「お前達の生ぬるい番長観が、度重なるアカデミアの危機を招いていると言っても過言ではない!」
番長連のOB、”英雄番長”が学園島にやって来て一喝、番奪戦の再開を宣言する。
番奪戦とは、過去アカデミアに存在した忌まわしき制度。
番長同士が戦い、負けた者は番長としての資格を剥奪されるという恐るべき対決のルールである。
英雄番長は、自分が連れてきた番長連OBと現番長との対決によりこれを行うつもりらしい。
戦乱の時代が幕を開けた。アカデミアに血と汗とレネゲイドの嵐が吹き荒れる!
Double Cross The 3rd Edition
「燃えよアカデミア ~番長連血風録~」
ダブルクロス…それは裏切りを意味する言葉。
GM:◆ハンドアウト◆
PC1…高村純一(PL:マグロ3号)
https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuvTjnwEM
シナリオロイス… ”英雄番長” 不死武士(ふじ・たけし) 推奨感情(P:尊敬/N:反感)
君はアカデミアの番長連に所属する番長の一人だ。
番長連OBである”英雄番長”不死武士が学園島を訪れ、番長連がたるんでいると憤慨。
たまたま近くに居た君も厳しい叱責に晒され、番長としての覚悟を問われる。
OBだか何だか知らないが、今の番長は君たちだ。番長としての意地を示してやろう。
高村純一:「会計監査委員長兼番長、高村だ。なに、クリスタルで作った囲碁を打ちながら相撲を取る部活を作りたいから予算を出せ……? よ か ろ う」
高村純一:会計監査委員長番長だ! 真面目な性格だけど、それだけじゃダメなので面白いことも大好きです。
高村純一:具体的には、トンチキ活動団体が提出してきた予算案を実現可能レベルに調整して本当に設立させて活動可能な状態に持ち込んでいるぞ。
GM:なぜ却下しないのかなあ
高村純一:会計監査委員会が忙しいので番長連の仕事は休みがちだけど、本当に忙しい時期は番長連への出席が増え始めるともっぱらの噂だ。
高村純一:Cランクのクズなので、最終的には武器7個、ドッジダイス約-20、装甲ガード無視の攻撃ができるだけです。
GM:Cランクはよくそういうことをする
高村純一:そんな感じなので、たるんでると言われても全く否定できないぜ! でも意地を見せてやるぞ~
高村純一:以上っす!
GM:押忍!そんな君のシナリオロイスは、アカデミアOBにして初代総番長の不死武士!
高村純一:初代総番長だと~っ!?
GM:めちゃめちゃ説教をしてくるので、耐えたり、耐えなかったりしてほしい。
高村純一:なんて迷惑なやつだ
GM:君が言うか…?
GM:そんな感じでよろしくお願いいたします!
高村純一:わかりました!
GM:PC2…三ツ辻リク(PL:ファサズ)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYuYKXoQIM
シナリオロイス… ”右腕番長” 十文字悠(じゅうもんじ・ゆう) 推奨感情(P:親近感/N:不安)
君はアカデミアの番長連に所属する番長の一人だ。
君がディオゲネスクラブの雑魚どもと戦っていたところ、学園島を訪れたOBの一人である元・右腕番長こと十文字悠が加勢してくれる。
しかし、十文字は頑なに左の拳しか使おうとせず、そのために苦戦気味。
何か秘密があるようだが……?
三ツ辻リク:「わしは三ツ辻リク!最近春めいてディオゲネスクラブも活動が活性化じゃ!仮面狩りの季節じゃわい!」
三ツ辻リク:UGN製の最新型人造人間、雷鳴番長三ツ辻リクです!
三ツ辻リク:番長連で喧嘩、決闘、駄弁り、学業……?に精を出す、健康優良機械化番長でございます!
GM:健康の定義とは…
三ツ辻リク:マシンの体に宿るエネルギーが
三ツ辻リク:本体、失った体と記憶の鍵を求めて学園島にやってきました
三ツ辻リク:ディフェンダーAクラスと、集団戦に向いた雷光化の能力で、周りの盾になりながら戦うぞ!
GM:頼りになる盾だぜ!
三ツ辻リク:学園にやって来てそろそろ長く、今日もディオゲネスクラブの制裁に勤しんでいたら、そこに右腕番長なる番長が現れて……?
三ツ辻リク:そんないきさつで此度の番長大戦に巻き込まれてしまうのだ
三ツ辻リク:こんな感じでしょうか。あ、シンドロームはブラックドッグ/エグザイル/サラマンダーになります!
三ツ辻リク:い、以上?どうかな……!?
GM:オッケイ!ありがとう!そんな君のシナリオロイスは
GM:これまたOBの元・右腕番長こと十文字悠だ。
GM:総番長とは違ってフランクな人なので仲良くなれそうだね!
三ツ辻リク:「知らぬ顔の番長じゃ。……なるほど新入りっちゅう訳じゃな!」
三ツ辻リク:了解です!よろしくお願いします!
GM:PC3…エリーゼ高原(PL:しんごろ)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtsLXDgw
シナリオロイス… 無道ささき 推奨感情(自由)
君はアカデミアの番長連に所属する番長の一人。
総番長の無道ささきとも親しい仲だ。
ささきはOBである元・英雄番長に次々と無理難題をふっかけられ、律義にそれをこなそうとしている。
このままではいくらゴリラといえどささきの身がもたない。何とかしなくては。
エリーゼ高原:「あら、始めまして。それとも…お久しぶり、かしら」
エリーゼ高原:「私から言えるのはひとつだけ。ここは私たちの学園。その平穏を乱す者は、決して許さない」
エリーゼ高原:「…なんて、ね。冗談よ、そんな怖い顔をしないで頂戴。…ふふ。あなたとは、良いお友達になれそうだわ」
エリーゼ高原:ランクSS“ヴァルキリー”にカテゴライズされるオーヴァードにして、番長。
エリーゼ高原:オーヴァードとしては“汝、護ること能わず(ランドグリーズ)”の二つ名を持つ…のだが。
エリーゼ高原:何の因果か、人呼んで“殲滅番長”。その呼び名に相応しく、広域殲滅を得意とする。
エリーゼ高原:というわけで、お久しぶりのエリーゼです。セッションに出てない間も、元気に殲滅していました。
GM:こわ…目立たないところで殲滅ってどうやるの…こわ…
エリーゼ高原:目撃者が誰もいなくなれば、当然、話は外に漏れない…。
GM:あわわわわ
エリーゼ高原:冗談はともかく、今回も前向きに殲滅したり先輩面したりしていきたいと思います!
GM:ヒイ…!お手柔らかによろしくお願いします!
GM:シナリオロイスはみんなの頼れる総番長、無道ささきです
エリーゼ高原:頼られることに慣れすぎてて若干心配です。
GM:いつもの相手ですが、今回はOBに絡まれていろいろ大変そうなので気にしてあげてください
エリーゼ高原:場合によっては強制的に憩わせることも考えねばなるまい…!
GM:あわわわわ
GM:お手柔らかに…!よろしく!お願いいたします!
エリーゼ高原:以上ですかね。よろしくお願いします!
GM:PC4…刑部クロオ(PL:猫口)
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYyKW2tQEM
シナリオロイス…"ドロマース" 推奨感情(P:興味/N:敵対心)
君はアカデミアの番長連に所属する番長の一人だ。
ただでさえOBたちが押しかけて一悶着しているところ、君は見回り中にディオゲネスクラブの新たな仮面の戦士、ドロマースと邂逅した。
決着はつかないが、ドロマースは「お前が番長ならば、近いうち再び会う事になるだろう」と告げて去っていく。
刑部クロオ:PC4,風来番長の刑部クロオです。
刑部クロオ:元はUGNチルドレンとして各地を転戦してましたが、晴れてアカデミア生になれました!
刑部クロオ:花の学園生活!
GM:よかったねえ よかったねえ
刑部クロオ:ちょっといかつい見た目で、腰に木刀を下げていたりもしますがそこまで怖くないよ。たぶん。
刑部クロオ:性能は白兵アタッカー!低侵蝕でそこそこの打点の白兵攻撃が出来ます。
刑部クロオ:1メインプロセスに3回ほど・
GM:あれれれー?怖くない…かな?難しいことはよくわかんないぜ!
刑部クロオ:風来番長というのはささき総番長が勝手に任命したものなのであまり番長連がらみの仕事はやってませんでしたが
刑部クロオ:今回は番長として頑張っていきたいです。みんなとも仲良く!
刑部クロオ:以上、よろしくお願いします!
GM:よろしくネ!
GM:そんな君に襲い掛かる刺客は……ディオゲネスクラブの戦士、ドロマース!
GM:シナリオロイスなのでバチバチしてくださるとうれしいです。
刑部クロオ:バチバチする!
GM:イエーイ!よろしくお願いいたします。
GM:◆OP1◆…登場PC:高村純一
GM:高村君は侵蝕率の上昇をお願いいたします。
高村純一:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 2[2]+37 → 39
高村純一:良い滑り出し
GM:ここは太平洋に浮かぶ秘密の島、学園島。
GM:この島にはオーヴァードと人間が共存する学園、オーヴァードアカデミアが存在する。
GM:君はそのオーヴァードアカデミアの自治組織、番長連に所属する生徒の一人だ。
GM:今日はOBがこの島を訪れるということで、番長連は大忙し。
GM:そんな中、君は……
番長連モブ:「詰め所に椅子足りないみたいだ。どっかから持ってきてー」
番長連モブ:「紙皿はどこに仕舞ったっけ?」
番長連モブ:「コップもないよー」
高村純一:「なんだ、まだ足りないものがあったのか……どれ、とってこよう」
番長連モブ:「お、サンキュー!食堂辺りから借りてきて」
高村純一:「応。では行ってくる」単純肉体労働もたまにはいいもんだな—、みたいなことを考えながら、ぶらぶら歩きだす。
GM:学生食堂へ続く廊下……一般の生徒達は思い思いに過ごしている。実に平和な光景である。
GM:しかしその時。
GM:バラバラバラバラ……
GM:雲一つない青空を、けたたましい音を立ててヘリコプターが横切る。
高村純一:「よきかなよきかな」と思いきや。「む」
????:「トォーッ!」
GM:ヘリコプターから何者かの影が飛び出し、まっすぐに降下してくる!
GM:ズゥン! 数十メートルの落下から、事もなげに着地!
高村純一:「なに奴!」あからさまに怪しい人影だ。誰何するほかなし!
GM:スーツに包まれた、がっしりとした体躯。
くっきりとした濃い眉毛に、炎のような情熱を感じさせるまっすぐな瞳。
只者ではない気配が溢れ出ている男だ!
????:「すまんな。驚かせたか?」
不死武士:「私はこの学園の卒業生。初代総番長にして元・英雄番長……不死武士という者だ」
高村純一:「初代総番長! なるほど、その力強さ……納得だ」
高村純一:「私は会計監視委員長番長、高村純一だ。渡り廊下に飛び降りてくるのはいささかどうかと思うが、まあそういうこともあるだろう」
不死武士:「……?」
不死武士:「……私の聞き違いか?」
不死武士:「今、とてつもなく胡乱な番長名が聞こえたような気がしたが」
高村純一:「自分でもそう思います」
不死武士:「自覚があるのか……いや、そういう問題ではない」
不死武士:「お前は会計監査委員長なのか。番長なのか。どちらなのだ?」
高村純一:「本日はご来校ありがとうございます。通常の入港方法であれば、歓待の用意が……」
高村純一:「……私は、会計監査委員長かつ番長だ」
不死武士:「ふ、ふふふ。はははは」
不死武士:「ふざけるなァアアア!!!」
GM:びりびりと周囲の地面が震え、亀裂が入るほどの怒号!
高村純一:「なにぃ~っ!? これがふざけているものか!!」
不死武士:「徹頭徹尾ふざけている!」
不死武士:「番長とは、生徒の自由と平和を守る者。片手間にその重い責務が務まると思うのかッ!」
高村純一:「生徒の自由と平和を!?」
高村純一:「むむ、なるほど確かに……不死殿は強い使命感があるようだ。であれば、あなたの求める水準に届いているかは私の業務とは別の話だろう」
高村純一:「もっとも、私も片手間でやっているわけではない。そこのところはご理解いただきたいものだ」
不死武士:「ほう……片手間ではない? ならば当然、この程度には耐えられるであろうな」
GM:不死は、やおら君の両腕を掴むと宙に舞い上がり……竜巻のように回転!
高村純一:「むむっ!」
不死武士:「番長……きりもみシュート!」
不死武士:99DX+20
DoubleCross : (99R10+20[10]) → 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10]+10[2,3,4,5,10,10,10]+10[7,8,10]+7[7]+20 → 57
GM:この技から抜ける場合は、回避で判定してください
高村純一:「くっ……これが番長きりもみシュート!!」
高村純一:回避!
高村純一:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[3,9] → 9
高村純一:けっこういい数値が出たなぁ~これで避けられるかな
GM:回避失敗!
高村純一:だめだった……
GM:君は成す術もなく地面に叩きつけられるが、ダメージはないので安心してほしい
高村純一:成す術もなく地面に叩きつけられます。
不死武士:「フン。番長連の凋落……信じたくはなかったが、噂は事実のようだな」
高村純一:「なるほど、言うだけのことはある」立ち上がり汚れを払う。「確かに私は近接格闘は不得手だ。しかし、我々番長連には目を見張るような使い手もいる」
高村純一:「私一人で全体を判断しないでいただきたいものだ。中には四股番長といった、肉体技術の妙手も……」
不死武士:「四股……!?」
GM:不死の目が吊り上がり、怒気が満ちる。
高村純一:「……いや、違った。餓狼だ。餓狼番長。四股は俗称に過ぎなかったはずだ。信憑性も定かではない」
不死武士:「噂異常に深刻な事態。しかし、私が来たからにはそれも終わりだ。腑抜けた番長連に喝を入れてやろう……!」
高村純一:(しまったな。みんなが四股で呼ぶものだから、ついそちらが正式名称だと思ってしまった)
GM:もはや聞く耳も持たない。ずんずんと肩を怒らせ、不死武士は校内へ乗り込んでいく!
高村純一:「腑抜けた番長連に……喝!?」
高村純一:「待て、不死初代総番長! 貴様、いったい何をするつもりだ!」
GM:足を止めた不死は、振り返ってニヤリと微笑む。
不死武士:「知れたこと。あの制度を再開させる……!」
高村純一:「あの制度……!? まさか!」
GM:不死はそれ以上言わず、再び歩き出す。
高村純一:学園の過去の制度や判例は、委員長就任にあたり読みふけったものだ。その知識が正しければ——!
高村純一:「くっ、こうしてはおれん。まずは椅子と紙皿・紙コップだ」 不死とは反対の方向に、足早に歩きだします。
高村純一:その胸に、再開と、激しい戦いへの予感を抱きながら——!
GM:シーンカットです。シナリオロイスが取れそうならば取ってくださいませ
高村純一:初代総番長 不死武士 尊敬/〇反感
高村純一:推奨通り、コイツで行きますぜ!
GM:あれー?尊敬が表じゃないのかあー、何故だろう
高村純一:だって番長きりもみシュートしてきたし……
GM:OKです!それでは、シーンをカットします。
GM:◆OP2◆…登場PC:三ツ辻リク
GM:侵蝕率の上昇をお願いします。
三ツ辻リク:おす!
三ツ辻リク:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 3[3]+40 → 43
三ツ辻リク:よし、悪くない
GM:ここはオーヴァードアカデミア校舎より少し離れた森林地帯。
GM:一般生徒からの通報を受けて駆け付けた君は、仮面の戦士達と相対していた。
モブ仮面兵士:「キーッ、キーッ」「ウケケケ……」「きえーっ」
GM:ディオゲネスクラブの中でも下級に位置する下っ端の仮面たちだ。
三ツ辻リク:「……カッカッカ。ええぞええぞ、やっぱり春に湧いて出る仮面軍団ちうのは、こうでなけりゃいかん」
三ツ辻リク:仮面の戦士と対峙し、サメのように笑う
モブ仮面兵士:「「「うきゃきゃーっ!」」」
GM:モブ仮面兵士が次々と君に飛び掛かってくる!
三ツ辻リク:バチィン!
三ツ辻リク:閃光!一瞬のち、飛び掛かる仮面兵士の背後をゆっくりと歩くわしがいる
三ツ辻リク:……あ、ある程度苦戦とかさせた方がいいすか!
GM:いいえ!問題なし!
モブ仮面兵士:「「「イギャアーッ!」」」
三ツ辻リク:やた!
GM:複数のモブ仮面兵士が爆発!
GM:しかしまた新たなモブ兵士が第二陣、第三陣と波状攻撃を仕掛けてくる。君の消耗を狙うつもりなのか……!
三ツ辻リク:「おうおう、数だけは多いわい」
三ツ辻リク:雷光化した攻撃で吹き飛ぶ仮面兵士を尻目に、あらたなモブ兵を睨む
三ツ辻リク:「ま、これがもうちっと大事なら番長ら何人かとでかい出入りになる所じゃったが……ぬしらの相手なぞ、わし一人で十分じゃあ!」
モブ仮面兵士:「「「ギイイ……!」」」
GM:慎重さを増した仮面の兵士たち。緊張が張り詰める……
GM:そして、その時!
三ツ辻リク:気を吐く!モブ兵たちととことんやり合うつ構えだ!
????:「ハァッ!」
三ツ辻リク:「むっ!」
GM:拳で仮面兵の一画を崩しつつ現れる、どこかニヒルな雰囲気の男!
三ツ辻リク:「あれは……何者じゃ!」
十文字悠:「よう。俺の名は十文字悠……ここのOBだ。少しばかり助けになろうか」
三ツ辻リク:「OBか!どうりで生徒会にも風紀委員にも覚えがない顔じゃち思うたら!」
十文字悠:「はっ!せいあっ!」
GM:十文字と名乗った男は、仮面の兵たちに閃光のような速度の拳を見舞っていく。
三ツ辻リク:「おっと、この手の速さはなるほど番長じゃ!わしら喧嘩となったら一直線!じゃからな!」
三ツ辻リク:「セイッッ!!」
三ツ辻リク:負けじと仮面兵に雷光拳を叩き込む!
GM:思わぬ乱入者にペースを崩され、雷鳴番長の攻撃を受けた仮面の兵士たちが次々と脱落していく。
三ツ辻リク:「詳しい話は後、じゃな。ここはお言葉に甘えるとするか!」
モブ仮面兵士:「ぎぎーっ!」「うけっこけっ」
GM:しかし、よくよく見ると十文字のパンチは全て左のジャブのみ。
GM:一度ダウンさせた仮面の兵が次々と復帰し始めている。
十文字悠:「チッ……!」
三ツ辻リク:バリバリとした稲光がモブ兵を打ち払い、合間を縫うように翔け、落雷となって頭上から襲い掛かる
三ツ辻リク:だがその傍ら、十文字の様子を見ると……
三ツ辻リク:「カァーッ!!」
三ツ辻リク:怪鳥音と共に立ち上がらんとするモブ兵を吹き飛ばしてやっつけるよ!
GM:OK、ではその攻撃でこの場の仮面兵は一掃だ。
GM:反撃を受け、次第に防戦一方になっていた十文字は頭を掻いて苦笑する。
十文字悠:「いや、現役は流石だ。ロートルはお呼びじゃなかったな」
三ツ辻リク:「先輩殿、重い一発でやっつけるのは苦手かの?ここはわしに花を持たせてくれてもいいんじゃよ!」
三ツ辻リク:軽口!そんあこんなで仮面兵を一掃だ!
三ツ辻リク:「フゥーッ、すっきりしたわい」
十文字悠:「重い一撃……か。そうだな。いちおう元・右腕番長って肩書も持っていたんだが」
GM:十文字はじっと自分の右拳を見つめる。
三ツ辻リク:「いや、何の何の。わしも助かったわい。何だかんだで手勢を駆逐するのは骨じゃからの」
三ツ辻リク:>ロートル
三ツ辻リク:「む。はは、ありゃちょっとした軽口じゃよ。んな気にせんでもええわい。助かったのはマジじゃからの」
三ツ辻リク:「……おせっかいかもしれんが、何かワケありかの?」
十文字悠:「いや、まあ、語るようなもんでもないさ。君の名は?」
三ツ辻リク:「そうか。いやすまんすまん、差し出たの。……三ツ辻リク、番長連」
十文字悠:「三ツ辻君、よろしくな。現役の番長がこれなら頼もしい限りだ」
十文字悠:「不死の奴が何というかはわからないが……」
三ツ辻リク:「はは、よしとくれ。わし以上の番長なんぞ、番長連にはぞろぞろいるわい。頼もしい奴らいうんは、その通りじゃがの」
三ツ辻リク:「不死……。うん、OBいうことは、十文字先輩はあれじゃ、今度遊びくるいう、OBさんがたじゃな?」
三ツ辻リク:「ははーん、あれじゃな?待ちきれなくなっちいう奴じゃろ?気が早いのう、うりうり」
十文字悠:「ははっ、そんなところだ。OBには口うるさいやつもいるかもしれないが、よろしく頼むよ」
十文字悠:「っと、こいつらの後始末は任せていいかい? 俺はちょっと用があってね」
GM:倒れているモブ兵士たちを指さす。
三ツ辻リク:あ、よかった。「OBがくる」ってこと、つい周知みたいな感じでロールしちゃったけど、問題なかったぜ!
GM:いいよぉ
三ツ辻リク:やったー
三ツ辻リク:「おう、元よりこいつらの始末はわしの仕事じゃ。先輩はゆっくり島の名物スポットでも楽しんでおくとええ」
三ツ辻リク:機嫌よくモブ兵へとむかう
十文字悠:「ありがとう。また会おうな、三ツ辻君」
GM:ちゃっと指を振って、十文字は森の奥へと入っていく。
三ツ辻リク:「ああ。歓迎会本番が楽しみじゃな。わしも番長連のOBがどんな先輩方だったか、興味が出て来たわい」
三ツ辻リク:手を軽くかざして、森へ入って別れる十文字先輩に応える
三ツ辻リク:「さて、こいつらをどうしてくれるかのう。また一つ学園の平和に貢献してしまったわい」
三ツ辻リク:「……はて」森の奥を見
三ツ辻リク:「そういえばここの奥、何かあったかのう」軽い違和感を覚えつつ、後始末に入ろう。これで風紀にも恩を売れるぞ!
三ツ辻リク:こんな感じで大丈夫ですか!勝手に進めちゃった所とか、ない……?
GM:大丈夫よー。シーンをカットします!
GM:シナリオロイスは取得できそうかな?
三ツ辻リク:イケます!”右腕番長” 十文字先輩に 推奨通り 〇親近感/不安で!
GM:オーケイ!ありがとうございます。
三ツ辻リク:よし、以上です!
GM:◆OP3◆…登場PC:エリーゼ高原
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします。
エリーゼ高原:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 8[8]+34 → 42
GM:ここは日々番長が集うオーヴァードアカデミア番長連の詰め所。
GM:時折馬のいななきが聞こえてくるという噂もあるが、本日はそれよりも奇怪な唸り声が響いている。
無道ささき:「う、うおー、うおー」
GM:いつもジャージで過ごしている無道ささきが、きっちり制服を着て右往左往しているのだ。
無道ささき:「うおー、さおー」
エリーゼ高原:「慌ただしいのは分かるけど、物理的に右往左往するのはやめなさい、ささき」
無道ささき:「そうは言うけど、エリーゼ!」
無道ささき:「きょ、今日これから会うのは……番長連の初代総番長、そして元・英雄番長」
無道ささき:「大・大・大先輩なんだぞ……さすがのあたしも眠気が15%カットだ!」
エリーゼ高原:「…残り85%、これで何とかなるかしら。…ならなさそうね」
エリーゼ高原:まずは落ち着け、とばかりに。水筒からコップに、暖かい紅茶を注いでささきに渡す。
無道ささき:「ありがとうエリーゼ!うおおおお!あつい!」紅茶を頭からかぶって落ち着こうとしている。
エリーゼ高原:「ええ、今のであなたがどれだけ一杯一杯なのか、よぉく分かったわ。…けど」
エリーゼ高原:小さくため息を吐いてから。
エリーゼ高原:「当代の総番長はあなたよ、ささき。そのあなたが、誰よりも胸を張っていなくてどうするの」
無道ささき:「んむっ……わかっている。大丈夫だぞ。あたしは落ち着いてる……ふーっ」
GM:深呼吸を繰り返し、ささきはようやく少し落ち着きを取り戻したようだ。
GM:そしてその時、コンコンとドアがノックされる。
無道ささき:「ぴいっ」
エリーゼ高原:ささきに目線をやって確認を取ってから、どうぞ、と応える。
不死武士:「失礼する。初代総番長、不死武士だ」
無道ささき:「押忍! 当代の総番長、無道ささきであります!」
GM:ささきは手を後ろで組み、気を付けの姿勢だ。
エリーゼ高原:「いらっしゃい。不死さん…でいいかしら。番長連、エリーゼ高原よ。よろしく、お見知り置きを」
エリーゼ高原:優雅に一礼。
不死武士:「ふむ……君の名は聞いている。学園の頂点ともいうべきSSランクの猛者」
不死武士:「学内で発生した事件においては、まさに番長として恥じることのない活躍ぶりを見せているとな」
エリーゼ高原:「お褒めに預かり光栄、と思いたいところですけれど。…何か、含むところがおありのようね」
不死武士:「まさしく。軽く校内を見て回ったが、番長連の質は著しく低下していると言わざるを得ん。その極めつけは……」
不死武士:「お前だ。総番長、無道ささき」
無道ささき:「うええ!?」
エリーゼ高原:「…あら」
エリーゼ高原:ささきに矛が向いたのを、意外に思う。そんな声色。
不死武士:「総番長ともあろうものが、肝心の時に寝ているばかりで役に立たない……そうだな」
無道ささき:「そっ、そんなことは!ぐう。そんなことはありませんです!押忍!」
GM:眠っても一瞬後には目を覚ましている。普段のささきにはあり得ない集中力だ!
エリーゼ高原:「…寝ていること自体は否定できなくなったわね、今ので」
無道ささき:「あわわわ」
エリーゼ高原:おかしくて笑いそうになるのを堪えながら、それでもやはり唇の端を歪めるようにして。
エリーゼ高原:「とはいえ、ささきがいたからこそ数々の苦難を乗り越えられた。無論、番長連だけでなく、生徒会や風紀委員会、色々な部…」
エリーゼ高原:「そういった皆がいるから、この学園は成り立っている。私はそう思うのだけれど…」
エリーゼ高原:「…貴方に同意して頂くのは、難しそうね」
不死武士:「当然だ。部活動についても聞いている……執事風支援部(メイドもいるよ)部、夜間飛行部、暗黒呪殺アイドル部……」
不死武士:「何???」
不死武士:「何だこれ???」
エリーゼ高原:「それは、なんとか受け流して頂戴。…ええ、ええ。気持ちは分かるわ、とても」
不死武士:「到底看過できん。無道ささき、お前には伝統の"番長練"をこなしてもらおう」
無道ささき:「ヒッ、ヒイイー!?」
エリーゼ高原:「…待ちなさい。それは一体…」
GM:番長練とは!
エリーゼ高原:とは!
GM:肉体10以上のオーヴァードでも支えるのがやっと、という番長旗を持ち、三日三晩不眠不休で姿勢を維持する過酷な荒行なのだ!
エリーゼ高原:某男塾序盤で見たやつだ!
エリーゼ高原:…肉体16あるねささき!
刑部クロオ:ささき総番長、肉体16もあるのか…
無道ささき:「あ、あの番長練を……!」
GM:ささきは真っ青になって震えている。こんなささきはめったに見られないぞ。
エリーゼ高原:「…まさか、ここ数年行われていなかった、というあれなの?」
不死武士:「拒否権はない。今すぐ取り掛かれ!」
無道ささき:「は、はいぃいい!」
エリーゼ高原:「…先輩とはいえ、命じてよいことと悪いことがあると思うのだけど。特に」
エリーゼ高原:「ささきのような、律義の塊みたいな相手に対してはね。…ええ、ええ。やると言うなら、私は止めません」
不死武士:「必要なことなのだ。私を鬼と思うならば思えばいい」
エリーゼ高原:「ただの鬼なら、躊躇なく退治するわ。…そうではないから困っているのよ」
エリーゼ高原:なんだかんだ言っても、自分も番長なのだ。彼との”格”の違いは、肌で分かる。
不死武士:「……ふん」
GM:不死は襟を正し、詰め所を出ていく。
無道ささき:「エリーゼ……番長旗の準備を手伝ってくれるか?」
エリーゼ高原:「分かったわ。…あなたのことだから、きっとやり遂げてしまうのでしょうけれど」
エリーゼ高原:「もう駄目だと思ったなら、いつものように寝てしまいなさいな。ひょっとしたら…」
エリーゼ高原:「目が覚めた時には、何もかも綺麗に解決してしまっている。そんなことも、あるかもしれないわね」
無道ささき:「それはすごいな!でも、あたしだってやれるってところをちゃんと初代に見てもらうぞ!」
エリーゼ高原:はいはい、と。普段のように、軽く応じながら。
エリーゼ高原:「…世話を焼きたくなる、というのも上に立つ者の資質だ。そんなことを言ったのは誰だったかしらね」
エリーゼ高原:ささきが纏うオーラのようなものを、視覚で捉えながら。まずは旗を仕舞った倉庫の鍵を探そうと、立ち上がった。
GM:シーンをカットします。シナリオロイスは既に取得していただいてるので感情変更などなければそのままですが!
エリーゼ高原:そうですね、既存のまま「■信頼/食傷」で!
GM:あいあい!
GM:◆OP4◆…登場PC:刑部クロオ
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:37->40)
GM:初代総番長が学園島を訪れるという一大イベント。
GM:しかし、それはそれとして通常通りの業務……すなわち、番長連による見回りも欠かしてはならない。
GM:総番長・無道ささきの要請で、君は校舎外の見回り業務に充てられていた。
GM:ひとまずディオゲネスクラブ活動の痕跡は見当たらない……今のところは、である。
刑部クロオ:緑のミリタリーコートが春風を切る。
刑部クロオ:冬を越し再び芽を出した芝を踏みしめながら、男が歩く。
刑部クロオ:腰には古びた木刀。眼光は鋭く辺りを警戒している。
刑部クロオ:「幽霊番長の俺まで引っ張り出してくるとは…」
刑部クロオ:「ま、初代総番長とやらの接待よりか幾分かマシか。」
刑部クロオ:そのまま人の行き来の途絶えた旧道を往く。
刑部クロオ:時折道を横切る野生動物を見つつ、草の擦れる音に物怖じしなくなった自分に驚く。
刑部クロオ:「ぬるくなったのか、図太くなったのか…。」
GM:しかし、その小さな音に混じり……風を切る音が、背後から君へと近づいてくる!
刑部クロオ:「だがそいつを聞き逃すほど衰えちゃいねえ。」
GM:後頭部を狙う拳の一撃!
刑部クロオ:腰を捻り、木刀を抜く。振り返りざまに襲撃者めがけ居合の一撃!
GM:襲撃者は拳を攻撃から防御に切り替え、パーリングで居合を弾く。
GM:そして、そのままバックステップで距離を取った。
GM:革のライダースーツ。顔を覆うのは、獣の頭骨めいた仮面だ。
????:「……ほう。今の攻撃に反応するか」
刑部クロオ:「で、誰だあんたは。いたずらにしちゃ度が過ぎてるぜ。」
????:「私の名は”ドロマース”」
刑部クロオ:木刀の切っ先を襲撃者に向ける。
ドロマース:「……お前は番長連の一員だな? 少し、力試しに付き合ってもらおう」
刑部クロオ:「力が試したけりゃRファイトにでも行け。」
ドロマース:「見世物の試合に興味はない。命削りあう戦いでこそ、力は磨かれるというものだ」
GM:言うが早いか、再びドロマースは拳を繰り出す。素早い左のジャブだが、威嚇、けん制の域を出ない。
刑部クロオ:「戦いに幻想を抱くクチか。」拳をバックステップで避けつつ、間合いの外から剣撃を繰り出す。
刑部クロオ:こちらに剣があり、相手は拳を使う。リーチの優位を最大限に生かす。
GM:ドロマースはじりじりと後退する。間合いを離せば余計に不利になるとわかっていても、踏み込みの機会をことごとく潰されている。
ドロマース:「いいや、これは経験談だ。……そういうお前も素人ではないな。その動き」
ドロマース:「本物の戦場を知っていると見える」
刑部クロオ:「……俺はただの一生徒だ。」
ドロマース:「フッ、とぼけるか。構わんが」
GM:ドロマースが右の拳を握りこむ。ゆらり、とそこに危険な圧力が満ちる。
刑部クロオ:「………。」さらに間合いを離す。瞬息の足捌き。隼の翼が開かれる。
刑部クロオ:”不鳴足”
GM:ドロマースの打ち下ろした右拳が、一瞬前まで刑部クロオの居た地を破砕する。
GM:地面が陥没し、拳圧でびりびりと空気が震えた。
刑部クロオ:獲物の防衛反応には敏感に。深追いは避ける。故に隼は幾多の危機を乗り越えた。
刑部クロオ:「力試しに乗る気はない。」
刑部クロオ:「地面相手に一生やってろ。」
ドロマース:「く、くくっ。ふふふふ」
ドロマース:「十分だ……まだ三割といったところか。この仮面、じきにもっと馴染むだろう」
刑部クロオ:「……ディオゲネスクラブか。また面倒ごと起こしやがって。」
ドロマース:「許せないか?」
刑部クロオ:「面倒なだけだ。」
ドロマース:「正直だな。しかし、面倒はまだ続くぞ」
GM:ドロマースはくるりと踵を返し、背中を向けて歩き出す。
刑部クロオ:「……。」追い討ちはしない。追い討てば手痛い反撃があるのを、経験から察している。
刑部クロオ:「何を狙ってやがる。」
ドロマース:「お前が番長ならば、近いうち再び会う事になるだろう……その時には分かるかもな」
GM:ドロマースが言うと、先ほど陥没した地面がもう一度爆ぜ、一際大きく陥没した。
GM:後を追って踏み込めばその破壊に巻き込まれていただろう。
刑部クロオ:爆発で巻き上げられた土煙、”ドロマース”がいたであろう場所を見てため息を吐く。
GM:もはやドロマースの姿は跡形もない。
刑部クロオ:「……面倒だな、番長ってのは。」
刑部クロオ:コートに付いた土を払いつつ、こちらも踵を返す。
GM:ではシーンをカットします。シナリオロイスはドロマースですが、いかがいたしましょう
刑部クロオ:推奨通り取りましょう。興味/〇敵対心!これで。
GM:ラジャー!
