さらに当たればノックバック
GM:高いぃ
陽炎 律華:【イバラ ノ ソノ】
シン・セイバー:エグゼナに《閃熱の防壁》
シン・セイバー:5d10
DoubleCross : (5D10) → 32[3,2,10,9,8] → 32

GM:32点軽減。
陽炎 律華:こちらも強い。けど、さすがにダメージは消しきれないはず。
陽炎 律華:指揮杖型のデバイスを振り下ろす。開いた影の門から、黒い茨が溢れ出す。
陽炎 律華:ダメージは通った?
GM:そりゃ通ります!
陽炎 律華:では、2mノックバックが発生。ここで《原初の黄:氷の茨》がトリガー。
陽炎 律華:移動先は2m先の同一エンゲージ。で。私のいるエンゲージから移動したことで、実ダメージが発生する。
陽炎 律華:6d10
DoubleCross : (6D10) → 35[9,2,10,1,8,5] → 35

陽炎 律華:HPを35点削ってもらう。
GM:おおう…エグゼナが倒れる!
高橋正恒:ナイス!りっかちゃん!
リーネ:流石!
芙蓉堂浩二:やったぜー
陽炎 律華:「糺せ。道を切り開け、"影の茨"」
陽炎 律華:ということで、溢れ出た影の茨の奔流が、襲い掛かってきた二人を弾き飛ばす。
シン・セイバー:咄嗟に手をかざし、噴き出した炎が少女を庇うが、制しきれない。自身も茨を受けて大きく後退する。
エグゼナ:「あうっ……」マスクから血がこぼれ、その場に崩れ落ちる。
陽炎 律華:「……無辜を庇った。それが貴方ではないのか、ヒーロー」
陽炎 律華:以上。
ゲマハト・ゲダンケ:《アクアウィターエ》でエグゼナを復活させます。
ゲマハト・ゲダンケ:「……休むのはまだ早い。そうだろう?終わった後のケーキも用意してあるよ」
エグゼナ:「はあ、はあ……」ぎくしゃくと身体を起こす。
GM:そしてゲマハト・ゲダンケ本来の手番
ゲマハト・ゲダンケ:マイナーなし、再度《神機妙算》《言葉の刃》《スキルフォーカス》《彫像の声》
ゲマハト・ゲダンケ:PC全員に攻撃だ
ゲマハト・ゲダンケ:7dx+9
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 10[1,3,7,8,9,9,10]+5[5]+9 → 24

リーネ:リアクション!≪束縛の領域≫+≪マスターズコネクション≫!
リーネ:先走っ手申し訳ありません…
GM:こちらの攻撃は失敗!
リーネ:では以下演出。
リーネ:「言ったろ。…オマエなんかに、触れさせねえって!」
リーネ:--地水火風。万象織りなす四大に請う。 杖を横に。両手を組み、波紋が編む方陣の中で祈り謳う。
リーネ:--其は、常春の地。金の林檎が生る、万人にとっての理想郷。
リーネ:それは。百億の一の賢人が、万年駆けても辿り着けぬもの。誰もが望み、そうであるから届かない。
リーネ:”だから”。その場所には、例えどんな奇跡でも。神の権能と人の叡智の結集でも--絶対に”届くことさえできない”、究極の護りの一つ。
リーネ:「原型想念--不朽なりし夢幽境ッ!」幽かに映る、”理想の場所”。そのイデアを投影(うつし)だす--!
リーネ:ひとりひとり、目に映るものが違う。それでも、なにより安らかな、”理想の中にしかない場所”。そのイメージが、ほんの数秒、攻撃を防ぐときだけ顕現する。
ゲマハト・ゲダンケ:不浄の言の葉が掻き消される。マスクから覗く目が細まる。
ゲマハト・ゲダンケ:「逸材だね。欲しいものが増えてしまった」
GM:次は芙蓉堂君の手番、か!
リーネ:「はんっ。千年前からやり直しな!」
芙蓉堂浩二:待機します!
GM:ではリーネちゃんの手番!
リーネ:了解!マイナー戦闘移動、シン・セイバーたちのエンゲージへ。
リーネ:メジャー≪コンセントレイト:ソラリス≫≪絶対の恐怖≫≪神の御言葉≫≪ポイズンフォッグ≫!エンゲージの二人へ!
リーネ:10dx7+14
DoubleCross : (10R10+14[7]) → 10[1,1,1,3,3,3,4,5,6,7]+3[3]+14 → 27

GM:(ゲマハト・ゲダンケ)-11m-(シン・セイバー、エグゼナ、リーネ)-4m-(高橋正恒、芙蓉堂浩二、陽炎律華)
リーネ:ひっどいw
リーネ:妖精の手を使用します。
GM:ゴーゴー
リーネ:1dx7+34
DoubleCross : (1R10+34[7]) → 4[4]+34 → 38

リーネ:この野郎
GM:十分厳しいわい
リーネ:侵食を+10、3で119へ。
エグゼナ:《神の眼》ドッジ
エグゼナ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 8[3,3,5,6,7,7,7,8]+2 → 10

シン・セイバー:《灼熱の結界》ガード
GM:ダメージをどうぞだ
リーネ:ではダメージへ。
リーネ:4d10+26 装甲無視!
DoubleCross : (4D10+26) → 28[2,10,10,6]+26 → 54

リーネ:すっげえ出目だなあ
高橋正恒:すっごい
陽炎 律華:強い。
GM:エグゼナ死亡、シン・セイバーはギリギリ生存
リーネ:ち、ちくしょう。
高橋正恒:あ、ちなみに確認ですが
GM:はいはい
高橋正恒:シンセイバーってセレリティのバックファイア受けてます?
陽炎 律華:ああ。あったね。
GM:はっ…
高橋正恒:あれ一応10-LVダメージ受けると思いますけど…
GM:いや!大丈夫!減らした!
高橋正恒:おお、了解です。
リーネ:了解です。では演出に。
リーネ:「そして、お前ら!いい加減…アタマ、冷やせ!」--遍く水、地に流れる汝に請う!
リーネ:ざらり、アスファルトを切り裂いた水の刃--を、切り裂くように染み透らせる!凍えてちょっとは頭が冷えるだろ!
シン・セイバー:「ぐっ……うう!子供が、こんな力を……!」
シン・セイバー:身体を覆う炎のガードが薄れていく。
GM:待機していた芙蓉堂君の手番なのだ
リーネ:「力の大小が大人と子供の差なものか!…心だろうが!」
芙蓉堂浩二:はい。ではマイナーで戦闘移動。シン・セイバーとリーネのエンゲージに入ります。
芙蓉堂浩二:メジャー、コンボ『ガラスの鉤爪』。《音速攻撃》《コンセントレイト:ハヌマーン》《マシラのごとく》《クロックアップ》。
芙蓉堂浩二:対象はシン・セイバー。侵蝕13上昇。
GM:カモーン
芙蓉堂浩二:さらにオートで《援護の風》を自分に使用。ダイス数7個増加。侵蝕値2上昇。
ゲマハト・ゲダンケ:《盲目の羊》ダイス-6
GM:増加分を消しきれんな…!どうぞ!
芙蓉堂浩二:おのれーーやるぜ!
芙蓉堂浩二:12dx7+8
DoubleCross : (12R10+8[7]) → 10[2,2,4,4,5,6,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,2,6,7,9]+10[9,10]+10[5,10]+1[1]+8 → 49

