GM
◆トレーラー◆
それは少女の作り上げた心地よい箱庭。
美味しいお茶とお菓子と、楽しいお喋り。
それだけで良かったはずなのに。
望んだ世界のはずだったのに。
狂気はゆっくりと育まれ、花開こうとしていた。

Double Cross The 3rd Edition
「麗しのデイジー」

ダブルクロス…それは裏切りを意味する言葉。

GM:◆ハンドアウト◆
GM:◆PC1…端境 美那々(はざかい・みなな)PL:それじゃない方のヒロさん
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkezCvgEM
シナリオロイス…浅村雛乃 推奨感情(指定無し)
君と同じクラスの生徒、浅村雛乃は高飛車で我儘な性格。
彼女は「雛菊の会」というグループを作っており、取り巻きにちやほやされて最近とみに増長しているようだ。
ある日君は、ちょっとした事で雛乃と口論になってしまう。
それが非日常の世界への一歩だとは知る由もなかった。

端境 美那々:「えっと、端境美那々、17歳の高校生です。好きなものは猫で、嫌いなものは数学とセロリ」
端境 美那々:「友達にはたまにトロいって言われるけど、自分では……え、オーヴァード? 何ですか、それ?」
端境 美那々:という感じで、今回は非オーヴァード!覚醒枠でがんばります!
端境 美那々:非オーヴァードだけど性能的には《運命の切り替え》によるドッジ代行型。《ハンドリング》《神の眼》で固定値を確保してがんがん避けます。
端境 美那々:切り札はBCの新エフェクト、シナリオ1回だけ相手の攻撃をそのままお返しするリミット《運命の反転》!
端境 美那々:メジャーでは一応射撃攻撃ができますが、威力には期待できないかも。
端境 美那々:Dロイスは「戦闘用人格」で、ダイスを確保しています。以上!
GM:非オーヴァードなのにエフェクトにくわしい。ふしぎだなあ
端境 美那々:はっ、私は何を口走ったんだろう
GM:謎の記憶…
GM:シナリオロイスは浅村雛乃
GM:ちやほやされている娘さ!
端境 美那々:きーっ、いけ好かないわ!
GM:どういう感情を抱くかは、会ってから決める感じにしますか?
端境 美那々:あっ、せっかくなので初期ロイスに入れています。ユウジョウ!
GM:はいってた!
GM:かつての友……小学校か中学校が同じだったやつ!問題はありません。
GM:ハンドアウトにあるからちょっとした事で口論をしなくちゃならないぜ!よろしくお願いします!
端境 美那々:はーい!よろしくお願いします!
GM:続いて……

GM:◆PC2…阿多良田馨(あたらだ・かおる)PL:ささささん
https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiNSatAEM
シナリオロイス…真名川凛 推奨感情:(指定無し)
君と同じクラスの生徒、真名川凛は小柄でちょっと鈍臭い女子生徒。
浅村雛乃のグループ「雛菊の会」に所属している彼女は、最近やたらとこき使われている。
何か理由があるらしいが、その状態は日に日に酷くなっているようだ。
雛菊の会に逆らうと恐ろしい呪いがふりかかる、などという噂も流れている。
何やら妙な事が起こり始めている気がする……。

阿多良田馨:阿多良田馨。17歳なので多分高二!
阿多良田馨:誰とでも話せて少しおしゃべりなタイプ。クラスに友達も多いぞ。
阿多良田馨:半年前にオーヴァード化して調子に乗ったせいでちょっとした事件を起こし、以来UGNイリーガルとして動いているんだ。
阿多良田馨:シンドロームはソラリス/ハヌマーン。
阿多良田馨:本人は無力だけど、周囲に化学物質を振りまき、他人の思考や感情を多少動かすことができる。だから友達が多いぞ。
阿多良田馨:基本的に交渉で攻撃します。シーン1回範囲攻撃もできるし、Dロイス超侵蝕があるのでぶちかましたいです。
阿多良田馨:あと社会が4なのと、ミドルも噂話に関してはコネと技能があるのでなんとかしたい。
阿多良田馨:みんなとも仲良くできたら嬉しいな。よろしく!
阿多良田馨:以上!
GM:仲良くの意味がコワイ!
阿多良田馨:こわくないよー
GM:社交的で大変結構なことよ!
阿多良田馨:無力なので人の力を借りないといけないのだ。
GM:そんな君のシナリオロイスは……真名川凛!
小柄で不器用な女子さ!

阿多良田馨:かわいさの予感!
GM:感情指定は特にありませんが、そのへんはオープニング後に決めてもいい
阿多良田馨:会ってから決めようかと思います!
GM:OK!よろしくお願いします!
阿多良田馨:お願いします!
GM:そして最後の一人は……

GM:◆PC3…二宮てすら PL:マァアレダさん
http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYs7-AsQEM
シナリオロイス…事件の犯人 推奨感情:(指定無し)
君が所属するUGN支部より君に対して指令が下った。
管轄内のとある高校にてオーヴァードの仕業と思われる事件が発生し、生徒が数人重体となっている。
君は正体を悟られぬように転校生を装って潜入捜査を開始した。

二宮てすら:「仕事ですか。」
二宮てすら:「別に、言われればやりますけど。殺しはあまり好きじゃないってだけで」
二宮てすら:「……違うんですか?は、学校に潜入?」
二宮てすら:「……」
二宮てすら:「なんで私にその任務を持ってきたんですか?」
二宮てすら:と、いう感じのこじんまりとした身長のUGNチルドレン、二宮てすらです。
二宮てすら:阿多良田くんとは35センチくらいの差がある。
二宮てすら:ちょっと人間不信気味なところがあり、口調もすこしキツいですが、皮肉たっぷりに言う感じではなくストレートにいっちゃうイメージでどうか一つ。
二宮てすら:性能的には雷使い。自分の周辺に雷を落とします。自分に近いほど出力が上がる!
二宮てすら:至近範囲を巻き込むRCアタッカーです。火力は160点にしてはそこまででないと思いますが何とか頑張ってやっていきたいと思います。
二宮てすら:よろしくお願いします!
GM:山椒は小粒でビリリと痺れる!
GM:そんな君のシナリオロイスは、ストレートに事件の犯人
GM:身も蓋も無いロイス。感情については始まってから決める方向で行きますか?
二宮てすら:そうします!
GM:OK!では、そのように!
二宮てすら:多分OPでミッションを言い渡されると思うので、そのときに忘れず取るようにします。
GM:ありがとうございます
GM:なんだか気苦労の多そうな子…!ガンバッテ!
二宮てすら:頑張る……!
GM:以上の三名でセッションを進行していきます。
GM:皆さんよろしくお願いします。
端境 美那々:よろしくお願いしまーす
二宮てすら:おねがいしまーす!
阿多良田馨:よろしくお願いします!

GM:◆オープニング1◆登場PC…端境 美那々
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします。
端境 美那々:1d10+32
DiceBot : (1D10+32) → 4[4]+32 → 36

GM:端境美那々が通う高校、放課後の教室。
GM:さっさと帰宅する生徒も居れば、残って談笑している生徒もいる。そんな中で君は……
端境 美那々:「ねこっ♪ ねこねこ♪ ながくてくろい~」鼻歌を歌いながら帰りの準備をしています。
端境 美那々:「ふんふふ~……あれ?」鼻歌を止め、カバンの中をあさり始める。
端境 美那々:「ねこ、ねこ……猫の筆箱……」
端境 美那々:「……ない。あれ、あれ? 落としたかな?」
端境 美那々:「買ったばっかりなのに……」がたがた机を揺らして、筆箱を探し始めます。
GM:慌てている君の耳に、クラスメイトの女子生徒たちの笑い声が響いてくる。
GM:集団の先頭にいるのはクラスでも特に目立つ女子、浅村雛乃だ。
浅村雛乃:「だから私、ハッキリ言ってあげたの。あなたと私じゃ釣り合わないってね」
女子生徒:「さすが雛乃様ね」「かっこいい!」「見たかったなあ、そのシーン!」
端境 美那々:「カバンの中も、机のな、か、もぉ~……」机の奥に手を突っ込んでいる。危ういバランスだ。「っと、おっとっと」
端境 美那々:「あたっ」バランスを取るために伸ばした脚が、誰かの脚とぶつかる。「あっ、雛乃ちゃん。ごめんごめん」
浅村雛乃:「ちょっと。痛いじゃないの」
GM:雛乃は不機嫌そうに腕組みし、あなたを睨みつける。
端境 美那々:「ごめん! でも今、緊急事態なんだよ」ぱん、と手を合わせて謝罪のポーズ。「雛乃ちゃん、私の筆箱知らない?」
端境 美那々:「これっくらいで、こっち側の端っこに猫の耳がついてるの」
浅村雛乃:「そんなの知らな……?」
GM:そう言っている途中で何やら踏んでいる事に気が付き、足を上げる。
浅村雛乃:「あ、これか」
端境 美那々:「あっ、それそれ! 返して!」
端境 美那々:慌てて筆箱を拾う。
浅村雛乃:「謝りなさいよ」
端境 美那々:「へ?」
女子生徒:「そうよ。雛乃様にぶつかったこと、謝るべきよ」「怪我したらどうするの」
GM:周りの女子が次々と加勢する。
端境 美那々:「えっと……さっきも謝ったんだけど。ごめんごめん」
浅村雛乃:「何? その言い方。謝罪する時はきっちり頭を下げて、申し訳ありませんでした、っていうものでしょ」
女子生徒:「そうそう。適当すぎるよね」
女子生徒:「反省の意志が感じられなーい」
端境 美那々:「えー……いいじゃん。友達だし、ちょっと当たっただけなんだし」
端境 美那々:「雛乃ちゃん、最近そういうの多いよ。ぶつかっちゃった私が言うことじゃないけどさ」
浅村雛乃:「ちょっと、私にお説教する気? 何様なの?」
端境 美那々:「……」思わず目をそらす。これ、面倒くさくなるな。
GM:取り巻きの女子生徒たちも君を睨みつけている。
端境 美那々:「はぁー、もう……申し訳ありませんでしたー」渋々頭を下げる。
端境 美那々:「はい、謝りました。頭も下げました。オッケー? 言う通り、ね?」
浅村雛乃:「最初からそう言えばいいの。だいたい……」
浅村雛乃:「私、あなたと友達のつもりないから。勘違いしないでよね」
端境 美那々:「ええー……」
端境 美那々:「そっちがそう言うなら、まあいいけど」
浅村雛乃:「なんかテンション下がっちゃった。どこか別の所行きましょ」
GM:そう言って、雛乃は君に背を向ける。
GM:女子生徒たちはそれにつき従う……が、何名かはまだ君に敵意ある視線を送っている。
端境 美那々:曖昧に笑って手を振る。
端境 美那々:「……やっちゃったかなー。しまったなー」雛乃たちがいなくなったあと、猫の筆箱に話しかける。「ついつい昔の調子で話しちゃった」
端境 美那々:「まあ、なんとかなるよね。睨まれたって石になるわけでもないんだし」
端境 美那々:筆箱についた靴跡を袖でごしごし拭ってカバンに突っ込む。「さ、帰ろ帰ろ」
GM:こじれた旧友との衝突。学校生活においてはそれほど珍しいことではない。
GM:それは他愛ない日常の1ページだった。
GM:……少なくとも、この時までは。

GM:というわけでオープニングが終了です。
GM:雛乃へのシナリオロイスは既に取得頂いていますが、感情の変更などは……?
端境 美那々:特になしです。まだ友情!
GM:いい子……(ほろり)
GM:ではこれにてカット!

GM:◆オープニング2◆登場PC…阿多良田馨
GM:侵蝕率の上昇をお願いします。
阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:29->39)
阿多良田馨:ひい
GM:ホットスタート
GM:校舎内の廊下。放課後になったばかりで、部活動に向かう生徒や帰宅する生徒など、人通りは多い。
GM:そんな中で君は……
阿多良田馨:友人と三人ほどでわいわい話しながら歩いています。
GM:では、そんな君たちの向かい側に大きな荷物をかかえた女子生徒がふらふらと歩いてきます。
阿多良田馨:「うっわ、川田先生の真似スゲー似てる! もっかいやってよー」とかなんとか
阿多良田馨:「あれ」気がついて横に避けようとする。
真名川凛:「っと……わわっ」
GM:その動きに驚いたように、荷物を取り落とす。
GM:小柄な少女は真名川凛……君のクラスメートだ
阿多良田馨:「あーあー、大丈夫? 真名川さん」
阿多良田馨:しゃがんで拾いましょうか。
真名川凛:「あ、う、うん……ごめんね、平気だから」
阿多良田馨:「なんかすごい荷物だね。部活かなんか?」
GM:真名川凛も、慌てて散らばったものを拾い集めている。お茶の缶だとか、お菓子だとかだ。
真名川凛:「ぶ、部活とかじゃないんだけど、あの……」
阿多良田馨:「あっ、いいもの持ってる。いいなー。内緒でくれない?」お菓子を見つけて。
真名川凛:「だっ、ダメだよ! 勝手にそんなこと」
GM:真名川凛は妙に焦った様子で拒否した。
阿多良田馨:「ダメー?」
阿多良田馨:イージーエフェクト《竹馬の友》を使用します。
GM:では、真名川凛がそれに反応しようとした時
GM:ぞろぞろと女子生徒達がやってきます。
女子生徒:「ちょっと。何やってるの?」
阿多良田馨:(あ、いっけね。また無意識で友達作るとこだった)
GM:無論、女子生徒の叱責は阿多良田のエフェクト使用に向けられたものではない。
GM:一般人ではその行為に気が付くことはできないからだ。
女子生徒:「まだ準備できてないの?」「ホント鈍くさいんだから……」
真名川凛:「あっ……ご、ごめんなさい」
阿多良田馨:「や、俺のせいで落としちゃってさ。ごめんごめん。今拾うよ」
阿多良田馨:さっさと落ちたものを集めて手渡す。
真名川凛:「あ、ありがとう。ごめんね」
GM:それで事態は解決するかに思われた。が……
女子生徒:「ちょっと、真名川さん。床に落ちたものを雛乃様に食べさせる気?」
女子生徒:「信じられない。すぐに新しい物を用意しなさいよ」
阿多良田馨:「え、袋に入ってるんだからいいんじゃん?」
女子生徒:「部外者は黙っててよ」「そういう問題じゃないの!」
阿多良田馨:「ええー……」友人に目線をやるが、わりと引いていて何も言ってくれない!
GM:君も話くらいには聞いた事があるだろう。この女子生徒たちは「雛菊の会」のメンバーだ。
GM:浅村雛乃という女子を中心にまとまっている……というより、ほとんど崇拝に近い。
真名川凛:「すぐに代わりを用意します。あと、お茶の準備も……」
阿多良田馨:「いやまあ、そっちはそっちの事情があるんだろうけどさ……」
阿多良田馨:「そんな目ェ吊り上げることなくない? 真名川さん大変そうだろ」
真名川凛:「大丈夫。私は大丈夫だから」
阿多良田馨:「あのさ、なんかあったら言いなよ」真名川さんに小声で。
阿多良田馨:「先生とかさ……」
真名川凛:「本当に私は大丈夫だから……ありがとう。阿多良田くんは変に首を突っ込まないで。ね」
GM:真名川凛は女子たちにぺこぺこと頭をさげ、また荷物を持って元来た道を引き返していく。
阿多良田馨:「ふーん……」首を傾げる。
阿多良田馨:「首を突っ込まないでって言われると気になっちゃうなあ」
阿多良田馨:「……何せ俺ら、もう友達だし」
阿多良田の友人:「こっわー……何あれ、カルトじゃん」
阿多良田馨:「ヤバいよなー。女子こえー」友人の方に戻る。
阿多良田の友人:「やー、でも実際、関わんない方がいいかもしれんぜ」
阿多良田馨:「なんか知ってんの?」
阿多良田の友人:「ちょっと聞いたんだけどさ。雛菊の会に逆らうと呪いがかかるとかなんとか。噂あるらしいぜ」
阿多良田馨:「ホラーじゃん! わー、俺呪いかかっちゃったかも」
阿多良田の友人:「やべー! 手洗ってうがいしろよ」
阿多良田馨:「インフルか!」
阿多良田馨:廊下の方を一瞬振り返り、それからまた友人と一緒に去っていく。
阿多良田馨:なんとなく、予感だけがあった。

GM:というわけで、シナリオロイスの真名川凛ちゃんとは初対面でしたが
GM:感情はどんなもんでしょうか
阿多良田馨:○友情/不安で!
GM:OK!
GM:ではカットいたします。お疲れ様でした

GM:◆オープニング3◆登場PC…二宮てすら
GM:侵蝕率の上昇をお願いいたします
二宮てすら:1d10+34
DiceBot : (1D10+34) → 8[8]+34 → 42

二宮てすら:ぐう。
GM:蝕っていくねえ
GM:二宮てすらが所属する、UGN支部のブリーフィングルーム。
GM:支部長から君に対し、新たな指令が下されようとしていた。
二宮てすら:無表情でコートのポケットに手を突っ込んだまま、椅子に腰かけて話を聞いています。
支部長:「現場はこの高校だ。被害者は現在確認できているだけで、5名」
二宮てすら:セミロングのストレートボブカットに制服、そしてその上にカーキのゴツいモッズコート姿。
二宮てすら:「5名。それは結構派手にやってますね」
支部長:「ああ。凶器はおそらく紐か何かで……窒息させられている、が」
GM:スクリーンに映し出される校舎の様子、そして被害者の様子。
支部長:「そのうちの3名は、一人ずつ、順番に窒息させられた。何が起こったのかわかっていないと証言している」
二宮てすら:「あんまり気持ちいいもんじゃないので画像をアップにしないでもらえませんか」表情は無表情のまま。
支部長:「それはすまない。……お前は顔に出ないが、無神経だったな」
支部長:「ともかく、これがオーヴァードの仕業……少なくともレネゲイド関連事案であることは間違いないと思われる」
二宮てすら:「まあ、そうでしょうね」
支部長:「あまりに情報が少ないが、のんびりもしていられない……潜入調査を頼む」
二宮てすら:「それが今回の仕事ですね。まあ、分かりました」
二宮てすら:「……好き好んで人殺し。一体何が楽しんだか」
二宮てすら:無表情が、一瞬だけ嫌悪に歪む。
二宮てすら:「それはそうと支部長。被害者の共通点とか、他に情報はないんですか」
支部長:「この学校の生徒、という以外には今のところ不明だな。……おそらくそのあたりは、学内の方が情報を得やすい」
二宮てすら:「特に情報はない、っと。いつものヤツですね、サーチ&デストロイ、っと」
支部長:「いや、デストロイとは限らないからね……?」
二宮てすら:「限らなくていいんですね。てっきり私が呼ばれたということはそういうことなのかと思いました」
二宮てすら:「私の能力、災害による事故死っぽく見えるから後処理楽らしいですし」
支部長:「むろん、必要になればやってもらう。お前を選んだ理由はその通りだからな」
二宮てすら:「支部長は変に取り繕わないところがまだ好感がもてますね」
二宮てすら:立ち上がる。
二宮てすら:立ち上がっても身長が低いので、支部長より目線がちょっと高くなるくらいだ。
二宮てすら:「仕事はこなします。ただ、毎回ですけど一応今回も言っておきます」
支部長:「……」
二宮てすら:「私、殺しはあんまり好きじゃないので」
二宮てすら:それだけ言って、背を向けます。
二宮てすら:ずっと無表情を崩さず、ただそれが本心なのも伝わるだろう。
二宮てすら:そのままブリーフィングルームを退出し、廊下で一人になる。
二宮てすら:「……」
二宮てすら:「空気が乾燥してる」
二宮てすら:「リップクリーム塗らないと……」
二宮てすら:支部の中で間借りしている自室へ帰っていきます。
二宮てすら:足取りは一見普通……だが、本人的には非常に重い。
二宮てすら:「……はあ」

GM:というわけでオープニング終了です
GM:まだ全く詳細不明の事件の犯人がシナリオロイスですが、感情はいかがいたしましょう
二宮てすら:とります!
二宮てすら:ダルい/○嫌悪 で!
GM:ダル!
GM:了解です。お疲れ様でした!
二宮てすら:はい!
GM:◆オープニング3 END◆

GM:◆ミドルシーン1◆登場PC…端境 美那々(途中から全員登場可)
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:36->46)
GM:はっ……
GM:良く考えたら端境さんはまだ侵蝕上がらなくていいんだった……!
端境 美那々:なんと
GM:まだオーヴァードじゃないもんね!
端境 美那々:オーヴァードというものではないから……
GM:すいません、初期値に戻しておいてください
端境 美那々:はーい!