GM:◆ミドルシーン1◆登場PC…全員登場
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:40->42)
高村純一:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 2[2]+39 → 41
エリーゼ高原:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 9[9]+42 → 51
三ツ辻リク:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 9[9]+43 → 52
高村純一:燃費吉田になった
三ツ辻リク:グゥーッ
GM:エリーゼ先輩が飛ばし気味ですが
GM:ディフェンダーの三ツ辻君の方が深刻だなw
GM:オーヴァードアカデミア 高等部校庭。
GM:初代総番長・不死武士の招集により、この場に番長連のメンバーが集められていた。
GM:パトロールに出ている面々を除いてではあるが、それでも相当な人数である。
GM:肝心の不死がまだ到着していないため、辺りはザワついている。
真北登:「初代総番長ってどんな人かな……き、緊張してきた」
馬面番長:「ヒヒーン」
泥酔番長:「うへへ、こんだけ揃うとお祭りみたいだねえ!こりゃ酒がすすむぜー」
高井スカイ:「OB歓迎とかマジ面倒、フリースタイル始めんぞー」
GM:ズゥン……
三ツ辻リク:諜報番長「ひ、ヒヒ、伝説の英雄番長……直に拝めるとは耳寄りな情報ですよォ……」
エリーゼ高原:「…そろそろお出ましみたいよ?」
刑部クロオ:「サイファー始めるな草食うなおつまみ出すな!」
高村純一:「うぅむ、いつ見ても愉快な集団だ」
刑部クロオ:「愉快すぎて泣けてくる。」
エリーゼ高原:「まあ、愉快なだけなら害は無いのだけど…番長、というだけで同じ括りにされるのは、ね…」
エリーゼ高原:多彩と言えばこれ以上なく多彩な面々を見て、苦笑いに近い笑み。
三ツ辻リク:「いやいや、あれで皆中々に頼れる番長たちじゃぞ。まあ、こうして揃ってみると中々に圧倒されるが、の!」
高村純一:「私は笑いすぎて涙が出てきそうだ」仏頂面だ。本人は笑っているつもりかもしれない。
GM:ズゥン……ズゥン……圧倒的な番長圧が近づいてくる!
無道ささき:「み、みんな静かにー!」
GM:巨大な番長旗を持ってプルプル震えながらささきが呼びかける。
高村純一:「ムッこの番長圧は……!」”七色の直感”による番長圧の高まりを感じる。
エリーゼ高原:「まあ、そんなことを気にしていたら、番長として…いえ、この学園の学生としては苦労するわよ、刑部くん」
エリーゼ高原:そう刑部くんに告げて、足音が聞こえてくる方向を見る。その途中、ちらりとささきに視線をやってから。
三ツ辻リク:「……と、どうやら本命のお出ましのようじゃぞ」額に汗が流れる。巨大な番長圧の威が魂が反応しているのだ!
GM:姿を現した不死が演説台に登壇する。
刑部クロオ:「この学園の特殊さはだいぶ身に染みてきたはずなんだがな…。」と返して壇上を見る
GM:傍らに控えているのは十文字悠。三ツ辻君に気が付くと、軽く手を上げて挨拶を送ってくるぞ。
三ツ辻リク:「お、十文字センパイじゃ。やっぱOB客だったんじゃな」手を振って挨拶を返すよ
不死武士:「……私が初代総番長、不死武士だ!」
GM:マイクを使わずとも校庭の端まで届く大声!
不死武士:「私が今回このアカデミアにやってきた理由は一つ。噂に聞く番長連の凋落を憂えてのこと!」
三ツ辻リク:「……ッ」ビリビリとした声に圧される
高村純一:(声がでかい)
不死武士:「全て聞いている。学園抗争などという、一大事件も発生したそうだな!」
エリーゼ高原:「声だけで"圧"を感じさせるなんて…流石初代、といったところかしら」
GM:不死が居並ぶ番長たちを指さす。
不死武士:「お前達の生ぬるい番長観が、度重なるアカデミアの危機を招いていると言っても過言ではないッ!」
三ツ辻リク:「……耳が早いのォ。凋落、が実際どうかはともかく、島の外でこうも情報を集めとるとは」
刑部クロオ:「………。」目を細め、腕を組む。
エリーゼ高原:「そのくらい大きな事件だった、ということね。…実際、丸く収まったのは奇蹟のようなものだわ」
エリーゼ高原:「…もちろん、当事者たちの努力があったことは前提で、ね」
三ツ辻リク:「しかし、じゃ」文句がないわけではないが、まず聞いている>生ぬるい番長観
十文字悠:(やれやれ、というように肩をすくめる)
不死武士:「不甲斐ないお前たちの性根を鍛え直すため、私は番奪戦の制度を復活させることにした。既にカウンシルとも話を付けている」
高村純一:「”番奪戦”! やはりか……!」メガネをくいっ。
刑部クロオ:「………番奪戦?なんだそりゃ。」
高村純一:「当事者の口から聞いたほうが良かろう。俺の情報は文献や伝聞に過ぎないからな」
三ツ辻リク:「……そりゃ、な」自分も高原さんもその中心にいたわけじゃないが、その様子は当事者の一人としてよく知っている>努力
十文字悠:「あー、OBの十文字だ。不死の言葉が足りないんで補足する」
エリーゼ高原:「…そうね。あの人たちの語ること、何もかもが私たちの知識の外よ。悔しいけれど、初代の重みは伊達ではないわ」
十文字悠:「番奪戦ってのは、過去アカデミアに存在した制度の一つ」
三ツ辻リク:「知っとるのか高村!会計監査委員長!」
十文字悠:「番長同士が戦い、負けた者は番長としての資格を剥奪される……って対決のルールだな」
高村純一:「いかにも、今の話その通りの内容が文献に残っていた。恐ろしいしきたりだ」
GM:集められた番長たちがどよめく
三ツ辻リク:「それが、番奪戦……暮らしに鍛練と緊張感を要求する制度じゃな。それを復活じゃと……?」
GM:そして気が付けば校庭の端に、横一列になって逆光を背負っている不気味な集団……!
不死武士:「番長連OBの中から選りすぐりの猛者を集めた。貴様らが真に、番長に相応しい実力を持つならば」
不死武士:「彼らとの番奪戦に勝利し、証明してみせるがいい!」
三ツ辻リク:「……なるほどそういうことかい」
エリーゼ高原:「…ええ。番長同士で寝食の暇もなく相争え、と言われるより、よほど分かりやすいわね」
三ツ辻リク:「OB殿!ちょいとよろしいかの!」挙手!
不死武士:「発言を許可する」
三ツ辻リク:「どーも。雷鳴番長呼ばれとります、三ツ辻リクです」
三ツ辻リク:「OB殿……不死先輩はさっきカウンシルと話はつけ取る仰りましたが……総番長はなんち言うとります?」
不死武士:「総番長?……ああ、無道のことか」
三ツ辻リク:「確かに不死先輩は偉大なOBですが……今のわしらの頭は総番長じゃ。その上を素通りでこの事態は」
三ツ辻リク:「ちと納得行かんもんがありますわ」
三ツ辻リク:まっすぐ、不死を見て言う!
不死武士:「だ、そうだ。無道」
無道ささき:「三ツ辻……!」感激しながら旗を持ってプルプルしている
不死武士:「というわけで、お前からも指令を出すがいい」
無道ささき:「みんな番奪戦がんばれ!」
三ツ辻リク:「何じゃと……?」
三ツ辻リク:「んなっ……!」
不死武士:「結局同じことだ。時間の無駄だったな」
三ツ辻リク:「こ、この……押しきられよった総番長!ええい、了解、わかりましたわ……!!」不承不承、着席。引かざるを得ない!
刑部クロオ:「ああ、時間の無駄だな。」腕を組んだまま声を上げる「番奪戦なんて。」
不死武士:「ほう?」
不死武士:「私の決定が無駄だと?」
三ツ辻リク:「これは……判りやすいかもしれんが、思ったより難事じゃぞ……!」席に着き、言葉をもらす>よほど分かりやすいわね
刑部クロオ:「俺たちにはディオゲネスクラブという明確な脅威が存在している。」
刑部クロオ:「先日も仮面が俺の前に現れた。」
刑部クロオ:「この問題を先送りにしてあんたらの遊びに付き合っているヒマはないと言っているんだ、先輩方。」
不死武士:「遊びときたか。では聞くが、お前はなぜその仮面を取り逃がした?」
刑部クロオ:「正す必要があるならもちろんそうするべきだ。だが今じゃない。」
刑部クロオ:「単独で仮面と本格的に戦闘する危険を避けたからだ。」
刑部クロオ:「俺の任務は哨戒で殲滅ではなかった。」
刑部クロオ:「力不足と言われれば否定はしないがな…。」
不死武士:「フン。今ではない……ならば、いつか?」
不死武士:「問題から解放される時間など、番長連に存在しない」
不死武士:「故に、今なのだ。直ちに、行わねばならん」
刑部クロオ:「………ああ、そうかい。」
刑部クロオ:決めたことは貫き通す性格だな、とその目を見て察しつつ
刑部クロオ:「あんたは戦士としては一流だな……。」
刑部クロオ:口を閉ざして、それ以上の反論を止める。
エリーゼ高原:「…だ、そうだけれど」
エリーゼ高原:議論が納まるのを待ってから、旗を掲げ続けるささきに、もう一度視線を向けて。
エリーゼ高原:「三ツ辻くんの問いかけの繰り返しになるけれど…聞かせて頂戴、ささき」
エリーゼ高原:「あなたは、それで、いいのね?」
エリーゼ高原:至極、単純な問いかけ。
無道ささき:「うっ、うう……」
無道ささき:「エリーゼ。不満に思うかもしれないけど……不死先輩は凄く立派な人なんだ」
無道ささき:「先代の総番長からも、何度も繰り返しその伝説を聞かされた」
エリーゼ高原:「ええ。番長として、これ以上なく大きな人だ、というのは私も感じるわ」
不死武士:「……」
無道ささき:「あたしは、信じてみたいぞ。この重い旗を持つのも、番奪戦にも、きっとちゃんと意味がある……」
無道ささき:「そうでしょう! 初代総番長……!」
不死武士:「無論……その通りだ」
エリーゼ高原:「…そう。分かりました。ええ、あなたがそう言うのなら」
三ツ辻リク:「むう……」歯がゆい顔でささきを見つつ
エリーゼ高原:「私は、そんなあなたを信じるわ、ささき」
エリーゼ高原:不敵、ともとれる薄い笑みを浮かべて、そう言い切る。
無道ささき:「エリーゼ……!」脂汗を浮かべながらも笑ってみせる。
高村純一:「では私からもひとつ。会計監査委員長番長、高村純一です」ピッと手をあげる
不死武士:「クッ……その番長名を耳にするだけで頭がおかしくなりそうだが」
不死武士:「何だ。言ってみろ」
高村純一:「単純な確認です。おそらく、この場の全員が気になっていることでしょう」
不死武士:「……?」
高村純一:「あちらの集団だけでなく」ちらりと目をやる。「あなた方二人も番奪戦に参加すると考えてよろしいでしょうか」
不死武士:「いや……」少し口籠る。
高村純一:「ああいや、そうか。よしんば勝ったとして、今から復学するわけにも行かないのか……胸を借りる機会だと思ったのですが」
十文字悠:「すまないが、色々手続きとかがあってね。俺たちは直接番奪戦には臨めない」
不死武士:「……そういう事だ」
高村純一:「ご回答ありがとうございます」
高村純一:(ならば結局、やることは通常業務とそう変わらんか。戦って勝てばよし)
不死武士:「質問は以上だな? いつ番奪戦を挑まれてもいいよう、各自準備をしておくことだ」
GM:気が付けば、校庭の端に並んでいた集団は居なくなっている。
三ツ辻リク:「ちっ、おかしなことになったのォ……」
刑部クロオ:「…………。」ざわつく番長連の面々を見て、ため息を吐く。
エリーゼ高原:「…その言い方だと、寝食の暇なく…とまでいかないにしても、しばらくは緊張感のある毎日になりそうね」
刑部クロオ:「面倒なことになった……。」
三ツ辻リク:「あの不死先輩ちうOBの姿勢はもうそんなモンだとして……あんたはそれでいいんか十文字先輩よ……」ぼそり
三ツ辻リク:これから始まる番奪戦に、どんよりとした気持ちだ! 後は特にないです!
高村純一:「であれば滞在場所には気を付けたほうがよさそうだな。暗黒呪殺アイドル部のチケット商法問題については櫻井に一任し、しばらくは番長連の厄介になるか」
エリーゼ高原:「…高村くん。委員会の仕事に、あまり口出しはしたくないのだけど」
高村純一:「む」
刑部クロオ:「………お前、番長連に来たいだけじゃねえのか?」高村のスペースになりつつある番長連の休憩室の一角を思い出しつつ
エリーゼ高原:「予算を降ろす部、もう少し厳選しても良いのではなくて?」
エリーゼ高原:いいぞもっとやれ、と言っているような声色で。
高村純一:「なにを言う。胡乱な部活動で予算を使わずして、どこで使うというのだ」
三ツ辻リク:「そりゃあヌシ、ちゃんとした部活の設備の充実とか遠征費用とか……ああーそうか」
高村純一:「それにだ、刑部。私は気を抜くと一人で働きすぎるタイプでな。あえてサボらねばいかんのだ」
三ツ辻リク:「この学校、そんな普通の予算の使い道、とかないしのォ……設備も旅費も意味ないわい……!」
刑部クロオ:「普通に自分の部屋で休めよ…寝込みを襲われるわけでもねえし…。」
エリーゼ高原:「理のあるような無いような…けれど、そういうところも含めて、この学園らしさかしらね」
高村純一:「そういうわけで、減額されるくらいならさっぱり使い切ってしまったほうがよいのだな。しかし今回は」
高村純一:「まさしく寝込みを襲われるかもしれんというわけだ。さて、番奪戦の被害総額はいかほどか……」
エリーゼ高原:「それじゃあ、ひとまずは…各々気を付けましょう、といったところかしら。…ああ、それと」
エリーゼ高原:「番長同士で協力するな、という話は無かったわね。なら…お互い、頼り頼られ、というのも悪くないんじゃないかしら」
三ツ辻リク:「イエス。そうじゃなァ……」気を取り直して、サメのような笑み
高村純一:「なるほど合理的だ。ではさっそくSSランクに頼るとしよう。助けてくれ、高原」
刑部クロオ:「はえーよ。まだ襲われてねーだろ。」
エリーゼ高原:「素直なのは良いことよ。けれど、少しくらい足掻いてみなさいな、高村くん。…ええ、そうね」
刑部クロオ:「あとお前普通に戦えるだろ。」
高村純一:「くく、それもそうか」
エリーゼ高原:「あなたが勝負を挑まれて、ピンチに陥って。そこにたまたま私が通りがかったなら、助太刀してあげてもいいわ」
エリーゼ高原:そうならないのが一番ですけど、と。目を細めて笑いながら。
三ツ辻リク:「そうじゃぞ。折角偉大なるOB殿が現役番長のわしらの手腕をご所望しとる所じゃ。より効果的にそれを見せられる機会があったなら」
三ツ辻リク:「むしろ披露せずにはいられんわい。……ま、相手の出方次第じゃが。相手の出方次第じゃがの!!」
三ツ辻リク:「カッカッカ、ちっとは楽しみにもなって来たの!」落としどころを見つけて、気分も上向きになってきたようだ!
刑部クロオ:「……ま、呼ばれれば行くさ。尤も、あんたにゃ助力なんて必要ないと思うが…。」
刑部クロオ:エリーゼさんに
刑部クロオ:「それまではいつも通り、自由に過ごさせてもらおう。」コートを翻しつつ校庭を去る
エリーゼ高原:「…これでも私、か弱い乙女なのだけど」
エリーゼ高原:少し不満そうに、そう呟いて。風に翻るコートの背中を見送る。
高村純一:「それはいい。世にはか弱い女性が多いものだ」
GM:では、シーンをカットします。ロイス調整と調達が可能です
高村純一:調達! スペリオルミックスに行きます。
GM:PC間ロイスは取れたら取ってね。高村君→三ツ辻君→エリーゼさん→クロオ君→高村君だな
エリーゼ高原:ではPC間ロイスとして、クロオくんに「■好奇心/憐憫」、で。
刑部クロオ:高村くんにロイス取ろう。連帯感/〇憤懣
高村純一:コネ手配師を使用。
高村純一:4dx+9>=15
DoubleCross : (4R10+9[10]>=15) → 10[1,2,8,10]+5[5]+9 → 24 → 成功
刑部クロオ:そして調達はスペリオルミックス
三ツ辻リク:了解です。エリーゼさんに取ろう。〇連帯感/欺瞞 で
刑部クロオ:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 8[2,8]+4 → 12 → 失敗
刑部クロオ:グワー!以上です!
高村純一:ラッキ~。三ツ辻くんに進呈!
エリーゼ高原:スペリオルミックスをこっちも狙う!
三ツ辻リク:(「か弱い……か弱い、のォ……」)みたいな感じ!
エリーゼ高原:1dx+1>=15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 5[5]+1 → 6 → 失敗
エリーゼ高原:アッハイ無理でした。
GM:ロイス諸々了解!
GM:スペミクはなかなか難しいよねぇ
三ツ辻リク:ヤッタースペリオルミックス!ありがとうございます!
三ツ辻リク:じゃあ僕も一応狙っておこう。欲しい人は多い……!
GM:調達の固定値9って何だ高村君…
三ツ辻リク:1dx+2>=15
DoubleCross : (1R10+2[10]>=15) → 6[6]+2 → 8 → 失敗
三ツ辻リク:ダメでした!!
高村純一:そして三ツ辻くんにロイス! 〇友情/脅威
高村純一:アイテム買えないと攻撃が弱いから……
エリーゼ高原:今回は以上で!
高村純一:これで以上となります!
GM:おk!
GM:ではシーンをかっとしますよー
三ツ辻リク:了解!
GM:◆ミドルシーン1 END◆
GM:◆マスターシーン◆登場PC…PC登場不可
GM:初代総番長・不死武士が宣言した番奪戦制度の再開。
GM:その瞬間から、学園のあちこちで容赦ない戦いが始まったのだった!
GM:【番 奪 戦】"フリースタイル番長" vs 元"ディスの極み番長"
高井スカイ:「OBなんかはお呼びじゃねえぜ 俺が学園島で一番、ナンバーワン」
高井スカイ:「ラップの上手さ担当 フリースタイル番長 今ここに参上!」
石弓琢磨:「俺は手練れでお前はヘタレ 早速スキルの差が出たねえ!」
石弓琢磨:「こーんな小さな島でナンバーワンって何の自慢になるんですかぁあああ????」
高井スカイ:「グ、グアアーッ!」
GM:強烈なDis……高井スカイが文字通り高く空へ吹き飛ばされる……!
GM:【番 奪 戦】"闇医者番長" vs 元"重病番長"
山岩木甘楽:「くくく。貴様程度の腕で、この俺を癒せるかな?」
ジャック・黒岩:「患者に治ろうという努力の気持ちがあってこそ、医者の治療は効き目があるのだ」
ジャック・黒岩:「それを思い知らせてやろう……!」
GM:手術台上の元”重病番長”にメスをふるうジャック・黒岩!
GM:【番 奪 戦】"餓狼番長" vs 元"どすこい番長"
真北登:「待って!」
真北登:「なんで僕の相手がどすこい番長なの! これ絶対"四股番長"と対応してるよね!?」
本田電車道:「どすこいーっ!男ならつべこべ言わずにかかってこんかい!」
GM:どすこい番長はがぶり寄りで餓狼番長を土俵外に押し出しにかかる!
真北登:「な、納得いかない……うわああああーっ!」
GM:【番 奪 戦】"猛犬番長" vs 元"猫又番長"
栗丸キノ:「うっふふふふ。私好みの元気のいい男の子……」
片山樋一:「あっやった自称外れてるじゃん!よっしゃ!」
GM:ワイシャツ一枚の艶めかしい猫耳女性が舌なめずりしながら猛犬番長を見据える!
片山樋一:「えっ何この人……!マジで耳生えてんの……?」
片山樋一:「耳4つある……?」
栗丸キノ:「見るところ、そこ?……びっくりだわ」
片山樋一:「いやそれより下はちょっと見づらいと言いますか……!」
栗丸キノ:「うっふふふ。見づらいのならばこうしてあげる」
GM:栗丸キノの姿が消える!攻撃時に隠密状態になるタイプのアタッカーなのだ!
片山樋一:「マジかそういうタイプかよ畜生……!」不完全に拳だけを消す。
片山樋一:「いや畜生ってのは見逃したことではなく……」
GM:なんかごちゃごちゃ言ってる片山君に不可視の猫パンチが容赦なく襲い掛かる……!
片山樋一:「ぐへーっ」
GM:◆マスターシーン おしまい◆
GM:◆ミドルシーン2◆登場PC…エリーゼ高原、刑部クロオ
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:42->47)
エリーゼ高原:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 2[2]+51 → 53
エリーゼ高原:よし低燃費。
GM:あちこちで番奪戦が行われ、何名かの番長は既にその資格をはく奪されている……という話は、君たちの耳にも入っている。
GM:しかし、それはそれとして番長連の一員として見回りも行わなくてはならない。
GM:校舎内の生徒が君たちを見る目も、心なしか同情的だ……
エリーゼ高原:「怖がられるのには慣れていても、こういう扱いには慣れていない…といったところかしら、刑部くんは」
刑部クロオ:「……そんなところだ。」
刑部クロオ:「あれから仮面の動きもないのは幸いだが…余計なマネをしてくれる。」
エリーゼ高原:「こちらの事情を斟酌してくれている、ということもないでしょうしね。…身内と外敵、両方気にしなければならない、というのは、そうね」
エリーゼ高原:「面倒だわ」
エリーゼ高原:心底面倒くさい。そんな、わざとらしい声色で。
刑部クロオ:「……ああ、面倒だ。」こちらは本心からの呟きだ
GM:その時! 廊下の向こうから、明らかに番長圧を持つ二人の人間がこちらへ歩いてくる。
元・絶滅番長:「ハァアアア……」
元・絶滅番長:「殲滅番長ってのはお前かァアアア?」
GM:チェーンソーを肩に担いだ凶相の女性!
エリーゼ高原:「…ええ、ええ。残念ながら、その通りよ。自分から名乗るのは勘弁したいのだけど、いいかしら」
元・絶滅番長:「どっちでも構わねェエエエ……アタシは元・絶滅番長」
元・絶滅番長:「番奪戦、受けてもらうぜェエエエ……!」
エリーゼ高原:「いいわ、その挑戦、受けましょう。…そちらは頼んだわね、刑部くん」
元・定住番長:「ふむ。君……風来番長のお相手が私、元・定住番長というわけだ」
刑部クロオ:「………他の奴の噂も聞いてるが、」
刑部クロオ:「なんでこう、ちょうどおあつらえ向きなOBが現れるんだ…。」
刑部クロオ:「あと定住ってなんだ。会計監査委員長のこと言えねえだろ。」
元・定住番長:「おや、定住を馬鹿にするのかね?」
刑部クロオ:「馬鹿にしてねえが番長の前置詞として適さねえだろ!」
元・定住番長:「ま、そう思うのも無理はない。ならばさっそくお見せしようか……我が定住の力を」
GM:【番 奪 戦】
"殲滅番長" vs 元"絶滅番長"
"風来番長" vs 元"定住番長"
GM:番奪戦はどの能力値で勝負しても構いません。ただし、相手は全く同じ能力値で判定をします
刑部クロオ:能力値!
GM:なのでエフェクトは使わない方が得!
エリーゼ高原:ほう…!
GM:あとは演出のしやすい能力で戦うがいいぞ!
GM:行動値的にエリーゼさんからかな
エリーゼ高原:この判定、対決であるなら、リアクション側はどちらでしょう。(つまり、同値有利で勝利になる方)
GM:対決を挑まれた側と考えて、PC側勝利とします
GM:(同値の場合)
エリーゼ高原:はーい。あと、エフェクト使わない方が得ってのは「エフェクト使う使わないに関わらず、相手はPCと同じ数のダイス振るよ」ってことでしょうか。
GM:そうです!
エリーゼ高原:理解!
エリーゼ高原:では射撃判定を行います。が、この場合、使う武器だけでもエフェクトで作った方がいいでしょうか。
GM:んー、そうですね。そこはお願いしたく。
エリーゼ高原:了解!ではセットアップ扱いで、《光の銃》で射撃武器を作ったとして。(侵蝕+2)
エリーゼ高原:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[5,6,7,10,10,10]+5[5,5,5]+4 → 19
エリーゼ高原:達成値19で。
元・絶滅番長:ではこちらも同値で判定
元・絶滅番長:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 8[1,1,2,3,5,8]+4 → 12
GM:負けた!
エリーゼ高原:やったー!
GM:演出をどうぞ!
エリーゼ高原:演出は全判定が終わってからでよいでしょうか!
エリーゼ高原:あ、では!
エリーゼ高原:「…勝負を受けるとはいえ、その得物で傷付けられるのは嫌ね。ですから、ええ」
エリーゼ高原:掌を上に向けると、そこにいくつか、淡い光を放つ球体が出現する。
エリーゼ高原:「いつも通り、私のやり方を貫くとしましょう」
エリーゼ高原:掌を目の前に。球体に、ふっ…と息を吹きかけると。
エリーゼ高原:球体が元・絶滅番長へ飛来。その途中、球体は形を変え、光の剣、槍、斧etc...多数の武具となる。
元・絶滅番長:「くっ……チェーンソービーム!」
元・絶滅番長:慌ててチェーンソーから光線を放つが、一手遅い!
エリーゼ高原:「…斬るものじゃなかったのね、それ」
エリーゼ高原:半眼でそう呟くのと同時。ビームを切り払うように突き進んだ光の武具が、元・絶滅番長に着弾。
元・絶滅番長:「グアアアアア!」
GM:勝者……”殲滅番長” エリーゼ高原!
GM:そしてもう一方の勝負は!
刑部クロオ:では両手剣で白兵判定します。
刑部クロオ:4dx 白兵
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[2,2,2,6] → 6
刑部クロオ:お、お前…
元・定住番長:こちらも白兵判定!
元・定住番長:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,6,8,10]+10[10]+2[2] → 22
刑部クロオ:強すぎる
GM:残念!ともかく攻撃の演出をするといい!
刑部クロオ:「やりにくいな、ここじゃ…」
刑部クロオ:狭い校舎内。足捌きが命のクロオには厳しい地形。だが、やりようはある。
刑部クロオ:”不鳴足”
刑部クロオ:廊下内をピンボールのように跳ねながら相手の目を攪乱する。
刑部クロオ:そして急速に接近。隼の爪が迫る。
元・定住番長:「……ふむ」
元・定住番長:落ち着き払い、回避する素振りすら見せない。
刑部クロオ:”牙降”
刑部クロオ:上段!直上から木刀を振り下ろす!
GM:バギン!
GM:巨大な壁に激突したような衝撃。木刀が弾かれる!
刑部クロオ:「……!」
元・定住番長:「私が定住の地と決めたならば……何者にも、それを乱すことはできないのだよ。そして」
元・定住番長:「不法侵入者は排除される!」
GM:元・定住番長の掌底が刑部クロオを弾き飛ばす!
刑部クロオ:「ぐあっ……!」吹き飛ばされ廊下を転がる!
GM:勝者……”元・定住番長”!
刑部クロオ:「……未熟か、衰えか。」
刑部クロオ:「あんたの領域に迂闊に踏み込んだ俺の失策だったな。」
元・定住番長:「鋭い一撃ではあったがね。残念だが、君は一般生徒に戻りたまえ」
刑部クロオ:「………元々一般生徒だったんだがな。」
刑部クロオ:頭を掻きながら立ち上がる
GM:元・定住番長は元・絶滅番長に肩を貸して去っていく。
刑部クロオ:そして戦いを終えたエリーゼさんに目を向ける
エリーゼ高原:「…肩の荷が降りて清々した…」
エリーゼ高原:「…という風に見えないのは、私の気のせいかしらね、刑部くん」
刑部クロオ:「やっぱり俺の助けなんていらないどころか、逆に俺が足引っ張っちまったな。」
刑部クロオ:「いいや、番長の事はいいのさ。やり残しがあるのが嫌なだけだ。」
刑部クロオ:「少なくとも俺が自分で見つけた仮面の一件が片付くまでは肩入れする。」
エリーゼ高原:「私は私、貴方は貴方よ。…ええ、そうね。やり残したことがあって、貴方がそれをやり遂げたいと思うのなら」
エリーゼ高原:「貴方が納得いくよう、終わらせるべきだわ。その結果、また何か掴み取ることもあるでしょうから」
エリーゼ高原:「…勿論、手伝いはさせてもらうわよ。番長のひとりとして。貴方の先輩として。そして」
刑部クロオ:「お気遣い感謝するよ。…これで番長じゃなくなっちまったが、仮面を見かけたら呼んでくれ。」
エリーゼ高原:「貴方のお友達として、ね」
エリーゼ高原:ウィンクをひとつ。仮面については、ええ、と小さく頷いて。
刑部クロオ:「番奪戦で襲われない分動きやすくもあろうからな。」
刑部クロオ:コートに付いた埃を払う
刑部クロオ:「友達として、か。」
刑部クロオ:「ああ、何かあったら頼らせてもらうぜ。」
刑部クロオ:口の端に付いた血を拭いつつ、エリーゼさんの隣へ。まだパトロールは終わっていないのだ。
エリーゼ高原:「ん、よろしい。それじゃあ…」
刑部クロオ:「……ちっ、容赦ねえな。あの腕ならもっとふさわしいコードもあったろうに。」
エリーゼ高原:「行きましょう、刑部くん。…道すがら、さっきの一瞬の攻防のこと、詳しく教えてもらえると嬉しいわね」
エリーゼ高原:足取りは軽く。後輩を先導するように、半歩先をゆっくりと進んでゆく。
刑部クロオ:「……教えるというか、俺が教わる側になりそうだな。」
刑部クロオ:それに続く
GM:シーンをカットします。ロイス調整、調達も可能
刑部クロオ:ロイス保留!調達はスペリオル!
刑部クロオ:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 9[1,9]+4 → 13 → 失敗
エリーゼ高原:スペリオルを狙う!
刑部クロオ:うわー!以上!
エリーゼ高原:1dx+1>=15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 6[6]+1 → 7 → 失敗
エリーゼ高原:だ、駄目だ!以上で!
GM:スペリオルの壁…!
GM:◆ミドルシーン2 END◆
GM:◆ミドルシーン3◆登場PC…高村純一、三ツ辻リク
三ツ辻リク:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 1[1]+52 → 53
高村純一:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 7[7]+41 → 48
三ツ辻リク:1!
GM:抑えたねえー
三ツ辻リク:今のうち、更に今後に備えてスペリオルミックスを使っておこう!だ、大丈夫ですか……?
GM:いいよぉ
三ツ辻リク:あざます!では以後侵蝕判定はマイナス1だ
GM:エリーゼ高原・刑部クロオが番奪戦に臨んでいたのと同時刻……
GM:高村純一、三ツ辻リクの二人は見回りのためにグラウンド近くを歩いていた。
三ツ辻リク:「やれやれ、にわかに騒がしくなってきたのぉ」ぼやきながらもグラウンドを見回っている。高村くんも一緒だ
三ツ辻リク:スペリオルミックス相当の侵蝕率抑制エネパックを首から注入しつつ
高村純一:「む、砂埃が入ったりしたらまずいのではないか」
三ツ辻リク:「そこはほれ、心配いらんよ。これでもモノが新しいからの!普通にジュース感覚よ」
高村純一:「そうか。ジュースなら問題あるまい」
三ツ辻リク:「これでもう少し味がしたら最高じゃな」ぐしゃりと空パックをつぶししまう
三ツ辻リク:「おう。サンキューじゃな、ぬしの奢り。……それはそれとして、じゃ」
高村純一:「次購買部にあったとき陳情するとしよう。”首から注入しても味がするよう改良するように”」
高村純一:「?」
三ツ辻リク:「はは、お手柔らかにの。……また番奪戦でやられた奴が出たらしいの」
三ツ辻リク:「高井。奴のフリースタイルの腕は相当じゃった。わしが聞いても何言っとるのかまるで分からん始末じゃ」
三ツ辻リク:「奴までがやられるとは……」
高村純一:「それは……腕が悪いのでは?」
高村純一:「ともかく、我々は劣勢のようだな。高原と刑部なら心配はないだろうが」
三ツ辻リク:「……。……そう、なのか……?」気づいてはいけない所に気付いてしまった顏
高村純一:「我々も、気を引き締めて見回りをしたほうがよかろう」
三ツ辻リク:「お、おうそうじゃな。元番長ども、言うだけあって大概やりおるわい」
三ツ辻リク:「こりゃわしらの側から打って出る手も考えた方がいいかもの……」
三ツ辻リク:そんな事を考え、駄弁りながら見回りしている!