GM:これは…食らったら持たんな。ドッジするしかない
シン・セイバー:9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[1,4,4,5,5,9,9,10,10]+7[1,7]+2 → 19

GM:だめ!
高橋正恒:こわい
芙蓉堂浩二:どきどき
芙蓉堂浩二:ダメージいきます
GM:どうぞー
芙蓉堂浩二:5d10+55
DoubleCross : (5D10+55) → 26[4,6,1,5,10]+55 → 81

GM:こんなダメージで保つわけがない…!倒れ、《蘇生復活》で復活します
芙蓉堂浩二:復活かー
芙蓉堂浩二:演出いきます。
GM:どうぞっ
芙蓉堂浩二:(高橋さんの言っていた通り。昔のことを引きずってる俺もエゴイストなのかもしれない)剣を構える。風が辺りに吹きすさぶ。
芙蓉堂浩二:(でも。俺、守りたいんだ。全部。正しいことも、優しい人も、強い奴も、弱い者も。守りたい……)突進!
芙蓉堂浩二:(全部守れるくらい、強くなりたい!!)
シン・セイバー?:「セイバーッ!!!」甲冑が裂けるのも構わず攻撃を叩きつける!
シン・セイバー:「うおおおああっ!」打撃を受け、地を転がる。
シン・セイバー?:「ハァッ、ハァッ、まずは……」
芙蓉堂浩二:「まずはあなたのことを守る……!」
シン・セイバー:「守る……私が守るものは。守るべきものは……」
GM:◆クリンナップ◆
シン・セイバー:《フェニックスの翼》。HPを回復します
GM:◆ROUND 2◆
GM:◆セットアップ◆
高橋正恒:セットアップはなし
リーネ:セットアップなし。
芙蓉堂浩二:なしです
ゲマハト・ゲダンケ:《戦力増員》。トループ一体を自分と同エンゲージに出します
陽炎 律華:《原初の黄:氷の茨》継続。135%。
GM:シン・セイバーの行動値は5に戻ります
GM:◆イニシアチブ◆
ゲマハト・ゲダンケ:《加速する刻》
高橋正恒:まだもってるのかよー!
芙蓉堂浩二:うええ
陽炎 律華:ち
リーネ:くっそ
ゲマハト・ゲダンケ:マイナーなし、メジャー《言葉の刃》《スキルフォーカス》《彫像の声》で高橋さんに攻撃。
高橋正恒:俺かー
ゲマハト・ゲダンケ:《神機妙算》は品切れなのだ。
ゲマハト・ゲダンケ:7dx+9
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 10[1,3,4,5,8,8,10]+7[7]+9 → 26

ゲマハト・ゲダンケ:低い。ラスト《妖精の手》を切ろう。
ゲマハト・ゲダンケ:1dx+29
DoubleCross : (1R10+29[10]) → 4[4]+29 → 33

ゲマハト・ゲダンケ:大してかわらなーい
高橋正恒:4dx+1>=33 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]>=33) → 9[4,5,9,9]+1 → 10 → 失敗

高橋正恒:うーん、厳しい。甘んじて受けましょう。
ゲマハト・ゲダンケ:ダメージ。装甲無視
ゲマハト・ゲダンケ:4d10+1
DoubleCross : (4D10+1) → 26[10,4,2,10]+1 → 27

ゲマハト・ゲダンケ:行動値-10です
高橋正恒:死ぬ。
高橋正恒:霧谷さんのロイスを切って復活します。
ゲマハト・ゲダンケ:「------------------------」耳には聞き取れないが脳に浸透する。精神を焼き切るような拘束の呪詛。
高橋正恒:「ぐっ……!」
高橋正恒:「パーティの主催者なんだろ?そんなとこ突っ立ってないで混ざったらどうだ?」
高橋正恒:「それとも、そんな度胸も無いか」膝をつきながら悪態をつく
ゲマハト・ゲダンケ:「……まだ減らず口を叩く元気があるか」声音に、隠せない苛立ちの色が出始めている。
GM:高橋さんの行動値が下がり、律華さんの手番!
高橋正恒:の前に!
GM:おうっ!
高橋正恒:ロイスを切ってバッドステータスを解除します!
GM:ギャー!
高橋正恒:切るのは自分の記憶のロイス!
GM:なんと!
高橋正恒:これで行動値は22だ!
GM:では、変わらず最速高橋さんの手番だ。
高橋正恒:マイナーなし!
高橋正恒:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:射撃》《戦闘嗅覚》!
高橋正恒:対象はシン・セイバー!
GM:カモン!
高橋正恒:夫の前に
高橋正恒:夫その前に
高橋正恒:イニシアチブでアンマテを捨て、オートで二丁目を持ちます。
高橋正恒:アンチマテリアルライフルで攻撃!
高橋正恒:15dx7+10
DoubleCross : (15R10+10[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,7,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,3,6,7,8,9,10]+10[2,3,7,8]+10[3,8]+3[3]+10 → 53

GM:ひー
高橋正恒:オラー!
シン・セイバー:ドーッジ!
シン・セイバー:9dx+2
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 8[1,4,6,6,6,7,7,7,8]+2 → 10