GM:オープニングの出来事の翌日。
GM:お昼休みに、廊下を歩く君を呼び止める女子生徒がいた。
GM:顔見知りの生徒ではない。
女子生徒:「ねえ、あなた端境さんだよね?」
端境 美那々:「へ? そうだけど……」きょとんとした顔で振り返る。
女子生徒:「あなたと大事な話がしたいっていう子が居るんだけど、ちょっと来てくれないかな」
端境 美那々:「ええっと、次、移動教室なんだけど」なんとなく嫌な予感。適当な理由で逃げようとする。
女子生徒:「お願い。ほんとにすぐ済むからさ!」
GM:その生徒は、手を合わせて頼み込んでくる。
端境 美那々:「わわ、ちょっと」見知らぬ人に突然そこまで言われると、断るのも気まずい。「うーん、5分だけなら……」
女子生徒:「ごめんね、ほんとに。こっち、こっち」
端境 美那々:「その子、連れてきてくれればいいのに」ぼやきながらもついていく。
GM:その生徒に招かれて向かった先は、理科準備室。
端境 美那々:「……こんなところで待ち合わせ?」
女子生徒:「……」
GM:女子生徒が無言でドアを閉める。同時に、大きなテーブルの影から次々と生徒達が現れる。
端境 美那々:「えっと……」猫の筆箱を持ったまま、手をちゃかちゃか振る。「こんにちは~……」
女子生徒:「……」
端境 美那々:「……」
GM:何も言わずに、現れた生徒達は全員で君の身体を押さえつけにかかる……!
端境 美那々:「なっ、ちょっと! やめて! 痛い痛い!」
端境 美那々:もがいて抜け出そうとする。もともと力が強いわけでもないし、圧倒的な人数の差の前でかなうはずもないけれど。
GM:抗議の声もおかまいなし。君の首に、細い何かが巻き付く……
GM:そしてぎりぎりと締め上げていく。
端境 美那々:「待って……ほんとに、やっ」言葉が途中で途切れる。
端境 美那々:「……っ」声を上げることもできず、口だけをぱくぱく動かす。
???:「あなたが悪いの……」
GM:君の首を絞める何者かが囁く。
端境 美那々:巻き付いた何かを引き剥がそうとして首をかきむしり、自分の肌を傷つけてしまう。
端境 美那々:「……、あ……っ」
端境 美那々:声の主を確認する余裕はない。じたばた動かしている手足の力が、徐々に弱まっていく。
GM:それでも容赦なく、そのまま力を込め続けて……
端境 美那々:握ったままだった筆箱をぶつけてやろうと持ち上げて……結局、それも叶わない。腕がだらりと垂れる。
端境 美那々:苦しい。どうしてこんなことに。……違う、原因の想像はついた。でも、どうしてこんなつまらないことで。
端境 美那々:次の授業は移動教室だとか、今日見るはずだったドラマとか、どうでもいいことが浮かんで消える。
端境 美那々:本当にどうでもいいことばかりだけど、でも。
端境 美那々:まだ、終わっていいはずじゃ、なかったのに。
端境 美那々:(誰か……)
端境 美那々:その言葉を最後に、美那々の意識は途切れる。

GM:その凶行から、少し時間は遡る。
GM:昼休みの校舎内、理科準備室からさほど離れていない地点でのこと。
二宮てすら:1d10+42
DiceBot : (1D10+42) → 2[2]+42 → 44

阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:39->48)
二宮てすら:では。理科準備室の近くの廊下で、後ろから声をかけます。
阿多良田馨:廊下をひとりでふらふらしていました。
二宮てすら:「“アンバーグリス”」
阿多良田馨:「……“インタークラウド”さん、か」くるりと振り向く。
二宮てすら:違う制服を着た、モッズコートの見知らぬ女の子だ。
阿多良田馨:「話は聞いてたよ。……もっと目立たない格好で来るかと思ってた」
二宮てすら:「その様子だと協力の要請は通ってるね。話が早くて助かる」
阿多良田馨:相手の背が低いので、少し下を向いて話す。
阿多良田馨:「ふっふっふ、少しは有能なとこ見せとかないとさあ。俺、一度やらかしてるから。イメージ払拭ってやつ?」
二宮てすら:「一応、転校準備の案内中に先生とはぐれた。という設定なのでよろしく」
阿多良田馨:「なるほど。じゃあ俺が案内してあげてる感じで」
二宮てすら:「イメージ払拭、か。そもそもUGNがクリーンなイメージとは程遠い組織だというのにな」
阿多良田馨:「あっ、プロっぽい。さすがチルドレンだね」
阿多良田馨:「チルドレンってひとりでもチルドレンって呼んでいいの? チャイルドじゃないの?」
阿多良田馨:「まあいいや、とにかくいろいろ調べないとだよな」ひとりでわいわいしゃべっている。
二宮てすら:「チルドレンがまともに英語の授業を受けていると思わないことだね。チャイルドとチルドレンの違いなんて聞かれても困るな」
二宮てすら:受け答えはするが、常に無表情だ。
阿多良田馨:「えー、それじゃ潜入の時困んない? 俺が教えてあげよっか。単数と複数ってやつ……」
二宮てすら:「どうせ長居はしないからね。困る瞬間はあるけど、それだけだ」
二宮てすら:案内がてら歩きながら、話をしていると。
阿多良田馨:「それじゃ友達とか作れないね」
二宮てすら:ばたばたと理科準備室から出ていく女子生徒を見かける。
二宮てすら:「しっ」 唇に中指を当てる。
阿多良田馨:「もうちょっとこう……えっ?」口をつぐむ。
GM:女子生徒たちは、まるで最初からそうしていたかのように談笑しつつ、他の生徒たちに紛れる。
阿多良田馨:「あそこ、普段はあんまり生徒がいる感じの部屋じゃないけど……」理科準備室の方を見る。
二宮てすら:「……?違和感を感じたんだが、気のせいだろうか」
阿多良田馨:「見てみる? なんか気になったんならさ」ドアを指差す。
阿多良田馨:「あれ、なんかちょっと開いて……」視線を下にずらす。
阿多良田馨:かわいい猫の筆箱がドアに挟まっていた。
阿多良田馨:「あれ、これなんか見たことあるな。クラスで誰か……誰だっけ」ドアを開けて筆箱を拾う。
阿多良田馨:「『落とし物だニャー。届けてくださいニャー』」二宮さんに向けて裏声でふざけたりします。
二宮てすら:一緒に部屋に入室し……その姿を見る前に、異変に気付く。
二宮てすら:ふざけている阿多良田くんの首根っこをジャンプしてひっつかみ、部屋に突っ込む。
二宮てすら:そして急いで入り口を閉める。
阿多良田馨:「うえっ、何!?」引っ張り込まれる!
二宮てすら:そしてモッズコートのポケットに手を突っ込み、「それ」を見下ろす。
阿多良田馨:「いたた、いや、余計なことしたのは悪かったけどさあ……」
阿多良田馨:「……?」
端境 美那々:上履きを履いた足が見える。学校指定の靴下、白い太もも、短くも長くもないスカートの制服。
二宮てすら:「“アンバーグリス”。それ、知り合い?」
端境 美那々:少女が横たわっている。否、目を見開いたまま倒れている。首にはきつく絞めた痕。
阿多良田馨:「……ああ、そっか」手の中の猫の筆箱を見る。
阿多良田馨:「端境さんのだったっけ、これ」
阿多良田馨:しゃがみ込んで顔をまじまじと見る。同じクラスだが、友達というほどしゃべったことはない。
阿多良田馨:「うん、同じクラスの子だ」
二宮てすら:「意外と取り乱さないんだな。上出来だ」
阿多良田馨:「これじゃもう話とかできないしね……」だらりとした手に筆箱を置いてやる。
二宮てすら:「どうだ?まだ暖かいか」 触りたくないらしい。
阿多良田馨:「こういう時ってどこ触るんだっけ、首?」
二宮てすら:「手でいいんじゃないか?」
阿多良田馨:「なるほど。まだ冷たくなってはない、けど、脈は……」手首の辺りを探る。
阿多良田馨:「ないな。止まってる。息もしてない。目、閉じてあげた方がいいかな」
阿多良田馨:「……残念。もうちょっと話せたら良かったのにね……」まぶたに手を伸ばす。
GM:オーヴァード犯罪の犠牲者の”遺体”。その認識は間違っていない。この瞬間までは。
二宮てすら:「この絞殺痕。報告の通りならば、これで6人目……ご機嫌なことだな」
端境 美那々:ぎょろり、と眼球が動く。間近の人影に焦点が合う。
阿多良田馨:「またみんな騒ぐんだろうなあ……」
阿多良田馨:「……え?」瞬間、視線が合う。さっきまで確かに死んでいた目が……。
端境 美那々:乗せられていた筆箱を落として右手が動く。その少年の服を掴む。
阿多良田馨:「え、いやいやいや、何!?」
二宮てすら:「覚醒事例か。珍しいな」見てる。
端境 美那々:「か……っは……」喉が鳴って呼吸が始まる。
GM:端境さんは衝動判定をお願いします。難易度は9。
端境 美那々:2dx+2>=9
DoubleCross : (2R10+2[10]>=9) → 10[2,10]+5[5]+2 → 17 → 成功

GM:成功だ。侵蝕は2d10上昇します
端境 美那々:2d10+32
DoubleCross : (2D10+32) → 9[8,1]+32 → 41

阿多良田馨:「覚醒……って、端境さんも……?」
端境 美那々:「誰か……って」
端境 美那々:阿多良田くんを引っ張るようにして身を起こし、しっかり目の焦点を合わせる。
端境 美那々:「……私は、誰に見える?」
阿多良田馨:「……え?」
二宮てすら:「そういうことだ。完全に死んでいた彼女は、今再びこの世に蘇った。オーヴァードとして」
二宮てすら:「後は……そうだな。ジャームであれば、もう一度死んでもらわないといかないけれど。どうだろうね?」
端境 美那々:「……」ぎこちなく首を傾げる。「端境美那々。私は、そうだね?」
阿多良田馨:「えーと、と、とりあえずそう。端境さん」
阿多良田馨:「で、今の状況わかる? さっき何があったとか、えーと、なんか変わった感じしないか、とか」
阿多良田馨:「あと、一応俺、同じクラスの阿多良田ね。何から説明すりゃいいのかな……」
端境 美那々:喉をさすって、ひとつ呼吸する。「私は端境美那々、君は阿多良田くん。そっちの子は……分からない」
端境 美那々:「……うん、そうか」何も説明せず、勝手に一人で頷く。
阿多良田馨:「彼女は……」と、そういえばコードネーム以外は聞いていなかったなと思う。
端境 美那々:「今の状況は分からないけど……そうだな。端境美那々が、殺されたことは覚えてる。ついさっき、この部屋で」
二宮てすら:「転校生、二宮てすら」
阿多良田馨:「そうそう、二宮さん」
端境 美那々:「それで、私が目を覚ましたんだ。とてもクリア」
阿多良田馨:「……なんか、端境さん……んーと、イメージ違くない? 具合とか悪い? まあ、いいわけないんだけどさ」
二宮てすら:(記憶の混乱がみられる?けれど暴走ではない様子)二人の様子を注意深く眺める。
端境 美那々:「ああ、済まない。ちょっと混乱させているね。なにせ」大仰に語り、両手を広げてみせる。
阿多良田馨:「覚醒したんなら、そりゃ普通じゃいらんないよね。俺だってそうだったもん」
端境 美那々:「私は今生まれたばかりなんだ、端境美那々の中で」
阿多良田馨:「……んん?」
阿多良田馨:二宮さんの方をちらっと見る。
端境 美那々:「私は、そうだね……端境美那々の心の防衛機構。あるいはヒーローのようなもの」
二宮てすら:首を傾げる。
端境 美那々:「わかりやすく言えば、二重人格というところ……かな」
阿多良田馨:「んんんんん、ちょっと待ってちょっと待って、情報量が多い」
阿多良田馨:「つまり、えー、端境さんは一度死んじゃって、覚醒して生き返って、それで……」
阿多良田馨:「で、別人格になっちゃった、と?」
端境 美那々:「そう。多分そう。覚醒っていうのが、私と君で同じ事象を想像しているのならね」にっこり笑う。
二宮てすら:「であれば、元の人格はどうなっている?死んだのかな?」
端境 美那々:「まさか。言ったろう? 私はヒーロー。防衛機構。元々の美那々は表に出ていないだけだよ」
端境 美那々:「彼女がいないのなら、私が守るものもないからね」
二宮てすら:「概ね理解できた。ありがとうヒーロー」
阿多良田馨:「すごいな……俺わりといっぱいいっぱいだよ」
二宮てすら:「そして、私が聞きたいのはこちらが本題かな」
二宮てすら:「キミは防衛機構で、ならば出てきてはいさようならとはいかないだろ?」
二宮てすら:「キミは、これから何をする?」
二宮てすら:(目の前のこれが、ジャームか、そうでないのか)
端境 美那々:「そう、それだ」自分の首にくっきり残った絞殺痕を指差す。「これの解決、ってことになるかな。完璧な」
端境 美那々:「端境美那々は自分が殺されるなんて日常を受け入れられない。だから彼女の心を守るために、そんな事件が起きない世界にしなくちゃいけない」
二宮てすら:(見極める必要があった——けれど)モッズコートのポケットから手を出す。
二宮てすら:「いい答えだね。それならば我々はキミの目的に手を貸すことができそうだ」
阿多良田馨:「まあ、そうなるよな」
二宮てすら:「我々はUGN——ユニバーサル・ガーディアン・ネットワーク」
二宮てすら:「正義の味方さ」
端境 美那々:笑顔で手を握る。「ありがとう。正直自分の事以外さっぱりだからね。協力者がいてくれると助かるよ」
端境 美那々:「死人の蘇りにも慣れてそうな、二宮さん」
二宮てすら:手を握る。
阿多良田馨:「俺はそこには慣れてないけど……まあ、一応先輩面はさせてよ」落ちていた筆箱を拾う。
阿多良田馨:「これ、端境さんが気に入ってたっぽいやつ。戻った時、あった方がいいだろ」手渡す。
端境 美那々:受け取り、目をパチパチさせて阿多良田くんを見る。「気が利くね」
阿多良田馨:「そこが取り柄なんでね」
GM:というところでシーンをカットします
GM:調達したいものがあったらしてもいいし
GM:PC間ロイスも取れたら取ってね。
GM:端境さん→阿多良田くん→二宮さん→端境さん、の順かな
二宮てすら:はーい
阿多良田馨:ロイス/二宮てすら/○好奇心/不信感 で取得します
端境 美那々:ロイス/協力者/阿多良田馨/有為○/不安 取得します
二宮てすら:同行者/端境 美那々/○有為/不信感/ロイス
GM:三者それぞれに取得しましたねえ
阿多良田馨:あと調達、応急手当キットを
阿多良田馨:4dx=>8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 7[1,2,4,7] → 7 → 失敗

阿多良田馨:うーん
阿多良田馨:まあいいや失敗で
端境 美那々:調達は一応ボディアーマーを狙います
二宮てすら:うーん
端境 美那々:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 3[1,3] → 3 → 失敗

二宮てすら:夢はでっかくアルティメイド服……
二宮てすら:1d10+2
DoubleCross : (1D10+2) → 6[6]+2 → 8

端境 美那々:財産なし!以上で!
二宮てすら:当然駄目です。以上で!
GM:おk!
GM:それではシーンをカットしましょう
GM:◆ミドルシーン1 END◆

GM:◆ミドルシーン2◆登場PC…端境美那々(全員登場可)
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:41->48)
二宮てすら:でます!
阿多良田馨:でます
阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:48->54)
二宮てすら:1D10+44
DiceBot : (1D10+44) → 8[8]+44 → 52

GM:情報収集シーンです。項目を提示しましょう
GM:情報収集項目
・浅村雛乃《情報:噂話》7
・雛菊の会《情報:噂話》6
・端境美那々を襲った集団《情報:噂話》《情報:UGN》8
・被害者の共通点《情報:噂話》9

GM:各々調査したい項目を選び、判定するがよい
二宮てすら:てすらちゃんは噂話なら自動巡回ツールでダイスが1個増やせます89。
二宮てすら:(それでもダイス2個)
GM:かわいい
阿多良田馨:自分も噂話はコネと技能がある!
端境 美那々:アイテムはなにもないけど噂話だけ技能があります
端境 美那々:せっかく縁もあるし、私は浅村さんを調べたい
阿多良田馨:GM、《竹馬の友》を持っていると噂話で何かいいことが起きませんか!
阿多良田馨:友達が多いといろんな話が聞ける
GM:うーんそうだねえ…今回は学校内で聞き取りをするイメージだから
GM:まあダイス+1くらいはしてもいいかな
阿多良田馨:やったー
阿多良田馨:9のやつは次のシーンでもしかしたら侵蝕ボーナスつくかもしれない
阿多良田馨:端境美那々を襲った集団あたりを調べてもいいでしょうか?
端境 美那々:お願いします
二宮てすら:お願いします!
阿多良田馨:いきます! 《情報:噂話》で技能1、コネで+2d、ボーナスで+1d!
阿多良田馨:7dx+1=>8
DoubleCross : (7R10+1[10]>=8) → 10[1,1,1,5,7,8,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

阿多良田馨:やったねー
GM:御見事
端境 美那々:さすが顔が広い
二宮てすら:いい出目!
端境 美那々:では続いて
端境 美那々:浅村雛乃《情報:噂話》7 を振ってみます
端境 美那々:2dx+2>=7
DoubleCross : (2R10+2[10]>=7) → 6[3,6]+2 → 8 → 成功

GM:ナイス
端境 美那々:ぎりぎり!
阿多良田馨:ひゅー!
二宮てすら:よっし!
二宮てすら:では、こちらは一番簡単な・雛菊の会《情報:噂話》6 をいきます!
二宮てすら:3dx10>=6
DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 9[7,9,9] → 9 → 成功

二宮てすら:いけた!
阿多良田馨:やったね
端境 美那々:おみごと
GM:おのれ……我が情報項目四天王が三人も倒されてしまった!
二宮てすら:あ!まちがえた!
二宮てすら:違うキャラシート見てた!
GM:www
二宮てすら:やっぱり2でした!ごめんなさい!
二宮てすら:振りなおします!
GM:はい!
二宮てすら:2dx10>=6
DoubleCross : (2R10[10]>=6) → 8[7,8] → 8 → 成功

GM:それでも成功!
二宮てすら:ほっ……
阿多良田馨:やった!
GM:正直者には神の加護!
GM:では、開いた順に公開していきましょう
GM:・端境美那々を襲った集団
いずれも雛菊の会に所属している生徒のようだが、
何があったのか覚えておらず、意識を操作されていた可能性が高い。
特に最初に端境美那々に声をかけた女子生徒については意識が朦朧としており、
保健室で休養中。面会は可能だろう。