高村純一:「君から見てもか。彼らの実力も相当のもののようだな」
高村純一:見回っていますよ!
GM:では、熱心に見回りを続ける君たちの前に突如一陣の風が吹く。
GM:その風の後には……強大な番長圧を持つ二人の人物!
高村純一:「むっ、何奴!」
元・疾風番長:「あはははは!雷鳴番長っていうのは君?君?」
三ツ辻リク:「なるほど噂をすればお出ましのようじゃ」
三ツ辻リク:「わしじゃよ、わし。こっちの眼鏡じゃありゃせんぞ」
高村純一:「ふむ。元・番長のお歴々というわけか」頷く。「いかにも私は雷鳴番長ではない」
元・疾風番長:「おっと、失礼こっちか! ボクは元・疾風番長! 君に番奪戦を申し込むよ!」
三ツ辻リク:「わしをご指名ってことは主が相手か。どんなますらおが出て来るかと思っていたら……随分な色男じゃな!」
元・疾風番長:「あはははは! 君が言うかな? その顔で?」
元・脱税番長:「てことは、俺の相手はこっちの眼鏡君かあ」
三ツ辻リク:「カッカッカ、違いない!ま、それはそれよ」
元・脱税番長:「俺は元・脱税番長。ハイよろしくー」だるそうに首を回す。
高村純一:「そうなると、あなたが私と符合する元・番長か……脱税?」
三ツ辻リク:「脱ぜ……え、脱税?」
GM:サングラスをかけた、いかにも怪しげな男…元・脱税番長!
高村純一:「脱税はよくないな。島内の健全な経済が損なわれる。非常に良くない!」
三ツ辻リク:脇で聞いてたわしもびっくりだ
元・脱税番長:「いやいやマジ違うんだって。俺の脱税はほら、正義の脱税?的な?」
高村純一:「正義の脱税! そういうのもあるのか」
三ツ辻リク:「正義の脱税」
高村純一:「これは……私の見識が狭かったということだろうか?」
三ツ辻リク:「ないわ!耳を貸すんじゃあない会計監査委員長番長!!」
元・疾風番長:「あはははは!おしゃべりはこれくらいにして、始める?始める?」
高村純一:「なんと。脱税に加え虚偽の発言まで……なるほど、これは武力衝突するほかないな」
三ツ辻リク:「フゥー……まあ、あいつの不届きは取り得ず後にするとして」
三ツ辻リク:「始める?とはまた随分悠長じゃありゃせんか元・疾風番長」
三ツ辻リク:「番奪戦っちうのはどちらかが宣言した時から始まってるもんだとわしゃあ……思うっとったんじゃがの?」
三ツ辻リク:握った手をかざす。ひらく。ばらばらっ。そこから砕け零れ落ちたのは、元・疾風番長の耳飾りだ!
三ツ辻リク:いつでもいいぞ!
元・疾風番長:「おっ?いいねえそのノリ……血が騒ぐなあ!」
GM:【番 奪 戦】
"会計監査委員長番長" vs 元・"脱税番長"
"雷鳴番長" vs 元・"疾風番長"
高村純一:「雷鳴というのは疾風よりよほど素早いらしい。遅ればせながら、我々も始めるとしよう」
三ツ辻リク:では判定ですな!
元・脱税番長:「はははー。俺は秒間50発の脱税が可能な男。逃げるなら今の内だ、とか言ってみたり?」
GM:行動値敵に、判定は高村君からかな
高村純一:よっしゃー!
三ツ辻リク:あ、なるほど!そうだ……!
高村純一:では射撃で行きましょう。リニアキャノンを使っての判定です!
高村純一:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[1,5,8,9]+4 → 13
高村純一:いいかんじ!
元・脱税番長:ならばこちらも判定を。
元・脱税番長:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[2,2,3,10]+10[10]+10[10]+3[3]+4 → 37
高村純一:www
GM:勝った!
高村純一:相性が悪すぎた
高村純一:「秒間50発の脱税!? 莫迦な!」
高村純一:左手の指先からレーザーポインターを射出! 額・喉・心臓・両足の太ももに赤いマークがつく。
高村純一:「これは威嚇だ。そのイリーガルな行いを改めろ!」
元・脱税番長:「あーっ、OKOKわかった!俺が悪かったよ。秒間50ってのは嘘!」
GM:元・脱税番長が両手を上げてホールドアップ。
元・脱税番長:「いいとこに入れば、1発で十分なんだよなあ」
高村純一:「分かればいい。アカデミア県警に出頭し——」
高村純一:「なにっ」
GM:高村君の人差し指が突如爆裂する!
元・脱税番長:「このくらいは楽なもんだぜ。国税局の目を欺くよりはな」
高村純一:「ぐおっ!」吹き飛ぶ。
高村純一:「くっ……非合法行為には後手後手に対応するしかないというのか!」うずくまっています。
GM:勝者……”元・脱税番長”!
GM:次は三ツ辻君の番!
三ツ辻リク:了解!わしは技能は押しなべて低いから……やはりまだ望みがある、運転:二輪で判定しよう!肉体の5ダイス+2だ!
三ツ辻リク:振る!
三ツ辻リク:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[1,4,5,6,10]+7[7]+2 → 19
GM:お、いい値
三ツ辻リク:19!
元・疾風番長:ではこちらも判定!
元・疾風番長:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[3,3,5,6,10]+2[2]+2 → 14
GM:負けた!
三ツ辻リク:あぶねーっ!こやつもやはり強い!
三ツ辻リク:体内の……数えてみると僅かしかないが、歯車を起動する。自分の体を乗騎とするイメージだ。
三ツ辻リク:無駄を排す。一切廃する。わしは雷。一条の雷鳴……
三ツ辻リク:元・疾風番長「いいねえそのノリ……血が騒ぐなあ!」
三ツ辻リク:その言葉が終わるや否や。閃光と炸裂音が当たりに響く
三ツ辻リク:「……ッフゥー」元・疾風番長の背後に立つわし。勝負はもうついている
元・疾風番長:「えー……やだなあ、もっと遊びたかったんだけど」
元・疾風番長:全身を覆っていた風の防護壁がずたずたに裂け、その場に倒れる。
三ツ辻リク:「悪いのぉ。あんたは……長引かせちゃまずいタイプじゃ。ギアが入る前に終わらせなきゃいかん」
GM:勝者……”雷鳴番長”!
三ツ辻リク:「わしの体に「汗」ないが、冷や汗が流れる気分じゃ。この先手をモノにしなきゃ……もうわしにチャンスはのこっとらんかった」
三ツ辻リク:「さすがは元番長じゃ。学ばせてもらったわい……」
元・脱税番長:「あー、疾風ちゃん負けてやんの。だっさ」
元・脱税番長:そういいつつ、元・疾風番長を抱え上げる。
三ツ辻リク:礼! 「っと、高村!?」振り向くわしの目に、今しがた吹き飛ばされた高村くんの姿が!
高村純一:「ぐっ……私は負けたが、経済は負けん! いずれ貴様の脱税は明るみになるだろう……覚悟せよ!」ふらふらと立ち上がる
元・脱税番長:「ま、そんな感じで会計監査委員長の仕事に専念すりゃいいんじゃね?」
三ツ辻リク:「ちぃっ、脱税番長……やはり犯罪の名を冠するその号は伊達じゃないっちうことか!」
高村純一:「なにっ」
元・脱税番長:「番長としての君は死んだ?みたいな?」
高村純一:「そんな……死んでしまったのか、番長の俺は」
三ツ辻リク:「いちいち真に受けるなや高村」
元・脱税番長:「面白いやつだな。ちょっと残念だぜ。じゃあねー」
GM:元番長の二人は去っていく。
高村純一:「また嘘か! つく意味のない嘘はどうも判断がつかん」
高村純一:「クッ……取り逃がしたか。ただの会計監査委員長になってしまったな、これでは」
三ツ辻リク:「くそっ、待て元脱税番長!わしがそのまま帰すと……ぐっ」
高村純一:まだふらふらとしている。
三ツ辻リク:膝をつく。元疾風番長の先手を取るために負荷をかけ過ぎてしまった……!
三ツ辻リク:「畜生、わしは勝ったが、勝利って気分じゃあないぞ……!」
高村純一:「三ツ辻は辛くも勝利したようだな。流石だ。立てるか?」
高村純一:「……私もまだ、厳しい」横に尻もちを搗く。
三ツ辻リク:「……おう、何とかな。高村は大丈夫か。怪我は……いや、お互いつらい所じゃな、これは」
三ツ辻リク:「ま、ここに倒れとるわけにもいかん。一端もどるぞ」何とか立ち上がる
高村純一:「うむ。そうだな……私もこれで、番長職は結構気に入っている」
高村純一:「それに、脱税番長が復職しては番長連の沽券にかかわるだろう」座ったまま左手を差し出す。「すまんが手を貸してくれ」
三ツ辻リク:「はは、何じゃ案外骨があったんじゃな。番長職、会計監査委員長さまの遊びじゃなかったのか」
三ツ辻リク:「……おう。わし、ちょっとぬしのこと誤解しとったかもしれん。肩書はなくとも、その気概があれば……」
三ツ辻リク:「ぬしは十二分に番長じゃよ」がしっと手を握る
高村純一:「無論だ。会計監査委員会と番長は全く関係ないが、だからいいんじゃあないか」
高村純一:「助かる」しっかりと握り返して立ち上がる。「君の言うとおり、詰所に戻るとしよう。肩書があるものとないもの、それぞれ方針を立てねばな」
三ツ辻リク:「わしにはよく分からない理屈じゃが、何だかズンと来る説得力があるの。そうか、これが番長としての魂、かもしれんな」
三ツ辻リク:あの何を言っているか分らないフリースタイル番長も、その言葉には力があった。本気の言葉は人の心を振るわせるのだ——!
三ツ辻リク:「おう、やられっぱなしにはせんぞ!反撃じゃ!」
三ツ辻リク:力強く、詰所へと歩き出す! ぼくとしては以上です!
高村純一:「そうだな……いや、待て。今、君、私と高井の事を同一視していないか? 勘弁してくれないか」
高村純一:ついていくぞ。こちらも以上!
GM:オーケイ!では、シーンをカットします
GM:ロイス、調達あればどうぞ
高村純一:うーん、ロイスは保留
高村純一:もう一度スペリオルミックス! コネはなしで行ってみよう
高村純一:1dx+9
DoubleCross : (1R10+9[10]) → 6[6]+9 → 15
高村純一:ヤッターピッタリ!
GM:スッゲ
三ツ辻リク:高井くんにロイスを取ろう。感情は 連帯感/〇(若干の)疎外感 で!
三ツ辻リク:高井じゃない!!高村くんだ!!
GM:いいんですよ、高井スカイにロイスを取っても
高村純一:そういえばスペリオルミックスを取得したのは初めてなのですが、これって飲むタイミングとかありますか?
三ツ辻リク:調達は、高村くんスぺミックス取れたんで、UGNボディアーマーを狙う!
GM:私は買ってすぐ飲んでいいんじゃない派です
三ツ辻リク:ロイス枠は……有限なんじゃよ……!
高村純一:じゃあ飲みます! グビグビ!
三ツ辻リク:何、じゃと……?>買って即飲み
三ツ辻リク:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 3[3]+2 → 5
三ツ辻リク:5!失敗!
GM:そのへんはローカルルールかもね>即飲み
三ツ辻リク:なるほど、確かに……>ローカル あ、以上です!
GM:ではカットしまーす
GM:◆ミドルシーン3 END◆
GM:◆ミドルシーン4◆登場PC…高村純一(全員登場可)
刑部クロオ:では出ます
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:47->52)
高村純一:1d10-1+47
DoubleCross : (1D10-1+47) → 9[9]-1+47 → 55
高村純一:序盤の貯金がすっからかんだ
エリーゼ高原:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 6[6]+55 → 61
エリーゼ高原:やったぜボーナスだ!
GM:喜んでる…!
高村純一:あ、1間違えてたので56です
高村純一:48だった……
三ツ辻リク:判定はしておきましょう、様子を見つつ出る!
三ツ辻リク:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 3[3]+53 → 56
三ツ辻リク:1引いて55!
GM:現在情報収集できる項目は以下の三つ!
・不死武士 <情報:UGN><情報:アカデミア>6
・十文字悠 <情報:UGN><情報:アカデミア>7
・ドロマース <情報:アカデミア>7
エリーゼ高原:自分はコネ込みでダイス3つ、侵蝕ボーナスで更に+1個、技能と腕章で達成値+2となります。
高村純一:こちらはアカデミア限定でダイス三つ、固定値5です
刑部クロオ:UGN・アカデミアならダイス2つ、固定値1ですね
高村純一:ので、最後に構えて皆様の判定の推移を見守る感じで行きたい!
刑部クロオ:一番情報弱者っぽい僕がとりあえず不死さんの情報をやりましょう
エリーゼ高原:そんな感じでいけそうですね…!
三ツ辻リク:ぼくはアカデミアならコネ込みで3つ。固定値は技能2です
エリーゼ高原:では、こちらでドロマーズをいきましょうか。
エリーゼ高原:ス!
高村純一:クロオ君よろしくお願いします!
刑部クロオ:情報:アカデミアで判定します
エリーゼ高原:早速判定だ!
刑部クロオ:2dx+1>=6
DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 8[4,8]+1 → 9 → 成功
エリーゼ高原:4dx+2>=7
DoubleCross : (4R10+2[10]>=7) → 10[1,2,5,10]+7[7]+2 → 19 → 成功
刑部クロオ:やったぜ!成功!
エリーゼ高原:すっごいわかった。
GM:むむっ、お見事
三ツ辻リク:ならぼくはやはり十文字だぜ!アカデミア情報で振ろう
三ツ辻リク:3dx+2>=7
DoubleCross : (3R10+2[10]>=7) → 10[2,4,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
GM:何だ君たち
三ツ辻リク:20www
GM:どこが情報弱者だ!
高村純一:番長パワーだ
三ツ辻リク:これが番長の社会力じゃ!
エリーゼ高原:我々は社会性が高いので。
GM:おのれぇ…情報を吐き出さずには!いられない!
GM:・不死武士
オーヴァードアカデミア初代総番長。
在学中も数々の伝説を打ち立て、アカデミア卒業後はUGNロンドン支部のエージェントとして一線で活動中。
今回はカウンシルの要請を受け学園島にやってきた。
番奪戦には参加せず、学園島の山岳地帯にて何やら調査を行っている。
GM:・ドロマース
ディオゲネスクラブのメンバー。
番長連の人間相手に力試しと称して一方的に戦いを挑む。
刑部クロオと交戦するより前の目撃記録はなく、ごく最近仮面を身に着けたと思われる。
高速の左ジャブ、強力な右ストレートを得意とする。
GM:・十文字悠
オーヴァードアカデミア初代番長連メンバーの一人。
アカデミア卒業後はUGNロンドン支部でエージェントとして活動していたが、
しかし在学中に負った傷が徐々に悪化し、今はイリーガルとして不定期で活動中。
現在は右の拳が使い物にならないらしいが、高速の左ジャブは健在。
番奪戦には参加せず、学園島山岳地帯の登山道入り口付近で警備を行っている。
GM:→・学園島山岳地帯の噂<知識:学園島>6 <情報:アカデミア>9 が調査可能になりました
GM:以上!
高村純一:・学園島山岳地帯の噂<知識:学園島>6 <情報:アカデミア>9 をアカデミアで!
エリーゼ高原:秘密の匂いがするぜェーッ!
GM:やるがいいぜ!
三ツ辻リク:新しい情報項目だ。ククク、しかし社会力の高い我々は……まだ高村くんを残している!
高村純一:コネもコネコネ
刑部クロオ:がんばれー!
高村純一:3dx+5
DoubleCross : (3R10+5[10]) → 4[1,2,4]+5 → 9
GM:ギリギリいった!
高村純一:ピッタリ!
三ツ辻リク:あぶねーっ!だが成功!!
GM:では情報を開示しよう!
GM:・学園島山岳地帯の噂
はるか昔、この島には巨大な邪竜の形をした仮面が存在していた。
邪悪な意思を持つその仮面は、かつてこの島に存在した「番いの王」によって
島の山岳地帯へ封印されたという伝説が残っている。
邪竜の仮面は人間の肉体を強制的に乗っ取る力を持ち、
番の王ですらこの仮面を完全に封印することはできなかったらしい。
あまりに荒唐無稽な噂なので知っている生徒は少ない。
エリーゼ高原:番いの。
高村純一:番いの王
刑部クロオ:知られざる番長真実
三ツ辻リク:あわわわわわ・・・
GM:普段の君たちならば番長連の詰め所でミーティングを行うところだが
GM:今の状況で番長の資格を剥奪された者が詰め所に出入りするのは難しい。
GM:見つかれば、またぞろ不死の怒号が飛ぶことだろう。
GM:よって、話し合うには食堂の一画を利用することとなった。
高村純一:「ズズーッ!」 そば! しかめっ面で食べています。「美味」
刑部クロオ:食堂の日替わり定食を持ってきて、3人と同じテーブルに着く。
エリーゼ高原:「私たち4人で言えば2勝2敗。番長連全体で見たら…芳しくない、といった感じかしら」
刑部クロオ:鳥の照り焼きとサラダ、みそ汁にご飯というスタンダードな組み合わせだ。
エリーゼ高原:特に食べ物は摂らず、ほうじ茶を優雅に飲んでいる。
三ツ辻リク:「ま、なんじゃ。こうして番長だらけで食堂ってのも、中々なくって新鮮じゃな」
高村純一:「然り。元・脱税番長をはじめ、強力な元・番長たちが結集してるのだろう」
刑部クロオ:「確かに……。」食堂を見回すと番長号をはく奪され行き場を無くした番長たちがちらほらいる。
高井スカイ:「もうダメだぁ……」
三ツ辻リク:オレンジ、キウイ、グレープフルーツ、梅……『酸』に富んだフルーツのスムージーを啜っている。電力への分解に適した飲料だ
高井スカイ:「番長じゃなくなった俺なんてただのフリースタイル好きのイケメン高校生だ……」
GM:いじけて床に転がっている元・フリースタイル番長……実に哀れな姿だ。
刑部クロオ:「結構残ってんじゃねえか……」
エリーゼ高原:「…意外と大丈夫なんじゃない、って思わないでもないわね…」
高村純一:「高井はユーモアのセンスがあるな」
三ツ辻リク:「だがまあそれはつまりそれだけ……(周りを見渡し)うん、高原サンの言う通り、由々しき事態じゃな」>芳しくない
三ツ辻リク:「……うん、まあそう思わんでもないが、それはそれとして……」>意外と大丈夫・残っている
刑部クロオ:「そういえば。」みそ汁を一口飲んで「お前、何か調べてたが、あれはなんだ?」
刑部クロオ:高村くんに
高村純一:「む。『怪奇! アカデミア邪竜仮面伝説!』」
高村純一:「のことか?」
エリーゼ高原:「…ごめんなさい高村くん。もう一度言ってくれる?」
刑部クロオ:「………図書館で何を借りてきたのかと思ったら。」
エリーゼ高原:頭痛を堪えるような表情で、尋ねる。
高村純一:「『怪奇! アカデミア邪竜仮面伝説!』だ」
高村純一:「もう一度言った方がいいか?」
エリーゼ高原:「もう結構よ。…保健室に精神科のお医者様って常駐してたかしら」
三ツ辻リク:「何じゃそれ、オカ研の調査レポートか?なんで今そんなん調べ取るんじゃ」
刑部クロオ:「どの雑誌に載ってた話だそりゃ。それとも購買の隅に置いてあるペラいワンコインの本か?」
刑部クロオ:「編集部の悪ふざけだろ。」
高村純一:「いや、チープな雑誌の特典映像だ。明らかに学生でない壮年の探検隊が洞窟や森林を徘徊していた」
高村純一:「しかし何も、私だって伊達や酔狂であんなものを調べていたわけではない」
刑部クロオ:「……………。」頭を抑える「いや、事件にかかわる事であれば続けてくれ。」
高村純一:「ありがとう。これを見てくれ。驚くべき事実が判明したのだ——!」そういいながら、懐から情報を要約した書類を人数分取り出す!
エリーゼ高原:「作ったのね。これ」
エリーゼ高原:理解し難いものをみた、そんな目。
三ツ辻リク:「お、おう。何か関係あるんじゃな。よかった、高村が……ん?んん?何じゃこの……レジュメ?」
刑部クロオ:「…………。」書類の胡乱なタイトルに眩暈を起こす
高村純一:「当然だ。映像自体はあまりにも荒唐無稽だったが、基礎の情報には一定の価値があると判断した」
高村純一:「あと、あの映像を君たちと一緒に鑑賞するのはそのあと微妙な空気になりそうだから避けたかった」
三ツ辻リク:「そこは空気読めるんじゃな……」
刑部クロオ:「賢明な判断だ。」書類をめくり、一通り目を通す
エリーゼ高原:「それに、悔しいけれど…すごく分かりやすいわね、この資料…」
エリーゼ高原:半眼で書類をめくりながら。
三ツ辻リク:「会計監査委員長は伊達じゃないちいうことか……」手近な書類に目を通し……
高村純一:「ありがとう。何度も映像を確認したかいがあった。おかげでほかの情報は全く手に入っていない」
三ツ辻リク:「……あ?こりゃ……」めくっていた三ツ辻も何かに気付いたぞ!当然PLは(開示情報以外)何もわからない!
刑部クロオ:「山岳地帯か…。」
高村純一:「気になることが?」
刑部クロオ:「噂の真偽はともかく、このあたりをOBが調べているそうだな。」
刑部クロオ:「不死武士、だったか。元・英雄番長。現UGNロンドン支部のエージェント…。」
刑部クロオ:「なるほど、予想の通り戦士としては優秀なようだな。」
三ツ辻リク:「ロンドン支部エージェント!?あの英雄番長のおっさん、そんな真っ当なおヒトじゃったんか!」
三ツ辻リク:「学園の番長でならした生え抜きっちゅうことか」
高村純一:「ヘリから飛び降りるのはイギリス流の礼儀作法だったというわけか」茶を飲み頷く。
エリーゼ高原:「あら、学園で姿を見ないと思ったら。…ということは、不死さんの御付きのように見えた、あの人…ええと」
エリーゼ高原:「十文字さん、だったかしら。その人も?」
三ツ辻リク:「十文字悠先輩、じゃな」
三ツ辻リク:「実を言うと、わしはあのヒトに今回の歓迎会前にあっとる。歓迎会に先んじて島に来とった云う話でな……」
三ツ辻リク:「先輩については、あのおっさんほど頑固な人じゃなさそうではあったが……」
高村純一:「……ふむ。どうやら、わざわざ有休を消費して我々にちょっかいをかけに来ただけではなさそうだな」
三ツ辻リク:元・諜報番長「十文字悠……英雄番長ほどではありませんが、我々番長の間では偉大な先立として有名なお人ですよォ……?」
三ツ辻リク:すっと背後に現れる幽鬼のような男!!
三ツ辻リク:元・諜報番長「ヒヒ、お気になさらず。今のワタシは番長ですらない、ただの生徒……本名の須郷をもじって、ゴーストとお呼びください」
エリーゼ高原:「貴方も大概強かね…。…私は昔の番長連のことには疎いのだけど、そんなに高名なお方なの?」
刑部クロオ:「………なんで番長連ってのは…こう、妙な方向に尖った情報網を持ってるんだ。」
三ツ辻リク:元・諜報番長「はい。彼の右腕番長と言えば現役時代は英雄番長と共に……」
三ツ辻リク:と、こうして開示された情報を伝えるぜ!
三ツ辻リク:元・諜報番長「フフ、刑部さんも何かお調べしたいことがありましたら、いつでもどうぞ……ヒヒ……」
三ツ辻リク:こうして情報を得たわし!
エリーゼ高原:「人物はともかく、存在自体が厄介な方々、といったところかしらね。…ああ、厄介といえば」
三ツ辻リク:「お、おう。……というわけじゃ。そんな十文字先輩とわしも会ったが、あのおヒトも番奪戦には参加してないんじゃろ?」
三ツ辻リク:「不死のおっさんと何かやってる、ちゅう線は濃そうじゃな」
エリーゼ高原:「刑部くんが襲われたという仮面の…ドロマース、だったかしら。あの後も、何人か襲われた生徒がいるみたいよ?」
エリーゼ高原:といったところで得た情報を提示しましょう。
刑部クロオ:「その前の出没情報は無し、か。じゃあ仮面を着けたのはごく最近…。」
高村純一:「そして、番長連を襲うと。不可解なやつだ。あるいは邪竜の仮面と何か関係が……?」
エリーゼ高原:「そして、左のジャブと右ストレート。…ええ、予断はいけないこと、というのは理解しているのだけれど」
三ツ辻リク:「しかもこのタイミングで、じゃ。まったく上手いこと番奪戦と重なって、やっかいなことこの上ないわい」
三ツ辻リク:「……高原サン、わしもな、それは全く考えんかったことじゃないが……」
刑部クロオ:(あるいは…事件が一本の線で繋がれているからこそ同時に起こった…か。)
三ツ辻リク:「何か関係があるのか、いうことは、もう少し調べてからにしようや。出来すぎたタイミングではあるけど、の」
エリーゼ高原:「ええ。けれど、考えて、備えておくだけなら誰も損はしないわ。…もし無関係だったら、そうね」
エリーゼ高原:「心の中で、こっそり謝っておきましょう」
三ツ辻リク:「……そうじゃな。ホント何もなかったら、ただのわしらの考えすぎじゃ!それでいこう!」
刑部クロオ:「調べるべきことは、山にある何かと仮面についてか。」
高村純一:「そうなると、山岳地帯に潜入する必要があるな」
刑部クロオ:「OBが厚意で首を突っ込んでくるのは構わんが、ここは俺たちの島だ。」
刑部クロオ:「何も知らされずにいるのは些か気分が悪い。」
三ツ辻リク:「そこじゃ」
エリーゼ高原:「あら、言うじゃない。…ええ、全く持ってその通りよ」
刑部クロオ:「俺たちにも事態に一枚噛む権利はある。そうだろ?」
三ツ辻リク:「そうじゃよ、今現役で学生やっとるのはわしらじゃからな。OB殿方にでかい顔ばかりされるのは、納得いきかねるわい」
三ツ辻リク:「刑部の言う通りじゃよ。だからまあ……わしらも一つ好きにもらおうじゃないか」
三ツ辻リク:「ククッ、面白くなってきたの。ぬしもやるもんじゃあないか刑部の」
刑部クロオ:鳥の照り焼きの最後のひとかけを口に入れ、みそ汁を飲み干す
高村純一:「うむ」ズズーッ! そばを食べきる。「では出発といこう」
エリーゼ高原:「腹ごしらえも完了、かしらね。…ところで、ひとつだけ気になってることがあるのだけど」
エリーゼ高原:「会計監査委員会委員長に、元・脱税番長」 高村くんを指さす。
エリーゼ高原:「雷鳴番長に、元・疾風番長」 三ツ辻くんを指さす。
エリーゼ高原:「風来番長に、元・定住番長」 刑部くんを指さす。
エリーゼ高原:「殲滅番長に、元・絶滅番長」 自分を指さす。
エリーゼ高原:「…私だけ、何だか…対比がおかしくないかしら…」
三ツ辻リク:「えっ」
刑部クロオ:「まず都合よく対比する番長がいるのがおかしいだろ…。」
高村純一:「合法だから問題なかろう」
三ツ辻リク:「そう、かのー……ううん、そうかもしれんのう……!」言葉を濁しつつ、目を逸らし!
エリーゼ高原:「ええ、ええ。そもそもがおかしいのは重々承知しているけれど、こう…」
エリーゼ高原:「納得いかないのよ…」
エリーゼ高原:物凄く深刻そうな渋面で、ほうじ茶を飲み干す。
三ツ辻リク:「これはあれよ、高原サンの戦力の高さを考慮して、なんちエライ強そうな絶滅番長の名前の奴をあてがったとかじゃないかの!」
三ツ辻リク:「きっとそうじゃよ、うん!あはは!」
GM:謎の対比基準……
GM:ともかく、シーンをカットします。
GM:ロイス調節、調達が可能だよ
エリーゼ高原:引き続きスペミを狙うぜェーッ!
エリーゼ高原:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 7[2,7]+1 → 8 → 失敗
エリーゼ高原:駄目!
刑部クロオ:スペリオル!
高村純一:スペミ!
刑部クロオ:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 8[2,8]+4 → 12 → 失敗
刑部クロオ:一回回れば買えるのに!
刑部クロオ:失敗!ロイスも保留で以上です!
三ツ辻リク:スペミを狙ってみます!
高村純一:手配師も使ってしまおう
高村純一:4dx+9
DoubleCross : (4R10+9[10]) → 8[1,1,4,8]+9 → 17
高村純一:ちゃりーん
GM:ウワッまた買った!
三ツ辻リク:1dx+2>=15
DoubleCross : (1R10+2[10]>=15) → 6[6]+2 → 8 → 失敗
エリーゼ高原:つよい
高村純一:エリーゼさんの方がいいかな……?
三ツ辻リク:ダメでした!
三ツ辻リク:ロイスは保留で、終了です
エリーゼ高原:頂けるなら助かります…!
高村純一:どうぞ!
高村純一:ロイスも保留で。
エリーゼ高原:ありがたい!即ぐびー。
エリーゼ高原:ロイスは保留で!以上!
高村純一:以上です!
GM:じゃあみんなオッケーだね。カットしまーす
GM:◆ミドルシーン4 END◆
GM:◆ミドルシーン5◆登場PC…エリーゼ高原(番長PCのみ登場可)
エリーゼ高原:1d10-1+61
DoubleCross : (1D10-1+61) → 7[7]-1+61 → 67
エリーゼ高原:ありがとうスペリオルミックス…!
三ツ辻リク:詰所ならこの機会に出よう。取り敢えず振って、後は流れで出る!
三ツ辻リク:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 4[4]+55 → 59
GM:おう!
三ツ辻リク:-1で58!いつでもシーンいいですぜ!
GM:番長連の詰め所へと向かう君たち。先導するのは闇医者番長、ジャック・黒岩だ。
エリーゼ高原:治療できたの!?
GM:はい
ジャック・黒岩:「呼び出してすまない。私一人では判断しかねる事態になったのでな」
三ツ辻リク:やるじゃん闇医者番長……
エリーゼ高原:「かつ、公衆の面前では話しかねること、というわけね?」
ジャック・黒岩:「ああ。ひとまず、これを見てほしいのだが……」黒岩が番長連詰め所のドアを開く。
GM:そこには、番長旗を持ち、全身に重りをつけて白目をむきかけている無道ささきの姿が……!
無道ささき:「おごごごご……」
三ツ辻リク:「おいおいおいおい、マジか。限界じゃなかが!?」
エリーゼ高原:「…またこの子は…」
三ツ辻リク:すっとエリーゼ先輩の後ろから一歩前に出て、言う
三ツ辻リク:「大丈夫なんか闇医者の!?いや大丈夫じゃないからこその事態なんじゃろうが!」
ジャック・黒岩:「……オーヴァード医学的に言えばギリギリ命に危険はない。侵蝕増加の危険性も、かろうじて鍛錬の範囲内と言えるだろう」
ジャック・黒岩:「番長旗だけならば余裕で耐えられそうだ、という話をしていたら……不死先輩が現れて、この重りを追加していったのだっ……!」
エリーゼ高原:「ギリギリで、というのが嫌らしいところね。…この子、耐えられると思ったら、それこそ倒れるまで続けるわよ」
無道ささき:「な、なーに。そんなに心配しなくても、なんだかすごく楽しくなってきたところだぞ!」
三ツ辻リク:「つ、つまり単にめちゃくちゃきついが特に後遺症はないっちうシゴキじゃな!チッ、タチ悪いわい!」
エリーゼ高原:「…………」
エリーゼ高原:無言で、ささきの目をじーっ…と見る。
三ツ辻リク:「くそっ、あのおっさん何考えとるんじゃ!」
エリーゼ高原:《七色の直感》(感情をオーラとして読み取る)で、なんか(精神的に)ヤバそうとか分かりませんかね…!
GM:それならば、特に判定などは必要なく分かります
三ツ辻リク:おお、いいイージーエフェクト……!