GM:だめ!
高橋正恒:ダメージ!
高橋正恒:6d10+35
DoubleCross : (6D10+35) → 35[2,8,3,8,6,8]+35 → 70

高橋正恒:倒れろー!
GM:オーヴァーキル!
GM:シン・セイバー撃破!
高橋正恒:よし!
高橋正恒:「いかにも”私は策士”って面だね。でも、一つ教えてあげよう。」
高橋正恒:「敵のペースに乗ったり、苛立ちを顔に出したら、」
高橋正恒:時間を稼いでいる間に、広場に車が突っ込んでくる!
高橋正恒:車から投げ出された長大なライフルを受けとり、即座に狙いを付ける。
高橋正恒:狙いは、シン・セイバーだ!
高橋正恒:「負けだ。」
高橋正恒:B    L A  M !!!
高橋正恒:「さっさと戻ってくるんだ。ヒロトくんも待ってるだろうし、」
高橋正恒:「また饅頭が食べたくなってきた。」
シン・セイバー:「”レイジ―ラクーン”……!」
GM:満身創痍のシン・セイバーは、ふらふらと力無い足取りで君に向かって歩み寄ってくる。
GM:それは彼が正気に戻ったことを示す行動か。それとも、油断させ反撃に転じるための演技か。
GM:血のように赤い、ヒーローズクロスが胸で揺れる。
高橋正恒:「………。」反撃された時の対応策は10も20も浮かぶ。
高橋正恒:だが、あえてしない。ライフルを置いて、陣内修を迎えるように手を広げる。
高橋正恒:高橋正恒の侵蝕率を+10した(侵蝕率:123->133)
GM:シン・セイバーは高橋正恒の身体にもたれかかり、気を失う。
シン・セイバー:「……すまなかった」
GM:それだけ言い残して。
高橋正恒:「……おかえり。」
高橋正恒:「さぁ。出し物はこれで終わりか。」
ゲマハト・ゲダンケ:「茶番だな……」
高橋正恒:「そろそろお前が出てくる番じゃないのか?”ゲマハト・ゲダンケ”。」
ゲマハト・ゲダンケ:「私に命令をするな!」
GM:続いて、陽炎律華。
陽炎 律華:マイナーで移動。敵エンゲージに侵入。メジャーで《コンセントレイト》《振動球》《原初の赤:災厄の焔》《原初の白:斥力の鎚》。侵食率149に。
陽炎 律華:12dx7+9
DoubleCross : (12R10+9[7]) → 10[1,2,2,4,4,5,5,6,7,7,9,10]+10[1,2,8,9]+5[3,5]+9 → 34

陽炎 律華:達成値34。
GM:き、きた
GM:《イベイジョン》にて命中。ダメージをどうぞ
GM:あ、ちなみに当然モブはカバーリングをします
陽炎 律華:うん。
陽炎 律華:4d10+28 装甲無視
DoubleCross : (4D10+28) → 35[9,6,10,10]+28 → 63

GM:死…
陽炎 律華:装甲無視の63点で吹き飛ばし……はもういらないか。
GM:デスねー…
陽炎 律華:「人形遊びは終わりだ、外道ッ!」
陽炎 律華:影の門が、ゲマハト・ゲダンケの呼び出した集団を飲み込んで、消える。
ゲマハト・ゲダンケ:「ああ。素晴らしい。やはり君は素晴らしい」
ゲマハト・ゲダンケ:「それに比べこの兵たちはまったく、ものの役に立たない……!」
陽炎 律華:「黙れッ!」
陽炎 律華:ということで、そちらの番。
GM:アイ。ゲマハト・ゲダンケ本来の手番
GM:さて、《神機妙算》は品切れと言ったが
ゲマハト・ゲダンケ:Dロイス:亜純血で取得した《帰還の声》を使用
ゲマハト・ゲダンケ:《神機妙算》の使用回数を1回、回復します
ゲマハト・ゲダンケ:マイナーなし、《神機妙算》《言葉の刃》《スキルフォーカス》《彫像の声》で芙蓉堂浩二・リーネを攻撃。
ゲマハト・ゲダンケ:7dx+9
DoubleCross : (7R10+9[10]) → 10[1,5,8,9,9,10,10]+8[7,8]+9 → 27

GM:さあ!さあ!避けられるものなら避けてみなーっ!
芙蓉堂浩二:ではリアクション。コンボ『全てを薙ぐ風』《リフレックス:ハヌマーン》《切り払い》《真空返し》でドッジ。侵蝕値2d10+3上昇。
芙蓉堂浩二:念のためだ。《カテゴリ:ルーキー》使用! ダイス数2個増加!
GM:取ってあったのか!
芙蓉堂浩二:あれ
GM:どうなすった!
芙蓉堂浩二:すみません、ルーキー使ってもあんまり意味ないことが発覚しました! 取り消ししてもいいでしょうか……?
GM:意味が…ない?
GM:フ、フフフ…どういうことかな!別にかまわないよ!
芙蓉堂浩二:お騒がせいたしました
芙蓉堂浩二:では判定。
芙蓉堂浩二:9dx7+30
DoubleCross : (9R10+30[7]) → 10[1,1,2,2,2,6,7,7,10]+10[3,4,10]+4[4]+30 → 54

GM:固定値で成功してんじゃねーか!!
芙蓉堂浩二:そういうことで……へへ……
GM:ファ、ファッキン!!
芙蓉堂浩二:2d10+3 侵蝕上昇
DoubleCross : (2D10+3) → 11[9,2]+3 → 14

芙蓉堂浩二:ぐう
芙蓉堂浩二:というわけで二人分のドッジに成功しましたっ
リーネ:なんかすみません
GM:ノーダメージ!
芙蓉堂浩二:いえいえ!ここで使わずしてどこで使う!
ゲマハト・ゲダンケ:「そこの二人は、プロのヒーローじゃあない。候補生だろう?こんな事をしていていいのかな」
ゲマハト・ゲダンケ:「ここに居ることから、君たちの経歴に消えない傷を作ることくらいわけはないんだ」
シン・セイバー?:「何のことかな? 私はシン・セイバー」剣を構える。
シン・セイバー?:「彼女は私のサイドキック! 何の問題がある!」
リーネ:そのレプリカの甲冑姿を見る。「…ばーか。無茶苦茶だぞ」微笑む。
シン・セイバー?:「ここに! 私たちがいたい場所にいることに!」
シン・セイバー?:「何の問題がある!」剣で中空を×の字に切り裂く!
ゲマハト・ゲダンケ:「阿呆め。理屈が通じないのか……!」
リーネ:ふふ、と笑う。「だ、そうだぜ?残念だったな!」
GM:そのまま芙蓉堂君の手番ね
芙蓉堂浩二:では待機させてください。
GM:リーネちゃんの手番!
リーネ:では。マイナーで一応彫像の声を解除。
リーネ:メジャーで最後の≪コンセントレイト:ソラリス≫≪絶対の恐怖≫≪神の御言葉≫!カテゴリ:ルーキー起動!
リーネ:12dx7+12
DoubleCross : (12R10+12[7]) → 10[3,5,6,6,7,7,7,8,8,8,9,10]+10[1,5,6,7,7,8,8,9]+10[1,2,4,6,7]+10[8]+4[4]+12 → 56