GM:・浅村雛乃
取り巻き達と共に「雛菊の会」という集団を作っている。
高飛車で我儘な性格だが真名川凛に対しては妙に態度が甘く、
そのせいで雛菊の会の他メンバーは真名川凛に対して嫉妬の感情を抱いているようだ。
雛乃が凛に対して特に優しく接している理由は不明。

GM:・浅村雛乃2《情報:噂話》8 が調査可能になりました
GM:・雛菊の会
浅村雛乃とその取り巻き達で形成された集団。
活動内容は特に不穏なものではなく、校内のどこかに集まってお茶を飲み、
お菓子を食べながら談笑するという程度のもの。
ただし、雛菊の会に逆らうと呪いがふりかかるという噂がある。
元々浅村雛乃が結成したわけではなく、発起人は真名川凛。

GM:以上です!
阿多良田馨:では、放課後、空いている教室でふたりが来るのを待っています。
端境 美那々:じゃあそこに顔を出しましょう。
端境 美那々:「やあ、阿多良田くん。お待たせ」
阿多良田馨:「お、来た来た。端境さん……でいいのかな。呼び方区別付けた方がいい?」
端境 美那々:「そのままでいいよ。特に呼ばれる名前もないしね」
阿多良田馨:「オッケー。俺の方は収穫アリだから、あとは二宮さん待ちだね」
端境 美那々:「彼女、どういう人なんだい」机の上に腰掛けて、脚を組む。
端境 美那々:「正義の味方、と言われても中々想像がつかなくて」
阿多良田馨:「うん、さっきも言ってたUGNって組織の人。今回の事件のために潜入しに来たんだって」
阿多良田馨:「正義の味方……うん、まあねー。俺は一度やられてっから、さしずめ元・悪の戦闘員ですかね」
端境 美那々:その言葉にくすくすと笑う。「戦闘員は似合わないな」
端境 美那々:「それにしても……よくあることなんだね。少なくともそんな組織ができるくらいには」
阿多良田馨:「そうね、俺自身はあんまり戦わないし」
阿多良田馨:「俺もびっくりしたよ。ほんとにそういうのあるんだーって。なんだっけな、数字でいろいろ聞いたけど、あんまり覚えてない」
阿多良田馨:「でも、意外と多いみたいよ、オーヴァード」
二宮てすら:では、ふたたび扉が開きます。
端境 美那々:「数学は苦手? 端境美那々と同じだ」ひとりで頷く。
端境 美那々:「おっと、噂をすれば」
阿多良田馨:「英語の方がまだいけるかなー……っと」
二宮てすら:「すまない、遅れたね」
阿多良田馨:「いらっしゃい。いいネタ揃ってるよ!」立ち上がる。
阿多良田馨:動いた瞬間に、薄く甘い何かの匂いが漂ったのに、ふたりは気づいたかもしれない。
阿多良田馨:「とりあえずこっちは、友達にあれこれ聞いたらいろいろ捗ったよ」
端境 美那々:「(香水……? いや、揮発性の化学物質……彼自身から?)」わずかに眉をひそめる。
阿多良田馨:「端境さんを襲った子たち、どうも何も覚えてないみたい。あと、保健室に行ったって子がひとりいるんだってさ」
二宮てすら:「人をリラックスさせる香りだと思えばいい。気になるならやめさせるけど?」眉をひそめた端境さんに。
二宮てすら:協力者のデータには目を通しているので、これが害がないものだと理解している。
阿多良田馨:「あ、なんか気になった? ごめんごめん、わりと無意識にやっちゃうやつで」袖口を匂う。
端境 美那々:「ああ、なるほど……そういうこともできるのか」
端境 美那々:「それで阿多良田くんはクラスの人気者、ってわけか」
阿多良田馨:「……重宝してますよ?」にっと笑う。
阿多良田馨:「オーヴァードには気合い入れないとあんまり効かないから、気にしないで」
端境 美那々:「私……端境美那々を襲った少女たちも、そういった能力で操られていたのかな。思い返せばどうにも不自然だった」
阿多良田馨:「話聞いた感じだとね。で、まあ、その子らみんなあの雛菊の会のメンバーみたいね。俺からは以上」
端境 美那々:「数人がかりなのに全くの無言で、美那々にはずいぶん恐ろしかったみたい……いや」
端境 美那々:「確か一言だけ、首を絞められながら、何か聞いたな」
端境 美那々:「あなたが悪いの」
阿多良田馨:「……端境さん、なんか恨み買うようなことしてたの?」
二宮てすら:「それに関しては、こちらから」
二宮てすら:ポケットから、自動巡回ツール相当の小型録音機を取り出します。
二宮てすら:「ついでに私の能力も見せておこうかな」
端境 美那々:「へえ?」小首をかしげる。
阿多良田馨:「おっ、なんかすごそう」
二宮てすら:バヂッ。指先から青白い電光が見えます。それを小型録音機の充電コードへ。
二宮てすら:みるみる充電がマックスになります。イージーエフェクト《人間発電機》。
二宮てすら:「重宝しているよ」
阿多良田馨:「おおー、便利。後で俺のスマホも充電してよ」
端境 美那々:「おお……本当に、色々なことができるね。オーヴァードというのは」
阿多良田馨:「端境さんも、覚醒したからにはなんかできるでしょ」
端境 美那々:「あとで試してみるよ」
二宮てすら:「どうせ充電コードは持参済みなんだろ?学校のコンセントを使うといい」
二宮てすら:そういいながら、録音機の再生ボタンを押します。
阿多良田馨:「争奪戦に勝てた試しがないんだよー」
二宮てすら:女子生徒何人かの雑談の声が録音されているようだ。
二宮てすら:雛菊の会自体は普通の集まりなものの、雛菊の会に逆らうと呪いがふりかかるという噂があること。
二宮てすら:元々浅村雛乃が結成したわけではなく、発起人は真名川凛だということ。などが語られている。
二宮てすら:「ここでいう呪いが、恐らく絞殺事件なのだろうね。余罪がなければ、端境で6人目……こちらからは以上かな」
阿多良田馨:「真名川さんが作ったのか……。ああ、俺と同じクラスの子。端境さんもね」
阿多良田馨:「あの子、でもだいぶ扱いが……?」廊下での様子を思い出す。
端境 美那々:「呪い、とはね」首をさする。「ずいぶん物理的なやつだったけど」
端境 美那々:「真名川さんについては、私も少し気になることがあるんだ」
端境 美那々:「雛菊の会の女王様、浅村雛乃の性格はなんとなく知っているだろう?」
端境 美那々:「あの傲慢な彼女が、どうにも真名川凛には殊の外甘いらしい。他の取り巻きたちが嫉妬するぐらいにね」
阿多良田馨:「ええー、女子の事情はよく知らないからわかんなかったな」
端境 美那々:「真名川凛がどうしてそんな権利を勝ち得たのか、理由は全く不明」
端境 美那々:「浅村雛乃と昔から付き合いのあった美那々でもね」
阿多良田馨:「ってことはあれ、上から言われてるんじゃなくて周りが勝手にやってたんだ。なんか少女マンガっぽいいじめ方」
二宮てすら:「いまだ怪しいところはあれど、単純に浅村雛乃が黒幕だと決め付けない方が良さそうだね」
二宮てすら:無表情のまま思案顔。
端境 美那々:「浅村雛乃について、もう少し探りを入れる必要があるかな」
阿多良田馨:「あとはさ、被害に遭った子のこともっと調べたいし……保健室の子にも話が聞きたいな」
端境 美那々:「乗り気だね、阿多良田くん」片眉を上げる。
阿多良田馨:「まあ、お仕事だしねー。あとは、そう。純粋に何がどうなってるのか気になる」
阿多良田馨:「友達も増えちゃったし、なかなかほっとけないよね」
二宮てすら:「面倒見のいいことだね」
阿多良田馨:「そこも取り柄ですから」
GM:ではシーンをカットします。
GM:調達、ロイス変更などあればどうぞ
端境 美那々:前のシーンで取り忘れていたロイスを取ろう
端境 美那々:ロイス/もう一人の自分/端境美那々/庇護○/羨望 取得します
二宮てすら:高嶺の花のアルティメイド服より、手が届きそうなボディアーマーを購入しよう。
端境 美那々:同じくボディアーマーを狙ってみます
阿多良田馨:ロイス/端境美那々/○好奇心/不安 で取得します。
二宮てすら:1dx10+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 5[5]+2 → 7

端境 美那々:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[4,5] → 5 → 失敗

二宮てすら:とどかなかったよ……
端境 美那々:だめ!以上!
阿多良田馨:そしたらすごい服を
GM:我々の前に立ちはだかるボディアーマー…
二宮てすら:阿多良田くんにロイスをとろう。
阿多良田馨:4dx=>10
DoubleCross : (4R10[10]>=10) → 10[4,4,10,10]+8[6,8] → 18 → 成功

阿多良田馨:成功しちゃった
GM:阿多良田くんがすごい阿多良田くんに!
阿多良田馨:装備しますけど何がどうすごいんだろう
端境 美那々:ラメ入り
阿多良田馨:派手!
GM:「すごい」と書いてある
端境 美那々:袖もなんかのれんみたいなピラピラがついてる
阿多良田馨:なんかあれだ、なんかすると制服のラインが増えるとかワッペンが増えるとかのやつ
阿多良田馨:えらい生徒の印
二宮てすら:同行者/阿多良田馨/○有為/猜疑心/ お友達とか言ってるけどこいつ本気か?ってちょっと思ってます。
阿多良田馨:以上です
阿多良田馨:うたがわれてるw
二宮てすら:そういうタイプの人間とこれまで付き合いがなかったのですねー
GM:じゃあこれでみんなオッケーかな?
二宮てすら:以上です!
端境 美那々:はーい
阿多良田馨:はい!
二宮てすら:はい!
GM:ではカットしまーす
GM:◆ミドルシーン2 END◆

GM:◆ミドルシーン3◆登場PC…阿多良田馨(全員登場可)
阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:54->59)
GM:登場する人は侵蝕率を上げてね
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+2(1D10->2)した(侵蝕率:48->50)
二宮てすら:1D10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 5[5]+52 → 57

GM:情報を得た君たちは、保健室へとやってきた。
GM:保険教諭は不在のようだ。
GM:端境美那々に声をかけ、理科準備室へ呼び出した生徒……一条真由佳は一人、ベッドでボーっとしている。
阿多良田馨:「えーと、一条さーん。ちょっといいかな?」そっとベッドに声をかける。
端境 美那々:「……」阿多良田くんに続いて保健室に入ってきている。
二宮てすら:最後に入室。枕元まではいかず、検診用の椅子に腰かけて少し離れた所に陣取る。
一条真由佳:「……」
一条真由佳:口を開けたまま阿多良田君の方に顔を向ける。
阿多良田馨:「なんか大丈夫? 調子悪い? 話聞きたいんだけど」
一条真由佳:「大丈夫……ちょっと保健室で休めば良くなるから……」
阿多良田馨:「保健室ここ! 大丈夫かなこれ……」
一条真由佳:「大丈夫……ちょっと保健室で休めば良くなるから……」
阿多良田馨:「……」端境さんの方を見る。
端境 美那々:「……一条真由佳。私のことは分かるかな?」
一条真由佳:「……ねえ、あなた端境さんだよね?」
端境 美那々:「そう、端境美那々。昼休みに……」
一条真由佳:「……声を、かけて……理科準備室まで……来てもらう……」
端境 美那々:「……なるほど。ありがとう」
阿多良田馨:「だいぶやられてるなあー。したら、これだとどうかな?」
阿多良田馨:イージーエフェクト《竹馬の友》を一条さんに使用します。
GM:ふむ。詳しい情報を引き出すには<交渉>で7以上を出してもらう必要がありましたが
GM:そのイージーエフェクトを使用するのであれば、達成値5以上でオッケーとします
阿多良田馨:やったー
二宮てすら:「なるほどね。洗脳、傀儡化の類だと、真っ先に疑うべきはエグザイル・ソラリス辺り。ならばこちらにも専門家がいる」
GM:というわけで判定どうぞー
阿多良田馨:ういす!
阿多良田馨:4dx+5=>5 ボイスチェンジャー使用
DoubleCross : (4R10+5[10]>=5) → 7[1,4,5,7]+5 → 12 → 成功

阿多良田馨:ゆうゆう!
端境 美那々:さすが!
阿多良田馨:あ、すごい服もあった
GM:スゴイ
GM:服が凄いので意識が朦朧としている人はペラペラしゃべる
阿多良田馨:「ね、一条さん。俺たちちょっと聞きたいことがあるだけなんだ。少しだけ味方してくんない?」
阿多良田馨:ふわりと甘い香りが微かに漂う。
一条真由佳:「味方……」
一条真由佳:「話す……」
阿多良田馨:「そ、友達になろうよ。端境さんを呼び出したあたりのこと、教えて」
GM:朦朧とした中でのわずかな抵抗もなくしたように、一条真由佳は語りだす。
一条真由佳:「頼まれて……端境美那々を、呼び出さなきゃいけなくて」
一条真由佳:「あの人が悪いの。雛乃様に逆らったから」
阿多良田馨:「頼まれたってのは、浅村さんに直接?」
一条真由佳:「……? わからない」
一条真由佳:「クッキーをもらったわ」
一条真由佳:「白いクッキー……すごくおいしいの。食べると、何も考えなくてよくなるの……」
阿多良田馨:「……うわ、あからさまに怪しい」
二宮てすら:「しかし核心部分はぼかされてるね。相手もそれなりに気を使っているみたいだ」
端境 美那々:「……一条さん」一条真由佳に顔を近づけ、その目を覗き込む。
端境 美那々:「君は、あの理科準備室で何が起きるのか知っていたのかな」
一条真由佳:「端境、美那々を……」
一条真由佳:「消さないと。雛菊の会を護らないと」
端境 美那々:「そう。分かっていたわけだ」目を細め、彼女に手を伸ばす。
一条真由佳:「……?」
端境 美那々:そして、頭にぽんと手を置き軽く撫でてやる。「ありがとう。もう休んでいいよ」
端境 美那々:「おっと……阿多良田くん、二宮さん。他に訊きたいことは?」
阿多良田馨:「や、こっちは大丈夫……。今ちょっとヒヤッとしたけど」
阿多良田馨:「端境さん、やっぱり普段と全然違うんだもんな」
二宮てすら:「操られていたとはいえ、自分を殺した相手だよ。そちらこそもういいのかな?」
端境 美那々:「彼女に罪があるとしても、それを罰するのは私の役目ではないよ」口の端を少しだけ歪める。
端境 美那々:「私は美那々の心の防衛機構、やるべきことは決まっているからね」
端境 美那々:「とはいえ……もう少し、言動を普段の美那々に近づけた方がいいかな?」阿多良田くんに首を傾げてみせる。
二宮てすら:「まあ、なにかしようとしてたら止めてたけどね」
阿多良田馨:「んんー、まあ、いいんじゃないの? それが素ならさ」
阿多良田馨:「ずっと演技してるのもキツいだろうし」
端境 美那々:「素、ねえ」
阿多良田馨:「二宮さんスゲー頼りになるー」
二宮てすら:「とはいえ、どちらにしろ用心はした方がいいかな」
二宮てすら:「犯人に自分の正体を隠す意識がある以上、一条真由佳に接触した人間に対してトラップが仕掛けられててもおかしくはない」
阿多良田馨:「襲ってくるかもしれないってこと?」ありがとう、と一条さんに声をかける。
二宮てすら:「犯人は疑り深く、狡猾なようだから。こちらもそのつもりで動かなければいけないってこと」
端境 美那々:「なるほど。勉強になるよ」デスクの上にあった鋏を手に取って、ちゃきちゃき鳴らしている。
阿多良田馨:「……だとしたら、そうだ。ふたりとも、もし戦闘になって俺が合図したら鼻と口塞いでね」
阿多良田馨:「巻き込んじゃうとアレだから」
二宮てすら:(狙ってた鋏、先にとられた)無表情。
GM:君たちがそんなことを話した矢先。
GM:一条真由佳の体がガクガクと震え始める。
一条真由佳:「端境美那々……端境美那々を消さないと」
GM:口の端から涎が糸を引き、白目を剥いている。
阿多良田馨:「うわ!?」
端境 美那々:「こうなるわけか」鋏を指に引っ掛けて、くるりと回転させる。
GM:一条真由佳はベッドの上で立ち上がる。周囲の空気がどろりと濁るような感覚……《ワーディング》だ。
二宮てすら:「ひぇっ」
二宮てすら:「……」
二宮てすら:「こうなるわけ」
GM:ミドル戦闘になります。
GM:エンゲージは全員同一エンゲージ。
二宮てすら:あ、全員同一エンゲージから始まるんですね
GM:あいあい。
GM:何か質問があれば今のうちにどうぞ!無ければ戦闘開始だ。
阿多良田馨:大丈夫です。
二宮てすら:OKです!
端境 美那々:大丈夫!
GM:それでは…
GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
一条真由佳:エネミー側行動なし
端境 美那々:特になし
阿多良田馨:なし
二宮てすら:なし!
GM:◆イニシアチブ◆
GM:手番は端境さんからですね
端境 美那々:はい!
端境 美那々:「二人とも、頼らせてもらうよ。何せ私は生まれたての赤ん坊だ」
端境 美那々:言いながら鋏をくるくる回す。
端境 美那々:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《即席武器》。〈射撃〉技能で対象は一条さん。
GM:判定をどうぞ
端境 美那々:4dx8
DoubleCross : (4R10[8]) → 10[4,6,6,9]+4[4] → 14

GM:ドッジにチャレンジ!
一条真由佳:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[2,2,2,4,5,7,8]+1 → 9

GM:だめ!
端境 美那々:ダメージ出します
GM:カモン!
端境 美那々:2d10+7
DoubleCross : (2D10+7) → 13[9,4]+7 → 20

GM:これはそのまま食らう!
端境 美那々:「シッ!」鋭い呼気とともに、回転の乗った鋏を投げ放つ。
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+4した(侵蝕率:50->54)
一条真由佳:鋏に体を切り裂かれ出血するが、気にも留めない。
一条真由佳:ただ端境美那々を睨み続ける……
端境 美那々:「痛そうだ」他人ごとのように言う。
GM:一条真由佳と行動値は同じですが、手番はPC優先のため次は阿多良田君
阿多良田馨:ういす
阿多良田馨:マイナーなし。メジャー、コンボ『仲良くしようね』。
阿多良田馨:《コンセントレイト:ソラリス》《錯覚の香り》《絶対の恐怖》《神の御言葉》。
阿多良田馨:あ、対象は一条さん。
GM:まあそうだろうね!判定をどうぞ
阿多良田馨:7dx8+7
DoubleCross : (7R10+7[8]) → 10[2,4,6,6,6,7,9]+6[6]+7 → 23

GM:くっ、高い
GM:だがドッジには挑戦させてもらうぜ
一条真由佳:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[1,2,2,3,4,5,8]+1 → 9

GM:くっ!なぜ!
GM:ダメージをよこすがいいさ!
阿多良田馨:3d10+30
DoubleCross : (3D10+30) → 12[5,3,4]+30 → 42