GM:ささきは苦痛は感じていますが、なんとかこの荒行をやり遂げようとしています。
GM:そこには先輩に対する敬意と信頼が根底にある、というところまで分かって良いでしょう
GM:あと、楽しくなってきたのは嘘です
エリーゼ高原:アッハイ
三ツ辻リク:嘘か……
無道ささき:「な、なんだエリーゼ? そんなに見つめると照れるぞ!」
エリーゼ高原:「ささき」
無道ささき:「う?」
エリーゼ高原:「続けたいなら続けなさい。やらなければいけない、と思うならそうしなさい。でも」
エリーゼ高原:「笑って誤魔化すのだけは、やめて頂戴」
無道ささき:「あう……」
GM:その言葉に、ささきの顔から作り笑いが消える。
無道ささき:「う……う……」
無道ささき:「うわーん、もうやだ!重い!疲れた!ホントはいますぐ、ご飯食べてお風呂入って寝たいぞー!」
三ツ辻リク:「総長……!」
エリーゼ高原:「ちゃんと口に出してくれたわね。…ええ、いつもは突き進んで笑って終わり、ということが多いから」
無道ささき:「うん……本音を言ったら、ちょっとすっきりしたぞ。ありがとう、エリーゼ」
無道ささき:ぐすぐすとべそをかきながらも番長練を続けている。
三ツ辻リク:「……総長が続けたいち言うんならわしも止めませんが」
エリーゼ高原:「ああもう、ここで泣いたら台無しじゃないの。…今日も、そしていつも、あなたは頑張ってるわ」
エリーゼ高原:ハンカチでささきの涙を拭いてやりながら、微笑む。
三ツ辻リク:「そこまで、そこまでするほどのことなんか!あのおっさんは、そんなに信じられるものなんか!」
三ツ辻リク:「わしには、ようわからん……!」
無道ささき:「三ツ辻。ごめんな、急にこんなことになってお前も困っているかもしれないが」
無道ささき:「不死先輩には何か考えがあると……あたしはそう思う!あたしの番長勘(バンチョーセンス)がそう言っている!」
三ツ辻リク:「……わしゃあ特に困っとりゃせんですよ。わし自身は、ただ番長連がこう、右往左往に揺らいでるのは、ちと困りますが」
三ツ辻リク:呼吸を落ち着け言う
三ツ辻リク:「番長勘(バンチョーセンス)。番長勘(バンチョーセンス)……ええい、分かったわい!」
三ツ辻リク:「総長がそう云うなら、しばらくわしも付きおうとります。じゃが、あのおっさんの好き放題ぶり、いつまでもっちう」
三ツ辻リク:「わけにゃあいかんですよ」
エリーゼ高原:「こうなったささきがテコでも動かないのは、三ツ辻くんも…いえ、番長みんなが、ひょっとしたら学園のみんなが知っての通りよ。だから」
三ツ辻リク:「おう」
エリーゼ高原:「だから、不死さんたちが本当は何をしたいのか。真意があるなら、何を思っているのか。それをさらけ出させるのが、私たちがやるべきこと」
三ツ辻リク:「……そうじゃな。もううかうかしてなどいられん」
エリーゼ高原:「…申し訳ないけど、黒岩くん。出来る限り、詰所に控えていてもらえないかしら。ささきを、お願いね」
エリーゼ高原:闇医者番長に、そう依頼する。
ジャック・黒岩:「フッ……私はしょせん闇医者。闇の力で患者の体は癒せても、心までは癒せない」
三ツ辻リク:「もう一度、直にあのおっさんに話をつけに行かなきゃならん」
ジャック・黒岩:「先の会話で、総番長のバイタルが安定した……医者顔負けの特効薬だな、君たちは」
三ツ辻リク:「何か企んどるなら、何としても問い質してやるわい」
三ツ辻リク:「……わしゃあ何もしとらんよ。効いたのは、この高原サンじゃわい」
エリーゼ高原:「なら、それは薬を処方した医者の手柄よ。…それじゃささき、行ってくるわね」
無道ささき:「うん。あたしはここで旗を持っていることしかできない。やり方は任せるぞ!」
無道ささき:「フレー!フレー!エリーゼ!三ツ辻!」
エリーゼ高原:闇医者番長に、そして総長に微笑みかけてから。背を向け、詰所を出る。
GM:去っていく君たちに巨大な番長旗を振るささき!詰め所がメチャクチャになっていく!
GM:がしゃーん!ばきばき!
三ツ辻リク:「お、ええですねその応援。わしらが戻るまで、その調子で頼んますよ。くたばったりせんといてつかぁさいな」
三ツ辻リク:そう言って、わしもエリーゼ先輩に続いて詰所から出る
三ツ辻リク:背後の破壊音は積極的に耳から追い出すぞ!
エリーゼ高原:我々は 何も 聞いていない
GM:シーンをカットします。
GM:ロイス調節、調達が可能だよ
三ツ辻リク:ロイスは既にささき総長とエリーゼ先輩に取ってるので、そのままで
三ツ辻リク:調達は、UGNボディアーマーを狙おう!
三ツ辻リク:1dx+2>=8
DoubleCross : (1R10+2[10]>=8) → 5[5]+2 → 7 → 失敗
エリーゼ高原:ロイスは三ツ辻くんに「■連帯感/不信感」で取得。
エリーゼ高原:ならば!こちらでも狙ってみようボディアーマー!
エリーゼ高原:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 10[9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
GM:ウワーッ
エリーゼ高原:買えちゃった…三ツ辻くん、どうぞ。
三ツ辻リク:ウワーッ!ありがとうございます!あ、エリーゼ先輩は着なくても大丈夫で……?
エリーゼ高原:まずは必要な人に回すのが吉かと!
エリーゼ高原:自分は今後買えたら、ですね。
三ツ辻リク:ありがとうございます!嬉しい!ではお言葉に甘えて……!
エリーゼ高原:では以上で!
三ツ辻リク:あと、エリーゼ先輩からのロイスも嬉しい!やったぜ!
三ツ辻リク:あ、判定は以上です
GM:おけー!
GM:◆ミドルシーン5 END◆
GM:◆ミドルシーン6◆登場PC…三ツ辻リク(全員登場可)
三ツ辻リク:お、わしだ!
三ツ辻リク:1d10-1+58
DoubleCross : (1D10-1+58) → 9[9]-1+58 → 66
刑部クロオ:出ます!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:52->58)
高村純一:1d10-1+56
DoubleCross : (1D10-1+56) → 8[8]-1+56 → 63
エリーゼ高原:1d10-1+67
DoubleCross : (1D10-1+67) → 3[3]-1+67 → 69
GM:学園島の大半を占める山岳地帯。その中でも、生徒が入山を禁止されている山の一つ。
GM:情報によれば、この山の登山道付近を十文字が警備しているらしい。
三ツ辻リク:わしらは不死を問い質すため、その山にやって来たのだ!
刑部クロオ:「風紀に見られたら、番長どころか生徒ですらなくなりそうだな。」
刑部クロオ:登山道を歩く。左手は常に木刀に置いている。
エリーゼ高原:「その時は、ここで山賊にでもなればいいんじゃないかしら。…なんてね、冗談よ」
高村純一:「それは困るな。迅速に行動しよう」どこからか調達した杖やらそれらしいリュックサックやらを装備している。
三ツ辻リク:「おっかない話じゃのう。じゃが……わしらは番長連じゃもんね!風紀に隠れて悪さなど、朝飯前ってなもんじゃ」
高村純一:「さて。とはいえ、どこから見て回ればいいものか……」
三ツ辻リク:「いやあ、山賊の話ならわしも聞いとるぞ。こりゃまた珍妙な噂話でな……」
GM:君たちがそんな風に話しながら歩いていると、前方に一人の男が姿を現す。
十文字悠:「おお。団体様が到着だな」
三ツ辻リク:そんな軽口と共に、山を登っている……と!
三ツ辻リク:「こりゃまたお早い遭遇じゃわい。ま、遭うのも上等で来たんじゃけどな……!」
十文字悠:「よう、三ツ辻君。番奪戦は勝ったらしいな。流石だ」
三ツ辻リク:「そいつは痛み入りますわい、十文字センパイ。ま、わしは勝っても番長連全体となるとそうもいっとらんのですがね」
エリーゼ高原:「ごきげんよう、十文字さん。何をしてらっしゃるか…は見て分かるからいいとして」
三ツ辻リク:「わしらがここに来た理由は、その様子なら察しとるでしょう。不死OB殿はこの奥で間違いなさそうじゃな?」
十文字悠:「そうだな。俺の仕事は警備だ、ここは通せない。通りたければ倒していけ……と言えたらカッコいいんだが」
十文字悠:「今の俺にその力はない。引き上げてくれ、とお願いするよ」
高村純一:「む。そう言われると……規則を破っているのも我々だしな……」
刑部クロオ:「俺たちが知りたいことを教えてくれたら引き上げるさ。」
刑部クロオ:「あんたらはここで何をしようとしている?」
三ツ辻リク:「刑部の……」
十文字悠:「……不死が明かしていないことは、俺も言えない。俺はあいつの右腕だからね」手近な岩に腰を下ろす。
三ツ辻リク:十文字の反応に一瞬、返答に詰まる。だがクロオくんが聞きたいことを言ってくれた形だ
高村純一:(すまん。私はこういった状況で弁舌を振るうのは苦手だ……)
三ツ辻リク:「十文字さん、あんたは不死OBの腹心で、あやつとの付き合いも長かろう、そう信頼するのも分かるが」
三ツ辻リク:「わしらはそうもいかん。今この番奪戦はいたずらに番長連を混乱させちゅうだけだし、総長への仕打ちも呑み込めん」
三ツ辻リク:「せめて真意を訊かせてもらえん事にはこっちも抑えられんわ。……通してもらいますからの」
十文字悠:「……そんなに頑張る必要はないんじゃないか?」
三ツ辻リク:「なんじゃと?」
十文字悠:「番長連は自警組織だ。必死に働いて報われるわけでもない」
十文字悠:「それどころか、将来まで引きずる負債を負ったりしてな」
十文字悠:そう言って、自分の右手を見つめる。
三ツ辻リク:「つまりは、学生の寄り合い処だから、適度に、入れ込み過ぎず、引ける所は引いて楽しく過ごせ云うことですか」
三ツ辻リク:「そうはいかん」
三ツ辻リク:「あんたら一線を退いた者らからすれば、無用にやり過ぎなのかもしれんがな、今のわしらは本気なんじゃ」
三ツ辻リク:「この学園に事情があってやって来て、そこで番長連が気に入って、そこに居ついたモンたちじゃからな」
三ツ辻リク:「そんな、外からの言葉で止まるものかよ。……それは十文字さん、あんただってそうだったんじゃなかが?」
三ツ辻リク:自分の手を見つめる十文字を、更に真っ直ぐ見つめて言う!
十文字悠:「……どうだったかな。学生の頃は」苦笑する
十文字悠:「君はどうだ?エリーゼ高原さん」
十文字悠:「何せSSランクだ。ここを出た後も引く手数多だろう」
エリーゼ高原:「誉め言葉、と受け取っていいのかしら。…ええ、高校を卒業したら、やるべきことは決まっているわ。でもね」
エリーゼ高原:「自分が信じたいと思ったものを信じることができるのは、きっと、今だけ…いえ、ここにいるだけなの」
エリーゼ高原:「…その辺りは十文字さんや…そうね、刑部くんは、よく知ってくれていると思うのだけれど。…まあ、つまるところ」
エリーゼ高原:名を挙げたふたりに、順番に視線を向けてから。
エリーゼ高原:「やりたいからやる。私がここにいるのは、番長連にいるのは、それだけが理由よ」
十文字悠:「なるほど。シンプルだ」
十文字悠:エリーゼさんから逸らした目線が刑部君へ向かう。
十文字悠:「君は……元々、勝手に引き込まれた番長だと聞いてる。それが、番長の資格を剥奪されてまで何故ここに来ている?」
刑部クロオ:「……やり残しがあるからさ。途中で放り出すのも、面倒なことになりそうなんでな。」
刑部クロオ:「あんたらの言う話も分かる。危険を冒させたくないから手を引けって言うのも。」
刑部クロオ:「だがな、そういうのには飽きたのさ。」
十文字悠:「飽きた?」
刑部クロオ:「そういう大人の論理ってやつにはな。」
刑部クロオ:「もうそいつは十分こなした。だから俺はここに生徒として、子供としている。」
刑部クロオ:「だから今を精一杯生きる。…やりたいこともやれない青春ってのは、子供にとっちゃ一番酷じゃねえのか。」
刑部クロオ:「UGNって組織に属してるあんたなら、それを見たはずじゃないのか。」
刑部クロオ:十文字を見据える。
十文字悠:「……厳しいな。大人として、経験談でマウントを取ろうとしたら見事なカウンターが返ってきた」
十文字悠:「そうだな。突き進んだ先にあるのが満足なのか、後悔なのか。学生のうちにはわからない」
十文字悠:再び全員を見渡し、その視線が一点で止まる。
十文字悠:「一番よくわからないのは、君だな。高村君」
高村純一:「はて、そうでしょうか」
十文字悠:「会計監査委員と番長連。二つの組織を行ったり来たりするよりは、一つに専念する方がいいんじゃないか」
高村純一:「確かに、会計監査委員と番長には何ら関連性がありません。兼任は非効率的です。無駄、と言っても過言ではないでしょう」
十文字悠:「や、やっぱりそうなんじゃないか」
十文字悠:「そこは認めるのか!?」
高村純一:「はい。実際その通りです」
高村純一:「しかし、私はそれでいいと思っています。我々は非効率で無駄な行いをしてもいいのです」
高村純一:「本当に効率的に自分のキャリアや最大多数の最大幸福を求めるなら、もっとやりようはあるでしょう。それこそ、」
高村純一:「番長連や、会計監査委員会さえするべきではない。あなたの言った通り、自治組織に見返りなど何もないのですから」
高村純一:「そもそも、自治組織なんぞというものは非効率の極みです。年に一度取締役と役員が一斉に変わる組織がほかにありますか!? ……おっと、失礼」
高村純一:「ともあれ、我々はここで自由に生活をするように保証されています。それは、無駄なことをしてもいい、いっそするべきだ、ということだと私は思っています」
高村純一:「そう考えた時、私は会計監査委員会のほかに、胡乱な理由で集団を形成し、風紀がいるにもかかわらず自警を始める、義理と人情でつながった非合理な形態の集団に属することを最も強く望みました」
高村純一:「……すなわち番長連です。もっとも、会計監査委員長番長と命名されたのは面食らいましたが」
高村純一:「少々長くなってしまいましたが、こんなところでいかがでしょうか」
十文字悠:「わかったような……わからないような……」
十文字悠:「俺も年を取った、ってことかな……」
高村純一:「よく言われます。私はなにか、共有している考えの基盤にズレている部分があるのかもしれません」
十文字悠:目を閉じて眉間を抑えている。
十文字悠:「不死と直接話をするくらいは、必要なのかもしれないな」
高村純一:「……! では」
GM:しかし、十文字が立ち上がったその時!
謎の影:「ギャーッ!ギャーッ!」
GM:妙な声とともに、上空を複数の影が横切る。
エリーゼ高原:「…!?これは…!」
GM:各PCは知覚で判定してください
GM:難易度は9!
高村純一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,3,6,8] → 8
刑部クロオ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[1,10]+5[5] → 15
三ツ辻リク:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[7,9] → 9
刑部クロオ:気づいたらしい!
エリーゼ高原:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[4,4,6,9,9,10,10]+8[1,8]+1 → 19 → 成功
エリーゼ高原:めっちゃ気付いた
GM:めちゃくちゃ気づかれた
GM:では、高村君以外の三人は
高村純一:「むっ! これは……分からん!」
三ツ辻リク:感覚は2!知覚はなし!気づいた!
GM:上空を飛んで行ったのが、翼竜の一種であること。行き先がアカデミア校舎であることに気が付くぞ
エリーゼ高原:「…私には、その…図鑑で見たような翼竜が飛んで行くのが、見えたのだけれど」
三ツ辻リク:「恐竜!?プテラじゃと!!?」実際プテラかどうかはわからないし恐竜でもないが、プテラ的な翼竜には気づいた!
刑部クロオ:「あの噂…マジだったのかよ…!」
高村純一:「きょ、恐竜……!?」
十文字悠:「まずいな」
刑部クロオ:「おい、せめてあの翼竜についてだけでも教えてくれ。」
刑部クロオ:「他の生徒にまで害が及んでもなおシラを切るようなら、」
刑部クロオ:「その不要な右腕を斬り落とす。」
三ツ辻リク:「とにかく、ただ事と違うぞ。……十文字さん!」クロオくんに続くようにして、問いかける
十文字悠:「……とにかく、校舎に向かってくれ」
十文字悠:「あれは大した脅威じゃない。数をそろえれば対処できるはずだ」
三ツ辻リク:「……おう、言われんでもなんとかするわい。じゃが後で、事情は聴かせてもらうぞ」
エリーゼ高原:「…本当の脅威は他にある、と言いたいように聞こえるけれど、ひとまずはその答えで良しとするしかなさそうね?」
刑部クロオ:「………。」十文字を見据えるが「行こう。」コートを翻し来た道を戻り始める。
高村純一:「少なくとも、その翼竜とやらを放置するわけにもいかんしな」クロオ君に続く。
三ツ辻リク:「あんたら、一体何を考えるんじゃ」一睨みし、踵を返す。クロオくんと共に戻るよ
エリーゼ高原:「少し癪だけど、何を守るべきかは…ええ、こればかりは、はっきりしていることですもの」
エリーゼ高原:翼竜が飛んで来た方を見やってから、皆に続く。
十文字悠:「……」
GM:全員が去った後、山頂の方向から不死が駆け下りてくる。
不死武士:「すまない。何体か取り逃がした!」
十文字悠:「大丈夫だ。現行の番長たちで対処できるさ」
不死武士:「うむ……そうか」
不死武士:「いよいよ活発化しているようだ。もうじきだな」
十文字悠:「……気は変わらないのか」
不死武士:「当然だ。務めは果たす」
GM:不死は再び山頂へと向かっていく。
GM:その背を見送る十文字は、まぶしそうに目を細める。
十文字悠:「だろうな。そうだろうよ」
十文字悠:「お前は"英雄番長"だものな……」
GM:シーンをカットします。
GM:ロイス調節、調達可能!
三ツ辻リク:スペリはやはり高いので、他のPC用にボディアーマーを狙う!
刑部クロオ:ロイスは保留して、調達は…武器買おうかな。自分用のスラッグショットガンを買います。
三ツ辻リク:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 4[2,4]+2 → 6
高村純一:クロオ君スペミ必要ですか?
刑部クロオ:2dx+4>=11
DoubleCross : (2R10+4[10]>=11) → 5[1,5]+4 → 9 → 失敗
エリーゼ高原:では、自分も引き続きボディアーマーの調達に走りましょう。
エリーゼ高原:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 3[1,3]+1 → 4 → 失敗
三ツ辻リク:6!失敗! ロイスもここはそのままで、以上です!
刑部クロオ:おまえ…これすら失敗するなよ…
エリーゼ高原:駄目だった!ロイスも保留で…。
刑部クロオ:以上!なんて社会性のない奴だ!
刑部クロオ:あ、スぺミ出来ればほしいです!
高村純一:押忍!
高村純一:狙うぜ
三ツ辻リク:わしもボディアーマーを買えなかった……へへっこれが番長たちの社会性じゃ……
高村純一:1dx+9
DoubleCross : (1R10+9[10]) → 2[2]+9 → 11
エリーゼ高原:あ、違う。高村くんに取ろう!「■感服/厭気」で!
高村純一:四点なら財産を使おう。残り7点!
GM:まだそんなにあるんか!
高村純一:そしてエリーゼさんに 〇共感/脅威 でロイス!
高村純一:以上です。
GM:◆ミドルシーン6 END◆
GM:◆ミドルシーン7◆…登場PC:全員登場
高村純一:1d10+63-1
DoubleCross : (1D10+63-1) → 1[1]+63-1 → 63
高村純一:64だ!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:58->67)
三ツ辻リク:1d10+66-1
DoubleCross : (1D10+66-1) → 10[10]+66-1 → 75
三ツ辻リク:チィーッ
エリーゼ高原:1d10-1+69
DoubleCross : (1D10-1+69) → 6[6]-1+69 → 74
GM:高まってまいりましたねえ、クックック
エリーゼ高原:ククク…
GM:急ぎ校舎へと引き返した君たち。そこで見たものは……!
三ツ辻リク:高い仲間だぜククク
一般生徒:「うわあああ!」「きゃーっ!? 何これぇ!!」
GM:生徒たちを襲っているのは、小型のドラゴン。いわゆるワイバーンと呼ばれる類のものだ。
ワイバーン:「ギャーッ!ギャーッ!」
三ツ辻リク:本 物 の ワ イ バ ー ン
GM:複数のワイバーンが、おやつ感覚で生徒を貪ろうととしている!
一般生徒:「た、助けてくれぇ!」「ひぎゃあああ!」
三ツ辻リク:轟音!落雷!
三ツ辻リク:雷がワイバーンの数匹を焦がして落とす! 落としちゃっていいですよね?
GM:いいよ
刑部クロオ:《軽功》で駆け付け、生徒たちとワイバーンの間に割って入る。
エリーゼ高原:無音、光速で飛来する球体が、翼竜数体の顔面に次々と着弾する。
エリーゼ高原:「…映画のようね、まさに。こちらとしてはたまったものではないけれど」
エリーゼ高原:武具として錬成する以前の、ただのエネルギーの塊だ。形を整える暇も惜しい、とばかりに、絶え間なくそれを放ち続ける。
三ツ辻リク:よっしゃ! 「はよ逃げい!わしらも気張るが、オーヴァードの生徒はそうでない奴らをフォローしてやるんじゃ!」
高村純一:複数の光線が生徒とワイバーンを分断するように放たれる。
高村純一:「番長連だ! 避難プログラムにのっとって至急非難されたし!」
一般生徒:「た、助かった……」「ありがとう、番長達!」
刑部クロオ:「だ、そうだ。安心しろ。」木刀を抜く「この剣から後ろには、何匹たりとも行かせはしない。」
GM:間一髪、難を逃れた生徒たちは避難プログラムに基づいて退避。
GM:安全な観戦席に着く。
三ツ辻リク:山の斜面から駆け下り、校舎群の適当なベランダから雷でワイバーンを焼きつつ叫ぶ
エリーゼ高原:観戦席。
高村純一:どんなプログラムだよ!?
三ツ辻リク:観 戦 席
ワイバーン:「グアーッ!ギギギッ!」「キシャー!」
刑部クロオ:「………逃がすのは何度もやったが…逃がした相手に観戦されるのは初めてだな。」
GM:残ったワイバーンの群れは一塊になって警戒し、君たちを睨んでいるぞ。
三ツ辻リク:「チィーッ!数ばかりやたら多いわい!一匹一匹対処しててもらちがあかんぞ!」
エリーゼ高原:「受け入れるのはいいけど、慣れては駄目よ、刑部くん。…ええ、疑問に思うことまで放棄したら、色々終わりよ」
高村純一:「……!? 私の想定していた避難プログラムと違う! いつの間にか更新されている」
刑部クロオ:「慣れはしないさ…。対多数は適任がいるだろう。」ちらと横目でエリーゼさんを見る。
エリーゼ高原:「…さて、それじゃあ、やりましょうか。期待には応えないと、ね?」
エリーゼ高原:観戦席の生徒たち、並び立つ番長たち。そして、先ほどまで自分たちがいた山を、ゆっくりと見回して、笑う。
三ツ辻リク:ざっざっ、とベランダから降りて来てみんなと合流
高村純一:「先陣はぜひ頼む、高原。後詰は任せろ」
三ツ辻リク:「いやーしかしなんじゃの、生徒らを逃がしてたと思ったらいつの間にギャラリーになっとるとはの」
刑部クロオ:「俺たちは花道を開ける小人役か。7人にはちと足りないが…。頼むぜプリマドンナ。」
刑部クロオ:木刀を晴眼に構え、ワイバーンを見据える
GM:戦闘に入ります。
GM:エンゲージは以下の通り
(ワイバーン×4)-10m-(PC達)
三ツ辻リク:「カッカッカ、なら一人で二人分とちょっと働けば計算に合うの。わしらは番長じゃ。それくらい楽なもんじゃあないか」
三ツ辻リク:同じくワイバーンを睨んでいう。電光がバチバチと爆ぜる!
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
GM:(エネミー側は特にありません)
エリーゼ高原:《光の銃》で武器を作成、装備します。
高村純一:なし!
刑部クロオ:コンボ:不鳴足 《スタートダッシュ》を使って移動、ワイバーンに接敵します。
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:67->70)
三ツ辻リク:ない!
GM:(ワイバーン×4・刑部クロオ)-10m-(PC3名)
GM:◆イニシアチブ◆
高村純一:なし!
GM:最速はエリーゼ先輩!
三ツ辻リク:なし!
エリーゼ高原:うす!マイナーなし、メジャーで範囲攻撃!
エリーゼ高原:おっとイニシアチブはありません。割り込みなければ動きます。
GM:どーぞ!
エリーゼ高原:では攻撃だ!侵蝕は89へ。対象はワイバーン4体…!
エリーゼ高原:■ヴァルキリーランス(侵蝕+13)
エリーゼ高原:《C:エンジェルハイロゥ/ギガンティックモード/ペネトレイト/滅びの光/天からの目》
エリーゼ高原:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[2,4,4,4,5,8,8,9,9]+10[2,5,8,10]+10[3,8]+1[1]+4 → 35
エリーゼ高原:達成値35で。
GM:た、高い!ドッジは無理!
GM:しかしワイバーンは全員が《竜鱗》を……
GM:>ペネトレイト(装甲無視)
エリーゼ高原:(さむずあっぷ)
GM:ダメージを出してください!
エリーゼ高原:では!
エリーゼ高原:4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 27[9,6,7,5]+12 → 39
エリーゼ高原:39点、装甲無視で。
GM:ぜ……全ワイバーン、瀕死!
エリーゼ高原:それじゃあさっくりと演出を…。
三ツ辻リク:死んでない……!!
エリーゼ高原:「小人と呼ぶには頼もしすぎる背中ね。…ええ、道を拓いてくれるというのなら」
エリーゼ高原:空に向けた掌の上、先ほどと同じように光球が集い、しかし今度は明確な形に凝集する。
エリーゼ高原:「遠慮なく、進み穿つとしましょう…!」
エリーゼ高原:槍の形をとった光を、アンダースローで投擲。それはクロオくんの背中に突き刺さらんばかりに真っすぐに進んで。
刑部クロオ:背中に迫る光の槍を見ようともしない。エリーゼの腕を信用しているからである。
エリーゼ高原:その背に届く直前。クロオくんを囲むかのように八方に分裂し、周囲の翼竜の翼を、脚を穿ち、地面に落としてゆく。
ワイバーン:「ギャー!ピギーッ!?」「ウギャギャーッ!」
エリーゼ高原:「存外に硬いわね。でも…」
エリーゼ高原:「堕ちてしまえば、ただの生き物よ」
刑部クロオ:「期待以上だぜ。」
エリーゼ高原:後は任せる、と聞こえるような口調でそう言って、ひらひらと手を振る。
エリーゼ高原:以上で!
GM:観戦している男子生徒の歓声……そしてそれ以上に女子生徒の歓声が上がる!
一般生徒:「「「殲滅番長!殲滅番長!」」」
エリーゼ高原:では、それに応えて観客席にウィンクと投げキッスを飛ばしておこう…!
エリーゼ高原:今度こそ以上で!
GM:いっそう高い歓声……いや、もはや悲鳴が上がった!
GM:何という破壊力だ!
GM:そして次の手番は高村君!
高村純一:ウス!
三ツ辻リク:「ヒューッ、華やかじゃの。さすが番長連の誇るスター選手っちゅうわけじゃ」
高村純一:マイナーなし。
高村純一:メジャーでコンボ、断末魔五線譜。〈マルチウェポン〉+〈ヴァリアブルウェポン〉
高村純一:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 7[2,5,6,7]+3 → 10
高村純一:あ、対象はワイバーンAで!
GM:だ、ダイスボーナス的なものはまだ付いてない?
高村純一:起源種なので……そんなものはない
GM:そうだったか…
GM:ならばこれは《竜鱗》で受けるぜーっ!
高村純一:ではダメージ!
高村純一:32+2d10+1d10
DoubleCross : (32+2D10+1D10) → 32+16[6,10]+7[7] → 55
GM:!?
高村純一:殺意が高い
エリーゼ高原:固定値の!暴力!
GM:耐えられるわけないやろ
GM:ワイバーンA死亡!
高村純一:「ふむ、エリーゼは流石のものがあるな。俺にはああいったことはできん」
高村純一:そういいながら左手を突き出すように構える。キュイキュイと機械の蠢く音がする……!
ワイバーン:攻撃の予兆を敏感に察し、顔の前で前脚を交差させて守りを固める。
高村純一:「なにせ、俺にとって光は直進するものだからな……そもそも曲げられん」そして、五本の指先から狙撃。
高村純一:頭蓋! 心臓! 腹部! 両翼の付け根!
高村純一:五条の線は迷わずワイバーンの弱点を貫通する……!
ワイバーン:「……!」声を上げることすらできず、その場に倒れ伏す。
一般生徒:「会計監査委員長番長が決めたー!」「会計監査委員長番長って何だよ」「強いんだからいいじゃん!」
高村純一:「そして、俺の意思では威力を上げも下げもできん。人には向けたくないのだが……ワイバーンならよかろう」
GM:ワイバーンを撃墜した高村君に観客席から惜しみない拍手が送られる!
エリーゼ高原:「涼しい顔をして、1対1なら私よりよっぽど剣呑でなくて?…ええ、貴方が仲間で、本当に良かったわ」
エリーゼ高原:目を細めて、光に穿たれ動かなくなったワイバーンを見る。
高村純一:「だから嫌なんだ。見世物にもならんけったいな力だと思っていたが、」
高村純一:「な、なんだこれ……」観客席を見て思わず。
GM:次は行動値7のワイバーン達が動くぞ!
GM:ウシャシャシャシャー!三体による蹂躙じゃあー!
GM:まずはワイバーン2!
ワイバーン:マイナーなし、メジャー《焦熱の弾丸》《魔獣の衝撃》でクロオ君を攻撃
エリーゼ高原:RC!?
GM:そうだよ
三ツ辻リク:口とか翼から何か出るタイプのワイバーンだ!
ワイバーン:9dx+3
DoubleCross : (9R10+3[10]) → 9[2,2,2,3,5,5,6,7,9]+3 → 12
刑部クロオ:ドッジ!
刑部クロオ:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[4,6,7,7,8]+1 → 9
刑部クロオ:グエー
GM:やったー!
三ツ辻リク:ならワイバーンの数を減らすことに貢献しよう!
GM:エッ
三ツ辻リク:《崩れずの群れ》《命のカーテン》。カバーに入る
GM:お、おう
エリーゼ高原:遠隔カバー…!
三ツ辻リク:オートアクションで雷光体相当のクリスタルシールド軌道。こいだぜ
GM:だ、だから何だと言うのだ!ダメージを食らえいッ!
刑部クロオ:ありがとう…!
ワイバーン:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 11[7,4]+8 → 19
三ツ辻リク:あ、よかった。断りなくカバーにはいちゃったの、ちょっとまずったかと思ってました……!
三ツ辻リク:機械化兵+クリスタルシールド+ボディアーマーで、30点までなら平気だぜ!ノーダメージ!
GM:ま、全く足りない!
エリーゼ高原:つ よ い
刑部クロオ:硬い!
ワイバーン:ワイバーンの口が開き、吐き出される高熱の火球が刑部クロオを襲う!
三ツ辻リク:そして《自動触手》。ワイバーンBに12点の固定ダメージ!
GM:そのダメージでワイバーンBが死ぬ!
三ツ辻リク:ぐぐぐっと身を低くして構え
三ツ辻リク:砲弾のように雷と化したわしが飛ぶ!
三ツ辻リク:雷光のわしが火球を消し飛ばし、同時に触手めいて鋭角に伸びた雷光の拳がワイバーンを殴り落とす!
ワイバーン:「ギャアオ!?」
ワイバーン:痙攣し、また一体のワイバーンがその場に倒れる!
刑部クロオ:「火まで吐くのかこいつらは…助かった。」
三ツ辻リク:ざりざりと土煙を上げてグラウンドに着地!地に堕ちたワイバーンと、クロオくんの無事を確認するぜ
三ツ辻リク:「っとと、すまん刑部。おせっかいじゃったか?」
刑部クロオ:「いや、最高の働きだ。」
三ツ辻リク:「そうか。ならぁよかった」にっかり笑う
三ツ辻リク:「よっしゃ後二体じゃ。早々にかたずけるかの!」
一般生徒:「雷鳴番長ー!」「こっち見てー!」「養わせてー!」
GM:一般生徒もうちわを振りながら応援している!
三ツ辻リク:「お、おお?おおおー……!?」 声援に戸惑うわし!ぎこちなくも手を振り返したりしようw
三ツ辻リク:あ、僕は以上です。後は特にない!
ワイバーン:ワイバーン3のこうげき!ワイバーン3は火の玉を吐いた!対象は…
ワイバーン:高村純一!おぬしじゃ!
ワイバーン:マイナーなし、メジャー《焦熱の弾丸》《魔獣の衝撃》
高村純一:こいや!
ワイバーン:9dx+3
DoubleCross : (9R10+3[10]) → 9[1,2,3,3,6,7,7,9,9]+3 → 12
高村純一:とりあえずドッジ!
高村純一:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[1,9] → 9
高村純一:おしい
GM:フハハハハ!
高村純一:うーん、カバーリングはいらないです! 普通に食らいます
GM:ならばダメージ!
ワイバーン:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 16[7,9]+8 → 24
三ツ辻リク:了解、カバーなし了解!
高村純一:あぶねー! 残り2点です
GM:チイッ!仕留め損ねたか!