GM:たっけえ。命中です
リーネ:回ってしまったか
GM:ダメージをどうぞ
リーネ:ではダメージに。
リーネ:6d10+26 装甲無視!
DoubleCross : (6D10+26) → 32[3,8,8,3,9,1]+26 → 58

GM:むはー
リーネ:侵食+8.127へ。
ゲマハト・ゲダンケ:《ディフレクション》ダメージを30点軽減し、その分相手に返す。
ゲマハト・ゲダンケ:が、こいつのHPは実は28なので
ゲマハト・ゲダンケ:ジャスト死ぬ。
リーネ:やったぜ。
リーネ:復活もなしで?
GM:無いんだ…
リーネ:よかった…。ではロイスは…切らない。倒れます。
リーネ:では演出。
リーネ:「…なあ、コージ。お前、オレのことサイドキックだって言ったよな」そっと傷がたくさんできた甲冑姿の彼を支える。
芙蓉堂浩二:「あ、ああ。さっきの」支えられ、息をつく。
リーネ:「…助けてもらったし、とっておき。見せてやるよ」悪戯っぽく笑う。
芙蓉堂浩二:「とっておき……」甲冑の中で目を瞬く。
リーネ:「ヒーローとしてオレが戦う分には、何の意味もないからな!」
リーネ:そっと、彼の剣の刃に手を滑らせる。その鋭さに、掌が裂け、血が零れる。
芙蓉堂浩二:「……! 何やってんだよ!」
リーネ:「あは。血は対価だよ!」--かつて触れた、あの刃の輝きを。人の心を照らす、あの清き輝きを、彼に”渡す”。
リーネ:「オレが知ってる、聖剣--その一番強い奴の再現だ。…お前みたいな奴にこそ相応しいっ」にこにこしている。
リーネ:--お前みたいな、誰もかれにも、手を伸ばしたいっていうやつの。
芙蓉堂浩二:「……」息を吸い。「行ってくる」構え直す。
リーネ:「ああ、行って来い」にっと。清らかなドレスと反するように、にこやかに、眩しく、ひまわりみたいに笑う。
芙蓉堂浩二:甲冑はもう持たない。あと一撃受ければ砕け散るだろう。だから。その前に。
芙蓉堂浩二:シン・セイバーを守る。強くて、格好良くて、キリッとしてて、みんなが憧れるような、そんなヒーローのイメージを守る。
芙蓉堂浩二:ゲマハト・ゲダンケ向け走り出し。斬りつける。大丈夫。聖剣は負けない。シン・セイバーは負けない。
芙蓉堂浩二:×の字に、大きく。
シン・セイバー?:「セイッ、バー!!!」
芙蓉堂浩二:俺たちは、負けない。
リーネ:その刃は、清らかな白と。豊穣なる黄金に輝いて。…絶対に、負けないんだ。
ゲマハト・ゲダンケ:「あ、がああああ……!」派手に切り裂かれ、ゆっくりと仰向けに倒れ込んでいく。
ゲマハト・ゲダンケ:「呪ってやる。呪ってやる。どうせお前達に未来などない。私はお前達が堕ちるのを楽しみに待っているぞ。はは、はははははは!」
GM:◆K.O◆
GM:Finisher...シン・セイバー(リーネ・キューブリック)
GM:Finishing move...《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ。
リーネ:やったー!お疲れ様でした!
芙蓉堂浩二:お疲れ様でした!
陽炎 律華:届いた……
人々:「勝ったああああ!」「ヒーローの勝利だ!」「やったー!」「さっすがシン・セイバー!!」
高橋正恒:「さ、みんな。特に芙蓉堂君。レプリカコスチュームの強度も限界だろう。」
高橋正恒:「あとは他の人に任せて、さっさと帰ろうか。」
芙蓉堂浩二:「はい、もうちょっと……ヒーローって大変なんすね……」
陽炎 律華:「了解……またあとで」
芙蓉堂浩二:ひとまず勝利のポーズを決め、そのまま素早く物陰へと立ち去っていく。
リーネ:いよし、とガッツポーズして。「よし、じゃあまずは帰るか…!」
高橋正恒:陣内くんを背負って、物陰へ立ち去る。
リーネ:っと、エグゼナがいたな。「まったく、手間かけさせやがって」と担いでいきます。
GM:拍手と歓声が、去っていく君たちの背に降り注ぐ。
GM:壁面の巨大なクリスマスツリーの上には、振りだした雪の中で、星がきらきらと輝いていた。
GM:◆クライマックスシーン END◆

GM:◆バックトラック◆
GM:Eロイスによる増加分は5つ!
GM:振る人は振るべし!
陽炎 律華:まず、Eロイスぶんを使う。
陽炎 律華:149-5d10
DoubleCross : (149-5D10) → 149-31[5,3,10,8,5] → 118

芙蓉堂浩二:振ります!
芙蓉堂浩二:147-5d10
DoubleCross : (147-5D10) → 147-35[1,10,8,10,6] → 112

高橋正恒:まずEロイス分振ります
高橋正恒:133-5d10
DoubleCross : (133-5D10) → 133-24[9,8,1,3,3] → 109

リーネ:無しで。ヒーローズクロス起動、117へ。
高橋正恒:ヒーローズクロス使います。これで99。
高橋正恒:一倍振り
高橋正恒:99-3d10
DoubleCross : (99-3D10) → 99-14[5,2,7] → 85

リーネ:一応等倍。
高橋正恒:帰還!
芙蓉堂浩二:ヒーローズクロス使用。102になりました。
リーネ:117-5d10
DoubleCross : (117-5D10) → 117-31[8,5,4,7,7] → 86

陽炎 律華:……等倍。
陽炎 律華:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-33[2,7,8,7,3,6] → 85

陽炎 律華:OK
リーネ:よし。5点。
芙蓉堂浩二:102-5d10 等倍
DoubleCross : (102-5D10) → 102-23[9,2,10,1,1] → 79