GM:つよつよ…
GM:けっこうやばい
阿多良田馨:「はい、そしたらふたりとも鼻と口、塞いで!」
阿多良田馨:室内。一条真由佳は先ほどから彼の生成した化学物質を吸い込んでいる。彼女はもう友達だ。
阿多良田馨:攻撃性を高める物質を、ごくわずかに空気中に漂わせる。
阿多良田馨:微かに風向きを操るだけで、彼女はそれを吸い込む。あとは、簡単な指示を出せばいい。
阿多良田馨:「……自分を、殴れ」
二宮てすら:ポケットから左手を抜き鼻と口を押さえる。
端境 美那々:片手で鼻と口を覆う。
一条真由佳:「あ……っが、ぐ……!」
一条真由佳:抵抗できない。振り下ろそうと握り締めた拳が自分を打つ。
阿多良田馨:「ごめんね。痛いと思うけど、すぐ終わるから」
阿多良田馨:侵蝕11上昇です。以上。
GM:では、次は一条真由佳の手番だ
一条真由佳:マイナー《形状変化:剛》で攻撃力を上げて
一条真由佳:あと《骨の剣》だ。武器作成
一条真由佳:メジャーは《オールレンジ》。攻撃対象は端境美那々
端境 美那々:来いっ
一条真由佳:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 9[2,2,3,4,5,6,7,9,9] → 9

端境 美那々:《神の眼》でドッジします
端境 美那々:4dx10+7 技能とサーチレーダー込みで
DoubleCross : (4R10+7[10]) → 10[4,6,9,10]+10[10]+8[8]+7 → 35

GM:躱せるものなら……躱したー!
端境 美那々:すっごい回った
GM:めちゃくちゃ躱したー!
阿多良田馨:たっか
二宮てすら:余裕の回避
一条真由佳:「邪魔者は……消す……!」
一条真由佳:バキバキと音を立てて爪が伸びる。端境美那々に勢いよく飛びかかる。
端境 美那々:その攻撃をやすやすと躱し、自分でも驚いたように眉を上げる。「む」
端境 美那々:「こういう能力なのかな、私の場合」
端境 美那々:侵蝕は1上がって55。
GM:最後の手番は二宮さん
二宮てすら:次の阿多良田くんの手番まで回したくないし、ちょっと火力マシ目でいきましょう。
二宮てすら:マイナーはなし。
GM:ひっ
二宮てすら:メジャーで《雷神の槌》《雷の剣》《ミカヅチ》で。
GM:ウオオ……判定を!どうぞ!
二宮てすら:3DX10+18
DoubleCross : (3R10+18[10]) → 7[4,4,7]+18 → 25

GM:ここでドッジが冴えろ!
一条真由佳:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,2,4,5,10,10,10]+10[1,9,10]+4[4]+1 → 25

GM:あっ
端境 美那々:冴えちゃったじゃん!!
阿多良田馨:ええー!
二宮てすら:同値回避!w
GM:こんなことある?
端境 美那々:あ、ここで《妖精の手》って使えましたっけ
端境 美那々:二宮さんに
阿多良田馨:おお
GM:《妖精の手》は判定直後なので
二宮てすら:うーん、後出しはルール的にちょっといかんと思うので
GM:エネミー側のリアクション後だと無理なんですよね
阿多良田馨:あーそっか
端境 美那々:ああー、なるほど
端境 美那々:了解です
二宮てすら:まあ、ですのでロイスきります。
GM:ぐはっ
GM:タイタスは……相手の達成値見てからでも切れる!
二宮てすら:一条真由佳へロイスを取得。
二宮てすら:エネミー/一条真由佳/憐憫/○無関心/ロイス
二宮てすら:これをタイタスにして、昇華。
二宮てすら:判定値を1d10プラスします。
二宮てすら:1d10+25
DoubleCross : (1D10+25) → 10[10]+25 → 35

二宮てすら:お前!w
GM:ぐわー!
GM:回避失敗!ダメージをどうぞ!
二宮てすら:ともあれ命中!
二宮てすら:4d10+3d10+11
DoubleCross : (4D10+3D10+11) → 25[8,4,3,10]+14[10,1,3]+11 → 50

GM:ギャアアアー
GM:成すすべ無し!死亡!
二宮てすら:「ぷはっ。 さて、充電も完了」
二宮てすら:髪がふわりと浮き、モッズコートが青白く光る。
二宮てすら:モッズコートのポケットより、金属製のボールペンを取り出し……
二宮てすら:とん、と。軽く一条真由佳の額に押し当てる。
二宮てすら:バババヂィッ!!雷光がボールペンを走り、一瞬遅れて肉の焦げる臭いが室内に充満する。
一条真由佳:意識を失い、床に転がる。
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ。
端境 美那々:「ずいぶん痛めつけてしまったね」倒れた一条さんの様子を確かめる。
阿多良田馨:「はー、ふたりともすごいな。おつかれ」ふう、と息を吐く。
二宮てすら:意識を失ったのを確認し、ボールペンをしまう。
端境 美那々:「電気コードの被覆を破っておけば、うっかりした生徒の感電事故にでも見せかけられそうだ」
端境 美那々:「鋏の傷は別にして、だけど」
二宮てすら:端境さんの言葉を聞いて、わずかに表情が曇る。
二宮てすら:「実際、そういうこともしたね」
阿多良田馨:「隠蔽とか、そういうやつか」
二宮てすら:「……まあ、今回は殺してないし。仕事内容はデストロイじゃないからね」
端境 美那々:「願わくば、最後まで殺さないで済んでほしいものだね」
阿多良田馨:「友達だしねえ」乾いた笑いを浮かべる。
二宮てすら:そんな話をしながら、スマホでサクッと支部長に連絡。後処理を依頼します。
端境 美那々:「慣れてるね、二宮さん」
端境 美那々:「君は、自分がこの仕事に向いていると思う?」
二宮てすら:「向いてはいるんじゃないかな」
二宮てすら:「……でもまあ、別に好きではない」すでに表情は、いつもの無表情に戻っている。
端境 美那々:「……そう」頷いて、それきりで話題を打ち切る。
二宮てすら:「……」
二宮てすら:「今回の一件から、黒幕はこちらの存在を認識したと思った方がいいかな。二人とも気をつけなよ」
二宮てすら:あまり踏み込んでこないことに、少しホッとしつつ。話を変える。
GM:シーンをカットします。調達、ロイスあればどうぞ
端境 美那々:ロイス/協力者/二宮てすら/好奇心○/隔意 取得します
二宮てすら:ロイス枠、埋まっちゃったぜ
二宮てすら:というわけで調達!
阿多良田馨:ロイスは保留!
二宮てすら:ボディアーマー!
端境 美那々:調達はボディアーマー狙い!
二宮てすら:2dx10+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 8[2,8]+2 → 10

端境 美那々:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 4[2,4] → 4 → 失敗

二宮てすら:2点払って購入します。以上!
阿多良田馨:あ、じゃあボディアーマー代わりに
端境 美那々:ダメだった!以上!
GM:なっ、ついに購入されてしまった
阿多良田馨:5dx=>12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 8[1,4,6,8,8] → 8 → 失敗

阿多良田馨:うーん、財産点はある
端境 美那々:ボディアーマーは必要不可欠ではないので大丈夫!
阿多良田馨:じゃあ次もうちょっと高くなることを祈りましょう
阿多良田馨:以上!
GM:オーケー!ではカット!
GM:◆ミドルシーン3 END◆

GM:◆ミドルシーン4◆登場PC…端境美那々(全員登場可)
端境 美那々:登場時に《ハンドリング》を使用、野良猫を操って登場させます。
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+4(1D10+1->3+1)した(侵蝕率:55->59)
二宮てすら:1D10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 4[4]+68 → 72

GM:なお、このシーンから情報項目が増えます。
GM:情報収集項目
・被害者の共通点《情報:噂話》9
・浅村雛乃2《情報:噂話》8
・真名川凛《情報:噂話》7
・白いクッキー《情報:噂話》7

端境 美那々:低いのからやっていこうかな
阿多良田馨:そしたら自分も出ます
GM:いいよー
阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:70->72)
阿多良田馨:よし
二宮てすら:ナイスダイス!
阿多良田馨:《竹馬の友》のボーナスは今回も使用可ですか?
GM:まあね。学校内の事だからな
阿多良田馨:やったー
二宮てすら:いいなー
GM:これは甘め裁定なんだからねっ
端境 美那々:ツンデレGM
GM:各自項目を選んで調査していくがよかろう
阿多良田馨:ただロイス的に真名川凛を開けたい気持ちがある
端境 美那々:真名川凛について、振ります!
端境 美那々:おっと
端境 美那々:じゃあそちらに譲ります
阿多良田馨:すいません! ありがとう!
端境 美那々:こっちは浅村さんを狙っていこう
阿多良田馨:振ります
阿多良田馨:7dx+1=>7 コネ、ダイスボーナス
DoubleCross : (7R10+1[10]>=7) → 9[1,3,3,4,7,9,9]+1 → 10 → 成功

阿多良田馨:やったぜ
GM:ムムウ、やられた
二宮てすら:じゃあこちらは白いクッキーについて。
端境 美那々:こちらは浅村雛乃について2
端境 美那々:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 10[9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

阿多良田馨:あ、ダイスボーナス入れ忘れた……!
二宮てすら:3DX10=>7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 7[1,7,7] → 7 → 成功

阿多良田馨:たかい
GM:すごい成功してる人が居る
端境 美那々:雛乃ちゃんは友達ですから!
阿多良田馨:真名川さんだって友達だもんね!(《竹馬の友》の)
端境 美那々:友達がすぐ増える
GM:クッ、三つも開けられてしまった
GM:では情報を公開していこう。
GM:・真名川凛
小柄であまり要領の良くない女子。
雛菊の会のメンバーには快く思われていないが、
浅村雛乃が庇ってくれるため、そのポジションにいることを望んでいる。
雛菊の会ではお茶やお菓子の準備などを担当している。

GM:・浅村雛乃2
最近父親の事業がうまく行っておらず、住んでいたマンションを引き払っている。
落ち込み気味であったが、雛菊の会の結成により持ち直したようだ。
ただ、最近の「雛菊の会に逆らうと呪いがふりかかる」という噂については
本人も気が気でない様子で、何かと調べているらしい。

GM:→この項目を調査したPCは、次のシーンで浅村雛乃の接触を受けます。
GM:・白いクッキー
雛菊の会では、いつも手作りのクッキーが配られている。
白いクッキーにはバニラの香りが付いているが、浅村雛乃はバニラが苦手なので
一人だけ別のお菓子を食べている。

GM:以上!
二宮てすら:では、今回は先に屋上で待ってましょう。
黒猫:「……」どこから迷い込んだのか、屋上には一匹の猫がいた。
黒猫:てすらの周りを少しうろついた後、一声鳴いて近づいてくる。
黒猫:「なゃーん」
二宮てすら:「……」かばんをごそごそする。
二宮てすら:「パンしかないか。ツナマヨ食べるかな」
黒猫:ぴすぴすてすらの匂いを嗅いで、首をかしげる。
黒猫:《シークレットトーク》を使用します。
黒猫:「君は、意外と情緒豊かだねぇ」猫の口から人の言葉が出る。少しからかっているような声音。
二宮てすら:「よしよし」頭を撫でる。
二宮てすら:ツナマヨパンをちぎり、地面に投げる……と思ったが声が聞こえた瞬間自分の口に放り込む。
二宮てすら:「……」
黒猫:「私だよ。端境美那々。オーヴァードっていうのは本当にいろいろできるものだね」金色の瞳でてすらを見つめている。
二宮てすら:「もぐ……ごほっ、ごほっ」
端境 美那々:「昨日、あれから自分の能力を試してみたんだ。また誰かが襲いかかってきたとき、対処できるように」オーヴァードにしか聞こえない声で猫が語る。
端境 美那々:「端境美那々の強い願いを核として生まれた私は、どうやら能力もそれに依拠するらしい」
二宮てすら:「端境は、猫が好きだったと聞いているけれど。それが能力に出ていると?」
端境 美那々:「ふふ。それもだけどね」
端境 美那々:「彼女の願望は非現実で危険なできごとからの逃避。あるいは『リスキーな非日常なんてあり得ない世界』への、妄想にも似た信頼」
端境 美那々:「だから私は『己の身から危険を遠ざける』能力と『端境美那々から事件を遠ざける能力』の2つを持って生まれた」
端境 美那々:「こうして猫の体を借りていれば、美那々が不思議な振る舞いをして妙な事件に首を突っ込んでいる、なんて噂も立たないだろう?」
端境 美那々:するりとてすらの足に擦り寄り、体をこすりつける。
端境 美那々:「……なでてもいいんだよ?」
二宮てすら:首根っこを捕まえてポイします。
端境 美那々:「みゃー」投げられた先で華麗に着地。
二宮てすら:無表情のままですが、若干不機嫌そうに見えるかもしれない。
端境 美那々:「ところで、君はどうだい」
端境 美那々:「私と違って、君は『正義の味方』として生み出されたわけじゃあない。ただ偶然、それに向いた能力が備わっていただけだ」
端境 美那々:てすらから距離を保ったまま座り込む。
端境 美那々:「君は、どうしてそんなことをやっているのかな?」
二宮てすら:「……先日の回避は感覚強化、恐らくエンジェルハイロウのもの。そして今回の動物を操る力はオルクスのものかな」
二宮てすら:「どうしてこんなちぐはぐな能力の構成なのかと思ったら、そういうことなんだ」
二宮てすら:「なるほど、確かに『端境 美那々』にとってのヒーローだ。生まれついて目的があり、そのための能力が備わっている」
二宮てすら:ひとつ、溜息。
二宮てすら:「でも。多くの人間は、そうじゃない」
二宮てすら:「ほとんどの人達は目的なんか持たずに生まれるし、能力だってほしいものが揃っているわけじゃない」
二宮てすら:「私は。できるから、やってる。それだけかな」
端境 美那々:「……なるほど。先輩ヒーローの生き方、参考になるよ」
二宮てすら:「じゃあ、先輩として一つアドバイスしようかな」
端境 美那々:小さな頭を傾げる。
二宮てすら:「人のプライベートに踏み込むときには慎重に、さ」
二宮てすら:持て余したパンをほおばる。
端境 美那々:「好奇心は猫をも殺す、かな」すっくと四足で立ち上がる。
二宮てすら:「キミの意地悪で、私はパンを持て余した。そういうこと」
端境 美那々:「つい、出来心でね。事件の間しか出てこられないんだから、少しは楽しみたいんだ」
端境 美那々:自分の尻尾をくるくる追いかけはじめる。
端境 美那々:「赤ん坊のやることだと思って、今回だけは見逃してくれないかな」
端境 美那々:「……猫らしい仕草になっているかな?」
二宮てすら:「事件が終われば、役目を終えて休眠か。それはまあ……」
二宮てすら:「羨ましいね」
端境 美那々:「……」足音を立てずに近づいていく。
端境 美那々:「なでてもいいんだよ?」
二宮てすら:「……なでない」
端境 美那々:「にゃー」
端境 美那々:ごろりと腹を見せる。
二宮てすら:横目でちらり、と見て。
二宮てすら:そろそろと、手を伸ばす。
二宮てすら:しゃがみこみ、手のひらが腹の毛に触れそうになる。
阿多良田馨:その瞬間、屋上のドアががちゃりと開く。
阿多良田馨:「やーっ、ごっめんごめん、遅くなった。いろいろ話聞いてたらさあー」
二宮てすら:ドアの音を聞いて全力で立ち上がって直立不動になります。
阿多良田馨:「あれ、二宮さんひとり? あと、猫?」きょろきょろする。
端境 美那々:「私は、猫に見える?」
阿多良田馨:「ひえっ!?」
端境 美那々:すっくと立ち上がる。「端境美那々だよ。オーヴァードの能力は面白いね」
二宮てすら:「……」
阿多良田馨:「あ、ああー、そういう……あーびっくりした」胸を撫で下ろす。
二宮てすら:「そういうことらしい」無表情。
阿多良田馨:「俺、てっきり二宮さんが屋上で猫でもかわいがってるのかと……」
阿多良田馨:「なでたりとかして」
二宮てすら:「しない」
端境 美那々:「……にゃー」同調するようにひと鳴き。
阿多良田馨:「しないって言ってるニャー」しゃがみ込んでまじまじと猫を見る。
端境 美那々:「残念だね」阿多良田くんの手の届く範囲から、ひょいと遠のく。
阿多良田馨:「俺、動物と相性悪いんよな。匂いがするから……ってまあいいや」
阿多良田馨:「真名川さんのこと調べてた。やっぱし浅村さんが庇ったりとかしてるんだってさ」
二宮てすら:「全員揃ったんだから、情報交換の時間だね」
端境 美那々:「女王様のお気に入り、というわけだ」
阿多良田馨:「うん。で、本人はそれで納得してるみたいな……よくわかんないけどさ」
阿多良田馨:「お茶とかお菓子を用意する係なんだって」それで前も大荷物を運んでいたのかと思う。
阿多良田馨:「発起人のわりに立場悪くねえ?とか思うけど、そういうもんなのかな」
阿多良田馨:「こっちは以上」
端境 美那々:「ふむ……普通なら、ご威光を笠に着て好き放題やりそうなものだけど」
端境 美那々:「見方を変えると、今の状況が『好き放題』ということなのかもね」
二宮てすら:「なるほど、お茶とお菓子を用意する係ね」
端境 美那々:「こちらからは浅村雛乃について」
端境 美那々:「家庭の事情で色々と落ち込んでいたみたいだけど、例の会に支えられて持ち直したってことらしい」
端境 美那々:「浅村雛乃にしてみれば、真名川凛は精神的な救い主だね」
阿多良田馨:「なるほど、それで贔屓か」
端境 美那々:「それからもう一つ、呪いの噂に関しては、浅村さん自身かなり気にして、調べて回っているみたいだ」
端境 美那々:「彼女が呪いの仕掛け人なら、わざわざ調べる理由はないんじゃないかな」
端境 美那々:「……もちろん、気に入らないやつを、彼女の中の別の人格が殺して回っている……なんていう可能性もあるけど」
端境 美那々:「ともかく、私からは以上」
二宮てすら:「二重人格は目の前に例がいるしね」
阿多良田馨:「そうそうキャラってかぶんないとは思うけどなあ」
二宮てすら:「おいといて。こちらからは、一条真由佳の言葉にあった『白いクッキー』について調べたよ」
二宮てすら:「雛菊の会のお茶会のときに配られる手作りクッキーの中に、白くてバニラの香りがついていているものがあるらしいんだけど」
二宮てすら:「当の浅村雛乃はバニラを好まないそうなんだよね」
二宮てすら:「浅村だけが食べることのないのに、必ず用意される白いクッキー。用意した人物は怪しいんじゃないかな」
二宮てすら:「こちらはこんな感じだよ」
端境 美那々:「話の筋が見えてきたね」しっぽで地面をパタンと叩く。
阿多良田馨:「用意した人物、か……」顔をしかめる。
端境 美那々:「やっぱりいい気持ちはしないものかな、阿多良田くん。彼女とは友達なんだろう?」
阿多良田馨:「しない、し……それになんかやり口がこう……言っちゃなんだけど」
阿多良田馨:「ちょっと俺と似てる」
端境 美那々:「ふむ」
阿多良田馨:「カンだけどね、白いクッキー。あれでメンバーがおかしくなってる感じがするだろ」
二宮てすら:頷く。
阿多良田馨:「だとしたら、多分そのうち後悔すると思うよ。罰が下る。人の気持ちとかぐちゃぐちゃいじるやつは……俺みたいに」
二宮てすら:「罰が下った割にはあまり懲りてない様子じゃない?」
阿多良田馨:「現在進行形だからねえ」
阿多良田馨:「俺さ、もう二度と……誰にも本当の意味で好きになってもらえないんだよ」
阿多良田馨:「そんだけ。だから、さっさと事件を止めて、なるたけ軽傷で済ませてあげたいね」
二宮てすら:「……そう」
阿多良田馨:「なー、がんばろうニャー」猫に話しかける。
端境 美那々:人間の都合など気にもしないただの猫のように、にゃあ、と鳴いてみせる。
二宮てすら:じゃあ、解散ムードが漂ってきた辺りで。
二宮てすら:阿多良田くんの膝の裏あたりに蹴りを入れます。
阿多良田馨:「う痛っ!?」
二宮てすら:撫でタイムの恨み!
阿多良田馨:なんで!?という顔で膝を押さえている。
二宮てすら:「あなたの身長が気に入らなかったから」
二宮てすら:「これで目線があったね?」
阿多良田馨:「ええー、俺のタッパは俺のせいじゃないし……」言いながら軽くしゃがんでいる。
二宮てすら:無表情のままじっと見つめて。
二宮てすら:満足したのか、踵を返します。
GM:シーンをカットします。ロイスの変更や調達があればどうぞ
二宮てすら:阿多良田馨くんのロイスを変更したいです。○親近感/疎外感で。
二宮てすら:自分は誰かを愛せない人だと思ってるので、誰にも愛されないって言葉を聞いてちょっと思うところがあったらしいです。
阿多良田馨:二宮さんのロイスを○好奇心/謎 に変更します
端境 美那々:ロイスはこのまま
端境 美那々:調達はふと存在を思い出したセンサーシールド
二宮てすら:調達!
GM:センサーシールド……!そんなものが!
二宮てすら:ヒャア!アルティメイド服だ!
端境 美那々:2dx>=16
DoubleCross : (2R10[10]>=16) → 5[3,5] → 5 → 失敗