ワイバーン:刑部クロオを狙っていたかに見えた首がぐるりと回って、高村純一に火球を浴びせかける!
ワイバーン:「ギャバーッ!」
高村純一:「む」ワイバーンの首がこちらに向くことに反応する。しかし、それを避ける能力はない。
高村純一:「ふむ……気合を入れて耐えよう。三ツ辻! こちらは気にせずにゴバッ」着弾!
高村純一:もちろん耐える能力もないのだ。
ワイバーン:「ギャバババ!」勝ち誇るかのように笑う!
三ツ辻リク:「た、高村ーっ!!」駆けつける隙もあらばこそ、着弾する会計監査委員長番長!こちらにはなすすべもなかった!
高村純一:「アチチ……」ゴロゴロと転がって消火をもくろんでいる。「気にするな! いや、それも無理か?」
GM:さらにワイバーン4の攻撃!マイナーなし、メジャー《焦熱の弾丸》《魔獣の衝撃》
ワイバーン:対象はクロオ君だ!
三ツ辻リク:「……いや、生きてるならええ!よく耐えた、それでこそ番長じゃ!」対角線上(データ的には同エンゲージ)から声援!
刑部クロオ:こいっ!
ワイバーン:9dx+3
DoubleCross : (9R10+3[10]) → 7[2,3,3,4,5,5,6,7,7]+3 → 10
GM:低いわ!
刑部クロオ:ドッジ!
刑部クロオ:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[1,3,7,8,8]+1 → 9
刑部クロオ:こっちも低いわ!!
GM:あぶねー
GM:ダメージを出します
ワイバーン:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 11[6,5]+8 → 19
刑部クロオ:そのまま通ります。残り11点!
ワイバーン:もう一体のワイバーンは引き続き刑部クロオを狙って火球を放つ!
ワイバーン:「グアガッ!」
三ツ辻リク:さっきカバーできなかったらこれで死んでいた可能性もあった……よかった……!
エリーゼ高原:ナイス状況判断だった…。
刑部クロオ:爆炎に包まれる!
刑部クロオ:直撃だ。おそらく無事で済んではないだろう。しかし、
刑部クロオ:次手番行ってもいいですか!
GM:いいよ!
刑部クロオ:ありがとうございます!マイナーなし!
刑部クロオ:メジャーでコンボ:牙降 《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》!
刑部クロオ:対象は3だ!
刑部クロオ:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[2,3,3,3,6,8,9,9,10]+10[1,3,4,8]+1[1] → 21
刑部クロオ:あ、大槌による白兵攻撃です。
GM:ういす!《竜鱗》
GM:ダメージカモン!
刑部クロオ:3d10+12+14
DoubleCross : (3D10+12+14) → 10[8,1,1]+12+14 → 36
刑部クロオ:ささやか!通るかな!
GM:し、死~!
三ツ辻リク:固定値が高い!
刑部クロオ:では演出!
一般生徒:「あれが風来番長だよ」
GM:どうぞ!
三ツ辻リク:「ぐうっ!」クロオくんのアクション直前、ワイバーンの爆炎に煽られ、顔をしかめるわし!
刑部クロオ:煙の中から舞い上がる。向かうは、仲間を嘲笑ったワイバーンの直上!
刑部クロオ:不鳴足
高村純一:「速い。上にもか!」
刑部クロオ:「今」木刀を振りかぶる「お前に」
刑部クロオ:木刀を頭に振り下ろす!
刑部クロオ:牙 降
刑部クロオ:「笑う暇があると思うか?」
刑部クロオ:狩った獲物と共に地上に降り立つ。
刑部クロオ:「目先の戦果に気を取られ、次を考えなかった。」
刑部クロオ:「それがお前の敗因だ。」
ワイバーン:笑い声をあげていた一体のワイバーンが、いまや無言で地に伏しているのだ。
刑部クロオ:残ったワイバーンに木刀を向ける。
一般生徒:(やるじゃん……)複数人の女子生徒たちが観戦席で腕組みし、彼女面で頷いている。
GM:三ツ辻君の手番!
三ツ辻リク:「何と……!見せてくれるわい、奴の喧嘩と間近でまみえるのは初めてじゃが……音に聞く以上じゃ、風来番長!」
三ツ辻リク:了解!
三ツ辻リク:マイナーアクション、戦闘移動でワイバーンとクロオくんのエンゲージに移動!
三ツ辻リク:メジャーアクション、エリーゼ先輩と高村くん、次の手番で動いてワイバーンを落としたい方……
三ツ辻リク:侵蝕率的に、高村くんかしら?
高村純一:侵食的にこちらでしょうか
エリーゼ高原:自分、次動くと100超えるので…!
刑部クロオ:高村くんも侵蝕大丈夫?
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:70->73)
高村純一:一回の上昇が6なので、おそらく大丈夫です
三ツ辻リク:ですね!(ですよね!>エリーゼ先輩)了解。では高村くんに《解放の雷》。次の攻撃のクリティカルが1下がるよ。攻撃も2あがる!
高村純一:わーい!
刑部クロオ:強い!
三ツ辻リク:ぼくらに比べると燃費いいんだよね、高村くんw
エリーゼ高原:雷属性付与(エンチャント・ライトニング)だ…!
三ツ辻リク:バチバチバチ。雷が猛け、援護射撃の準備が整う。こっちの侵蝕率4上げて、以上です!
GM:◆クリンナップ◆
GM:誰も何もないはず!
高村純一:ないぜ!
GM:◆ROUND 2◆
GM:◆セットアップ◆
三ツ辻リク:ないです!
GM:これも多分ない!
GM:◆イニシアチブ◆
GM:まずはエリーゼさんの手番だが……?
刑部クロオ:あ、すいません!セットアップありました!
GM:あっごめんなさい!どうぞ!
刑部クロオ:不鳴足、《スタートダッシュ》
エリーゼ高原:念のため、武器は作るだけ作っておきましょう。《光の銃》を使用します。
刑部クロオ:離脱、後ろに5m戦闘移動します
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:73->76)
GM:思い込みで進行するのは危険ですな…気を付けます!
GM:改めてエリーゼさんの手番です
エリーゼ高原:待機…!
GM:では高村君の手番!
高村純一:おす!
高村純一:マイナーなし
高村純一:メジャーコンボ『断末魔五線譜』〈マルチウェポン〉+〈ヴァリアブルウェポン〉
高村純一:C値が下がってるぜーうひょひょ!
高村純一:4dx9+3
DoubleCross : (4R10+3[9]) → 10[2,3,4,9]+8[8]+3 → 21
GM:ヒッ
刑部クロオ:回った!”
エリーゼ高原:クリティカル低下が効いたァーッ!
ワイバーン:無敵の《竜鱗》で…!防ぎきってやるぅー!
ワイバーン:ダメージをよこせぇーっ!
高村純一:32+2+3d10+1d10
DoubleCross : (32+2+3D10+1D10) → 32+2+13[6,6,1]+1[1] → 48
GM:死ッ
GM:ワイバーン4撃破です
高村純一:「まあ待て、高原」上半身だけ起き上がって声をかける。「ああいううち漏らしは私に任せておけ」
エリーゼ高原:「…ええ、お言葉に甘えるわ、高村くん。見事仕留めたら…」
エリーゼ高原:「…ひょっとしたら、貴方にもファンが付くかもしれないわね?」
エリーゼ高原:観戦席のあちこちから、4人の番長それぞれに注がれる視線を感じながら、微笑みかける。
高村純一:「ふふ、楽しみだな」ゆるく左腕を動かす。焼けて合成皮膚がはがれた左腕は、石とも金属とも木材ともつかない材質でできている。
高村純一:「低コスト化、効率化、画一化。まったく、難儀な能力の方向性だ」ぼやきながら、撃つ。
高村純一:「こういう場面でおこぼれを頂けるのはありがたいがね」ワイバーンの断末魔を奏でるための五線譜が空を駆ける!
ワイバーン:「ギャイアアアアア!!」
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ!
高村純一:(あ、浸食値は+6です……!)
GM:観戦席はスタンディングオベーション。喝采と共に紙吹雪が舞っている!
三ツ辻リク:「フゥーッ、終わった終わった。最後の高村、援護がいるかと思ったらまるで必要なかったの。ええ意地じゃった」
刑部クロオ:「生徒…いや、野次馬に怪我はないか。」
三ツ辻リク:データ的には解放の雷したが、演出的には全然必要なく倒していた、なあれです!
エリーゼ高原:「ええ、みんな、よくやってくれたわ。おかげ様で、目立った被害は無さそう…」
高村純一:「いや……光線の収束率が高かった。三ツ辻の電撃で大気に何らかの影響があったな。すでに助けられた」
エリーゼ高原:「…どころか、楽しんでいる節さえあるわね。この学園らしいと言えばそれまで、だけど」
刑部クロオ:ため息を吐く。「……なんて能天気な奴らだ。」
三ツ辻リク:「そうか。そう言ってくると嬉しいの、カカッ」肩パンしつつ!
高村純一:「いてっ」よろける
三ツ辻リク:「いやあ~忘れてたけど、この学校どっちかっていうとそういう所じゃったわい」
エリーゼ高原:「さて、結果としては、探ろうと思っていた場所からは遠ざけられてしまったわけだけれど…」
三ツ辻リク:「まあ無用にパニックになってるよりゃあええ……んかの?」
エリーゼ高原:じゃれあっているような高村くんと三ツ辻くんに、一瞬視線をやってから。
三ツ辻リク:「うおおすまんすまん、ぬし怪我人じゃったわ。落ち着いたら保健室行かんとな!」
高村純一:「どうなんだろうな。しかし、観客席の予算を組んだ覚えはないぞ……まさかこれから? これから特別予算案の稟議が? 最悪だな……」ぶつぶつ言っている。
刑部クロオ:頷く「パニックを避けられただけ良しとしよう。」
エリーゼ高原:「ええ。…あるいは、それも彼らの…不死さんや十文字さんの真意のひとつ、かもしれないわね」
刑部クロオ:「さて、こりゃいよいよもって先輩方にご高説賜らないとな。」
高村純一:「全くだ。それに、そもそも翼竜は絶滅しているしな。あれが翼竜かは疑問だが」
三ツ辻リク:「……そうじゃな。不死のおっさんと、右腕番長。十文字サン……改めて、乗り込ませてもらわんと」
三ツ辻リク:「この分も含めて、借りは返しとかんといかん」
高村純一:「休んでいる暇はないかもしれんな。刑部のケガはどうだ? こちらはまあ、動けないこともない」
刑部クロオ:「応急処置をすれば動ける程度だ。」
三ツ辻リク:調子を戻して、エリーゼ先輩とクロオくんに
エリーゼ高原:「出来れば、少し休んでゆっくりしてから…と言いたいところ、だけれど」
エリーゼ高原:「…御免なさいね。もう少しそのまま、無理をしてもらうわ」
エリーゼ高原:怪我をした高村くんと刑部くん、身体を張って盾になった三ツ辻くんに、申し訳なさそうに。
刑部クロオ:「……一番無理してるのはあんたじゃないのか?」
エリーゼ高原:「ええ。けれど、それがどうしたと言うのかしら」
三ツ辻リク:「刑部の……」 言ってしまうのか、的な視線
エリーゼ高原:「友人が、無理も無茶も無謀も纏めて背負い込んでいるのだもの。私が無理のひとつくらい通さなくて、何が番長なものですか」
刑部クロオ:「………文句はないさ。ただ、」
刑部クロオ:「友人の為に無理も無茶も背負い込んだ仲間のためなら、この剣を振るうのも吝かじゃない。」
刑部クロオ:にっと、少しだけ口角を上げて微笑む。
刑部クロオ:「付き合うぜ。その無茶に。」
高村純一:「君の広範囲殲滅能力は我々にとって非常に有効だ。できるだけコンディションは維持してほしいし……」
三ツ辻リク:「ハッ……!」エリーゼ先輩に、眩しいものを見るような目。クロオくんに、とても好ましいものを見たような笑み
三ツ辻リク:「そうじゃ。なに高原サン、構わん構わん。無理を押してにやりと笑って見せてこそわしらってもんじゃ」
高村純一:「君も無道総番長のことも心配なわけなんだな、我々は」
エリーゼ高原:「…本当、馬鹿なひとばかりなんだから。ええ、ええ。勿論、私自身も含めてね」
エリーゼ高原:薄く、けれどもとても楽しそうに笑って。
三ツ辻リク:「それに、わしは全然平気じゃもんね、そんなダチの気合に応えずして、それこそ何が番長かって話よ」
高村純一:「ああ、そりゃあ君は全然平気だろうさ。すさまじい防衛能力だったな」
三ツ辻リク:「付き合うちょるよ。カカッ、番長(わしら)の戦っぽくなってきたわい。出入りが始まるぞ!」
三ツ辻リク:「フフン、これがわしの十八番じゃもんね!でもわし、高村の火力、正直おっかないんじゃけど……!あんなん撃てたのぬし!」
GM:君たちが会話している間に、いつの間にやら一般生徒たちは観戦席をたたみ、撤収している。
GM:学園に再度平穏な時間が訪れた……かに見えた、その時である。
高村純一:「だから人に向けては撃ちたくないと言っているだろう……普段は君も見た通り威嚇ですませているんだ」
GM:君たちの耳に聞こえてくるのは、腹の底に響くような巨大な破砕音。
三ツ辻リク:「!! こいつは……!」
GM:そして何者かが激しく争いあう音だ。音の発生源は、屋上から……!
高村純一:「何事だ?」
エリーゼ高原:「…上ね」
刑部クロオ:「屋上か。先に行くぞ。」《軽功》で近くの建物を足場にしつつ、屋上へ向かう
高村純一:「頼む。しかし、本当に速いな」見上げながら。
エリーゼ高原:「ええ、お願い。…本当に、休む暇もなくなってしまったわね」
高村純一:「全くだ。まさしく無茶のしどころというわけだな」
三ツ辻リク:「刑部の、無理はするなよ。わしらもすぐに行く!」パチパチと放電しつつ、周囲に気を巡らせ
GM:シーンをカットします。調達、ロイス調節可!
高村純一:手配師を使用してフルオートショットガンを買いにいくぜ!
刑部クロオ:調達!スラッグショットガン!
刑部クロオ:3dx+4>=11
DoubleCross : (3R10+4[10]>=11) → 6[3,4,6]+4 → 10 → 失敗
刑部クロオ:ぐえー
高村純一:4dx+9>=14
DoubleCross : (4R10+9[10]>=14) → 10[1,2,10,10]+8[6,8]+9 → 27 → 成功
高村純一:やったー!
GM:会計監査委員長番長の恐ろしい調達力
刑部クロオ:エリーゼさんにロイスを取りましょう。〇連帯感/隔意
三ツ辻リク:他の面々用に、ボディアーマーを狙うか、応急キットで回復を優先するか……
高村純一:どこからこんなの買ってるんだろうコイツ……
エリーゼ高原:ロイス枠はひとつ空きで保留!購入は特にプランなし!
GM:これが会計監査の力だ…
エリーゼ高原:こちらは応急手当キットを買おうと思います。
エリーゼ高原:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 7[6,7,7]+1 → 8 → 成功
エリーゼ高原:買えた!クロオくんにお渡ししましょう。
刑部クロオ:あ、こちら以上です!
刑部クロオ:ありがとー!使います!
刑部クロオ:11+2d10
DoubleCross : (11+2D10) → 11+11[6,5] → 22
刑部クロオ:いいきずぐすりだ
高村純一:最後のロイスはクロオ君に取ります! 〇友情/隔意 で
高村純一:以上です!
エリーゼ高原:こちらも以上で!
三ツ辻リク:……手当キットにしよう!取り敢えずしばらくは戦闘はないと踏んで!
三ツ辻リク:3dx+2>=8
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 8[5,6,8]+2 → 10 → 成功
三ツ辻リク:成功!こっちは高村くんに渡すよ!
高村純一:やったー! 使います!
高村純一:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 18[8,10]+2 → 20
高村純一:すごいきずぐすり
三ツ辻リク:ロイスは、ここで共に戦ったクロオくんに取ろう。戦闘後のやり取りで心意気も分かったし、コイツ的にもう戦友だ
GM:やるじゃない
エリーゼ高原:明らかに何かキマってる類の薬だ。
刑部クロオ:すごすぎる
三ツ辻リク:薬めちゃ効いてるw
高村純一:危ないはっぱ部からの賄賂かもしれない
三ツ辻リク:連帯感/〇隔意 「こいつもやっぱり番長だったのが分かったぞ!」的な意味で。内心の仲間意識!
GM:以上かな!カットしますよー
三ツ辻リク:以上です
刑部クロオ:はい!
GM:◆ミドルシーン7 END◆
GM:◆ミドルシーン8◆…登場PC…刑部クロオ(全員登場可)
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:76->83)
高村純一:1d10+76-1
DoubleCross : (1D10+76-1) → 7[7]+76-1 → 82
GM:君たちが屋上に駆け付けると、そこは生々しく破壊痕が残る戦場と化している。
GM:倒れているのは元・疾風番長、元・絶滅番長。
GM:膝をついているのは元・脱税番長、元・定住番長。
GM:そしてただ一人立っているのは……仮面の戦士、ドロマース。
刑部クロオ:「誰かと思えば…ま、それもそうか。」
刑部クロオ:「番奪戦を仄めかしてたお前がまさか無関係のはずはあるまい。」
高村純一:「刑部! 状況はどうなって……」普通に階段を駆け上がってくる。「彼が、君と森で遭遇したという?」
元・脱税番長:「うわあ……カッコ悪いとこ見られちゃってるなコレ」
元・定住番長:「むう……」
GM:元番長二人の傷は深い。立ち上がれる様子ではなさそうだ。
ドロマース:「刑部クロオ……か」
刑部クロオ:頷く「”ドロマース”。」
ドロマース:「お前には失望したぞ。番長の資格は失ったそうだな」
刑部クロオ:「………失望も何も、元からなし崩しに番長になっただけだ。」頭を掻く
刑部クロオ:「失望するのは勝手だが、何もOBに当たる必要はないだろ。」
刑部クロオ:さりげなく歩みを進め、倒れる元番長たちの前に出る
ドロマース:「何も当たったわけではない。力の馴染み具合を試すのにちょうどいい相手だっただけだ」
GM:ドロマースが右の拳を軽く振る。
刑部クロオ:「お前が仮面を着けたのは力を得るためか?それとも…」
刑部クロオ:「力を取り戻すためか?」
ドロマース:「……察したか」
ドロマース:「そうさ。取り戻した。この仮面のおかげで、俺はようやく地獄から抜け出せる」
高村純一:刑部くんの横で黙って”ドロマース”を観察している。
元・脱税番長:「やっぱり、お前は……」
刑部クロオ:「………”右腕番長”、十文字悠。」
ドロマース:「……もうその名で呼ばれる事はない。俺は”ドロマース”……英雄を食い殺す狂犬の名を冠した、ディオゲネスクラブの兵だ」
刑部クロオ:「で、先輩…取り戻した力で何をするんだ。」
刑部クロオ:「ディオゲネスクラブ…FHの犬に成り下がってまで力を取り戻して、その拳をどこに振り下ろす。」
ドロマース:「教える義理はないが、俺のやるべきことは一つ。昔も今も、変わりない」
刑部クロオ:「あんた、その仮面を脱いでこの光景を見ろよ。」
刑部クロオ:屋上で倒れる4人をちらと振り返る。
刑部クロオ:「これが、あんたのやるべきことか。仲間だった人間を殴り傷つけることがあんたのやりたかったことか。」
ドロマース:「まさしく……”仲間だった”。かつては」
ドロマース:「今はもう、違う。俺とこいつらは決定的に違ってしまっている」
ドロマース:「傷つけることに躊躇いはない」拳を握り、構えをとる。
高村純一:「さみしいことを言う奴だ。ところで」ぽつっと言葉をもらす。
刑部クロオ:「ああ、そうかよ……。」頭を掻き、木刀に手をやる
刑部クロオ:「教える義理はないが、俺のやるべきことはたくさんあるぜ。」
刑部クロオ:「学園生活を楽しむ。色んな奴らとつるんで面白おかしく過ごす。そして、」
刑部クロオ:「お前のような狂犬を斬り伏せ、その生活を守ることだ。」
刑部クロオ:「……昔とはだいぶ変わった。」
刑部クロオ:腰を落とし、居合の構え。
高村純一:「”ドロマース”。貴様が十文字氏だとして、そうして仮面をかぶっているというのなら」
高村純一:「貴様と同様に番奪戦から外れている不死初代総番長も、仮面の力に関わって暗躍していると受け取っていいのか」
ドロマース:「く、くくく……ははは」
ドロマース:「そんなわけがない。あいつが……あいつに限って、そんなことはあり得ないんだよ」
高村純一:「笑い事ではない。貴様の行いが、行動を共にしている彼のことも貶めている」
ドロマース:「……そうかもな。しかし、不思議と罪の意識はない」
ドロマース:「この仮面を手にした時から、そういうものが俺の中に積み重なることはなくなった」
高村純一:「……正常な思考能力を失っているようだな」
ドロマース:「狂犬と言っただろ?」
高村純一:「そうか。つまり、武力鎮圧するほかないと」
高村純一:(周囲の安全確認を優先し、高原たちと分散したのは悪手だったか……?)
ドロマース:「できると思うのか。番奪戦に破れ、番長の資格を失うような弱者のお前たちに?」
刑部クロオ:「これじゃ右腕は斬り落とせんな。」
刑部クロオ:「犬に腕はない。」
高村純一:「さあな。だが、やる。フフ……また無駄とでもいうかね」
GM:その時、屋上に通じる階段付近がにわかに騒がしくなってくる。
GM:風紀委員や番長連の応援が到着するようだ。
ドロマース:「ここで片付けたかったが、どうもそうはいかないらしい」
ドロマース:構えを解き、屋上のへりに足をかける。
ドロマース:「じゃあな」
刑部クロオ:不鳴足。弾かれた矢のように前方に跳び、ドロマースを追いかけるが…
ドロマース:そのまま飛び降り、《瞬間退場》。シーンから退場します
高村純一:光線を撃とうとして、思わず止める。刑部の方が反応が速い。後ろから撃っては巻き込む恐れがあった。
刑部クロオ:屋上のへりに手をかけ、下を見下ろす。こちらを見上げる風紀委員や番長たちと目が合う。
刑部クロオ:「狂犬が聞いて呆れる。いいカンしてやがるな。」
高村純一:「全くだ。厄介な手合いだな」
GM:次シーンから以下の情報収集項目が追加されます。
・十文字とディオゲネス・クラブ<情報:UGN>9
・不死武士の秘密<情報:UGN><情報:アカデミア>8
・ワイバーン<情報:アカデミア><知識:恐竜>6
刑部クロオ:「ともかく、一度高村や三ツ辻と合流しよう。」
高村純一:「そうだな。ああきみ、そこの元・脱税番長を拘束しておくように」その辺の風紀委員に
元・脱税番長:「ちょ、ちょっと待っ……俺怪我して、ああーっ!?」
刑部クロオ:「情報を整理して、目的を突き止めて先回りしないと…ああ、面倒事ばっか持ってくる先輩だ。」
高村純一:「あの様子では、腕が治ってそれで満足、ということでもなさそうだからな」
高村純一:「しかし刑部。君もやはり番長だけあって、第一印象よりはるかに友情に篤いな。言語センスもいい」
刑部クロオ:「友情?そんなモンじゃないさ。」
刑部クロオ:「言っただろ、俺は俺の生活を守るためにこうしてるだけだ。」
高村純一:「そういうものか」
刑部クロオ:「ジェヴォーダンの獣を止めるヤツが居てくれりゃ俺も枕を高くして眠れるが、」
刑部クロオ:「今回は俺が猟師らしい。」
高村純一:「またそういうことを言う。読書をたしなんでいるのなら、おすすめの書籍を教えてほしいものだ」
刑部クロオ:「あいにく、本よか剣を握った日月の方が多くてな…人間は人間らしく、狂犬を捕らえる罠をこさえに行こう。」
刑部クロオ:定住番長に肩を貸しつつ、屋上から引き揚げましょう。
高村純一:「ああ、そうするとしようか。手が器用で、道具を扱うのが人間のいいところだ」
高村純一:(……あるいは、アカデミアにくる以前から高度な教育を受けていたな。道徳的意識も高い水準で持っている。気にかけておくとしよう)
GM:シーンをカットします
GM:ロイス調節、調達などあればどうぞ
刑部クロオ:ロイス!高村くんのロイスをP感情表にします!
高村純一:フルオートショットガン購入します!
高村純一:3回目の手配師も使おう
高村純一:4dx+9>=14
DoubleCross : (4R10+9[10]>=14) → 10[4,5,9,10]+8[8]+9 → 27 → 成功
高村純一:気合が入ってる
刑部クロオ:ではこちらはスラッグショットガンを
高村純一:ロイスは全部取ってしまった……
刑部クロオ:4dx+4>=11
DoubleCross : (4R10+4[10]>=11) → 10[4,7,7,10]+2[2]+4 → 16 → 成功
刑部クロオ:や、やっと買えた…
高村純一:おお
GM:ついに
高村純一:あ、装備している武器をリニアキャノンからフルオートショットガンに変えたいです!
刑部クロオ:大槌とショットガンをウェポンケースに入れておきます。
GM:ひい、どうぞ
GM:物騒な学生たちだな!
刑部クロオ:装備は無し!居合抜きする!
高村純一:これで命中が上がったぜ—!
GM:以上かな?
高村純一:です!
GM:◆ミドルシーン8 END◆
GM:◆ミドルシーン9◆登場PC…高村純一(全員登場可)
GM:情報収集シーンです。出る人は侵蝕率を上昇させてね
刑部クロオ:出ます!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:83->89)
高村純一:1d10+82-1
DoubleCross : (1D10+82-1) → 2[2]+82-1 → 83
エリーゼ高原:出るズェ…
エリーゼ高原:1d10-1+91
DoubleCross : (1D10-1+91) → 7[7]-1+91 → 97
三ツ辻リク:出ましょう!
エリーゼ高原:温まったぜ…
三ツ辻リク:1d10-1+87
DoubleCross : (1D10-1+87) → 8[8]-1+87 → 94
GM:そろい踏みというわけね
三ツ辻リク:このー!
GM:項目はこれ!
・十文字とディオゲネス・クラブ<情報:UGN>9
・不死武士の秘密<情報:UGN><情報:アカデミア>8
・ワイバーン<情報:アカデミア><知識:恐竜>6
高村純一:例によって最後に控えます!
刑部クロオ:じゃあ情報弱者なので不死武士の秘密行きましょうかね…
刑部クロオ:情報:UGN、コネはなし!
刑部クロオ:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 8[1,2,4,8]+1 → 9 → 成功
刑部クロオ:精巧!
刑部クロオ:成功!
GM:精巧な成功というわけね
三ツ辻リク:クロオくんが成功した!ならコネはないけど情報UGNを持ってる僕が、十文字とディオゲネス・クラブに行こう!
エリーゼ高原:UGNはコネも技能もないので、ワイバーンを調べましょうか。
GM:エリーゼ先輩がワイバーンの調査を…(ごくり)
三ツ辻リク:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[1,3,10]+2[2]+1 → 13 → 成功
三ツ辻リク:やったぜ
エリーゼ高原:調べたから何だというのか…!
刑部クロオ:やった!
エリーゼ高原:コネと腕章を使用。
エリーゼ高原:5dx+2>=6
DoubleCross : (5R10+2[10]>=6) → 10[2,9,9,9,10]+10[10]+4[4]+2 → 26 → 成功
エリーゼ高原:私がワイバーン博士だ。
GM:めっちゃわかったW
刑部クロオ:ワイバーン博士だった
GM:くそぉ…我が精鋭たちが全滅…!
GM:情報を開示しよう!
三ツ辻リク:クククわれら番長はやはり知識や社会力による情報収集も優秀・・・
GM:・不死武士の秘密
元々カウンシルから不死武士へ依頼されたのは、
アカデミア山岳地帯に眠る邪竜の仮面についての対応である。
邪竜に肉体を乗っ取られる危険性がある事を承知で、不死はこの任務を引き受けた。
その際、番長練や番奪戦を行うことで現行番長連のメンバーを
この事件に巻き込まないようにする計画を立て、実行している。
GM:・十文字とディオゲネス・クラブ
負傷により本来の実力を発揮できなくなった十文字は、活躍を続ける仲間たち、
特に不死武士に取り残されてしまう事に焦りを感じていた。
右腕の力を取り戻すため、先行して島を訪れ密かにディオゲネス・クラブと接触。
目的は不死に邪竜を憑依させ、再び共に戦うこと。
仮面の力により、もはや戦う相手はUGNでもかまわないという状態に陥っている。
GM:・ワイバーン
学園島の山岳地帯から飛来した謎の翼竜。
かつてこの島に存在した巨大な邪竜が活動する際、
尖兵としてエフェクトで作成していた生物に酷似している。
邪竜はワイバーンの長という意味で「ワイバーン長」とも呼称されていたらしい。
GM:以上!
エリーゼ高原:「なるほど、全ては番長というわけね…」
エリーゼ高原:微妙にハイライトの消えた目で資料をめくり、呟く。
高村純一:「なにかわかったのか、高原」
三ツ辻リク:「高原サン、何かわかったんか!」ちょうど集会処の戸を開けて入ってくる
刑部クロオ:「………」隣で資料をめくって渋い顔をしている
高村純一:左腕がガチャガチャとうごめき、戦闘への最適化を図っている。右腕にはアカデムー。
エリーゼ高原:「ええ、ええ。話はこの学園が出来る前…いえ、この島が出来た頃か、その前にまで遡るは…」
エリーゼ高原:島独自の環境により高い知性を持つまでに進化した恐竜たちによる文明が云々かんぬん、といった話を長々としてから。
刑部クロオ:「………。」エリーゼの目の前で手を振る
エリーゼ高原:「そう、すなわち…全ては番長に通ずるのよ…!」
高村純一:「な……なんだって!?」
三ツ辻リク:「なんと……話が大きくなってきたのォ。そんな組み入った背景の事件だったんか……?(わなわな」>この島が出来た頃か、その前にまで遡る
高村純一:「古代恐竜文明……まさかそんなものが実在していたとは」
刑部クロオ:「……おい、何本に見える。」人差し指を立てて見せる
高村純一:「……刑部。いちおう言っておくが、私のこれは冗談だからな」
三ツ辻リク:「島……独自の……」話を聞くうち、リアクションが控え目になって行く
刑部クロオ:「お前はいつも通りだから心配はしてない。こっちだこっち。」エリーゼさんに
エリーゼ高原:「莫迦にしないで頂戴。ちゃんと6本…あら」
刑部クロオ:頬をつねる
エリーゼ高原:「ひゃうっ!?」
高村純一:「おっと。指六本がお望みなら変形もできるが……どうやら正気に戻ったようだな」
刑部クロオ:「俺に注意したあんたが狂気に呑まれてどうする……。」
三ツ辻リク:「高原サン、大丈夫か?疲れとらんか?事態が事態だが、無理は禁物じゃぞ……?」
エリーゼ高原:「…あら、私は一体何を…?」
エリーゼ高原:ばさり、と持っていた資料から本が一冊落ちる。明らかに地球上のものではない言語でタイトルが書かれた、怪しげな本だ。
エリーゼ高原:「…これのせいかしらね。後でちゃんと、金庫に封印しておきましょう」
三ツ辻リク:「ひぇっ!」資料から目を逸らし
エリーゼ高原:「というかこんな本、図書館で借りた覚えは無いのだけれど…いつ紛れ込んだのかしらね…」
刑部クロオ:「……で、話を変えるか。俺の方は不死元番長についての調査をしてきた。」
刑部クロオ:その本を紐でぐるぐる巻き開けないようにしつつ
高村純一:「ああ。”ドロマース”の口ぶりでは悪事には加担していないようだったが」
三ツ辻リク:「あのおっさんについてか!右腕番長十文字が言うには、自分のやっちょる悪事とは関係ないようじゃが……」
刑部クロオ:「その通り、むしろ仮面の事案を解決するためにカウンシルから送り込まれたそうだ。」
刑部クロオ:「番奪戦も、総番長への仕打ちもこの仮面に関わらせないためにあえて行っている…ってことだが……」
高村純一:「……いや、我々はともかく無道総番長は放っておけば勝手に寝ただろうに」
刑部クロオ:「あいつはあれでいて困った人を見ると首を突っ込まざるを得ん性分だぞ。」
エリーゼ高原:「そうかしら。…あの子の勘の鋭さは、みんなも知っていると思うけれど?」
三ツ辻リク:「そうか。やっぱりそっち(仮面への対処)が本命ちゅうわけになるよな、聞く話を総合すると……」
刑部クロオ:「絶対中途半端に首を突っ込んで途中で寝るに決まってる。」
エリーゼ高原:「ええ、ええ。そして、私たちが尻拭いに奔走するのよ。そうなっていたに違いないわ」
エリーゼ高原:「…つまり、今と似たような状況、ということね」
エリーゼ高原:くすり、と楽しそうに笑う。
高村純一:「ム。そうか? そうだな……あれはあれで妙手だったのかもしれん」
三ツ辻リク:「何だかんだで耳ざとい人じゃからのォ。大体、邪魔が入って関われん場合が多いけどな」
三ツ辻リク:「……そう、それで大体わしら番長の誰かが行ったりするんじゃ」笑い
高村純一:「しかしまあ、なにがあっても結局は勝手に首を突っ込む性分の者だからな。高原の言うとおり、結局こうなっていただろう」
高村純一:「ああ、全くだ。であれば、懸念事項は”ドロマース”のみだろうか」
三ツ辻リク:「して……まあ……そうじゃのぉ、わしら番長なら誰かしらは首突っ込むわな。遠ざけたいっちゅうことなら、そりゃ否定できん……」
三ツ辻リク:眉間を抑え
エリーゼ高原:「そうね。話を聞く限り、個人の思惑が大きい人のように思えたけれど…」
刑部クロオ:頷く「仮面を着けた者は衝動と欲望に囚われる。目的をなりふり構わず達成しようとするだろう。」
刑部クロオ:「それさえ分かれば次の手を予測して先回りできるかもしれない。」
刑部クロオ:「誰か、何か掴んでないか?」
三ツ辻リク:「フゥー、まあおっさんの考えはともかくとして、そう(次の手を予測して先回りできるかも)じゃな」
エリーゼ高原:「どうかしら。仮面となると、学園というよりはレネゲイドそのもの…あるいは、学園の”上”の方の話になるけれど…」
三ツ辻リク:「で、その十文字パイセン個人のことじゃが!」
エリーゼ高原:ちらり、と三ツ辻くんを見る。
三ツ辻リク:ばさりとテーブルに資料 「わしが聞いて来た。風紀委員と、そこ経由してUGNの方にちょこっとな」
高村純一:「最重要事項だ。助かる」ちらりと目をやる。「なるほどな」
三ツ辻リク:「総長と、あと番長連でも知っとる奴はいるかもしれんな。わし、OBが来る前にちとディオゲネスクラブの連中しめて来たんよ」
三ツ辻リク:「OB歓待前の掃除じゃの、迷惑あっちゃいかんからの。で、そこで十文字にも会ったんじゃが、クラブの連中を風紀委員に」
三ツ辻リク:「引き渡しちょる。それでな、奴らから直接十文字パイセンのこと訊いたわけじゃ。……ついでに、UGNの方にも聞いてみてな」
三ツ辻リク:「……あのお人、あの時あんなつもりだったんじゃのぉ。気づかんかった。まったく、悔しいことじゃわい」
高村純一:[]
エリーゼ高原:「確か…助太刀の時は左腕しか使っていなかった、だったかしら。…演義ではなく、本当に”使えなかった”のでしょうね」
三ツ辻リク:資料を開いて、風紀委員に拘留されてるディゲネスクラブ員から聞き出したことを話すよ。情報開示だ!