陽炎 律華:5点。
GM:おー!全員5点圏内!
GM:帰還成功!おめでとうございます!
リーネ:やったー!
芙蓉堂浩二:やった!
高橋正恒:やった!
GM:◆バックトラック END◆

GM:◆エンディング1◆登場PC…リーネ・キューブリック、陽炎律華
GM:都内 英雄デパート。
GM:クリスマス商戦の飾りもすっかり片付けられ、今は年末年始セールの文字があちこちに踊っている。
GM:リーネ・キューブリックは少年から呼び出しを受けて、その一角にいる。
リーネ:そんな中、普段通りの気軽でスポーティな格好に身を包み。歩みゆく人や広告をぼんやり眺めている。
リーネ:(…クリスマス会は遅刻だって散々だったけど。うん…よかったよかった)ふ、と表情を緩めている。
陽炎 律華:「元気そうで何より」
陽炎 律華:背後からいきなり声をかける。
リーネ:「うおわっ!…ってリッカか。いきなりいなくなるから、どうなったのかって心配したぞ」
リーネ:その様子を見て。「…ん。怪我もないし、大丈夫そうだな。今日はいきなりどうしたんだよ?」
陽炎 律華:「登録前に付き合いがバレると、上の心象が悪くなる」肩をすくめる。もっさりした服装。
陽炎 律華:「浩二とレイジーラクーンに伝言を頼みたい。礼を言いそびれた」
リーネ:「ん—…気を使ってくれるのは嬉しいけど。お前はいいやつだし、そう言う遠慮はいらないんだけどな」
リーネ:「…あー。直接は難しいのか?」
陽炎 律華:「捕まる」
リーネ:無論、こうして会っているだけでも彼女には危険なのは分かってはいるのだけれど。…どうせなら、もっと色々話したりしてみたかったんだな、と思う。
陽炎 律華:本編中で使いそびれたシーカーをここで使って、リーネにしか接触に来れなかったんだと主張する、と。
リーネ:「そりゃ無理だな。…分かった。オレが伝えとくよ。他に何か必要な奴とか、援護できることがあるならやるぜ」
陽炎 律華:「ありがとう。でも、前途あるヒーローは、ヒーローらしいことをして欲しい」
陽炎 律華:少しだけ笑う。
リーネ:「ふん。助けたい人を助けられなくて何がヒーローなんだよ。…いいのか?」
陽炎 律華:「もちろん」
陽炎 律華:「リーネの未来は明るい。保証する。浩二も。レイジーラクーンはだいぶ辛そうだけど、なんとかすると思う」
リーネ:「…そっか。じゃあ、仕方ねえ。勝手だけど、友達だって思ってる奴がそういうなら、何もしない」
リーネ:「…はは。なんだよ、それ。お前、本当…。くっそ、連絡先は渡すからな!何か助けになれそうならちゃんと連絡しろよ!」
リーネ:「借りてばっかで辻褄があわねえかんな、このままじゃ!」
陽炎 律華:「助けてもらった。もうカウントは合ってる」
リーネ:「オレのなかじゃあわねえ。押し付けられてろ」
陽炎 律華:連絡先のメモを受け取って。小さなカードを一枚渡して。
リーネ:そっと受け取る。
陽炎 律華:「これくらいで理不尽と思うなら、次に会うときは憤死してしまう」薄く笑う。
陽炎 律華:「そういうところ、嫌いじゃない。……それじゃ、彼にもよろしく」
陽炎 律華:手を小さく振って、雑踏の中に消えていく。
リーネ:「ふんっ。リッカが其処らへん、無欲なだけだ。…おう、ちゃんと伝えておくよ」
リーネ:手を振り返す。
リーネ:…あの子には、随分と助けられていたと思う。…それに、妙に気を張っているのは境遇ゆえか。
リーネ:「…ちぇ。ああ言われちゃあな…」あの友人の行く末に、どうか幸いと安らぎがきちんとありますように。…どうにも、気になってしょうがないから。
GM:スーツ姿の人物が数名、小声で会話しながら陽炎律華が去ったのと同じ方向へ去っていく。
GM:おそらくは刑事、または政府関係者。
リーネ:「…。やれやれ」ぱん、と小さく手を鳴らす。領域操作で、少しだけかく乱する。
GM:スーツの男たちはわけもわからず右往左往している。
リーネ:黒スーツな連中が友達を追ってて怪しい。なら、助けるべきだ。
GM:と、反対側から元気な男の子の声。
ヒロト:「おねえちゃーん!!」
リーネ:--高橋さんの言葉が、胸に刺さる。…確かに、そうだ。私がしていることは、何時だってエゴ/わがままばかり。
リーネ:「…。元気でやれよな」と、そこでヒロトに気付く。
GM:陣内ヒロトが勢いよく走ってきて、リーネに抱きつく。
ヒロト:「どーん!」
リーネ:おおっと、とよろめくがなんとか受け止める。「こ、このやろ!何しやがる!」と反撃として脇から抱え上げる。
ヒロト:「わーっ!やられるー!助けて、シン・セイバー!」
リーネ:「ったく、前はあんなに沈んでやがったくせして…!」ぐるぐる、と回してから降ろす。
ヒロト:「えへへ。パパ、帰ってきたんだ」
ヒロト:「ツリーの星は持って来れなかったけど、これからはもっと一緒に遊べるようにするって」
リーネ:「…そっか。よかったなあ」淡い笑みを浮かべる。
リーネ:「おう、今まで振り回された分振り回しちゃれ。どんどんいってこい」
ヒロト:「うん……あとね。ありがとう、おねえちゃん」
リーネ:に、と笑みを浮かべる。「なんだ、オレはそうたいしたことはしてないさ」
ヒロト:「ううん。話、聞きにきてくれて、いっしょに居てくれてありがとう」
ヒロト:「それに、なんだか、それだけじゃないんじゃないかって思うんだけど……?」
リーネ:「…。…なんだ、気にするなよ。本当に、大したことじゃあない。当たり前のことだ」
リーネ:「ははっ。お姉ちゃんが好きなのはいいが、それはオレに期待しすぎだぜ」
ヒロト:「本当かなあ。おねえちゃん、もっと、すごい、色々なことしてくれたんじゃないかなあ」
リーネ:お前のお父さんが頑張ったんだよ、と頭を撫でる。
リーネ:「うん?……っふふ。そこまで言ったって、何もないぜ?」と柔らかく。
ヒロト:「うーん……わかった!パパも、ヒーローには秘密の一つや二つ、二十六まであるものだって言ってた!」
リーネ:--別に、通りすがりの悩みを聞いたお姉さん、で十分だ。それ以上は、それこそ父親。シン・セイバーが担うべきだ。…そうだろう?
リーネ:「はっはっは。女の子の秘密はもっと多いんだな、それがさ!」
ヒロト:「大変だね。自分でもなにが秘密か忘れちゃいそう」
リーネ:「おう。だから女の子は大変なんだよ」ぽん、と頭を撫でながら。
ヒロト:「そっかー。がんばってね!応援してる!」
リーネ:…この子との関係が、今後もあの親子で上手くいくのだろうか。一瞬よぎったその不安を、笑みと共に放り捨てる。
リーネ:「おう、よろしく頼むぜ!」--それこそ、その時に考えてどうにかすればいい。
GM:少し離れた所で、陣内和子が頭を下げている。
ヒロト:「あ、行かなきゃ。ママがね、頑張ってるパパにもプレゼントをあげようって。今から選びに行くんだ」
リーネ:今は笑って、よりうまくいくのであろうから。…お気楽で、適当で。それでも、そんな怠惰さの中にこそ尊いものはきっとある。
リーネ:「おう、行って来い!いいやつ選んでやれよ」ぱん、と背中を押す。…和子さんには、それに合わせ頭を下げる。
ヒロト:「じゃあねー!おねえちゃん!ヒーローと、女の子と、両方頑張ってね!セイバーッ!」
GM:X字に手刀を振り、少年は勢いよく駆けていく。
リーネ:「…オレがヒーロー候補って知ってたのかよ」苦笑。じゃあな、と大きく手を振り返し。
リーネ:「さて、折角デパートにきたし。なんか買い食いでもしてくかね」怠惰な、お気楽な--すぐに破れてしまいそうで、でも尊いそこへ歩みを進める。
リーネ:「さあて。和菓子かケーキ、なににしたもんかな!」
GM:買い物客でごった返すデパートの中を、リーネ・キューブリックは歩いて行く。
GM:少し離れた通路では、スーツ姿の男たちがまだ右往左往していた。
GM:◆エンディング1 END◆