二宮てすら:2DX10+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[8,9]+2 → 11

端境 美那々:当然無理!以上!
二宮てすら:駄目か……
阿多良田馨:そしたら二宮さんのアルティメイド服の方が必要かな?
端境 美那々:メイド服はだいじ
阿多良田馨:じゃあ試します
二宮てすら:やったー!
阿多良田馨:5dx=>20
DoubleCross : (5R10[10]>=20) → 3[1,3,3,3,3] → 3 → 失敗

阿多良田馨:ぜんぜんだめ!!
阿多良田馨:以上!
二宮てすら:ざんねん……
GM:ではこれにてシーンカットですな
二宮てすら:はい!
端境 美那々:はーい
GM:◆ミドルシーン4 END◆

端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:59->66)
GM:◆ミドルシーン5◆登場PC…端境美那々(全員登場可)
二宮てすら:待機します!
阿多良田馨:こちらも!
GM:場所は変わって、教室。
浅村雛乃:「ちょっと」
GM:不躾な呼びかけだ。
端境 美那々:「……あれ、雛乃ちゃん?」たった今昼寝から覚めた、という顔で応える。
浅村雛乃:「……あなた最近、何か私達のこと調べてるでしょ」
GM:浅村雛乃は、いかにも不機嫌そうな様子。
端境 美那々:「え、私が?」首をかしげる。一瞬だけ視線が宙を彷徨う。「……ああ、それは」
端境 美那々:「雛乃ちゃんたち、最近変な噂があるって聞いたから、心配になって」
端境 美那々:「うー……そういうの、あんまりよくないよね。分かってはいるんだけど」
浅村雛乃:「心配になって? ……やめてよ。そういう嘘つくの」
端境 美那々:「嘘じゃないよ。ほんとに心配なんだから」
浅村雛乃:「だからそれが嘘って言ってるの!」
端境 美那々:「そりゃ、友達じゃないなんて言われたのはちょっと……だいぶ、むっとしたけど」
端境 美那々:「っ……雛乃ちゃん?」
浅村雛乃:「私の家のこと馬鹿にしてるんでしょ! ちゃんと分かってるんだから!」
GM:取り乱す雛乃に、周囲の生徒も何事かと驚いている。
端境 美那々:「そんなことしないってば……雛乃ちゃん、どうしたの?」
端境 美那々:「私、今までそんなことしてたかな? 雛乃ちゃんを怒らせるような」
浅村雛乃:「あなたと最後に遊んだのなんて、もうずっと前でしょ……」
浅村雛乃:「それが、急に友達だから心配なんて言われたって信じられない」
端境 美那々:「う……それは、そうだけど……」確かに、最近の雛乃とはほとんど交流がなかった。
端境 美那々:「だからって馬鹿にしてるだなんて、話が急すぎるよ」
浅村雛乃:「っ……それは」
浅村雛乃:自分でも勢い込みすぎだと気付いたのか、おどおどと視線を逸らせる。
浅村雛乃:「とにかく、雛菊の会にちょっかいは出さないでよ。変な噂もあるけど、そんなの全部嘘なんだから」
端境 美那々:「分かってるよ。呪いなんてあるわけない」勢いを落とした雛乃に少し安堵する。
端境 美那々:「ねえ、また仲よく遊ぼう、なんて無理は言わないけど……そんなに誰も彼もにつっかからないでね」
端境 美那々:「きっとそういう、えっと……摩擦とか何かで、不満に思った人が流した噂なんだから」
浅村雛乃:「不満とか……そんな理由で、せっかく凛が作ってくれた会を悪く言う奴は許せないの」
端境 美那々:「ああ、そう……分かった」それがよくないんだって、とは口に出さない。
浅村雛乃:「凛は私の本当の友達だもの。苦しいときに助けてくれないで、友達なんて言えないでしょ」
端境 美那々:「……」
端境 美那々:「それなら、ひとつ忠告しておこうかな。浅村雛乃」
浅村雛乃:「……?」
端境 美那々:声の調子が変わる。やや芝居じみた大仰な節回しで。
端境 美那々:「君にとっての苦しい時間は、きっとこれからやってくる。そのときに今の言葉を思い出すことだ」
端境 美那々:「君が全てを失って、誰にも見向かれず、助けを求めたとき」
端境 美那々:「悲痛な『誰か』への呼び声に応えるのは、誰かな」
浅村雛乃:「……何なの? 何言ってるの、あなた」
端境 美那々:「……雛乃ちゃん?」
浅村雛乃:「何、今の……あなた、変」
浅村雛乃:怯えたように一歩後ろに下がる。
端境 美那々:「今の、って……?」
浅村雛乃:「……とにかく、余計なことしないで」
浅村雛乃:「私の友達を傷つけたら許さないからね」
端境 美那々:「……そっちが、余計なことだって言うなら、もう何もしないけど」口を尖らせる。
端境 美那々:「だったら話はこれでおしまい。私は雛乃ちゃんのお友達に何もしません」
浅村雛乃:「最初からそう言えばいいの」
浅村雛乃:「あなたたちも、変な噂を信じたりしないで!」
浅村雛乃:周囲の生徒達にも大声でそう言う。
端境 美那々:「むう……」そんな雛乃の様子を見て、複雑な表情を浮かべている。
浅村雛乃:「話はそれだけ。じゃあね」
GM:集まっていた生徒を押しのけるようにして雛乃は去っていった。
端境 美那々:雛乃が起こした波紋の余波、教室のざわめきと好奇の視線の中で、机に突っ伏してため息をつく。「はぁー……」
端境 美那々:「私の友達、だってさー……」猫の筆箱を指でつついて独り言。
端境 美那々:「そりゃ、私は雛乃ちゃんの家が大変な状況だなんて、最近まで知りもしなかったけど……」
端境 美那々:最近まで。そういえば、私はどこでそれを知ったんだっけ。確か雛乃と口論になったあの日……
端境 美那々:「うーん、何だっけ。まあ、いいか……」
端境 美那々:思考はピントが外れたように拡散し、机に突っ伏した姿勢のまま、端境美那々の意識は眠りに落ちる。
GM:シーンをカットします。
GM:ロイス調達あればどうぞー
端境 美那々:浅村雛乃へのロイス感情を 友情○/悔悟 に変更
端境 美那々:ロイス/友人の友人/真名川凛/無関心・執着/嫉妬・不信感○ で取得します。
GM:感情が二重に…!
端境 美那々:無関心/嫉妬が主人格、執着/不信感が第二人格です。
GM:いいでしょう。ロイス感情は自由だ
GM:調達は何かありますか
端境 美那々:やっぱりボディアーマーで!
端境 美那々:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 8[3,3,8] → 8 → 失敗

端境 美那々:財産なし!以上!
GM:このガチャ、ボディーアーマーが入ってない
GM:シーンをカットします。
GM:◆ミドルシーン5 END◆

GM:◆ミドルシーン6◆登場PC…端境美那々(全員登場可)
GM:侵蝕が一番低い端境さんは登場してもらう
端境 美那々:《ハンドリング》を使用して登場します
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+6(1D10+1->5+1)した(侵蝕率:66->72)
二宮てすら:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 1[1]+72 → 73

GM:抑えた!
阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:72->80)
阿多良田馨:だからーー
GM:伸びた!
二宮てすら:No……
GM:情報収集項目
・被害者の共通点《情報:噂話》9

GM:残るは一つ
端境 美那々:振っていきます
二宮てすら:まずは任せた!
阿多良田馨:どうぞ!
端境 美那々:3dx+2>=9
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 10[6,8,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

二宮てすら:うおー!
阿多良田馨:回ったー
端境 美那々:よく回るなぁ
GM:ヤラレター!
GM:では情報を公開しよう
GM:・被害者の共通点
校内で何者かに襲われ、知覚できないままに窒息させられている。
被害者に共通しているのは、雛菊の会を問題視し、中止させようとしたこと。
ただし浅村雛乃に対して反発した者だけでなく、
こき使われている真名川凛を気遣って、会をやめさせようとした者も含まれる。

GM:すべての情報項目が開いたため、イベントが発生します。
GM:情報に対するロールなどあれば先にどうぞ…!
端境 美那々:「……というわけで、やっぱり事件の中心は真名川凛みたいだ」猫の体を借り、《シークレットトーク》で話している。
阿多良田馨:「そうまでして会を続けたかった、ってことか……」軽くしゃがんで話す。
端境 美那々:「何が目的なのか分からないけどね」
二宮てすら:「そう。私はだいたい読めてきた気もするけど」
端境 美那々:「ふうん……」ひょいと飛び上がって、やや高い位置に陣取る。「オーヴァードっていうのはそのあたり、どうなんだろうね」
端境 美那々:「特定個人、普通の人間に思い入れたりするのかな? どう?」
阿多良田馨:「そりゃするさ。そういうのって大事だって教わった」
二宮てすら:「確かに。その辺りの説明もする必要があったかな」
二宮てすら:「オーヴァードはね、超常的な力を手に入れる一方で、そのあり方は非常に危ういものだから。」
二宮てすら:「他者との関係性を失うと、それはもうルールを失ったただの化け物。ジャームになる」
二宮てすら:「逆に、真名川凛がいまだに正しい意味で浅村雛乃のことを考えられているのなら、まだ救える余地はあるかもね」
阿多良田馨:「もしそうでなかったら、ただの執着の名残りみたいなものだったら……」
阿多良田馨:「あんまし考えたくないなあ……」
二宮てすら:「うん。一度ジャームになったら、もう戻れない。そうなればそれは殺処分の対象。私の出番」
阿多良田馨:「……」
二宮てすら:「まあ、そこの責任は二人は負わなくていいよ。気持ちのいいものじゃないから」
端境 美那々:「まさか」足場から飛び降り、くるりと体を捻って着地する。
端境 美那々:「私は全部背負い込むつもりだよ。端境の向こうにあるもの一切」
端境 美那々:「そうするために生まれたんだからね」
阿多良田馨:「俺も。……まあ、自分の手は汚さない卑怯者だけどさ」
阿多良田馨:「ふたりは、俺の友達じゃないだろ? だから、ちゃんと分け合いたい」
端境 美那々:「君の定義は独特だね」しっぽをうねらせて笑う。
端境 美那々:「私にとって君たちは、友達ってやつに一番近い位置にいる人間だよ」
端境 美那々:「何せ、生まれたばかりで優しくされたからね」
阿多良田馨:「じゃあ、その位置をキープしてほしいな。そこが一番いい」
二宮てすら:ぎり、と歯軋りする。
二宮てすら:「背負い込む、って」
二宮てすら:「人の命を、背負えると思うの?」
端境 美那々:「さあ。背負えなければ潰れるだろうさ」
端境 美那々:「それでも、私がやろうとしたって事実は変わらずある」
端境 美那々:「……そう。そうだな。これは私の選択だ」自分の言葉に、自分で驚いたように言う。
端境 美那々:「存在意義が何であれ、私は命を背負おうと考えた。それは私の意志だ」
端境 美那々:「うん……だから、二宮てすら」
端境 美那々:「君が背負っているものは、君自身がそうしようと考えた、その意志の産物なんだろうね」
二宮てすら:自分が初めてした『仕事』を思い出す。
二宮てすら:後に残ったのは、感電し体内から焼かれ苦悶の表情で事切れた死体。その姿は今でも脳裏に焼きついている。
二宮てすら:自分の意志じゃない。好きでやったわけじゃない。相手も、悪いことをしたヤツのはずだ。
二宮てすら:ずっとそう思ってきた。でも、言われてみれば。その姿を記憶に残そうと思ったのは、自分なのかもしれない。
二宮てすら:「……そう。忠告はしたから、あとは好きにすれば。」
端境 美那々:その足元で、にゃあと鳴く。
二宮てすら:「後味の悪い結末にならないことを期待してるわ」
阿多良田馨:「おっ、許可が出た。じゃあ好きにしようっと」目線を二宮さんに合わせる。
阿多良田馨:「やったね」にっと笑う。
GM:と、そこで二宮さんに所属支部からの連絡が入る。
二宮てすら:電話かな?用件を聞きます。
支部長:「私だ。一条真由佳の状態について、調査結果を報告する」
二宮てすら:「おねがいします」
GM:(一条真由佳は君たちがミドル戦闘で倒した女子生徒です)
支部長:「血液成分分析の結果、ソラリス・シンドロームによる合成薬品が混入していた」
支部長:「経口摂取で作り手のオーヴァードによって意のままに操られる……そして」
支部長:「常用すればオーヴァード化、最悪ジャーム化する危険性もあるとのことだ」
二宮てすら:「ですね。事実、一条真由佳はエグザイル・シンドロームを発症していたようでしたし」
支部長:「犯人の目星は付いているか?」
二宮てすら:「もう絞り込みは終わって、このあとどうするかの段取りをしてましたよ」
二宮てすら:「恐らくですが、戦闘になりますね」
支部長:「そうか。……やはり、お前の能力が必要になったか」
支部長:「多少強引でも構わん。対象に接触し、早急に解決してくれ」
二宮てすら:「言葉を選びましたね、支部長」
二宮てすら:「支部長のそういうところ、あまり好ましいとは言えないですね」
支部長:「……手厳しいな」
二宮てすら:「仕事はこなします。でも、殺しはあんまり好きじゃないので」
二宮てすら:「今回は、デストロイなしでいくことにします」
二宮てすら:問題なければ通話を切ります!
支部長:オッケーです
二宮てすら:じゃあ、プツッと。
二宮てすら:「……」無表情。
二宮てすら:「自分でも驚いているけど」
二宮てすら:「私は今、とてもムカついてる」
二宮てすら:「どいつもこいつも、すき放題いいやがって。私の忠告に耳貸さないくせに、勝手に私に期待して」
二宮てすら:「端境、阿多良田」
二宮てすら:「今回の仕事、意地でも殺しなしで終わらせてやるからな」
二宮てすら:「みてろよ」
端境 美那々:「それは何よりだ」しっぽをぴんと立てる。
阿多良田馨:少しぽかんとした顔で見つめる。
阿多良田馨:「……ああ、うん。二宮さんがそう決めたんなら」
阿多良田馨:「それが一番だ」
GM:◆ミドルシーン6 END◆

GM:ごめん!調達とロイスについて聞いてなかったわ
GM:何かあればドウゾ—
阿多良田馨:ロイス枠余ってるけど相手がうまいこといないので保留。
端境 美那々:てすらちゃんへの感情を 信頼○/不安 に変更します
二宮てすら:端境さんへのロイスを変えたいなあ。
阿多良田馨:感情だけ変更したいです。端境さんと二宮さんふたりを○連帯感/不安に。
二宮てすら:端境 美那々/好意/○嫉妬
端境 美那々:嫉妬された
GM:もろもろオッケー
二宮てすら:その純粋さは好ましいものだと思いつつ、とうに自分のなくしたものだという思いが強い、という感じかなあ。
二宮てすら:購入!
端境 美那々:購入!ボディーアーマー!狙う!
端境 美那々:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[7,9,10]+1[1] → 11 → 失敗

端境 美那々:財産なし!以上!
二宮てすら:じゃあ、ボディアーマーをこちらも。
二宮てすら:2dx10+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 4[3,4]+2 → 6

二宮てすら:足りない!
二宮てすら:以上です!
阿多良田馨:じゃあ三度目の正直のボディアーマーで。
阿多良田馨:6dx=>12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 9[3,4,4,5,5,9] → 9 → 失敗

阿多良田馨:あ、財産点もう使っちゃおう。3点支払って購入!
阿多良田馨:欲しいやつはどいつだ!
端境 美那々:はーい!
阿多良田馨:あげる!
端境 美那々:ネコ用ボディーアーマー!
阿多良田馨:ちっちゃい
GM:何だその可愛いアイテムは
GM:これで以上かな?
阿多良田馨:以上です!
端境 美那々:以上!
二宮てすら:こちらも!
GM:では改めてカットします
GM:◆ミドルシーン6 END◆

GM:◆ミドルシーン7◆登場PC…全員登場
端境 美那々:一応猫で出よう。あれだったら解除する感じで……
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+11(1D10+1->10+1)した(侵蝕率:72->83)
二宮てすら:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 9[9]+73 → 82

阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:80->86)
二宮てすら:ぐはっ
端境 美那々:仲よく80台
GM:真名川凛への接触を試みることになった君たちだが……校内が妙に騒がしい。
GM:どうやらあちこちで生徒が君たちを探しているようだ。いずれも「雛菊の会」のメンバー……
GM:というわけで、FS判定で真名川凛の下へ向かってもらいます
GM:■FS判定
真名川凛を探し出せ
終了条件 …5ラウンド経過
判定   …<情報:噂話> 難易度7
支援判定 …知覚
最大達成値…30
目標値  …12

GM:◆ROUND 1/5◆
GM:行動値順なので端境さんから
端境 美那々:噂話なら普通に振ろう
GM:奏だ、その前に
GM:そうだ
GM:ハプニングチャートを振らねばな
端境 美那々:そういえばそんなものもあった
GM:行きます
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 2

GM:02…こともなし。修正は特に無い。
GM:なかった。
GM:というわけで手番をどうぞ
端境 美那々:はーい
端境 美那々:4dx+2 普通に判定。えいっ
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[1,3,7,10]+8[8]+2 → 20

GM:つよっ
阿多良田馨:つよい
二宮てすら:つよい!
端境 美那々:ほんとによく回る……
GM:進行値は20/10+1で…3点獲得!
GM:進行値が3に達したのでイベント発生……判定難易度が9に変更されます
阿多良田馨:ひゃー
二宮てすら:にゃー!?
端境 美那々:ぎゃー
GM:大まかな位置は特定できたが、詳細な位置はもっと難易度が上がるイメージですね
GM:次の手番は阿多良田君
阿多良田馨:GM、毎度ですが《竹馬の友》で何かいいことはありますか!
GM:うーん、今回は多分状況的にあまり関係ないかな!
阿多良田馨:関係なかった
阿多良田馨:では普通にコネだけ使用して振ります。
阿多良田馨:8dx+1=>9 コネ+2d
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 7[1,2,3,5,6,6,7,7]+1 → 8 → 失敗