エリーゼ高原:「…それこそ、仮面の力なしには、全盛期の力は取り戻せなかった、と」
高村純一:「致し方ないことだ。私や高原のように番長勘に長けているものでも、人の心を読み取るのは難しい」
エリーゼ高原:「超能力者ではないものね。…それに、人はこう動く、と理詰めで計算できるほど、人生経験を積んでもいない」
刑部クロオ:「………。」
刑部クロオ:「どちらにせよ、あの狂犬を斬るだけだ。」
刑部クロオ:「そして残った右腕を斬るか否かは…」
三ツ辻リク:「そうじゃな、マジに右腕は故障しちょったんじゃろう。しかしのォ……(フゥーッと息をつき」
刑部クロオ:「獣の仮面を剥がしてから決めればいい。」
三ツ辻リク:「それで、あんな見境なくなってしもうたら、本末転倒じゃろがい……!」
高村純一:「……その審判は、長けているものに任せるとしよう」
三ツ辻リク:「おう、そうじゃ。わしもやるぞ。まずは叩きのめして、目を覚まさせてやらにゃ気がすまん」
エリーゼ高原:「…やるべきことは、刑部くんの言う通りね。でも…」
エリーゼ高原:「例え時間稼ぎが目的だったとしても。自分ではなく、不死さんの想いを優先したが故のものだったとしても」
エリーゼ高原:「十文字さんが、ワイバーンが生徒たちを襲うのを”よし”とせず、私たちを校舎に向かわせたのは。本心だと信じたいわ」
刑部クロオ:「………そうであって欲しいもんだ。」
三ツ辻リク:「そうじゃな。奴の番長の心は、まだ腐りきっとらんと思いたい」
三ツ辻リク:「まだわしらでしばいて、目を覚まさせてやれる筈じゃ」敢えて言い切る。そうであってくれという願いだ
刑部クロオ:そう願う三ツ辻を横目で見て「………目を醒ます役目は、任せる。」
刑部クロオ:「俺は斬ることはできるが、繋ぐのは苦手だ。」
エリーゼ高原:「あら、そうかしら。さっきは私を、無理矢理現実に繋ぎとめてくれたじゃない」
刑部クロオ:「お前が狂気に繋がりかけるのを斬ったんだ。」
高村純一:「効果的なスキンシップだったな、あれは」
刑部クロオ:「頼むからしっかりしてくれよ…あんたまで呑まれたら俺一人置いてかれちまう…。」
三ツ辻リク:「おう。……ま、わしも番長じゃからな。正直殴ったりしばいたりが専門で、何かを繋ぐことにかけては自信がないが……」
三ツ辻リク:ふっと、少し笑って
エリーゼ高原:「ふふ、今後は気を付けるとしましょう。…ええ、では」
三ツ辻リク:「こういう時、相手も番長じゃっちうのはいいの、拳をぶつければ、話も通じるち信じられるわい!」
三ツ辻リク:そう、自分も番長同様、相手も番長。そこだけはまだ信られるし、信じているという宣言だ!
エリーゼ高原:「番長であるもの、番長でなくなったもの。番長になろうとしたもの、なってしまったもの。番長の数だけ、想いと事情はあるけれど」
エリーゼ高原:「…私たちらしく、”喧嘩”をしに行くとしましょう」
高村純一:「ああ。彼を倒して気分よく番長に復職したいものだ」
三ツ辻リク:「じゃから、ぬしも出来るのは斬ることだけ、みたいに云うなよ。ぬしも番長じゃ、きっとわし同様、あいつに何かが出来る筈じゃわい」
刑部クロオ:木刀に手を置く「おう」
刑部クロオ:「出来ることか……俺みたいな生意気な後輩の言うこと、聞いてくれるかね。」苦笑しつつ
高村純一:「……」左腕を見る。光線を撃ち、敵を殺害することだけに機能する腕。
三ツ辻リク:「カカカ、盛り上がって来たの!そうじゃ、番奪戦やらなにやらじゃあない、喧嘩が始まるんじゃ!」嬉しそう!
高村純一:「きっと聞いてくれるさ。そう、我々にだって、出来ることはある」
高村純一:「ところで刑部、キミ、さっき私のこと狂気に呑まれている扱いしていなかったか……?」
刑部クロオ:「え……いや、気のせいだろ……。」
高村純一:「急に口下手だな!?」
三ツ辻リク:「出来る出来る。これな、番長なんちどいつもこいつも生意気なもんじゃ」
三ツ辻リク:「断言するが、あの十文字パイセンも、現役の時はきっと相当なゴンタじゃったぞ……!」嬉しそうにクロオくんに応えつつ
エリーゼ高原:「…誰しも万能の人ではない、ということかしらね」
エリーゼ高原:姦しい男子3人を、暖かい視線で見つめながら、微笑む。
刑部クロオ:三ツ辻に微笑みつつ「じゃ、遠慮なくぶつけさせてもらうか。」
刑部クロオ:大人と大人の戦争なら、きっとこんなことは出来なかっただろう。
刑部クロオ:戦争の中、置いていかれた者に追いつくことも出来なかっただろう。
刑部クロオ:(喧嘩だってよ。子供と子供の喧嘩だ。)
刑部クロオ:(俺にもこんなことが出来るようになったんだぜ、三八。)
高村純一:「どうした? 嬉しそうだな。番長という奴は血の気が多くてかなわん」
刑部クロオ:自分を置いて行った親友のコートを見下ろしつつ、心の中でつぶやく
刑部クロオ:「血の気が多いのは、性分さ。」
刑部クロオ:今から血を流すのは大人のためじゃない。
刑部クロオ:子供の、自分たちのためだ。
刑部クロオ:「さて、”ドロマース”のいそうな場所をしらみつぶしに探すか?それとも…」
高村純一:「と言ってもな。私は山岳地帯程度しか思いつかんが」
GM:その時!室内に、何者かの拍手の音が響き渡った。
????:「素晴らしい……!」
????:「実に素晴らしいな、番長連の諸君!」
高村純一:「ムッ! 何奴!」
雲雀宏一:「君たちのそのあふれ出る番長魂(バンチョースピリッツ)……僕は感動したぞ!」
三ツ辻リク:「! 何者じゃ!!」
GM:アカデミア生徒会長……諸悪の権化、雲雀宏一だ!
三ツ辻リク:「き、貴様は……生徒会長!!」
刑部クロオ:「……生徒会長。」顔はガーゴイル像で見ているから知っている!
高村純一:「ああなんだ、雲雀か。次は雲雀如来像でも建立するか?」
三ツ辻リク:諸悪の権化
高村純一:「ガーゴイルだけではちと西洋に寄り過ぎているだろう」
雲雀宏一:「たしかに」
エリーゼ高原:「あら、こんなところに来るなんて珍しいこと。高村くんを巻き込んだ悪だくみなら、少し待って欲しいのだけれど?」
エリーゼ高原:諸悪の権化ですね。
エリーゼ高原:「…巻き込んだと言うより、共犯だったわね」
エリーゼ高原:頭痛を堪えるような表情に。
雲雀宏一:「ふぅーむ、そうなると動かす予算はこのくらいかな? どう思う、高村」
刑部クロオ:「おい、今すぐその暗黒会議をやめろ悪代官ども!」
刑部クロオ:「先に要件を片付けてから存分にやってくれ。」
高村純一:「おっと、御用だな」
刑部クロオ:「出来れば生徒会役員共の前で。」
雲雀宏一:「怒られちゃったぜ。うん、仕方ないからこれはあとで相談しよう」
刑部クロオ:(これは…後で滝にチクっておくべき案件だな…。)
高村純一:「ああ、そうするとしよう」
エリーゼ高原:「やるにはやるのね…」
三ツ辻リク:「怒られちゃったぜ☆ちゃうわ。なんじゃ、しばいてええんか?生徒会長自らが春の顔面ストレス解消サービスか?」
高村純一:(金を使うって最初に申請させておけば、銅とスズくらいなら許される流れに持っていけそうだな……)
高村純一:「ところで、雲雀。何の要件だ? 君が自分で来たというからには、それなりに重要な案件だと思うが」
雲雀宏一:「あ、そうそう。話の途中ですまないが、アカデミア活火山の山頂付近からワイバーンが大量発生しているとの通報があった」
刑部クロオ:「さ、」
刑部クロオ:「先に言えよ!!なんで雲雀大明神の話の方が優先順位高いんだよ!!」
三ツ辻リク:「話の途中ですまない所じゃなかろうが!!如来のついでに話すことちゃうわ!!!」
雲雀宏一:「僕は悪ふざけに人生をかけている。悪ふざけはすべてに優先するんだよ……」
エリーゼ高原:「落ち着いて、刑部くん、三ツ辻くん。無駄話から始めたなら、余裕はあるか、対処の準備は出来ている。そのどちらかと思って良いのね、生徒会長?」
刑部クロオ:「そんな大穴に人生賭けんじゃねえ!……す、すまん。」エリーゼさんに諭される
雲雀宏一:「もちろんだ!校舎の警備のために生徒会や風紀の人員は割けないので」
三ツ辻リク:「お、おうそうじゃ。そうじゃな。さすが高原サンは冷静じゃわい……深呼吸深呼吸」
高村純一:「人生観は人それぞれということだな」うんうん、と頷いている。「しかし、不死初代総番長では対処しきれなかったということなのか……?」
雲雀宏一:「番長連のメンバー総出で山頂に向かってほしいな!」
雲雀宏一:「そのための移動手段も用意したぞ!」
エリーゼ高原:「丸投げは解決とは言わないのよ…?」
エリーゼ高原:すごく いい えがお
三ツ辻リク:「移動手段じゃと!?」
雲雀宏一:「すごく こわい」
高村純一:「移動手段……まさかっ!」
GM:ゴゴゴゴゴゴ……大地を揺るがす何らかの車両の走行音!
三ツ辻リク:「さすが殲滅番長の圧じゃわい……」
刑部クロオ:「絶対ロクなもんじゃねえ…」
刑部クロオ:とぼやきつつ音の鳴る方を見る
GM:窓の外に停車したのは……車体にでかでかと「番」のペイントがされた巨大なトラック!
雲雀宏一:「テテーン!番長連専用トラックー!」
三ツ辻リク:「……なんじゃ、普通じゃな」
高村純一:「威圧的なショドーだ。大仏開眼の際は、これを書いた人物に筆をとってもらうとしよう」
雲雀宏一:「普通って言うな!」
刑部クロオ:「生徒会長ロケットに跨るよりはマシか……。」
エリーゼ高原:「アレを普通と感じてしまうあたり、もう駄目かもしれないわね私たち…」
GM:トラックの荷台にはすでに複数の番長が乗り込んでいる。
高村純一:(我々は高校生だからトラックの免許なんて誰も持っていないと思うのだが……私有地だからいいのか……?)
雲雀宏一:「こう見えてもこの番トラックは、有事には人型への変形機構も備え……あっ、これは秘密だった」
雲雀宏一:「とにかく乗って乗って!」
エリーゼ高原:「普通じゃなかったわね」
三ツ辻リク:「だって今悪ふざけに人生かけてると豪語したばかりじゃし……!冬の時(過去ログ寒デミア参照のこと)は実際それで巨大軍艦用意してくれとったし!」
高村純一:(トラックの荷台に人を乗せるのも違法だったと思うのだが……)
刑部クロオ:「だと思ったよ。」おとなしく座席に乗り込む。
無道ささき:「おーいみんなー!早く準備していくぞー!」
無道ささき:相変わらず番長旗を持ったままのささきもいる!
高村純一:「まあいいか! ではゆこう」荷台に乗り込む!
三ツ辻リク:「ほう、ほう!何じゃ普通じゃない所もあるんじゃな!何じゃ会長も人が悪いのう!」
エリーゼ高原:「乗り心地は良くはなさそうだけれど、実に私たちらしい車ね」
エリーゼ高原:「…ええ、気に入ったわ。悔しいけれど」
エリーゼ高原:笑いながら、座席に乗り込む。
三ツ辻リク:「よぉーし、こりゃいいの!出入りじゃ出入りじゃあ!!」
三ツ辻リク:楽しそうにトラックの車上に立つ。準備万端だ!
GM:勢ぞろいした番長たちの声は高らかに。番長旗をはためかせながら……トラックは走り出した!!
GM:シーンをカットします。
GM:調達はラストチャンス!ロイスも調節あればどうぞ。
高村純一:購入、何か欲しいものありますか?
高村純一:財産含めてだいたい20くらいは安定して出る計算です
刑部クロオ:何かあるかな…一応防具が欲しいです!
刑部クロオ:ぼであま!
刑部クロオ:他に何かあればそちら郵船でも構いません!
三ツ辻リク:応急キットか、ボディアーマーを狙って触れるぜ!まずは僕が試してみましょう……!
エリーゼ高原:こちらが自前でボディアーマー狙って、出なければ諦める、ってくらいですね。
三ツ辻リク:よし、じゃあアーマーだ!失敗したら、他の方頼んます……!
刑部クロオ:あ、やっぱりこちらはアームドスーツ狙ってみます。
刑部クロオ:ごめんね直前で変えて!
GM:いいよ
三ツ辻リク:大丈夫よ!ならクロオくんの結果をまず見てみよう……!
刑部クロオ:では調達!
刑部クロオ:4dx+4>=15
DoubleCross : (4R10+4[10]>=15) → 5[1,1,3,5]+4 → 9 → 失敗
刑部クロオ:ひどすぎる…
高村純一:かなしい
三ツ辻リク:おおう……
三ツ辻リク:では僕も振ります。こっちの能力じゃ15は厳しいので、より確実なボディアーマーで行くか……!
三ツ辻リク:(アームドスーツで博打を狙ってもいいよ!)
三ツ辻リク:あ、高村くんが振るなら、アームドスーツも射程圏か!
刑部クロオ:お好きなほうを!
高村純一:まあ固定値と財産で16あるので……
三ツ辻リク:了解です。ではぼくはエリーゼ先輩orクロオくん用にボディアーマー一個を狙って
三ツ辻リク:高村くんに次の判断をお任せしてもよいか……!
高村純一:押忍!
刑部クロオ:お願いします!
三ツ辻リク:3dx+2>=8
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 9[2,2,9]+2 → 11 → 成功
三ツ辻リク:オッス! あ、やった成功!
刑部クロオ:あ、チガウチガウ!購入値は12!
刑部クロオ:8はたぶん装甲値!
三ツ辻リク:あー、そうだ!ごめんなさい!……だが、
三ツ辻リク:あと1なら財産点でイケる!もう使い道ないからこれで買うぜ!
高村純一:おマネーがございましたわ!
GM:素晴らしい
エリーゼ高原:三ツ辻マネーイズパワーシステム…!
三ツ辻リク:ふぅー、指摘ありがとうざいます猫口さん……!でも買えたぜ!
刑部クロオ:よかった…!
エリーゼ高原:高村くんがアームドスーツを買えなかったら、ボディアーマーを刑部くんに、ってとこでしょうか。
三ツ辻リク:フフフ養われるばかりじゃ……ないんじゃぞ!
刑部クロオ:そういう感じですね!
高村純一:OKっす!ではいきますぜ
三ツ辻リク:イイと思います!
高村純一:ラストの手配師を使用。
高村純一:4dx+9
DoubleCross : (4R10+9[10]) → 9[1,2,5,9]+9 → 18
高村純一:財産を支払うまでもなし!
三ツ辻リク:18!
刑部クロオ:すごいぜ!
高村純一:こちらをクロオ君に進呈します
エリーゼ高原:ヒューッ!
エリーゼ高原:では自分用ボディアーマーを調達!
エリーゼ高原:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[4,6,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
エリーゼ高原:買えてしまった。
刑部クロオ:ありがとう!ではウェポンケースにアームドスーツとスラッグショットガンを入れて大槌を装備して置きます
エリーゼ高原:自分で装備して、終了!
GM:と、これで全員オッケーかな?
刑部クロオ:そしてロイスを取りましょう。三ツ辻リク/〇親近感/嫌気 これで!
刑部クロオ:以上です!
GM:おっと了解!
GM:後は何かあるかな?
高村純一:こちらはないっす!
三ツ辻リク:高村くんにボディアーマーを渡して、終了です。ロイスもいっぱい!
高村純一:ありがとうございます! 装備して、これで完全に終わり!
三ツ辻リク:クロオくんからもロイスだ。やったぜ
エリーゼ高原:あ、では生徒会長に「誠意/■不快感」でロイスを。これで7つ!
エリーゼ高原:以上でー。
GM:あれれーおかしいな…誠意が表ではないのかな
エリーゼ高原:せktlwl
エリーゼ高原:生徒を庇って爆発四散でもしたら考えてやらんこともない。
GM:良いこと聞いた
GM:では、カットします!
エリーゼ高原:まあオーヴァードじゃないから死んじゃいますけどね会長!
エリーゼ高原:はーい。
三ツ辻リク:あ、ぼくもクロオくんへのロイス、表が連帯感にしておこう。今度こそおわり!
GM:へいへいっ!
GM:◆ミドルシーン9 END◆
GM:◆クライマックスシーン◆登場PC……全員登場
GM:侵蝕率の上昇をお願いします
エリーゼ高原:1d10-1+97
DoubleCross : (1D10-1+97) → 7[7]-1+97 → 103
高村純一:1d10+83-1
DoubleCross : (1D10+83-1) → 9[9]+83-1 → 91
エリーゼ高原:来たぜェ…
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:89->94)
高村純一:良い感じ
三ツ辻リク:1d10-1+94
DoubleCross : (1D10-1+94) → 10[10]-1+94 → 103
三ツ辻リク:チィーッ今回は終始出目が高いぜ!
GM:轟音と共に、番長を満載した番トラックは登山道を駆け上がっていく。
GM:通行禁止のバリケードを粉砕!もはや誰も止めることはできない!
GM:そして大量に発生したワイバーンは、いまや空を埋め尽くすほどの勢いだ。
GM:そのワイバーンが次々と君たち目掛け急降下してくる……!
刑部クロオ:「ちっ……」木刀を抜き、飛来する一体を斬り落とす。
エリーゼ高原:「こうも多いと、最後まで無傷、といのは難しそうね…!」
三ツ辻リク:空中のワイバーンの群れの中を、慣性を無視した動きで鋭角に閃光が奔る!
高村純一:幾筋かの光線で迎撃するも、「まずいな。根本的に火力が足りん」
エリーゼ高原:次から次へと、光で編まれた武具を空へ投擲。投げれば当たる、といった状況なので、速度を最優先に。
三ツ辻リク:直後、黒こげにになって空から落ちるワイバーン、トラックの車上に着地するわし!
三ツ辻リク:「チィーッきりがない!ゴキブリと同じじゃな、巣で大元を叩かないと意味がないぞ!」
銀条早人:「弱音を吐くのはまだ早いぞ!」
GM:閃光番長 銀条早人!
銀条早人:生身でトラックと並走!目にもとまらぬ速さで次々と低空飛行するワイバーンを打ち倒していく!
高村純一:「今日は爆弾を背負わなくていいのか?」
銀条早人:「や、やめろ!思い出させるな!」
高村純一:「おっと、失礼」
三ツ辻リク:「銀条!お前そんな所に!トラックに頼らずともそのスピード、頼もしい奴じゃ!」
銀条早人:「数だけは多いようだが……こいつらには情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ!そしてなによりも! 速さが足りない!!」
銀条早人:「番長連の敵ではないっ!」
エリーゼ高原:「…そうね、忘れかけていたわ。今、このトラックには大勢の…いえ、この学園には、どこにだって」
エリーゼ高原:「…いるのよね。頼もしい、番長たちが」
高村純一:「なるほどまさしく、沈黙は金、雄弁は銀といったところだな」
三ツ辻リク:「おうさ、どこにだって、わしらと同じ番長がいる!」
高村純一:「番長連の敵ではないというのだけは、同意だがな!」けなげに光線を撃ち続ける。
高井スカイ:「そう、俺こそが雄弁!ケツ持ちはUGN!」
GM:フリースタイル番長 高井スカイ!
高井スカイ:「韻が甘いか?知らねえ!品が無いか?知らねえ!これは書き溜めじゃねえリアルな即興!」
高井スカイ:「俺が学園島でオンリーワンの」
高井スカイ:「フリースタイル番長-ッ!」
三ツ辻リク:「高井!ぬしの言っとること、わし言葉ではわからんが心ではわかるようになったぞ!!」
高井スカイ:「サンキュー声援ありがとう!この気持ちはマジだぞ!」
GM:突然のフリースタイルに、ワイバーン達も少し戸惑う!
GM:そして…どこからともなく響く激しいギターサウンド!
BGM♪:Baby Baby Baby Baby Baby Baby Baby
BGM♪:俺のすべては お前のものさ
甲斐断二:「ぬおおおおおお~っ!」
GM:番長連所属 甲斐断二!
甲斐断二:「ここで番長連の心意気を見せてやるん女子にモテモテじゃい~!」
三ツ辻リク:「甲斐!まるでカラオケじゃが、わし、ぬしの歌好きじゃぞ!力が湧いてくるわい!」
高村純一:「存外に戦略的だな……」
刑部クロオ:「………ここはライブ会場じゃないんだがな」
エリーゼ高原:「ああまで欲望丸出しなのはどうかと思うけれど、ね。まあ…賑やかで良いんじゃないかしら」
甲斐断二:「おお、お前らも頑張るんじゃぜー!!わははははは!」
エリーゼ高原:そう言って笑いながらも、迎撃の手は止めず。仕掛けられたフリースタイルバトルと響いた歌声に戸惑うワイバーンを、1体ずつ仕留めてゆく。
GM:笑いながらも甲斐はワイバーンにジャーマンスープレックスを仕掛けている!
刑部クロオ:さっと地面に叩きつけられるワイバーンを避ける。
刑部クロオ:そして返し刃でまた一匹撃墜。
風魔悟:「賑やかだな、番長連は。」
風魔悟:車上に立つ長身の男が拳を構えている。
GM:魔法番長 風魔悟!
風魔悟:「俺としてはもう少し静寂があってもいいと思うがね。マジシャンのマジックを、観客が固唾を飲んで見守るように…。」
三ツ辻リク:「風魔。相変わらず美味しい所に登場じゃの色男」
エリーゼ高原:「あら。この学園にいる時点で、静寂とは縁を切ったと思うべきじゃないかしら。…ええ、でも」
風魔悟:「そうでもないさ。魔法使いの知らぬ間に物語が進んでいることもある。」
エリーゼ高原:「私は、派手な方が好きよ。学園生活も、魔法もね」
風魔悟:「では王子と姫の期待に応えてお見せしましょう。」
風魔悟:ワイバーンに向き直る「魔法をかけてやる。」
風魔悟:「手も触れず、その翼を折る魔法さ。」
高村純一:「では、俺は大臣にでもなろうかな」ワイバーンへ憲政射撃。その魔法が最大の成果を上げるように誘導する!
風魔悟:拳を放つ!異常筋力から放たれたパンチによる拳圧がワイバーンの翼を強かに撃ち、墜落させる!
刑部クロオ:そして、車に飛来するそれを一匹残らず斬り払う。
刑部クロオ:牙 降 弐 式
刑部クロオ:「相変わらずキザな野郎だ。マジックの後処理をする黒子の身にもなってみろ。」
風魔悟:「それは失礼。ご協力感謝するよ。」ウインク
三ツ辻リク:「ヒューウ、カカッ魔法番長のミラクルをこんな特等席で見られるとは。中々についとるの」
三ツ辻リク:風圧を手で防ぎながら。同じ車上という位置関係上、大分近い所にいる!
刑部クロオ:げっそりした顔「王者ほどじゃねえが、こいつも相当だな。」
高村純一:「ああ。なるほど。感染したんだな」
刑部クロオ:「………どういう意味だ?」高村君に
高村純一:「くく。さてな」
三ツ辻リク:「刑部のげんなりしとる顔、あんま見んし、貴重でおもしろいのォ!」テンション上がってる様子で無邪気に茶々を入れる!
三ツ辻リク:「さて道も拓けて来たし、一気に行くかの!」
GM:◆Double Cross◆
GM:◆Double Cross◆
GM:群がるワイバーンをダース単位で打ち払っていくのは無道ささき!
無道ささき:「スヤスヤァアアア!」
GM:疲労のあまり半分眠っている…だが、眠っているがゆえに読み切れない動きだ!
エリーゼ高原:「ついに寝ながら戦うようになったのね…」
三ツ辻リク:「!! あれは総長の睡拳!まさかこんな所で見られるとはの……」
無道ささき:「うおー、ここから先は車じゃ入れそうにないぞ!」
真北登:「先に行ってください!僕らは、ここでワイバーンが校舎に向かわないように食い止める!」
稲姫ちどり:「一番のキメどころは任せたぜーい」
三ツ辻リク:「よっしゃあ!ついに白兵戦じゃ白兵戦じゃ!」
エリーゼ高原:「ええ、それじゃお願いね。…この場も、そして、ささきのことも」
三ツ辻リク:「真北ァ!わかった、ぬしの勇姿、彼女たち(※誤解)に伝えとくぞ!」
エリーゼ高原:ひらり、とトラックから飛び降りる。
刑部クロオ:番長連の言葉に頷き「先陣を切る。俺の後に続け。」
エリーゼ高原:「あら、少なくともひとりは、伝える必要はなくてよ?…なんて、ね」
刑部クロオ:乱戦の中を《軽功》を使い切り開いていく。
高村純一:「では、我々も続くとしよう」
高村純一:頭上のワイバーンをけん制しながら移動!
三ツ辻リク:「お、おおお……!(これが高原サンか……!)」女子力の強さを震撼する!>必要はなくてよ
三ツ辻リク:「泥酔のも、勝利の一杯を用意して待っとけよ!」後に続く!以上です!
エリーゼ高原:この場を受け持ってくれた番長たちに、微笑みひとつを残して。駆け出した皆に続く。
GM:アカデミア活火山、山頂付近。
不死武士は火口のふちに立ち、煮えたぎるマグマの流れを見つめている。
その隣に、ゆっくりと歩いてきた十文字悠が現れる。
不死武士:「騒がしいな。ここに気づかれたか」
十文字悠:「ああ。そのようだ」
GM:二人は並び立つ。かつて、この学園で何度もそうしてきたように。
不死武士:「仕方がない、前倒しで始めよう。手筈通りに頼むぞ」
十文字悠:「お前は封印に失敗しても、自身の肉体に邪竜を抑え込む……そこに、俺がとどめを刺す」
十文字悠:「いいのか。番長連の奴らは、お前がこんなことをしようとしているとは知らないままで」
不死武士:「構わん。居なくなる者など、嫌われている方がいい」
十文字悠:「……バカだねぇ、お前は」
不死武士:「バカで結構だ。未来ある学生達を犠牲にするわけにはいかんのだ」
十文字悠:「お前がバカなところが、もう一つあるよ」
不死武士:「何だ。言ってくれ」
GM:十文字の拳が、深々と不死の身体に突き刺さる。
不死武士:「がはっ……!?」
十文字悠:「お前が犠牲になることを……」
ドロマース:「俺が、許すと思ってるところだよ」
不死武士:「バカな……十文字、貴様が……何故!」
ドロマース:「その状態じゃ、封印は無理だよな」
GM:火口から飛び出したおどろおどろしい竜のシルエットが不死武士の身体に入り込んでいく。
不死武士:「ぐ……おお………ああああ!」
刑部クロオ:ギ ィ ン !!
刑部クロオ:静寂が広がる。剣撃の音が魔を祓ったかのように、
ドロマース:「な……!」
刑部クロオ:火口付近の音が消え、竜のシルエットも霧散する。
刑部クロオ:「お前には教えてやる。」
刑部クロオ:「俺は元UGNチルドレン、”隼風”。」
刑部クロオ:「地を這う狂犬が俺の目から逃れられると思うな。」
ドロマース:「そうか。来てしまったのか。間に合ってしまったのか」
刑部クロオ:「容態は。」背後に近づく仲間の足音を聞き、問いかける。
不死武士:「く、うう……おおおおおお!」
不死武士:不死の両目は赤く染まり、その肌を鱗が覆っていく。
高村純一:「これを間に合ったと判断していいのかは、はなはだ疑問だな」
ドロマース:「これは完全ではない。やられたよ」
刑部クロオ:「……ちっ。」
不死武士:「に、逃げろ。俺の理性が残っているうちに……」
高村純一:「不死初代総番長。それは違います」
不死武士:「な、に?」
高村純一:「我々は番長連です。この島にいる人々の、平和と安全を守る義務がある」
高村純一:「今が、そのときです」
不死武士:耳まで裂けていく口の端をゆがめる。
不死武士:「片手間では、ないと……言ったな……」
高村純一:「はい」
不死武士:「今までの非礼を、詫びよう。すまなかった」
不死武士:「その力と覚悟を見せてくれ……!」
高村純一:「私のもので良ければ」
高村純一:「そのひとつは、他人を頼り、協力するということです……」不死の理性に限界を感じ、バックステップ。
高村純一:仲間の横に並び立つ。「どうもいかんな。我々に出来ることは、ぶちのめしておとなしくさせることくらいだ」
三ツ辻リク:「カッカッカ、構わん構わん。元より番長ってのはそれしか出来ない奴らの寄り合い処よ」
高村純一:「そんなことはないだろう。誰か一人くらいは……いや、どうだったか」
三ツ辻リク:「ま、そういうこっちゃ。不死のおっさんはこのまま無事に助けだされて、歓待の席で散々弄られてもらうとして、じゃ」
三ツ辻リク:「——右腕番長ォ!」呼びかける!
ドロマース:「その名で呼ばれると、違和感があるな」
三ツ辻リク:「そォかのう。あんたが名乗った名じゃよ。……もとより、ドロマースなんて気取った名前より、わしには余程しっくりくる」
三ツ辻リク:「……ああ。あんたと会った時のわしは、随分無礼なことを言ってしもうたのォ。まずそこは詫びさせてくれんか」
ドロマース:「……おかしなことを言う。この期に及んで礼の話など」
三ツ辻リク:「この期もヘチマもあるかい。わしらにゃ何時だって礼儀、仁義ってもんが大事じゃ」
三ツ辻リク:「そうじゃなければ、ただの暴れん坊、本物の狂犬に堕してしまうからのう。せめて、その一戦は守らにゃあかん」
三ツ辻リク:話しつつ、ゆっくり、バチバチ手から雷がほとばしり始める。戦闘の準備だ
三ツ辻リク:「あんたにだって、わかる筈じゃぜ。ドロマースなんて意地でも呼んでやらん。なあ、右腕“番長”」
ドロマース:ふ、と仮面の奥で笑い声が響く。
三ツ辻リク:ふっと、笑って返す
三ツ辻リク:「今更どうとも言わんぞ。謝ったってここは許してやらん。まずはぶん殴られて反省してもらわんとな」
三ツ辻リク:「あんたをこっちへ引きずり返すのは、その後じゃ」
三ツ辻リク:準備万端!こちらの言いたいことは、概ね言ったぜ!