GM:◆エンディング2◆登場PC…芙蓉堂浩二、高橋正恒
GM:警視庁 オーヴァード犯罪者拘留所 面接室
GM:FHチルドレン・エグゼナは事件後、ここへ拘留されている。
GM:本来なら一回のヒーロー候補生、芙蓉堂浩二が面会に来られるものではないが
GM:何らかの特別な計らいがあったようだ。
エグゼナ:「……」
GM:防弾ガラスを隔てて見る少女の顔は憔悴し、眼も虚ろだ。
芙蓉堂浩二:「……や。君のことが、その、気になってさ。どうしてるかなって」遠慮がちに声をかける。
エグゼナ:「どうもしてない……」
芙蓉堂浩二:「うん、その、そりゃそうだよな。場所も場所だし……」頭を掻く。
エグゼナ:「私は……失敗した」
芙蓉堂浩二:「……失敗」
エグゼナ:「愛美……妹は、私のせいで死んでしまったの……だから、罪を」
エグゼナ:「償う方法を、探してた…」
芙蓉堂浩二:……そして、そこに付け込まれた、ということか。手をぎゅっと握る。
エグゼナ:「”たくさん人を殺せば、妹を死なせた罪なんて薄くなる”……」
エグゼナ:「そう言われて……信じた。信じたかった」
芙蓉堂浩二:「今は、もうそう思ってないんだろ」当たり前だ。だからこんなに弱っているのだ。
エグゼナ:「……そう。私はまた、失敗した」
エグゼナ:「もう取り返しがつかない……」
GM:少女は悲しげに顔を覆う。
芙蓉堂浩二:「つくよ」
芙蓉堂浩二:「つく。大丈夫。取り返しはつく」自分にも言い聞かせるように。
エグゼナ:「でも、私が殺した人は生き返らない。傷つけたものは、もう元に戻らない……」
芙蓉堂浩二:「一度、二度、間違えたくらいで全部終わりなんて」律華を、シン・セイバーを思い浮かべる。
芙蓉堂浩二:「そんなの悲しすぎるだろ……!」
エグゼナ:「……悲しい?」
芙蓉堂浩二:「悲しいよ」すん、と鼻をすする。「俺、まだ君と全然話してない」
エグゼナ:「悲しいの……私ではなくて、あなたが……?」
芙蓉堂浩二:「そうだよ。俺、自分勝手なの。勝手に罪の意識背負って、勝手にヒーロー目指して、今勝手に悲しんでるの!」
エグゼナ:「……不思議な人」
芙蓉堂浩二:「ただのバカだよ。自分のケーキも君にあげちゃうくらいのバカ」
芙蓉堂浩二:「クリスマスのケーキはさ」少し言葉を選びながら、それでも語り掛ける。
芙蓉堂浩二:「みんなで少しずつ分け合うもんだろ。全部一人で食べることなんかないんだ」
エグゼナ:「……そうかもしれない」
エグゼナ:「一人で食べるケーキ、おいしくなかったもの……味なんて、しなかった」
芙蓉堂浩二:「俺、君のことほとんど知らない。でも、あんまりでかいケーキなら、一緒に食べることくらいならできるよ」
芙蓉堂浩二:「分けさしてよ……んーと、つまりだ。その」少し考え。
芙蓉堂浩二:「友達になろう」
エグゼナ:「……」
エグゼナ:「いつか……そんな日が来たらいいけれど」
GM:膝に手を置いてそう言ったエグゼナの顔は、かすかに微笑んだようにも見える。
芙蓉堂浩二:「うん。待つよ。その頃には俺、立派なヒーローになってるかも」
芙蓉堂浩二:「そしたら、きっと、もっと上手く君のこと励ましてやれる」
GM:面会時間の終了が告げられ、エグゼナは立ち上がる。
エグゼナ:「……その日を、待ってる」
芙蓉堂浩二:「俺も!」にっと笑う。
芙蓉堂浩二:「じゃあ。……いつ来られるかわかんないけど。でも、またな」手を振って別れよう。
GM:去り際に、小さく手を振って。少女は係員に連れられていく。
芙蓉堂浩二:万全のことができたかどうかはわからない。でも、やるだけのことはやった。そのまま外に出ていこう。
GM:外に出れば、北風が身に染みる寒さだ。
芙蓉堂浩二:ふう、と白い息を吐きながら、ポケットの携帯電話を取り出す。どうしても話しておきたい人がいた。
芙蓉堂浩二:"レイジ—ラクーン"高橋正恒の事務所にかじかむ指で電話を掛ける。
高橋正恒:数度コール音が鳴り、
高橋正恒:『はい、こちら”レイジーラクーン”。』
高橋正恒:と、応答がある。
芙蓉堂浩二:「あ、あの。芙蓉堂浩二です」少し緊張しながら話す。
高橋正恒:『芙蓉堂くん。どうしたの?』
芙蓉堂浩二:「この間の件のお礼を言いたくて、電話しました」
高橋正恒:『お礼?』
芙蓉堂浩二:「ありがとうございます。高橋さんには、いろんなこと教わりました」少し微笑んで伝える。
高橋正恒:『………真っ直ぐだねえ、君は。羨ましくなるくらいに。』
芙蓉堂浩二:「ヒーローの真似事までできちゃったし……え」
芙蓉堂浩二:「羨ましい、ですか」
高橋正恒:『ああ。羨ましい。僕には、そんなこと出来ないから。』
芙蓉堂浩二:「俺は高橋さんがすごく羨ましいですよ! 誰より格好いいヒーローでした」真剣に言う。
高橋正恒:『……僕は君のように思うままに動くことは出来ない。言葉を発する事すらできないと思う。』
高橋正恒:『僕を動かすのはいつだって打算と猜疑心と合理性さ。』
高橋正恒:『芙蓉堂君。』
芙蓉堂浩二:「はっ、はい!」
高橋正恒:『僕のヒーローのあり方が君の参考になったのならとても嬉しい。けど、』
高橋正恒:『盲信や追従はだめだよ』
芙蓉堂浩二:「……」電話を持っていない方の手がだらりと下がる。
芙蓉堂浩二:お願いしようと、決めていたのだ。
芙蓉堂浩二:もし、その座がずっと空いているのなら。いつか、サイドキックにしてほしいと。
芙蓉堂浩二:でも。
高橋正恒:『芙蓉堂君。君はどんなヒーローになりたい。』
芙蓉堂浩二:「俺は……強くなりたいです。みんなを守れるように」少し涙声で答える。
芙蓉堂浩二:「無理かもしれない。高望みかもしれない。自分勝手かもしれない。それでも」
高橋正恒:『いいじゃないか。真っ直ぐで。』
芙蓉堂浩二:「それで。いつか。あなたと並んで戦いたい。今度は"ケストレル"として」
高橋正恒:『………。』
高橋正恒:『みんなを守るヒーローにも色んなヒーローがいる。』
高橋正恒:『悪人と戦う事でみんなを守るヒーローや、避難活動や救命活動で命を救うヒーロー。』
高橋正恒:『そしてその数だけ正義がある。』
芙蓉堂浩二:「正義が……」
高橋正恒:『ヒーロー候補生としてしっかり勉強して、現状を見て、』
高橋正恒:『他の人の正義を見て、それでもヒーローとして自分の正義を貫きたいと思うのなら。』
高橋正恒:『…待ってるよ。』
芙蓉堂浩二:「……!」
芙蓉堂浩二:「俺。俺……」消え入りそうな声で。
芙蓉堂浩二:「頑張ります」それでもしっかりと、それだけは伝えた。
高橋正恒:『うん。それじゃ、また会おう。”ヒーローの世界”で。』
芙蓉堂浩二:「はい!」
芙蓉堂浩二:("レイジ—ラクーン"。ちょっと地味で。変わってて。厳しくて。でも)
芙蓉堂浩二:(……あなたは、俺の憧れのヒーローです。きっと、ずっと)
GM:◆エンディング2 END◆