阿多良田馨:あっじゃあ財産点を2点使用! 10点!
GM:お?1点でいいのでは
阿多良田馨:あれ、えーとそうか
阿多良田馨:9点でいいのか。じゃあ1点使用します。
二宮てすら:あれ、でも2点使えば
GM:あっそうか。進行値自体が上がるのね
阿多良田馨:あ、やっぱりそれでいいんだ
二宮てすら:進行度が2増えるんじゃないですか?
GM:そうですね。賢いぜ…
二宮てすら:そういうこと!
阿多良田馨:では2点使用で。そういうことを狙っていたような……そんな記憶があります!
GM:すると進行値10/10+1で2点獲得!
GM:進行値…5/12
GM:二宮さんの手番だ
二宮てすら:ではこちらも。自動巡回ツール使用
二宮てすら:4dx10
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,3,7,9] → 9

GM:おおー
二宮てすら:財産を1使用して10にします!
GM:なんとぉお!
GM:進行値10/10+1で2点獲得
GM:進行値…7/12
GM:では、真名川凛の居場所がわかった。校舎の屋上だ。
二宮てすら:「録音機が真名川凛の声らしき音を拾ったよ。どうやら屋上らしいね」
阿多良田馨:「よっし、探しに行こう!」
二宮てすら:「道は階段一つしかない。雛菊の会に見つからないように行くのは骨が折れそうだ」
端境 美那々:「こんな大騒ぎをしてまで私達を捕まえようだなんて、相当焦っているのかな」
GM:予想の通り、雛菊の会のメンバーが君たちの行く手を阻んでいる。
屋上まで彼女たちを躱して進まなければならない。

GM:達成値6…判定が<回避>、支援判定が【肉体】に変更されます。
GM:難易度は7に戻ります。
端境 美那々:回避技能はそんなに高くない……
二宮てすら:(そういえば、端境の黒猫は……どうやって屋上へ?まさか校舎の階段を使ったわけではないだろうし)
二宮てすら:「焦っているだろうね。なにせ、会の存続の為には絞殺だって辞さない相手だよ?」
端境 美那々:あ、GM!猫なのでこっそり偵察をしつつ《シークレットトーク》で仲間を導くことができると思うのですが
端境 美那々:何かボーナスがつくでしょうか
GM:猫なので…!
GM:データ的に雛菊の会のメンバーもオーヴァード化しているのでシークレットトークはバレちゃうかな
端境 美那々:あっ、そうか……
阿多良田馨:オーヴァード学園……!
GM:猫偵察ぶんでダイス+1はいいと思います
二宮てすら:大変だ!
二宮てすら:優しいGM!
端境 美那々:ありがとう!
GM:◆ROUND 2/5◆
GM:ハプニングチャート!
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 69

GM:69…消耗を伴う作業。このラウンド中進行判定を行ったキャラクターは1d10のHPダメージを受ける
端境 美那々:地味に痛い
二宮てすら:あ、GM質問です!
GM:さあ端境さんからどうぞなのだ
GM:おっと、どうぞ!
二宮てすら:エンブレム:サンダーストームの効果はこのダメージには適用されますか?
GM:少々お待ちを
二宮てすら:「貴方が受けるHPダメージを常に-5点する」という表記です。
GM:良さそうですね。適用されます
二宮てすら:やった!
二宮てすら:ありがとうございます。
阿多良田馨:ここ、二宮さんに集中して他ふたり支援だとダメージが抑えられる……?
端境 美那々:では進行判定いいでしょうか
阿多良田馨:あ、でもどうぞ!
端境 美那々:あー
二宮てすら:進行的には余裕ありそうですし、それもありですね
二宮てすら:ちなみにダイスは6dx10+1ってかんじです。
端境 美那々:じゃあそっちで行きましょう。テクニカルっぽくて好み!
阿多良田馨:次にえらいハプニングが来なければそれがいい気もする
阿多良田馨:お願いいたす!
二宮てすら:じゃあ支援判定おねがいします!
端境 美那々:というわけで二宮さんに支援判定!肉体で!
端境 美那々:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,5,8,10]+4[4] → 14

GM:お、行った
阿多良田馨:回る
端境 美那々:よく回る
GM:これで二宮さんの達成値に+3ですね
二宮てすら:強い
二宮てすら:やったあ
端境 美那々:物陰から呼びかけたりして雛菊会メンバーを撹乱しています。
GM:次は阿多良田君の番ね
阿多良田馨:はい!
阿多良田馨:同じく二宮さんに支援判定を行います。肉体!
阿多良田馨:4dx=>7
DoubleCross : (4R10[10]>=7) → 7[1,3,5,7] → 7 → 成功

阿多良田馨:ギリギリ!
端境 美那々:ナイス!
GM:ぬう、これで二宮さんの達成値は…合計+6!
二宮てすら:責任重大!
阿多良田馨:学内の友達に足止めを頼んだりしてる。
二宮てすら:では、進行判定をば!
GM:ゴゴゴゴ…
二宮てすら:6dx10+1+6
DoubleCross : (6R10+1+6[10]) → 10[1,2,3,4,5,10]+1[1]+7 → 18

阿多良田馨:いったー
GM:くうっ!18/10+1で…進行値2点獲得!
端境 美那々:いい調子!
二宮てすら:もうちょっといきたかったが、まあよし!
二宮てすら:ダメージ受けます。
二宮てすら:1d10-5
DoubleCross : (1D10-5) → 9[9]-5 → 4

二宮てすら:4点もらいます!
端境 美那々:出目がでかい
GM:うむ!
阿多良田馨:マイナスできてよかった
GM:進行値…9/12。屋上まで辿り着きました
二宮てすら:「少し殴られた。まあ問題ない範囲だね」
GM:達成値9…判定が<知覚>、支援判定が<RC>、難易度は8に変更されます。
二宮てすら:足元には、数人の雛菊の会のメンバー。電撃で昏倒済みだ。
端境 美那々:「頼もしい限り」にゃんと鳴く。
阿多良田馨:「後で手伝ってくれた奴にお礼しなきゃなあ」
GM:◆ROUND 3/5◆
GM:あとは屋上のどこかに隠れている真名川凛を見つけ出すだけだ。
GM:ハプニングチャートは…
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 66

GM:あ、さっきと同じだこれ
GM:進行判定後に1d10ダメージですね
端境 美那々:屋上に卑劣なマキビシが
GM:さあ進行判定!支援判定!張った張った!
端境 美那々:手番の待機は可能ですか?
端境 美那々:あっ違う
GM:支援する人はイニシアチブでどうぞ!らしいです!
二宮てすら:という訳でイニシアチブで支援を宣言します。対象は端境さん!
端境 美那々:FS判定、複雑だ
二宮てすら:5dx10+18
DoubleCross : (5R10+18[10]) → 10[3,3,6,9,10]+6[6]+18 → 34

阿多良田馨:つよ
端境 美那々:すごい
二宮てすら:ドヤア……
阿多良田馨:同じく端境さんに支援判定を行います。
二宮てすら:でも達成値は+3です!
GM:つよぉ…
阿多良田馨:4dx+2=>8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 10[4,6,7,10]+5[5]+2 → 17 → 成功

阿多良田馨:まわる!
端境 美那々:回った!
GM:なんなんだ君たちは
GM:結束の力か
GM:団結か
端境 美那々:というわけで、進行判定行きます!
GM:おうよ!端境さんの達成値にトータルで+6しなさい!
端境 美那々:6dx+13+6 びびんば
DoubleCross : (6R10+13+6[10]) → 10[3,4,5,7,9,10]+1[1]+19 → 30

GM:びびんば、何
端境 美那々:気合のかけ声です
GM:達成値上限の30…!
二宮てすら:上限ー!!
GM:進行値+4で…FS判定突破!
阿多良田馨:うおー!
端境 美那々:やったー!
二宮てすら:3T突破!優秀。
端境 美那々:ダメージ受けておきます
阿多良田馨:あ、ダメージ!
GM:ウイッス
端境 美那々:24-1d10
DoubleCross : (24-1D10) → 24-3[3] → 21

端境 美那々:ほどほど
二宮てすら:いいなあ
GM:では、君たちは真名川凛の居る場所まで辿り着くことができるだろう。
GM:次のクライマックスシーンで!
端境 美那々:気づかれないよう静かに接近することができた。猫なので!
二宮てすら:クライマックス……!
GM:というわけでシーンカットな
GM:ロイス、調達はラストチャンスだぜ
阿多良田馨:調達できるんだ……!
二宮てすら:調達あったー!
GM:逃げながら…こう、校舎内のものを…
GM:お金を置きつつ?
端境 美那々:ロイス変更は特になし、調達は応急手当。さして変わらないけど一応!
阿多良田馨:律儀
端境 美那々:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 10[2,3,6,10]+6[6] → 16 → 成功

端境 美那々:高っ
二宮てすら:こちらも応急手当。
GM:回りよる
二宮てすら:3DX10+2>=8
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 8[2,5,8]+2 → 10 → 成功

二宮てすら:よしよし。使います。
端境 美那々:即使用して回復します。
阿多良田馨:ロイスは空けておこうかな……。そしたらアルティメイド服チャレンジしましょうか。
二宮てすら:27+2D10
DoubleCross : (27+2D10) → 27+14[9,5] → 41

端境 美那々:21+2d10
DoubleCross : (21+2D10) → 21+5[1,4] → 26

端境 美那々:全快!
二宮てすら:全回復して31!
阿多良田馨:6dx=>20
DoubleCross : (6R10[10]>=20) → 10[1,3,3,5,8,10]+9[9] → 19 → 失敗

阿多良田馨:あっいける! 財産点1消費して買います。
二宮てすら:やったあ!!
阿多良田馨:そして二宮さんにプレゼントー
端境 美那々:メイドてすらちゃん!
二宮てすら:(ちんまい)
阿多良田馨:かわいい
GM:以上でオッケー?
二宮てすら:はい!
二宮てすら:アルティメイド服装備します。
端境 美那々:OK!
阿多良田馨:OK!
GM:ではカットなー
GM:◆ミドルシーン7 END◆

GM:◆クライマックス◆登場PC…全員登場
GM:屋上の一画。ビニールシートを敷き、数人の女子がお菓子を広げて座っている。
GM:嬉しそうにお茶の準備をしているのは真名川凛だ。
GM:周囲の女子達も、このおかしなロケーションに口を挟むことはない。
GM:ただ一人、浅村雛乃だけを除いては。
浅村雛乃:「何なの? ねえ凛、何が起きてるの?」
GM:立ち上がろうとする彼女を他の女子達が押さえつけている。
真名川凛:「ち、ちょっと邪魔が入りそうだったから、ここなら平気かな、って思ったんだけど……」
真名川凛:「でも、見つかっちゃったかも」
浅村雛乃:「説明してよ! 呪いって、まさか……あなたたちが……?」
真名川凛:「雛乃は何も知らなくていいんだよ?」
GM:ティーポットにお湯を注ぎながら、真名川凛がにっこりとほほ笑む。
真名川凛:「雛菊の会は、終わったりしないから、ね。ずっと」
真名川凛:「邪魔する人には、消えてもらうから」
浅村雛乃:「凛……!」
端境 美那々:《ハンドリング》を使用して登場します。
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+8(1D10+1->7+1)した(侵蝕率:83->91)
端境 美那々:では、そこに一匹の黒猫が現れる。
端境 美那々:黒猫は真名川凛に視線を合わせると、足音も立てずにゆっくり歩み寄ってくる。
端境 美那々:ささやかで華やかなお茶会から少しだけ距離を取って足を止めると、黒猫は口を開く。
端境 美那々:「いいや、終わるよ。君の遊びはここで終わりだ。真名川凛」
端境 美那々:「浅村雛乃はここで、大切な花園を失うんだよ。君のせいだ」常人には聞こえない言葉。
真名川凛:「……もう来ちゃった。お茶、まだ出てないのに」
端境 美那々:「君が呪いをかけたから。私を踏みにじったから。人を呪わば穴二つ、なんて言うだろう」
端境 美那々:「私は、端境美那々だ。あのとき確かに君が殺した」
真名川凛:「失敗したのは、初めてだよ。まさかあなたもこっち側になるなんて」
浅村雛乃:「……猫?」
浅村雛乃:わけが分からないと言った表情をしている。
端境 美那々:「私がならなくても、いつか必ず失敗したよ。繰り返す内に必ず」
端境 美那々:「今までにも、もういくつも取りこぼしは起きていたんだから」
二宮てすら:登場します。
阿多良田馨:登場!
二宮てすら:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 4[4]+82 → 86

阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:86->89)
二宮てすら:《ワーディング》。
GM:《ワーディング》によって、一般人の浅村雛乃だけはこの場で何が起きているのかを知覚できなくなります。
二宮てすら:「そういうこと。初めまして、真名川凛」
阿多良田馨:「なんかさ、うちのクラスのオーヴァード率やばくない?」二宮さんの後ろからついてくる。
二宮てすら:「きみの所業は、もうすでに看過できない領域に入っている。私のようなプロが呼び出されるレベルのね」
真名川凛:「プロ? あなたは、何なの。あなたが来てから、おかしくなった」
真名川凛:「それまではうまく行ってたのに……」
二宮てすら:「順序が違う。おかしくなったから、私が来たんだよ」
二宮てすら:「まあ、言葉遊びに意味はない。私が聞きたいのは一つだけかな」
真名川凛:「そうなんだ。どうでもいい……間違ったって、全部消すだけだもの」
二宮てすら:「きみ、浅村雛乃のこと、好き?」
真名川凛:一瞬きょとんとして、それからにこりと微笑む。
真名川凛:「もちろんよ。私だけが雛乃を助けてあげられる。雛乃は私だけに優しくしてくれる」
二宮てすら:「ふぅん、そっか」
二宮てすら:「じゃあ、いまからあなたのこと、思いっきり痛めつけるけど」
二宮てすら:「その思いだけは手放さないでね?」
真名川凛:「そんなに、簡単に行くかなあ?」
阿多良田馨:「……真名川さんさ。俺も質問。俺のことはどう思ってる?」一歩進み出る。
阿多良田馨:廊下で一度、ソラリスの能力が発動した。あの時の効果は。
真名川凛:「別に、何も。……ああ、でもどっちかというと」
真名川凛:「すごく迷惑だと思ってる。私言ったよね。変に首を突っ込まないで、って」
阿多良田馨:「はは。まあ、それはそれで少し嬉しいよ。突っ込み甲斐があったなあ」
阿多良田馨:「でも、俺はどうも君のこと友達だと思っちゃってるみたいで。だから止めないといけない」
阿多良田馨:阿多良田の放出する化学成分は、自分の感情にも効果を及ぼす。香りを強く嗅がせた相手には、自分も友情を抱いてしまう。
阿多良田馨:「これ以上進む前に、少しでも戻っておいで」
端境 美那々:「まるで自意識過剰のナルシストだねぇ」呆れているのか楽しんでいるのか、しっぽを一度だけ振る。
端境 美那々:「さて、こちらの決意表明は済んだけれど」
端境 美那々:「君はどう出る? 真名川凛」
二宮てすら:「……(難儀なやつ)」
真名川凛:「はあ……」
真名川凛:溜息をついて、カップにお茶を注いでいく。
真名川凛:「すぐに終わらせないと、ね。せっかくのお茶が冷めちゃう」
GM:言い終わって立ち上がった瞬間に、真名川凛の体から目に見えない圧力のようなものが迸る。
GM:衝動判定だ。難易度は9
二宮てすら:5dx10+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[4,5,5,5,8]+1 → 9

二宮てすら:成功!
阿多良田馨:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[2,3,5,8] → 8 → 失敗

阿多良田馨:しっぱい!
端境 美那々:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 8[2,5,7,8]+2 → 10 → 成功

端境 美那々:成功!
端境 美那々:2d10+91
DoubleCross : (2D10+91) → 9[8,1]+91 → 100

二宮てすら:2d10+86
DoubleCross : (2D10+86) → 16[9,7]+86 → 102

端境 美那々:侵蝕はぴったり
阿多良田馨:阿多良田馨の侵蝕率を+16(2d10->9,7)した(侵蝕率:89->105)
GM:ふむ。阿多良田君のみ暴走ね
阿多良田馨:100超えた!
二宮てすら:うわーん!100超えたー!
二宮てすら:「どっちにしろお茶会は雨天中止だよ」
二宮てすら:急激に温度が下がり、 周囲の視界が霞み掛かって悪くなる。
二宮てすら:周囲を取り囲む雲の断層が出来上がる。むこう側からは叩きつけるような雨の音と、地響きのような雷鳴。
二宮てすら:「湿度上昇。これならリップクリームもいらないかな?」
二宮てすら: 突如地上に発生した、雲の塊。これが二宮てすらの本気の《ワーディング》だ。
端境 美那々:「こんな規模の能力もあるのか」感心した風に呟く。
阿多良田馨:不意に、とてつもない飢餓感に襲われる。空の様子も目に入らない。
阿多良田馨:覚醒する前は、いつもこんな気分だった気がする。
阿多良田馨:(誰か……誰か。俺の傍にいて)顔を歪める。
阿多良田馨:「俺を、ひとりにしないで。なんでもするから」
GM:というわけで戦闘に入ります。
GM:エンゲージは
(雛菊の会1、真名川凛)と(雛菊の会2、3)の2エンゲージが(PC達)エンゲージと10m離れた位置に存在します。

GM:◆戦 闘 開 始◆
GM:◆ROUND 1◆
GM:◆セットアップ◆
端境 美那々:特になし
二宮てすら:なしです!
阿多良田馨:なし!
真名川凛:《アクセル》《ラピッドファクトリー》
真名川凛:範囲選択の行動値に+10
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速は真名川凛!
真名川凛:マイナーなし。メジャーは《踊る髪》《死神の針》《異形の祭典》
真名川凛:PC全員にドッジダイス-2の射撃攻撃、ダメージ時は硬直を付与します
GM:行くゾっ
端境 美那々:来いっ
真名川凛:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[5,6,6,8,9,10]+9[9]+4 → 23

GM:ドッジオアガード!
端境 美那々:ドッジします。《光の手》使用。
二宮てすら:ドッジします。
端境 美那々:あ、違う
端境 美那々:《神の眼》!こっち!
阿多良田馨:リアクション不可!
GM:手ではなく…眼!
端境 美那々:12dx10+16
DoubleCross : (12R10+16[10]) → 9[2,3,3,3,4,5,6,7,7,7,7,9]+16 → 25

二宮てすら:5dx10+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[3,7,8,8,9]+1 → 10

端境 美那々:てすらちゃんに《運命の切り替え》使用。
GM:ンガッ
二宮てすら:硬直食らいたくないので助かります……!
端境 美那々:《神の眼》でドッジします。
端境 美那々:12dx10+16>=23
DoubleCross : (12R10+16[10]>=23) → 10[1,2,3,3,3,5,5,5,5,6,10,10]+7[6,7]+16 → 33 → 成功

GM:くぇーっ!?
二宮てすら:やったー!頼もしすぎる……!
端境 美那々:侵蝕は1+3+1で5上がって105
端境 美那々:あっ
端境 美那々:ダイスペナ忘れてたかも
GM:なんだって
端境 美那々:あー、忘れてました!完全に!10dxだ
GM:じゃあその…先のドッジはもう処理済ませちゃったからしかたがない
GM:運命の切り替えの分はやりなおすんじゃ!
端境 美那々:はい!
端境 美那々:10dx10+16>=23
DoubleCross : (10R10+16[10]>=23) → 10[2,5,5,6,7,8,9,9,10,10]+10[4,10]+7[7]+16 → 43 → 成功