エリーゼ高原:「さて、皆それぞれ、口上を述べたところだけど…私から言えるのは、ひとつだけ」
エリーゼ高原:光球を体の周囲に漂わせ、微笑みながら、ゆっくりと歩みを進める。
三ツ辻リク:(「! 高原サン」)言葉もなく気づき、すっと道を開ける
エリーゼ高原:「私たちは風のように、雷のように、立ち塞がる全てを殲滅するわ。明日からも続く、莫迦騒ぎのような日常を守るために」
エリーゼ高原:「それが番長。それが私たち。それが…あなたたちが守り、私たちが受け継いだ、この学園よ」
エリーゼ高原:「さあ、始めましょう。これまでと同じ毎日のため、私たちをここまで連れてきてくれた、皆のために」
ドロマース:「ああ……そうだな。番長とは、そうだ。そういうものだったはずだ」
GM:不死武士の身体がさらなる変化を遂げる。雄々しく、長大な竜の姿へ。
ドロマース:「始めよう。君たちの相手は、仮面の兵と……そして、狂犬に噛まれて堕ちた英雄」
ドロマース:「すなわち、邪竜番長だ……!」
邪竜番長:「ガオオオオオオオオンッ!!」
三ツ辻リク:「ハッ!でかけりゃええってもんじゃないわい!」
高村純一:「君が言うと説得力があるな」
GM:邪竜の咆哮が天を裂く。衝動判定だ!
GM:難易度は意思で9!
刑部クロオ:いくぜ!
三ツ辻リク:「じゃろう?これでもわし、そこそこ修羅場くぐっとる番長だもんね!」
三ツ辻リク:衝動判定!
エリーゼ高原:我々の意志の強さをナメるなよーッ!
刑部クロオ:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[1,5,6,8] → 8 → 失敗
エリーゼ高原:4dx+3>=9
DoubleCross : (4R10+3[10]>=9) → 8[1,5,6,8]+3 → 11 → 成功
刑部クロオ:うわー!失敗!
高村純一:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 6[2,6] → 6 → 失敗
高村純一:当然ダメ!
三ツ辻リク:5dx+3>=9
DoubleCross : (5R10+3[10]>=9) → 10[4,5,6,9,10]+1[1]+3 → 14 → 成功
エリーゼ高原:成功しーの
エリーゼ高原:2d10+103
DoubleCross : (2D10+103) → 17[7,10]+103 → 120
高村純一:2d10+91
DoubleCross : (2D10+91) → 13[9,4]+91 → 104
エリーゼ高原:グワーッ
三ツ辻リク:成功!よかった!
刑部クロオ:94+2d10
DoubleCross : (94+2D10) → 94+6[2,4] → 100
刑部クロオ:丁度100!
三ツ辻リク:2d10+103
DoubleCross : (2D10+103) → 3[2,1]+103 → 106
高村純一:エリーゼパイセンやばない?
三ツ辻リク:エリーゼ先輩ーっ!(こっちは低く済んだけど……!)
エリーゼ高原:なぁに、どうせ攻撃すれば上がるのです…!
刑部クロオ:守護らなきゃ…
GM:何か衝動系のロールがあればいまのうちよ
エリーゼ高原:こちらは成功したのでOK…!
刑部クロオ:闘争心を抑えきれない。心の中が敵を求めざわめく。
高村純一:「……ふー」思わず自分のこめかみに向けて光線を発射するが、同時に首を振って避けている。
三ツ辻リク:わしもないです。ディフェンダーに取ってここは落とせない所、よかった……!
高村純一:「いかんな、これは」
刑部クロオ:が、心がいかなる状態にあろうと体は戦闘への最適行動を取る。
刑部クロオ:静かに、剣を取る。
GM:エンゲージは下記の通りです。
(ドロマース、邪竜番長(頭)邪竜(胴)邪竜(尾))-10m-(PC)
エリーゼ高原:多いよ!?
GM:実質二体だしへーき、へーき
GM:準備はよろしいか!
三ツ辻リク:三つで一体……フラカンだ!
高村純一:押忍!
三ツ辻リク:よいです!
刑部クロオ:いけます!
エリーゼ高原:いきましょう!
GM:それでは…
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆セットアップ◆
ドロマース:まず《光の剣》で武器作成
エリーゼ高原:《光の銃》で射撃武器を作成、装備。
三ツ辻リク:ありません!
ドロマース:そしてEロイス《唯我独尊》でさらに《ショウタイム》を使用
ドロマース:対象は刑部クロオ君です。
ドロマース:ドロマースを対象に含まない攻撃をする場合、判定ダイスを-3してください
刑部クロオ:コンボ:不鳴足、《スタートダッシュ》で戦闘移動、敵エンゲージに侵入します。
刑部クロオ:ゲエー!!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:100->103)
エリーゼ高原:このエンハイ野郎が!
三ツ辻リク:ウワーッ!
三ツ辻リク:いや僕自身は攻撃しないからいいんですけど……!
ドロマース:「さあ。ようやく決着をつけられるな」両の拳に光を宿し、挑発の手招きをする。
刑部クロオ:不 鳴 足
刑部クロオ:その挑発に応えるように接近する。
GM:◆イニシアチブ◆
エリーゼ高原:ありません!
高村純一:なし!
邪竜番長(頭):《さらなる絶望》
三ツ辻リク:ないです!
三ツ辻リク:ウワーッ!
エリーゼ高原:また増えたーッ!?
刑部クロオ:増えた!!
エリーゼ高原:背後に生えた
GM:エネミーの5m後方にワイバーンが4体出現します
高村純一:多いよ!
邪竜番長(頭):「ゴアアアアアッ!」
邪竜番長(頭):バラバラと剥がれ落ちた邪竜番長の鱗の一枚一枚が、ワイバーンとなって宙を舞う!
GM:そして手番最速はドロマース。
ドロマース:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《主の右腕》《光の舞踏》《ピンポイントレーザー》《死点撃ち》
ドロマース:対象は刑部クロオ!
刑部クロオ:ウオーッ!こいっ!
ドロマース:特に妨害などなければ行くぜ!
エリーゼ高原:割り込みは…ないぜ!
ドロマース:14dx7+16
DoubleCross : (14R10+16[7]) → 10[1,3,5,5,5,5,6,6,6,7,8,10,10,10]+6[4,4,5,5,6]+16 → 32
三ツ辻リク:妨害はない!その達成値を油断なき目で見つめる……!
刑部クロオ:ドッジ!
刑部クロオ:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,1,2,3,4,6,9]+1 → 10
刑部クロオ:オートで一応ウェポンケースからアームドスーツを取り出して装備!
三ツ辻リク:カバーはいろうか!?
刑部クロオ:うーん、余裕があれば貰いたいです!
三ツ辻リク:ピンポイントレーザー入ってるから装甲無視なんだよなこやつの攻撃……!
GM:その通りよ
刑部クロオ:あっ、見落としてた…
三ツ辻リク:了解!取り敢えず残りの命のカーテンは離れてるクロオくん用に使おう
刑部クロオ:まあ宣言しちゃったので着ましょう!
刑部クロオ:ありがとう…
三ツ辻リク:《崩れずの群れ》《命のカーテン》 カバー! オートでクリスタルシールド展開!
GM:ではダメージを出そう
ドロマース:4d10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 23[7,7,6,3]+20 → 43
ドロマース:装甲無視!ガードは有効
三ツ辻リク:侵蝕値は6点上昇。ダメージは防御で22点カット、残り9で生き残る!
エリーゼ高原:!?
ドロマース:し、しぶとい!
三ツ辻リク:そして《自動触手》+《蒼き悪魔》!ドロマースに30点固定ダメージ
刑部クロオ:つ、つよい…
ドロマース:ひええ
高村純一:つよい
三ツ辻リク:あ、計算間違った。HP残り10だ。とにかく生きてる!
GM:増えた!
ドロマース:「まずは一発」
ドロマース:振りかぶった拳の光がさらに強まる。そのまま振りぬくと、光速の拳圧が刑部クロオを襲う!
三ツ辻リク:雷光!光速には及ばない筈の雷光が、右腕番長の拳に襲い掛かって止める!出がかりから動き出した、三ツ辻の先読みだ!
刑部クロオ:「……!」速い。どちらも。
三ツ辻リク:「どうしたどうした!仮面の力も大したことないのォ!」
ドロマース:「おいおい……傷つくな。全盛期の力が戻ったってのに、簡単に止めないでくれよ」
三ツ辻リク:雷光から声がする。簡単ではない。大小に相当なダメージを食らっている。だが、表には出さない!意地だ!!
刑部クロオ:稲光がぶつかり、雷のような耳を劈く音が発生する。
三ツ辻リク:だが、ただでは済ませていない。右腕番長に雷のカウンターが決まっている!
刑部クロオ:雷嵐が晴れる。刑部は無傷だ。
刑部クロオ:雷の残滓をコートを翻し払う。「…悪いな、助かった。」
三ツ辻リク:「げふっ。なぁに、構わん構わん。アイツの攻撃はちとヤバそうに感じたからの……!」
三ツ辻リク:機械の体の腹部に大穴。だが眼には闘志!
三ツ辻リク:「いったれ刑部、やつにきついの、くらわせてやるんじゃ!」
GM:次はエリーゼ先輩の手番!
刑部クロオ:「おう…」と返事しようとして、踏み込みを止める。
刑部クロオ:そして、迎撃の構え。
エリーゼ高原:うす、ではこちら!
刑部クロオ:隼の眼が、嵐の予兆を感じ取った。
エリーゼ高原:マイナーなし。メジャーで《C:エンジェルハイロゥ/ギガンティックモード/ペネトレイト/滅びの光/天からの目/マスヴィジョン》、邪竜番長とドロマースがいるエンゲージに範囲攻撃。
三ツ辻リク:ピリッと静電気が、恐るべき“何か”の予感を告げる「これは……!」 後方、視線だけでその仲間を見る!
エリーゼ高原:これをSSランクで拡大。シーン(選択)を対象として、PC以外の全員を攻撃。
GM:き、来た……!
GM:割り込みは有りません。判定をどうぞ
エリーゼ高原:諸々で…侵蝕は149!
エリーゼ高原:これに雲雀会長のロイスをタイタス化、昇華。クリティカルを1低下。
GM:あわわわ
エリーゼ高原:13dx6+4
DoubleCross : (13R10+4[6]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,6,8,8,9,10,10]+5[3,3,3,3,4,5]+4 → 19
エリーゼ高原:うげぇっ
GM:こういう事もあるか…!
エリーゼ高原:リアクションをどうぞ!
GM:ワイバーンは全員《竜鱗》によるガード
GM:邪竜番長(尾)は《軍神の守り》で邪竜番長(胴)をカバーリング
エリーゼ高原:ある意味自己カバーを!?
GM:ですねー。そしてドロマースはEロイス《あり得ざる存在》で取得した《軍神の守り》を使用します
GM:カバー先は邪竜番長(頭)です
GM:ダメージをどうぞ
エリーゼ高原:はーい
エリーゼ高原:2d10+36
DoubleCross : (2D10+36) → 10[4,6]+36 → 46
エリーゼ高原:装甲無視、46点。
GM:ワイバーンが全部落ちる!
エリーゼ高原:よし、最低限の仕事は果たした…!
エリーゼ高原:「ええ、悪いけれど先手は頂くわ。…蛇を潰すには頭から、と言うけれど」
エリーゼ高原:周囲に漂う光球の一つを手にすると、それは斧槍の形状に変わる。残りはそのまま、上空へと舞い上がる。
エリーゼ高原:「全部纏めて潰すのが、一番良いに決まっているわ。…そうでしょう?」
エリーゼ高原:光球は上空で膨らみ、分裂し、徐々に人の形となって。
エリーゼ高原:十数名の、エリーゼに似た面影を持つ光の戦乙女が、それぞれの得物を構える。次の瞬間。
エリーゼ高原:地上のエリーゼが斧槍を投擲すると同時。竜の群れに、四方八方から光の武具が襲い掛かる。
エリーゼ高原:「蛇と同じに扱われてはご不満でしょうけど…御免なさいね」
ドロマース:「く……SSランク、か!」
エリーゼ高原:パチン、と指を弾く。竜たちに突き刺さった光の武具が、音の無い爆発を起こす。
エリーゼ高原:「そう。SSランク、ヴァルキリー。またの名を”ランドグリーズ”。ええ、けれど、あなたには敢えてこう名乗りましょう」
エリーゼ高原:「”殲滅番長”エリーゼ高原。一番槍の味は、いかがだったかしら」
エリーゼ高原:長くはないスカートの裾をつまんで、優雅に一礼。
GM:ドロマースもいったん落ちますが、《不死不滅》で復活しましょう
ドロマース:「ああ。その名に恥じない、華麗で強烈な攻撃だ」
GM:竜の尾も、体を庇って無数に傷がついている。生み出されたばかりのワイバーンに至っては一掃だ。
ドロマース:「……しかし、俺を止めるほどじゃない」
ドロマース:ゆらりと起き上がる。
エリーゼ高原:「そのようね。…けれど、分かっているのでしょう?」
エリーゼ高原:「あなたたちも、私たちも。ひとりではないわ」
エリーゼ高原:こちらは以上で!
GM:では邪竜番長(頭)の番!
邪竜番長(頭):マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:サラマンダー》《焦熱の弾丸》《魔獣の衝撃》《プラズマカノン》
邪竜番長(頭):対象は高村純一!
高村純一:なに!?
エリーゼ高原:強いワイバーンだ!?
邪竜番長(頭):判定するぜー
高村純一:こいやー!
邪竜番長(頭):10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,2,4,5,5,7,7,8,8,10]+10[1,3,8,10,10]+10[3,8,8]+10[3,7]+4[4]+4 → 48
高村純一:リアクションできない!
邪竜番長(頭):ダメージを出すぞ!
三ツ辻リク:こちらは何にせよ次喰らったら死ぬ可能性が高いので、カバーに入りましょう!《崩れずの群れ》
高村純一:神……
三ツ辻リク:く、来るがいいさ……!
邪竜番長(頭):5d10+30
DoubleCross : (5D10+30) → 22[1,4,6,6,5]+30 → 52
刑部クロオ:固定値がデカい!
邪竜番長(頭):装甲、ガードは有効
三ツ辻リク:全部込みで30点防御。でも死ぬ!
エリーゼ高原:30点削るのが凄いよ!
三ツ辻リク:右腕番長のロイスをタイタスニに変えて復活。HPは15だ
邪竜番長(頭):邪竜の口から炎が噴き出し、そのエネルギーが細く収束し、光線となって射出!
三ツ辻リク:雷光が再び翻り、光線を遮る!
高村純一:「ワイバーンのものより熱そうだが……腹をくくろう。耐えるか」
高村純一:「……! 三ツ辻」
三ツ辻リク:直後光線によりわしが吹っ飛ばされるが、空中で姿勢制御、何とか着地
三ツ辻リク:「……ッカカ。まだまだァ!」
高村純一:「すまない、助かった」
三ツ辻リク:「ええ!ぬしはあのデカブツを狙え!」
高村純一:「そうだな。適材適所、という奴だ」
高村純一:「君の言うとおり、ひとつ狙ってみるとしよう……!」
高村純一:マイナーで移動、ドロマースたちのエンゲージへ!
GM:来るか!
高村純一:コンボ『ゼロ秒後の破滅』 〈マルチウェポン〉+〈ヴァリアブルウェポン〉+〈バリアクラッカー〉
高村純一:4dx+7
DoubleCross : (4R10+7[10]) → 9[3,4,5,9]+7 → 16
GM:おお!対象は誰だ!
高村純一:アッすいません、尾です!
GM:当たるぜ!
GM:バリクラなのでそのまま受けよう。ダメージを出すがいい
高村純一:武器はリニアキャノンが4、フルオートショットガンが2!
高村純一:3d10+52
DoubleCross : (3D10+52) → 23[6,7,10]+52 → 75
高村純一:ザ・殺意
GM:ぐうっ!尾が落ちるな!
高村純一:では!
高村純一:「ふむ。おれも、高原の詰めの垢を煎じて飲みたいものだが……」
高村純一:光は曲がらない。光は拡散する。光には直進性がある。光は重なり、増幅する。
高村純一:「だから、こうする」無造作に邪竜の前まで歩く。
高村純一:そして、射撃。本当はレーザーポインターも、腕を構える必要もない。
高村純一:五本の光は角錐を作るように収束し、尾の内部で重なり合う。それは、肉体の構造を徹底的に破壊する一撃だ。
高村純一:「さて、有効打になっていると嬉しいものだが」
GM:ずたずたに裂けた竜の尾が霧散し、消えていく。
GM:苦しげにのたうつ竜の吠え声があたりにこだまする。
高村純一:「おっと、そうなるのか。分かりやすくていい」
ドロマース:「ちっ……!だが、尾を落とした程度ならば、まだ……!」
GM:次の手番は三ツ辻君!
高村純一:「まだ? 違う。もうだ。すぐに終わりは来る」
三ツ辻リク:おす!ではマイナーアクションでドロマースたちのエンゲージに移動
三ツ辻リク:これで高村くんとクロオくんのカバーは《崩れずの群れ》のみで、エリーゼ先輩へは《命のカーテン》を使うようにする
GM:ク、クレバー
刑部クロオ:なるほど…
高村純一:頭脳派
三ツ辻リク:そしてメジャーアクション、クロオくんに《解放の雷》。次のメジャーアクションのC-1、攻撃力+4!
刑部クロオ:ありがとうございます!
三ツ辻リク:ライトスピードの攻撃一回分のc+1が帳消しになる計算だぞ!
刑部クロオ:あ、それはコンセ3で大丈夫なので…
三ツ辻リク:!!
三ツ辻リク:バチバチと、周囲に雷光が満ちる。三ツ辻の体から広がる、雷の結界だ
三ツ辻リク:以上です!
GM:では刑部君の手番!
刑部クロオ:行くぜ!
刑部クロオ:コンボ:骨食。マイナーで《ライトスピード》。メジャーで《セレリティ》。
刑部クロオ:メジャーアクションを2回行います。1回目のメジャーでメジャーアクションを2回行います。
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5した(侵蝕率:103->108)
GM:なんてことだ!
高村純一:「ほら、終わるぞ。隼が羽撃くときだ」
刑部クロオ:1回目、コンボ:牙降 《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》
刑部クロオ:対象は邪竜番長:頭!判定前に総番長のロイスを切ってデバフを全て解除します!
GM:そう来たか!
GM:ではダイスペナルティと暴走を解除するがいい
刑部クロオ:解除した上で…攻撃!
刑部クロオ:12dx6
DoubleCross : (12R10[6]) → 10[3,5,5,5,5,5,7,7,8,8,8,8]+10[1,2,3,4,7,9]+10[3,7]+10[10]+2[2] → 42
ドロマース:ここは《軍神の守り》でカバーに入る。ダメージを算出してくれ
刑部クロオ:5d10+12+14+3+4 装甲・ガード有効
DoubleCross : (5D10+12+14+3+4) → 22[2,10,1,3,6]+12+14+3+4 → 55
ドロマース:うーん!これは食らえない…ので、《光の守護》ダメージを0にします
刑部クロオ:げええー!
刑部クロオ:だがまだだ!2回目のメジャーアクション!コンボ:牙降!さっきと同じです!
GM:カモン!
刑部クロオ:対象は頭!同一メインプロセス内なのでもうカバーできないはずだぞ!
刑部クロオ:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,4,6,7,8,9,10]+10[2,4,4,10]+1[1] → 21
刑部クロオ:うわーっ出目!
GM:その通りだ…!これはカバーできない!
邪竜番長(頭):《イージスの盾》でガード
刑部クロオ:3d10+12+14+3 装甲ガード有効!
DoubleCross : (3D10+12+14+3) → 18[3,6,9]+12+14+3 → 47
邪竜番長(頭):2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[9,4] → 13
刑部クロオ:ぐえー!ガードエフェクト持ちか!
刑部クロオ:3回目のメジャー!やっぱ
刑部クロオ:頭硬いから君狙うね!ドロマーズ!
GM:おう!
刑部クロオ:コンボ:牙降!対象はドロマーズ!
刑部クロオ:うーん、ロイスもう一個切って万全を期す…!
GM:ひええ
刑部クロオ:ドロマースのロイスを切って判定ダイス+10!
刑部クロオ:22dx7
DoubleCross : (22R10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,4,5,7,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[2,2,4,5,5,5,6,10,10]+10[7,7]+5[4,5] → 35
GM:そ、そう来るかよ!
ドロマース:ドッジだオラー!
ドロマース:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,5,5,5,6,7,9]+1 → 10
刑部クロオ:軽減等なければダメージ行きます…!
GM:くれ!ダメージを!
刑部クロオ:4d10+12+14+3 装甲有効!
DoubleCross : (4D10+12+14+3) → 17[4,3,7,3]+12+14+3 → 46
GM:これは死ぬ!
刑部クロオ:倒れてくれた!やった!
刑部クロオ:「ありがとよ。」
刑部クロオ:電撃の結界の中、ドロマースと邪竜を見据える。
刑部クロオ:闘争心が逸る。敵を倒せ、お前の存在意義は、それしかないのだ。
刑部クロオ:どす黒い剣気が漏れる。
刑部クロオ:周囲が静寂に包まれる。花も草も揺れることを忘れる。
刑部クロオ:沈黙の春が訪れた。
ドロマース:「終わる、終わらないというならば……俺はとっくに終わっている。この学園島を出た時から」
ドロマース:「俺にはもう未来がない。そこが決定的に違っているんだ」
刑部クロオ:「………。」不意に構えを解く。
刑部クロオ:「いや、そうだった……。俺は兵士じゃない。戦士でもない。お前らみたいな大人じゃない。」
刑部クロオ:「ここは戦場じゃない。大人の世界じゃない。学園島だ。」
刑部クロオ:周囲に音が戻る。番長連が奮戦する音が。
刑部クロオ:雷鳴番長の雷の結界のきしむ音。会計監査委員長番長から機械音。殲滅番長の息遣い。また、無理をしているんだろうか。
刑部クロオ:フリースタイル番長のフリースタイル。馬面番長の嘶き。そして…
刑部クロオ:ば さ り
刑部クロオ:番長旗が上がる。そうだ、ここはアカデミア。
刑部クロオ:「ここじゃそういうのはお断りなのさ、先輩。」
刑部クロオ:「恋も学びも思うが儘。ここにいる間は、子供の流儀に乗ってもらうぜ!」
ドロマース:「!」
刑部クロオ:風の音。
刑部クロオ:緑の風がドロマーズと邪竜の懐に入る!
刑部クロオ:振るうは何者にも囚われぬ自由の剣。されど、その斬撃はいかなる魔性化生も絡め取る屠竜之技!
刑部クロオ:骨 食
刑部クロオ:一瞬の間に三撃。三つの斬撃が二匹の魔獣を閉じ込める檻となり、襲い掛かる!
ドロマース:「うおあああッ!」
ドロマース:光速のパリング。どんなに重い一撃であっても、横合いから剣筋を逸らす……一撃であれば!
刑部クロオ:左右から、ドロマースを挟むように鋭い袈裟斬りが迫る。死角は、ない。
刑部クロオ:「置いてかれるのは辛い。」
刑部クロオ:「そこから這い上がるために何でもしたくなるのも、分かる。」
刑部クロオ:「だが、信念(しんろ)を曲げたら、もっと遠くなるだろ。」
刑部クロオ:納刀、とともに獣が倒れ伏す。
GM:同時にドロマースの顔から仮面が落ち、音を立て割れる。
ドロマース:「は……」
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5した(侵蝕率:108->113)
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:113->116)
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:116->119)
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:119->122)
十文字悠:「俺も、ヤキが回ったもんだ……」
GM:十文字はそのまま眠るように目を閉じる。
GM:右目を切り裂かれた邪竜は怒りの声を上げている!
刑部クロオ:「ゲホッ……」セレリティのバックファイアを食らいます。HP-8
三ツ辻リク:「……大丈夫じゃよ。その面(ツラ)が砕かれようが……何度だって立ち上がれる。それが番長じゃからな」
三ツ辻リク:倒れる十文字を前に
GM:最後に邪竜番長(胴)の手番!
刑部クロオ:「そっちは任せた…俺のネイリングじゃ、刃が立たんようだ。」
高村純一:「バカをいえ。剣士が竜を斬らんでどうする」
三ツ辻リク:「……っはは、しかし援護しとったつもりじゃが……まるで見えんかった。こいつが風来番長か!」驚愕と喜びの混じった顔で
エリーゼ高原:「残念ながら、誰が仕留めるかの話は後ね。…来るわよ!」
三ツ辻リク:「おう!あとはこの化け物退治だけじゃ!」
邪竜番長(胴):マイナーなし。Eロイス《あり得ざる存在》で取得した《崩壊の一点》を使用し白兵攻撃を行います
邪竜番長(胴):ダメージ時に防具破壊!
高村純一:邪悪!
エリーゼ高原:脱衣番長だ!
邪竜番長(胴):対象は……三ツ辻リク!貴様だーッ!
三ツ辻リク:クソがーっ!でもそう来るよな!こい!
高村純一:おっと!
高村純一:コンボ『うしろ暗い白光』!〈フラッシュゲイズ〉により、
高村純一:8ダイス減少していただこうか!
GM:くっ…!8も!
三ツ辻リク:8ダイスww
GM:仕方がない。8ダイス減らして判定しよう
邪竜番長(胴):92dx+20
DoubleCross : (92R10+20[10]) → 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,2,2,4,5,5,5,6,6,6,10]+8[8]+20 → 48
エリーゼ高原:!?
高村純一:114→117
三ツ辻リク:8個減ってもダメだ、避けられない!ガード!《氷盾》と、Aランクディフェンダー使用!
GM:ではダメージを出そう!
三ツ辻リク:侵蝕値4上昇!ダメージよこい……!
GM:あ!!
GM:マイナーで武器作ってねえ!!
三ツ辻リク:!?
エリーゼ高原:竜なのに!?
GM:す、素手ドラゴン!
刑部クロオ:竜だから、素手…
GM:ご、ごめんね!マイナーで《破壊の爪》を使ってたことにさせて!
三ツ辻リク:いいよ!
GM:マジごめん!
邪竜番長(胴):5d10+8
DoubleCross : (5D10+8) → 30[2,6,8,4,10]+8 → 38
刑部クロオ:いいよ!
三ツ辻リク:平気平気、これはマジで大丈夫!
GM:おや?
刑部クロオ:これはもしや…ダメージが…
エリーゼ高原:まさか…!?
三ツ辻リク:思ったより……高くなかった!機械化兵10+シールド12+アーマー8+氷盾15+ディフェンダー4! で、49軽減!
三ツ辻リク:ダメージなし!
GM:?????
三ツ辻リク:たすかったー!
邪竜番長(胴):巨大な腕が高々と持ち上げられ、鋭い爪が一点を狙って振り下ろされる!
高村純一:バチバチと有害電磁パルス光球を拡散しかく乱しようとするも……!
高村純一:「質量が桁違いだ……! これではどうしようもないか!」
三ツ辻リク:絶殺の爪が唸りを上げて遅いくる。死がすぐそこに迫る
三ツ辻リク:しかし
三ツ辻リク:「……おっさん、これはわしでも判るぞ」
三ツ辻リク:「そんな体になって、力任せな拳ばかり振りかぶって、弱くなっとるぞ、英雄番長!!」
三ツ辻リク:雷光化を解く!素の動きだけで躱す!
三ツ辻リク:「この程度なら、疾風番長の一撃の方がよほど速いわ!」一喝!
高村純一:「……凄まじいな。心配するのもおこがましかったようだ」
三ツ辻リク:対処した、以上です!
GM:爪の一撃は地面に深々と突き刺さるのみ!
GM:◆クリンナップ◆
GM:エネミー側何もなし!
三ツ辻リク:ないです!
エリーゼ高原:なし!
高村純一:なし!
刑部クロオ:うーん、離脱しましょう。
刑部クロオ:不鳴足、《スタートダッシュ》で右に5m移動!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:122->125)
GM:あ、ごめんまだクリンナップ!
エリーゼ高原:ま、まだ1ラウンドめクリンナップよ!
刑部クロオ:ごめん間違えた!
GM:でもすぐ次行くけどね!
GM:◆ROUND 2◆
GM:◆セットアップ◆
GM:エネミー側は何もなし
刑部クロオ:不鳴足、《スタートダッシュ》で右に5m移動!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:122->125)
エリーゼ高原:作るだけは作っておこう!《光の銃》で射撃武器を作成、装備。
エリーゼ高原:侵蝕は151へ。
GM:ひい
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速はエリーゼさんだが…!
エリーゼ高原:待機…します!
GM:オーケー
GM:では邪竜番長(頭)が動きます
エリーゼ高原:「…御免なさいね。流石に、少し張り切りすぎたみたい」
エリーゼ高原:昂るレネゲイドに圧されてか、息は荒く、どことなく目つきも熱っぽい。
邪竜番長(頭):マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:サラマンダー》《焦熱の弾丸》《魔獣の衝撃》《プラズマカノン》
邪竜番長(頭):対象は…高村君かな!
高村純一:げっ!
GM:行きますよ!
高村純一:もう一度〈フラッシュゲイズ〉!
GM:オゲーッ
高村純一:ダイスを減らしてたも!
GM:ち、致命的…!
邪竜番長(頭):2dx7+4
DoubleCross : (2R10+4[7]) → 6[1,6]+4 → 10
GM:ぐわあああ
刑部クロオ:ワンチャン避けれるぞ!
高村純一:117→120
エリーゼ高原:がっつり減ったぁーッ!
高村純一:暴走してるから……無理!
GM:あっ…そうだったね!
三ツ辻リク:あーっ!
高村純一:誰か助けて~!
エリーゼ高原:罠…!
三ツ辻リク:よしカバーに入る。頭は固いから多少なりともダメージも入れときたい!
GM:げげっ
三ツ辻リク:《崩れずの群れ》+《氷盾》!
三ツ辻リク:ダメージいいぜ!
GM:食らえーッ!
邪竜番長(頭):2D10+30
DoubleCross : (2D10+30) → 18[10,8]+30 → 48
GM:装甲ガードは有効!
三ツ辻リク:こっちはさっきの計算式でディフェンダー抜き、45点軽減。3ダメージ!そして《自動触手》+《蒼き悪魔》!
三ツ辻リク:15×2で合計30固定ダメージ!
GM:3ダメ!?
GM:リターンが30ダメ!?
三ツ辻リク:はい
GM:お、おかしい。割に合わない!
三ツ辻リク:う、うん。ぼくも自分でこんなんなるんだと驚いたですよ……
邪竜番長(頭):再び、頭部に熱が収束していく。地面を切り裂くような熱線の攻撃!
三ツ辻リク:一喝した直後、その爪を蹴って飛ぶ!雷光化!熱線を吐く竜の咢を直下から蹴り上げる!
三ツ辻リク:「どうっじゃ!」自分にも多少のダメージ!だがそれ以上に竜の被害が大きい!
三ツ辻リク:以上です!
GM:竜の頭部が跳ね上がり、強制的に閉じられた口内で炎が爆ぜた!
邪竜番長(頭):「ゴッ!ゴアアアア!」
GM:高村君の手番!
三ツ辻リク:そう、暴発しちゃうんだよなこの演出だと……w
高村純一:「……光と電磁波による脳機能への一時的麻痺障害は、竜にも有効なようだな」
高村純一:今度は頭に攻撃!
高村純一:〈マルチウェポン〉+〈ヴァリアブルウェポン〉+〈バリアクラッカー〉
GM:キヤガレ!
高村純一:4dx+7
DoubleCross : (4R10+7[10]) → 8[4,6,7,8]+7 → 15
高村純一:120→130
邪竜番長(頭):《イージスの盾》……は意味がない!
邪竜番長(頭):ダメージをくれ!
高村純一:うーん……ロイスも切ろう!達成値+1d!
高村純一:15+1d10
DoubleCross : (15+1D10) → 15+6[6] → 21
GM:な、なんだってー!?
高村純一:成功!
GM:使いどころを心得てやがる…!
刑部クロオ:やるなあ…!
高村純一:総番長へのロイスを斬ります……!
高村純一:52+4d10
DoubleCross : (52+4D10) → 52+21[9,3,7,2] → 73
GM:!?
GM:そのダメージは……もたない!頭が落ちる!
GM:そしてこのエネミーは頭が破壊されると他の部位も死亡します!
エリーゼ高原:ほんとに頭から潰すやつだった!?
高村純一:やったー!
刑部クロオ:やったぜ!
三ツ辻リク:倒したぞ!
高村純一:「火球。確かに脅威だが、私の能力はちと意地が悪い」
高村純一:「より効率よく、より簡単に、より正確に。そういうものなのだ、これは。度し難いことだ」
高村純一:自らの爆炎でこうべをたれた竜の顔面を、左腕でつかむ。
高村純一:高村の光線は邪竜の頭蓋骨内で重複し、爆発的な威力を発揮した。
高村純一:「……人間に戻ったときに、後遺症が残らないことを祈っている」
GM:◆K.O◆
GM:Finisher...高村純一
GM:Finishing move...《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《バリアクラッカー》
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ!
エリーゼ高原:ウオーッ!
三ツ辻リク:勝ったぞォォォッッ!!
刑部クロオ:勝ったった!!
高村純一:オアーッ
GM:◆クライマックス END◆
GM:◆バックトラック◆
GM:Eロイスは4つ!
《ありえざる存在》
《ありえざる存在》
《さらなる絶望》
《唯我独尊》
GM:この分を振る人は振るがいい!
エリーゼ高原:振る!
エリーゼ高原:151-4d10
DoubleCross : (151-4D10) → 151-19[1,6,4,8] → 132
高村純一:ふる!