GM:◆エンディング3◆登場PC…高橋正恒
GM:”レイジ―ラクーン”住居兼事務所内。
GM:芙蓉堂浩二との会話を終え、室内に静寂が訪れる。
高橋正恒:じっと携帯電話を見つめている。自分は、身勝手な約束をしてしまっただろうか。
高橋正恒:いつか彼は、自分がより無慈悲で冷徹な正義を抱いていることに気付くかもしれない。
高橋正恒:(どうしようかなあ……)煙草に火を点け、煙を吐く。
GM:考え事をする間を与えないとばかりに、携帯に新たな着信がある。既に見慣れた表示。
高橋正恒:「はい、”レイジーラクーン”」応答しつつ、プロジェクターの電源をつける。
霧谷雄吾:「霧谷です。”シン・セイバー”の一件、お疲れ様でした」
GM:R対策室室長、霧谷雄吾がにこやかに挨拶をする。
高橋正恒:「”ゲマハト・ゲダンケ”の一件、と言うべきでは?」
霧谷雄吾:「両方ではないですかね。こちらにも色々と情報は入っていますが……辻褄の合わない点もあるようで」
高橋正恒:「今回の事件は、”シン・セイバー”が自分の偽物と、それを操る”ゲマハト・ゲダンケ”というヴィランを倒した。」
高橋正恒:「私はそれを手伝って、証言している。ハッピーエンドじゃないですか。」片頬を歪めて笑う。
霧谷雄吾:「そういう事に、しておきましょうか。政府的にも世論的にも、まったく都合がいい」
霧谷雄吾:目を細めて苦笑する。
高橋正恒:「ええ、その方がいい。」
高橋正恒:煙草を吸って、煙を吐く。
霧谷雄吾:「”ゲマハト・ゲダンケ”については……どうやら初手から計画に破綻が生じていたようですね」
霧谷雄吾:「破壊活動によって多数の死傷者を出した謎のヴィランが、実は有名なヒーローだった。そういうストーリーを描いていた」
霧谷雄吾:「だが、そもそも”多数の死傷者を出す”ことに失敗した。そのための人員を確保できなかった。アテはあったようですが」
高橋正恒:「アテ、ですか。」
霧谷雄吾:「ええ。死の運命を知ることができる能力の持ち主だとか」
高橋正恒:「それはまた、物騒な。」
霧谷雄吾:「恐ろしい話です。そんな人物がヴィランと組んだりしないことを願いますよ」
高橋正恒:「ですが、ヒーローにいたらこれほど心強いものは無いと思いますよ。」
高橋正恒:「何せ、死の運命が見えるんだ。それを先読みして救助活動に当たれば格段に効率が増す。」
高橋正恒:カメラににっと微笑みかける。
霧谷雄吾:「能力だけ見ればそうかもしれませんね。実際には、ヒーローとなるには様々な条件がある」微笑み返す。
高橋正恒:「様々な条件、ですか。」ふっと鼻で笑う。
霧谷雄吾:「はい。あなたはその条件をクリアしている。今後も変わらぬ活躍を期待しますよ。”レイジ―ラクーン”」
高橋正恒:「ええ、今後ともよろしく。霧谷室長。」
霧谷雄吾:「では、また。失礼します」
GM:通話が終了する。
高橋正恒:(……腹の探り合いは疲れるね。)
高橋正恒:二階に上がり、携帯を机に放り投げ、ベッドに横たわる。
高橋正恒:精神を癒すために本でも読もうか、と読みかけのままであった小説を手に取る。
????:「わははははははッ!とーうっ!」
GM:ガラガラと窓を開け、白銀の甲冑を見に纏った男が部屋に入ってくる。
高橋正恒:「……あのね。」
高橋正恒:「文明人らしくインターホンを押して玄関から入ってくれないかな?」
????:「インターフォンが壊れていたぞ!ごきげんよう、"レイジ―ラクーン"!!セイバーッ!!」(両手の手刀をX字に振り回している)
高橋正恒:「そうだった……」直すのは正月明けにしようと言っていたが、今日業者を呼んでしまおうか。
シン・セイバーXX:「少し決めポーズが変わったのに気づいているかッ!今の私はシン・セイバーではない」
シン・セイバーXX:「パワーアップした……シン・セイバーXX(ダブルエックス)!だ!」
高橋正恒:「XXねえ……子供のころに見た特撮でそんなのがあったっけ。」のそのそとベッドから這いだし、
高橋正恒:「ま、掛けなよ。靴脱いでさ。」
高橋正恒:椅子を引いてシン・セイバーXXを招く。
シン・セイバーXX:「うむっ!饅頭も持ってきた」
シン・セイバーXX:ガシャガシャと足の鎧を外し、椅子に着く。
GM:お土産…ネットの中に野球ボール大の饅頭がたくさん詰められているもの…を差し出す。
高橋正恒:お茶と一緒に果物ナイフを持ってくる。そして、
高橋正恒:《コントロールソート:射撃》
高橋正恒:10dx+9
DoubleCross : (10R10+9[10]) → 8[1,1,3,3,4,4,4,5,6,8]+9 → 17