端境 美那々:なんかふえてる
GM:あがっとるやんけ!!
二宮てすら:増えてるw
阿多良田馨:あるあるw
GM:じゃあ阿多良田君だけダメージを受けよ!
阿多良田馨:ぐおー
GM:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 18[3,7,8]+10 → 28

阿多良田馨:装甲入れても27! 倒れます。
真名川凛:ざわざわと髪が針のように伸び、体内で生成した合成麻薬を君たちに撃ちこむ!
阿多良田馨:雛菊の会にロイスを取得。親近感/○脅威。タイタス化・昇華して復活します。
端境 美那々:「厄介だな、これは」言いながらしなやかな体で回避している。
阿多良田馨:ふらついていたところをもろに食らい、一度膝をつく。だが、暗い目をしたままもう一度立ち上がる。
真名川凛:「何でもするって言ったよね……そこから動かないでね、阿多良田君」
二宮てすら:避けようと試みるも、しかし髪による縦横無尽の攻撃をいなしきれず、絡め取られそうになる!
端境 美那々:「端境美那々の日常は、そんな能力を認めない」
端境 美那々:言葉をかけると、てすらの周囲の髪が一斉に力を失ってしなだれる。
真名川凛:「何それ……ずるい」
端境 美那々:「我ながら、そう思うよ」
端境 美那々:「だが、先にずるをしたのはそっちだろう?」
阿多良田馨:「ここにいれば……一緒に……」動きを止める。脳内の思考が乱れる。
二宮てすら:「オーヴァードの能力とは、得てしてズルいものだけど。これは確かに上物だね」無表情のまま、目をぱちくり。
GM:次は雛菊の会1が動きます
雛菊の会_1:マイナー《骨の剣》
雛菊の会_1:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《伸縮椀》
雛菊の会_1:対象は無傷の端境美那々だな
端境 美那々:来いっ
二宮てすら:避けろー!
雛菊の会_1:8dx7+2
DoubleCross : (8R10+2[7]) → 10[3,3,4,4,5,5,7,10]+10[7,8]+5[3,5]+2 → 27

GM:悪い数字ではないはずだ…!
端境 美那々:ドッジします。《リフレックス:エンジェルハィロゥ》《神の眼》
端境 美那々:12dx7+16>=27
DoubleCross : (12R10+16[7]>=27) → 10[3,3,3,4,4,5,5,5,5,6,8,8]+10[6,10]+10[9]+5[5]+16 → 51 → 成功

GM:成功しすぎだ!
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+3した(侵蝕率:105->108)
二宮てすら:強すぎる……
阿多良田馨:つよいなー
端境 美那々:これが猫パワーだ
雛菊の会_1:一条真由佳と同じように、爪を伸ばして端境美那々を狙うが……
端境 美那々:「ふむ。これは見えるな」易々と躱す。
端境 美那々:「やっぱり私の能力は『受け』に特化しているみたいだ」
二宮てすら:「痛くなくて済むのは心のそこから羨ましいね」
二宮てすら:「いや、猫だからそもそも本体は痛くないのか?」
GM:そして次の手番はその端境美那々……!
端境 美那々:「視覚も聴覚も私とつながっているんだ。痛覚だってそうだよ」
端境 美那々:マイナーで雛菊の会2、3のエンゲージに移動
GM:ほほう
二宮てすら:「となると触覚もかな。撫でなくて良かったな、なんか癪だし」
端境 美那々:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《即席武器》、対象は真名川凛
GM:むう。判定せよ!
端境 美那々:戦闘用人格で攻撃力が上がってるぞー
端境 美那々:あ、技能は〈射撃〉です
端境 美那々:いきまーす
端境 美那々:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,1,4,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,2,3,4,4,8,10]+10[8,10]+10[4,10]+1[1] → 41

GM:マッテ
GM:何してんの
端境 美那々:びっくりだ
雛菊の会_1:《崩れずの群れ》でカバーリングします
端境 美那々:ダメージ行きます
GM:カモン!
端境 美那々:5d10+6+3+5
DoubleCross : (5D10+6+3+5) → 14[4,2,4,3,1]+6+3+5 → 28

端境 美那々:へろへろだった
GM:これはそのまま食らいましょう。まだ倒れはしない
端境 美那々:「さて、お茶を一杯いただくとしよう」ぴょん、と跳ねてビニールシートに飛び乗り、勢いで熱い紅茶の入ったポットを跳ね上げる。
端境 美那々:「おっと、やけどに注意だ」熱湯が真名川めがけて降りかかる!
雛菊の会_1:雛菊の会の女子生徒が飛び出し、腕でそれを庇う。
真名川凛:「食べ物を粗末にしちゃいけないんだよ?」
端境 美那々:「失礼はご勘弁願いたいな。猫なものだから」
GM:次の手番は阿多良田君かな
阿多良田馨:はーい。
阿多良田馨:マイナーで暴走を解除します。
阿多良田馨:メジャー、コンボ『最高の友情』。《超侵蝕》《コンセントレイト:ソラリス》《錯覚の香り》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《風の渡し手》。
阿多良田馨:対象は雛菊の会1、2、3、真名川凛の計四体。侵蝕14上昇。
阿多良田馨:判定!
GM:おk
阿多良田馨:14dx7+17 装甲値無視
DoubleCross : (14R10+17[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,6,6,6,7,8,10,10]+10[3,5,7,10]+10[5,8]+10[7]+6[6]+17 → 63

GM:ギヒャッ
端境 美那々:高い!
二宮てすら:まわるー!
GM:こ、これはまずい
雛菊の会_1:《崩れずの群れ》で真名川凛をカバーリングします
雛菊の会_3:《崩れずの群れ》で雛菊の会4をカバーリングします
GM:ダメージをカモン!
阿多良田馨:7d10+46
DoubleCross : (7D10+46) → 36[6,2,9,5,1,7,6]+46 → 82

GM:ブフォアッ
阿多良田馨:オラー!
二宮てすら:二人分ダメージで164……
GM:雛菊の会1と3は落ちる!
二宮てすら:じゃあ、マイナーで解除する前ってことにして
二宮てすら:暴走してる阿多良田くんの前に立って、ジャンプしてデコピンします。
阿多良田馨:「う痛っ!?」
阿多良田馨:目をぱちくり。
二宮てすら:「阿多良田、そろそろ落ち着いたら?」
阿多良田馨:「だ、だって、俺は……」辺りを見回す。
二宮てすら:「私と阿多良田は友達じゃないかもしれないけど、幻滅されたいほど仲が悪いわけでもないんじゃないかな」
阿多良田馨:「……」眼の前に、二宮さんがいる。向こうには猫の端境さんもいる。
阿多良田馨:「ああ……俺、そうか」薄く笑う。「今、ひとりじゃなかった」
阿多良田馨:そして、きっと雛菊の会のメンバーに目を向ける。
二宮てすら:「そういうこと。ついでにカッコいいところ見せてくれてもいいんじゃないかな?」無表情で、一瞬だけ視線の高さが合った目を見る。
阿多良田馨:「……だな。いっちょやっちゃおうか!」頭を軽く振り、手をかざす。
阿多良田馨:「あ、ちょっと息吸わないでな!」味方二人に。自分は大きく息を吸い込む。それから、二宮さんの言葉を思い出す。
端境 美那々:「うにゃっ」慌てて鼻面を砂糖壺に突っ込む。
阿多良田馨:(意地でも殺しなしで終わらせてやる、か)
阿多良田馨:首を掻っ切れ、とでも言うつもりだった。それくらい強く言っても、オーヴァード相手に有効なダメージを与えられるかは危うい。
阿多良田馨:風に乗って甘い香りと、痺れるようなほんのわずかな攻撃を誘う成分が広がる。
阿多良田馨:「……後悔しろ。これまでの呪いの分。端境さんの分。操られていたからって、なかったことにはならない」
阿多良田馨:「その後悔と同じだけの痛みを、自分に与えろ!」
二宮てすら:鼻と口を覆う。隠された口元は、少しだけ表情をつけていたかもしれない。
GM:抜け目なく一歩退いた真名川凛を除き、乱闘が始まる。伸びた爪が、拳が、互いを傷つける。
GM:四本の雛菊が二本になった。
真名川凛:「酷い事するなあ……」
阿多良田馨:「……これだけのことを、君はしたってことだよ」
真名川凛:「そうかなあ。阿多良田君。あなたと私、そんなに違うかな?」
阿多良田馨:「違わない。それは確かだね。よく似てる」
阿多良田馨:「だから止める。それだけ」
GM:では次は雛菊の会2の手番だ
二宮てすら:どうぞ!
端境 美那々:あっ、攻撃分の侵蝕上げ忘れてた
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+4した(侵蝕率:108->112)
端境 美那々:どうぞ!
雛菊の会_2:マイナー《骨の剣》
雛菊の会_2:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》で……食らえ!端境美那々!
端境 美那々:来いっ
雛菊の会_2:8dx7+2
DoubleCross : (8R10+2[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,6,9]+2[2]+2 → 14

GM:だめっぽい
端境 美那々:《神の眼》でドッジします。
端境 美那々:12dx10+16
DoubleCross : (12R10+16[10]) → 10[1,1,2,3,4,4,5,6,6,7,7,10]+8[8]+16 → 34

GM:もおおおおお
雛菊の会_2:フェイントを織り交ぜつつ爪で斬りかかる!
端境 美那々:侵蝕+1で113
端境 美那々:「さっきの子よりも鈍い。体育は苦手かな」軽々と飛び退き、伸びた爪を1本へし折る。
GM:では二宮てすら…!君の番だ!
二宮てすら:はーい!
二宮てすら:戦闘移動、マイナーで真名川さんにエンゲージ。
二宮てすら:メジャー、フルコンボいきます。
二宮てすら:《雷神の槌》《雷の剣》《サンダーストーム》《ミカヅチ》
二宮てすら:6DX10+21
DoubleCross : (6R10+21[10]) → 10[2,3,4,7,7,10]+4[4]+21 → 35

二宮てすら:いい感じ!
GM:ムーン…こ、これはドッジできそうもないが一応
真名川凛:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,3,5,6,8,10]+10[10]+5[5]+1 → 26

GM:結構回ったけどダメ!
二宮てすら:怖い!が、命中だ!
二宮てすら:ダメージいきます。
二宮てすら:11+3D10+3D10+4D10
DoubleCross : (11+3D10+3D10+4D10) → 11+24[8,10,6]+18[1,10,7]+22[5,8,8,1] → 75

GM:カモン…!
GM:くっ…これはちょっと食らえねえ
真名川凛:《透過》でダメージを0にします
二宮てすら:なにィー!
阿多良田馨:おのれ
端境 美那々:ぐぬぬ
二宮てすら:折角なのでロールはするぞ!
GM:しませい!
二宮てすら:端境さんの回避する姿を横目に真名川さんに走り寄り。青白く発光するモッズコートのポケットからなにかを取り出し、地面にばら撒く。
二宮てすら:コンパス、鉄定規、ボールペン、金属クリップ、鋏、ホッチキス、カッターナイフ。
二宮てすら:これは彼女がずっと自らの手で電荷を溜め続けてきた文房具たち。
二宮てすら:それらが青白く発光し——轟音が響き渡る。
二宮てすら:周囲を取り囲む積乱雲より、落雷が発生。迸る稲妻がてすらの周囲を焼き尽くす!
GM:直撃を受け、真名川凛の身体が焼かれる……が、ぼろぼろになって剥がれ落ちたのは髪の毛で作った防護壁だ。
二宮てすら:「髪の毛、だいぶ減ったね」
二宮てすら:「次はハゲるよ?」
真名川凛:「……プロって、人殺しのプロのことなの?」
真名川凛:「だったらちゃんと殺さないとね」
二宮てすら:「違うよ、私は人をチリチリのパンチパーマにするプロ」
二宮てすら:「人殺しのプロは休業中かな」
端境 美那々:にゃー、と猫語で声援を送る。
GM:というところでこのラウンドは終了!
二宮てすら:はい!
GM:クリンナップはみんな何もないよね
端境 美那々:特になし!
阿多良田馨:なし!
二宮てすら:ないです!
GM:◆ROUND 2◆
GM:◆セットアップ◆
端境 美那々:なし
阿多良田馨:なし!
二宮てすら:なしです!
真名川凛:《アクセル》は…今回はエンゲージが別なので片方にしかかけられない!
二宮てすら:あ、侵蝕値あげときます。14上げて116だ
真名川凛:自分にかけておこう
GM:◆イニシアチブ◆
GM:最速は今回も真名川凛
真名川凛:マイナー《毒の刃》
真名川凛:メジャー《コンセントレイト:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《オーバードーズ》
GM:対象は二宮てすらァアア……貴様だ!
二宮てすら:えっ私!?なんでかなー?
GM:たった今攻撃してきただろうがぁー!
二宮てすら:ダメージなかったもーん!
真名川凛:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,6,7,9,10,10]+10[1,2,6,9]+10[7]+10[10]+10[7]+2[2]+4 → 56

GM:これだ!この出目ですよ!
二宮てすら:って、えええ!!
二宮てすら:うおー、ドッジ!
端境 美那々:がんばれ!
阿多良田馨:いけー
二宮てすら:7dx10+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,2,2,3,5,6,10]+8[8]+1 → 19

二宮てすら:ちっちゃい身体でよく頑張った……!
端境 美那々:後は任せろー
端境 美那々:《運命の切り替え》《反転する運命》でドッジを代行します。
二宮てすら:お願いします……!
阿多良田馨:うおー
端境 美那々:ドッジエフェクトは《リフレックス:エンジェルハィロゥ》《神の眼》
GM:ドキドキ
端境 美那々:12dx7+16>=56
DoubleCross : (12R10+16[7]>=56) → 10[1,2,2,3,5,6,7,8,10,10,10,10]+10[1,1,5,8,9,10]+10[5,7,7]+2[1,2]+16 → 48 → 失敗

端境 美那々:《妖精の手》を使用、最後のダイス、1のを10にします。
GM:ちょっと待て、これは…
GM:がああああ!
端境 美那々:1dx10+58>=56
DoubleCross : (1R10+58[10]>=56) → 7[7]+58 → 65 → 成功

端境 美那々:ふふっ
端境 美那々:その攻撃は真名川さん自身に命中します。リアクションは行えない。
GM:これ、あの
GM:ダメージロールはこっちがやるのかな?
端境 美那々:自分の攻撃ですからね
GM:あ、はい…
真名川凛:6d10+35
DoubleCross : (6D10+35) → 30[2,4,10,6,4,4]+35 → 65

GM:期待値通りのダメージを出すな
GM:これはそのまま食らうしかないんだな……まだ倒れはしないぞ
真名川凛:「近付いたのは、間違いだったと思うよ。この距離で、躱せないでしょ?」
真名川凛:体内で生成した合成麻薬を髪の毛の針に含ませ、食らいつかせようとする。
端境 美那々:にゃあ、と猫の鳴き声が響く。
二宮てすら:「そうだね。でもかわす必要もないし」
端境 美那々:「真名川凛。君の行動、君の意志はすでに『端境美那々の日常』を逸脱している。だから」
端境 美那々:「君は排除される。美那々の世界から」
端境 美那々:てすらに迫っていた髪の毛の軌道がぐにゃりと曲がり、真名川凛自身へと向けられる。
真名川凛:「なんっ……!」
端境 美那々:「それは君に返すよ」
真名川凛:自らの攻撃に全身を貫かれ、たたらを踏む。
真名川凛:「ずるい……」
真名川凛:「ずるい、ずるい、ずるい。何で……?」
二宮てすら:「たしかに羨ましい能力だよね。でも、きみがそれを食らう理由はまた別だね」
端境 美那々:「最初にずるをしたのは君自身だ」
真名川凛:「もうやめてよ! あなたたちこそ、私と雛乃の世界に入って来ないでよぉ!」
端境 美那々:「端境美那々が死ななければ、私がここに来ることもなかったんだよ、真名川凛」
端境 美那々:呆れたように尻尾を振る。
真名川凛:「うううう……!」
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+7した(侵蝕率:113->120)
二宮てすら:「そういうこと」
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+3した(侵蝕率:120->123)
端境 美那々:あと妖精の手が+4で
端境 美那々:侵蝕は127
GM:おお…なんだかんだ上がっている
GM:次の手番は端境美菜々さんですな
GM:美那々!
端境 美那々:一応攻撃しようかな
端境 美那々:マイナーなし、メジャーは《コンセントレイト:ノイマン》《即席武器》。〈射撃〉で真名川凛を狙います。
GM:カモン
端境 美那々:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,5,7,8,9]+10[5,6,7]+10[10]+2[2] → 32

GM:一応で達成値32を出すなァ!
GM:ドッジー!
真名川凛:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[2,4,4,6,6,8]+1 → 9

GM:だめー!
端境 美那々:ダメージ!
端境 美那々:4d10+6+3+5
DoubleCross : (4D10+6+3+5) → 23[8,10,3,2]+6+3+5 → 37

GM:割といいダメージを出すなァ!
端境 美那々:お、中々いい
GM:まだ倒れはしないもん!
端境 美那々:真名川凛がよろめくのに合わせ、ビニールシートを引いて転倒させる。
端境 美那々:「そろそろ休んだらどうだい」
真名川凛:「あぐっ……!」
真名川凛:ついた腕から異音が響く。既に《リザレクト》は機能していない。
真名川凛:「嫌だ……」
真名川凛:「居場所がなくなっちゃう……私の居場所……!」
端境 美那々:「私達を殺せなかった時点で君は詰んでいるんだ」
端境 美那々:「もう、守れるものはなにもない」
端境 美那々:端境 美那々の侵蝕率を+4した(侵蝕率:127->131)
GM:次は阿多良田君だな
阿多良田馨:うい!
阿多良田馨:マイナーで硬直を治します。
二宮てすら:やってしまえー!
阿多良田馨:メジャー、コンボ『仲良くしようね』。《コンセントレイト:ソラリス》《錯覚の香り》《絶対の恐怖》《神の御言葉》。
阿多良田馨:対象は真名川さん。侵蝕11上昇。
阿多良田馨:判定!
GM:カモン!
阿多良田馨:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,6,6,7,7,8]+10[5,7,8]+10[8,8]+10[3,10]+5[5]+7 → 52

GM:ウゲーッ
端境 美那々:高い!
GM:ドッジじゃドッジじゃーい
真名川凛:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,3,4,4,8,10]+8[8]+1 → 19

GM:ハァ……
阿多良田馨:ダメージいきます
GM:どうぞ……
阿多良田馨:6d10+36
DoubleCross : (6D10+36) → 32[1,8,6,3,10,4]+36 → 68