エリーゼ高原:それなりに減った。
三ツ辻リク:ふる!
高村純一:130—4d10
刑部クロオ:振る
高村純一:130-4d10
DoubleCross : (130-4D10) → 130-17[1,8,1,7] → 113
刑部クロオ:125-4d10
DoubleCross : (125-4D10) → 125-25[3,7,5,10] → 100
刑部クロオ:一倍だ!
刑部クロオ:100-4d10
DoubleCross : (100-4D10) → 100-26[10,5,2,9] → 74
三ツ辻リク:136-4d10
DoubleCross : (136-4D10) → 136-19[4,1,6,8] → 117
刑部クロオ:帰還!5点!
高村純一:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-37[9,7,9,7,5] → 76
高村純一:帰還!5点!
三ツ辻リク:よし、僕もここから通常振りだ
三ツ辻リク:117-5d10
DoubleCross : (117-5D10) → 117-38[10,8,4,9,7] → 79
三ツ辻リク:帰還!5点!
エリーゼ高原:そしてまずは2倍振りから…!
GM:どきどき
エリーゼ高原:132-10d10
DoubleCross : (132-10D10) → 132-76[9,1,10,10,10,7,10,10,8,1] → 56
エリーゼ高原:アッハイ。
GM:ごっそり減った
GM:全員帰還成功!
三ツ辻リク:せ、先輩……
刑部クロオ:帰還できてよかった!
GM:おめでとうございます!
高村純一:よかった
三ツ辻リク:でもそうだよな、帰還できたのは本当によかった!おめでとうございます!
GM:◆バックトラック END◆
エリーゼ高原:みんなもおめでとう…!
GM:◆エンディング1◆登場PC…全員登場
GM:学園島を騒がせた、元番長による
GM:一大事変……後に「番長連血風録」と呼ばれる事件は解決を迎えた。
GM:番長連の詰め所では、ようやく番長練から解放された無道ささきが
GM:君たちをねぎらうため召集をかけていた。
無道ささき:「ぐうううううすやすや……」
無道ささき:「むにゃっ……すう……」
三ツ辻リク:「っちゅうところなのに、呼び出した本人が寝とるわい。まあ無理もないが……」
高村純一:「ああ。いつにも増して快眠のようだな」
エリーゼ高原:「このまま寝かせておいてあげたいところだけど…」
刑部クロオ:「おい、起きろ。」肩に掛かった毛布を剥がす
エリーゼ高原:「…まあ、そうなるわね。ほら、しゃんとしなさい、ささき」
無道ささき:「はっ!?」
刑部クロオ:「人を呼びつけておいていいご身分だぜ。」腕を組んでため息を吐く
無道ささき:「寝てない。ぐう……すう……寝てないよ」
エリーゼ高原:「ささき」
無道ささき:「う、うん!」
高村純一:「そうか……?」
エリーゼ高原:しゃがんで、ささきと視線を合わせてから。
エリーゼ高原:「起きなさい」
GM:ささきは、ばしばし自分の頬を叩いて無理やり覚醒する。
エリーゼ高原:微かに光を放ちながら、笑顔。
無道ささき:「はい!」
三ツ辻リク:「こわい。わし殲滅番長こわい」
無道ささき:「というわけで、あたしだ!今回も、いつにもましてみんなご苦労様だったな!」
三ツ辻リク:「ほいほい、お疲れさん。総長も大変じゃったの」
高村純一:「ああ。久々に番長として働いた気分だ」
無道ささき:「あっはっは!あたしは旗持ってただけだから、大したことはしてない!」
エリーゼ高原:「言ってみれば、内輪揉めだったわけだけれど…ええ、でも。決して、悪い終わり方ではないわ」
刑部クロオ:「………そうだな。いつも通り、丸く収まって大団円か。」
刑部クロオ:頭を掻く。脳裏に過るのは、狂犬と化した英雄。彼には然るべき処罰が下るだろう。
無道ささき:「そうだな! うん……」若干浮かない顔をしている。
エリーゼ高原:「…思う所があるなら、言ってしまいなさい。私達以外に、聞いている者はいないのだから」
三ツ辻リク:「ま、わしら番長が、番長のしでかした不始末を、単なる身内の不始末のままケリつけられたんじゃ」
三ツ辻リク:「カタギ(番長ではない生徒を指す)に被害が及ばんかっただけでも、万々歳よ。……と言いたいところじゃが」
無道ささき:「うん……うーん。そうだなー。まずあたしとしては、いろいろ反省しなくちゃだ」
高村純一:「ほう、反省。というと?」
三ツ辻リク:「念のためにも、あとに憂いは残せんよな。うん、反省は大事じゃ」
無道ささき:「不死先輩といえば番長連でも伝説の人。あたしにとっては、あこがれの存在だ!」
無道ささき:「だから不死先輩のいう事は絶対だ、そう思って従った。けど……」
三ツ辻リク:「フム……」
無道ささき:「みんなも不満はあっただろう。もっといいやり方があったかもしれない」
無道ささき:「みんな、ごめん!」
無道ささき:深々と頭を下げる。
三ツ辻リク:「……おお」こんな風に番長どもに頭を下げる総番長は初めて見た
エリーゼ高原:「番長たるもの、そう軽々と頭を下げるな!…と、不死さんなら言うかしらね。でも」
エリーゼ高原:「誰がなんと言おうと、私達の総長は無道ささきよ。…これからも、あなたが正しいと思ったことを続けて頂戴」
エリーゼ高原:「…安心なさいな。もしあなたが道を踏み外したのなら。その時は、容赦なく引っ叩いてあげるわ」
三ツ辻リク:「ッカカ、まあええ。ちょっと面食らったが、総長がわかっとるならわしから言うことは特にないわい」
刑部クロオ:「……常に正しい、常に完璧ってのが総番長の条件ならあんたは失格だ。だが…」
刑部クロオ:「あんたは道を踏み外してもまた立ち上がれる。そして頭を下げられる。」
刑部クロオ:「完璧じゃないあんたに番長が従ってるのは、そういう理由なんだろうさ。」
高村純一:「その通りだ。失敗することは許容せねばならん……お互いにな。それが健全な関係というものだ」
三ツ辻リク:「ま、これからの総長が、実際不死のおっさん相手に今の頭として堂々と接していけるかは置いといて……」
高村純一:「君も今まで、代表として下げたくない頭を何度も下げたことだろうしな。責任者とは面倒なものだ」
三ツ辻リク:「そこら辺はわしらのフォローだって必要じゃしな。出来ることからやって、直してきゃえんじゃ」
無道ささき:「くーっ……みんなの優しさが睡眠不足の目に染みるぞ」
高村純一:「まあ、無道総番長がお望みならば私が『絶対に失敗しない組織運営講座~覇道編~』を60分10コマで開催してもいいが」
刑部クロオ:「……さっき寝てただろ」
無道ささき:「そんな口座あるのか!いくら?」がま口の財布を取り出して小銭を数えている。
三ツ辻リク:「はいはい、もうちょっとじゃからな。これ終わったら好きなだけ寝といて構わんからの」
無道ささき:「あ、そうだそうだ。連絡事項を済ませないとな!」
高村純一:「……冗談だ」
エリーゼ高原:「そうね。本題は私達が気にしていることの顛末、ということでいいのかしら」
無道ささき:「何だ冗談か、500円までなら出したのに……で、そうだな!本題だ!」
無道ささき:「まず、今更ではあるけど今回の番奪戦結果については正式に取り下げになったぞ」
無道ささき:「高村も刑部も、これからも番長としてバシバシ働けるっていうことだな!」
高村純一:「良かったな、刑部」
三ツ辻リク:「おお!」
刑部クロオ:「……そもそも正式に任命された記憶はこれっぽっちもないんだが……」
無道ささき:「もっと嬉しそうな顔をしてもいいんだぞ!」
エリーゼ高原:「高村くんの二足の草鞋も、まだしばらくは続く、というわけね。…その長い二つ名も」
高村純一:「困ったことだ。まあ、いつの間にか物騒な命名がなされているのも困りものだろうが」
刑部クロオ:「ま、いいさ。気が向いたら手伝ってやる。……俺も何度か番長連には借りがある。」
無道ささき:「うん! そして、今回の主犯である十文字先輩だが……」さすがに神妙な顔をしている。
無道ささき:「普段の、学生が仮面をかぶって起こした事件とは少し扱いが違うみたいだなー」
三ツ辻リク:「うんうん、一安心じゃな。番長であろうとなかろうがここの奴らはダチじゃが。肩書が戻って来るとこうピリッと感が……」
三ツ辻リク:「……む」>十文字先輩
三ツ辻リク:「もう学生じゃないからのォ。島の外、UGN日本支部の預かりになるんじゃろうか」
無道ささき:「そうみたいだな。今までみたいにイリーガルの活動はできないだろうなー」
エリーゼ高原:「そうなると、この島に居られる時間もそう長くはないわね?」
無道ささき:「おお、そうだ。確か今日の船でもう移送されるって聞いたぞ」
三ツ辻リク:「フゥーム。しゃあないかのォ。ケジメとお勤めはな、そりゃ必要じゃて……」
三ツ辻リク:「……早いな!いやええことじゃが!!」
刑部クロオ:「ここに長時間オーヴァードを拘留出来る場所はないからな。」
刑部クロオ:「生徒は………」
高村純一:「地下監獄に正規のエージェントを修養するわけにもいかないだろうからな。仕方あるまい」
刑部クロオ:脳裏にある生徒会役員の顔が浮かぶ「まあ、生徒を拘留する場所はあるが。」
エリーゼ高原:「…拘留施設がある学園というのもどうかと思うけれども、ええ、そんなことより」
エリーゼ高原:「この時間からだと、船便はもう何本も無いんじゃないかしら。…彼らに何か言いたいことがあるなら、今のうちね」
無道ささき:「うん。あたしは十文字先輩とはあまり直に話してないから、何を言えるわけでもないんだが」
無道ささき:「皆はどうだ?」
刑部クロオ:「…………。」しばし考えてから「俺は見送りに行く。」
刑部クロオ:「そこまで話すことはないが…ここまで来たら最後まで見届けるさ。」
三ツ辻リク:「うーむむむ……。わしな、正直言いたいことはあの喧嘩の時に言うたんよ。じゃが」
三ツ辻リク:「これが別れならの、見送らにゃいかん。ただの番長なら、風と共に一人島を去るのも乙なもんじゃが」
三ツ辻リク:「折角の先輩じゃ。ただ寂しく島を出て行かせるわけにもいかんからの!」にっかり!
エリーゼ高原:「私は…そうね。見送る程度はさせてもらおうかしら。正直なところ、今でも好きになれない人たちだけれど」
エリーゼ高原:「それでも、あの人たちは先輩で。この島や、仲間のことを想っている人たちだもの」
高村純一:「そうだな、私も行こう。あえて見送らないこともあるまい」
高村純一:(それに、私ばかりをやり玉に挙げたことに苦情を入れなければな。初代番長連も大概だったぞ……)
無道ささき:「おう!それじゃあ……頼んだぞ!あたしは……とうとう、限界……みたいだ……」
無道ささき:ささきは椅子にもたれかかり、眠るように目を閉じた……
刑部クロオ:「寝たいだけだろ…」頭を掻いて先ほど剥がした毛布を持ってくる。
エリーゼ高原:「ええ、おやすみなさい、ささき。…良い夢を」
刑部クロオ:「体力の限界みたいに言いやがって。」毛布を肩にかけたあと、体を抱えてソファーへ持っていく。
三ツ辻リク:「おう、お疲れさん。ゆっくり休み。何、総長がこうへばったのも元はと言えば不死のおっさんの責任じゃ」
刑部クロオ:「……それで、船はあと何分で出る?」
三ツ辻リク:「見送りに来ない程度の不作法は、許してもらわにゃ困るわい」
エリーゼ高原:「…ひとっ走り必要、といったところね」
エリーゼ高原:壁掛けの時計をちらりと見て、ため息交じりに微笑む。
高村純一:「ふ、そうか。急がなければな」
三ツ辻リク:「げ。まったく、最後までピシッと締まらんOB会じゃのォ!」
GM:アカデミア、埠頭付近。
GM:番長連OB関係者を乗せた定時連絡船は出港準備を整え、乗客が次々と乗り込んでいる。
GM:その中には、不死武士と、手枷を付けられた十文字悠の姿もある。
不死武士:「……ちょっと待て」
刑部クロオ:「……。」その様子を眺めている。昔、見たことのある光景だ。仲間を失う原因は敵ばかりではない。
GM:不死と十文字の二人は、君たちの方へと歩いてくる。
三ツ辻リク:「……間に合ってくれたの。いやよかったよかった」一息つき
高村純一:「お疲れ様です。お体ha」
高村純一:[]
エリーゼ高原:「ごきげんよう、先輩方」
エリーゼ高原:係船柱に腰かけて、ひらりと手を振る。
高村純一:「お疲れ様です。お体は、もうよろしいので?」
不死武士:「実はまだ頭の中で光線が反射している……必死に痛みに耐えているのだ」
高村純一:「そんな、まさか」
不死武士:「冗談だ」
高村純一:「む……」
三ツ辻リク:「ッカカ、それはそれは。とんだOB訪問じゃったのォ。……なんじゃ冗談か」
不死武士:「わはは。いや、すまん。ふざけている場合でもなかったな」
不死武士:「改めて謝罪にもう訪問するつもりだったが、会った以上はここで言おう」
不死武士:「……申し訳なかった」
不死武士:ささきがそうしたように、深々と頭を下げる。
高村純一:「……必要なことをしたのだと、今では判断していますが。それでも謝罪を?」
不死武士:「確かに、私はやるべきだと思ったことをした。しかし……」
三ツ辻リク:「…………。ま、ええわい。謝る相手が違うがの。あんたが頭を下げるべきは、わしらじゃなくて、お騒がせしたカタギの生徒さん達じゃ」
不死武士:「そこには驕りがあった。私が、この学園を、生徒たちを守らねばならないという驕りが」
三ツ辻リク:「もうそんな時間もないしの、わしらと、あのむかつく生徒会長なら何やらで始末つけといたる」
三ツ辻リク:「あんたは戻って、本部であんたなりの始末をつけるんじゃ」
高村純一:「それは驕りではなく、責任感と捉えてもよいでしょうに。事実、我々の中に邪竜を体内封印できるものがいたかは疑わしいものがあります」
三ツ辻リク:その口調には、最早わだかまりはない。自分なりの、OBへの励ましだ
高村純一:「番奪戦のために脱税番長を連れてきた点だけは、やや腑に落ちませんが……」
不死武士:「ああ。それも必要なことだと、理解している」>本部で始末をつける
不死武士:「それでも謝罪をしたいのは、私が君たちの力を信じ、最初から協力を求めるべきだったと。今ではそう思うからだ」
不死武士:「ここはアカデミアだ。私もかつてはそうしていたはずなのにな。いつから忘れてしまったのか」
高村純一:「仕方のないことだと思います。アカデミア黎明期と現在は、違う点も多いでしょうから」
高村純一:「ところで、十文字氏は……」ちらりと見る。
不死武士:「……お前は言うことはないのか。十文字」
十文字悠:「……正直、何を言ってもどの面下げてって感じでね」
十文字悠:「謝罪の言葉にしても、何から謝ればいいのかだ」
十文字悠:「生徒を危険に晒したことか。タチの悪い挑発を繰り返したことか、君たちを欺いたことか……」
三ツ辻リク:「よう右腕番長。……頭は冷えたようじゃの。カカッ、刑部の剣は効いたじゃろう」
十文字悠:「ああ。死ぬかと思った」
三ツ辻リク:「おう。……わしが言うのも何じゃが、実際死んでしまったかもしれんの。わしらはオーヴァードじゃから」
刑部クロオ:「俺も挑発が過ぎた。…特にあんたに対してはな。」
三ツ辻リク:超人同士のバトルだし、ガチだったら、そういうことも起こり得る的な意味で
十文字悠:「事実、この腕を切り落として詫びなきゃならないくらいのことはしたよ」
三ツ辻リク:「じゃが、あんたは生きとる。それがこの、大人のリクツで動いとらんこの島じゃからかどうかは判らんが……」
三ツ辻リク:「あんたは、生きてやり直せるんじゃ。いっぱい詫びなきゃいかんことが出来たようじゃが……右腕番長よ」
十文字悠:「やり直す、か……」
十文字悠:「一度大人になっちまうと、もう子供からはやり直せないのが辛いところだ」
三ツ辻リク:「……そう、じゃな」思う所があるらしい。しかし>一度大人になっちまうと、もう子供からはやり直せないのが
エリーゼ高原:「…そうね。もう貴方たちはこの学園の生徒ではなくて、外の世界でやることがある。だから」
エリーゼ高原:「この島のことは、この学園のことは。私達に任せておいて頂戴。私達も、この学園を出る時が来たなら」
刑部クロオ:「一度過ぎた時間は戻らない。……だがやり直そうと思えば、」
エリーゼ高原:「後は任せた、と。後輩たちに託して、笑って飛び立てるよう、努力していくわ」
三ツ辻リク:「大人なら、大人の詫び方っちゅうもんがあるじゃろ。あんたは、それをやり通せるだけの芯を、」
刑部クロオ:「全ては取り戻せないだろうが、少しは拾うものもあるさ。」
三ツ辻リク:「この島で子供だった時、得ることが出来たんじゃないかと思うぞい」
刑部クロオ:「これは”子ども”をやり直している俺の実体験だ。」
三ツ辻リク:「……なあ、不死のおっさん!」
不死武士:「……ん」
三ツ辻リク:「あんたはまだ、この先輩が、あんたの相棒である右腕番長だと思うか?」
不死武士:「……」
不死武士:「当然だ。俺の右腕は、今も昔も……これからもこいつだけだ」
三ツ辻リク:「……ははっ、そうじゃな。ならええわ。うん、わしもイッコ、おっさんを許せる所が増えたわ」
三ツ辻リク:「これで最低でも二人、あんたが番長として立てる相手が出来たな。ひょっとすると、もっと多いかもしれん」
十文字悠:「三ツ辻君……」
三ツ辻リク:「戻ってこいよ右腕番長。どれだけなくして、落ちぶれて、詫び続けなきゃいけなくなっても、それでもあんたが拳を振るった証はなくならん」
三ツ辻リク:「番長であるっちゅうのは、そういうこっちゃ。言ったじゃろ?あんたが嫌がっても、わしゃやめんぞ」
十文字悠:「ははっ……」
十文字悠:「かなわないな、君には」
三ツ辻リク:「おう、わしゃ番長じゃからな。『かなわない』って思われるのが、仕事みたいなもんじゃ」
三ツ辻リク:「だから、あんたも歯を食いしばって詫びてこい。番長なんじゃからな」にっかり!
刑部クロオ:「……進路は決まったか?」
刑部クロオ:「ま、今決めなくてもいいさ。時間はある。」
十文字悠:「決まった……というか、元から決めていたんだ」
十文字悠:「俺はこいつの隣で戦い続けたい。こいつの誇れる右腕でありたい」
十文字悠:「だいぶ遠のいてしまったが、もう一度それを目指すしかない」
刑部クロオ:「そうか」言葉を切って、十文字を指さす。そして手を動かす。
刑部クロオ:UGNの戦闘部隊が習得しているハンドサインだ。
刑部クロオ:意味は『仲間』。
刑部クロオ:「また顔を合わせる機会があったら、その時はよろしく頼む。」
十文字悠:十文字は目を見開き、身体を震わせながら息を吐く。
十文字悠:「そう言ってくれるのか。こんな男に……」
刑部クロオ:「ただの方便さ。」フッと微笑む
刑部クロオ:再びハンドサイン。
刑部クロオ:『仲間を』不死を指さす『カバーしろ』
不死武士:こちらも了解のハンドサインを返す。
刑部クロオ:「……じゃあな。先輩方。」
刑部クロオ:背を向けて歩き出す。
十文字悠:「俺は……お、俺は」
十文字悠:うつむいたまま何かを言いかけ、逡巡する。
元・疾風番長:「ハイそろそろ辛気臭いの終了ー!どーん!」船から飛び出し、十文字にドロップキックを見舞う!
十文字悠:「がはっ!?」
元・定住番長:「ぐだぐだ言っていないでさっさと後輩に謝罪したまえ!この番長連の面汚しめ!」連続ストンピング!
十文字悠:「ぐああああ!」
元・絶滅番長:「そうだぞ!オラッ食らえ!」チェーンソーで攻撃!
十文字悠:「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!」
元・脱税番長:「財布もよこせ!」窃盗!
十文字悠:「か、返せ!」
GM:四人の元番長が十文字を囲んで殴る蹴るの
GM:暴行を加えた!
エリーゼ高原:「…ひょっとしたら、今も昔も。この学園はあまり変わっていないのかもしれないわね」
エリーゼ高原:その光景を半眼で見てから、立ち上がって歩き出す。
十文字悠:「ご……ごめんなさいぃいいい!」
三ツ辻リク:「カッカ、ええことじゃ。……いや窃盗はいかんがの!」楽しそうに様子を見守りつつ、立ち上がる
高村純一:「クク、案外そうかもしれん」会釈をし、エリーゼさんの後を追います。
三ツ辻リク:「……なあ、刑部の」一連の十文字とのやり取りを見た上で、短く言う
刑部クロオ:「なんだ。」歩きながら
三ツ辻リク:「わし、ぬしみたいな番長を見つけることが出来て、なんちゅうか、よかったなと思うたよ。勿論、高原サンも高村もじゃけどな……カカッ、やるのう」
三ツ辻リク:番長連としての連帯感と、ほんのちょっぴりのシンパシーを込めての肩パン。そのまま、カッカッと笑って共に歩き去るよ
刑部クロオ:「……そんな大層な人間じゃねえさ。」
刑部クロオ:「俺はただの一生徒さ。」
GM:そして、埠頭から船は出航する。
GM:多くの後悔と、それを超える新しい希望を乗せて……
GM:◆エンディング1 END◆
GM:◆エンディング2◆登場PC…エリーゼ高原、刑部クロオ
エリーゼ高原:学園島、市街中心部の一角。華々しく、それでいて落ち着きも感じさせる雰囲気の、小さなカフェ。
エリーゼ高原:女生徒が主な客層のその店の、とある席に。あまり見かけない組み合わせの二人がいる。
エリーゼ高原:ひとりは、”殲滅番長”こと高等部3年生、エリーゼ高原。そしてもうひとりは。
刑部クロオ:”風来番長”、刑部クロオ。落ち着かなさそうにあたりに目をやっている。
エリーゼ高原:「…飲み物に口をつけていないようだけど。冷めないうちに頂いてしまった方がいいわよ?」
エリーゼ高原:その、落ち着かない様子を、面白そうに眺めながら。暖かいカフェオレをひとくち。
刑部クロオ:促されて紅茶に口をつける。「それで…用事ってのはなんだ。」
エリーゼ高原:「そんなものないわよ。女の子の頬をいきなりつねるような後輩に、少し恨み言を聞かせてやろうと思っただけ」
エリーゼ高原:あっけらかんとそう言い放ってから。
エリーゼ高原:「…なんてね。恨み言を言いたいのは本当だけど、あなたに少し聞きたいことがあるのよ、刑部くん」
刑部クロオ:「っ」ごぶっと紅茶を吹き出しかける「あれはお前の正気を確かめるためで…」
刑部クロオ:口を拭う「ああ、聞きたいこと?」
エリーゼ高原:「ええ、とても単純で、簡単な質問よ」
エリーゼ高原:半分ほど中身が残ったカップを、そっと皿に置いて。クロオくんの顔をじっ…と見ながら。
エリーゼ高原:「この学園での暮らしは、楽しめているかしら?」
刑部クロオ:「………。」カップを置く「楽しめてる。」
刑部クロオ:「………出来ればもう少し早く通いたかった。」
刑部クロオ:「不満はそれくらいさ。」
エリーゼ高原:「…ええ、ええ。そうなのでしょうね。でも、私は」
エリーゼ高原:少し、不機嫌そうな表情と声色で。
エリーゼ高原:「あなたがそのコートと一緒に背負っている誰かではなくて。あなたに聞いたのよ、刑部クロオくん」
刑部クロオ:「………調べたのか。」
エリーゼ高原:「気になったことは知りたがる質なのよ。幸い、頼めば色々と調べてくれる子が、UGN関係者にもいるの」
エリーゼ高原:「…知られたくなかったのなら御免なさいね。叱るなら、私に教えてくれた子じゃなくて、私だけにして」
刑部クロオ:「いいさ。無暗に広めなければな。」
エリーゼ高原:「そう、なら良かったわ。…気になったこと、というのはね」
エリーゼ高原:「あなたは、確かにこの学園を楽しんでいる。でも、それは…」
エリーゼ高原:「楽しまなければならないから楽しんでいる。そう、見えてしまったの」
刑部クロオ:「…そう、見えるか。」
エリーゼ高原:「見えるわ。…もちろん、私の気のせいなら、それでいいの」
刑部クロオ:しばらく黙ったまま、カップの持ち手を弄る。
刑部クロオ:「…学校に行きたいと言い出したのはあいつだったか。」
刑部クロオ:「戦いなんてやめて、普通の子どもみたいに過ごしたいってな。…不純な動機が多分にあったが。」
エリーゼ高原:「チルドレンは色々な学校に転入生として潜入する、というのは聞くけれど…”通う”というのは、多くはないのね」
エリーゼ高原:合いの手を入れながら、頷く。
刑部クロオ:「で、俺だけがなぜかここにいる。」
刑部クロオ:「最初は戸惑った。楽しむにしても、まず何をすれば楽しくなるのかわからない。」
刑部クロオ:「それで色々試してみるうちに、気づいた。」
エリーゼ高原:「…何にかしら」
刑部クロオ:「楽しもうと構えて駆け回っても楽しめない。楽しいってのはふとした時に感じるものだってな。」
エリーゼ高原:「…どうやら、呼び出したのは余計なお世話だったみたいね」
刑部クロオ:「……あんたと話すのも楽しいさ。」
刑部クロオ:「昔の話なんてのは滅多にできない。それが吐き出せるってのは…貴重だ。」
エリーゼ高原:「そう言ってもらえると嬉しいわね。…あなたが、今もなおそのコートを手放さないというのは」
エリーゼ高原:「きっと、あなたにとってはどちらも等しく大切なのね。誰かと歩んだ過去も、これから誰かと歩む未来も」
刑部クロオ:「……ああ。」
刑部クロオ:「どっちも大事なんだ。未練がましいと笑ってくれてもいい。」
エリーゼ高原:「笑いはしないわよ。他人の大事なものを、誇りを笑うようになってしまったら、人は人でなくなるの」
エリーゼ高原:「ああ、でも…そうね、お節介ついでに、ひとつだけ」
刑部クロオ:「…なんだ?」ティーカップに再び口を付けながら
エリーゼ高原:「誰かに、恋をしなさい。それが実ったとしても、散ったとしても…」
エリーゼ高原:「きっと、一生輝く宝物になるわ」
エリーゼ高原:そう言って、テーブルの上の伝票を手にして立ち上がる。
刑部クロオ:「……こいつは得意だったが、俺はそれを知らない。」
刑部クロオ:「コツでも教えてくれればよかったんだがな。」
刑部クロオ:「……あんたは、そんな宝を持っているのか?」
エリーゼ高原:「もちろん。…残念ながら、私の恋は始まる前に終わってしまったけれど」
エリーゼ高原:「私は、私自身の意志で誰かを好きになった。その思い出があれば、きっとこの先、私の思い通りになるものが何ひとつないとしても」
エリーゼ高原:「私は、ずっと私でいられるわ」
刑部クロオ:「………眠る財宝か。」
エリーゼ高原:「そう。私だけの宝物。龍の宝箱なんて目じゃないわ」
エリーゼ高原:「…私が卒業する前に、刑部くんが宝物を見つけたら。また、ここに呼んでいいかしら」
刑部クロオ:「”その在処を知るのは俺と悪魔だけ。長生きしたほうの総取りさ。”」
刑部クロオ:「探してみるさ。宝の地図も読み方も知らんがね。」
エリーゼ高原:「吉報を期待してるわ」
刑部クロオ:「財宝(あんた)の在処を知る悪魔も、見つかるといいな。」
エリーゼ高原:「…ええ。ありがとう、刑部くん」
エリーゼ高原:ふわりと、春風のような微笑みひとつを残して。
エリーゼ高原:同じように軽やかな足取りで、立ち去ってゆく。
刑部クロオ:「……ありがとよ、先輩。」
刑部クロオ:紅茶を飲み干して席を立つ。
刑部クロオ:風が来て、また去る。
GM:◆エンディング2 END◆
GM:◆エンディング3◆登場PC…高村純一
GM:アカデミア活火山 火口付近……
GM:関係者以外立ち入り禁止のこの場所に、生徒会長・雲雀宏一の姿はあった。
GM:煌々としたマグマの輝きを前に、彼は一人眼鏡を光らせている……
GM:否!
GM:眼鏡の男は……二人!
雲雀宏一:「ふぅ……」
高村純一:「うむ……」赤光で照らされた眼鏡の奥に潜む瞳は、うかがい知ることはできない……!
雲雀宏一:「わかっていたけど、ここクソ暑いね……」
高村純一:「ああ……まったくだ」げんなり
雲雀宏一:「いい感じに眼鏡が光るから、企み感は出るんだけどな」
高村純一:「そうだな……次回からはもっとこう、薄暗い、いい感じの店かなにかにしないか」
雲雀宏一:「名案だ。優雅に紅茶を飲みあさりたい」
高村純一:「飲みあさるのは優雅ではなくないか……?」
雲雀宏一:「しかし……今回はなかなかにデンジャラスな事態だったなあ」
高村純一:「ああ。邪竜が復活していたら、いくらアカデミアと言えども尋常ならざる被害が出ていただろう」
雲雀宏一:「うむ。そしてあれを見たまえ、高村」
高村純一:「おや、なにかね」
GM:マグマの中で身じろぎする、巨大なシルエット……!
高村純一:「むっ! あれは!?」
雲雀宏一:「報告によれば、刑部君の機転によって不死先輩にとりついた邪竜の力はごく一部で済んだ」
高村純一:「ああ。その通りだ。私もこの目で確認している」
雲雀宏一:「残る力が復活するのはいつになるのか……十年後か。五年後か。一年後か、あるいは明日か。それは、誰もわからない」
高村純一:「ふむ……そういうことか」
雲雀宏一:「しかし、ピンチはチャンスでもある」
高村純一:「ほほう。その口ぶり、何か糸口をつかんでいるな?」
雲雀宏一:「ああ。マグマの中に蠢く邪竜……ズバリ、観光資源として有用!」
高村純一:「観光資源……!! 名案だな」
雲雀宏一:「な!これは絶対金取れるやつでしょ」
高村純一:「ああ。どうせオーヴァードが多いのだから有事の際も勝手に対抗してもらえるだろうしな」
雲雀宏一:「周囲には魔除けとして雲雀如来像を多数設置しよう」
高村純一:「ミサイル発射機構程度はつけてもバチは当たらんだろう。生徒の安全のためだ」
雲雀宏一:「名案だな。では、そのあたりはお互い協力して……!」
高村純一:「うむ……!」
GM:しかしその時!邪竜の動きが鈍り、マグマの中にゴボゴボと沈んでいく。
雲雀宏一:「あっ」
高村純一:「むっ」
雲雀宏一:「ダメか……」
高村純一:「そのようだな……」
雲雀宏一:「……仕方がないな。やはり、未来は僕たち自身の手で切り開くしかないというわけだ」
高村純一:「ああ。危険分子がなくなったのは喜ばしいことだが、逆に言えばカウンシルから搾り取る手札が減ってしまったということだからな……」
雲雀宏一:「いいさ。僕たちが組めば不可能はないと信じているよ」
高村純一:「ふっ。嬉しいことを言ってくれるではないか」
雲雀宏一:「やろうぜ、高村。このアカデミアを……みんなが面白おかしく過ごせる学園にするために!」右手を差し出す。
高村純一:「ああ。全ての生徒が幸福な生活を送ることができるよう、様々な団体の援助、イベントの開催、設備投資をしなければな!」右手をがっしりとつかむ。
GM:眼鏡が光っていて見えないが……雲雀宏一の眼差しは、希望の未来を見つめているはずだ!
雲雀宏一:「くっくっくっく……」
高村純一:「ふっふっふっふ……」
GM:ああ、笑っている。学園島の運命を握る二人の男が笑い続ける!
高村純一:(雲雀よ……やはりお前はわかっているのだな。この島がオーヴァードと人類の共同体のモデルケースとなるからには、)
高村純一:(軍事部門を縮小しつつ、娯楽産業や個別の生徒たちに対応する、ホスピタリティの高い運営をしなければならないということが……!)
高村純一:(そしてオーヴァードたちの安定のため、彼ら一人一人が気兼ねなく過ごせ組織の設立、組織同士の関わり合いを作るべきだということが……!!)
高村純一:(流石だ、雲雀宏一。俺もまた、この島の最大幸福のために身を粉にして働こうではないか)
高村純一:「はーっはっはっはっは!!」
高村純一:おお、ここに個人的な「なんか面白そうだしやっちゃえ!」の意思はないというのか。すべて高潔なる使命のもとでの行いだというのか!
高村純一:多分半分くらいはまじめにやってくれてると思う……そう信じたい。
GM:◆エンディング3 END◆
GM:Double Cross The 3rd Edition
GM:「燃えよアカデミア ~番長連血風録~」
GM:Fin.