高橋正恒:饅頭にナイフを滑らせる。
シン・セイバーXX:「おお!見事なセイバーッ!」感嘆の叫びを上げる。
高橋正恒:野球ボール大の饅頭は綺麗にX字に切られ、食べやすい大きさに。
高橋正恒:「またギャリック・ジ・エンドを放たれて事務所を火事にされても困る。」
シン・セイバーXX:「そんな危ない事するわけがないだろう。何を言っているんだ」
GM:ヘルムの隙間にぎゅうぎゅうと饅頭を押し込んで食べながら憤慨している。
高橋正恒:「……。」少し前の自分がやったことを覚えてないんだろうか、陣内君は。
シン・セイバーXX:「いや、しかし……!私はもっと危ないことをしてしまった」
高橋正恒:お茶で口の中を潤す。
高橋正恒:「シン・セイバーは偽物のシン・セイバーを倒して、」
高橋正恒:「新しくシン・セイバーXXとして生まれ変わったんだろ?」
シン・セイバーXX:「そうだ。そうだが……」
シン・セイバーXX:「迷惑をかけた」頭を下げる。
高橋正恒:「……いいさ。君は僕の貴重な友達だからね。」
シン・セイバーXX:「私にとっても、そうだ」
シン・セイバーXX:「この縁を大切にしなければな。我々(オーヴァード)にとっては……特に重要な事だ」
高橋正恒:「誰にとってもだよ。」
シン・セイバーXX:「うむ。……うむっ」
シン・セイバーXX:「全く、その通りだな。やはり私はまだまだ未熟」
高橋正恒:「ヒロトくんとは会ったかい?」
シン・セイバーXX:「会ったとも。なんとか笑顔を取り戻してくれたようだ……」
シン・セイバーXX:「今後は週休二日と、水曜日は定時での業務終了をヒーロー活動の条件とした。もっと一緒に居てやれるだろう」
高橋正恒:「それがいい。僕なんてもっと休んでるしね。」にやっと笑って。
高橋正恒:「……その縁は絶対切るなよ。」
シン・セイバーXX:「……勿論だとも」
高橋正恒:「僕はもう二度とシン・セイバーに銃口を向けたくはないからね。」
シン・セイバーXX:「私もごめんだ。あれは痛かった」
シン・セイバーXX:「わはははははッ!」
高橋正恒:「はは、はははは!」笑いながら饅頭をつまむ
GM:そこで……ずん、という地響き。棚の上の物がグラグラと揺れる。
高橋正恒:「おっと…地震、ってわけでもなさそうだ。」テレビをつける。
ノープラン:「うわははははっ!無計画に壊しまくってやるぜぇー!」
GM:無計画ヴィラン”ノープラン”!
GM:何も考えずに衝動に任せて行動するやっかいなヴィランだ!
高橋正恒:シン・セイバーXXと視線を交わす。
シン・セイバーXX:「フッ。お茶を飲む暇もないというわけだ」
シン・セイバーXX:「一足先に行くぞ!わははははははッ」
高橋正恒:「もう少しのんべんだらりとしたかったんだけどねー。」
高橋正恒:愚痴りつつ戸棚からライフルを取り出す。
GM:シン・セイバーXXはガラガラと窓を開け、ガラガラと窓を閉めて、炎を噴き上げ飛んでいく。
高橋正恒:ライフルを組み立て、サイレンサーを着ける。
高橋正恒:シン・セイバーXXの持ってきた饅頭袋を土嚢替わりに積み、その上に銃を乗せる。
高橋正恒:右手は引き金に。左手はストックに。
高橋正恒:スコープの先には、ヴィラン。
高橋正恒:人の運命は一つのきっかけで大きく変わる。
高橋正恒:あるいは一つの弾丸。あるいは一つの言葉。あるいは…
高橋正恒:しかし、大きく変わったからと言って戻れなくなったというわけではない。
高橋正恒:僕は、そう信じたい。今回の事件で出会った、あの少年たちのように。
高橋正恒:狙いを付け…引き金を引く。
高橋正恒:ヴィランの無計画で迷惑な企みを、台無しにするべく。
GM:◆エンディング3 END◆

GM:Double Cross The 3rd Edition
GM:「聖夜のスター・コレクター」
GM:~Fin~