GM:オブゥ…
GM:これは耐えきれねえ……いったん落ちる、が……
真名川凛:Eロイス《不滅の妄執》で復活します。
GM:HPは1ですが、条件を満たさない限り何度でも復活します。
二宮てすら:条件……!?
阿多良田馨:「……真名川さん。俺……俺も、似たようなことをした。人を操って、暴れて、止められて……」
阿多良田馨:「楽しかった。だから、罰が下った。つるんでた奴はみんなもう、記憶処理されて何も覚えてない」
阿多良田馨:「君に下る罰を、できるだけ軽くしたい。だから!」手をかざす。二人はもう、きっとこれでわかってくれる、息を止めてくれるはずだ。
阿多良田馨:「終わりにしてくれ」
阿多良田馨:甘い匂いの風が吹きつける。
真名川凛:「ああ……うううう!」
真名川凛:苦しげに喉を掻き毟る。血が噴き出し、その場に倒れ込む。
真名川凛:……一度は動かなくなった体が、しかし再び動き始める。
真名川凛:「終わりになんか、ならない」
阿多良田馨:「……嘘、だろ」
真名川凛:「雛乃が……私を必要としてくれる限り、私は死んだりなんかしない……!」
GM:全ては残滓だ。
GM:愛情や、執着や、絆の残滓。
GM:だが、今ワーディング影響下で何も見えていない浅村雛乃が拒絶しない限り、真名川凛は不滅であり続ける。
GM:次は雛菊の会2の手番ですが、構いませんか?
二宮てすら:まず、許可を得たのでオートアクションで’《ワーディング》を解除します。
二宮てすら:二宮てすらは、場数を踏んだチルドレンである。勿論Eロイスを過去に見たこともある。だから、察した。
二宮てすら:……察して、しまった。
二宮てすら:「手遅れ、かあ。そっか」
二宮てすら:「……端境、阿多良田、ごめんね。偉そうなことを言っても、やっぱり私には殺処分のプロがお似合いみたいだ」
二宮てすら:ぽつり、と。聞こえているかどうか分からない言葉を搾り出す。
二宮てすら:周囲を取り囲んでいる、雲の断層が消える。
浅村雛乃:「えっ……?」
二宮てすら:せめて、浅村雛乃には見せないようにしようと。
二宮てすら:そう願い、呼んだ荒天は晴れ——青空がさしこむ。
浅村雛乃:「何、これ……」
浅村雛乃:周囲を見渡す。床に転がっている女子生徒。立っているのは人と……猫。
真名川凛:「雛乃。待っててね、もうすぐ片付けるから」
真名川凛:「そしたらお茶にしようね」
二宮てすら:「……」言葉はない。ただ、なりゆきに任せる。
GM:近付いてくる真名川凛の姿を見て、浅村雛乃の表情が凍り付く。
二宮てすら:どんなに残酷でも、せめて。2人の最後の会話には割り込むべきではないと思ったから。
GM:凛の、血に塗れた凄惨な笑顔。
浅村雛乃:「いやあああああ!」
GM:勢いよく突き飛ばされ、真名川凛は無様に転がった。
GM:Eロイス《不滅の妄執》の効果が解除されました。
二宮てすら:では、イニシアチブでアルティメイド服を脱いで、先手を貰いたいと思います。
GM:どうぞ……!
二宮てすら:マイナー、なし。
二宮てすら:メジャーで、《雷の槌》《雷の剣》。
二宮てすら:6dx10+11
DoubleCross : (6R10+11[10]) → 10[6,7,7,9,10,10]+7[6,7]+11 → 28

GM:このままドッジを……していいか!
二宮てすら:あ、11じゃないです!
GM:おうっ
二宮てすら:18だった!達成値は35で!
GM:めちゃ増えた!
二宮てすら:ドッジお願いします!
GM:ドッジを……する!
真名川凛:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[2,6,6,9,9,10]+7[7]+1 → 18

GM:ダメだ……!
二宮てすら:それでも浅村雛野に手を伸ばそうとする真名川凛の、腕を掴む。
二宮てすら:無表情のまま、その手のひらが青白く発光する。
真名川凛:「あ……」
真名川凛:困惑したような目で二宮てすらを見つめる。
二宮てすら:「もう、夢から醒めて。お茶会はお終い」
二宮てすら:バヂイィイッ!!
真名川凛:腕を振りほどかなかったのは、諦めたからではない。受け入れたからではない。
真名川凛:単にその力が残っていなかったから。
二宮てすら:電流を流し込む。もう動かなくなるまで、しっかりと。
二宮てすら:3d10+11
DoubleCross : (3D10+11) → 21[10,1,10]+11 → 32

GM:真名川凛は倒れます。復活はありません
GM:同時に、一人残っていたエネミーも戦闘不能となります。
二宮てすら:手を放します。
二宮てすら:「ばいばい」
二宮てすら:侵蝕値は+5して、121に。
GM:◆K.O◆
GM:Finisher...二宮てすら
GM:Finishing move...《雷の槌》《雷の剣》
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:君たちの勝利だ。
端境 美那々:動かなくなった真名川凛と、彼女を拒絶した浅村雛乃を見つめている。
阿多良田馨:「……二宮さん?」遠慮がちに声をかける。
二宮てすら:「……」
二宮てすら:「ん、なにかな?」いつもの無表情だ。
阿多良田馨:「……ん、いや。その……」言いよどむ。「平気……かなって」
阿多良田馨:「俺は……あんまり平気じゃないから」
二宮てすら:「言ったでしょ?気持ちのいいものじゃないって」
阿多良田馨:「……」
阿多良田馨:「……二宮さん。その」
阿多良田馨:「俺の、友達になる?」真面目な顔で。
二宮てすら:無表情が、無表情になります。
阿多良田馨:「いや、根本的解決にはならないけど、少し気分が楽になるかと思うんだよ。こう、いろいろ分け合ったり、そういう……友達ってそういうものでしょ」
阿多良田馨:早口で話し出す。
阿多良田馨:「そういう……」
阿多良田馨:「違う。ごめん。違う」
阿多良田馨:「これじゃあのクッキーとおんなじだ」
阿多良田馨:「ごめん。忘れてほしい。俺、こういう時に何言っていいか全然わかんないんだ」
二宮てすら:「……阿多良田。その能力でそのヘタクソさなの、びっくりするね」
阿多良田馨:「……元々器用だったら、こんな能力いらなかった!」
二宮てすら:「ああ、ごめん。別に馬鹿にしてるわけじゃなくて」
二宮てすら:「初対面のときの印象よりだいぶ面白いやつだったな、ってしみじみ思ってるだけ」
阿多良田馨:「……それはこっちのセリフ」
二宮てすら:阿多良田くんのロイスを変更したいです。○友達/不安 で。
GM:OKです
阿多良田馨:二宮さんのロイスを変更します。○友達/不安。
阿多良田馨:「一個だけ、でも、不器用で良かったこと、あるよ」顔をくしゃっと歪める。
阿多良田馨:「二宮さんや端境さんと会えたことだ」
阿多良田馨:「全部帳消しにするにはちっちゃすぎるけど、でも。それだけは言いたかった」
二宮てすら:「だ、そうだけど。端境はなにかコメントある?」
端境 美那々:「……もう一人の端境美那々は君たちのことを覚えていない」
端境 美那々:「私は君たちのことを忘れないけれど、もう会うこともないだろうね」
端境 美那々:「それでも、意味はあったかな?」
阿多良田馨:「あるよ。あるさ。君は確かにここにいた。俺が覚えてる」
阿多良田馨:「……結局さ。端境さんのままでよかったの? 呼び方」
端境 美那々:「今更だね」猫の口から笑い声が漏れる。「もう呼ばれる機会はないのに」
端境 美那々:「でも……そうだな」
端境 美那々:「私に名前をつけたなら、思い出すたび、心の中で呼んでほしいな」
阿多良田馨:「……そっか。じゃあ、そうする」
二宮てすら:「もう会えない、か。困ったね」
二宮てすら:「私はまだ、キミのことを撫でていないのにね」
阿多良田馨:「なんだ、やっぱり撫でたかったんじゃん」
端境 美那々:「猫なら街中にいくらでも」
端境 美那々:「端境美那々をなでたいのなら……彼女と仲よくすることだね」
二宮てすら:「生憎、静電気もちは猫に嫌われるんだよ」
端境 美那々:からかうように、にゃあ、と鳴く。
二宮てすら:「まあ、そういうわけなんだ。端境 美那々の自意識が黒猫を撫でる少女のことを拒まないなら、なでられにきてくれよ」
端境 美那々:「機会があればそうするよ」
二宮てすら:「夢の中でお茶会を続けるのも否定しないけど、たまには外の空気を吸うのも悪くないと思うよ」
端境 美那々:「……それじゃあ、この辺で」
端境 美那々:足音も立てずに、浅村雛乃の前に歩いていく。
浅村雛乃:座り込んだまま、どこを見るでもなくボーッとしている。
端境 美那々:「浅村さん、忠告は覚えているかな。君はこれから大変になる。何の落ち度も……いや、少しはあるけれど」
端境 美那々:もちろんこの声は、オーヴァードでない彼女には聞こえない。
端境 美那々:猫は浅村雛乃を見つめて、更に二言三言、彼女には聞こえない言葉を語る。
端境 美那々:そして。「さよならだ、諸君」《ワーディング》を展開。《ハンドリング》を解除します。
黒猫:「……」
黒猫:「……にゃあ」きょとんとした顔で一声鳴き、階段へ走り去っていく。
GM:◆クライマックス END◆

GM:◆バックトラック◆
GM:Eロイスは一個!《不滅の妄執》!
GM:振りたければ振ってクレ!
阿多良田馨:振る!
端境 美那々:振ります!
端境 美那々:131-1d10
DoubleCross : (131-1D10) → 131-8[8] → 123

阿多良田馨:130-1d10
DoubleCross : (130-1D10) → 130-5[5] → 125

二宮てすら:ふるー!
二宮てすら:121-1d10
DoubleCross : (121-1D10) → 121-8[8] → 113

二宮てすら:そして1倍。残ロイスは5!
二宮てすら:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-33[6,7,7,4,9] → 80

阿多良田馨:残りロイス5個で、二倍振りします。
端境 美那々:ロイスは6個、戦闘用人格で1個減るから微妙なところ……
二宮てすら:帰還です!
端境 美那々:2倍振り!
阿多良田馨:125-10d10
DoubleCross : (125-10D10) → 125-54[3,10,4,2,7,2,10,4,2,10] → 71

阿多良田馨:よしよし
阿多良田馨:帰還!
端境 美那々:123-11d10
DoubleCross : (123-11D10) → 123-47[2,3,3,2,2,9,1,5,8,4,8] → 76

GM:全員帰還成功!
端境 美那々:無事帰還!
GM:おめでとうございます!
阿多良田馨:よかった!
GM:◆バックトラック END◆

GM:◆エンディング1◆登場PC…二宮てすら
GM:事件が終わり、UGN支部内での後処理も一段落したある日。
GM:寒風の吹く中を、君、二宮てすらは登校している。
GM:傍らには、所属支部の支部長が付き添っている。
二宮てすら:制服はこの学校指定のもの。それにいつものモッズコート姿。
二宮てすら:「支部長、私の我が侭に付き合ってくれてありがとうございます」
二宮てすら:相変わらずの無表情。本気で礼を言っているのか分からない。
支部長:「……いや。大した事じゃない」
支部長:スーツに薄手のコートしか着ていないので少し寒そうに手を擦り合わせる。
支部長:「しかし、分からないな。何のためなんだ」
支部長:「事件が解決したっていうのに、わざわざ同じ学校に転入したいというのは」
二宮てすら:「名目は被害者・加害者の記憶処理の経過観察と、オーヴァード覚醒した端境 美那々の観察になってますが」
二宮てすら:「私の口から提案したのは意外でしたか?」
支部長:「ああ。その程度なら校内に居るイリーガルの彼に依頼してもいい」
二宮てすら:「まあ、そうですね」
支部長:「君が仕事をした現場に残ろうとするのは……珍しいんじゃないかと思ってな」
二宮てすら:「知ってのとおり、今回の事件もかなり後味が悪いものでしたよ」
二宮てすら:「現場にもあんまり近づきたいとは思わない程度には。」
支部長:「なら、どうしてだ」
二宮てすら:「……」
二宮てすら:「実際なんでなんでしょうね」
二宮てすら:思い浮かべるのは、端境 美那々と阿多良田馨の顔。
二宮てすら:報告によれば、端境は事件のことをかけらも覚えておらず、こちらのことは知りもしない。
二宮てすら:そもそも。同じ学校に転入した所で、クラスどころか学年も違うのだ。
二宮てすら:同じ空間にいたとしても、同じ時を過ごせるわけではない。そんなことは、分かっているのに。
二宮てすら:「実際の所、自分でもよく分からないんですよ。支部長はどう思います?」
支部長:「お前に分からないお前の事が、俺に分かるわけないだろう……」
支部長:呆れたように溜息をつく。
二宮てすら:「まあ、そうでしょうね」
二宮てすら:そんな会話をしているうちに、二人は校門にたどり着く。
二宮てすら:「職員室はあっちの下駄箱から入って左手すぐです。支部長、先にいっててください」
支部長:「ん。わかった。……なあ、二宮」
二宮てすら:「はい」
支部長:「理由はわからなくても、個人的な欲求を持つのは悪いことじゃない」
支部長:「……戦う事は替わってやれないが、この程度なら叶えてやれるしな」
二宮てすら:二宮てすらは知っている。支部長が自分の我が侭をかなえるために、上とかけあって多少無理を通してくれたことを。
二宮てすら:「まあ、これは成功報酬なので。ちょっとくらい無理してもらわないとフェアじゃありませんし」
二宮てすら:でも、さっきと違って素直にお礼は言わない。
支部長:「本当に手厳しいな、お前は……」
二宮てすら:支部長をしっしと追い払うポーズをとる。
支部長:苦笑しつつ、来客用の下駄箱へと向かう。
二宮てすら:一人残った二宮てすらは、校舎の裏へ歩を進め、きょろきょろと周囲をみる。
二宮てすら:程なくして、見覚えのある黒猫を発見した。
二宮てすら:無表情のままポケットから手を出し、伸ばすが——
二宮てすら:全く興味を示さず、黒猫はその場から立ち去った。
二宮てすら:「……ッ」
二宮てすら:「唇、割れた」
二宮てすら:「空気、乾燥してるな」
二宮てすら:呟いて。支部長を追って校舎へ入っていきます。
GM:◆エンディング1 END◆

GM:◆エンディング2◆登場PC…阿多良田馨
GM:事件後、特に関わりの深かった者はUGNによる記憶処置が施され
GM:詳細は記憶していない。
GM:浅く関わった者は、真相を知らぬままに噂しあう。
男子生徒:「絶対なんか怪しいクスリとかだって」
男子生徒:「だって、こんな顔して校内ウロウロしてたんだぜ?」
男子生徒:わざとらしく口を開けてゾンビのようなポーズをとって見せる。
阿多良田馨:教室の自分の席。周りを囲む友人の話に半分耳を傾けながら、視線は机の上に落ちている。
阿多良田馨:そこには「おさらい中学英語・文法編」と書かれた参考書が開いてある。
阿多良田馨:ページをめくって、「単数形と複数形」のページをぼんやりと眺める。
阿多良田馨:「……あんましさ、悪いこと言わない方がいいよ」
男子生徒:「えー。そうかあ」
阿多良田馨:「ほんとのことなんて、わかんないじゃん。ほんとは何考えてたのか、そういう……」
阿多良田馨:「うーん……」頭を掻く。
阿多良田馨:「やめやめ! なんか楽しいこと考えようよ。なんか面白い動画とかさあ」
阿多良田馨:ぱたん、と参考書を閉じる。多分きっと、人に教える機会はもうない。ない方がいい。
男子生徒:「あ、それならさっきすっげぇウケるのあったんだよ。ちょっと待って」
阿多良田馨:「マジでー。見る見るー」
阿多良田馨:もう一人の端境美那々も、二宮てすらも、もう会わない方がいいのかもしれない。
阿多良田馨:何も事件が起こらないで、こうして友達と穏やかに過ごせた方が。
阿多良田馨:(でも、やっぱりちょっと、寂しいよな)
阿多良田馨:ちらりと端境美那々の机の方を見る。
端境 美那々:クラスの友人と談笑している。阿多良田馨からの視線には気づく様子もない。
阿多良田馨:少し様子を見るが、やはりあの時の片鱗はない。友人には少し怪訝に思われたかもしれない。
阿多良田馨:「…………」
阿多良田馨:向き直る。笑いながら友人たちの輪に戻っていく。
阿多良田馨:帰りに、花屋に寄ろう。明日、屋上に雛菊の花を置こう。そう思った。
GM:◆エンディング2 END◆

GM:◆エンディング3◆登場PC…端境美那々
GM:同じ教室の一画。
GM:浅村雛乃は、「特に関わりの深かった者」だ。
GM:UGNにより記憶処置が施され、事件の事を覚えてはいない。
GM:自分が何をされたのかも、何をしてしまったのかも。
浅村雛乃:席に着いて、ぼんやりと窓の外を眺めている。
端境 美那々:「雛乃ちゃん」その机の上に、小さな紙袋が置かれる。
端境 美那々:「クッキー、焼いてみたの。一緒に食べよ?」
浅村雛乃:「な……何? いきなり」
端境 美那々:プラスチックのカップを2つ並べ、ステンレスの水筒から紅茶を注ぐ。
端境 美那々:「最近、雛乃ちゃんとは全然遊んでなかったから」
端境 美那々:「ちょっとお話しませんか?」
浅村雛乃:「……私と話しても面白くないよ」
端境 美那々:「話を聞いてもらえるのは楽しいよ」
浅村雛乃:「変なやつ」
端境 美那々:「今日ね、学校の敷地で黒猫を見かけたの。しかもその子、昨日も一昨日もいたんだよ。三日連続」
浅村雛乃:「は? 何、何の話?」
端境 美那々:話しながらクッキーの袋を開け、一枚取り出す。「最近あったことの話」
端境 美那々:「絶対誰かが餌付けしてると思うんだけど、近づくと逃げちゃうんだよね。人に慣れてるわけじゃないのかな」
端境 美那々:「雛乃ちゃんは見てない? その黒猫」
浅村雛乃:「黒猫……?」
浅村雛乃:不意に、遠くを見るような目になる。
浅村雛乃:「わかんない。覚えが無いけど」
浅村雛乃:「何でだろう。見た事あるような気もする」
端境 美那々:「そっか。見かけたら教えてね」頷いて紅茶を啜る。
端境 美那々:「お茶、温かいうちにどうぞ」
浅村雛乃:「……うん」
浅村雛乃:おずおずと、紅茶を口に運ぶ。
浅村雛乃:頭の中に、誰かの言葉が残っている。
浅村雛乃:(君が全てを失って、誰にも見向かれず、助けを求めたとき)
浅村雛乃:(悲痛な『誰か』への呼び声に応えるのは、誰かな)
端境 美那々:端境美那々は事件について何も知らない。
端境 美那々:知っているのはUGNの作り上げたカバーストーリー。数日前、雛菊会のメンバー数人が一斉に入院したこと。
端境 美那々:また、同じく雛菊会の真名川凛が事故死した、ということ。
端境 美那々:元々よくない噂のあったところにこうした不幸な出来事が重なって、雛菊会は自然消滅した。それが美那々の見ている現実だ。
端境 美那々:だけど、世界が自分に見えているものだけでないことぐらいは知っている。世の中の誰もがそう想っているのと同じくらいに。
端境 美那々:今回、美那々にとって見えないところで何か大きな事件があったのだろう、という想像はつく。
端境 美那々:ただそれがあまりに身近で、それなのにあまりに何も分からないから、言いようのない違和感が残っているのだ。
端境 美那々:例えるのなら、台風の目の真ん中にいて雨粒の一滴も降らなかったのに、周囲は暴風雨に荒らされた痕が残っているような。
端境 美那々:端境美那々はいまさら事件について知ろうとは思わない。
端境 美那々:考えているのは、身近にいたはずなのに、いつの間にか見えないところで事件に巻き込まれていた友人のこと。
端境 美那々:自分は彼女のことを何も知らなかった。次はせめて、彼女に何が起きているのかを知りたい。できることなら手助けをしたい。
端境 美那々:そんな、個人的な後悔。
端境 美那々:「雛乃ちゃん。私は猫が好きなの」
端境 美那々:「嫌いなのはセロリと数学」
端境 美那々:「雛乃ちゃんは、バニラが嫌いで……好きなものは何?」
GM:◆エンディング3 END◆

GM:Double Cross The 3rd Edition
「麗しのデイジー」

GM:~Fin~